JP2005090377A - 空冷エンジン - Google Patents

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JP2005090377A JP2003325932A JP2003325932A JP2005090377A JP 2005090377 A JP2005090377 A JP 2005090377A JP 2003325932 A JP2003325932 A JP 2003325932A JP 2003325932 A JP2003325932 A JP 2003325932A JP 2005090377 A JP2005090377 A JP 2005090377A
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Toshihiko Teramoto
俊彦 寺本
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Abstract

【課題】 草の切れ端等がマフラ境界部分の前面に堆積するのを防止することができる空冷エンジンを提供する。
【解決手段】 シリンダブロック1の前部にファンケース2を設け、ファンケース2で発生した冷却風を冷却風ガイド板3でシリンダヘッド4の後部に案内するようにした、空冷エンジンにおいて、シリンダヘッド4の後面にマフラ本体5から突出させた排気導入管6を取り付けるに当たり、マフラ本体5の前面を本体カバー7の前板7aで覆うとともに、排気導入管6の前面を導入管カバー8の前板8aで覆い、両前板7a・8aを一体化し、両前板7a・8aの境界に形成される前板境界部分10と、マフラ本体5と排気導入管6との境界に形成されるマフラ境界部分9のうち、前板境界部分10でマフラ境界部分9の前面をその前方から覆った。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空冷エンジンに関するものである。
従来の空冷エンジンとして、本発明と同様、シリンダブロックの前部にファンケースを設け、ファンケースで発生した冷却風を冷却風ガイド板でシリンダヘッドの後部に案内するようにしたものがある。
しかし、この従来のものは、シリンダヘッドの後面にマフラ本体から突出させた排気導入管を取り付けるに当たり、マフラ本体と排気導入管とのマフラ境界部分の前面を前方に露出させている。
この従来技術では、次の問題がある。
《問題》 草の切れ端等がマフラ境界部分の前面に堆積しやすい。
マフラ境界部分の前面を前方に露出させているため、草刈り機に搭載したエンジンの場合、ファンケースに吸い込まれた草の切れ端が、冷却風ガイド板の案内でシリンダヘッドの後部に吹き流されてくると、これがマフラ境界部分の前面に堆積しやすい。この場合、このマフラ境界部分の放熱が悪くなり、ここが過熱状態となる。
本発明は、上記問題点を解決することができる空冷エンジン、すなわち、草の切れ端等がマフラ境界部分の前面に堆積するのを防止することができる空冷エンジン、を提供することを課題とする。
(請求項1の発明)
図1(A)(B)に例示するように、シリンダブロック(1)の前部にファンケース(2)を設け、ファンケース(2)で発生した冷却風を冷却風ガイド板(3)でシリンダヘッド(4)の後部に案内するようにした、空冷エンジンにおいて、
シリンダヘッド(4)の後面にマフラ本体(5)から突出させた排気導入管(6)を取り付けるに当たり、マフラ本体(5)の前面を本体カバー(7)の前板(7a)で覆うとともに、排気導入管(6)の前面を導入管カバー(8)の前板(8a)で覆い、両前板(7a)(8a)を一体化し、両前板(7a)(8a)の境界に形成される前板境界部分(10)と、マフラ本体(5)と排気導入管(6)との境界に形成されるマフラ境界部分(9)のうち、前板境界部分(10)でマフラ境界部分(9)の前面をその前方から覆った、ことを特徴とする空冷エンジン。
(請求項2の発明)
図1(B)に例示するように、請求項1に記載した空冷エンジンにおいて、
前板境界部分(10)の前面の折れ曲がり角度(11)が、マフラ境界部分(9)の前面の折れ曲がり角度(12)よりも大きくなるようにした、ことを特徴とする空冷エンジン。
(請求項3の発明)
図1(B)に例示するように、請求項1または請求項2に記載した空冷エンジンにおいて、
本体カバー(7)の前板(7a)を垂直な姿勢とし、本体カバー(7)の天井板(7b)を後方に向けて下り傾斜させた、ことを特徴とする空冷エンジン。
(請求項1の発明)
《効果1》 草の切れ端等がマフラ境界部分の前面に堆積するのを防止することができる。
図1(B)に例示するように、前板境界部分(10)でマフラ境界部分(9)の前面をその前方から覆ったため、ファンケース(2)に吸い込まれた草の切れ端等が冷却風ガイド板(3)を経てシリンダヘッド(4)の後部に吹き流されてきても、この草の切れ端等は前板境界部分(10)の前面で受け止められ、マフラ境界部分(9)の前面に至ることがない。このため、草の切れ端等がマフラ境界部分(9)の前面に堆積するのを防止することができる。
(請求項2の発明)
《効果2》 草の切れ端等が前板境界部分の前面に堆積するのを抑制することができる。
図1(B)に例示するように、前板境界部分(10)の前面の折れ曲がり角度(11)が、マフラ境界部分(9)の前面の折れ曲がり角度(12)よりも大きくなるようにしたため、草の切れ端等が前板境界部分(10)の前面に引っ掛かりにくい。このため、草の切れ端等が前板境界部分(10)の前面に堆積するのを抑制することができ、冷却風の通風が邪魔される不具合が起こりにくい。
(請求項3の発明)
《効果3》 天井板に載った草の切れ端等が前板境界部分の前面に落下しくにい。
