JP2002352449A - 光学ピックアップ装置及び記録再生装置 - Google Patents
光学ピックアップ装置及び記録再生装置Info
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Abstract
む球面収差補正レンズを有し、姿勢変化や僅かな衝撃に
より可動レンズ群が不必要に動いてしまうことがなく、
可動レンズ群の位置を正確に制御することができ、か
つ、可動レンズ群を高速に、かつ、長い距離に亘って移
動操作できるようにする。 【解決手段】 光軸方向に移動されることにより球面収
差を補正する可動レンズ群7の位置を位置センサ20で
検出し、光ディスクの透明基板の厚みに応じて、可動レ
ンズ群7の位置を閉ループ制御する。
Description
する情報信号の書込みまたは読出しを行う光学ピックア
ップ装置及び光学ピックアップ装置を備え光学記録媒体
に対する記録または再生を行う記録再生装置に関する。
書込みまたは読出しを行う光学ピックアップ装置におい
ては、球面収差補正レンズ群を備えたものが提案されて
いる。この球面収差補正レンズ群は、透明基板の厚さの
異なる複数種類の光学記録媒体を用いる場合におけるこ
の透明基板の厚さや、または、透明基板の厚さや屈折率
のばらつきに応じて発生する球面収差を補正するもので
ある。この球面収差補正レンズ群は、光源と対物レンズ
との間の光路上に配設されており、2群のレンズ群から
なり、一方のレンズ群は固定された固定レンズ群とさ
れ、他方のレンズ群は光軸方向に移動操作可能な可動レ
ンズ群となされている。
学記録媒体の透明基板の厚さに応じて、可動レンズ群の
光軸方向の位置を調整されることにより、球面収差の補
正を行う。
操作可能に支持する機構としては、従来、可動レンズ群
側にラックギヤを取付け、このラックギヤをピニオンギ
ヤを介して送り操作するようにしたものが提案されてい
る。
各ギヤ間で生ずるバックラッシュなどにより位置決め精
度を高くすることができず、また、可動レンズ群を高速
で駆動できないという問題があった。
ズ群を移動操作可能に支持する機構としては、可動レン
ズ群を複数の平行板ばねによって支持させておき、ボイ
スコイルモータ(VCM)によって駆動するものが提案
されている。
可動レンズ群の傾きによる光軸ずれが生じやすいという
問題があった。このような光軸ずれが生ずると、コマ収
差が発生する。
可動レンズ群の周囲を複数の板ばねによって弾性的に支
持する支持機構が提案されている。各板ばねは、可動レ
ンズ群を中心として放射状に配設され、それぞれが光軸
回りの螺旋形状となっていることによって渦巻き状に配
置されている。
ンズ群の可動レンズ群を、傾きを生じさせることなく、
高速で移動操作することが可能となり、すなわち、コマ
収差を発生させることなく、球面収差の迅速な補正を実
現することができる。
な光ディスクの如き光学記録媒体においては、各媒体ご
との透明基板の厚みのばらつきは、数ミクロン(μm)
以上であるが、同一の媒体内における厚みの変動は、高
々1ミクロン程度である。
ックアップ装置により情報信号の記録または再生を行う
記録再生装置においては、この記録再生装置に光学記録
媒体が装着されたときに、所定の目標位置、例えば、光
学ピックアップ装置の受光素子からの出力に基づいて生
成されるプッシュプル信号の振幅が最大となる位置に、
可動レンズ群の位置を調整して収差を補正してしまえ
ば、その後、光学記録媒体を替えるまでは、頻繁に可動
レンズ群を移動させて収差を補正し続けることは必要は
なかった。
情報信号の高密度化の要求が高まっており、面密度を2
倍にするための技術として、2層の信号記録層を積層さ
せて構成した「2層光ディスク」が提案されている。こ
の「2層光ディスク」においては、各信号記録層間の距
離は、少なくとも2Oミクロン程度が確保されている必
要がある。したがって、このような「2層光ディスク」
においては、第1の信号記録層から情報信号を読出すと
きと、第2の信号記録層から情報信号を読出すときと
で、透明基板の厚みが大きく異なることとなる。すなわ
ち、この「透明基板の厚み」は、光束入射側の光ディス
クの表面より、情報信号の読出しまたは書込みを行う信
号記録層までの距離であるからである。
