JP3970290B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、情報記録媒体に対して情報の記録若しくは再生(又はその両方)を行う光ピックアップ装置に関し、より詳細には、光学波面収差を補正する機能を備えた光ピックアップ装置に関する。
光ピックアップ装置は、光ビームを対物レンズにより光ディスクの情報層に集光するようになっているが、光ディスクの情報層は透明のカバー層で覆われており、このカバー層の厚みにばらつきがあると、波面収差(球面収差)を生じることが知られている。この波面収差を補正するため、コリメータレンズを移動して対物レンズに入射する光束の収束発散角を補正することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、リレーレンズを移動することにより、対物レンズに入射する光束の収束発散角を補正することも提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−103087号公報(第5−6頁、図1) 特開2003−338069号公報(第5頁、図1−5)
しかしながら、このような補正手段を備えた光ピックアップ装置では、対物レンズを移動させるための駆動部(例えば電磁力を発生するための磁気回路)のほかに、コリメータレンズ又はリレーレンズを移動させるための駆動部を更に設けなければならないため、構成部品数が増加し、光ピックアップ装置の小型化が困難になる。そのため、波面収差を補正しつつ、光ピックアップ装置の小型化を可能にすることが求められている。
また、補正レンズをさらに高速で移動させること、非通電状態でも補正レンズの位置及び姿勢を維持できるようにすること、及び、振動などによってレンズ部の位置及び姿勢が変動しないようにすることも求められている。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、光ピックアップ装置の小型化を可能にすることを目的とする。本発明は、また、補正レンズの高速移動を可能にし、非通電時でも補正レンズの位置及び姿勢を維持できるようにし、また振動などによる補正レンズの位置及び姿勢の変動を防止することを目的とする。
本発明に係る光ピックアップ装置は、ディスク状媒体の情報層に光束を集光させるための対物レンズと、前記対物レンズをフォーカスサーボ方向及びトラックサーボ方向に駆動する対物レンズ駆動手段と、前記対物レンズと同一光軸上に配置された補正レンズと、前記補正レンズを保持する補正レンズホルダと、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向に案内する少なくとも一本のシャフトと、前記対物レンズに入射する光束の状態を制御するため、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向と同一方向に駆動する補正レンズ駆動手段とを備える。前記補正レンズ駆動手段は、前記トラックサーボ方向の駆動力を発生する電磁コイルと、前記電磁コイルが発生する駆動力とは逆方向に、前記補正レンズホルダを前記シャフトに押し付ける予圧を発生する磁性片及びマグネットとを備える。前記電磁コイルに流れる電流を制御することにより、前記トラックサーボ方向において前記補正レンズホルダを前記シャフトに押し付ける力を制御し、前記補正レンズホルダと前記シャフトとの間に生じる摩擦力を、前記補正レンズホルダを静止状態に保つ場合よりも、前記補正レンズホルダを駆動する場合の方が小さくなるよう制御する。
本発明によれば、補正レンズをフォーカスサーボ方向と同一方向に駆動するようにしたので、補正レンズ及び対物レンズを駆動に必要な電磁力を発生するための磁気回路を共有することが可能になる。その結果、部品点数を少なくし、光ピックアップ装置を小型化することが可能になる。
加えて、トラックサーボ方向と同一方向に駆動力を発生して補正レンズホルダの摩擦を制御することにより、補正レンズホルダの移動時には、摩擦を小さくすることで移動速度を高速にすることができる。また、非通電時には、摩擦を大きくすることで補正レンズの位置及び姿勢を維持し、さらに振動などによる補正レンズの位置及び姿勢の変動を防止することができる。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部、すなわち対物レンズ及びコリメータレンズを駆動するためのアクチュエータユニットを示す斜視図である。
このアクチュエータユニットは、磁性材料により構成された平板状のベース11を有している。ここでは、ベース11が、光ディスク(図8)の情報層に対して平行(水平)に置かれているものとする。また、ベース11の板面に直交する方向、すなわち光ディスクの情報層(記録面)に対して直交する方向を、Z方向とする。このZ方向に直交する面内に、X方向及びY方向を規定する。X方向は、対物レンズ(後述)の中心を通る光ディスクのトラックの接線に平行な方向である。Y方向は、対物レンズの中心を通る光ディスクのトラックを横切る方向である。
ベース11の上面(光ディスク側の面)には、X方向に互いに対向する一対のマグネット3,6が設けられている。マグネット3,6は、ネオジウム磁石材料などで構成された方形の板状部材であり、その厚み方向(X方向)に着磁されている。マグネット3,6は、いずれも、Y方向中心に規定された異曲境界線3a,6a(図6)を挟んで着磁方向が逆になるよう構成されている。マグネット3,6は、N極面同士、S極面同士が互いに対向するように向きに配置されており、マグネット3,6の互いに対向する磁極面の近傍では、X方向の磁界が生じている。なお、マグネット3,6のそれぞれ外側の面は、ベース11の上面に立設された保持プレート11a,11bに固定されている。
マグネット3,6の間の領域では、ベース11の上面から4つの柱状部材であるヨーク8a,8b,8c,8dがZ方向に突出形成されている。マグネット3の近傍に配置されたヨーク8c,8dと、マグネット6の近傍に配置されたヨーク8a,8bとがそれぞれ互いに対向している。ヨーク8a,8cは、マグネット3,6のY方向における一方の側(図中右上側)に位置し、ヨーク8b,8dは、マグネット3,6のY方向における他方の側(図中左下側)に位置している。なお、ヨーク8a(図3)は、図1では隠れた位置にある。
マグネット3,6、ヨーク8a〜8d及びベース11は、磁気回路を構成している。マグネット3とヨーク8c,8dとの間の空隙、及びマグネット6とヨーク8a,8bとの間の空隙には、強い磁界が発生している。
