JP4714273B2 - 電力系のための過電圧制御システムおよび過電圧制御方法 - Google Patents

電力系のための過電圧制御システムおよび過電圧制御方法 Download PDF

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Description

背景技術
技術分野
本発明は概して電気的な電力系に関し、より詳細にはDC電力バスシステムにおける過電圧の制御に適した電力系アーキテクチャに関する。
関連技術の説明
交流電流(AC)電気機械は双方向電力変換器装置を介して直流電流(DC)系に接続することができる。AC電気機械がモータとして動作している場合には、変換器はDC電力源から受け取ったDC電力をAC電力に変換することによりAC電気機械に電力を提供する。このAC電力はAC電気機械に供給される。さらには、変換器はAC電気機械の種々の動作態様、例えば速度および/またはトルクを制御することができる。
択一的に、AC電気機械はトルクが機械シャフトに供給される場合にはジェネレータとして動作することができる。例えば、AC電気機械駆動型の自動車が制動されている場合、慣性により走行している場合、または下り坂を走行している場合には、変換器がAC電気機械によって生成されたAC電力をDC電力に整流することによりDC電力源にDC電力を提供する。この動作モードは、生成された電力が車両の電力系に戻され蓄積されるので、しばしば回生モードと称される。
双方向電力変換器のDC側を高電圧(HV)DCバスに接続することができる。DC電力源も含めた他のコンポーネントも典型的にHVDCバスに接続される。DC電力源および他のコンポーネントはHVDCバスにおける最大DC電圧以下で動作するよう設計されている。HVDCバスにおけるDC電圧が最大DC電圧を上回る場合(以下では「過電圧」状態と称する)には、DC電力源および/または他のコンポーネントが損傷する恐れがある。
システムコントローラは典型的に、HVDCバスにおける電圧が調整(制御)されるように電力変換器の動作を制御するために使用される。システムコントローラの機能のうちの1つは、AC電気機械がジェネレータモードで動作している場合にHVDCバスにおける過電圧状態を阻止することである。
システムコントローラは電源を必要とする。電力がシステムコントローラに供給されない場合、システムコントローラは動作不能になるので、電力変換器を介してHVDCバスにおける電圧を適切に調整することはできない。つまり、幾つかの動作条件下では、HVDCバスに不所望な過電圧が生じる可能性がある。
発明の概要
電気機械に接続される電力系における過電圧を阻止するためのシステムおよび方法を説明する。簡潔に説明すると、1つの態様においてある実施形態は、高電圧直流電流バスにおける動作電圧を検出し、電力系の少なくとも1つのコンポーネントが動作状態であるか否かを求め、検出された動作電圧が閾値電圧を上回り、且つコンポーネントが動作状態でない場合には、電力系の電力変換器に信号を伝送し、電気機械の複数の端子を一緒に短絡させる方法に要約することができる。
別の態様において実施形態は、電気機械がジェネレータモードにおいて動作している場合には電気機械から受け取った交流電流(AC)電力を直流電流(DC)電力に変換する変換器と、変換器からのDC電力を受け取るようコンフィギュレートされている高電圧直流電流バスと、電力系を動作させる少なくとも1つのコンポーネントと、コンポーネントの動作状態に対応する状態信号を受信するバックアップ電源を含んでいる、電気機械に電力を供給する電力系に要約され、バックアップ電源はHVDCバスの検出された動作電圧に対応する電圧信号を受信し、また検出された動作電圧が閾値電圧よりも大きく、且つコンポーネントが動作状態でない場合に信号を電力変換器に伝送し、バックアップ電源は信号に応答して電気機械の複数の端子を一緒に短絡させるよう動作する。
図面の簡単な説明
図面において同一の参照番号は同様の構成素子または同様に作用する構成素子を表す。構成素子の大きさおよび相対的な位置は図面において縮尺通りには示されていない。例えば、種々の構成素子の形状および角度は縮尺通りではなく、これらの構成素子のうちの幾つかは任意の大きさに拡大されて示されており、図面が見易くなるよう配置されている。さらには、図示されている構成素子の特定の形状は、特定の構成素子の実際の形状に関する何らかの情報を提供することを意図したものではなく、単に図面における認識を容易にするために選択された形状に過ぎない。
図1は、1つの実施形態による、略示された電気機械および電力系のブロック図である。
図2は、バックアップ電源の実施例をより詳細に示したブロック図である。
図3は、ヒステリシスコンパレータの実施例をより詳細に示したブロック図である。
図4は、上側の閾値および下側の閾値を使用する、図3のヒステリシスコンパレータの動作を示した電圧図である。
図5は、図2に示したバックアップ電源の2つの制御スイッチおよび線形調整器を示したブロック図である。
図6は、図2に示したバックアップ電源の例示的なプッシュプル変換器を示したブロック図である。
図7は、バックアップ電源とトランジスタゲートとの間の4つのインタフェース回路の内の1つを示すブロック図である。
図8は、電力変換器内に存在するトランジスタ装置のブロック図を示す。
図9は、バックアップ電源の実施形態に基づくプロセッサの簡略化されたブロック図である。
図10は、電気機械に接続された図1のDC電力系における過電圧を阻止するためのプロセスの実施形態を示したフローチャートである。
図11は、バックアップ電源の実施形態が実施されている装置のブロック図である。
発明の詳細な説明
図1は、電気機械102および電力系104のブロック図である。電力系104は交流電流(AC)バス106を介して交流(AC)電力を電気機械102に供給することができる。ある実施例においては、電気機械102が永久磁石(PM)電気機械である。
電力系104は、図示していない他のコンポーネント間において、双方向の電力変換器108、主電源110、HVDCバス112、システムコントローラ114、ハウスキーピング電源(HKPS)116、バッテリ118およびバックアップ電源120を含む。以下ではシステムの実施形態をより詳細に説明する。
電力変換器108のDC側および主電源110は高電圧直流電流(HVDC)バス112に接続されている。電気機械102はACバス106を介して電力変換器108のAC側に接続されている。
電気機械102がモータとして動作している場合には、電力変換器108は主電源110から受け取った直流(DC)電力をAC電力に変換することにより電気機械102に電力を供給する。
択一的に、電気機械102がジェネレータとして動作している場合には、電力変換器108は電気機械102により生成されたAC電力をDC電力に整流することにより主電源110にDC電力を供給する。
例えば、電気機械102が自動車を動作させているならば、車両が制動されているか、慣性により走行しているか、下り坂を走行している場合には電気機械102はジェネレータモードで動作することができる。通常の動作状態中には、電力変換器108をHVDCバス112における動作電圧を調整、制御および/または制限するために起動させることができる。
上述したように、最大HVDC電圧を上回らないようにHVDCバス112の電圧は調整される。動作DC電圧が最大HVDC電圧を上回ると、上述した1つまたは複数のコンポーネントが損傷する可能性がある。
