JP4712400B2 - 入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパーソナルコンピュータへの指示入力を行うための入力装置に関する。具体的には、所定面に沿って移動する移動体の位置検出信号を用いる入力装置に関する。
移動体の位置情報を用いて入力指示を行う入力装置が従来から知られている。このような入力装置は、例えばコンピュータに接続されて操作者の指示入力装置として使用される。また、光或いは磁場の変化を利用して移動体の位置検出をする技術が従来から複数提案されている。移動体の移動量を光を用いて検出する技術は、例えば特許文献1でスリットを有する回転体の両側に発光素子と受光素子とを配置することにより位置検出するポテンショメータを開示している。同様に、特許文献2は固定側に発光部材と受光部材を配置し、スリットを備えた移動体を用いて位置検出する光学系位置検出装置を開示する。さらに、移動体の移動量を磁場を用いて検出する技術は、例えば特許文献3で固定側に磁石部材と磁場検出部材とを配置し、スリットを有する回転体により位置検出する磁気ポテンショメータが開示されている。
特開昭58−80517号公報 特開平1−125729号公報 特開昭63−240085号公報
上記特許文献1〜3では、移動体に所定形状のスリットを設けて光或いは磁場の変化に基づいて位置検出するものである。特に、回転する物体の移動量を検出するだけであった。その一方で、コンピュータ、車、ゲーム等への指示を入力装置では、ボリュームスイッチなど抵抗値を変化させる装置が使用されており、抵抗を変化させる際には摩擦が生じて操作時に負荷となっていた。また、このような負荷のために微小な操作が困難な場合があった。このように従来にあっては、光或いは磁場の変化の技術は、主に移動体の位置検出に利用されており、これを入力装置に活用することについて殆ど提案がなされていない。
本発明の目的は、光量或いは磁場の変化を用いて移動体の位置検出を行って、これを入力指示の信号に用いることで負荷の少ない入力装置を提供することである。
上記目的は、所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材と前記第1受光部材との間で前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材と前記第2受光部材との間で前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含み、前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出する入力装置により達成できる。
本発明によると、焦点距離を変化させて受光部材に入る光量を変化させ、互いに直行する位置に配置された第1検出手段と第2検出手段が、光量の変化を用いることにより移動体の位置を検出し、これを入力指示に利用するようにしたので負荷の少ない入力装置を提供できる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動すると共に通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材を間にして固定配置した第1発光部材及び第1受光部材とを含み、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動すると共に通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材を間にして固定配置した第2発光部材及び第2受光部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する同一面内に配置した第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材及び前記第1受光部材と対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置した第1光反射部材とを含み、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する同一面内に配置した第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材及び前記第2受光部材と対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置した第2光反射部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置した第1光反射部材と、前記第1光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された第1発光部材及び第1受光部材とを含む、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置した第2光反射部材と、前記第2光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された第2発光部材及び第2受光部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する同一面内に配置した第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材及び前記第1受光部材と対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置され前記第1発光部材からの光を受光して前記第1受光部材側へ出射する第1