JP4712749B2 - エンジン - Google Patents
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Description
《問題》 スロットル弁の作動不良が起こりやすい。
従来のエンジンでは、スロットルボディに塵埃が接近するのを抑制する手段がないため、スロットルボディに接近した塵埃がスロットル弁の弁軸に噛み込み、スロットル弁の作動不良が起こりやすい。
図1に例示するように、シリンダヘッド(4)の横にスロットルボディ(5)を配置し、スロットルボディ(5)の横にエアクリーナ(6)を配置した、エンジンにおいて、
エアクリーナ(6)を、スロットルボディ(5)寄りのエアフィルタケース(6a)と、このエアフィルタケース(6a)の横に着脱自在に取り付けたケース蓋(6b)とで構成するに当たり、
横方向と直交する水平方向を前後方向、その一方を前、他方を後として、ケース蓋(6b)の後部(6e)をエアフィルタケース(6a)よりも後寄りに突出させて、エアフィルタケース(6a)の後方に向けて偏向させることにより、このケース蓋(6b)の後部(6e)をスロットルボディ(5)の後壁(5c)に沿うボディ後方空間(5d)の後方斜め横に配置した、ことを特徴とするエンジン。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、ケース蓋(6b)の後部(6e)をエアフィルタケース(6a)よりも後寄りに突出させて、エアフィルタケース(6a)の後方に向けて偏向させることにより、このケース蓋(6b)の後部(6e)をスロットルボディ(5)の後壁(5c)に沿うボディ後方空間(5d)の後方斜め横に配置したので、ボディ後方空間(5d)にその後方斜め横から接近しようとする塵埃がケース蓋(6b)の後部(6e)で遮られ、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項1に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1または図3に例示するように、ボディ後方空間(5d)の下方に燃料フィルタケース(15)を配置したので、ボディ後方空間(5d)にその下方から接近しようとする塵埃が燃料フィルタケース(15)で遮られ、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項1または請求項2に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、ケース蓋(6b)の前部(6c)をエアフィルタケース(6a)よりも前寄りに突出させることにより、このケース蓋(6b)の前部(6c)でボディ前方空間(5b)をその前方斜め横から覆ったので、ボディ前方空間(5b)にその前方斜め横から接近しようとする塵埃がケース蓋(6b)の前部(6c)で遮られ、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項3に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、ボディ前方空間(5b)の前方で、クランクケース(2)の横にファンケース(7)を配置したので、ボディ前方空間(5b)にその前方から接近しようとする塵埃がファンケース(7)で遮られ、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項4に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1に例示するように、ケース蓋(6b)の前部(6c)をエアフィルタケース(6a)よりも前寄りに突出させることにより、このケース蓋(6b)の前部(6c)をリコイルスタータケース(8)に近づけたので、ケース蓋(6b)の前部(6c)とリコイルスタータケース(8)との隙間が狭くなり、この隙間からボディ前方空間(5b)への塵埃の接近が困難となり、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項5に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 スロットル弁の作動不良を抑制することができる。
図1及び図2に例示するように、リコイルハンドル(11)で前段空間(9)をその前方斜め横から覆ったので、前段空間(9)にその前方斜め横から接近しようとする塵埃がリコイルハンドル(11)で遮られ、スロットルボディ(5)に塵埃が接近しにくい。このため、スロットルボディ(5)に接近した塵埃がスロットル弁の弁軸(20)に噛み込む不具合が起こりにくく、これに起因するスロットル弁の作動不良を抑制することができる。
請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアクリーナの塵埃の吸い込みを抑制することができる。
図4に例示するように、吸気入口通路(12a)の吸気取入口(12f)を横膨出部(6d)の前後方向の一端面で開口させたので、吸気取入口(12f)をケース蓋(6b)の下面に形成した場合に比べ、土壌から上向きに掻き揚げられる土埃を吸気取入口(12f)から吸い込みにくく、管理機等にエンジンを搭載して耕運作業等を行う場合に、エアクリーナ(6)の塵埃の吸い込みを抑制することができる。
