JP4714037B2 - 同期型メモリのコントロールシステム - Google Patents

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本発明は、同期型メモリと同期型メモリをコントロールするメモリコントローラからなるメモリコントロールシステムに関する。
近年、マイクロプロセッサの動作速度の向上に伴い、高速アクセスを実現するために、主記憶装置として用いられるダイナミックランダムアクセスメモリ(以下、DRAMと称す)等、クロック信号に同期して動作する同期型DRAM(シンクロナスDRAM:以下、SDRAMと称す)が用いられている。そして、近年では、更なる高速アクセスを可能とするため、クロック信号の立上がり及び立下りの両エッジでデータをやりとりするダブルデータレートSDRAM(以下、DDR−SDRAMと称す)が普及してきている。
このDDR−SDRAM等の高速SDRAMにおいては、高速アクセスを行う際にデータのやりとりを確実に行うために、ディレイロックドループ回路(以下、DLLと称す)を用いてクロックの位相調整が行われている。図1は、従来におけるDDR−SDRAMの概略ブロック図を示した図である。各部の説明については後述するが、DLL103によって外部クロックと内部クロックとの同期を調整している。
ところが、一般的にはシステムノイズ等によりDDR−SDRAMのDLLの位相ロックが外れてしまうことがあり、その場合データのマージンが損なわれてアクセスエラーが発生することが懸念されている。
この問題を解決するために、特許文献1の発明では、DLLのロック状態(内部クロックと外部クロックとの位相が揃っている状態)を検出してアンロック時のアクセス処理を停止する方法が提案されている。図2は、特許文献1の発明の概略図である。図2のアンロック検出回路213がDLL203のロック状態を監視し、アンロック時にはその旨を示す信号をメモリ内部の出力バッファ211やコマンドデコーダ205や、あるいは図外のメモリコントローラに対して出力することで、アンロック時のアクセス処理を停止することを実現している。
特開2000−187981号公報
しかしながら、DDR−SDRAMを使用する一般的なシステムでは、メモリコントローラ側でもDLLを使用し、DDR−SDRAMとのデータの読出/書込時の位相調整を行っているが、従来技術を用いた場合には、メモリコントローラ側でのDLLのロック状態が不良の場合には依然としてアクセスエラーが発生するという課題がある。
また、特許文献1の発明ではDDR−SDRAMからデータ読出時のアクセスエラーしか考慮されていないが、DDR−SDRAMへの書込時においてもメモリコントローラ側のDLLの位相ロックが外れてしまった場合には、同様にアクセスエラーが発生してしまう。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、同期型メモリにおけるクロックの同期状態及びメモリコントローラにおける位相調整状態に応じた処理を実行することでアクセスエラーをより一層低減させたメモリコントロールシステムを提供することを目的とする。
そこで、本発明においては、かかる課題を解決するために、同期型メモリと、同期型メモリをコントロールするメモリコントローラと、からなるメモリコントロールシステムを提供する。同期型メモリは、外部クロック信号に同期した同期型メモリ内部の内部クロック信号を生成する内部同期信号生成回路と、前記外部クロック信号と前記内部クロック信号との同期状態を監視して同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態か否かを示す同期状態判定信号を生成する同期状態判定信号生成回路と、メモリコントローラから、後記位相調整状態判定信号を入力する入力ノードと、同期状態判定信号と、位相調整状態判定信号と、に基づいてエラー検知信号を出力可能なエラー信号出力回路と、を有する。また、メモリコントローラは、同期型メモリへのデータ入力時又は同期型メモリからのデータ出力時のメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態か否かを示す前記位相調整状態判定信号を出力する位相調整状態判定信号出力回路を有する。
また、同期型メモリは、メモリコントローラからの制御信号及びエラー検知信号に基づいて内部制御信号を出力する内部制御回路を有していてもよく、内部制御回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、制御信号に対応する内部制御信号を出力しないとしてもよい。また、同期型メモリは、エラー検知信号を入力可能であり、かつ、読出データを保持し出力するデータ出力回路を有していてもよく、データ出力回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、読出データの出力を延期するとしてもよい。また、同期型メモリは、エラー検知信号を入力可能であり、かつ、書込データを入力するデータ入力回路を有していてもよく、データ入力回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、書込データの入力を延期するとしてもよい。また、同期型メモリは、エラー検知信号を入力可能であり、かつ、アドレスをカウントアップするカウンター回路を有していてもよく、カウンター回路は、エラー検知信号の結果がエラーを示す場合には、カウントアップを停止してもよい。また、エラー信号出力回路は、同期状態判定信号による同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態を示す場合及び/又はメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態を示す場合に前記エラー検知信号を出力してもよい。