マグネット3,6の間には、対物レンズ1を搭載する対物レンズホルダ2が設けられている。この対物レンズホルダ2は、対物レンズ1の光軸方向がZ方向と平行となるように対物レンズ1を支持している。対物レンズホルダ2は、上述したヨーク8a〜8dをZ方向に貫通させる形状を有している。対物レンズホルダ2は、略X方向に延在する平行な6本のワイヤ4によって支持されている。ワイヤ4は、リン青銅など、導電性を持つばね材料により構成されており、後述するフォーカスサーボ駆動用コイルとトラックサーボ駆動用コイルへの給電手段を兼ねている。
これら6本のワイヤ4は、対物レンズ1の中心(光軸)を通るX方向の軸線(すなわち、光ディスクのトラックの接線)に対対して対称な2箇所において、Z方向に3本ずつ並ぶように配置され、略直方体状のリンク構造をなしている。6本のワイヤ4は、上述した保持プレート11bに隣接して設けられたワイヤホルダ7により支持されている。具体的には、各ワイヤ4の端部が、ワイヤホルダ7に設けられたゲル状樹脂7aに固定されている。これにより、対物レンズホルダ2は、適度な振動減衰特性(粘性)とばね弾性をもって支持される。そのため、対物レンズホルダ2は、対物レンズ1の姿勢及び角度を一定に保ったまま、フォーカスサーボ方向及びトラックサーボ方向に、速やかに移動可能となる。
図2は、図1に示した光ピックアップ装置の主要部を示す図であり、対物レンズ1の光軸を通るYZ断面図である。図3は、図1に示した光ピックアップ装置の主要部を示す図であり、対物レンズ1の光軸を通るXZ断面図である。図4は、図2における線分IV−IVに沿ったXY断面図である。図5は、図2における線分V−Vに沿ったXY断面図である。
対物レンズホルダ2には、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12b(図2)及びトラックサーボ駆動用コイル16a,16b(図3)が取り付けられている。対物レンズホルダ2と、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bと、トラックサーボ駆動用コイル16a,16bとにより、対物レンズ可動部が構成されている。
図2及び図4に示すように、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bは、対物レンズホルダ2のY方向両側に取り付けられている。フォーカスサーボ駆動用コイル12aは、X方向の2辺とY方向の2辺とを有し、ヨーク8a,8cを囲むように巻かれている。同様に、フォーカスサーボ駆動用コイル12bは、X方向の2辺とY方向の2辺とを有し、ヨーク8b,8dを囲むように巻かれている。フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bは、マグネット3,6とヨーク8a〜8dとの空隙に位置するコイル部分で、光ディスク面に垂直な方向(Z方向)の電磁力を発生させる。
図3及び図4に示すように、トラックサーボ駆動用コイル16a,16bは、対物レンズホルダ2のマグネット3,6にそれぞれ対向する面に設けられている。トラックサーボ駆動用コイル16aは、そのZ方向の2辺(図4)が、マグネット3のN極面とS極面(図6)にそれぞれ対向するように配置されている。同様に、トラックサーボ駆動用コイル16bは、そのZ方向の2辺(図4)が、マグネット6のN極面とS極面(図6)にそれぞれ対向するように配置されている。トラックサーボ駆動用コイル16a,16bは、Y方向、すなわち光ディスクのトラックを横切る方向に平行な方向の電磁力を発生させる。
対物レンズ可動部(対物レンズホルダ2、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12b、トラックサーボ駆動用コイル16a,16b)及びマグネット3,6により、対物レンズ駆動部(アクチュエータユニット)が構成されている。
図2及び図3に示すように、対物レンズ可動部の直下には、仕切り板22を挟んで、コリメータレンズ14を移動させるための補正レンズ可動部が設けられている。この補正レンズ可動部は、ベース11とマグネット3,6とヨーク8a〜8dとからなる磁気回路を、対物レンズ可動部と共有するように構成されている。
補正レンズ可動部は、コリメータレンズ14を保持する補正レンズホルダ15と、垂直駆動用コイル13a,13b(図2)と、水平駆動用コイル17a,17b(図3)とを有している。補正レンズホルダ15は、コリメータレンズ14を、その光軸が対物レンズ1の光軸と同軸上に位置するように保持している。補正レンズホルダ15には、各コイル13a,13b,17a,17bに給電するためのフレキシブルプリント基板9が取り付けられている。
図5に示すように、垂直駆動用コイル13a,13bは、補正レンズホルダ15のY方向両側に取り付けられている。垂直駆動用コイル13aは、X方向の2辺とY方向の2辺とを有し、ヨーク8a,8cを囲むように巻かれている。同様に、垂直駆動用コイル13bは、X方向の2辺とY方向の2辺とを有し、ヨーク8b,8dを囲むように巻かれている。垂直駆動用コイル13a,13bは、マグネット3,6とヨーク8a〜8dとの空隙に位置するコイル部分で、Z方向、すなわち対物レンズ1のフォーカスサーボ方向と同一方向に駆動力を発生する。
水平駆動用コイル17a,17bは、補正レンズホルダ15のマグネット3,6にそれぞれ対向する面に設けられている。水平駆動用コイル17aは、そのZ方向の2辺がマグネット3のN極面とS極面(図6)にそれぞれ対向するように配置されている。水平駆動用コイル17bは、そのZ方向の2辺がマグネット6のN極面とS極面(図6)にそれぞれ対向するように配置されている。水平駆動用コイル17a,17bは、Y方向、すなわち対物レンズ1のトラックサーボ方向と同一方向に駆動力を発生する。
補正レンズホルダ15には、Y方向に延在するアーム5が取り付けられており、このアーム5の位置を検出するために、光センサ10が設けられている。光センサ10は、発光部と受光部とを有しており、この発光部と受光部との間(検知範囲)にアーム5が位置しているかいないかを、電気信号として出力する。この光センサ10から出力される電気信号は、コリメータレンズ14の位置信号を構成するものである。
コリメータレンズ1の位置信号検出は、例えば特開2003−338069号公報にも説明されているように、コリメータレンズ1の位置制御のフィードバック制御信号として使用される。