通常の動作状態中にはシステムコントローラ114は、電力変換器108内に存在するコンポーネントがHVDCバス112上のDC動作電圧を調整し、電力変換器へのDC動作電圧を制御するように動作するようコネクション部122を介して制御信号を供給する。電力はHKPS116によってコネクション124を介してシステムコントローラ114に供給される。HKPS116は典型的には主電源110からコネクション126を介して電力を受け取り、受け取った電力をシステムコントローラ114の動作に適した電圧および/または電流に変圧および/または変換する。電力が主電源110から供給されない場合には、コネクション128を介してシステムコントローラ114にバックアップ電源の電力を供給するためにバッテリ118を使用することができる。付加的には、始動時にHKPS116はコネクション128を介してバッテリ118から電力を受け取り、受け取った電力をシステムコントローラ114の動作に適した電圧および/または電流に変圧および/または変換することができる。一度主電源110が完全に動作できる態になると、HKPS116は電力をバッテリ118からではなく主電源110から受け取ることができる。
上述のDC電力系104の信頼性が問題になる可能性がある。例えば、DC電力系104は、モータの信頼性が非常に高いことが所望される機械を作動させる電気機械102に給電することができる。したがって、HKPS116が動作不能になると、HVDCバス112におけるDC電圧が最大HVDC電圧を上回る場合には、バックアップ電源120の種々の実施形態がHVDCバス112におけるDC電圧を制限するよう動作する。
バックアップ電源120の実施形態は通常の動作状態中は停止される。この停止されたモードを「スリープ」モードと称する。HVDCバス112の電圧が少なくとも最大HVDC電圧を下回っている限りにおいて、もしくは少なくともHVDC電圧閾値以下である限りにおいて、バックアップ電源120の実施形態はスリープモードにとどまる。HVDC電圧閾値は、少なくとも選択されたマージンだけ最大HVDC電圧以下である値に選択される(幾つかの実施形態においてはHVDC電圧閾値を最大HVDC電圧に等しく規定することができる)。
上述したように、幾つかの動作状態中にはHVDCバス112における動作電圧がHVDC電圧閾値を上回る可能性がある。例えば、HKPS116が動作不能になり、且つ電気機械102がジェネレータモードで動作している場合には、HVDC112における動作電圧が不所望に増大し、制御不能になる可能性がある。そのような動作状態においては、以下において説明するように、HVDCバス112における動作電圧がHVDC電圧閾値を越えて上昇するとバックアップ電源120を起動させることができる。
バックアップ電源120の実施形態はコネクション130を介してHVDCバス112の電圧を監視する。便宜上「HV_dc」と記す状態信号、または他の状態信号がコネクション130を介して主電源110から供給される。HV_dcはHVDCバス112の動作電圧に対応する。別の実施形態においてバックアップ電源120は、HVDCバス112の動作電圧を直接的に監視するようコンフィギュレートされているコンポーネントを含む。さらに別の実施形態においては、別の装置がHV_dc信号をバックアップ電源120に供給することができる。択一的な実施形態においては、状態信号HV_dcがHVDCバス112の動作電圧はHVDC電圧閾値(または実施形態に応じて、上側HVDC電圧閾値および下側HVDC電圧閾値によって規定されるHVDC電圧閾値範囲)を上回っているか下回っているかに対応する。すなわち、HVDCバス112の電圧がHVDC電圧閾値と比較され、HVDCバス112の電圧がHVDC電圧閾値よりも大きいか小さいか(および/または等しいか)が示される。
バックアップ電源120の幾つかの実施形態は、バックアップ電源120のオペラビリティをテストする手段および/またはバックアップ電源120の状態をシステムコントローラ140に示す手段を有する。例えば、システムコントローラ114は周期的に(例えばシステム起動時に)、バックアップ電源120の動作状態をテストするために、例えば「SC_Test」と表す適切な信号をコネクション134を介して送信する。バックアップ電源120は自己診断を実施し、例えば「BP_FB」と表される適切なフィードバック信号をシステムコントローラ114に送信することによってシステムコントローラ114に応答する。種々の実施形態において、信号BP_FBを特定の通信スキーマおよび/または使用される信号フォーマットに依存して、コネクション135、コネクション134または他の適切なコネクションを介して伝送することができる。バックアップ電源120が動作状態でなく、SC_Test信号に適切に応答しない場合には、システムコントローラ114は適切な調整アクションおよび/または予防アクション(例えば、車両の始動を許可しない、および/または、ドライバに警告する)を行うための保護ルーチンを実行することができる。1つの例示的なシナリオにおいては、HKPS116が入力電力をシステムコントローラ114に供給できない場合、システムコントローラ114が動作不能になる可能性がある。例えば、HKPS116は(主電源110および/またはバッテリ118からの)電力が不足することによって、または内部コンポーネントのエラーによって動作不能になる可能性がある。このシナリオにおいては、HPKS116の動作状態を示している、例えば「HKPS_lost」と表される適切な状態信号または同様の信号がコネクション132を介して供給される。したがって、システムHKPS116が故障すると、バックアップ電源120によって故障した状態が検出される。
別のシナリオにおいては、例えばシステムコントローラ114のコンポーネントが故障したような場合にはシステムコントローラ114自体が動作不能になる可能性がある。この場合、システムコントローラ114の動作状態を表す適切な状態信号または同様の信号がシステムコントローラ114から供給される。したがって、システムコントローラ114が故障すると、バックアップ電源120によって故障した状態が検出される。
バックアップ電源120の上述の実施形態はHKPS116の動作状態を検出する。例として、HKPS116の動作状態を監視する実施形態を上記において説明した。関心のある他の装置および/またはそれらのコンポーネントの動作状態をバックアップ電源120の択一的な実施形態によって監視することができる。
HKPS116または監視される他の装置および/またはそのコンポーネントが動作不能になったことが検出されると、バックアップ電源120はコネクション136を介して電力変換器108内のコンポーネントに信号を供給し、電気機械102の端子が電気的に短絡される。電気機械102の端子を電気的に短絡させる少なくとも1つの効果はHVDCバス112の電圧を低下させることである。
電力変換器108は電界効果トランジスタ(FET)、酸化金属半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)のような複数のトランジスタ装置802(図8を参照されたい)および関連する逆並列ダイオードを含むが、これらに制限されるものではない。そのようなトランジスタ装置802を「電力半導体デバイス」とも称する。したがってコネクション136における信号は、電気機械102の端子が電気的に短絡され、これによりHVDCバス112の動作電圧が低減されるように電力変換器108内のトランジスタを作動させるようコンフィギュレートされている。1つの実施形態においては、トランジスタ装置802のゲートが制御されると、電気機械の複数の端子が一緒に短絡されるように、少なくとも1つのゲート信号が形成され、および/または、コネクション136を介して複数のトランジスタ装置に伝送される。特定の実施形態を以下においてより詳細に説明する。