を用いる場合には、記録再生装置に装着された光ディス
クを替えない状態においても、可動レンズ群を移動させ
て収差を補正することが必要となる。すなわち、球面収
差の補正は、使用する記録層が第1の信号記録層から第
2の信号記録層へ、または、第2の信号記録層から第1
の信号記録層へと替わる毎に、行なわれなければならな
い。
0ミクロン以上という値は、これまで透明基板の厚さの
ばらつきとして想定していた数ミクロン程度という値に
比較して格段に大きい。そして、可動レンズ群を移動さ
せるべき距離も、透明基板の厚さの変動量にほぼ比例し
て大きくなる。
再生装置を実現するためには、可動レンズ群を高速に、
かつ、長い距離を移動操作できるように構成された光学
ピックアップ装置が必要となる。
例えば、ボイスコイルモータ(VCM)駆動のような、
制御帯域を広く確保できる駆動方式を採用することが望
ましい。しかし、ボイスコイルモータ駆動を採用した場
合、可動レンズ群を、板ばねや渦巻きばねなどの如き充
分に剛性が低い支持部材で支持するようにしないと、消
費電力を増大させることなく良好な制御特性を維持し、
小型に構成し、かつ、可動範囲を広くすることは困難で
ある。
の剛性を低くすると、記録再生装置の姿勢変化や、僅か
な衝撃により、可動レンズ群が不必要に動いてしまうの
で、ボイスコイルに供給する駆動電流を制御することの
みによっては、可動レンズ群の位置を正確に制御するこ
とが困難となる。
案されるものであって、光軸方向に移動操作される可動
レンズ群を含む球面収差補正レンズ群を有し、姿勢変化
や僅かな衝撃により可動レンズ群が不必要に動いてしま
うことがなく、可動レンズ群の位置を正確に制御するこ
とができ、かつ、可動レンズ群を高速に、かつ、長い距
離に亘って移動操作できるようになされた光学ピックア
ップ装置及びこのような光学ピックアップ装置を備えた
記録再生装置を提供しようとするものである。
め、本発明に係る光学ピックアップ装置は、本体内に内
蔵された光源と、この光源から発せられた光束を光記録
媒体の信号記録面上に集光させる対物レンズと、光源と
対物レンズとの間の光路上に配設され本体によって光軸
方向に移動操作可能となされて支持された可動レンズ群
を含む球面収差補正レンズ群とを備えている。そして、
球面収差補正レンズ群の可動レンズ群は、本体により、
スラストベアリングを介して支持されていることを特徴
とするものである。
動レンズ群をスラストベアリングを介して支持されてい
るため、移動レンズ群の位置を制御するための消費電力
を抑えることができるともに、制御性能を高めることが
できる。
は、本体内に内蔵された光源と、この光源から発せられ
た光束を光記録媒体の信号記録面上に集光させる対物レ
ンズと、光源と対物レンズとの間の光路上に配設され本
体によって光軸方向に移動操作可能となされて支持され
た可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群と、可動レ
ンズ群を光軸方向に移動操作する移動操作手段と、可動
レンズ群の光軸方向の位置を検出する位置センサとを備
えている。そして、移動操作手段は、位置センサにより
検出された可動レンズ群の光軸方向の位置に基づいて可
動レンズ群を移動操作することを特徴とするものであ
る。
いては、可動レンズ群の光軸方回の位置を検出する位置
センサを搭載したことにより、装置の姿勢変動や小さな
衝撃により可動レンズ群が動いてしまうことを防ぎ、閉
ループにより可動レンズ群を最適な位置に制御すること
ができる。
置は、本体内に内蔵された光源と、この光源から発せら
れた光束を光記録媒体の信号記録面上に集光させる対物
レンズと、光源と対物レンズとの間の光路上に配設され
本体によって光軸方向に移動操作可能となされて支持さ
れた可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群と、可動
レンズ群を光軸方向に移動操作する移動操作手段と、可
動レンズ群の可動範囲を規制するストッパ部材とを備え
ていることを特徴とする。
群の可動範囲を規制するストッパ部材を設けていること
により、可動レンズ群を保護することができる。
源とこの光源から発せられた光束が入射される対物レン