本発明は、同期型メモリ及びメモリコントローラの双方における位相の調整状態に基づいてエラー信号を出力することにより、ノイズやジッター等によるアクセスエラーの削減が可能となる。
以下に、各発明の実施の形態を説明する。なお、本発明はこれら実施の形態に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
なお、以下の実施形態と請求項の関係は次の通りである。実施形態1は、主に請求項1、6、7、8などについて説明する。実施形態2は、主に請求項2などについて説明する。実施形態3は、主に請求項3などについて説明する。実施形態4は、主に請求項4などについて説明する。実施形態5は、主に請求項5などについて説明する。
<<実施形態1>>
<実施形態1の概要>
本実施形態は、同期型メモリとメモリコントローラと、からなるメモリコントロールシステムに関するものである。同期型メモリは、内部クロック信号の同期状態と、メモリコントローラ側における位相調整状態とに応じてメモリ内部にエラー信号を出力する。これにより、ノイズやジッター等によるアクセスエラーの発生を低減させることが可能となる。
<実施形態1の構成>
図3に本実施形態における機能ブロックの一例を示す。図3に示す「メモリコントロールシステム」(300)は、「同期型メモリ」(310)と、「メモリコントローラ」(320)と、からなる。同期型メモリ310は、「内部同期信号生成回路」(311)と、「同期状態判定信号生成回路」(312)と、「入力ノード」(313)と、「エラー信号出力回路」(314)と、を有する。メモリコントローラ320は、「位相調整状態判定信号出力回路」(321)を有する。以下、図3を参照しながら各構成要件についての概要を説明する。
内部同期信号生成回路311は、外部クロック信号に同期した同期型メモリ内部の内部クロック信号を生成する。外部クロック信号とは、メモリコントローラから入力されるシステムクロック信号のことである。同期型メモリでは、外部クロック信号とメモリ内部の内部クロック信号との間で同期をとることで、より一層の高速アクセスを実現している。この内部同期信号生成回路311は、例えばDLLによって外部クロックと内部クロックとの間に生じる時間差を制御・調整している。そして、この生成された内部クロック信号は、メモリ内部におけるクロックとして各制御に利用される。
同期状態判定信号生成回路312は、前記外部クロック信号と前記内部クロック信号との同期状態を監視して同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態か否かを示す同期状態判定信号を生成する。一例としては、外部クロック信号と内部クロック信号のそれぞれの立上がり、立下りにて異なる幅のパルスを発生させ、幅の大きいパルスに幅の小さいパルスが包含されているかを検出することなどによって同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態か否かを判断することができる。
入力ノード313は、メモリコントローラ320から、位相調整状態判定信号を入力する。位相調整状態判定信号とは、同期型メモリへのデータ入力時又は同期型メモリからのデータ出力時のメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態か否かを示す信号である。本実施形態においてはこのようにメモリコントローラ320の内部における位相の調整状態をも加味して同期型メモリ310内部の制御を可能にした点が特徴である。位相調整状態判定信号の詳細については後述する。
エラー信号出力回路314は、同期状態判定信号と、位相調整状態判定信号と、に基づいてエラー検知信号を出力可能なものである。すなわち、エラー信号出力回路314は、同期型メモリ310内部におけるクロックの同期状態と、メモリコントローラ320内部での位相の調整状態との、二つの状態からエラー状態であることを検知してエラー信号を出力する。これにより、アクセスエラーをより一層低減させることが可能となる。
メモリコントローラ320の位相調整状態判定信号出力回路321は、同期型メモリへのデータ入力時又は同期型メモリからのデータ出力時のメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態か否かを示す前記位相調整状態判定信号を出力する。DDR−SDRAMにおいてはデータの入出力時において、同期型メモリと、メモリコントローラとの間で入出力されるデータストローブ信号(以下、「DQS信号」という)をクロックとして利用してデータの送受信のタイミングを調整しているが、メモリコントローラ内部にてこのDQS信号とクロック等との位相調整状態がエラー状態になってしまう場合には、アクセスエラーが生じてしまう。そこで、実施形態1においては、メモリコントローラ320内部における位相調整状態についても同期型メモリに通知することでかかるアクセスエラーを低減させることができる。