以下では、図2から図7に示されている、選択された実施例を詳細に説明する。以下説明する実施例は、上述のバックアップ電源120(図1を参照されたい)の選択された実施形態を使用する、例示的なDC電力系104の動作の種々の原理を表すものである。以下説明するシステム、装置および/またはコンポーネントは代替的なシステム、装置および/またはコンポーネントを使用して実現しても良い。その種のシステム、装置および/またはコンポーネントは同様の動作および/または機能を有することができる。択一的に、その種のシステム、装置および/またはコンポーネントを、図2から図7に示されているものとは異なるようにコンフィギュレートすることができる。さらに、異なる動作および/または機能を有している(ここでは説明しない、または簡潔のために図2から図7には示されていない)他のシステム、装置および/またはコンポーネントを使用してもよい。
図2は、バックアップ電源120の選択された実施例をより詳細に示したブロック図である。バックアップ電源120に対する2つの入力132および134はそれぞれHKPS116(HKPS_lost入力)およびシステムコントローラ114(SC_Test)に由来する。バックアップ電源120の出力136は、電力変換器108(図1および図8を参照されたい)内に存在するトランジスタ装置802(図8を参照されたい)のゲートに送信される。択一的な実施形態においては、コネクション135(BP_FP)を介してシステムコントローラ114(図1を参照されたい)へのフィードバックが供給される。
バックアップ電源120を条件に応じて、上述の入力132,134のいずれかによって作動させることができる。この条件は、HV_dc信号に対応するHVDCバス112(図1を参照されたい)の動作電圧が少なくとも閾値電圧を上回っていなければならいということである。この実施例においては、電圧閾値は300Vdcに設定されている。DC電源およびHVDCバス112において予定される動作電圧範囲の設計要件に基づいたあらゆる適切な電圧閾値を選択することができる。
種々の動作状態において、バックアップ電源120をコネクション134における適切な信号(SC_Test)によって作動させることができる。そのような動作状態は、電気機械102の端子を電気的に短絡させることなく、バックアップ電源120の動作信頼性を検査するために使用することができる種々のテストを含むが、本願はこれに制限されるものではない。つまり、バックアップ電源がテストされる場合(SC_Test信号が存在する)、(HKPS_lost信号およびHV_dcバス信号が同時に存在しない限りにおいて。下記の表1を参照されたい)端子の短絡を生じさせる上述の信号は電力変換器108に伝送されない。
したがって、出力インタフェース216内に存在するスイッチ1104(図11を参照されたい)は、バックアップ電源120が電力変換器108に接続されないように操作される。テストがコネクション134におけるSC_Test信号に応答して行われる場合には、テスト結果に対応するフィードバック信号(BP_FB)がコネクション135を介してシステムコントローラ114に伝送される。
例えば、システムコントローラ114はコネクション134を介してSC_Test信号をバックアップ電源120に伝送することができるが、本願はこれに制限されるものではない。バックアップ電源120の出力が適切である場合(それ以外の場合には、種々の実施形態においては出力インタフェース216におけるスイッチ1104が開かれることなく、バックアップ電源120の出力がコネクション136に伝送される)、適切なフィードバック信号(BP_FP)を形成することができ、またコネクション135を介してシステムコントローラ114に伝送される。システムコントローラ114はバックアップ電源の動作信頼性を評価するためにフィードバック信号を分析する。多数のタイプのテスト、またその対応するフィードバック信号が存在し、これらはバックアップ電源120および/またはその内部に存在するコンポーネントにおいて実施することができ、またそのようなテストおよびフィードバック信号は都合良く説明するには数が多すぎる。その種の全てのテストおよびフィードバック信号は本発明の範囲内に含まれることが意図されている。
テストは種々の状態に依存して開始される。例えば、電力系104の起動中にバックアップ電源120のテストを開始することが望ましい。幾つかの実施形態においては、バックアップ電源120のテストを周期的に実施することが望ましい。したがって、タイマ138または同様のものをシステムコントローラ114に接続することができるか、システムコントローラ114内に設けることができ、これによりタイマ138はテストを周期的に開始するために信号または同様のものを周期的に形成することができる。バックアップ電源120のテストを開始することが望ましい他の例示的な状況を以下において説明する。
2つの入力132および134(HKPS_lostおよびSC_Test)およびHV_dcバス(検出された動作電圧は300Vdc電圧閾値を上回る)に関する論理的なレベルはアクティブローとし、またフィードバックおよび出力はアクティブハイであるとする。表1は1つの実施例に関する入力/出力の真理表である。
Figure 0004714273
表1は、HVDCバス112の動作電圧が300Vdcを下回る場合(論理的に1)、バックアップ電源120は起動されないことを示す(最初の4つの状態)。したがって、他の入力の状態を問わず、バックアップ電源120からの出力またはフィードバック信号はない。HVDCバス112の動作電圧が300Vdcを上回る場合(論理的に0)、いずれかの入力または両方の入力がアクティブローであれば(論理的に0)コネクション135におけるフィードバック信号が形成される。HVDCバス112の動作電圧が300Vdcを上回る場合(論理的に0)、HKPS_lost入力がアクティブローであれば(論理的に0)コネクション136における出力信号が形成される。例えば、HKPS_lost入力信号がアクティブローであり(論理的に0)且つHVDCバス112の動作電圧が300Vdcを上回る場合(論理的に0)には、バックアップ電源120からの出力信号が形成される。
バックアップ電源120は少なくとも以下の機能ブロックを含む。入力論理ゲートおよびアイソレーション202、ヒステリシスコンパレータ204、分圧器および電圧調整器206、線形調整器208、第1の制御スイッチ210、第2のスイッチ212,プッシュプル変換器214(dc/dcコンバータとも称する)および出力インタフェース216。以下ではこれらのコンポーネントの動作を選択された実施例に関して詳細に説明する。
入力論理ゲートおよびアイソレーション202ブロックは論理ANDゲートを介して2つの入力信号(HKPS_lost入力およびSC_Test)を受け取り、光アイソレータ(図示せず)を通過させる。2つの入力132,134のいずれかがアクティブローである場合には、出力218が論理的にロー状態である(イネーブル)。両方の入力132,134がインアクティブである場合には、出力218は高インピーダンス状態になる(ディスエーブル状態)。
図3は、ヒステリシスコンパレータ204の考えられる1つの実施形態を示すブロック図である。ヒステリシスコンパレータ204ブロックはヒステリシス電圧コンパレータである。ヒステリシスコンパレータ204に対する入力は分圧器および電圧調整器206に由来する。入力220は入力論理ゲートおよびアイソレーション202のブロック(イネーブル/ディスエーブル回路;図示せず)の出力218によって制御される(イネーブル/ディスエーブル)。例示的なヒステリシスコンパレータ204は入力論理ゲート300、5ボルト(5V)の基準電圧へのコネクション302および5つの抵抗(R1〜R5)を有する。入力論理ゲートおよびアイソレーション202(図1を参照されたい)の2つの入力132,134の一方または両方がアクティブである場合には、ヒステリシスコンパレータ204への入力220はイネーブルになる(イネーブル/ディスエーブル回路;図示せず)。