光誘導部材とを含み、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する同一面内に配置した第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材及び前記第2受光部材と対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置され前記第2発光部材からの光を受光して前記第2受光部材側へ出射する第2光誘導部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置され第1発光部材からの光を受光して第1受光部材側へ出射する第1光誘導部材と、前記第1光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された前記第1発光部材及び前記第1受光部材とを含む、前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置され第2発光部材からの光を受光して第2受光部材側へ出射する第2光誘導部材と、前記第2光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された前記第2発光部材及び前記第2受光部材とを含む構造とすることができる。
まて、前記第1検出手段が、固定配置された第1受光部材と、該第1受光部材に対向すると共に前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動して前記第1受光に入る外光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、前記第2検出手段が、固定配置された第2受光部材と、該第2受光部材に対向すると共に前記移動体と一体に前記第2の方向へ移動して前記第2受光に入る外光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1検出手段が、前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動する第1受光部材と、該第1受光部材に対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され前記第1受光に入る外光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、 前記第2検出手段が、前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動する第2受光部材と、該第2受光部材に対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され前記第2受光に入る外光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含む構造とすることができる。
また、前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により第1受光部材及び第2受光部材が受光する光量が連続的に変化するように形成した穴を有する構造とすることができる。前記穴の形状が連続的又は段階的に変化していることが望ましい。
また、前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により通過する光の透過率を連続的に変化させる部材により形成されている構造でもよい
そして、前記移動体が移動する前記所定面が平面又は曲面の一部とすることができる。
本発明によると、光或いは磁場の変化を用いることにより、負荷の少ない入力装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明に係る入力装置について複数の実施例を説明する。なお、本発明に係る入力装置は、直交する2軸(これらを仮想的にX軸、Y軸を設定して説明に用いる)のそれぞれに第1検出手段、第2検出手段を配置している。この第1検出手段及び第2検出手段は、光或いは磁場の変化に基づいて移動体の位置を検出する。
実施例1に係る入力装置1は、光量の変化に基づいて移動体のX,Y軸での移動位置を検出し、この位置情報をコンピュータの指示入力に用いる。まず、発明の理解を容易とするため入力装置1が備えている検出手段の基本構成について説明する。図1は、検出手段の構成を模式的に示した図である。この構成は入力装置1に含まれる2個の検出手段で共通である。なお、図1で、(A)は検出手段10Aの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。
検出手段10Aは、光を出力する発光部材11と、この発光部材11から出射された光の変化(光量の変化)に応じた信号を出力する受光部材12とを備えている。発光部材11としては、例えばLED(Light Emitting Diode)等の発光素子を使用できる。また、受光部材12としてPD(Photo Detector)等の光検出素子を使用することができる。
上記発光部材11と受光部材12とは、所定の間隔をもって対向して配置されている。発光部材11からの光は受光部材12で受光される。そして、受光部材12は受光した光量に応じた信号を出力する。発光部材11は一定の光を出力する。よって、発光部材11と受光部材12との間に障害物が存在しなければ、受光部材12は一定の検出信号を出力することになる。