図1(B)に例示するように、本体カバー(7)の前板(7a)を垂直な姿勢とし、本体カバー(7)の天井板(7b)を後方に向けて下り傾斜させたため、天井板(14)に載った草の切れ端等は、天井板(14)の傾斜によって後方に滑り落ち、前板境界部分(10)の前面に落下しくにい。このため、草の切れ端等が前板境界部分(10)の前面に堆積するのを抑制することができ、冷却風の通風が邪魔される不具合が起こりにくい。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図3はいずれも本発明の実施形態に係る空冷エンジンを説明する図で、この実施形態では傾斜形の空冷ガソリンを用いて説明する。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図1(A)に示すように、シリンダブロック(1)はクランクケース(13)とシリンダ(14)との一体鋳造品であり、シリンダ(14)はクランクケース(13)から斜め上向きに突出させている。シリンダ(14)の上端にシリンダヘッド(4)を組み付け、シリンダヘッド(4)の上端にヘッドカバー(15)を組み付け、シリンダヘッド(15)の後部斜め上に排気マフラ(16)を配置している。排気マフラ(16)にはマフラカバー(17)を取り付けている。シリンダブロック(1)の上方に燃料タンク(18)を配置している。図1(B)または図2(A)(B)に示すように、シリンダブロック(1)の前部にファンケース(2)を設け、ファンケース(2)で発生した冷却風を冷却風ガイド板(3)でシリンダヘッド(4)の後部に案内するようにしている。ファンケース(2)の前面にリコイルケース(19)を組み付け、リコイルケース(19)をパンチングメタル製の防塵カバー(20)で覆い、この防塵カバー(20)からファンケース(2)に外気を吸い込むようになっている。リコイルハンドル(21)は防塵カバー(20)外に突出させている。
排気マフラ(16)の構造は、次の通りである。
図3(A)に示すように、排気マフラ(16)は、マフラ本体(5)と排気導入管(6)と排気導出管(22)とからなる。マフラ本体(5)は、横側から見て六角形の箱形である。このマフラ本体(5)の前下部から排気導入管(6)を前方に向けて下り傾斜状に突出させ、その突出端に取付フランジ(23)を形成している。マフラ本体(5)の横一端部から排気導出管(22)を突出させている。
マフラカバー(17)の構造は、次の通りである。
マフラカバー(17)は、本体カバー(7)と導入管カバー(8)とからなる。本体カバー(7)は、マフラ本体(5)を覆うもので、前板(7a)と天井板(7b)と後板(7c)とからなる。導入管カバー(8)は、排気導入管(6)を覆うもので、前カバー(24)と後カバー(25)とからなる。前カバー(24)と後カバー(25)とはいずれも断面コ字形の板金の折り曲げ部品で、これらを排気導入管(6)にその前後から被せて、矩形筒形にする。前カバー(24)と本体カバー(7)とは板金の折り曲げによる一体成型品で、前カバー(24)の前板(8a)と本体カバー(7)の前板(7a)との境界に形成される前板境界部分(10)で繋がっている。
排気マフラ(16)へのマフラカバー(17)の取付状態は、次の通りである。
図1(A)に示すように、シリンダヘッド(4)の後面にマフラ本体(5)から突出させた排気導入管(6)の取付フランジ(23)を取り付けるに当たり、図1(B)に示すように、マフラ本体(5)の前面を本体カバー(7)の前板(7a)で覆うとともに、排気導入管(6)の前面を導入管カバー(8)の前板(8a)で覆い、両前板(7a)(8a)を一体化し、両前板(7a)(8a)の境界に形成される前板境界部分(10)と、マフラ本体(5)と排気導入管(6)との境界に形成されるマフラ境界部分(9)のうち、前板境界部分(10)でマフラ境界部分(9)の前面をその前方から覆っている。前板境界部分(10)の前面の折れ曲がり角度(11)が、マフラ境界部分(9)の前面の折れ曲がり角度(12)よりも大きくなるようにしている。本体カバー(7)の前板(7a)を垂直な姿勢とし、本体カバー(7)の天井板(7b)を後方に向けて下り傾斜させている。本体カバー(7)の後板を垂直な姿勢している。
排気マフラ(16)へのマフラカバー(17)の取付構造は、次の通りである。
図3(A)・(C)〜(E)に示すように、マフラ本体(5)の前後と上の3個所に本体ステー(26)を固定し、この本体ステー(26)に本体カバー(7)の前板(7a)と後板(7c)と天井板(7b)とを溶接で固定することにより、本体カバー(7)をマフラ本体(5)に取り付けている。図3(B)に示すように、排気導入管(6)の管壁に断面L字形の導入管ステー(27)を固定し、この導入管ステー(27)と排気導入管(6)の管壁に前カバー(24)と後カバー(25)とを溶接で固定することにより、前カバー(24)と後カバー(25)とを排気導入管(6)に取り付けている。
本発明の実施形態に係る空冷エンジンを説明する図で、図1(A)は背面図、図1(B)は側面図である。 図1のエンジンを説明する図で、図2(A)は平面図、図2(B)は正面図である。 図1のエンジンで用いる排気マフラとマフラカバーを説明する図で、図3(A)は側面図、図3(B)は図3(A)のB−B線断面図、図3(C)は図3(A)のC方向矢視図、図3(D)は図3(A)のD方向矢視図、図3(E)は図3(D)のE方向矢視図である。
符号の説明
(1)…シリンダブロック、(2)…ファンケース、(3)…冷却風ガイド板、(4)…シリンダヘッド、(5)…マフラ本体、(6)…排気導入管、(7)…本体カバー、(7a)…本体カバーの前板、(7b)…本体カバーの天井板、(8)…導入管カバー、(8a)…導入管カバーの前板、(9)…マフラ境界部分、(10)…前板境界部分、(11)…前板境界部分の前面の折れ曲がり角度、(12)…マフラ境界部分前面の折れ曲がり角度。