図4は、実施形態1における同期型メモリの具体的な一例としてDDR−SDRAMの構成例を示す概略ブロック図である。以下、図4を参照にしながら具体的に説明を行う。図4において、DDR−SDRAM401は、クロックジェネレータ402、DLL403、モードレジスタ404、コマンドデコーダ405、制御回路406、ロウアドレスバッファおよびリフレッシュカウンター407、カラムアドレスバッファおよびバーストカウンター408、データコントロール回路409、データラッチ回路(ラッチ回路)410、データ出力バッファ(出力バッファ)411、データ入力バッファ(入力バッファ)412、アンロック検出回路413、AND回路414、ロウデコーダ420〜423、カラムデコーダ430〜433、センスアンプ440〜443、メモリセルアレイ450〜453を有する。構成要件との対応としては、内部同期信号生成回路としてDLL403を有しており、同期状態判定信号生成回路としてアンロック検出回路413を有しており、図外のメモリコントローラからの位相調整状態判定信号LOCK_CTLを入力するための入力ノードを有しており、エラー信号出力回路としてのAND回路414を有している。
このDDR−SDRAM(同期型メモリ)401は次のように動作する。クロックジェネレータ402では図外の外部メモリコントローラから入力される相補な外部クロック信号CKおよび/CKと、そしてクロックイネーブル信号CKEを受けて、内部クロック信号の元になるクロック信号を生成してDLL403に出力する。DLL403ではクロックジェネレータ402から入力されるクロック信号から位相を調整した内部クロック信号を生成し、データ出力バッファ411、アンロック検出回路413を含む各部へ出力する。モードレジスタ404は所定の動作モードに対する情報、例えばバースト長のデータ等を保持する。コマンドデコーダ405では外部から入力される信号/CS,/RAS,/CAS,/WEから書込/読出などの動作コマンドをデコードする。制御回路406ではモードレジスタ404に保持された各種モードデータと、コマンドデコーダ405でデコードされた動作コマンドから各部の動作を制御する。ロウアドレスバッファおよびリフレッシュカウンター407では制御回路406からの指示でロウアドレスを保持し、またリフレッシュを実施するロウアドレスをカウンターにて自動生成する。カラムアドレスバッファおよびバーストカウンター408では制御回路406からの指示でカラムアドレスを保持し、またバースト長の分カラムアドレスのカウントアップを行う。データコントロール回路409では制御回路406からの指示でデータのI/Oの切り替えを行う。ラッチ回路410では、出力データに関しては内部クロックでラッチした後データ出力バッファ411へ出力し、またデータ入力バッファ412から入力される入力データに関しては、外部から入力されるDQS信号でラッチした後内部クロックへの乗せ換えを行いデータコントロール回路409へ出力する。データ出力バッファ411ではラッチ回路410からの出力データを、DLL403からの位相調整された内部クロックで乗せ換えて出力データ信号DQとして外部に出力し、またDQのストローブ信号であるDQS信号を外部のメモリコントローラに出力する。データ入力バッファ412は外部から入力される入力データ信号DQを外部から入力されるストローブ信号DQSでラッチしてラッチ回路410に出力し、またラッチの際に外部から入力されるデータマスク信号DMに従ってデータマスクを行う。ロウデコーダ420〜423では制御回路406からの指示に従いロウアドレスバッファおよびリフレッシュカウンター407からのロウアドレスをデコードしてメモリセルアレイ450〜453の該当する行を選択する。カラムデコーダ430〜433ではカラムアドレスバッファおよびバーストカウンター408からのカラムアドレスをデコードしてメモリセルアレイ450〜453の該当する列を選択する。センスアンプ440〜443ではメモリセルアレイ450〜453の低電圧の信号と周囲回路の信号とのレベルを合わせて、データコントロール回路409とデータをやり取りする。メモリセルアレイ450〜453ではロウデコーダ420〜423で選択された行およびカラムデコーダ430〜433で選択された列のコンデンサに対してデータの書込/読出を行う。
アンロック検出回路413ではクロックジェネレータ402から出力されるクロック信号と、DLL403から出力される位相を調整した内部クロック信号との同期状態がエラー状態か否かの検出を行い、その判定結果の同期状態判定信号LOCKをAND回路414と図外のメモリコントローラに出力する。