しかし、発光部材11と受光部材12との間には光が通過する障壁となる光量調整部材13が配設されている。この光量調整部材13は樹脂材等で形成された遮光性の薄板部材であり、中央部には穴(スリット)14が形成されている。そのため発光部材11から出射された光の内で、この穴14を通過したものが受光部材12によって検出される。さらに、組となる発光部材11及び受光部材12と、光量調整部材13との位置が相対的に移動する。この実施例1では図1(C)で示すように発光部材11及び受光部材12が固定配置され、光量調整部材13が移動する。この駆動機構については後述する。
ここで、光量調整部材13に形成されている上記穴14の形状は、光量調整部材13の移動に伴って通過させる光が連続的に変化するように、すなわち光量が連続的に変化するような形状に設計されている。図1で示している例では光量調整部材13が右側に移動すると光量が増加し、逆に移動すると減少するように穴14の形状が規定されている。ここで示している穴14の形状は三角形であるが、これに限るものではなく移動に伴って光量を変化させることができる形状であればよい。
次に、図2から図4を参照して、入力装置1について説明する。入力装置1は、互いに直交するX軸及びY軸に図1で示した検出手段10Aを配置している。図2は、入力装置1の各部構成が確認し易いように示した分解斜視図、図3は入力装置1の外観を示した斜視図、更に図4は入力装置1の平面図を中心に配置して4つの側面を確認できるように示した図である。なお、入力装置1は、第1及び第2検出手段として検出手段10Aを2個含むので、これらに枝番(−1、−2)を付して区別する。
入力装置1は平坦な基板100の上に複数の部材を組付けて形成されている。入力装置1は、X軸方向に移動自在な第1スライダ120と、Y軸方向に移動自在な第2スライダ130とを含んでいる。第1スライダ120は基板100の上下側部に立設した一対のレール111、112によってガイドされ、第2スライダ130は基板100の左右側部に立設された一対のレール113、114によってガイドされている。
また、上記レール111及び113の一部には切欠111DE、113DEが形成されている。入力装置1はレール111〜114によって囲まれた内側の空間にちょうど嵌合し、上記切欠のそれぞれから腕部を突出させた支持基板150を備えている。第1腕部151には、第1検出手段の一部である第1発光部材11−1と第1受光部材12−1とが所定間隔をもって対向配置されている。この所定間隔は、第1光量調整部材13−1をX軸方向へ移動させるために確保されている。同様に、第2腕部152には、第2検出手段の一部である第2発光部材11−2と第2受光部材12−2とが所定間隔をもって対向して配置されている。第2光量調整部材13−2はY軸方向へ移動できるようになっている。
第1スライダ120は、概略形状が矩形であって、中央部に形成した長穴121と一端側に突出するように設けた支持枠122とを含んでいる。長穴121内には操作子となる移動体140が嵌合する。移動体140には操作用の突起141が設けられている。オペレータは突起141により移動体140を所望位置に移動できる。
支持枠122内には、第1光量調整部材13−1がX軸と平行に嵌合されている。第1光量調整部材13−1に形成した穴14−1は三角形状に形成されている。より詳細には、穴14−1は頂点が右端部にある三角形状に形成されている。この第1光量調整部材13−1が、第1発光部材11−1と第1受光部材12−1との間をX軸と平行に移動すると穴14−1を通過する光が変化する。
第2スライダ130は、第1スライダ120上に直交するように配置されている。第2スライダ130も第1スライダ120と同様に形成されている。すなわち、中央部に形成した長穴131と一端側に突出するように設けた支持枠132とを含んでいる。長穴131内には移動体140が嵌合する。支持枠132内には、第2光量調整部材13−2がY軸と平行に嵌合されている。この第2光量調整部材13−2が、第2発光部材11−2と第2受光部材12−2との間をY軸と平行に移動すると穴14−2を通過する光が変化する。
移動体40は、第1スライダ120の長穴121及び第2スライダ130の長穴131に嵌合している。よって、オペレータが移動体40を移動させると第1スライダ120及び第2スライダ130が移動して、X軸方向で第1光量調整部材13−1、Y軸方向で第2光量調整部材13−2が移動する。これに伴って各軸にそれぞれ配置した第1受光部材12−1、第2受光部材12−2から移動位置に応じた検出信号が出力される。図示を省略しているが支持基板150及び基板100には所定の配線パターンが形成されており、第1受光部材12−1、第2受光部材12−2からの検出信号を外部に取出せるようになっている。よって、XY平面内での移動体40の位置検出信号を、入力指示用の信号として使用できる。
図5は、上記入力装置1の電気的構成例を模式的に示したブロック図である。このような構成の回路部分は例えば基板100或いは支持基板150上に配置される。X軸に配置された第1受光部材12−1からの検出信号は増幅器221に供給され、Y軸に配置された第2受光部材12−2からの検出信号は増幅器222に供給される。各増幅器221、222により増幅された信号がA/D変換器223を介して中央演算装置230へ供給される。中央演算装置230は例えばCPU(Central Processing Unit)で形成した演算部231を中心に構成されている。演算部231は記憶部232、クロック233が接続されると共に、インタフェイス部234を介して入力信号を供給する外部装置(例えばPC(Personal Computer)等)に接続されている。記憶部232にはROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)を含むことができる。