ズとこの対物レンズによって形成される光束の集光点を
光記録媒体の信号記録面上に位置させるフォーカス調整
手段と光源と対物レンズとの間の光路上に配設され光軸
方向に移動操作可能となされた可動レンズ群を含む球面
収差補正レンズ群とこの可動レンズ群の光軸方向の位置
を検出する位置センサと可動レンズ群を光軸方向に移動
操作する移動操作手段とを有する光学ピックアップ装置
と、光学記録媒体を光学ピックアップ装置に対向させた
状態で保持する記録媒体保持手段と、メモリと、光学ピ
ックアップ装置が有する各手段及びメモリの動作を制御
する制御手段とを備えている。制御手段は、移動操作手
段を介して、予めメモリに記録されている可動レンズ群
の最適位置情報を目標値として、この目標値に位置セン
サによる検出結果が近づく方向に可動レンズ群を移動操
作する閉ループ制御を開始した後に、フォーカス調整手
段によるフォーカス制御を開始させ、このフォーカス制
御が開始された後に、閉ループ制御における目標値を予
め定められた光学的な評価値を最適とする値に最適化す
ることを特徴とするものである。
ン機能を持たせることにより、この位置センサに、安価
な光学式センサや磁気センサを使用することができる。
明の具体的な実施の形態について説明する。
1に示すように、光源となる半導体レーザ1を備えてい
る。この半導体レーザ1より出射された光束は、いわゆ
る「3ビーム法」によるトラッキング制御を行うために
光束を分岐させるグレーティング(回折格子)2を透過
して、偏光ビームスプリッタ(PBS)3に入射する。
この偏光ビームスプリッタ3において、半導体レーザ1
より入射された光束は、反射膜3aに対してP偏光とな
っており、大部分がこの反射膜3aを透過して、偏光ビ
ームスプリッタ3より出射される。偏光ビームスプリッ
タ3から出射された光束は、コリメータレンズ4に入射
し、このコリメータレンズ4によって、平行光束となさ
れる。この平行光束は、四分の一波長(λ/4)板5に
入射し、この四分の一波長板5により、円偏光状態とな
される。そして、この光束は、球面収差補正レンズ群に
入射する。
からの光束の入射側である固定レンズ群6と、この固定
レンズ群6を経た光束が入射される可動レンズ群7とか
ら構成されている。固定レンズ群6は、凹レンズ群(ま
たは、単一の凹レンズ)であって、入射された光束を拡
散光束とする。可動レンズ群7は、凸レンズ群(また
は、単一の凸レンズ)であって、入射された拡散光束を
再び平行光束とする。これら固定レンズ群6及び可動レ
ンズ群7を経た光束は、入射前に対して光束径を拡大さ
れている。すなわち、この球面収差補正レンズ群は、ビ
ームエキスパンダとして構成されている。
動操作可能に支持されている。この可動レンズ群7の支
持機構については、後述する。この可動レンズ群7は、
移動操作手段となるアクチュエータ8によって、光軸方
向に移動操作される。このアクチュエータ8としては、
いわゆる「ボイスコイルモータ(VCM)」として構成
されたものを使用することができる。
レンズに入射する。この対物レンズは、第1の対物レン
ズ9と第2の対物レンズ10との2群構成となってい
る。第1の対物レンズ9は、両凸の凸レンズであり、球
面収差補正レンズ群を経た光束が始めに入射する。第2
の対物レンズ10は、第1の対物レンズ9を経た光束が
入射され、入射側が凸面、出射側が平面の略々半球状に
形成されたレンズである。この第2の対物レンズ10の
出射面は、光学記録媒体101の表面に近接される。こ
れら第1及び第2の対物レンズ9,10からなる2群構
成の対物レンズは、入射された光束を、光学記録媒体1
01の信号記録層上に集光する。また、この対物レンズ
は、2軸アクチュエータ11によって支持され、光軸方
向及び光軸に直交する方向に移動操作される。この2軸
アクチュエータ11の動作により、対物レンズにより形
成される集光点を信号記録層上の記録トラックに追従さ
せるフォーカス調整及びトラッキング調整が行われる。
ード等、種々の形状として構成され得、一層、または、
多層の信号記録層を有している。光学記録媒体101の
表面(光束入射面)と信号記録層との間は、透明基板と
なっている。信号記録層には、記録トラックが形成され
ている。この信号記録層において、情報信号は、記録ト
