JP4709824B2 - 燃料集合体結合構造 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料集合体結合構造に関する。
加圧水型原子炉の燃料集合体は、図11に示すように、燃料棒100、上部ノズル101、下部ノズル102、案内管103、上部支持格子104、中間支持格子105、下部支持格子106、異物フィルタから構成されている。上部支持格子104及び中間支持格子105は、案内管103に機械的に結合され、下部支持格子106は下部ノズル102と共に案内管103の下端と機械的に結合され、上部支持格子104、中間支持格子105及び下部支持格子106で燃料棒100を保持している。そして、図12に示すように、上部ノズル101は、上部支持格子104に取り付けられたスリーブ107の上端部108と溶接により結合されている。また、スリーブ107と案内管103は機械的に結合されている。
ところで、燃料集合体は、運転中に損傷した燃料棒100を発電所で取り替える等のために、燃料集合体の上部ノズル101を取り外す必要がある場合がある。このため、燃料集合体には、上部ノズル101の取り外しを可能とする設計が必要となる。しかし、上述したように、従来、上部ノズル101はスリーブ107と溶接により結合されるため、発電所で容易に脱着することは不可能であった。
そこで、上部ノズル101を脱着可能とする上部ノズル脱着構造として、図13に示すように、案内管103の上端部に雄螺子109を形成し、これを上部ノズル101に設置されたロッキングカップ110を介し、内面に雌螺子112が形成されたナット111で挟み込み固定するという、ナット111を用いた燃料集合体結合構造が知られている(下記特許文献1参照)。
また、上部ノズル脱着構造として、案内管103に張り出し部を設け、この張り出し部を、上部ノズル101に取り付けたロックリング(図示省略)の開口部に挿入した上でロックリングを回転させることで、案内管103の張り出し部とロックリングの受け部とを重なり合わせることにより、案内管103と上部ノズル101とを結合するという、ロックリングを用いた燃料集合体結合構造が知られている(下記特許文献2参照)。
特開昭59−12383号公報 米国特許第5844958号明細書
しかしながら、上述した従来のナット111を用いた燃料集合体結合構造の場合、取り外したナット111が作業中に落下し燃料に混入した場合、異物損傷の原因となる。
また、上述した従来のロックリングを用いた燃料集合体結合構造の場合、案内管103及びロックリングの製造公差の範囲で案内管103の張り出し部の底面とロックリングの受け部との間に隙間が生じてしまい、案内管103の張り出し部とロックリングとの嵌合部、すなわち上部ノズルの脱着部に上下方向のがたが生じてしまう。
これらのことから、本発明は、上部ノズル脱着時に部品を分解する必要が無いため、取り外した部品が燃料集合体に混入する要因をなくし、上部ノズルの脱着部に上下方向のがたが生ずることのない燃料集合体の結合構造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための第1の発明に係る燃料集合体結合構造は、
上端部に張り出し部が形成されたラッチスリーブと、
前記ラッチスリーブの上端部が挿入されるラッチスリーブ設置穴が形成される上部ノズルと、
前記ラッチスリーブ設置穴の内部に設置され、前記張り出し部と対応する形状の開口部が下面に形成されたロックキーとを備え、
前記ラッチスリーブの上端部を前記ロックキーに挿入した上で該ロックキーを回転させて、前記ラッチスリーブと前記ロックキーとを結合する燃料集合体結合構造において、
前記ロックキーの側面に雄螺子を形成し、前記ロックキーを前記上部ノズル側に対して螺子接合させる螺子接合手段を備える
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第2の発明に係る燃料集合体結合構造は、第1の発明に係る燃料集合体結合構造において、
前記螺子接合手段は、前記ラッチスリーブ設置穴の内面に雌螺子を形成して、前記ロックキーと前記ラッチスリーブ設置穴とを螺子接合させたものである
ことを特徴とする。
上記の課題を解決するための第3の発明に係る燃料集合体結合構造は、第1の発明に係る燃料集合体結合構造において、
前記螺子接合手段は、
前記ラッチスリーブ設置穴の内部に円筒形状の肉厚管を設置し、
前記肉厚管の内面に雌螺子を形成し、前記肉厚管の内部に前記ロックキーを設置して、前記ロックキーと前記肉厚管とを螺子接合させたものである
ことを特徴とする。
本発明によれば、上部ノズル脱着時に部品を分解する必要が無いため、取り外した部品が燃料集合体に混入する要因をなくし、ラッチスリーブとロックキーとの嵌合部、すなわち上部ノズルの脱着部に上下方向のがたが生ずることのない燃料集合体の結合構造を実現することができる。