ヨーク8a〜8dは、対物レンズホルダ2内に位置する部分の断面(図4)よりも、補正レンズホルダ15内に位置する部分の断面(図5)が大きくなるように構成されている。補正レンズホルダ15はトラックサーボ方向に変位しないため、ヨーク8a〜8dの断面を大きくしても、ヨーク8a〜8dと垂直駆動用コイル13a,13bとが干渉することがない。ヨーク8a〜8dの断面を大きくすることで、マグネット3,6との空隙を狭くし、これにより磁界強度を大きくして電磁変換効率を高めることができる。
仕切り板22は、磁性材料で構成されており、コリメータレンズ14から対物レンズ1に向かう光束を通過させる穴を有している。この仕切り板22は、ヨーク8a〜8dの段差部分(断面の大きさが変化する部分)に配置されている。
仕切り板22は、ヨーク8a〜8dとマグネット3,6との間の磁束ループ(磁路)を形成し、対物レンズ1を駆動するための磁気回路及びコリメータレンズ14を駆動するための磁気回路の効率を上げる。その結果、ヨーク8a〜8dとマグネット3,6との間の空隙の磁界を強め、電磁変換効率を増大させることができる。
仕切り板22は、対物レンズ1を駆動する際に各コイル12a,12b,16a,16bで発生する磁界と、コリメータレンズ14を駆動する際に各コイル13a,13b,17a,17bで発生する磁界とを遮断し、相互の影響を抑制する作用を有している。仕切り板22は、また、対物レンズ可動部と補正レンズ可動部との干渉(衝突)を防止する作用も有している。
上述したフレキシブルプリント基板9は、各コイル13a,13b,17a,17bに対する給電手段を形成している。このフレキシブルプリント基板9は、図4に示すように、対物レンズ1の中心を通るX方向の軸線(すなわち、光ディスクのトラックの接線)に対して対称な形状を有している。フレキシブルプリント基板9は、そのY方向両端に形成された接続部9a,9bにより、ベース11上のワイヤホルダ7に固定されている。これにより、フレキシブルプリント基板9は、補正レンズホルダ15を、適度な振動減衰特性とばね弾性をもって支持するようになっている。
図5に示すように、補正レンズホルダ15において、コリメータレンズ14の中心に対して対称な2箇所には、Z方向に延在する2つの貫通孔が形成されており、これら2つの貫通孔にはシャフト19a,19bが貫通している。シャフト19a,19bは、その下端において、ベース11に固定されている。
補正レンズホルダ15のマグネット3,6にそれぞれ対向する面には、磁性片18a,18bが取り付けられている。磁性片18a,18bは、マグネット3,6のそれぞれの異極境界線3a,6a(図6)からY方向に変位した位置に取り付けられている。これにより、磁性片18a,18bは、ガイドシャフト19a,19bに対するY方向の付勢力を発生させる。
補正レンズ可動部(補正レンズホルダ15、垂直駆動用コイル13a,13b、水平駆動用コイル17a,17b)及びマグネット3,6により、補正レンズ駆動部(アクチュエータユニット)が構成されている。
図6は、実施の形態1に係る光ピックアップ装置における対物レンズ駆動部の動作を説明する図であり、図2に示した線分IV−IVに沿った断面図に相当する。
上述したように、マグネット3,6の磁極面の近傍ではX方向(各磁極面に垂直な方向)の磁界が生じている。図6に示すように、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bに電流iを図示方向に流すと、マグネット3,6の近傍の磁界との作用で、フレミングの左手法則に基づき、光ディスクに接近する方向(+Z方向)の電磁力Ffがフォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bに発生する。一方、電流iの流れる方向を逆にすると、光ディスクから離間する方向(−Z方向)の電磁力Ffがフォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bに発生する。フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bに流れる電流iを制御することで、対物レンズ1をZ方向の任意の位置に移動させることができる。
また、トラックサーボ駆動用コイル16a,16bに電流iを図示方向に流すと、マグネット3,6近傍の磁界との作用で、フレミングの左手法則に基づき、図中上向き(+Y方向)の電磁力Ftがトラックサーボ駆動用コイル16a,16bに発生する。一方、電流iの流れる方向を逆にすると、図中下向き(−Y方向)の電磁力Ftがトラックサーボ駆動用コイル16a,16bに発生する。トラックサーボ駆動用コイル16a,16bに流れる電流iを制御することで、対物レンズ1をY方向の任意の位置に移動させることができる。
図7は、実施の形態1に係る光ピックアップ装置における補正レンズ駆動部の動作を説明する図であり、図2に示した線分V−Vに沿った断面図に相当する。
図7に示すように、垂直駆動用コイル13a,13bに電流iを図示方向に流すと、マグネット3,6の近傍の磁界との作用で、フレミングの左手法則に基づき、光ディスクに接近する方向(+Z方向)の電磁力Ffが垂直駆動用コイル13a,13bに発生する。一方、電流iの流れる方向を逆にすると、光ディスクから離間する方向(−Z方向)の電磁力Ffが垂直駆動用コイル13a,13bに発生する。垂直駆動用コイル13a,13bに流れる電流iを制御することで、コリメータレンズ14をZ方向の任意の位置に移動させることができる。
補正レンズホルダ15に設けられた磁性片18a,18bは、マグネット3,6の異極境界線3a,6aに対してY方向に変位しているため、常に−Y方向の付勢力Fp(与圧)を受けている。補正レンズホルダ15の貫通孔には、上述したシャフト19が係合しているため、磁性片18に作用する一定の付勢力Fpにより、補正レンズホルダ15がシャフト19に押し付けられている。
一方、水平駆動用コイル17a,17bに電流iを図示方向に流すと、マグネット3,6の近傍の磁界との作用で、フレミングの左手法則に基づき、+Y方向の電磁力Ftが水平駆動用コイル17a,17bに発生する。この電磁力Ftは、磁性片18に作用する付勢力Fpとは逆向きである。
水平駆動用コイル17a,17bに流れる電流iを0から増大させていくと、電磁力Ftは増大するが、磁性片18の作用で発生している力Fpと同じになると(互いに方向が逆であるため)、補正レンズホルダ15をシャフト19に押し付ける力は0になる。
このような構成によれば、水平駆動用コイル17a,17bの電流iを制御することで、補正レンズホルダ15をシャフト19a,19bに押し付ける力を制御し、これにより補正レンズホルダ15の貫通孔とシャフト19a,19bとの間の摩擦力を制御することができる。
