JP4794304B2 - 消火栓用分岐管 - Google Patents

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本発明は消火栓用分岐管に関する。
水道管には、消火栓が設置されることがある。この消火栓の設置部においては、地中において横向きに設置された本管から上向きの枝管が分岐され、この枝管に継手を介して消火栓が接合される構成が一般的である(特許文献1)。このような枝管を備えた消火栓用分岐管が、水道管路の一部を構成する。
以下、図2を参照して、従来の消火栓用分岐管について説明する。ここで1はダクタイル鋳鉄製の本管であり、横向きに配管されるように構成され、その一端に受口2を有するとともに他端に挿口3を有し、これら受口2および挿口3によって他の管と接合される。本管1から上向きの枝管4が分岐されており、この枝管4は、本管1と一体に鋳造された構成である。枝管4の上端にはフランジ継手5が形成されている。
このフランジ継手5を介して、図示を省略した消火栓の下端の吸水部が接合されるように構成されている。規格により、消火栓の吸水部の口径はたとえば75mmとされており、フランジ継手5もその口径のものが形成され、枝管4もそれに応じた口径および肉厚で形成されている。これに対し、本管1は、通常は枝管4よりも口径が大きく、その口径がたとえば100mm以上かつ数百mm以下であり、またその口径に応じた肉厚すなわち枝管4よりも大きな肉厚で形成されている。
特開平4−266692号公報
消火栓は相応の大きな質量を有するものであるが、このような大きな質量を有する消火栓が、その吸水部の規格に対応した75mm程度の細い上向きの枝管4の上に乗せられた構成となっている。
このため、地震の発生時になどにおいて枝管4に無理な力が掛かりやすいという課題がある。また本管1を含む水道管路の内部のメンテナンスを行う際には、枝管4から消火栓を取り外したうえで、本管1の内部に管内カメラなどを挿入して検査することが行われているが、上記のように枝管4の口径が小さく細いため、その挿入作業が容易でないという課題もある。
そこで本発明は、このような課題を解決して、地震の発生時などにおいて枝管に無理な力がかかることを防止できるようにするとともに、枝管を通しての本管内への各種機器の挿入を容易に行えるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は、横向きの本管から上向きの枝管が分岐され、この枝管に継手を介して消火栓を接合するようにした消火栓用分岐管であって、
前記枝管の口径を前記消火栓の吸水部の口径よりも大きく形成するとともに、前記枝管の肉厚を前記消火栓の吸水部の口径に対応した管の肉厚よりも厚く形成し、かつ前記枝管と消火栓の吸水部とを径違い継手によって互いに接合し
径違い継手は、枝管の上端に形成されたフランジと吸水部の下端に形成されたフランジとの上下間に挟まれた蓋であり、
吸水部は蓋に形成された開口によって枝管に連通し、
吸水部のフランジは蓋に着脱自在に取り付けられ、
枝管のフランジと蓋とが締結具によって着脱自在に締結され、
締結具は吸水部のフランジの外周端よりも径方向外側にあるものである
したがって本発明によれば、枝管の口径を消火栓の吸水部の口径よりも大きく形成するとともに、枝管の肉厚を消火栓の吸水部の口径に対応した管の肉厚よりも厚く形成したため、枝管を、規格通りの消火栓に接合可能でありながら強度の高いものとすることができ、したがって地震の発生時などにおいて枝管に無理な力が掛かることを防止できる。また、このように枝管の口径を消火栓の吸水部の口径よりも大きく形成したにもかかわらず、枝管と消火栓の吸水部とを径違い継手として構成される蓋によって互いに接合したため、両者の接合を支障なく行うことができる。しかも、枝管の口径を大きくしたことで、この枝管から消火栓を取り外したうえでの本管内への管内検査機器などの挿入を容易に行うことができる。
図1は、本発明の実施の形態の消火栓用分岐管を示す。ここで、1はダクタイル鋳鉄製の本管であり、一端に受口2を有するとともに他端に挿口3を有した構成であって、たとえば地中に設置されて横方向に配置されるものである。本管1から上向きに枝管11が分岐されており、この枝管11は、本管1と一体に鋳造されている。枝管11の上端にはフランジ12が形成されており、このフランジ12を利用して蓋13が取り付けられている。14は、取付け用のボルト・ナットなどの締結具である。蓋13の中央には開口15が形成されている。また、蓋13を利用して、消火栓における管状の吸水部16のフランジ17が取り付けられている。18は、取付け用のボルト・ナットなどの締結具である。消火栓の吸水部16は、蓋13の開口15によって枝管11に連通している。
消火栓の吸水部16は、規格により、たとえば口径75mmに形成されており、その管厚もそれに対応して薄く形成されている。フランジ17も、吸水部16の口径に対応した小さなものである。
これに対し、枝管11は、吸水部16よりも大きな口径で、具体的には、上記の吸水部16の75mmよりも大きな、たとえば150mmの口径で形成されている。本管1は、上述のように、たとえば100mm以上かつ数百mm以下の口径である。そして枝管11の肉厚は、その口径に対応した肉厚、あるいは枝管11よりも口径の大きな本管1と同程度の肉厚となるようにされている。
このような構成であると、枝管11は、その口径および肉厚が消火栓の吸水部16の口径および肉厚よりも大きいため、その断面係数が大きく、したがって強度の高いものとなる。また地震などの際に大きな力が作用した場合において、万一損傷が起こるとしても、消火栓あるいは蓋13の方が破損しやすく、これらの方が先に破損するため、枝管11および本管1の損傷を避けることができる。
また、枝管11の口径を消火栓の吸水部16の口径よりも大きく形成したにもかかわらず、枝管11と消火栓の吸水部16とを、径違い継手として構成される蓋13によって互いに接合したため、両者の接合を支障なく行うことができる。
枝管11の口径を大きくしたことで、この枝管11から消火栓を取り外したうえでの本管1内への管内検査機器などの挿入を容易に行うことができる。
本発明の実施の形態の消火栓用分岐管の断面図である。 従来の消火栓用分岐管の断面図である。
符号の説明
1 本管
11 枝管
13 蓋
16 吸水部

Claims (1)

  1. 横向きの本管から上向きの枝管が分岐され、この枝管に継手を介して消火栓を接合するようにした消火栓用分岐管であって、
    前記枝管の口径を前記消火栓の吸水部の口径よりも大きく形成するとともに、前記枝管の肉厚を前記消火栓の吸水部の口径に対応した管の肉厚よりも厚く形成し、かつ前記枝管と消火栓の吸水部とを径違い継手によって互いに接合し
    径違い継手は、枝管の上端に形成されたフランジと吸水部の下端に形成されたフランジとの上下間に挟まれた蓋であり、
    吸水部は蓋に形成された開口によって枝管に連通し、
    吸水部のフランジは蓋に着脱自在に取り付けられ、
    枝管のフランジと蓋とが締結具によって着脱自在に締結され、
    締結具は吸水部のフランジの外周端よりも径方向外側にあることを特徴とする消火栓用分岐管。
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