ラックに沿って記録されている。
号記録層に記録された情報信号に応じた変調を受けて反
射され、対物レンズの第2の対物レンズ10に再入射す
る。この反射光束は、第1の対物レンズ9、球面収差補
正レンズ群の可動レンズ群7及び固定レンズ群6、四分
の一波長板5、コリメータレンズ4を経て、偏光ビーム
スプリッタ3に戻る。
射光束は、反射膜3aに対してS偏光となっており、大
部分がこの反射膜3aにより反射され、半導体レーザ1
に戻る光路から分岐されて、この偏光ビームスプリッタ
3より出射される。このようにして偏光ビームスプリッ
タ3から出射された反射光束は、マルチレンズ11を経
て、フォトダイオード12によって受光される。このフ
ォトダイオード12からの出力信号に応じて、光学記録
媒体に記録された情報信号の読出し信号、フォーカスエ
ラー信号、トラッキングエラー信号等が生成される。
述した各素子は、この光学ピックアップ装置の本体を構
成する図示しない筐体内に収納されている。
ては、図2に示すように、球面収差補正レンズ群の可動
レンズ群7は、レンズホルダ(鏡筒)13に取付けられ
ている。そして、このレンズホルダ13は、一対の渦巻
きばね14,15により、両端側を、光学ピックアップ
装置の筐体16に対して支持されている。渦巻きばね1
4,15は、レンズホルダ13の周囲に放射状に配され
た複数の板ばねからなり、各板ばねが光軸回りの螺旋形
状となっていることにより、渦巻き状をなしている。こ
れら渦巻きばね14,15は、レンズホルダ13を、光
軸方向に移動可能に弾性的に支持している。
ータ8を構成するコイル17が取付けられている。そし
て、筐体16内には、コイル17に対向して、ヨーク1
8を介してアクチュエータ8を構成するマグネット19
が取付けられている。コイル17に駆動電流が供給され
ると、このコイル17が発生する磁界とマグネット19
が形成する磁界との作用により、レンズホルダ13は、
光軸方向に移動操作される。
位置センサ20によって位置検出をされるための反射板
21が取付けられている。位置センサ20は、図3に示
すように、ケース22内に発光素子(LED)23及び
受光素子24を内蔵して構成されている。発光素子23
は、ケース22の外方側に向けて光束を射出し、レンズ
ホルダ13に取付けられた反射板21に照射する。この
光束は、反射板21により反射され、ケース22内の受
光素子24に受光される。このときの受光状態により、
反射板21と位置センサ20との間の距離がわかり、レ
ンズホルダ13の位置を特定することができる。
両端側となる位置に、それぞれレンズホルダ13より所
定の距離を隔てて、ストッパ部材25,26が設けられ
ている。これらストッパ部材25,26は、レンズホル
ダ13の可動範囲を規制する。すなわち、レンズホルダ
13は、光軸方向について移動し、いずれかのストッパ
部材25,26に当接した場合には、それ以上、同方向
に移動することはできない。レンズホルダ13の移動ス
トロークは、2mm程度となっている。なお、ストッパ
部材26には、位置センサ20と反射板21との間を往
復する光束の光路を確保するための切り欠きが設けられ
ている。
ち、位置センサ20及び反射板21間の距離と、位置セ
ンサ20から出力される出力電流iの関係は、図4にお
いて実線で示すように、出力が極大となる距離から、距
離が大きくなるにつれて出力は下がってゆくことにな
る。この図4において、横軸は、位置センサ20の上端
面と反射板21との間の距離dを示し、縦軸は、位置セ
ンサ20の受光素子24から出力される出力電流iを示
している。すなわち、出力電流iは、位置センサ20及
び反射板21間の距離が0から増えてゆくと、単調補加
し、ある距離で極大値となった後は、単調減少する。こ
の光学ピックアップ装置においては、可動レンズ群7の
可動範囲を大きく確保するために、傾きの緩やかな単調
減少領域に可動レンズ群7の可動範囲が収まるようにし
ている。
り特性が影響を受けたり、または、経時変化により、図
4において点線で示すように、距離が同じでも出力電流
値が変わってしまう可能性がある。そこで、可動レンズ
群7が最上点にあるときと最下点にあるときの位置セン
サ20の出力電流iU,iDを予め観測しておき、それ
らで規格化した出力を位置情報として用いることができ
