JP4707384B2 - 中間加速型エスカレータ - Google Patents

中間加速型エスカレータ Download PDF

Info

Publication number
JP4707384B2
JP4707384B2 JP2004365570A JP2004365570A JP4707384B2 JP 4707384 B2 JP4707384 B2 JP 4707384B2 JP 2004365570 A JP2004365570 A JP 2004365570A JP 2004365570 A JP2004365570 A JP 2004365570A JP 4707384 B2 JP4707384 B2 JP 4707384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary
chain
escalator
steps
fixed position
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004365570A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006168939A (ja
Inventor
佳延 石川
佳男 荻村
斉 河本
伸 村上
孝幸 菊池
和也 弓削
英洋 堀合
雅人 吉田
賢三 殿城
泰平 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2004365570A priority Critical patent/JP4707384B2/ja
Priority to CN200580043120A priority patent/CN100584728C/zh
Priority to PCT/JP2005/022171 priority patent/WO2006064675A1/ja
Publication of JP2006168939A publication Critical patent/JP2006168939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4707384B2 publication Critical patent/JP4707384B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B21/00Kinds or types of escalators or moving walkways
    • B66B21/02Escalators
    • B66B21/025Escalators of variable speed type
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/08Carrying surfaces
    • B66B23/12Steps

Landscapes

  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Description

本発明は、中間傾斜部における踏段の移動速度が乗り口付近や降り口付近における踏段の移動速度よりも速い中間加速型エスカレータに関する。
近年、移動距離の長いエスカレータにおいては、踏段の移動速度を高めて輸送効率の向上や乗客の利便性向上を図る試みがなされている。このように踏段の移動速度を高める場合、特に重要となるのは、乗客の乗り降りの安全性を十分に確保できるようにすることである。このような観点から、乗り口付近や降り口付近では踏段の移動速度を相対的に遅くして、中間傾斜部でのみ踏段が高速移動するような構成とすることが提案されている。
このように中間傾斜部における踏段の移動速度が乗り口付近や降り口付近における踏段の移動速度よりも速くなるようにしたエスカレータは、一般に中間加速型エスカレータと呼ばれ、例えば地下鉄の駅舎等に設置されるエスカレータのように移動距離が長いエスカレータとしての適用が期待されている。
この種の中間加速型エスカレータとしては、従来、先行する踏段に固定された駆動ローラと後続する踏段に固定された駆動ローラとを、屈曲した形状の第1のリンクと第2のリンクとを用いて連結すると共に、第1のリンクの先端に補助ローラを取り付けて、駆動ローラの移動を駆動ローラ用レールで、補助ローラの移動を補助ローラ用レールでそれぞれ案内させる構造のものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような構造の中間加速型エスカレータでは、乗り口や降り口付近において、補助ローラ用レールの軌道が駆動ローラ用レールから離間するように設計されており、第1のリンクの先端に取り付けられた補助ローラが、この補助ローラ用レールに沿って乗り口や降り口付近を移動する過程で、第1のリンクと第2のリンクとが補助ローラを頂点とした山型形状に変位するようになっている。そして、これら第1のリンクと第2のリンクとが成す形状の変化に応じて、先行する踏段に固定された駆動ローラと後続する踏段に固定された駆動ローラとの間の距離が縮まり、その分、踏段の移動速度が、中間傾斜部における移動速度に比べて遅くなるようになっている。
特開2003−2572号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、乗り口や降り口付近において踏段の移動速度を遅くするための機構が複雑な上、隣接する踏段間の距離、すなわち先行する踏段の駆動ローラと後続する踏段の駆動ローラとの間の距離の精度が、第1のリンク及び第2のリンクの形状や、補助ローラ用レールの形状、取り付け状態等に大きく依存しており、これらに誤差が生じた場合には、隣接する踏段間に大きな隙間が生じたり、隣接する踏段同士が干渉したりすることも懸念される。
このため、例えば、隣接する踏段同士が噛み合う櫛歯状の踏面のクリートと呼ばれる蹴上げライザの溝を深めに設計して、この噛み合い部分に余裕を持たせることで、隣接する踏段間の距離の誤差を吸収するといった対応を図ることも検討されるが、溝を過度に深く設計すると強度の確保が困難になって破損を招く虞もある。
