JP4711524B2 - 金具装着ヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば金具が埋め込まれた鋳造品を鋳造する際、金型の所定箇所に金具を自動装着する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば金具部品が埋め込まれた鋳造品を金型で鋳造するような際、予め金型のボア部等に金具部品を嵌合装着するような作業が行われるが、このような装着作業を自動化してロボットで装着するような技術が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような装着作業を自動化しようとする場合、金具部品の内径をボア部の外径に精密に一致させると、位置誤差や金型膨張等によって装着に時間を要したり、装着不能による設備停止が生じたりするようになり、また、クリアランスを大きくし過ぎると、クリアランスから溶湯が侵入してボア部に付着し、次回からの金具の装着が難しくなる等の問題があった。
【0004】
そこで本発明は、クリアランスを小さくしても円滑に装着出来るようにし、設備の停止や無駄な時間を無くすようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明は、金型のボア部にリング状の金具を嵌装するためのロボット先端の金具装着ヘッドにおいて、金具が嵌合状態でセットされる本体部と、セットされた金具の側面を押圧保持するクランプ部と、セットされた金具の後面を押圧可能な押圧部と、この押圧部に振動を与えることの出来る振動器を設け、前記本体部の先端には、金型のボア部前面の凸部または凹部に嵌合して位置決め可能な凹状または凸状の位置決め部を形成するようにした。
【0006】
そして本体部に金具を嵌合させ、クランプ部で金具をクランプした状態で、本体部の先端位置決め部を金型前面の凸部または凹部に嵌合させて装着ヘッドと金型を位置合わせし、次いで押圧部により金具を押圧しつつ振動器により押圧部を振動させると、押圧部を通じて金具に振動が伝達され、ボア部と金具の位置が多少ずれていても、金具をボア部に円滑に嵌合させることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について添付した図面に基づき説明する。
ここで図1は本金具装着ヘッドに金具をセットした状態を側方から見た説明図、図2は本金具装着ヘッドにより金具を金型のボス部に装着する状態を上方から見た説明図である。
【0008】
本発明に係る金具装着ヘッドは、インサート用の金具を鋳造金型にセットするためのロボット用ヘッドとして構成され、円滑に装着可能で、設備の停止や無駄な時間を無くすことが出来るようにされている。
【0009】
すなわち、図1、図2に示すように、本金具装着ヘッド1は、不図示のロボットアーム側に結合される基板2と、この基板2の前面に取付けられる本体部3と、この本体部3に摺動自在に嵌合する押圧部としての押圧部材4と、セットされた金具Wの側面を押圧クランプするクランプ部としてのクランプ部材5と、押圧部材4に振動を与えることの出来る振動器6を備えており、前記本体部3に金具Wを嵌合させて保持し、金型Gのボア部Gbに嵌装するようにしている。
【0010】
前記本体部3は、金具Wの内径より僅かに小径のロッド状部材であり、先端部に位置決め部としての位置決め突起3tを備えており、この位置決め突起3tは、金型Gのボア部Gb前面の凹部dに嵌合することにより、金具装着ヘッド1と金型Gとの位置合わせを行うことが出来るようにされている。
【0011】
前記押圧部材4は、基板2に取り付けられる左右一対のエアシリンダ7に連結され、シリンダ作動により本体部3の外面に沿って進退動自在にされている。
また、押圧部材4の前面には、複数箇所(実施例では円周方向に沿って3箇所)に座部8が設けられ、金具Wの片側端面を受けることが出来るようにされている。
【0012】
前記クランプ部材5は、押圧部材4に取付けられるクランプシリンダ9に連結され、クランプシリンダ9の作動によって内外方向に揺動するクランプ爪5cを備えており、このクランプ爪5cによって、金具Wの外面を押圧保持出来るようにされている。
【0013】
前記振動器6は、前記押圧部材4に連結されており、押圧部材4を介して金具Wに振動を与えることが出来るようにされている。
【0014】
以上のような金具装着ヘッド1において、図1に示すように、本体部3に金具Wを嵌合させてクランプ部材5によりクランプした後、図2に示すように、金型Gのボア部Gbに向けて前進させ、本体部3先端の位置決め突起3tをボア部Gb前面の凹部dに嵌合させて位置合わせする。
【0015】
次いで、振動器6を作動させながらエアシリンダ7を作動させ、押圧部材4を前進させる。
すると、金具Wは押圧部材4に押されて前進すると同時に微振動し、金具Wの内径とボア部Gbの外径とのクリアランスが小さくても、金具Wを円滑にボア部Gbに装入することが出来る。
【0016】
以上のような要領により、金具Wの内径とボア部Gbの外径とのクリアランスを小さくすることが出来るようになり、クリアランス内に溶湯が侵入してボア部Gbに付着するような事態を抑制することが出来、また、装入不良による設備停止等の不具合を防止出来るようになった。
【0017】
尚、本発明は以上のような実施形態に限定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果を奏するものは本発明の技術的範囲に属する。
例えば金型Gのボア部Gb前面の凹部dは突起であっても良く、この場合は、本体部3の位置決め突起3tを位置決め凹部にする。
【0018】
【発明の効果】
以上のように本発明に係る金具装着ヘッドは、本体部に金具を嵌合状態でセットした後、クランプ部で押圧保持し、振動器により押圧部に振動を与えながら金具を押圧装入するようにしたため、ボア部と金具の位置が多少ずれていても、金具をボア部に円滑に嵌合させることが出来るようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本金具装着ヘッドに金具をセットした状態を側方から見た説明図
【図2】本金具装着ヘッドにより金具を金型のボス部に装着する状態を上方から見た説明図
【符号の説明】
1…金具装着ヘッド、3…本体部、3t…位置決め突起、4…押圧部材、5…クランプ部材、6…振動器、G…金型、Gb…ボア部、W…金具。

Claims (4)

  1. 金型のボア部にリング状の金具を嵌装するためのロボット先端の金具装着ヘッドであって、前記金具が嵌合状態でセットされる本体部と、セットされた金具の側面を押圧保持するクランプ部と、セットされた金具の後面を押圧可能な押圧部材とを備え、前記本体部の先端には、前記金型のボア部前面の凸部または凹部に嵌合して位置決め可能な凹状または凸状の位置決め部が形成され、また前記押圧部材にはクランプシリンダと振動器が取り付けられ、押圧部材を介して金具に微振動を与え、前記本体部にはロボットアームに結合される基板が取り付けられ、この基板に前記押圧部材を本体部に沿って摺動させるエアシリンダが取り付けられ、前記押圧部材は本体部の外面に沿って進退動自在とされていることを特徴とする金型装着ヘッド。
  2. 請求項1に記載の金型装着ヘッドにおいて、前記クランプシリンダと振動器は本体部を中心として上下に配置され、前記エアシリンダは本体部を中心として左右に配置されていることを特徴とする金型装着ヘッド。
  3. 請求項1に記載の金型装着ヘッドにおいて、前記本体部は金具の内径より僅かに小径のロッド状部材であることを特徴とする金型装着ヘッド。
  4. 請求項1に記載の金型装着ヘッドの本体部にリング状金具を嵌合させ、クランプ部で前記リング状金具をクランプした状態で、本体部の先端位置決め部を前記金型前面の凸部または凹部に嵌合させて装着ヘッドと金型を位置合わせし、次いで押圧部により前記リング状金具を押圧しつつ振動器により押圧部を振動させ、押圧部を通じてリング状金具に振動を伝達し、リング状金具を前記金型のボア部に嵌合させることを特徴とする金型へのリング状金具装着方法。
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