すなわち、コリメータレンズ14を移動させるときは、水平駆動用コイル17a,17bに静止摩擦力を0にする電流iを流すことで、コリメータレンズ14をスムーズに移動させることができる。一方、コリメータレンズ14を固定するときは、水平駆動用コイル17a,17bに流す電流iを0とすることで、磁性片18の作用で発生している付勢力Fpを利用して静摩擦力を発生させ、コリメータレンズ14を固定しておくことができる。特に、付勢力Fpにより得られる静摩擦力により、振動などを受けても位置や姿勢の変動が生じないよう、コリメータレンズ14を確実に固定しておくことができる。
図8は、実施の形態1に係る光ピックアップ装置の光学系を示す説明図である。光ピックアップ装置は、光を射出する半導体レーザー28と、半導体レーザー28から射出された光束(発散光)が入射する回折格子29と、回折格子29を透過した光束が入射するプリズム27と、プリズム27で反射された光を検出するパワー検出器33と、プリズム27を透過した光束を光ディスク23側(図中上方)に反射するミラー26とを備えている。
ミラー26により反射された光束は、上述したコリメータレンズ14を透過することで平行光束となる。この平行光束は、対物レンズ1により収束され、光ディスク23のカバー層24を透過して、情報層(記録面)に集光される。
光ピックアップ装置は、さらに、光ディスク23の情報層で反射され、集光経路を逆に進んでプリズム27を透過した光束が入射する集光レンズ30及びセンサレンズ31と、この集光レンズ30及びセンサレンズ31を透過した光束を受光してサーボ信号とデータ信号を検出する光検出器32とを備えている。
対物レンズ1は、上述したフォーカスサーボ駆動コイル12a,12b(図2)とトラックサーボ駆動コイル16a,16b(図2)に通電することにより、光ディスク基板23上の情報層の変動に正確に追従する。
対物レンズ1は、対物レンズ1から出射された収束光束が、所定の厚みの透明層(カバー層24)を透過したときに最適な集光スポットが得られるように設計されている。そのため、カバー層24の厚みに誤差などがあると、光束がカバー層24を透過する距離が変化するため、光ディスク23の情報層上の集光スポットに波面収差(より具体的には、球面収差)が生じ、集光スポットの径が大きくなって記録再生特性が劣化する。
しかしながら、本実施の形態に係る光ピックアップ装置によれば、対物レンズ1に入射する前のコリメータレンズ14を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差による球面収差を相殺する球面収差を発生することができる。すなわち、カバー層24の厚み誤差による球面収差を補正することができる。光ディスク23のカバー層24の厚み誤差に起因する球面収差と、この球面収差を補正するために対物レンズに入射させる入射光束との関係は、特開2003−338069号公報(特に図2〜図4)において説明されている。
なお、図8に示した光ピックアップ装置と、光ディスク23を保持して回転させるスピンドルモータ等により、光ディスク装置が構成される。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対物レンズ1と同軸上に配置されたコリメータレンズ14(補正レンズ)を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差に起因する球面収差を補正することが可能になる。
また、本実施の形態では、補正レンズであるコリメータレンズ14を、対物レンズ1の移動方向と同一方向に移動させるよう構成したので、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bと垂直駆動用コイル13a,13bとが同一方向に駆動力を発生させる構成となり、これにより磁気回路(ベース11,マグネット3,6,ヨーク8a〜8d)を共用することが可能になる。
特に、フォーカスサーボ駆動用コイル12a,12bと垂直駆動用コイル13a,13bとが、マグネット3,6の共通の磁極面を利用して駆動力を発生するよう構成することにより、簡単な構成で、磁気回路を共用することができる。
さらに、本実施の形態では、補正レンズとしてのコリメータレンズ14を対物レンズ1の直下に配置することにより、光路の全長が最も短い光学系とすることができ、これにより光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
また、本実施の形態では、磁性片18a,18bにより補正レンズホルダ15に与圧をかけることにより、非通電状態でも、コリメータレンズ14を所望の位置で確実に固定しておくことができ、振動などを受けてもコリメータレンズ14の位置や姿勢の変動を防止することができる。加えて、コリメータレンズ14を移動させる際には、水平駆動用コイル17a,17bに通電することで補正レンズホルダ15にかかる摩擦力を小さくし、補正レンズホルダ15を高速で移動させることができる。
さらに、トラックサーボ駆動用コイル16a,16bと水平駆動用コイル17a,17bとが同一方向に駆動力を発生する構成により、磁気回路(ベース11,マグネット3,6,ヨーク8a〜8d)を共用することが可能になる。
特に、トラックサーボ駆動用コイル16a,16bと垂直駆動用コイル17a,17bとが、マグネット3,6の共通の磁極面を利用して駆動力を発生するよう構成することにより、簡単な構成で、磁気回路を共用することができる。
加えて、補正レンズホルダ15をシャフト19a,19bで案内する構成により、シャフト19a,19bと補正レンズホルダ15の貫通孔との摺動を利用して、コリメータレンズ14の直進精度を向上することができる。
また、補正レンズホルダ15を、対物レンズホルダ2に対して光軸方向(Z方向)に並べて配置することにより、光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
さらに、補正レンズホルダ15と対物レンズホルダ2との間に仕切り板22を設けることにより、補正レンズホルダ15と対物レンズホルダ2との干渉を防止することができる。さらに、コリメータレンズ14を駆動するための磁路と、対物レンズ1を駆動するための磁路とをそれぞれ小さく構成し、これによりマグネット3,6とヨーク8a〜8dとの間に生じる磁界を大きくし、電磁変換効率を高めることができる。また、対物レンズ1を駆動する際に各コイル12a,12b,16a,16bで発生する磁界と、コリメータレンズ14を駆動する際に各コイル13a,13b,17a,17bで発生する磁界とを遮断し、相互に影響を与えないようにすることができる。
