JP2001170728A - 金型における被成形物の位置決め構造 - Google Patents

金型における被成形物の位置決め構造

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JP2001170728A
JP2001170728A JP35373499A JP35373499A JP2001170728A JP 2001170728 A JP2001170728 A JP 2001170728A JP 35373499 A JP35373499 A JP 35373499A JP 35373499 A JP35373499 A JP 35373499A JP 2001170728 A JP2001170728 A JP 2001170728A
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JP35373499A
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Akira Ueda
明 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被成形物を所定の形状に成形するときに、被
成形物を正確に金型上に位置決めすることを可能にす
る。 【解決手段】 上型1aと下型1bとで被成形物13を
所定の形状に成形する金型1において、上型には押圧部
材5が取着され、下型の上部には下型に載置された被成
形物を挟持する挟持部材14が設けられ、挟持部材は片
方が可動状態で常に拡開方向に付勢され、上型が下降し
たときに上型に取着された押圧部材によって付勢に抗し
て押圧され、押圧時に下型に載置された被成形物の位置
を整えて挟持し、挟持された被成形物を上型と下型とに
より所定の形状に成形する。片方の挟持部材15の側面
に形成された凹部に、この凹部の形状に即する形状の可
動部材が収納され、可動部材は突出方向に付勢され且つ
もう片方の挟持部材に対向している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は金型における被成形
物の位置決め構造、詳しくは被成形物を所定の形状に成
形するときに前記被成形物を正確に金型上に配置するこ
とができる金型における被成形物の位置決め構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、所定の形状に切断された被成形物
を下型に載置してこの被成形物を上型によって押圧して
所定の形状に成形する場合、前記下型の上部に枠部材を
設け、この枠部材内に被成形物を配することにより、位
置決めとともに動くのを防止するようにしたものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、このように
所定の形状に切断された被成形物はJIS規格によって
多少の誤差が認められているために、その範囲内におい
て形状に大小があって、そのために切断された前記被成
形物が大きいものは枠部材内に入らず、小さいものは枠
部材内でガタつく等の問題点があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決し、特に被成形
物を所定の形状に成形するときに、前記被成形物を正確
に金型上に位置決めすることができる金型における被成
形物の位置決め構造を提案することをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、対向して配設された
上型と下型とによって被成形物を所定の形状に成形する
ことができる金型において、前記上型には押圧部材が取
着されるとともに、前記下型の上部にはこの下型に載置
された被成形物を挟持する一対の挟持部材が設けられ、
この挟持部材は片方が可動状態で常に拡開方向に付勢さ
れる一方、片方の前記挟持部材は前記上型が下降したと
きにこの上型に取着された前記押圧部材によって付勢に
抗して押圧されるように設けられ、且つ押圧時に前記下
型に載置された被成形物の位置を整えて挟持するととも
に、挟持された前記被成形物を前記上型と下型とによっ
て所定の形状に成形するようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2の発明は、片方の前記挟持部材の
側面に形成された凹部には、この凹部の形状に即する形
状の可動部材が収納されるとともに、この可動部材は常
に突出方向に付勢され且つもう片方の挟持部材に対向し
ていることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面によって本発明の実施
の形態の一例について説明する。
【0008】図1において、符号1は本発明に係る金型
における被成形物の位置決め構造をが適用された金属製
の金型を示し、この金型1は対向して配設された上型1
aと下型1bとによって形成されている。
【0009】上型1aは正面視略レ−ル状を有するとと
もに、基盤2にボルト(図示せず)によって固定された
金属製の金型取付台3に形成された溝4に下向きに取り
外し可能に挿嵌されている。また、前記金型取付台3の
一側面には正面視略L状を有する金属製の押圧部材5が
ボルト6によって下向きに固定されるとともに、前記押
圧部材5の内側面下部7は斜めに切り欠きされている。
【0010】図2に示すように金型取付台3の溝4に挿
嵌された上型1aはプランジャ−ボルト8によって抜脱
するのを防止されている。なお、プランジャ−ボルト8
は溝4の上面から出没自在に設けられ、通常はコイルス
プリング(図示せず)の弾発力によって先端部が前記溝
4の上面から突出されている。
【0011】下型1bは図5に示すように一対の組で形
成されている。そして、この下型1bは基盤11間に渡
架されるとともにボルト(図示せず)によって固定され
た金属製で所定間隔を以って配置された一対の金型取付
台12に所定間隔を以て渡架されボルト(図示せず)に
よって固定されている。
【0012】次に、一対の下型1bの上部には図3に示
すように、この下型1b間に載置された金属製で板状の
被成形物13を挟持する金属製で一対の挟持部材14、
15が設けられている。そして、一方の挟持部材14は
ボルト16によって一方の下型1bの上面に固定され、
また、他方の挟持部材15はその長手方向の両端が一対
の金型取付台12の上面にボルト17によって固定され
た金属製の案内部材18に左右方向に動作するように案
内されている。
【0013】図1及び図4に示すように他方の挟持部材
15の長手方向の両端付近の内部に設けられた中空部2
1にはボルト22が抜脱不可能に遊挿されており、この
ボルト22の先端は前記挟持部材15の一側面から突出
されるとともに、一対の金型取付台12の上面中央部に
ボルト23によって固定された駒部材24に螺合されて
いる。
【0014】他方の挟持部材15と駒部材24とには間
