JP2712540B2 - ロボットの教示方法 - Google Patents

ロボットの教示方法

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JP2712540B2
JP2712540B2 JP11032989A JP11032989A JP2712540B2 JP 2712540 B2 JP2712540 B2 JP 2712540B2 JP 11032989 A JP11032989 A JP 11032989A JP 11032989 A JP11032989 A JP 11032989A JP 2712540 B2 JP2712540 B2 JP 2712540B2
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Japan
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robot
work
finger
positioning jig
hole
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俊郎 倉持
覚 住井
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Pentel Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、成型品や金型の孔にワークを挿入するイン
サートシステムにおけるロボットのワーク挿入位置ティ
ーチィング方法に関するものである。
(従来の技術) 従来、第7図、第8図に示すように、アーム1先端に
セットカラー2を固定し、セットカラー2と複数個のワ
ーク保持孔3aを有したフィンガー3とをボルト4で締結
したインサートロボットシステムのフィンガー装置5が
知られている。
このような装置でロボットに教示をする場合、ロボッ
トをフリーな状態にしておき、複数のワーク6を各々の
ワーク保持孔3aに挿入し、人手によりアーム1をX,Y,Z
の方向に微妙に移動させながらフィンガー3に保持され
たワーク6を金型7のワーク挿入孔7aに挿入することに
より位置決めし、ロボットに教示していた。
(発明が解決しようとする課題) ところで上記従来技術においては、フィンガー3をア
ーム1に取り付け、位置決め精度の都合上、複数個のワ
ーク6を保持した状態で位置決めしなければならず、ア
ーム1及びフィンガー3を人手により微妙に移動させ、
位置決め(金型7のワーク挿入孔7aに複数のワーク6を
挿入する)することは困難であり、ロボットに教示する
までに時間を要していた。
尚、ワーク保持孔3aの全部の孔にワーク6を保持させ
るのではなく、ワーク保持孔3aの両端のみにワーク6を
挿入し、ロボットに教示する方法も考えられるが、ワー
ク保持孔3a、ワーク挿入孔7aにはクリアランスが設けら
れているため、位置決め精度の問題があり実用的ではな
い。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記課題を解決することを目的とし、ロボッ
トのフィンガーのワーク保持孔にワークを挿入保持し、
又は、ロボットの位置決め治具にワークの形状と同形の
凸部を形成し、前記ロボットのフィンガー又は位置決め
治具を手動にて移動させ乍ら、金型のワーク挿入孔にワ
ーク、又は、位置決め治具の凸部を挿入し、挿入完了後
ロボットアームを該フィンガー又は位置決め治具に結合
し、ワーク挿入位置をロボットに教示する如くしたこと
を特徴とするものである。
(実施例) 第1図、第2図は本発明の第1実施例である。アーム
1先端に位置決めピン8、ボルト孔9を有したフランジ
25が固定されている。また、フランジ25にはアーム1と
同軸上でアーム1とは反対側に段部25aが形成されてい
る。フィンガー10にはワーク保持孔10a、前記位置決め
ピン8が嵌入し、フィンガー10の回転を防止する孔11、
ボルト孔9と対応して形成されている孔12が設けられて
いる。また、前記フランジ25に形成されている段部25a
と嵌入する凹部10bが形成されている。7は金型であ
り、該金型7にはワーク挿入孔7aが設けられている。13
はフランジ25とフィンガー10を締結するためのボルトで
ある。
次に動作について説明する。
フィンガー10のワーク保持孔10aに複数のワーク6を
挿入する。ついで、フィンガー10を人手により把持し、
金型7のワーク挿入孔7aに前記複数のワーク6が挿入す
るように、フィンガー10を微妙に移動させながらワーク
6をワーク挿入孔7aに挿入する。ワーク6の挿入完了
後、フリー状態のアーム1を人手により移動させ、フラ
ンジ25の段部とフィンガー10の凹部、また、位置決めピ
ン8と孔12を嵌入させる。この時、フィンガー10は複数
のワーク6でフィンガー10と金型7が固定されているた