る。
Iと、現在の可動レンズ群7の位置Xとの間には、以下
の関係がある。
(フルストローク)を1とした場合における最下点から
の距離(0.0乃至1.0)を示している。例えば、2
層光ディスクの第1層を読む場合における最適な可動レ
ンズ群7の位置Xが、n(0.0〜1.0)であったと
する。この場合には、位置センサ20からの出力電流I
について、以下の条件が満たされるように、可動レンズ
群7の位置を制御すればよい。
値となる。
実行することができる。すなわち、ステップst1にお
いて、コイル17にオフセット電流(+)を供給し、可
動レンズ群7を最上点に移動させる。次に、ステップs
t2において、可動レンズ群7が最上点であるときの位
置センサ20からの出力電流iUを計測する。そして、
ステップst3で、コイル17にオフセット電流(−)
を供給し、可動レンズ群7を最下点に移動させる。次
に、ステップst4において、可動レンズ群7が最下点
であるときの位置センサ20からの出力電流iDを計測
する。
に記憶させておいた可動レンズ群7についての目標位置
Rを読出す。次のステップst6では、目標位置をRと
して、可動レンズ群7の位置について閉ループ制御を開
始する。すなわち、ステップst7では、位置センサ2
0からの出力電流Iを計測し、上述した関係式に基づい
て、可動レンズ群7の現在位置Xを算出する。そして、
ステップst8では、目標位置Rと現在位置Xとの差
(X−R)を算出し、位相補償を行って、可動レンズ群
7を移動操作するアクチュエータ8に駆動電流を供給す
る。そして、上述したような制御動作は、図6に示すよ
うに、減算器27、位相補償回路28及びアクチュエー
タ駆動回路29を有し制御手段となる制御回路によって
行うことができる。
いては、まず、上述のようにして出力電流iU,iDが
求められ、キャリブレーションの準備がなされた後、予
め図示しないメモリ内に格納されていた目標位置Rが読
出され、制御系の目標値として設定される。そして、制
御が開始された後は、上述した計算法によって、可動レ
ンズ群の現在位置Xが目標位置Rに等しくなるように、
可動レンズ群が閉ループ制御される。
この光学ピックアップ装置を使用して構成された記録再
生装置において、フォーカスサーボ動作(フォーカス調
整)の実行を開始した後に、RF信号等をモニターしな
がら可動レンズ群を移動させ、RF信号等の振幅が最大
になるときの可動レンズ群の位置を目標位置とするとい
う方法もある。
により、フォーカスサーボの引き込み動作と記録再生信
号の品質との両方を改善することができる。すなわち、
まず、メモリから読み出された目標位置に基づいて可動
レンズ群を移動操作し、次に、フォーカスサーボ動作を
開始し、その後に、RF信号等をモニターしながら可動
レンズ群の位置を微調整し、図7に示すように、最適な
位置を目標位置とするのである。
て、メモリから可動レンズ群の初期位置目標値Rを読出
し、ステップst10に進む。ステップst10では、
初期位置目標値Rを位置目標値Rとして、閉ループ制御
を開始し、ステップst11に進む。ステップst11
では、フォーカスサーボ動作を開始し、ステップst1
2に進む。ステップst12では、位置目標値RをR+
ΔRに置き換えることにより位置目標値を所定のステッ
プ量ΔRだけ変化(増加)させて、ステップst13に
進む。ステップst13では、位置目標値の変化による
RF振幅の変動量(RFamp(k)−RFamp(k−
1))を測定し、ステップst14に進む。ステップs
t14では、ステップst13で測定されたRF振幅の
変動量の絶対値(|RFamp(k)−RFamp(k−1)
|)が所定の振幅変動量閾値(ΔRFamp)よりも大き
いか否かを判別する。RF振幅の変動量の絶対値が所定
の振幅変動量閾値よりも大きければ、ステップst15
に進み、RF振幅の変動量の絶対値が所定の振幅変動量
閾値よりも大きくなければ、ステップst17に進む。
ステップst17では、位置目標値Rの最適化を終了す
る。ステップst15では、ステップst13で測定さ
れたRF振幅の変動量(RFamp(k)−RFamp(k−
1))の符号が正であるか(RFamp(k)−RFamp
(k−1)>0)を判別する。RF振幅の変動量の符号