例えばROMには受光部材12−1、12−2で検出した信号に基づいて移動体40の位置を検出するためのプログラムやこれに関連したデータが格納されている。演算部231はプログラムやデータを用いて移動体40の位置を算出する。よって、例えば操作者が移動体40を移動させることにより、上記入力装置1が接続されたPCのディスプレイ上に座標位置入力を行うことができる。なお、入力装置1はマウスやキーボード等のデバイスに組込んだ形態で使用してもよく、この場合にはデバイス側のCPU等を流用して中央演算装置230としてもよい。このようにすると入力装置1の構成を簡素化して小型化を促進できる。なお、入力装置1は基板100内に支持基板150を配置し、この支支持基板150に発光部材11及び受光部材12を配置している。しかし、この構造に限らず基板100に直接、発光部材11及び受光部材12を配置するようにしてもよい。
さらに光量の変化に基づいて移動体の位置検出を行って、入力指示に利用する入力装置について説明する。ただし、図2から図5で示した構造は同様であるので、構成が異なる検出手段について説明する。
図6は、実施例2に係る入力装置1に採用されている検出手段10Bについて示した図である。(A)は検出手段10Bの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Bは、発光部材11及び受光部材12が対向した状態を維持して一体に移動し、光量調整部材13が固定位置にある。このように発光部材11及び受光部材12側が移動する構成の検出手段10Bを備えた入力装置でも実施例1の入力装置と同様に入力指示を行える。なお、この検出手段10Bを採用する場合には、図2で示す構造において光量調整部材13−1、13−2を支持基板150に固定配置し、発光部材11−1、11−2と受光部材12−1、12−2を支持枠122、133に取付けて移動させるように変更すればよい。なお、この場合には支持基板150を除いて、光量調整部材13−1、13−2を基板100に直接固定してもよい。
図7は、実施例3に係る入力装置1に採用されている検出手段10Cについて示した図である。(A)は検出手段10Cの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Cでは発光部材11及び受光部材12が同じ側に配置されている。特に(C)で示すように発光部材11及び受光部材12が同一の面内に位置するようにして固定配置されている。
そして、光量調整部材13の背面側(発光部材11及び受光部材12と反対側)には反射部材15が配置されている。この反射部材15は、発光部材11からの光を受光部材12に反射させる。光量調整部材13及び反射部材15は、実施例1の場合と同様の構成で支持枠122、133に取付けられて、X軸、Y軸方向へ移動する。また、発光部材11及び受光部材12は、支持基板150に固定配置される。このように光量調整部材13の背面側に反射部材15を設けた構成の検出手段10Cを備えた入力装置でも実施例1の入力装置と同様に入力指示を行える。なお、この検出手段10Cは、発光部材11及び受光部材12を同一側に配置するので薄型化を図ることができる。特に、発光部材11と受光部材12とを同一面内に配置することが好ましい。
図8は、実施例4に係る入力装置1に採用されている検出手段10Dについて示した図である。(A)は検出手段10Dの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Dも実施例3の検出手段10Eと同様に発光部材11及び受光部材12が同じ側に配置されている。ただし、(D)で示すように、実施例3の場合とは逆で光量調整部材13及び反射部材15が固定配置され、発光部材11及び受光部材12が移動する。発光部材11及び受光部材12は、実施例2の場合と同様に、図2で示す構造において支持枠122、133に取付けて移動させるように変更すればよい。この検出手段10Dを備えた入力装置でも実施例3の入力装置と同様に、入力指示を行える薄型の入力装置となる。
図9は、実施例5に係る入力装置1に採用されている検出手段10Eについて示した図である。(A)は検出手段10Eの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Eは発光部材11及び受光部材12が同じ側に配置され、光量調整部材13の背面側には導光管16が配置されている。この導光管16は、発光部材11からの光を受光して誘導し、受光部材12に向けて出射する。この検出手段10Eを備えた入力装置でも実施例1の入力装置と同様に入力指示を行える。前述した実施例と同様に、発光部材11及び受光部材12を固定配置する構造を採用してもよいし、光量調整部材13を固定配置する構造を採用してもよい。なお、光量調整部材13を移動させる構造を採用するときには、導光管16を一緒に移動させるようにしもよいし、固定位置に配置してもよい。
図10は、実施例6に係る入力装置1に採用されている検出手段10Fについて示した図である。(A)は検出手段10Fの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Fは発光部材を備えておらず、受光部材12を備えている。この検出手段10Fは、(D)で示すように、受光部材12が室内光や太陽光などの外光17を受光する。この検出手段10Fを備えた入力装置でも実施例1の入力装置と同様に入力指示を行える。前述した実施例と同様に、受光部材12を固定配置する構造を採用してもよいし、光量調整部材13を固定配置する構造を採用してもよい。