め移動することはなく、また、複数のワーク6で固定さ
れているため確かな位置決めがなされている。
次にボルト13によりフランジ25とフィンガー10を固定
し、ワーク挿入位置をロボットに教示する。
尚、ボルト13で固定する前にロボットに教示させた後
に、ボルト13で固定してもよい。
第3図は本発明の第2実施例であり、位置決め治具14
には前記フランジ25の位置決めピン8が嵌入する孔15、
フランジ25の段部25aと嵌入する凹部14aが形成されてい
る。また、位置決め治具14下面には金型7に挿入する部
分のワーク6と同じ形で、かつ、金型7のワーク挿入孔
7aに対向した位置に凸部16が形成されている。
次に動作について説明する。
位置決め治具14の凸部16が金型に設けられているワー
ク挿入孔7aに挿入されるよう、位置決め治具14を手動で
金型に載置する。次いで、フランジ25の段部25aと位置
決め治具14の凹部14aが嵌入するように、かつ、フラン
ジ25の位置決めピン8と位置決め治具14の孔15とが嵌入
するようフリーな状態のアーム1を人手により移動す
る。
次にロボットにその位置を教示させ、アーム1を上昇
させ、位置決め治具14を取り除く。次にフィンガー10を
フランジ25にボルトにより締結する。この時、すでにワ
ーク位置決めの座標はロボットに教示されているので、
アーム1がどんな状態であってもロボットを作動させる
と、前に教示した位置に復帰する。
第4図乃至第6図は本発明による第3実施例である。
アーム1先端にはフランジ18が固定されており、該フラ
ンジ18にはアーム1の軸線と対称な位置に2本の位置決
めピン19,20が固定されている。
フィンガー17には前記位置決めピン19,20が嵌入可能
な凹部17b,17cが形成されている。また、フィンガー17
下面には第1実施例と同様、ワーク保持孔17aが形成さ
れている。また、前記フランジ18にはフランジ18とフィ
ンガー17をロボットに教示した後、ボルト23,24により
取り付けるボルト孔21,22が形成されている。
動作については第1実施例と略同様なので説明を省略
する。
(効 果) 本発明は、ロボットのフィンガーのワーク保持孔にワ
ークを挿入保持し、又は、ロボットの位置決め治具にワ
ークの形状と同形の凸部を形成し、前記ロボットのフィ
ンガー又は位置決め治具を手動にて作動させ乍ら、金型
のワーク挿入孔にワーク、又は、位置決め治具の凸部を
挿入し、挿入完了後ロボットアームを該フィンガー又は
位置決め治具に結合し、ワーク挿入位置をロボットに教
示する如くしたので、簡単に正確に迅速にロボットの教
示が行えるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明における第1実施例要部縦断面図、第2
図は第1図のフィンガー10の平面図、第3図は本発明に
おける第2実施例要部縦断面図、第4図は本発明におけ
る要部平面図、第5図は第4図のA−A側断面図、第6
図は第4図のB−B正断面図、第7図は従来装置の要部
平面図、第8図は第7図のC−C正断面図である。 1……アーム、2……セットカラー、25a……段部 6……ワーク、7……金型、7a……ワーク挿入孔 8……位置決めピン、10……フィンガー、10a……ワー
ク保持孔 10b……凹部、13……ボルト、14……位置決め治具 14a……凹部、16……凸部、17……フィンガー 17a……ワーク保持孔、17b,17c……凹部 19,20……位置決めピン、23,24……ボルト 25……フランジ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボットのフィンガーのワーク保持孔にワ
    ークを挿入保持し、又は、ロボットの位置決め治具にワ
    ークの形状と同形の凸部を形成し、前記ロボットのフィ
    ンガー又は位置決め治具を手動にて移動させ乍ら、金型
    のワーク挿入孔にワーク、又は、位置決め治具の凸部を
    挿入し、挿入完了後ロボットアームを該フィンガー又は
    位置決め治具に結合し、ワーク挿入位置をロボットに教
    示する如くしたロボット教示方法。
JP11032989A 1989-04-28 1989-04-28 ロボットの教示方法 Expired - Lifetime JP2712540B2 (ja)

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SG177389A1 (en) * 2009-06-30 2012-02-28 Ulvac Inc Teaching apparatus of robot and teaching method of robot
JP6441606B2 (ja) * 2014-07-30 2018-12-19 株式会社パロマ 給湯器の取付方法及び給湯器の取付構造

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