隙が形成されるとともに、この間隙から露出されている
ボルト22にはコイルスプリング25が巻装されてい
る。そして、このコイルスプリング25の弾発力によっ
て前記挟持部材15は常に一方の挟持部材14と相反す
る方向に付勢されている。
【0015】次に、他方の挟持部材15の側面中央(一
方の挟持部材14側)には図3乃至図5に示すように凹
部26が形成されるとともに、この凹部26には凹部に
即する形状の可動部材27が収納されている。そして、
この可動部材27の外側面の上下部にはボルト31の頭
部が前記可動部材27の中央付近まで入るボルト収納孔
32が形成され、このボルト収納孔32に遊挿された前
記ボルト31の先端は可動部材27の内側面から突出
し、前記凹部26の表面に螺合されている。
【0016】他方の挟持部材15に設けた凹部26とこ
の凹部26に収納された可動部材27との間にはコイル
スプリング33が介在され、且つこのコイルスプリング
33はボルト31に巻装されている。そして、このコイ
ルスプリング33の弾発力によって前記可動部材27は
常に外方向に付勢されている。
【0017】金型における被成形物の位置決め構造は上
述のように構成されているので、その使用にあたって
は、まず、図5に示すように被成形物13を一対の下型
1bに載置した状態において図1に示すように基盤2の
上部に設けた油圧手段(図示せず)によって金型取付台
3とともにこの金型取付台3に取りつけられた上型1a
を下降させる。そして、前記金型取付台3には押圧部材
5が設けられているので、前記押圧部材5によって他方
の挟持部材15がコイルスプリング25の弾発力に抗し
て挟持部材14側に押される。
【0018】次に、他方の挟持部材15に設けられた凹
部26には可動部材27が収納されているので、この可
動部材27は前記挟持部材15と同方向に押されて一対
の下型1bに少し位置ずれした状態に載置された被成形
物13を押して正確に一対の下型1b上に位置決めして
挟持する。これと相俟って上型1aが下降してくるの
で、前記上型1aと一対の下型1bとにより被成形物1
3を所定の形状に成形する。
【0019】上述のように金型における被成形物の位置
決め構造によれば、一対の下型1bに載置される被成形
物13は前記下型1bの上部に設けた一対の挟持部材1
4、15によって確実に挟持することができる。
【0020】また、一対の下型1bに少し位置ずれした
状態に載置された被成形物13は、他方の挟持部材15
が可動状態に設けられているので、上型1aが下降時に
この上型1aが取り付けられている金型取付台3に設け
られた押圧部材5によって前記挟持部材15が押され、
この挟持部材15に設けられた凹部26に収納されてい
る可動部材27によって正確に一対の下型1b上に位置
決めして挟持することができる。
【0021】さらに、被成形物13を一対の下型1b上
に正確に位置決めして挟持することで、上型1aと一対
の前記下型1bとにより前記被成形物13を所定の形状
に確実に成形することができる。
【0022】さらにまた、無駄を省き作業性を向上せる
ことができるのに加え、経済的にも優れている。
【0023】
【発明の効果】前記構成のように、請求項1の発明によ
れば、上型には押圧部材が取着され、下型の上部にはこ
の下型に載置された被成形物を挟持する一対の挟持部材
が設けられ、この挟持部材は片方が可動状態で常に拡開
方向に付勢される一方、片方の前記挟持部材は前記上型
が下降したときにこの上型に取着された前記押圧部材に
よって付勢に抗して押圧されるように設けられ、且つ押
圧時に前記下型に載置された被成形物の位置を整えて挟
持するように形成されているので、これによって、前記
被成形物を正確に一対の下型上に位置決めして挟持する
ことができる。
【0024】また、被成形物を正確に一対の下型上に位
置決めして挟持することができることによって、前記被
成形物を上型と下型とによって所定の形状に確実に成形
することができる。
【0025】請求項2の発明によれば、片方の前記挟持
部材の側面に形成された凹部にこの凹部の形状に即する
形状の可動部材が収納され、この可動部材は常に突出方
向に付勢され且つもう片方の挟持部材に対向しているの
で、これによって、さらに細かな微調整ができ被成形物
をより一層正確に一対の下型上に位置決めして挟持する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る金型における被成形物の位置決め
構造をが適用された金属製の金型正面図
【図2】上型と金型取付台と押圧部材との取付位置関係
を示す斜視図
【図3】下型と金型取付台と挟持部材との取付位置関係
を示す斜視図
【図4】他方の挟持部材と可動部材との関係を示す説明
【図5】下型と挟持部材と被成形物との関係を示す説明
【符号の説明】
1 金型 1a 上型 1b 下型 5 押圧部材 13 被成形物 14、15 挟持部材 26 凹部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向して配設された上型と下型とによっ
    て被成形物を所定の形状に成形することができる金型に
    おいて、前記上型には押圧部材が取着されるとともに、
    前記下型の上部にはこの下型に載置された被成形物を挟
    持する一対の挟持部材が設けられ、この挟持部材は片方
    が可動状態で常に拡開方向に付勢される一方、片方の前
    記挟持部材は前記上型が下降したときにこの上型に取着
    された前記押圧部材によって付勢に抗して押圧されるよ
    うに設けられ、且つ押圧時に前記下型に載置された被成
    形物の位置を整えて挟持するとともに、挟持された前記
    被成形物を前記上型と下型とによって所定の形状に成形
    するようにしたことを特徴とする金型における被成形物
    の位置決め構造。
  2. 【請求項2】 片方の前記挟持部材の側面に形成された
    凹部には、この凹部の形状に即する形状の可動部材が収
    納されるとともに、この可動部材は常に突出方向に付勢
    され且つもう片方の挟持部材に対向していることを特徴
    とする請求項1記載の金型における被成形物の位置決め
    構造。
JP35373499A 1999-12-13 1999-12-13 金型における被成形物の位置決め構造 Pending JP2001170728A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103418702A (zh) * 2012-05-15 2013-12-04 珠海格力电器股份有限公司 弹性定位装置及具有该弹性定位装置的模具
CN105750434A (zh) * 2016-05-05 2016-07-13 安徽江淮汽车股份有限公司 活动式定位机构

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