加えて、補正レンズホルダ15をフレキシブルプリント基板9によって支持することにより、各コイル13a,13b,17a,17bへの給電を行いつつ、一定のばね弾性と振動減衰特性をもって補正レンズホルダ15を支持することが可能となる。また、対物レンズホルダ2の支持構造(ワイヤ4による弾性支持)と類似の構造を採用することで、磁気回路の共用、及び光ピックアップ装置の小型化が可能となる。
また、補正レンズホルダ15にアーム5を設け、このアーム5を光センサ10で検知することにより、補正レンズホルダ15の位置情報を取得し、コリメータレンズ14の安定した位置制御を行うことができる。
さらに、対物レンズホルダ2と、マグネット3,6と、補正レンズホルダ15と、ガイドシャフト19a,19bとを、共通のベース10上に構成することにより、各部品間の同軸度及び垂直度を高い精度で得ることができ、光ピックアップ装置の小型化に資することができる。
実施の形態2.
図9は、本発明の実施の形態2に係る光ピックアップ装置における対物レンズ及びコリメータレンズのアクチュエータユニットを示す斜視図である。本実施の形態では、補正レンズ可動部(補正レンズホルダ15及び各コイル13a,13b,17a,17b)の支持構造が、実施の形態1と異なっている。
本実施の形態では、補正レンズホルダ15を、複数本(ここでは4本)のワイヤ20で支持するようにしたものである。ワイヤ20はリン青銅など導電性を有するばね部材で構成され、補正レンズホルダ15に取り付けられた各コイル13a,13b,17a,17bへの給電手段を兼ねている。各ワイヤ20の両端は、各コイルの線端と電源供給源とに接続されている。
各ワイヤ20は、対物レンズ1の中心を通るX方向の軸線(すなわち、光ディスクのトラックの接線)に対して対称な2箇所において、Z方向に2本ずつ並ぶように配置され、略直方体状のリンク構造をなしている。図9では、補正レンズホルダ15の+Y側に配置された2本のワイヤ20のみが図示されているが、補正レンズホルダ15の−Y側にも同様の2本のワイヤ20が配置されている。各ワイヤ20は、X方向に延在しており、ワイヤホルダ7に設けられたゲル状樹脂(図示せず)に固定されている。これにより、補正レンズホルダ15は、適度な振動減衰特性及びばね弾性をもって支持され、速やかに移動することが可能になる。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズホルダ15の支持構造を除き、上述した実施の形態1に係る光ピックアップ装置(図1〜図8)と同様である。
また、本実施の形態においても、実施の形態1と同様、対物レンズ駆動部と補正レンズ駆動部とは、ベース11とマグネット3,6とヨーク8a〜8d(図9では符号8で示す)とからなる磁気回路を共用するよう構成されている。また、対物レンズホルダ2と補正レンズホルダ15との間には、磁性材料からなる仕切り板22が設けられている。
本実施の形態によれば、補正レンズホルダ15をリンク構造により支持しているため、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができる。また、コリメータレンズ14を適度な振動減衰特性(粘性)とばね弾性とをもつ振動一次系で支持することで、位置制御の安定性を向上することができる。
また、補正レンズホルダ15の支持構造が対物レンズホルダ2の支持構造と類似しているため、補正レンズ駆動部と対物レンズ駆動部とで磁気回路を共用し、装置の小型化に資することができる。
さらに、補正レンズホルダ15の支持と各コイル13a,13b,17a,17bへの通電とを共通の部材で行うよう構成されているため、部品点数の低減が可能になる。
実施の形態3.
図10は、本発明の実施の形態3に係る光ピックアップ装置の対物レンズ及びコリメータレンズのアクチュエータユニットを示す斜視図である。本実施の形態では、補正レンズ可動部(補正レンズホルダ15及びコイル13a,13b,17a,17b)の支持構造が、実施の形態1と異なっている。
本実施の形態では、補正レンズ可動部を、複数(ここでは4枚)の板ばね21で支持するようにしたものである。板ばね21は、リン青銅など導電性を有するばね部材で構成され、補正レンズホルダ15に取り付けられた各コイル13a,13b,17a,17bへの給電手段を兼ねている。各板ばね21の両端は、各コイルの線端と電源供給源とに接続されている。
板ばね21は、コリメータレンズ14の中心を通るX方向の軸線(すなわち、光ディスクのトラックの接線)に対して対称な2箇所において、Z方向に2本ずつ並ぶように配置され、略直方体状のリンク構造をなしている。図10では、補正レンズホルダ15の+Y側に配置された2本の板ばね21のみが図示されているが、補正レンズホルダ15の−Y側にも同様の2本の板ばね21が配置されている。各板ばね21は、X方向に延在しており、ワイヤホルダ7に設けられたゲル状樹脂(図示せず)に固定されている。これにより、補正レンズホルダ15は、適度な振動減衰特性及びばね弾性を持って支持され、速やかに移動することが可能になる。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズ可動部の支持構造を除き、上述した実施の形態1に係る光ピックアップ装置(図1〜図8)と同様である。
また、本実施の形態においても、実施の形態1と同様、対物レンズ駆動部と補正レンズ駆動部とは、ベース11とマグネット3,6とヨーク8a〜8d(図9では符号8で示す)とからなる磁気回路を共用するよう構成されている。また、対物レンズホルダ2と補正レンズホルダ15との間には、磁性材料からなる仕切り板22が設けられている。
本実施の形態によれば、補正レンズホルダ15をリンク構造により支持しているため、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができる。また、コリメータレンズ14を適度な振動減衰特性とばね弾性とをもつ振動一次系で支持することになるため、位置制御の安定性を向上することができる。
また、補正レンズホルダ15の支持構造が対物レンズホルダ2の支持構造と類似しているため、補正レンズ駆動部と対物レンズ駆動部とで磁気回路を共用し、装置の小型化に資することができる。
さらに、補正レンズホルダ15の支持と各コイル13a,13b,17a,17bへの通電とを共通の部材で行うよう構成されているため、部品点数の低減が可能になる。
実施の形態4.