請求項7に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアクリーナの塵埃の吸い込みを抑制することができる。
図4に例示するように、リコイルハンドル(11)で吸気取入口(12f)の少なくとも一部をその前後いずれかの対面方向から覆ったので、吸気取入口(12f)に接近しようとする塵埃をリコイルハンドル(11)で遮ることができ、エアクリーナ(6)の塵埃の吸い込みを抑制することができる。
請求項7または請求項8に係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアクリーナの雨水の吸い込みを抑制することができる。
図2に例示するように、横膨出部(6d)の天井壁(6e)を吸気取入口(12f)よりも突出する庇状に形成したので、吸気取入口(12f)にその上方から接近しようとする雨水を庇状の天井壁(6e)で遮ることができ、エアクリーナ(6)の雨水の吸い込みを抑制することができる。
請求項7から請求項9のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアクリーナの雨水の吸い込みを抑制することができる。
図4及び図6(B)に例示するように、吸気入口通路(12a)を仕切り壁(12b)で上下複数段に区画し、この仕切り壁(12b)を吸気取入口(12f)に向けて下り傾斜させたので、吸気入口通路(12a)に進入した雨水が仕切り壁(12b)に衝突して外側に跳ね返りやすい。このため、エアクリーナ(6)の雨水の吸い込みを抑制することができる。
請求項7から請求項10のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアフィルタが重い塵埃で損傷するのを防止することができる
図6(B)または図8(A)に例示するように、吸気通路(12)の下方空間(12d)が通風経路から外れるようにしたので、吸気通路(12)内を通過中の吸気(13)から比較的重い塵埃が下方空間(12d)に落下し、エアフィルタ(18)が重い塵埃で損傷するのを防止することができる。
請求項1から請求項6のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアクリーナの塵埃の吸い込みを抑制することができる。
図9(A)に例示するように、吸気入口通路(12a)の吸気取入口(12f)を吸気入口通路(12a)のシリンダヘッド(4)寄りの横面で開口させたので、吸気取入口(12f)にその横側から接近しようとする塵埃をシリンダヘッド(4)やシリンダ(3)で遮ることができ、エアクリーナ(6)の塵埃の吸い込みを抑制することができる
請求項7から請求項12のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 エアフィルタが詰まりにくい。
図8(D)(E)または図9(A)(B)に例示するように、吸気通路(12)の下方空間(12d)が通風経路から外れるようにし、この下方空間(12d)にエアフィルタ(18)よりも低い位置まで窪む集塵室(19)を形成したので、吸気通路(12)を通過中の吸気(13)から落下した塵埃が集塵室(19)に溜まり、エアフィルタ(18)が詰まりにくい。
請求項7から請求項13のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 吸気から塵埃が分離しやすい。
図7(B)、図8(A)または図9(A)に例示するように、吸気通路(12)に吸気入口通路(12a)と直交する向きの通路終端壁(12e)を設け、吸気通路(12)内を通過する吸気(13)が通路終端壁(12e)に吹き当たるようにしたので、吸気通路(12)を通過中の吸気(13)が通路終端壁(12e)に衝突し、吸気(13)から塵埃が分離しやすい。
請求項7から請求項14のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 騒音低減を図ることができる。
図8(A)〜(C)または図9(A)に例示するように、ケース蓋(6b)の横膨出部(6d)の内面に吸気通路(12)に臨む減音手段(14)を配置したので、エアクリーナ(6)の吸気音が減音手段(14)で減音され、騒音低減を図ることができる。
請求項1から請求項15のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ケース蓋の後部をチョーク弁操作部の支持部として有効利用することができる。
図1に例示するように、ケース蓋(6b)の後部(6e)でチョーク弁操作部(16)を支持させたので、突出させたケース蓋(6b)の後部(6e)をチョーク弁操作部(16)の支持部として有効利用することができる。
請求項1から請求項16のいずれかに係る発明の効果に加え、次の効果を奏する。
《効果》 ケース蓋の後部をエンジン停止用スイッチの取り付け部として有効利用することができる。
図1に示すように、ケース蓋(6b)の後部(6e)にエンジン停止用スイッチ(17)を取り付けたので、突出させたケース蓋(6b)の後部(6e)をエンジン停止用スイッチ(17)の取り付け部として有効利用することができる。
図5に示すように、クランク軸中心軸線(1)と平行な向きに見て、クランクケース(2)から斜め上にシリンダ(3)を突出させ、このシリンダ(3)の突出端にシリンダヘッド(4)を組み付けている。シリンダヘッド(4)にはヘッドカバー(24)を組み付けている。図1に示すように、クランク軸中心軸線(1)の方向を左右横方向、クランク軸中心軸線(1)と直交する水平方向を前後方向、シリンダ(3)の突出側を後、その反対側を前とする。