以下、本発明に係る燃料集合体結合構造の実施形態について図を用いて説明する。なお、図1は本発明の第1の実施例に係る燃料集合体結合構造を示した図、図2は本発明の第2の実施例に係る燃料集合体結合構造を示した図、図3は本発明の第3の実施例に係る燃料集合体結合構造におけるロックキーの回り止め構造を示した図、図4は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブの構造の例を示した図、図5は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるロックキーの構造の例を示した図、図6は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブとロックキーとの結合の様子を示した図、図7は本発明に係る燃料集合体結合構造における上部ノズルとラッチスリーブの結合状態を示した図、図8は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブの張り出し部の形状が花形の場合の例を示した図、図9は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるシンブルプラグ集合体及び上部ノズルを示した斜視図、図10は本発明に係る燃料集合体結合構造におけるシンブルプラグの挿入の様子を示した図である。
はじめに、本発明の燃料集合体結合構造に係るラッチスリーブの構造の例について説明する。
図4において、図4(a),(c)はラッチスリーブの側面図、図4(b)はラッチスリーブの上面図、図4(d)はラッチスリーブの図4(b)に示すA−A断面での断面図を示している。
図4に示すように、ラッチスリーブ10は、円筒形状になっており、ラッチスリーブ10の上端部には上方から見た形状が角部を丸くした四角形状の張り出し部11が形成されている。ラッチスリーブ張り出し部11の下部には、後述する上部ノズル30(図6参照)または、上部ノズル30に挿入し、溶接結合される後述する肉厚管40とラッチスリーブ10を上下方向に固定するために鍔部12が形成されている。
ラッチスリーブ張り出し部11と鍔部12との間には隙間部13が形成されている。
次に、本発明の燃料集合体結合構造に係るロックキーの構造の例について説明する。
図5において、図5(a)はロックキーの下面図、図5(b)はロックキーの側面図、図5(c)はロックキーの上面図、図5(d)は図5(a)に示すB−B断面での断面図、図5(e)は図5(a)に示すC−C断面での断面図を示している。
図5に示すように、ロックキー20は、円筒形状になっており、下面にラッチスリーブ張り出し部11(図4参照)と勘合する角部を丸くした四角形状のロックキー開口部21が形成されている。そして、ロックキー開口部21の四辺の肉厚部はロックキー20の受け部22となっている。ロックキー20の側面には雄螺子23が形成されている。
このロックキー20は、図7に示すように、上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31に回転自在に取り付けられる。なお、ラッチスリーブ設置穴31の内面の構造については、後述する第1及び第2の実施例において詳細に説明する。
次に、本発明の燃料集合体結合構造に係るラッチスリーブとロックキーとの結合の様子について説明する。
図6において、図6(a)はラッチスリーブにロックキーが挿入される様子を示した図、図6(b)はラッチスリーブにロックキーが挿入された直後の様子を示した図、図6(c)はラッチスリーブにロックキーが挿入された後にロックキーを回転させてラッチスリーブとロックキーとが結合された様子を示した図である。
図6に示すように、ラッチスリーブ10は、矢印Iで示すようにラッチスリーブ10の上部ノズル固定部12が上部ノズル30の下面に突き当たるまで、上部ノズル30に取り付けられたロックキー開口部21に挿入される。そして、矢印Tで示すようにロックキー20を45度回転させることでラッチスリーブ10の隙間部13にロックキー20の受け部22が入り込み、ラッチスリーブ10の張り出し部11がロックキー20の受け部22と重なり合うことで嵌合し、ラッチスリーブ10がロックキー20から抜けなくなることにより、ラッチスリーブ10と上部ノズル30とが結合される。
また、ラッチスリーブ10の張り出し部11とロックキー20の受け部22との重なりがなくなる状態までロックキー20を回転(ここでは、45度)させることで、ラッチスリーブ10からロックキー20を引き抜き、上部ノズル30を取り外すことができる。
なお、ラッチスリーブ10の張り出し部11の形状としては、図4〜図6に示した四角形以外にも、三角形や多角形としたり、図8に示すように、ラッチスリーブ10の上端部に形成する張り出し部11の形状を花形等としてもよく、張り出し部11の形状に応じて適宜ラッチスリーブ10の張り出し部11とロックキー20の受け部22とが重なるために必要なロックキー20の回転角度を決定するようにすればよい。なお、図8において、図8(a)は張り出し部の形状が花形のラッチスリーブの側面図、図8(b)は張り出し部の形状が花形のラッチスリーブの上面図を示している。
次に、本発明の第1の実施例に係る燃料集合体結合構造について説明する。
図1に示すように、ロックキー20の側面には雄螺子23が形成されている。上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31の内面には雌螺子32が形成されている。ロックキー20はラッチスリーブ設置穴31の内部に設置され、ロックキー20とラッチスリーブ設置穴31とは螺子接合されている。