図11は、本発明の実施の形態4に係る光ピックアップ装置の光学系を示す図である。本実施の形態では、補正レンズとして、コリメータレンズ14(図8)の代わりに、ビームエキスパンダを構成する凸レンズを用いたものである。
本実施の形態では、対物レンズ1とミラー26との間の光路中に、凸レンズ34と凹レンズ35とからなるビームエキスパンダ(リレーレンズ)を設け、凸レンズ及び凹レンズのどちらか一方(ここでは凸レンズ34)を移動させる。これにより、対物レンズ1に入射する光束を僅かに発散光束あるいは収束光束に調整し、対物レンズ1から光ディスク23に入射するビームの球面収差を変化させ、光ディスクの情報層で発生する球面収差を相殺し、収差の少ないビームスポットを生成する。
ビームエキスパンダの凸レンズを移動させて球面収差を補正する方法については、例えば特開2004−13087号公報に開示されている。
図11に示すように、ビームエキスパンダの凸レンズ34は、対物レンズ1の光軸上で且つ直下に配置され、実施の形態1で説明した補正レンズホルダ15(図1,3,5,7)に取り付けられている。一方、ビームエキスパンダの凹レンズ35は、凸レンズ34の直下で、ベース11に形成された孔部11dの内側に固定されている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、コリメータレンズ14の代わりに、ビームエキスパンダの凸レンズ34を用いたという点を除き、上述した実施の形態1に係る光ピックアップ装置(図1〜図8)と同様である。
すなわち、凸レンズ34を保持する補正レンズホルダ15は、実施の形態1で説明したようにフレキシブルプリント基板9を介して弾性支持されている。また、凸レンズ34を保持する補正レンズホルダ15は、垂直駆動用コイル13a,13b(図2)によりZ方向に駆動され、水平駆動用コイル17a,17b(図3)によりシャフト19(図5)との摩擦力の制御が行われる。
また、実施の形態1と同様、対物レンズ駆動部と補正レンズ駆動部とは、ベース11とマグネット3,6とヨーク8a〜8d(図11では省略)とからなる磁気回路を共用するよう構成されている。対物レンズホルダ2と補正レンズホルダ15との間には、磁性材料からなる仕切り板22が設けられている。
本実施の形態によれば、対物レンズ1と同軸上に配置されたエキスパンダレンズの凸レンズ34を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差に起因する球面収差を相殺する球面収差を発生することができる。すなわち、カバー層24の厚み誤差による球面収差を補正することができる。
また、本実施の形態では、補正レンズをビームエキスパンダの凸レンズ34とし、対物レンズ1の直下に配置することにより、光路の全長が最も短い光学系とすることができ、光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
さらに、対物レンズホルダ2と、マグネット3,6と、補正レンズホルダ15と、ガイドシャフト19a,19bとを共通のベース10上に構成することにより、部品間の同軸度及び垂直度を高い精度で得ることができ、光ピックアップ装置の小型化に資することができる。
特に、ビームエキスパンダの凹レンズ35をベース11に固定することにより、凹レンズ35と凸レンズ34との同軸度及び垂直度を高い精度で得ることができる。
実施の形態5.
実施の形態5は、実施の形態4で説明したようにビームエキスパンダの凸レンズ34(図11)を移動させる装置構成において、実施の形態2で説明したように補正レンズホルダ15をワイヤ20で支持するようにしたものである。ビームエキスパンダの凹レンズ35は、実施の形態4で説明したように、ベース11に固定されている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズホルダ15の支持構造を除き、実施の形態4で説明した光ピックアップ装置と同様である。
本実施の形態によれば、対物レンズ1と同軸上に配置されたビームエキスパンダの凸レンズ34を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差による球面収差の補正が可能になる。また、補正レンズホルダ15をリンク構造により支持しているため、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができる。また、コリメータレンズ14を適度な振動減衰特性とばね弾性とをもつ振動一次系で支持することで、位置制御の安定性を向上することができる。
実施の形態6.
実施の形態6は、実施の形態4で説明したようにビームエキスパンダの凸レンズ34(図11)を移動させる装置構成において、実施の形態3で説明したように補正レンズホルダ15を板ばね21で支持するようにしたものである。ビームエキスパンダの凹レンズ35は、実施の形態4で説明したように、ベース11に固定されている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズホルダ15の支持構造を除き、実施の形態4で説明した光ピックアップ装置と同様である。
本実施の形態によれば、対物レンズ1と同軸上に配置されたビームエキスパンダの凸レンズ34を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差による球面収差の補正が可能になる。また、補正レンズホルダ15をリンク構造により支持しているため、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができる。また、コリメータレンズ14を適度な振動減衰特性とばね弾性とをもつ振動一次系で支持することで、位置制御の安定性を向上することができる。
実施の形態7.