図11は、上記光量調整部材13に採用できる具体例について示した図である。(A)は上記実施例で採用したものと同じ形態例13Aについて示している。すなわち、この形態例13Aは三角形状の穴14が形成されたものである。ただし、光を通過させるための穴の形状はこの様な三角形に限らず光量を連続的に変化させることができる形状であればよい。(B)は部材の形状自体を三角形状とした形態例13Bについて示している。(C)は発光部材と受光部材とが相対移動する方向(実施例ではX,Y軸方向)で光の透過率が連続的に変化するように形成した部材を採用した形態例13Cについて示している。例えば、図で左側から右側に向けて透過率が変化するように形成した部材が採用される。(D)は開口内にレンズ部材18を嵌め込んで移動方向で焦点距離が連続的に変化するように形成した形態例13Dについて示している。このように焦点距離を変化させて受光部材に入り光量を変化させるようにしてもよい。さらに、(E)は段状に形成した穴19が形成された形態例13Eについて示している。このような形状を採用すると光量の変化に緩急をつけることができる。なお、ここで光量等が連続的に変化するということは、常時変化する場合と、途中で変化が無くその後に再び変化するような場合とが含まれる。(E)で示す例が、後者に相当する。
さらに、光量の変化に基づいて入力指示を行う他の入力装置について説明する。ここで示す入力装置は発光部材及び受光部材と光量調整部材とが曲線上を互いに相対移動する。前述した実施例と同様に図12は、実施例7に係る入力装置1に採用されている検出手段10Gについて示した図である。(A)は検出手段10Gの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。
発光部材11と受光部材12とは、所定の間隔をもって対向して固定配置されている。この光量調整部材13は樹脂材等で形成された遮光性の薄板部材である点は前述した実施例と同様であるが、湾曲した円弧形状をなしている。そして、中央部には外形に沿うよう形成した三角形を変形させた穴(スリット)14が形成されている。この実施例7では図12(B)、(C)で示すように発光部材11及び受光部材12が固定配置され、光量調整部材13が円弧移動する。図12で示すような検出手段10Gでも前述した検出手段と同様に位置検出を行える。ただし、前述の実施例では図2〜図4で示した構造により、移動体が平面移動することに伴って発光部材11及び受光部材12、或いは光量調整部材13が移動していた。この実施例7の入力装置1は、移動体が球面に沿って移動する機構を備えており、これにより光量調整部材13が円弧移動する。
図13は、実施例7に係る入力装置1に含む構造を模式的に示した斜視図である。移動体340は下部に係合足部341を備えており、第1スライダ320の上部に跨るように配置されている。第1スライダ320は中央を高く湾曲させたアーチ形状の角部材である。この上を移動体340がY軸方向へ摺動する。よって、移動体340がY軸方向へ移動したときには中央で最高位置となり、両端で最低位置となる。ここでは詳細な図示を省略しているが、第1スライダ320の一端には支持構造が形成されており第1光量調整部材13−1が一体に移動する。この第1光量調整部材13−1を挟んで両側には、第1発光部材11−1と第1受光部材12−1とが所定間隔をもって対向して配置されている。
さらに、第2スライダ330が第1スライダ320と直交するようにして、第1スライダ320上に配置されている。第2スライダ330は、第1スライダ320と同様の外形を成しており、中央に長穴335が形成されている。この長穴335に移動体340が摺動自在に嵌合している。この第2スライダ330も一端に第2光量調整部材13−2が固定され一体に移動する。この第2光量調整部材13−2の両側にも第2発光部材11−2と第2受光部材12−2とが所定間隔をもって対向して配置されている。
以上のように、移動体340は第1スライダ320上に摺動自在に載置され、第2スライダ330の長穴335に嵌合している。第1スライダ320及び第2スライダ330はアーチ形状である。よって、オペレータが移動体340を移動させると第1スライダ320及び第2スライダ330が円弧移動(曲線移動)する。これに伴って、X軸方向で第1光量調整部材13−1が円弧移動し、Y軸方向で第2光量調整部材13−2が円弧移動する。そして、各軸に沿ってそれぞれ配置した第1受光部材12−1、第2受光部材12−2から移動位置に応じた検出信号が出力される。この実施例7では移動体340が曲面(例えば球面の一部)上を移動する状態となる。前述した実施例と同様に第1受光部材12−1、第2受光部材12−2からの検出信号を外部に取出せる。よって、曲面に沿って移動する移動体40の位置検出信号を、入力指示用の信号として使用できる。なお、本実施例の入力装置1についても、実施例1の入力装置について示した図5の電気的な構成を採用することができる。
図14は、実施例8に係る入力装置1に採用されている検出手段10Hについて示した図である。(A)は検出手段10Hの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Hは、実施例7で示した検出手段10Gとは逆の構成で、発光部材11及び受光部材12が円弧移動し、光量調整部材13が固定配置される。このように発光部材11及び受光部材12側が移動する構成の検出手段10Hを備えた入力装置でも実施例7の入力装置と同様に入力指示を行える。