図4は、上側閾値電圧および下側閾値電圧を使用するヒステリシスコンパレータ204(図3を参照されたい)の動作を説明するための電圧図400である。ヒステリシスコンパレータ204の出力222はHVDCバス112の電圧を測定することにより求められる。HVDCバス112の電圧が上側閾値(VTH)を上回る場合には、ヒステリシスコンパレータ204の出力222はハイになる。HVDCバス112の電圧が下側閾値(VTL)を下回る場合には、ヒステリシスコンパレータ204の出力222はローになる。図3の例示的なコンパレータにおいては、上側閾値および下側閾値が次式により定義される。
Figure 0004714273
この実施例では以下のパラメータが適用される。VTH=2.981VおよびVTL=2.481Vに設定し、20kのR3を選択すると、R4は200kになり、84.5kのR2を選択するとR1は100kになる。図3におけるR5は10k(R4>>R5)に設定され、外部プルアップとして使用される。VCCは給電電圧である。上記の式(1)および(2)中のVTHおよびVTLはHVDCバス112閾値(下記を参照されたい)のスケーリングされた形である。
ヒステリシスコンパレータ204の入力220はHVDCバス112を介して接続されている分圧器および電圧調整器206に由来する。この実施例においては、分圧器のスケーリングファクタは0.99%である。2.481Vの下側閾値においては、対応するdcバスは251Vである。2.981Vの上側閾値においては、対応するdcバスは301Vである。5Vの基準電圧が抵抗および電圧調整器を備えたHVDCバスからタップされる。入力論理ゲートおよびアイソレーション202、ヒステリシスコンパレータ204および制御スイッチ210ブロックには5Vが給電される。
図5は、図2に示されている、2つの制御スイッチ210,212および線形調整器208を説明するためのブロック図である。一方のスイッチQ1はHVDCバスに線形調整器208(図2を参照されたい)を接続するため、またHVDCバスを線形調整器208から切断するために使用される。他方のスイッチQ2はプッシュプル変換器214に線形調整器208を接続するため、またプッシュプル変換器214を線形調整器208から切断するために使用される。制御スイッチの入力222はヒステリシスコンパレータ204の出力に由来する。ヒステリシスコンパレータ204がHKPS_lostおよびSC_Test入力のうちの一方または両方によりイネーブルにされ、且つヒステリシスコンパレータ204入力が上側閾値(300VDCバスと等価)を上回る場合には、その出力222はハイになる。図2および図5はヒステリシスコンパレータ204からのハイ出力がスイッチQ1およびQ2をオンにすることを示す。
さらに図5はHVDCバス電圧が、ツェナーダイオードZ1を備えた線形調整器208によって15Vに調整されることを示す。制御スイッチ210,212がオンされない場合には、ストレージキャパシタC1はバイパス抵抗R10を介して、調整された電圧15Vに充電される。電流制限抵抗R7およびR8は、250VのDCバスにおいてプッシュプル変換器214が少なくとも20mAを受け取ることができるように選択されている。20mAはこの実施例に関してプッシュプル変換器214から要求される入力電流である。
図6は、例示的なプッシュプル変換器214を説明するためのブロック図である。例示的なプッシュプル変換器214は線形調整器208からの15Vdc(参照番号226)を200kHzのスイッチング周波数を有する15Vac出力610に変換する。プッシュプル変換器214はパルストランス602、2つのスイッチング装置Q3およびQ4、2つの比較器604および606、基準電圧部612(種々の実施形態における分圧器(図示せず)により15Vdc(参照番号226)から導出される)および三角波生成器608から構成されている。15Vdcコネクション226の用途に基づき、三角波生成器608の出力がコネクション612における基準電圧と比較される。比較器604および606の出力の極性は常に反対である。2つのスイッチ装置Q3およびQ4のゲートにおける逆の極性により、スイッチ装置Q3およびQ4のうちの一方はいつでもオンになる。
三角波生成器608は電圧比較器およびRC充電/放電回路(図示せず)から構成されている。トランス巻線の基準点は、入巻線が出巻線により生成されたトランス芯内の磁界を自動的にリセットするように割り当てられる。
図7は、バックアップ電源120とトランジスタ装置802(図8を参照されたい)との間の4つのインタフェース回路のうちの1つを説明するためのブロック図である。プッシュプル変換器214のコネクション610における出力は4つの同一のトランス702を並行して駆動させる。整流後にトランス702の出力側は光学スイッチ710を介して電力変換器108(図1を参照されたい)におけるトランジスタ装置802のゲート804、例えばIGBTゲートにコネクション704を介して接続される。
この実施形態においては、コネクション714におけるSC_Test入力信号が存在する場合(図7に示されている実施形態においてはSC_Test信号がアクティブなハイ信号である)、バックアップ電源はトランジスタ装置802(図8を参照されたい)のゲート804に接続されない。別の実施形態においては、ハウスキーピング電源が故障し、且つHV_dc電圧が所定の閾値を上回る場合には(上記の表1を参照されたい)、SC_Test入力の状態を問わず、バックアップ電源はトランジスタ装置802(図8を参照されたい)のゲート804に接続される。バックアップ電源が利用可能である場合には、トランジスタ装置802のゲート804へのバックアップ電源のコネクションを問わず、コネクション708におけるバックアップ電源フィードバック(BP_FP)信号は常に利用可能である。コネクション708におけるBP_FP信号は、システムコントローラ114がテスト信号(SC_Test134)をバックアップ電源120に送信する場合には、このシステムコントローラ114に情報を供給する。
図7に示されているように、バックアップ電源とトランジスタ装置802のゲートとのコネクションは光学スイッチ710の導通により定められる。光学スイッチ710の導電は光学制御部712が導通されていないことにより定められる。つまりSC_Test入力714は存在しない。SC_Test入力714が存在する場合には、光学制御部712が導通される。これによりMOSFETQ5のゲートが短絡される。この場合、光学スイッチ710は導通されず、バックアップ電源はトランジスタ装置802(図8を参照されたい)のゲート804には接続されない。SC_Test入力が存在しない場合には、光学制御部712が導通される。
下部トランジスタ装置802bに対しては、バックアップ電力は利用可能になると即座に供給される。上部トランジスタ装置802aに対しては、バックアップ電力は(タイマ706により)約140μs後に供給されることになる。タイマ706の導入により、バックアップ電力に関する時間は段階的に増分される。上部の3つのトランジスタ装置802aが前後して動作されることを回避するために、バックアップ電力は完全に形成されるまでトランジスタゲートには供給されない。下部の3つのトランジスタ装置802bへのバックアップ電力の供給(スイッチオフ)はシュートスルーを阻止することに役立つ。