図1に示すように、シリンダヘッド(4)の横にスロットルボディ(5)を配置し、スロットルボディ(5)の横にエアクリーナ(6)を配置している。図2に示すように、スロットルボディ(5)の下部には燃料チャンバ(22)を取り付け、これらでキャブレータ(21)を構成している。電子燃料噴射エンジンの場合には、燃料チャンバ(22)に代えて、スロットルボディ(5)にインジェクタを取り付ける。
図1に示すように、エアクリーナ(6)を、スロットルボディ(5)寄りのエアフィルタケース(6a)と、このエアフィルタケース(6a)の横に着脱自在に取り付けたケース蓋(6b)とで構成するに当たり、ケース蓋(6b)の後部(6e)をエアフィルタケース(6a)よりも後寄りに突出させて、エアフィルタケース(6a)の後方に向けて偏向させることにより、このケース蓋(6b)の後部(6e)をスロットルボディ(5)の後壁(5c)に沿うボディ後方空間(5d)の後方斜め横に配置している。ケース蓋(6b)の後部は、湾曲させて、エアフィルタケース(6a)の真後ろまで横向きに偏向させている。図6(C)及び図7(A)に示すように、エアフィルタ(18)はフィルタ保持枠(18a)内に不織布のプレフィルタ(18b)とペーパーフィルタ(18c)とを固定して構成され、プレフィルタ(18c)をケース蓋(18b)寄りに配置する。
図4及び図6(B)に示すように、吸気入口通路(12a)を仕切り壁(12b)で上下複数段に区画し、この仕切り壁(12b)を吸気取入口(12f)に向けて下り傾斜させている。
図8(D)(E)は、第1実施形態の変更例であり、下方空間(12d)にエアフィルタ(18)よりも低い位置まで窪ませた集塵室(19)を形成している。
図8(A)〜(C)に示すように、ケース蓋(6b)の横膨出部(6d)の内面に吸気通路(12)に臨む減音手段(14)を配置している。この減音手段(14)はケース蓋(6b)の横膨出部(6d)の内面から隆起させた多数の突起で、この突起に衝突した音波の散乱で干渉による減音を図ろうとするものである。この減音手段(14)は突起に限らず、ケース蓋(6b)の横膨出部(6d)の内面に貼り付けた吸音材であってもよい。
他の構成と機能は第1実施形態と同じであり、図9中、第1実施形態と同一の要素には同一の符号を付しておく。
各実施形態の傾斜型エンジンは、その後部を運転者側に向けて歩行型管理機に搭載する。
(2) クランクケース
(3) シリンダ
(4) シリンダヘッド
(5) スロットルボディ
(5a) 前壁
(5b) ボディ前方空間
(5c) 後壁
(5d) ボディ後方空間
(6) エアクリーナ
(6a) エアフィルタケース
(6b) ケース蓋
(6c) 前部
(6d) 横膨出部
(6e) 天井壁
(7) ファンケース
(8) リコイルスタータケース
(9) 前段空間
(10) ハンドル着座部
(11) リコイルハンドル
(12) 吸気通路
(12a) 吸気入口通路
(12b) 仕切り壁
(12c) 非通風空間
(12d) 内底空間
(12e) 通路終端壁
(12f) 吸気取入口
(13) 吸気
(14) 減音手段
(15) 燃料フィルタケース
(16) チョーク弁操作部
(17) エンジン停止用スイッチ
(18) エアフィルタ
(19) 集塵室
Claims (17)
- シリンダヘッド(4)の横にスロットルボディ(5)を配置し、スロットルボディ(5)の横にエアクリーナ(6)を配置した、エンジンにおいて、
エアクリーナ(6)を、スロットルボディ(5)寄りのエアフィルタケース(6a)と、このエアフィルタケース(6a)の横に着脱自在に取り付けたケース蓋(6b)とで構成するに当たり、
横方向と直交する水平方向を前後方向、その一方を前、他方を後として、ケース蓋(6b)の後部(6e)をエアフィルタケース(6a)よりも後寄りに突出させて、エアフィルタケース(6a)の後方に向けて偏向させることにより、このケース蓋(6b)の後部(6e)をスロットルボディ(5)の後壁(5c)に沿うボディ後方空間(5d)の後方斜め横に配置した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載したエンジンにおいて、
ボディ後方空間(5d)の下方に燃料フィルタケース(15)を配置した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の前部(6c)をエアフィルタケース(6a)よりも前寄りに突出させることにより、このケース蓋(6b)の前部(6c)でスロットルボディ(5)の前壁(5a)に沿うボディ前方空間(5b)をその前方斜め横から覆った、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項3に記載したエンジンにおいて、
クランク軸中心軸線(1)と平行な向きに見て、クランクケース(2)から斜め上にシリンダ(3)を突出させ、このシリンダ(3)の突出端にシリンダヘッド(4)を組み付け、クランク軸中心軸線(1)の方向を横方向、クランク軸中心軸線(1)と直交する水平方向を前後方向、シリンダ(3)の突出側を後、その反対側を前として、