以上のように、本実施例によれば、ロックキー20をラッチスリーブ設置穴31から完全に取り外すことなく、ロックキー20とラッチスリーブ10(図6参照)との結合を解除し、上部ノズル30を取り外すことができるため、上部ノズル30脱着時に部品を分解する必要が無いため、取り外した部品が燃料集合体に混入する要因をなくすことができる。
また、ロックキー20はラッチスリーブ設置穴31の内面に形成された雌螺子32を通して回転しながら上下方向に昇降するため、ロックキー20の受け部22(図6参照)とラッチスリーブ10の張り出し部11(図6参照)の底面との隙間を埋めることができるため、結合時にはロックキー20とラッチスリーブ10との嵌合部の上下方向のがたをなくすことができ、結合解除時にはロックキー20とラッチスリーブ10との嵌合部に隙間を生じさせることができる。
次に、本発明の第2の実施例に係る燃料集合体結合構造について説明する。
まず、本実施例の背景について説明する。上述した第1の実施例に係る燃料集合体結合構造の場合、ロックキー20とラッチスリーブ10の結合・解除操作において、ロックキー20を回転させると、ラッチスリーブ設置穴31の内面に形成された雌螺子32を通して回転しながら上下方向に昇降する。
したがって、ロックキー20とラッチスリーブ10を結合したときの上下方向のがたをなくすためには、少なくとも上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31の内面に加工される雌螺子32の加工開始点を調整する必要がある。
また、燃料集合体として上部ノズル30を組み付ける場合には、上部ノズル30に設置される全てのロックキー20に対して、上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31の内面に加工される雌螺子32の加工開始点を、結合させたときにがたがなくなるように調整しなければならない。
このため、本実施例では、上部ノズル30側の雌螺子の加工開始点を容易に調整できるように後述する円筒形状の肉厚管40(図2参照)を設置した上で、この肉厚管40の内部にロックキー20を設置する構造とした。
図2に示すように、肉厚管40は円筒形状になっており、肉厚管40の内面には雌螺子41が形成されている。なお、本実施例においては、第1の実施例とは異なり、ラッチスリーブ設置穴31の内面および肉厚管40の外面は平坦な面を形成しており、上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31に回転自在に設置される。
上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31に設置される全ての肉厚管40において、肉厚管40の内面に形成された雌螺子41の加工開始点は、ロックキー20とラッチスリーブ10を結合したときの上下方向のがたをなくすように設置角度が調節される。これらの肉厚管40は、設置角度を調節された上で、上部ノズル30と溶接等により結合される。そして、上部ノズル30と結合された肉厚管40の内部にロックキー20を設置する。
以上のように、本実施例によれば、第1の実施例の効果に加え、上部ノズル30のラッチスリーブ設置穴31にねじ加工を施す際の加工開始点などを気にすることなく、肉厚管40によって結合したときの上下方向のがたをなくすように個々に調節した上で、肉厚管40と上部ノズル30の上端部108を溶接等により結合するだけで、肉厚管40に形成された雌螺子41の加工開始点を最適化することが可能となり、上部ノズル30に設置される全ての結合箇所において上下方向のがたをなくすことが可能となる。
次に、本発明の第3の実施例に係る燃料集合体結合構造について説明する。
上述した第1及び第2の実施例に係るロックキー20が、何らかの理由で回転してゆるんだ場合、ロックキー20とラッチスリーブ10との嵌合部が解除されたり、上下方向のがたが生ずるおそれがある。このためロックキー20が回転してゆるむことを防止するためのロックキー20の回り止め構造を設ける必要がある。
この回り止め構造としては、かしめ、ピン止め又は溶接止めなど従来の工業的手法を流用することも可能であるが、これらを用いた場合、発電所等におけるすばやい上部ノズル30の取り付け(ロックキー20ゆるみ止め)及び取り外しを行うことができない。このため、本実施例では、ロックキー20の上端部に円形以外の断面を有する後述する座繰り穴60(図3参照)を形成しておき、後述するシンブルプラグ51(図10参照)の挿入時に、座繰り穴60と勘合するような張り出し部61(図3参照)をシンブルプラグ51の軸方向位置に設けた。
ここで、本発明の第3の実施例に係る燃料集合体結合構造におけるシンブルプラグについて説明する。加圧水型原子炉では、図9に示すようなシンブルプラグ集合体50に取り付けられたシンブルプラグ51を、図10に示す上部ノズル30のラッチスリーブ10及びラッチスリーブ10の内側に機械的に結合された案内管52へ挿入することで、案内管52内を冷却水が流れることにより生ずる炉心バイパス流を制御している。
図3において、図3(a)はシンブルプラグのロックキー及びラッチスリーブへの挿入時の様子を示した図、図3(b)はシンブルプラグ張り出し部の図3(a)にD−Dで示す断面における断面図、図3(c)はロックキーの図3(a)にE−Eで示す向きにおける上面図、図3(d)はシンブルプラグのロックキー及びラッチスリーブへの挿入後の様子を示した図である。