電力変換器108(図1を参照されたい)の1つのタイプにおいては、上部の3つのトランジスタ装置802aの各ゲート804aは固有のバックアップ電源を有する。下部の3つのトランジスタ装置802bのゲート804bは同じバックアップ電力を共有する。上部の3つのトランジスタ装置802aの3つのゲート804aのためのインタフェースはタイマ706を有する。バックアップ電力のフィードバックは下部の3つのトランジスタ装置802bへのインタフェースからタップされる。
図8は、電力変換器108内に設けられているトランジスタ装置802のブロック図である。そのようなトランジスタ装置は電界効果トランジスタ(FET)、酸化金属半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)または絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)でよいが、それらに制限されるものではない。あらゆる適切なトランジスタ装置または同様の動作機能を有する制御可能な装置を電力変換器108において使用することができる。ここでは6個のトランジスタ装置802、すなわち上部の3つのトランジスタ装置802aおよび下部の3つのトランジスタ装置802bが電力変換器108内に設けられている。それぞれのゲート804に信号が印加されることによりトランジスタ装置802が起動される。したがって、バックアップ電源120から電力変換器108に伝送される信号により、電気機械の複数の端子が一緒に短絡されるように複数のトランジスタ装置802の動作状態がセットされる。
ここで説明する実施例においては、利用できるバックアップ電力(15Vacおよび15Vdc)に関する条件は、HVDCバス112における電圧が300Vであるかそれ以上であり、またHKPS_lost入力およびSC_Testのいずれかまたは両方が存在することである。バックアップ電源をトランジスタ装置802のゲート804に接続するための条件は、バックアップ電源が利用可能であり、且つSC_Test入力が存在しないことである。
上述のバックアップ電源の実施例は電力系において使用される一例に過ぎず、したがって制限的なものではない。種々の択一的な複数の実施形態も考えられる。図9は、バックアップ電源の実施形態を基礎としたプロセッサの簡略化されたブロック図である。このバックアップ電源の実施例は、少なくとも1つのプロセッサ902およびメモリ904(または他の適切なコンピュータ読み取り可能媒体またはプロセッサ読み取り可能媒体)を有する、プロセッサベースのシステム900において実現される。バックアップ電源の上述の機能を実施するためのロジック906はメモリ904内に設けられている。ロジック906をプログラムとして実現することができる。したがって、プロセッサ902によるロジック906の実行により、選択されたコンポーネント908の動作状態およびHVDCバス112(図1を参照されたい)の動作電圧が検出され、動作電圧が閾値電圧を上回り、且つ選択されたコンポーネント908が動作不能になる場合には電気機械102の端子が短絡される。
図10は、電気機械102に接続されているDC電力系104(図1を参照されたい)における過電圧を阻止するための処理の実施形態を説明するフローチャート1000である。図10のフローチャート1000は、動作電圧が電圧閾値を上回り、且つ選択されたコンポーネント908が動作不能になると、電気機械102の端子が短絡されるロジック906(図9を参照されたい)を実施するための実施形態のアーキテクチャ、機能および動作を示す。択一的な実施形態は、状態マシンとしてコンフィギュレートされているハードウェアを用いてフローチャート1000のロジックを実行する。この点に関して、各ブロックはコードのモジュール、セグメントまたは一部を表し、特定の論理機能を実施するための1つまたは複数の実行可能な命令を含む。択一的な実施形態においては、ブロック内に記載されている機能を図10に示されている順序通りに行われなくて良い、または付加的な機能を含んでいてもよいことを言及しておく。例えば以下において詳細に説明するように、含まれる機能に依存して、図10において連続的に示されている2つのブロックを実際には同時的に実施することができ、ブロックを時には逆の順序で実行することができ、もしくは幾つかのブロックは毎回実施する必要はない。その種の全ての修正形態およびヴァリエーションは本発明の範囲に含まれることが意図されている。
プロセスはブロック1002において開始される。ブロック1004においては、高電圧力直流電流(HVDC)バスにおける動作電圧が検出される。ブロック1006においては、電力系の少なくとも1つのコンポーネントが作動状態であるか否かが求められる。ブロック1008においては、検出された動作電圧が閾値電圧より大きい場合、且つコンポーネントが動作状態でない場合には、電力系の電力変換器に信号が伝送される。ブロック1010においては、電気機械の複数の端子が一緒に短絡される。プロセスはブロック1012において終了する。
図11は、バックアップ電源120の実施形態が実現される装置1102のブロック図である。上述したように種々の動作状態において、バックアップ電源120をコネクション134(図1を参照されたい)における適切な信号(SC_Test)により起動させることができる。そのような動作状態は、電気機械102の端子を電気的に短絡させることなく、バックアップ電源120の動作信頼性を検査するために使用することができる種々のテストを含むが、これらに制限されるものではない。したがって出力インタフェース216内に設けられているスイッチ1104は、テストが実施されている場合、および/または、テストがバックアップ電源120は誤動作している、または、所期のように動作していないことを示す場合、バックアップ電源120が電力変換器108に接続されないように作動される。テストがコネクション134におけるSC_Test信号に応答して行われる場合には、1つまたは複数のテスト結果に対応するフィードバック信号(BP_FB)がコネクション135を介してシステムコントローラ114に伝送される。
例えば、電力系104が(装置1102としての)電気自動車を作動させるために使用される場合には、バックアップ電源120のテストが電気自動車の動作中に実行されることも考えられる。そのような状況においては、出力インタフェース216内に存在するスイッチは、バックアップ電源120が電力変換器108に接続されないように操作される。つまり、出力信号がコネクション136を介して電力変換器108にまだ伝送されていないにもかかわらず、電気機械102の端子が電気的に短絡されるように、バックアップ電源120をテストすることができる。したがって、主電源110は電力変換器108を介して電気機械102に電力を供給し続け、電気自動車の動作は同時にバックアップ電源120がテストされながらも継続される。コネクション136を介して信号を電力変換器108に伝送することなくバックアップ電源120のテストが所望される数多くの状況が存在することは明らかであり、ここで適切に説明するには数が多すぎる。その種の全ての状況は本発明の範囲に含まれることが意図されている。
システムコントローラ114がバックアップ電源120の動作を評価するために上述のテストを実行する場合には、システムコントローラは適切なレポートまたは他の指示を電力系104の他のコンポーネントおよび/または電力系104を有する装置のコンポーネントに出力することができる。例えば、ディスプレイなどのようなユーザインタフェース装置1106はシステムコントローラ114からバックアップ電源120のテストの結果を表す情報を受信することができる。したがって、システムコントローラ114は形成されたテストレポートを適切なフォーマットの信号を用いてユーザインタフェース装置1106にコネクション1110を介して伝送するようコンフィギュレートされた適切なインタフェース1108を有する。別の実施形態においては、ユーザインタフェース1106があらゆるタイプの適切なテスト装置、例えばメータなどでよい、もしくはコネクション1110を介してテストの結果に対応する情報を受信するようコンフィギュレートされた特別なタイプの装置であってもよい。