AND回路414は外部メモリコントローラから入力される位相調整状態判定信号LOCK_CTLと、アンロック検出回路413から入力される同期状態判定信号LOCKのAND演算を行い、エラー検知信号ERRをデータ出力バッファ411、データ入力バッファ412、カラムアドレスバッファおよびバーストカウンター408、コマンドデコーダ405などに出力する。なお、エラー信号出力回路の一例としてAND回路414を示しているが、もちろん位相調整状態判定信号や同期状態判定信号の信号レベルによってはOR回路を用いることも可能である。さらに、NAND回路やNOR回路などを用いることも可能である。すなわち、エラー信号出力回路は、同期状態判定信号LOCKによる同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態を示す場合及び/又は位相調整状態判定信号LOCK_CTLによるメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態を示す場合に前記エラー検知信号ERRを出力する構成であってよい。また、図示していないが、エラー検知信号の出力先も、制御回路406、ロウアドレスおよびリフレッシュカウンター407、データコントロール回路409などに対して出力されるとしてもよい。
そして、図4で示す構成において、DDR−SDRAM401側の同期状態がエラー状態である場合には、同期状態判定信号LOCKがエラー状態を示す"L"レベルとなって、図外のメモリコントローラと、エラー信号出力回路であるAND回路414と、に入力される。この結果、AND回路414からはエラー検知信号ERRがエラー状態を示す"L"レベルとなって、DDR−SDRAM401内の各部に出力される。これに対して、メモリコントローラ側の位相調整状態がエラー状態である場合には、位相調整状態判定信号LOCK_CTLが"L"レベルとなって同期型メモリのエラー信号出力回路であるAND回路414に入力される。この結果、同様にAND回路414からはエラー検知信号ERRがエラー状態を示す"L"レベルとなって、DDR−SDRAM401内の各部に出力される。そして、このエラー検知信号ERRを受けた各部においては後述する実施形態で説明するように、アクセスエラーを回避するための各処理が行われ得ることになる。
図5は、実施形態1におけるメモリコントローラ510の具体的な構成の一例を示す概略ブロック図である。図5で示す同期型メモリ501をコントロールするメモリコントローラ510は、クロックジェネレータ511と、制御回路512と、バッファ513と、DLL514と、位相調整状態判定信号出力回路515と、AND回路516と、を有している。一般に、DDR−SDRAMを利用したメモリコントロールシステムにおいては、外部クロックの2倍の周波数でデータの入出力を行うことにより、データのマージン幅が狭くなるため、メモリからコントローラまでの配線長が異なるとデータがレシーバに届くまでの時間に差が生じてしまいレシーバがデータを取り込むタイミングを決定することが困難になるという事情から、データの転送タイミングをレシーバに知らせる観点でデータ入出力時の動作基準クロックとして利用するDQS信号を利用している。そして、図6は、メモリコントローラ側のタイミングチャートの一例を示した図である。図6(a)に示すように、DDR−SDRAMからのデータ読出の場合は、DDR−SDRAMから入力されるDQS信号を、メモリコントローラ側でデータをラッチするクロックとして使用するため、データのアイパターンの中心になるようにDLLで位相を調整している。また、図6(b)に示すように、DDR−SDRAMへのデータ書込の場合は、メモリコントローラからDDR−SDRAMにデータを出力する際に、出力DQSのエッジが出力データのアイパターンの中心になるように、DLLでデータ出力用クロックの位相を調整する。このようにメモリコントローラ側においてもDLLにて位相を調整しているが、この位相にずれが生じる場合には、適切なデータの送受信を行うことができなくなってしまうため、位相調整状態判定信号LOCK_CTLを、例えばエラーを示す"L"レベルとして出力することで、同期型メモリ側においてアクセスエラーを回避するための処理が行われ得ることになる。なお、図5で示すように、メモリコントローラ側においても位相調整状態判定信号LOCK_CTLと、同期型メモリの同期状態判定信号LOCKと、に基づいてメモリコントローラ内部にエラー検知信号を出力するエラー信号出力回路としてのAND回路516を有していてもよい。また、この場合には、このAND回路516から出力されるエラー検知信号に基づいて後述するような同期型メモリに対する制御コマンドや、出力データの再送や、あるいは、同期型メモリからの入力データを取り込まないなどの処理が行われてもよい。
<実施形態1の効果>
実施形態1に記載のメモリコントロールシステムにおいては、同期型メモリにおけるクロックの同期状態と、メモリコントローラにおける位相調整状態とに基づいて同期型メモリにてエラー検知信号を出力することにより、アクセスエラーの発生を低減させることができる。特に、同期型メモリ内部の同期状態に加えて、メモリコントローラ内部にて位相のずれが生じた場合であっても、そのエラーを同期型メモリ側にて検知することが可能となったため、より一層のアクセスエラーの低減を実現することが可能となる。
<<実施形態2>>
<実施形態2の概要>
実施形態2におけるメモリコントロールシステムにおいては、エラー検知信号によってエラーが検知された場合には、その間における内部制御信号を出力しない同期型メモリを有することを特徴とするものである。
<実施形態2の構成>