図15は、実施例9に係る入力装置1に採用されている検出手段10Iについて示した図である。(A)は検出手段10Iの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。検出手段10Iは、実施例7で示した検出手段10Gとは異なり、発光部材11及び受光部材12が同じ側に配置されている。そして、光量調整部材13の背面側(発光部材11及び受光部材12と反対側)には反射部材15が配置されている。この反射部材15は、光量調整部材13はほぼ同形の円弧形状をなしている。この実施例9は、前述した実施例3(図7)と対応する実施例である。この検出手段10Iを備えた入力装置でも実施例7の入力装置と同様に入力指示を行える。なお、この検出手段10Iも、発光部材11及び受光部材12を同一側に配置するので薄型化を図ることができる。
図16は、実施例10に係る入力装置1に採用されている検出手段10Jについて示した図である。(A)は検出手段10Jの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Jは、実施例9で示した検出手段10Hとは逆の構成で、発光部材11及び受光部材12が円弧移動し、光量調整部材13及び反射部材15が固定配置される。このように発光部材11及び受光部材12側が移動する構成の検出手段10Jを備えた入力装置でも実施例7の入力装置と同様に入力指示を行える。
前述した実施例は受光部材に入る光量変更により移動体の位置検出をする検出部を採用する入力装置1について示したものである。しかし、移動体の移動位置を検出する方法は、光量変化を用いるものに限らない。磁場の変化を移動体の位置検出に用いる検出手段も前述した入力装置1に適用できる。以下では磁場の変化を移動体の位置検出に用いる検出手段の例を示す。磁場変化を検出する構成では、前述した光の場合での発光部材が磁場発生部材となり、受光部材が磁場検出部材となる。また、光の通過を制限していた光量調整部材が磁場の漏洩量を変化させる磁場調整部材となる。その他の機械的な構成は、光量変化を用いる入力装置と同様であるので、以下で示す実施例でも構成が異なる検出手段について説明する。なお、図17で示す検出手段10Kは、光量変化を利用する実施例1の検出手段10Aとは磁場変化を利用するので採用する各部品が異なるが、移動体140を移動させる機構は同様である。
図17は、実施例11に係る入力装置1に採用されている検出手段10Kについて示した図である。(A)は検出手段10Kの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。検出手段10Kは、磁場を発生させる磁場発生部材411と、この磁場発生部材411に基づく磁場変化に応じた信号を出力する磁場検出部材412とを備えている。磁場発生部材411としては、例えば永久磁石等の強磁性部材や、電気的に磁場を発生させる電磁石等を使用できる。また、磁場検出部材412としてホール素子や磁気抵抗効果素子等の磁気検出素子を使用することができる。
そして、磁場発生部材411と磁場検出部材412との間には、磁場の障壁となる磁場調整部材413が配設されている。この磁場調整部材413は非磁性材等で形成された薄板部材であり、中央部には穴(スリット)414が形成されている。そのため磁場発生部材411に基づいて発生した磁場の一部がこの穴414を通過する(漏洩する)と磁場検出部材412によって検出される。さらに、組となる磁場発生部材411及び磁場検出部材412と、磁場調整部材413との位置が相対的に移動する。
磁場調整部材413に形成されている上記穴414の形状は、磁場調整部材413の移動に伴って漏洩させる磁場を連続的(線形的)に変化するように設計されている。図17で示している例では磁場調整部材413が右側に移動すると漏洩量が増加し、逆に移動すると減少するように穴14の形状が規定されている。ここで示している穴414の形状は三角形であるが、これに限るものではなく移動に伴って漏洩する磁場を線形的に変化させることができる形状であればよい。
図17に示す検出手段10Kを採用する入力装置でも、実施例1の入力装置と同様に移動体の位置検出を行い、その位置情報をコンピュータの指示入力に用いることができる。
図18は、実施例12に係る入力装置1に採用されている検出手段10Lについて示した図である。(A)は検出手段10Lの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Lは、実施例11の場合とは逆で磁場調整部材413が固定配置され、磁場発生部材411及び磁場検出部材412が移動する。駆動機構については、前述した実施例2と同様である。
図19は、実施例13に係る入力装置1に採用されている検出手段10Mについて示した図である。(A)は検出手段10Mの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Mは、磁場調整部材413が円弧状に湾曲している点が実施例11と異なる。駆動機構については、前述した実施例7の図13と同様である。
図20は、実施例14に係る入力装置1に採用されている検出手段10Nについて示した図である。(A)は検出手段10Nの斜視図、(B)は同平面図、(C)は同側面図、(D)は底面図である。この検出手段10Nは、実施例13の場合とは逆で磁場調整部材413が固定配置され、磁場発生部材411及び磁場検出部材412が移動する。
以上説明したように、実施例に係る入力装置は直交する2軸それぞれに配置した第1検出手段、第2検出手段が光或いは磁場の変化に基づいて移動体の位置を検出する。この位置情報をコンピュータの指示入力に用いる。ボリュームスイッチなど抵抗値を変化させる装置を用いた場合と比較して負荷の少ない入力装置を提供することができる。なお、上記実施例では、光量変化を利用して移動体の位置検出をするもの同士、或いは磁場変化を利用して移動体の位置検出をするもの同士を組合わせる例を示した。しかし、光量変化を利用して移動体の位置検出をする検出手段と磁場変化を利用して移動体の位置検出をする検出手段とを組合せてもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