別の実施形態においては、バックアップ電源120が故障している、および/または、所期のように動作しないことをテストが示す場合には適切なアクションを実施することができる。したがって、適切な信号がインタフェース1108からコネクション1114を介してアクション装置1112に伝送される。例えば、アクション装置1112は電力系104を有する装置の動作を阻止するために起動させることができる安全装置、スイッチなどでよいが、これらに制限されるものではない。もしくはアクション装置1112は警報装置などでもよい。
さらに別の実施形態においては、アクション装置1112はバックアップ電源120のテストを自身で開始することができる。例えば、電力系または装置1102の始動中に、別の機能を有するスイッチなどをシステムコントローラ114によって受信された信号のコネクション1114への伝送のために作動させることができる。それに応答して、システムコントローラ114はバックアップ電源120のテストを開始する。例えば、電力系104の実施形態を有する車両がドライバによって始動される時にそのようなテストが開始されるが、これに制限されるものではない。したがってアクション装置はスタータスイッチ自体、車両の始動に基づき起動される別の装置または車両の始動を検知するよう動作する装置でよい。
別の実施形態においては、出力インタフェース216におけるスイッチ1104がコネクション135またはコネクション136に接続されるようにコネクション135がコネクション136に対応してもよい。コネクション135に接続される場合、システムコントローラ114はバックアップ電源120の上述の出力を直接的に分析するようコンフィギュレートされる。
上述の種々の実施形態においてバックアップ電源120(図1を参照されたい)は、制御動作についての指示を記憶する関連するメモリ、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、電気的に消去可能なリードオンリーメモリ(EEPROM)または他のメモリ装置を備えた、マイクロプロセッサ、ディジタルシグナルプロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)および/または駆動ボードまたは駆動回路を使用することができる。バックアップ電源120は電力系104の他のコンポーネントと共にハウジングすることができる、または他のコンポーネントとは別個にハウジングすることができる、または部分的に他のコンポーネントと一緒にハウジングすることができる。
要約書に記載されている事項も含む上述の実施形態は本発明を網羅することを意図しておらず、もしくは本発明を記載した正確な形態に制限するものではない。説明のために特定の実施形態および実施例を記載したが、当業者であれば本発明の精神および範囲を逸脱することなく種々の等価の修正を行えることが分かる。
明細書および請求項において使用されているように術語「トランジスタ装置」および/または「電力半導体デバイス」は、標準の半導体に関して大電流、高電圧および/または大量の電力を処理するよう設計された半導体装置、例えば電力半導体スイッチ装置、電力半導体ダイオードまた電力分配において使用される他のその種の装置、例えば用途に関連付けられたグリッドまたは伝送を含む。
上記においてはブロック図、スキーマおよび例を用いて装置および/またはプロセスの種々の実施形態を詳細に説明した。その種のブロック図、スキーマおよび例が1つまたは複数の機能および/または動作を含む限りにおいて、当業者であればそのようなブロック図、フローチャートまたは例における各機能および/または各動作を個別におよび/または一緒に、広範な範囲のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェアまたは仮想的なそれらのあらゆる組み合わせによって実施することができる。1つの実施形態においては、本発明の対象を特定用途向けIC(ASIC)によって実現することができる。しかしながら当業者であれば、本明細書に記載されている実施形態の全てまたは一部を標準的な集積回路で、1つまたは複数のコンピュータにおいて実行される1つまたは複数のコンピュータプログラムとして(例えば1つまたは複数のコンピュータシステムにおいて実行される1つまたは複数のプログラムとして)、1つまたは複数のコントローラ(例えばマイクロコントローラ)において実行される1つまたは複数のプログラムとして、1つまたは複数のプロセッサ(例えばマイクロプロセッサ)において実行される1つまたは複数のプログラムとして、ファームウェアとして、または仮想的なそれらのあらゆる組み合わせとして同等に実施することができることが分かり、また回路の設計およびソフトウェアおよび/またはファームウェアのためのコードの記述も当業者であれば本明細書を考慮して十分になすことができる。
さらに当業者であれば、本明細書において説明した制御メカニズムを種々の形態のプログラム製品として頒布することができ、また同様に、使用される特定タイプの信号搬送媒体を考慮せずに図面に示した実施形態を実際に頒布することができることが分かる。信号搬送媒体の例にはフロッピーディスク、ハードディスクドライブ、CD ROM、ディジタルテープおよびコンピュータメモリのような記録可能なタイプの媒体、またTDMまたはIPベースの通信コネクション(例えばパケットコネクション)を使用するディジタルおよびアナログの通信コネクションのような伝送タイプの媒体が含まれるが、本願はこれらに制限されるものではない。
コンテクストが別の要求をしない限りにおいて、明細書および請求項に記載されている「含む」またはそれに類似する表現「含んでいる」などは、「含むが、〜制限されるものではない」といった意味も含めて広く解釈されるべきである。
本明細書における「1つの実施形態」または「ある実施形態」という表記は、実施形態と関連させて説明した特定の特徴、構造または特性が本発明によるシステムおよび方法の少なくとも1つの実施形態に含まれることを意味している。したがって、本明細書全体にわたる種々の箇所における「1つの実施形態において」または「ある実施形態において」という表現は同一の実施形態全てを参照している必要は無い。さらには、特定の特徴、構造または特性を1つまたは複数の実施形態において適切に組み合わせることができる。
上記の記載からは、本明細書において本発明の特定の実施形態は説明を目的として記載されており、本発明の精神および範囲から逸脱することなく種々の変更を行えることが分かる。したがって本発明は付属の請求項に記載されている事項以外では制限されない。
上述の種々の実施形態をさらなる実施形態を提供するために組み合わせることができる。
1つの実施形態による、略示された電気機械および電力系のブロック図である。 バックアップ電源の実施例をより詳細に示したブロック図である。 ヒステリシスコンパレータの実施例をより詳細に示したブロック図である。 上側の閾値および下側の閾値を使用する、図3のヒステリシスコンパレータの動作を示した電圧図である。 図2に示したバックアップ電源の2つの制御スイッチおよび線形調整器を示したブロック図である。 図2に示したバックアップ電源の例示的なプッシュプル変換器を示したブロック図である。 バックアップ電源とトランジスタゲートとの間の4つのインタフェース回路の内の1つを示すブロック図である。 電力変換器内に存在するトランジスタ装置のブロック図を示す。 バックアップ電源の実施形態に基づくプロセッサの簡略化されたブロック図である。 電気機械に接続された図1のDC電力系における過電圧を阻止するためのプロセスの実施形態を示したフローチャートである。 バックアップ電源の実施形態が実施されている装置のブロック図である。