図3には、六角形状の座繰り穴60をロックキー20の上部に形成したものを示す。シンブルプラグ51の挿入時にこの六角形状の座繰り穴60に勘合するような六角形の張り出し部61をシンブルプラグ51の軸方向位置に形成しておけば、座繰り穴60にシンブルプラグ51を挿入することで、六角形の座繰り穴60とシンブルプラグ51の六角形のシンブルプラグ張り出し部61が嵌合し、ロックキー20が回転することを防ぐことができる。
このように、燃料集合体結合構造では、ロックキー20及びラッチスリーブ10の内部に挿入されるシンブルプラグ51を備え、ロックキー20の上部に円形以外の座繰り穴60を形成し、シンブルプラグ51に座繰り穴60と勘合する形状の張り出し部61を形成してシンブルプラグ張り出し部61とし、座繰り穴60にシンブルプラグ張り出し部61を嵌合させることでロックキー20の回転を防ぐことを特徴としている。
なお、本実施例では、例として、座繰り穴60を六角形状としたが、これ以外の形状であっても円形以外の、例えば多角形や表面にキーを有するような構造としてもよく、決定した座繰り穴60の形状に応じてシンブルプラグ張り出し部61の形状を決定して、座繰り穴60とシンブルプラグ張り出し部61とが勘合するようにすればよい。
以上のように、本実施例によれば、ロックキー20及びラッチスリーブ10内にシンブルプラグ51を挿入するだけで、シンブルプラグ51に設けた張り出し部61とロックキー20の座繰り穴60とが嵌合されるため、ロックキー20が回転することを防ぐことができる。
本発明は、例えば、加圧水型原子炉に使用される燃料集合体の上部ノズルと案内管上端との結合構造に利用することが可能である。
本発明の第1の実施例に係る燃料集合体結合構造を示した図である。 本発明の第2の実施例に係る燃料集合体結合構造を示した図である。 本発明の第3の実施例に係る燃料集合体結合構造におけるロックキーの回り止め構造を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブの構造の例を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるロックキーの構造の例を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブとロックキーとの結合の様子を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造における上部ノズルとラッチスリーブの結合状態を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるラッチスリーブの張り出し部の形状が花形の場合の例を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるシンブルプラグ集合体を示した図である。 本発明に係る燃料集合体結合構造におけるシンブルプラグの挿入の様子を示した図である。 従来の加圧水型原子炉の燃料集合体の構造を示した図である。 従来の加圧水型原子炉の燃料集合体において上部ノズルとラッチスリーブとを溶接により結合した構造を示した図である。 従来のナットを用いた燃料集合体結合構造を示した図である。
符号の説明
10 ラッチスリーブ
11 張り出し部
12 鍔部
13 隙間部
20 ロックキー
21 ロックキー開口部
22 受け部
23 雄螺子
30 上部ノズル
31 ラッチスリーブ設置穴
32 雌螺子
40 厚肉管
41 雌螺子
50 シンブルプラグ集合体
51 シンブルプラグ
52 案内管
60 座繰り穴
61 シンブルプラグ張り出し部

Claims (3)

  1. 上端部に張り出し部が形成されたラッチスリーブと、
    前記ラッチスリーブの上端部が挿入されるラッチスリーブ設置穴が形成される上部ノズルと、
    前記ラッチスリーブ設置穴の内部に設置され、前記張り出し部と対応する形状の開口部が下面に形成されたロックキーとを備え、
    前記ラッチスリーブの上端部を前記ロックキーに挿入した上で該ロックキーを回転させて、前記ラッチスリーブと前記ロックキーとを結合する燃料集合体結合構造において、
    前記ロックキーの側面に雄螺子を形成し、前記ロックキーを前記上部ノズル側に対して螺子接合させる螺子接合手段を備える
    ことを特徴とする燃料集合体結合構造。
  2. 前記螺子接合手段は、前記ラッチスリーブ設置穴の内面に雌螺子を形成して、前記ロックキーと前記ラッチスリーブ設置穴とを螺子接合させたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体結合構造。
  3. 前記螺子接合手段は、
    前記ラッチスリーブ設置穴の内部に円筒形状の肉厚管を設置し、
    前記肉厚管の内面に雌螺子を形成し、前記肉厚管の内部に前記ロックキーを設置して、前記ロックキーと前記肉厚管とを螺子接合させたものである
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料集合体結合構造。
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