図7に、実施形態2におけるメモリコントロールシステムの機能ブロック図の一例を示す。図7に示す「メモリコントロールシステム」(700)は、「同期型メモリ」(710)と、「メモリコントローラ」(720)と、からなる。同期型メモリ710は、「内部同期信号生成回路」(711)と、「同期状態判定信号生成回路」(712)と、「入力ノード」(713)と、「エラー信号出力回路」(714)と、「内部制御回路」(715)を有する。メモリコントローラ720は、「位相調整状態判定信号出力回路」(721)を有する。内部制御回路715を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。
内部制御回路715は、メモリコントローラからの制御信号及び前記エラー検知信号に基づいて内部制御信号を出力する。ここでいう制御信号とは、データの書込/読み出しやアドレス入力などのコマンドを示す信号である。また、内部制御信号とは、同期型メモリ内部に対して命令を出力する信号である。そして、この内部制御回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、制御信号に対応する内部制御信号を出力しない。エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、同期型メモリ内部での同期状態がエラーになっている場合や、あるいは、メモリコントローラ内部での位相調整状態がエラーになっている状態を示しているため、このような場合において受信したコマンドなどを実行した場合にはアクセスエラーが生じる可能性が高いため、内部制御信号を出力しないことでかかるアクセスエラーを事前に防止することが可能となる。
図8は、実施形態2における同期型メモリの具体的な一例を示した概略ブロック図である。図8に示す同期型メモリの各部については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。図8においては、コマンドデコーダ805と、制御回路806とのいずれか一、又はいずれもが内部制御回路に該当し得る。コマンドデコーダ805が内部制御回路に該当する場合には、図外のメモリコントローラから入力される制御信号の一例である/CS、/RAS、/CAS、/WEなどの信号が入力された場合であっても、その信号に相当するコマンドのデコード処理を行わない。一方、制御回路806が内部制御回路に該当する場合には、コマンドデコーダによってデコードされたコマンドについては、同様に何も処理を行わない。
図9は、本発明におけるメモリコントロールシステムにおける同期型メモリと、メモリコントローラとのタイミングチャートの一例を示した図である。具体的には、図9(a)が同期型メモリ側のタイミングチャートであり、図9(b)がメモリコントローラ側のタイミングチャートである。そして、図9(a)、(b)におけるt1からt11は、それぞれ同一のタイミングを示している。また、エラー検知信号ERRは、同期状態判定信号LOCKと、位相調整状態判定信号LOCK_CTLとに基づいてレベルが変化している。ここで、実施形態2においては、例えばt1からt3の状態を想定しているものである。すなわち、エラー検知信号ERRがエラーの状態を示す"L"になっているt2の時点においては、同期型メモリ側においては、入力CMD(コマンド)&ADR(アドレス)は同期型メモリ側では内部制御回路を制御して取込みを行わない(無視する)よう処理される。一方、メモリコントローラ側においては、エラー検知信号ERRが"L"レベルとなるt2の時点においては出力CMD(コマンド)&ADR(アドレス)はメモリコントローラ側では出力用のバッファやコマンド発生回路(図示しない)などを制御して保持する(再送する)よう処理されることが好ましい。
なお、メモリコントローラ側のエラー状態の検知のトリガーとしては、同期型メモリ内の同期状態判定信号LOCKおよびメモリコントローラ内の位相調整状態判定信号LOCK_CTLをトリガーとして各制御処理を行ってもよいし、あるいは、同期型メモリと同様に、同期型メモリ内の同期状態判定信号LOCKおよびメモリコントローラ内の位相調整状態判定信号LOCK_CTLに基づくエラー検知信号ERRをメモリコントローラ内部に対して出力し、そのエラー検知信号ERRに基づいて各制御処理を行ってもよい(他の実施形態において同様)。
<実施形態2の効果>
実施形態2においては、同期型メモリ内部の同期状態又はメモリコントローラ内部の位相調整状態のいずれかがエラー状態になった場合には、同期型メモリではそのコマンドを受け付けないように処理されることにより、アクセスエラーの発生を防止することができる。
<<実施形態3>>
<実施形態3の概要>
実施形態3におけるメモリコントロールシステムにおいては、エラー検知信号によってエラーが検知された場合には、その間は書込データの入力を延期する同期型メモリを有することを特徴とするものである。
<実施形態3の構成>