が正であれば、ステップst12に戻り、RF振幅の変
動量の符号が正でなければ、ステップst16に進む。
ステップst16では、位置目標値RをR−ΔRに置き
換えることにより位置目標値をΔRだけ変化(減少)さ
せて、ステップst13に進む。
定のステップ量ΔRだけ変化させたときのRF振幅の変
動量が所定の振幅変動量閾値以下となるように、位置目
標値Rの最適化がなされる。
レンズ群を一対の渦巻きばねによって支持しているが、
支持機構については従来のギヤ駆動式のもの(ラックギ
ヤ及びピニオンギヤを使用したもの)や平行板ばねを使
用したものであっても、可動レンズ群の位置を位置セン
サによって検出することだけによっても、従来の光学ピ
ックアップ装置に比較して、外乱に影響されにくい高精
度の球面収差補正が可能である。
は、図8に示すように、レンズホルダ13の両側に一対
の送り軸30,30を配置し、レンズホルダ13に各送
り軸30,30に沿って移動可能となされた一対のメタ
ル軸受け(スラストベアリング)31,31を取付けて
構成してもよい。この場合には、上述の渦巻きばねは不
要である。可動レンズ群7は、レンズホルダ13ととも
に、送り軸30,30に沿って、光軸方向に移動可能に
支持される。
すように、一対のコイル17,17が取付けられてい
る。光学ピックアップ装置の筐体16内には、マグネッ
ト19及びヨーク18からなる一対の磁気回路が設けら
れている。これらヨーク18,18の一部は、コイル1
7,17に挿通されている。
述した実施の形態におけるのと同様に、コイル17,1
7に駆動電流を供給することにより、可動レンズ群7
は、光軸方回に移動操作される。そして、この光学ピッ
クアップ装置においても、上述した実施の形態における
のと同様に、ストッパ部材25,26及び位置センサ2
0が設けられている。この位置センサ20は、発光素子
が発する光束をレンズホルダ13の側面に照射するよう
に配置されている。すなわち、この位置センサ20は、
レンズホルダ13の側面に設けられた段差部分を検出す
るように配置されている。この位置センサ20の受光素
子からの出力信号は、図10に示すように、可動レンズ
群7の移動に応じて、単調減少する状態となる。
て、この位置センサ20からの出力信号についての処理
は、上述の実施の形態における処理と同様のことを行
う。そして、上述のメタル軸受け(スラストベアリン
グ)31に代えて、ボールベアリングやローラーベアリ
ング等を用いることとしてもよい。
置は、図11に示すように、上述の位置センサに代え
て、ホール素子32及びセンサ用マグネット33を設け
て磁気センサを構成し、この磁気センサにより可動レン
ズ群7の位置を検出することとしてもよい。
ット33は、光学ピックアップ装置の筐体16内に固定
して取付けられており、光軸に垂直な方向に磁化され、
レンズホルダ13に対向する側が斜めに切り欠かれた形
状となっている。ホール素子32は、レンズホルダ13
に取付けられ、センサ用マグネット33に対向してい
る。
12に示すように、上述した実施の形態と同様に、コイ
ル17,17と、ヨーク18,18及びマグネット1
9,19からなる磁気回路とにより、レンズホルダ13
が移動操作される。
ズホルダ13が可動レンズ群7とともに光軸方向に移動
操作されると、ホール素子32とセンサ用マグネット3
3との間の距離が変化する。すると、ホール素子32の
出力信号が変化するため、この出力に基づいて、レンズ
ホルダ13の位置を検出することができる。なお、この
光学ピックアップ装置において、ホール素子32からの
出力信号についての処理は、上述の実施の形態における
処理と同様のことを行う。
置においては、ホール素子及びセンサ用マグネットに代
えて、MRセンサ(磁気抵抗効果素子)やMIセンサ
(磁気インピーダンス効果を利用した磁気検出素子)
と、充分に細かいピッチで多極着磁した着磁スケールと
を用いてもよい。さらに、可変抵抗を用いたポテンショ
メータなども、ホール素子及びセンサ用マグネットに代
えて使用することができる。これらの場合には、出力信
号についてのキャリブレーションを省略することも可能
となる。
アップ装置を用いて、記録再生装置を構成することがで
きる。この記録再生装置は、光学ピックアップ装置を移