図12は、本発明の実施の形態7に係る光ピックアップ装置の光学系を示す図である。本実施の形態では、補正レンズとして、ビームエキスパンダを構成する凸レンズ34の代わりに、凹レンズ35を用いるものである。
図12に示すように、ビームエキスパンダの凸レンズ34は、対物レンズ1の光軸上で且つ直下に配置され、仕切り板22に形成された孔部の内側に固定されている。一方、ビームエキスパンダの凹レンズ35は、対物レンズ1の光軸上において、実施の形態1で説明した補正レンズホルダ15(図1,3,5,7)に取り付けられている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、ビームエキスパンダの凸レンズ34の代わりに、凹レンズ35を駆動するという点を除き、上述した実施の形態4に係る光ピックアップ装置(図11)と同様である。
すなわち、凹レンズ35を保持する補正レンズホルダ15は、実施の形態1で説明したようにフレキシブルプリント基板9を介して弾性支持されている。また、凹レンズ35を保持する補正レンズホルダ15は、実施の形態1で説明したように、垂直駆動用コイル13a,13b(図2)によりZ方向に駆動され、水平駆動用コイル17a,17b(図3)によりシャフト19(図5)との摩擦力の制御が行われる。
また、実施の形態1と同様、対物レンズ駆動部と補正レンズ駆動部とは、ベース11とマグネット3,6とヨーク8a〜8d(図12では省略)とからなる磁気回路を共用するよう構成されている。対物レンズホルダ2と補正レンズホルダ15との間には、磁性材料からなる仕切り板22(凸レンズ34が取り付けられている)が設けられている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、対物レンズ1と同軸上に配置されたビームエキスパンダの凸レンズ34を光軸方向に移動させることで、カバー層24の厚み誤差に起因する球面収差を相殺する球面収差を発生することができる。すなわち、カバー層24の厚み誤差による球面収差を補正することができる。
また、本実施の形態では、補正レンズをビームエキスパンダの凹レンズ35とし、(凸レンズ34を介して)対物レンズ1の下方に配置することにより、光路の全長が最も短い光学系とすることができ、光ピックアップ装置の小型化を実現することができる。
また、対物レンズホルダ2と、マグネット3,6と、補正レンズホルダ15と、ガイドシャフト19a,19bとを共通のベース10上に構成することにより、部品間の同軸度及び垂直度を高い精度で得ることができ、光ピックアップ装置の小型化に資することができる。
特に、ビームエキスパンダの凸レンズ34をベース11に対して固定することにより、凸レンズ34と凹レンズ35との同軸度及び垂直度を高い精度で得ることができる。
実施の形態8.
実施の形態8は、実施の形態7で説明したようにビームエキスパンダの凹レンズ35(図12)を移動させる装置構成において、実施の形態2,5で説明したように補正レンズホルダ15をワイヤ20で支持するようにしたものである。ビームエキスパンダの凸レンズ34は、実施の形態7で説明したように、ベース11に固定されている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズホルダ15の支持構造を除き、実施の形態7で説明した光ピックアップ装置と同様である。
本実施の形態によれば、上述した実施の形態7により得られる効果に加えて、リンク構造を採用することで、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができ、また位置制御の安定性を向上することができる。
実施の形態9.
実施の形態9は、実施の形態7で説明したようにビームエキスパンダの凹レンズ35(図12)を移動させる装置構成において、実施の形態3,6で説明したように補正レンズホルダ15を板ばね21で支持するようにしたものである。ビームエキスパンダの凸レンズ34は、実施の形態7で説明したように、ベース11に固定されている。
本実施の形態に係る光ピックアップ装置の構成は、補正レンズホルダ15の支持構造を除き、実施の形態7で説明した光ピックアップ装置と同様である。
本実施の形態によれば、上述した実施の形態7により得られる効果に加えて、コリメータレンズ14の姿勢を一定に保って移動させることができ、また位置制御の安定性を向上することができる。
本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る光ピックアップ装置の主要部を示す断面図である。 本発明の実施の形態1による対物レンズアクチュエータの動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1によるコリメータレンズアクチュエータの動作を説明するための図である。 本発明の実施の形態1,2,3に係る光ピックアップ装置の光学系を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る光ピックアップ装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る光ピックアップ装置の主要部を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4,5,6に係る光ピックアップ装置の光学系を示す説明図である。 本発明の実施の形態7,8,9に係る光ピックアップ装置の光学系を示す説明図である。
符号の説明
1 対物レンズ、 2 対物レンズホルダ、 3,6 マグネット、 4a〜4d ワイヤ、 5 アーム、 7 ワイヤホルダ、 8a〜8d ヨーク、 9 フレキシブルプリント基板、 10 光センサ、 11 ベース、 12a,12b フォーカスサーボ駆動用コイル、 13a,13b 垂直駆動用コイル、 14 コリメータレンズ、 15 補正レンズホルダ、 16a,16b トラックサーボ駆動用コイル、 17a,17b 水平駆動用コイル、 18a,18b 磁性片、 19a,19b シャフト、 20 ワイヤ、 21 板ばね、 22 仕切り板、 23 光ディスク、 24 カバー層、 26 ミラー、 27 プリズム、 28 半導体レーザー、 29 回折格子、 30 集光レンズ、 31 センサレンズ、 32 光検出器、 33 光パワー検出器、 34 凸レンズ、 35 凹レンズ。


Claims (19)

  1. ディスク状媒体の情報層に光束を集光させるための対物レンズと、
    前記対物レンズをフォーカスサーボ方向及びトラックサーボ方向に駆動する対物レンズ駆動手段と、
    前記対物レンズと同一光軸上に配置された補正レンズと、
    前記補正レンズを保持する補正レンズホルダと、
    前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向に案内する少なくとも一本のシャフトと、
    前記対物レンズに入射する光束の状態を制御するため、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向と同一方向に駆動する補正レンズ駆動手段と
    を備え、
    前記補正レンズ駆動手段が、
    前記トラックサーボ方向の駆動力を発生する電磁コイルと、
    前記電磁コイルが発生する駆動力とは逆方向に、前記補正レンズホルダを前記シャフトに押し付ける予圧を発生する磁性片及びマグネットと
    を備え、
    前記電磁コイルに流れる電流を制御することにより、前記トラックサーボ方向において前記補正レンズホルダを前記シャフトに押し付ける力を制御し、前記補正レンズホルダと前記シャフトとの間に生じる摩擦力を、前記補正レンズホルダを静止状態に保つ場合よりも、前記補正レンズホルダを駆動する場合の方が小さくなるよう制御する