ボディ前方空間(5b)の前方で、クランクケース(2)の横にファンケース(7)を配置した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項4に記載したエンジンにおいて、
ファンケース(7)の横にリコイルスタータケース(8)を配置するに当たり、
ケース蓋(6b)の前部(6c)をエアフィルタケース(6a)よりも前寄りに突出させることにより、このケース蓋(6b)の前部(6c)をリコイルスタータケース(8)に近づけた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項5に記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の前部(6c)とファンケース(7)との間に、ボディ前方空間(5b)の前方斜め横に位置する前段空間(9)を配置し、リコイルスタータケース(8)のハンドル着座部(10)にリコイルハンドル(11)を着座させるに当たり、
クランク軸中心軸線(1)と平行な向きに見て、ハンドル着座部(10)をリコイルスタータケース(8)の後部斜め上に配置することにより、リコイルハンドル(11)で前段空間(9)をその前方斜め横から覆った、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の横に横膨出部(6d)を形成し、この横膨出部(6d)内に吸気通路(12)を形成し、この横膨出部(6d)の前後方向の一端部に吸気入口通路(12a)を形成し、この吸気入口通路(12a)の吸気取入口(12f)を横膨出部(6d)の前後方向の一端面で開口させた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7に記載したエンジンにおいて、
リコイルハンドル(11)で吸気取入口(12f)の少なくとも一部をその前後いずれかの対面方向から覆った、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7または請求項8に記載したエンジンにおいて、
横膨出部(6d)の天井壁(6e)を吸気取入口(12f)よりも突出する庇状に形成した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7から請求項9のいずれかに記載したエンジンにおいて、
吸気入口通路(12a)を仕切り壁(12b)で上下複数段に区画し、この仕切り壁(12b)を吸気取入口(12f)に向けて下り傾斜させた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7から請求項10のいずれかに記載したエンジンにおいて、
吸気入口通路(12a)の下方に非通風空間(12c)を形成し、吸気通路(12)の下方空間(12d)にその前後いずれかの対面方向から非通風空間(12c)を臨ませることにより、吸気通路(12)の下方空間(12d)が通風経路から外れるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1から請求項6のいずれかに記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の横に横膨出部(6d)を形成し、この横膨出部(6d)内に吸気通路(12)を形成し、この横膨出部(6d)の前後方向の一端部に吸気入口通路(12a)を形成し、この吸気入口通路(12a)の吸気取入口(12f)を吸気入口通路(12a)のシリンダヘッド(4)寄りの横面で開口させた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7から請求項12のいずれかに記載したエンジンにおいて、
吸気通路(12)の下方空間(12d)が通風経路から外れるようにし、この下方空間(12d)にエアフィルタ(18)よりも低い位置まで窪む集塵室(19)を形成した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7から請求項13のいずれかに記載したエンジンにおいて、
吸気通路(12)に吸気入口通路(12a)と直交する向きの通路終端壁(12e)を設け、吸気通路(12)内を通過する吸気(13)が通路終端壁(12e)に吹き当たるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7から請求項14のいずれかに記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の横膨出部(6d)の内面に吸気通路(12)に臨む減音手段(14)を配置した、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1から請求項15のいずれかに記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の後部(6e)にスロットルボディ(5)のチョーク弁を操作するチョーク弁操作部(16)を挿通させ、ケース蓋(6b)の後部(6e)でチョーク弁操作部(16)を支持させた、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1から請求項16のいずれかに記載したエンジンにおいて、
ケース蓋(6b)の後部(6e)にエンジン停止用スイッチ(17)を取り付けた、ことを特徴とするエンジン。
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