図10に、実施形態3におけるメモリコントロールシステムの機能ブロック図の一例を示す。図10に示す「メモリコントロールシステム」(1000)は、「同期型メモリ」(1010)と、「メモリコントローラ」(1020)と、からなる。同期型メモリ1010は、「内部同期信号生成回路」(1011)と、「同期状態判定信号生成回路」(1012)と、「入力ノード」(1013)と、「エラー信号出力回路」(1014)と、「内部制御回路」(1015)と、「データ入力回路」(1016)と、を有する。メモリコントローラ1020は、「位相調整状態判定信号出力回路」(1021)を有する。データ出力回路を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、内部制御回路については実施形態3においては必須ではない。
データ入力回路1016は、エラー検知信号を入力可能であり、かつ、書込データを入力する。書込データとは、メモリコントローラからの書込命令(ライトコマンド)に応じて同期型メモリに対して入力されるデータのことである。このデータ入力回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、書込データの入力を延期する。書込データの入力を延期するとは、その期間は例えば入力バッファを制御して入力する書込データの取り込みを行わない(無視する)ことが挙げられる。
図11は、図10で示した実施形態3における同期型メモリの具体的な一例を示した概略ブロック図である。図11に示す同期型メモリの各部については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。図11においては、データコントロール回路1109、入力バッファ1112がデータ入力回路に該当し得る。データコントロール回路1109がデータ入力回路に該当する場合には、エラー検知信号が入力された場合には、I/Oを切り替えてメモリセルアレイへのデータ入力を行わないように制御する。また、入力バッファ1112がデータ入力回路に該当する場合には、図外のメモリコントローラから入力される書込データDQが入力された場合であっても、データの取り込みは行わない(無視する)。ここで、書込データ時における同期型メモリとメモリコントローラにおける処理を、再度図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。実施形態3においては、図9の例えばt4からt7の状態を想定しているものである。図9(a)の同期型メモリ側の処理の例を説明すると、t4及びt6の時点の箇所に示すように、エラー検知信号ERRがエラーの状態を示す"L"になる期間に入力されるデータについてはデータ入力バッファを制御して取込みを行わない(無視する)。なお、t4の時点は同期型メモリ内における同期状態がエラー状態となった場合についての例であり、また、t6の時点は、メモリコントローラ側における位相調整状態がエラー状態になった場合の例であるが、いずれの場合であっても同一の処理を行うことが可能である。一方、図9(b)のメモリコントローラ側の処理の例を説明すると、t4やt6の時点で示すように、エラー検知信号ERRがエラー状態を示す"L"の状態になっている場合には、データ出力のバッファを制御して出力するデータを保持する(再送する)ことが好ましい。これにより、結果として同期型メモリへの書込データの入力が延期されることになる。
<実施形態3の効果>
実施形態3においては、同期型メモリ内部の同期状態又はメモリコントローラ内部の位相調整状態のいずれかがエラー状態になった場合には、同期型メモリではその期間中の書込データを無視するように処理されるため、アクセスエラーの発生を防止することができる。
<<実施形態4>>
<実施形態4の概要>
実施形態4におけるメモリコントロールシステムにおいては、エラー検知信号によってエラーが検知された場合には、その間は読出データを延期する同期型メモリを有することを特徴とするものである。
<実施形態4の構成>
図12に、実施形態4におけるメモリコントロールシステムの機能ブロック図の一例を示す。図12に示す「メモリコントロールシステム」(1200)は、「同期型メモリ」(1210)と、「メモリコントローラ」(1220)と、からなる。同期型メモリ1210は、「内部同期信号生成回路」(1211)と、「同期状態判定信号生成回路」(1212)と、「入力ノード」(1213)と、「エラー信号出力回路」(1214)と、「内部制御回路」(1215)と、「データ入力回路」(1216)と、「データ出力回路」(1217)と、を有する。メモリコントローラ1220は、「位相調整状態判定信号出力回路」(1221)を有する。データ出力回路を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、内部制御回路とデータ入力回路については実施形態4においては必須ではない。
データ出力回路1217は、エラー検知信号を入力可能であり、かつ、読出データを保持し出力する。読出データとは、メモリコントローラからの読出し命令(リードコマンド)に応じて同期型メモリから出力されるデータのことである。このデータ出力回路は、エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、読出データの出力を延期する。読出データの出力を延期するとは、例えば出力バッファを制御して出力する読出データを保持し再送を行うことなどが挙げられる。