動可能に支持する支持機構と、光ディスクの如き光学記
録媒体を光学ピックアップ装置の対物レンズに対向させ
て回転操作する回転操作機構と、光学ピックアップ装置
及び回転操作機構を制御する制御回路とを有して構成さ
れる。制御回路は、光学ピックアップ装置からの出力信
号に応じて、フォーカスエラー信号及びトラッキングエ
ラー信号等を生成し、これらエラー信号に基づいて光学
ピックアップ装置の2軸アクチュエータを制御し、フォ
ーカスサーボ動作(フォーカス調整)及びトラッキング
サーボ動作(トラッキング調整)を行う。また、この制
御回路は、光学ピックアップ装置からの出力信号に応じ
て、可動レンズ群を移動操作するアクチュエータを制御
し、球面収差の補正を行う。
アップ装置においては、光学記録媒体の透明基板の厚さ
の違い等によって生ずる球面収差を補正するための可動
レンズ群の位置を、位置センサにより検出し、この検出
結果に基づいて可動レンズ群の位置を制御するので、姿
勢変化や外方からの衝撃などの外乱に影響されることな
く、常に高精度の球面収差補正を行なうことができる。
により支持し、この可動レンズ群を磁気回路により移動
操作することとした場合には、可動レンズ群を可動範囲
の端に移動した場合にも、復元力が生じないので、消費
電力が小さくて済み、また、低域感度が高いので、制御
性能を向上させることができる。
される可動レンズ群を含む球面収差補正レンズを有し、
姿勢変化や僅かな衝撃により可動レンズ群が不必要に動
いてしまうことがなく、可動レンズ群の位置を正確に制
御することができ、かつ、可動レンズ群を高速に、か
つ、長い距離に亘って移動操作できるようになされた光
学ピックアップ装置及びこのような光学ピックアップ装
置を備えた記録再生装置を提供することができるもので
ある。
構成を示す側面図である。
ンズ群の支持機構の構成を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
グラフである。
より出力される検出信号の処理を示すフローチャートで
ある。
より出力される検出信号の処理を行う制御回路の構成を
示すブロック図である。
の位置の目標値を最適化する処理を示すフローチャート
である。
群の支持機構の構成の他の形態を示す縦断面図である。
成を示す横断面図である。
いて位置センサより出力される検出信号を示すグラフで
ある。
ズ群の支持機構の構成のさらに他の形態を示す縦断面図
である。
の構成を示す横断面図である。
定レンズ群、7 可動レンズ群、8 アクチュエータ、
9 第1の対物レンズ、10 第2の対物レンズ、12
フォトダイオード、101 光学記録媒体
Claims (13)
- 【請求項1】 本体内に内蔵された光源と、 上記光源から発せられた光束を光記録媒体の信号記録面
上に集光させる対物レンズと、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路上に配設され、
上記本体によって光軸方向に移動操作可能となされて支
持された可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群とを
備え、 上記球面収差補正レンズ群の可動レンズ群は、上記本体
により、スラストベアリングを介して支持されているこ
とを特徴とする光学ピックアップ装置。 - 【請求項2】 可動レンズ群は、ボイスコイルモータに
より、光軸方向に移動操作されることを特徴とする請求
項1記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項3】 対物レンズは、開口数が0.7以上であ
ることを特徴とする請求項1記載の光学ピックアップ装
置。 - 【請求項4】 本体内に内蔵された光源と、 上記光源から発せられた光束を光記録媒体の信号記録面
上に集光させる対物レンズと、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路上に配設され、
上記本体によって光軸方向に移動操作可能となされて支
持された可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群と、 上記可動レンズ群を光軸方向に移動操作する移動操作手