実施例1に係る入力装置に含まれる検出手段の構成を模式的に示した図である。 実施例1の入力装置の各部構成が確認し易いように示した分解斜視図である。 図2の入力装置の外観を示した斜視図である。 図2の入力装置の平面図を中心に配置して4つの側面を確認できるように示した図である。 図2の入力装置の電気的構成例を模式的に示したブロック図である。した図である。 実施例2に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例3に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例4に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例5に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例6に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 採用できる光量調整部材の具体例について示した図である。 実施例7に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例7に係る入力装置に含む構造を模式的に示した斜視図である。 実施例8に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例9に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例10に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例11に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例12に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例13に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。 実施例14に係る入力装置に採用されている検出手段について示した図である。
符号の説明
1 入力装置
10A〜10N 検出手段
11(11−1,11−2) 発光部材
12(12−1,12−2) 受光部材
13(13−1,13−2) 光量調整部材
14 穴(スリット)
15 反射部材
16 導光管
140 移動体
411 磁場発生部材
412 磁場検出部材
413 磁場調整部材
414 穴(スリット)

Claims (12)

  1. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材と前記第1受光部材との間で前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材と前記第2受光部材との間で前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  2. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動すると共に通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材を間にして固定配置した第1発光部材及び第1受光部材とを含み、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動すると共に通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材を間にして固定配置した第2発光部材及び第2受光部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  3. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する同一面内に配置した第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材及び前記第1受光部材と対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置した第1光反射部材とを含み、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する同一面内に配置した第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材及び前記第2受光部材と対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置した第2光反射部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  4. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置した第1光反射部材と、前記第1光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された第1発光部材及び第1受光部材とを含む、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置した第2光反射部材と、前記第2光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された第2発光部材及び第2受光部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  5. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動する同一面内に配置した第1発光部材及び第1受光部材と、該第1発光部材及び前記第1受光部材と対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置され前記第1発光部材からの光を受光して前記第1受光部材側へ出射する第1光誘導部材とを含み、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動する同一面内に配置した第2発光部材及び第2受光部材と、該第2発光部材及び前記第2受光部材と対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置され前記第2発光部材からの光を受光して前記第2受光部材側へ出射する第2光誘導部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  6. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と共に前記第1の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第1光量調整部材と、該第1光量調整部材の背面側に配置され第1発光部材からの光を受光して第1受光部材側へ出射する第1光誘導部材と、前記第1光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された前記第1発光部材及び前記第1受光部材とを含む、
    前記第2検出手段が、前記移動体と共に前記第2の方向へ移動して通過する光の光量を変化させる第2光量調整部材と、該第2光量調整部材の背面側に配置され第2発光部材からの光を受光して第2受光部材側へ出射する第2光誘導部材と、前記第2光量調整部材と対向し同一面内に固定配置された前記第2発光部材及び前記第2受光部材とを含む、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  7. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、固定配置された第1受光部材と、該第1受光部材に対向すると共に前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動して前記第1受光に入る外光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、
    前記第2検出手段が、固定配置された第2受光部材と、該第2受光部材に対向すると共に前記移動体と一体に前記第2の方向へ移動して前記第2受光に入る外光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含み、
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  8. 所定の面に沿って移動する移動体の位置を検出することにより指示入力を行う装置であって、
    第1の方向での移動体の移動を検出する第1検出手段と、前記第1の方向と直交する第2の方向での前記移動体の位置を検出する第2検出手段とを備え、
    前記第1検出手段が、前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動する第1受光部材と、該第1受光部材に対向すると共に前記第1の方向と平行に固定配置され前記第1受光に入る外光の光量を変化させる第1光量調整部材とを含み、
    前記第2検出手段が、前記移動体と一体に前記第1の方向へ移動する第2受光部材と、該第2受光部材に対向すると共に前記第2の方向と平行に固定配置され前記第2受光に入る外光の光量を変化させる第2光量調整部材とを含み
    前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により焦点距離を連続的に変化させる部材により形成されており、
    前記第1検出手段及び前記第2検出手段が、光量の変化に基づいて、前記第1の方向及び前記第2の方向それぞれでの移動量を検出することを特徴とする入力装置。
  9. さらに、前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により第1受光部材及び第2受光部材が受光する光量が連続的に変化するように形成した穴を有する、ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の入力装置。
  10. さらに、前記穴の形状が連続的又は段階的に変化していることを特徴とする請求項に記載の入力装置。
  11. さらに、前記第1光量調整部材及び前記第2光量調整部材は、前記移動体が移動した位置により通過する光の透過率を連続的に変化させる部材により形成されている、ことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の入力装置。
  12. 前記移動体が移動する前記所定面が平面又は曲面の一部であることを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の入力装置。
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