図13は、図12で示した実施形態3における同期型メモリの具体的な一例を示した概略ブロック図である。図13に示す同期型メモリの各部については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。図13においては、データコントロール回路1309、出力バッファ1311がデータ出力回路に該当し得る。データコントロール回路1309が内部制御回路に該当する場合には、エラー検知信号が入力された場合には、I/Oを切り替えてメモリセルアレイからのデータ出力を行わないように制御する。また、出力バッファ1311がデータ出力回路に該当する場合には、図外のメモリコントローラに対して出力する読出データを保持し、再送するように制御する。ここで、読出データ時における同期型メモリとメモリコントローラにおける処理を、再度図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。実施形態4においては、図9の例えばt8からt11の状態を想定しているものである。図9(a)の同期型メモリ側の処理の例を説明すると、t8やt10の時点で示すように、エラー検知信号ERRがエラーの状態を示す"L"になる期間に入力されるデータについてはデータ出力バッファを制御して読出データを保持し、再送する。一方、図9(b)のメモリコントローラ側の処理の例を説明すると、t8やt10の時点で示すように、エラー検知信号ERRがエラー状態を示す"L"の状態になっている場合には、データ入力のバッファを制御して制御して取込みを行わない(無視する)ようにすることが好ましい。
<実施形態4の効果>
実施形態4においては、同期型メモリ内部の同期状態又はメモリコントローラ内部の位相調整状態のいずれかがエラー状態になった場合には、同期型メモリではその期間中の読出データを保持し再送するように処理されることにより、アクセスエラーの発生を防止することができる。
<<実施形態5>>
<実施形態5の概要>
実施形態5におけるメモリコントロールシステムにおいては、エラー検知信号によってエラーが検知された場合には、その間のアドレスのカウントアップを行わない同期型メモリを有することを特徴とするものである。
<実施形態5の構成>
図14に、実施形態5におけるメモリコントロールシステムの機能ブロック図の一例を示す。図14に示す「メモリコントロールシステム」(1400)は、「同期型メモリ」(1410)と、「メモリコントローラ」(1420)と、からなる。同期型メモリ1410は、「内部同期信号生成回路」(1411)と、「同期状態判定信号生成回路」(1412)と、「入力ノード」(1413)と、「エラー信号出力回路」(1414)と、「内部制御回路」(1415)と、「データ入力回路」(1416)と、「データ出力回路」(1417)と、「カウンター回路」(1418)を有する。メモリコントローラ1420は、「位相調整状態判定信号出力回路」(1421)を有する。カウンター回路を除く各構成については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。なお、内部制御回路とデータ入力回路とデータ出力回路については実施形態4においては必須ではない。
カウンター回路1418は、前記エラー検知信号を入力可能であり、かつ、アドレスをカウントアップするものである。アドレスとは、メモリセルアレイにおけるロウアドレスやカラムアドレスのことである。アドレスをカウントアップするとは、カラムアドレスのアドレスをバースト分のサイズにてカウントアップすることや、あるいはまた、データ読出/書込のアドレスを指定することが挙げられる。このカウンター回路1418は、前記エラー検知信号の結果がエラーを示す場合には、前記カウントアップを停止する。カウントアップを停止することによって、エラー状態が解消された場合には正しいアドレスにおいてデータの入出力が行われることになる。また、ロウアドレスやカラムアドレスに対して入力されるアドレスデータを無視しアドレスの指定を行わないことでメモリの不良アクセスなどを防止することができる。
図15は、図14で示した実施形態5における同期型メモリの具体的な一例を示した概略ブロック図である。図15に示す同期型メモリの各部については実施形態1で説明したものと同様であるため、ここでの説明は省略する。図15においては、ロウアドレスバッファおよびリフレッシュカウンター1507、カラムアドレスバッファおよびバーストカウンター1508がカウンター回路に該当し得る。カウンター回路がロウアドレスバッファおよびリフレッシュカウンター1507に該当する場合には、エラー検知信号がエラー状態を示す期間は、入力されるアドレスの取り込みを行わない(無視する)処理が行われる。また、カウンター回路がカラムアドレスバッファおよびバーストカウンター1508に該当する場合には、エラー検知信号がエラーを示す期間は、入力されるアドレスの取り込みを行わなかったり、あるいば、バーストカウンターのカウントアップをしない処理が行われる。ここで、再度図9のタイミングチャートを参照しながら説明する。実施形態5においては、図9の例えばt4、t6、t8、t10の状態のように、エラー検知信号ERRがエラーを示す"L"の状態になっている場合においては、同期型メモリでは、この期間中はアドレスのカウントアップを行わないことで、エラー状態復帰後に正しいアドレスにデータを入力したり、データの出力を行うことが可能となる。一方、メモリコントローラ側においては、データの連続性を正しく保つことができる。