段と、 上記可動レンズ群の光軸方向の位置を検出する位置セン
サとを備え、 上記移動操作手段は、上記位置センサにより検出された
上記可動レンズ群の光軸方向の位置に基づいて可動レン
ズ群を移動操作することを特徴とする光学ピックアップ
装置。 - 【請求項5】 位置センサは、少なくとも一対の発光素
子及び受光素子を有して構成された光学式センサである
ことを特徴とする請求項4記載の光学ピックアップ装
置。 - 【請求項6】 位置センサは、少なくとも一対の磁気検
出素子及び磁性体を有して構成された磁気センサである
ことを特徴とする請求項4記載の光学ピックアップ装
置。 - 【請求項7】 対物レンズは、開口数が0.7以上であ
ることを特徴とする請求項4記載の光学ピックアップ装
置。 - 【請求項8】 移動操作手段は、位置センサによる検出
結果が予め定められて記憶されている目標値に近づく方
向に可動レンズ群を移動操作する閉ループ制御を行うこ
とを特徴とする請求項4記載の光学ピックアップ装置。 - 【請求項9】 移動操作手段は、位置センサによる検出
結果が目標値に近づくように可動レンズ群を移動操作す
る閉ループ制御を行い、予め定められた光学的な評価値
が最適となるように、閉ループ制御の目標値を最適化す
る機能を有していることを特徴とする請求項4記載の光
学ピックアップ装置。 - 【請求項10】 球面収差補正レンズの光軸方向の位置
を検出する位置センサを備え、 移動操作手段は、可動レンズ群をストッパ部材によって
移動を規制される位置に移動させたときの上記位置セン
サによる検出結果を予め記憶しておき、この記憶された
検出結果と、該位置センサによる現在の検出結果とに基
づいて、該可動レンズ群の該ストッパ部材に対する現在
位置を算出することを特徴とする請求項4記載の光学ピ
ックアップ装置。 - 【請求項11】 本体内に内蔵された光源と、 上記光源から発せられた光束を光記録媒体の信号記録面
上に集光させる対物レンズと、 上記光源と上記対物レンズとの間の光路上に配設され、
上記本体によって光軸方向に移動操作可能となされて支
持された可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群と、 上記可動レンズ群を光軸方向に移動操作する移動操作手
段と、 上記可動レンズ群の可動範囲を規制するストッパ部材と
を備えていることを特徴とする光学ピックアップ装置。 - 【請求項12】 球面収差補正レンズの光軸方向の位置
を検出する位置センサを備え、 移動操作手段は、可動レンズ群をストッパ部材によって
移動を規制される位置に移動させたときの上記位置セン
サによる検出結果を予め記憶しておき、この記憶された
検出結果と、該位置センサによる現在の検出結果とに基
づいて、該可動レンズ群の該ストッパ部材に対する現在
位置を算出することを特徴とする請求項11記載の光学
ピックアップ装置。 - 【請求項13】 光源と、この光源から発せられた光束
が入射される対物レンズと、この対物レンズによって形
成される上記光束の集光点を光記録媒体の信号記録面上
に位置させるフォーカス調整手段と、光源と対物レンズ
との間の光路上に配設され光軸方向に移動操作可能とな
された可動レンズ群を含む球面収差補正レンズ群と、こ
の可動レンズ群の光軸方向の位置を検出する位置センサ
と、可動レンズ群を光軸方向に移動操作する移動操作手
段とを有する光学ピックアップ装置と、 上記光学記録媒体を上記光学ピックアップ装置に対向さ
せた状態で保持する記録媒体保持手段と、 メモリと、 上記光学ピックアップ装置が有する各手段及び上記メモ
リの動作を制御する制御手段とを備え、 上記制御手段は、上記移動操作手段を介して、予め上記
メモリに記録されている上記可動レンズ群の最適位置情
報を目標値として、この目標値に上記位置センサによる
検出結果が近づく方向に可動レンズ群を移動操作する閉
ループ制御を開始した後に、上記フォーカス調整手段に
よるフォーカス制御を開始させ、このフォーカス制御が
開始された後に、上記閉ループ制御における目標値を、
予め定められた光学的な評価値を最適とする値に最適化
することを特徴とする記録再生装置。
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