Claims (43)

  1. 電気機械に電力を供給する電力系において、
    前記電気機械がジェネレータモードにおいて動作している場合には該電気機械から受け取った交流電流(AC)電力を直流電流(DC)電力に変換する変換器と、
    前記変換器からのDC電力を受け取るようコンフィギュレートされている高電圧直流電流(HVDC)バスと、
    前記電力系を動作させる少なくとも1つのコンポーネントと、
    前記コンポーネントの動作状態に対応する状態信号を受信するバックアップ電源を含み、該バックアップ電源は前記HVDCバスの検出された動作電圧に対応する電圧信号を受信し、検出された前記動作電圧が閾値電圧よりも大きく、且つ前記コンポーネントが動作状態でない場合に信号を前記電力変換器に伝送することを特徴とする、電力系。
  2. 前記電力変換器は前記信号に応答して、前記電気機械の複数の端子を一緒に短絡させる、請求項1記載の電力系。
  3. 前記電力変換器は複数のトランジスタ装置を含み、前記バックアップ電源から前記電力変換器に伝送される前記信号により、前記電気機械の前記複数の端子が一緒に短絡されるように前記複数のトランジスタ装置の動作状態がセットされる、請求項1記載の電力系。
  4. 前記トランジスタ装置のゲートが制御され、前記電気機械の前記複数の端子が一緒に短絡される場合には、前記電力変換器への信号の伝送の際に、複数のトランジスタ装置への複数のゲート信号が伝送される、請求項記載の電力系。
  5. 前記コンポーネントは、前記電力変換器を制御するシステムコントローラを含む、請求項1記載の電力系。
  6. 前記コンポーネントは、少なくとも1つのシステムコントローラに電力を供給するハウスキーピング電源を含み、前記システムコントローラは前記電力変換器の動作を制御する、請求項1記載の電力系。
  7. 前記バックアップ電源により生成された電力は前記ハウスキーピング電源により生成された電力とは電気的に分離される、請求項6記載の電力系。
  8. 前記電力変換器を制御するシステムコントローラと、
    前記バックアップ電源にテストを行わせる、前記システムコントローラによって形成されたテスト信号を前記バックアップ電源に伝送する第1のコネクションと、
    受信した前記テスト信号に応答して、前記バックアップ電源によって形成されたフィードバック信号を前記システムコントローラに伝送する第2のコネクションとをさらに含む、請求項1記載の電力系。
  9. 前記システムコントローラはさらに、前記フィードバック信号に応答して保護ルーチンを実行する、請求項8記載の電力系。
  10. 前記保護ルーチンを実行する際に電力系の始動が阻止される、請求項9記載の電力系。
  11. 前記保護ルーチンを実行する際に前記電気機械の動作を通知する、請求項9記載の電力系。
  12. 受信した前記テスト信号に応答して、前記バックアップ電源を前記電力変換器から分離する出力インタフェースをさらに含む、請求項8記載の電力系。
  13. 前記テスト信号は電力系が存在する装置の起動に応答して形成される、請求項8記載の電力系。
  14. 前記テスト信号は電力系の動作中に発生するイベントに応答して形成される、請求項8記載の電力系。
  15. 受信した前記状態信号および受信した前記電圧信号を分析し、検出された前記動作電圧が閾値電圧よりも大きく、且つ前記コンポーネントが動作状態でない場合を検出し、前記電力変換器への信号形成する少なくとも1つのロジックが記憶されているメモリと、
    前記ロジックを検索し実行するプロセッサとをさらに含む、請求項1記載の電力系。
  16. 電気機械に電力を供給する電力系において、
    前記電気機械がジェネレータモードにおいて動作している場合には該電気機械から受け取った交流電流(AC)電力を直流電流(DC)電力に変換する変換器と、
    前記変換器からのDC電力を受け取るようコンフィギュレートされている高電圧直流電流(HVDC)バスと、
    前記電力系を動作させる少なくとも1つのコンポーネントと、
    前記コンポーネントの動作状態に対応する状態信号を受信するバックアップ電源を含み、該バックアップ電源は前記コンポーネントが動作状態でない場合に信号を前記電力変換器に伝送することを特徴とする、電力系。
  17. 永久磁石電気機器に接続されている電力系における過電圧を阻止する方法において、
    バックアップ電源が高電圧直流電流(HVDC)バスにおける動作電圧を検出し、
    前記バックアップ電源が前記電力系の少なくとも1つのコンポーネントが動作状態であるか否かを求め、
    検出された前記動作電圧が閾値電圧を上回り、且つ前記コンポーネントが動作状態でない場合には、前記電気機械の複数の端子を一緒に短絡させるよう、前記バックアップ電源は前記電力系の電力変換器に信号を伝送する、電力系における過電圧を阻止する方法。
  18. バックアップ電源は、さらに、検出された前記動作電圧を前記閾値電圧と比較する、請求項17記載の方法。
  19. テスト信号を前記バックアップ電源に伝送し、
    前記バックアップ電源の動作をテストし、
    伝送された前記テスト信号に応答するフィードバック信号を受信するシステムコントローラを備え
    該フィードバック信号は前記テストのテスト結果に対応し、少なくとも前記バックアップ電源のテスト中には、前記電気機械の複数の端子の一緒の短絡を行わない、請求項17記載の方法。
  20. 前記システムコントローラは前記テスト信号を前記バックアップ電源に伝送し、
    前記フィードバック信号を前記バックアップ電源から受信する、請求項19記載の方法。
  21. 前記システムコントローラは、
    前記電力系が存在する装置を起動させ、
    該装置の起動に応答して前記テスト信号を伝送する、請求項19記載の方法。
  22. 前記システムコントローラは、前記電力系の動作中に発生するイベントに応答して前記テスト信号を伝送する、請求項19記載の方法。
  23. 前記バックアップ電源は、前記コンポーネントが動作状態であるかを求める際に、ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求め、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する、請求項17記載の方法。
  24. 前記バックアップ電源は、前記コンポーネントが動作状態であるかを求める際に、システムコントローラが動作状態であるかを求め、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラが動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する、請求項17記載の方法。
  25. 前記バックアップ電源は、
    前記コンポーネントが動作状態であるかを求める際に、
    システムコントローラが動作状態であるかを求め、
    ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求め、