<実施形態5の効果>
実施形態5においては、同期型メモリ内部の同期状態又はメモリコントローラ内部の位相調整状態のいずれかがエラー状態になった場合には、同期型メモリではその期間中のアドレスのカウントアップを行わないように制御されるため、エラー状態から復帰した場合におけるデータの連続性を正しく保つことが可能となる。
DDR−SDRAMの一例を示す概略ブロック図 従来の特許文献1に記載の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図 実施形態1を説明するための機能ブロック図 実施形態1の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図 実施形態1のメモリコントローラの一例を示す概略ブロック図 メモリコントローラにおけるDLL制御を説明するためのタイミングチャートの一例を示す図 実施形態2を説明するための機能ブロック図 実施形態2の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図 同期型メモリと、メモリコントローラとの書込み/読み出し制御等のタイミングチャートの一例を示す図 実施形態3を説明するための機能ブロック図 実施形態3の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図 実施形態4を説明するための機能ブロック図 実施形態4の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図 実施形態5を説明するための機能ブロック図 実施形態5の同期型メモリの一例を示す概略ブロック図
符号の説明
300 メモリコントロールシステム
310 同期型メモリ
311 内部同期信号生成回路
312 同期状態判定信号生成回路
313 入力ノード
314 エラー信号出力回路
320 メモリコントローラ
321 位相調整状態判定信号出力回路

Claims (8)

  1. 同期型メモリと、同期型メモリをコントロールするメモリコントローラと、からなるメモリコントロールシステムであって、
    同期型メモリは、
    外部クロック信号に同期した同期型メモリ内部の内部クロック信号を生成する内部同期信号生成回路と、
    前記外部クロック信号と前記内部クロック信号との同期状態を監視して同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態か否かを示す同期状態判定信号を生成する同期状態判定信号生成回路と、
    メモリコントローラから、後記位相調整状態判定信号を入力する入力ノードと、
    同期状態判定信号と、位相調整状態判定信号と、に基づいてエラー検知信号を出力可能なエラー信号出力回路と、
    を有し、
    メモリコントローラは、
    同期型メモリへのデータ入力時又は同期型メモリからのデータ出力時のメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態か否かを示す前記位相調整状態判定信号を出力する位相調整状態判定信号出力回路を有する、
    メモリコントロールシステム。
  2. 前記同期型メモリは、
    メモリコントローラからの制御信号及び前記エラー検知信号に基づいて内部制御信号を出力する内部制御回路を有し、
    前記内部制御回路は、前記エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、制御信号に対応する内部制御信号を出力しない請求項1記載のメモリコントロールシステム。
  3. 前記同期型メモリは、
    前記エラー検知信号を入力可能であり、かつ、書込データを入力するデータ入力回路を有し、
    前記データ入力回路は、前記エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、前記書込データの入力を延期する請求項1又は2に記載のメモリコントロールシステム。
  4. 前記同期型メモリは、
    前記エラー検知信号を入力可能であり、かつ、読出データを保持し出力するデータ出力回路を有し、
    前記データ出力回路は、前記エラー検知信号の結果がエラー状態を示す場合には、前記読出データの出力を延期する請求項1から3のいずれか一に記載のメモリコントロールシステム。
  5. 前記同期型メモリは、
    前記エラー検知信号を入力可能であり、かつ、アドレスをカウントアップするカウンター回路を有し、
    前記カウンター回路は、前記エラー検知信号の結果がエラーを示す場合には、前記カウントアップを停止する請求項1から4のいずれか一に記載のメモリコントロールシステム。
  6. 前記エラー信号出力回路は、
    同期状態判定信号による同期型メモリ内部の同期状態がエラー状態を示す場合及び/又はメモリコントローラ内部のクロックの位相調整状態がエラー状態を示す場合に前記エラー検知信号を出力する請求項1から5のいずれか一に記載のメモリコントロールシステム。
  7. 請求項1から6のいずれか一に記載の同期型メモリ。
  8. 請求項1に記載のメモリコントローラ。
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