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 前記補正レンズホルダを静止状態で保持する際には、前記電磁コイルに電流を流さず、
    前記補正レンズホルダを駆動する際には、前記電磁コイルに電流を流して駆動力を発生させることにより前記与圧に抗して前記補正レンズホルダと前記シャフトとの間の摩擦を低下させることを特徴とする請求項に記載の光ピックアップ装置。
  3. 前記補正レンズが、コリメータレンズであり、
    前記補正レンズ駆動手段が、前記コリメータレンズを前記フォーカスサーボ方向と同一方向に駆動することにより、前記対物レンズにおいて発生する波面収差を補正することを特徴とする請求項1又は2に記載の光ピックアップ装置。
  4. 前記補正レンズ駆動手段が、前記フォーカスサーボ方向と同一方向に駆動力を発生する電磁コイルを有することを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  5. 前記対物レンズ駆動手段が、前記対物レンズをフォーカスサーボ方向に駆動する電磁力を発生するための磁極面を有するマグネットを備え、
    前記補正レンズ駆動手段が、前記対物レンズ駆動手段と共通の前記磁極面を利用して駆動力を得ることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  6. 前記対物レンズ駆動手段が、前記対物レンズをトラックサーボ方向に駆動する電磁力を発生するための磁極面を有するマグネットを備え、
    前記補正レンズ駆動手段が、前記対物レンズ駆動手段と共通の前記磁極面を利用して駆動力を得ることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  7. 前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダと、前記対物レンズを保持する対物レンズホルダとが、前記フォーカスサーボ方向に並んで配置されていることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  8. 前記補正レンズホルダに設けられた少なくとも一つの電磁コイルと、前記対物レンズホルダに設けられた少なくとも一つの電磁コイルとが、共通の磁気回路内に位置していることを特徴とする請求項に記載の光ピックアップ装置。
  9. 前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダと、前記対物レンズを保持する対物レンズホルダとの間に配置され、前記補正レンズと前記対物レンズとの間の光路に相当する部分に開口部を有する磁性材料からなる仕切り板を備えたことを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  10. 前記補正レンズ駆動手段が、前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダを支持するフレキシブルプリント基板をさらに備え、
    前記フレキシブルプリント基板が、前記補正レンズの中心を通る前記ディスク状媒体の接線に対して対称な形状を有していることを特徴とする請求項1からまでのいずれか1項に記載の光ピックアップ装置。
  11. 前記補正レンズ駆動手段が、前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダを支持する複数のワイヤと、前記複数のワイヤが固定されたゲル状部材の樹脂とをさらに備え、
    前記複数のワイヤが、前記補正レンズの中心を通る前記ディスク状媒体のトラックの接線に対して対称な少なくとも2箇所において、前記フォーカスサーボ方向に並ぶように配列されていることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  12. 前記補正レンズ駆動手段が、前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダを支持する複数の板ばねと、前記複数の板ばねが固定されたゲル状の樹脂とをさらに備え、
    前記複数の板ばねが、前記補正レンズの中心を通る前記ディスク状媒体のトラックの接線に対して対称な少なくとも2箇所において、前記フォーカスサーボ方向に並ぶように配列されていることを特徴とする請求項1からまでの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  13. 前記補正レンズ駆動手段が、
    前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダに取り付けられたアームと、
    前記アームを検出する光センサと
    をさらに備えたことを特徴とする請求項1から12までの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  14. 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、前記対物レンズを前記フォーカスサーボ方向及び前記トラックサーボ方向に駆動するためのマグネットと、前記補正レンズを保持する前記補正レンズホルダと、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向に案内する前記シャフトとが、共通のベースに設けられていることを特徴とする請求項1から13までの何れか1項に記載の光ピックアップ装置。
  15. 前記補正レンズが、ビームエキスパンダを構成する可動レンズであり、
    前記補正レンズ駆動手段が、前記可動レンズを前記フォーカスサーボ方向と同一方向に駆動することにより、前記対物レンズにおいて発生する波面収差を補正することを特徴とする請求項1に記載の光ピックアップ装置。
  16. 前記補正レンズが、ビームエキスパンダを構成する凸レンズであり、
    前記ビームエキスパンダを構成する凹レンズが、ベースに固定されていることを特徴とする請求項15に記載の光ピックアップ装置。
  17. 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、前記対物レンズを前記フォーカスサーボ方向及び前記トラックサーボ方向に駆動するためのマグネットと、前記凸レンズを保持する前記補正レンズホルダと、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向に案内する前記シャフトとが、共通のベースに設けられていることを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ装置。
  18. 前記補正レンズが、ビームエキスパンダを構成する凹レンズであり、
    前記ビームエキスパンダを構成する凸レンズが、ベースに固定されることを特徴とする請求項16に記載の光ピックアップ装置。
  19. 前記対物レンズを保持する対物レンズホルダと、前記対物レンズを前記フォーカスサーボ方向及び前記トラックサーボ方向に駆動するためのマグネットと、前記凹レンズを保持する前記補正レンズホルダと、前記補正レンズホルダを前記フォーカスサーボ方向に案内する前記シャフトとが、共通のベースに設けられていることを特徴とする請求項18に記載の光ピックアップ装置。
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