    検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラまたは前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する、請求項17記載の方法。
  26. 前記バックアップ電源は、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回る場合、且つ前記システムコントローラおよび前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する、請求項25記載の方法。
  27. 前記電力変換器への信号の伝送の際に、複数のトランジスタ装置に複数のゲート信号を伝送し、これにより前記トランジスタ装置のゲートを制御し、前記電気機械の前記複数の端子を一緒に短絡させる、請求項17記載の方法。
  28. 電気機器に接続されている電力系における過電圧を阻止するシステムにおいて、
    前記システムはバックアップ電源を備え、該バックアップ電源は、
    高電圧直流電流(HVDC)バスにおける動作電圧を検出する手段と、
    前記電力系の少なくとも1つのコンポーネントが動作状態であるか否かを求める手段と、
    検出された前記動作電圧が閾値電圧を上回り、且つ前記コンポーネントが動作状態でない場合には、前記信号が伝送されるとき前記電力変換器が前記電気機械の複数の端子が一緒に短絡されるよう、前記電力系の電力変換器に信号を伝送する手段とを備える、ことを特徴とする、電力系における過電圧を阻止するシステム。
  29. 前記バックアップ電源は、さらに、検出された前記動作電圧を前記閾値電圧と比較する手段を含む、請求項28記載のシステム。
  30. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める手段は、
    ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求める手段をさらに含み、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項28記載のシステム。
  31. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める手段は、
    システムコントローラが動作状態であるかを求める手段をさらに含み、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラが動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項28記載のシステム。
  32. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める手段はさらに、
    システムコントローラが動作状態であるかを求める手段と、
    ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求める手段とを含み、
    検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラまたは前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項28記載のシステム。
  33. 検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回る場合、且つ前記システムコントローラおよび前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項32記載のシステム。
  34. テスト信号をバックアップ電源に伝送する手段と、
    前記バックアップ電源の動作をテストする手段と、
    伝送された前記テスト信号に応答するフィードバック信号を受信する手段とを備えるシステムコントローラを含み、
    該フィードバック信号は前記テストのテスト結果に対応し、少なくとも前記バックアップ電源のテスト中には、前記電気機械の複数の端子の一緒の短絡は行われない、請求項28記載のシステム。
  35. 前記システムコントローラは、
    前記テスト信号を前記バックアップ電源に伝送する手段と、
    前記フィードバック信号を前記バックアップ電源から受信する手段とをさらに含む、請求項34記載のシステム。
  36. 前記システムコントローラは、
    前記電力系が存在する装置を起動させる手段と、
    該装置の起動に応答して前記テスト信号を伝送する手段とをさらに含む、請求項34記載のシステム。
  37. 前記システムコントローラは、前記電力系の動作中に発生するイベントに応答して前記テスト信号を伝送する手段をさらに含む、請求項34記載のシステム。
  38. バックアップ電源により高電圧直流電流バスにおける動作電圧を検出し、
    前記バックアップ電源により電力系の少なくとも1つのコンポーネントが動作状態であるか否かを求め、
    検出された前記動作電圧が閾値電圧を上回り、且つ前記コンポーネントが動作状態でない場合には、前記バックアップ電源により前記電力系の電力変換器に信号を伝送し、電気機械の複数の端子を一緒に短絡させることにより、該電気機器に接続されている前記電力系における過電圧を阻止する、プロセッサに対する命令が記憶されていることを特徴とする、プロセッサ読み出し可能媒体。
  39. さらに、前記バックアップ電源により検出された前記動作電圧を前記閾値電圧と比較させる命令を含む、請求項38記載の媒体。
  40. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める命令は、ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求め、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する命令をさらに含む、請求項38記載の媒体。
  41. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める命令は、システムコントローラが動作状態であるかを求め、検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラが動作状態でない場合には、前記信号を前記電力変換器に伝送する命令をさらに含む、請求項38記載の媒体。
  42. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める命令はさらに、
    システムコントローラが動作状態であるかを求める命令と、
    ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求める命令とを含み、
    検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラまたは前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項38記載の媒体。
  43. 前記コンポーネントが動作状態であるかを求める命令はさらに、
    システムコントローラが動作状態であるかを求める命令と、
    ハウスキーピング電源が動作状態であるかを求める命令とを含み、
    検出された前記動作電圧が前記閾値電圧を上回り、且つ前記システムコントローラおよび前記ハウスキーピング電源が動作状態でない場合には、前記信号が前記電力変換器に伝送される、請求項38記載の媒体。
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