Claims (3)

  1. シリンダブロック(1)の前部にファンケース(2)を設け、ファンケース(2)で発生した冷却風を冷却風ガイド板(3)でシリンダヘッド(4)の後部に案内するようにした、空冷エンジンにおいて、
    シリンダヘッド(4)の後面にマフラ本体(5)から突出させた排気導入管(6)を取り付けるに当たり、マフラ本体(5)の前面を本体カバー(7)の前板(7a)で覆うとともに、排気導入管(6)の前面を導入管カバー(8)の前板(8a)で覆い、両前板(7a)(8a)を一体化し、両前板(7a)(8a)の境界に形成される前板境界部分(10)と、マフラ本体(5)と排気導入管(6)との境界に形成されるマフラ境界部分(9)のうち、前板境界部分(10)でマフラ境界部分(9)の前面をその前方から覆った、ことを特徴とする空冷エンジン。
  2. 請求項1に記載した空冷エンジンにおいて、
    前板境界部分(10)の前面の折れ曲がり角度(11)が、マフラ境界部分(9)の前面の折れ曲がり角度(12)よりも大きくなるようにした、ことを特徴とする空冷エンジン。
  3. 請求項1または請求項2に記載した空冷エンジンにおいて、
    本体カバー(7)の前板(7a)を垂直な姿勢とし、本体カバー(7)の天井板(7b)を後方に向けて下り傾斜させた、ことを特徴とする空冷エンジン。

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JP2008231970A (ja) * 2007-03-19 2008-10-02 Kubota Corp エンジン
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