また、通常、急いでいる乗客は踏段の片側を歩いて移動して上階まで迅速に到達しようとするが、上述した従来の技術では、踏段が高速移動する中間傾斜部においては、隣接する踏段間の段差が大きくなり、また、後続する踏段の前方に先行する踏段の端面が大きく傾斜した状態で現れるため、乗客が階段上を安全に歩いて移動することが困難となる。このため、急いでいる乗客にとっては、踏段が高速移動していたとしても、その上を歩いて移動できないために却って不満が残るものとなる。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、その目的は、簡素な構造で乗り口や降り口付近における踏段の移動速度を適切に調整して中間加速を実現すると共に、隣接する踏段間の距離を適切に維持することができる中間加速型エスカレータを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、乗客が歩いて移動することを妨げることのない中間加速型エスカレータを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明の中間加速型エスカレータは、
構造物に取り付けられた踏段ガイドレール及び補助ガイドレールと、
踏段ガイドレールに沿って移動する前輪及び補助ガイドレールに沿って移動する後輪を有する複数の踏段と、
複数のピンローラ及びこれらピンローラを連結するチェーンリンクを有し、複数の踏段を無端状に連結する踏段チェーンと、
踏段チェーンを駆動するチェーン駆動機構と、を備え、
チェーンリンクは、
各踏段における後輪近傍の後部固定位置と、前輪と後輪の間の中間部固定位置とを連結する固定リンクと、
互いに隣接する二つの踏段のうちの先行する踏段の後部固定位置と後続する踏段の中間部固定位置とを連結する可動リンクと、から成り、
乗り口や降り口付近において各踏段の中間部固定位置が先行する踏段の後部固定位置を支点とする円弧状の軌跡に沿って移動して隣接する踏段間の段差が減少するようにしたことを特徴としている。
第1の発明によれば、簡素な構造で中間加速を実現することができると共に、隣接する踏段間の距離を適切に維持することができるので、踏段間に大きな隙間を生じさせたり、隣接する踏段同士が干渉したりすることがない。
また、第2の発明によれば、踏段と補助踏段が交互に並ぶことで、踏段のみの場合と比べて高低差が少ない階段状となるため、乗客が歩いて移動し易くなる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける踏段を案内する機構の模式図、図2は第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける駆動系の模式図、図3は第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける要部の拡大斜視図、図4は第1の実施形態の各踏段の前輪及び後輪の取付部の拡大正面図、図5、図6はチェーン駆動機構の変形例の拡大側面図である。
本実施形態の中間加速型エスカレータは、図1に示すように、下階側と上階側に設けられた乗り口又は降り口の間に架け渡された構造物に取り付けられた踏段ガイドレール1及び補助ガイドレール2を備えている。これら踏段ガイドレール1及び補助ガイドレール2は、当該中間加速型エスカレータの中間傾斜部においては、互いに近接して平行な状態で傾斜するように敷設されており、乗り口や降り口付近においては、徐々に離間しながら水平状態へと推移している。
また、本実施形態の中間加速型エスカレータは、無端状に連結された複数の踏段3を備えている。これらの踏段3には、それぞれ図1中に矢印Aで示す移動方向の前方側に位置するように前輪4が回転自在に取り付けられていると共に、移動方向の後方側に位置するように後輪5が回転自在に取り付けられている。なお、ここでは、本実施形態の中間加速型エスカレータを上昇運転させている場合を例に挙げて説明しており、下降運転させる場合には各踏段3の移動方向は逆方向となる。そのため、下降運転させる場合には、正確には各踏段3の前輪4と後輪5の位置関係が逆になるが、本明細書においては、本発明の特徴を分かり易く説明するために、上昇運転させている場合の各踏段3の移動方向Aを基準に考えて、各踏段3の移動方向Aの前方側に取り付けられたローラを前輪4と呼び、移動方向Aの後方側に取り付けられたローラを後輪5と読んで表記を統一することとする。
複数の踏段3は、後述する駆動系の駆動力を受けて、各踏段3の前輪4が踏段ガイドレール1に沿って移動し、各踏段3の後輪5が補助ガイドレール2に沿って移動することで、所定の姿勢を維持したまま、乗り口と降り口との間を循環移動する。このとき、中間傾斜部においては、各踏段3は踏面を水平に保った状態で階段状に並んで移動し、降り口に近づくと踏段ガイドレール1と補助ガイドレール2との相対位置の変化に応じて隣接する踏段3間の高さの差が次第に小さくなって、降り口において隣接する踏段3の踏面同士が水平面上に並んだ状態となる。そして、この状態で各踏段3がコムプレート6の下方に入り込んで折り返し部分に到達し、折り返し部分でスプロケット7に沿って反転されて、復路側の経路を辿って乗り口側へと帰還するようになっている。
以上のように循環移動する複数の踏段3は、図2に示すような踏段チェーン10により連結されている。踏段チェーン10は、等間隔に配置された複数のピンローラ11と、これら複数のピンローラ11を連結して一体の索状体を形成するチェーンリンク12a、12b(図3参照)とから構成されるものであり、本例では、図3に詳細に示すように、各チェーンリンク12a、12bの片方の端部と3等分点の二箇所にそれぞれピンローラ11が取り付けられている。この踏段チェーン10を構成するチェーンリンク12aは、踏段3の後輪5近傍の後部固定位置13aと、踏段3の前輪4と後輪5の中間部固定位置13bとでそれぞれ踏段3に固定されており、以下、固定リンク12aと呼ぶこととする。なお、踏段チェーン10を構成するチェーンリンク12bは、中間固定位置13bと、先行する踏段3の後輪5近傍の後部固定位置13aとで、それぞれ踏段3に回転自在に取り付けられており、以下、可動リンク12bと呼ぶこととする。
本発明を適用した中間加速型エスカレータでは、以上のように、踏段チェーン10を構成する固定リンク12aが、各踏段3の後部固定位置13aと中間部固定位置13bとに固定されると共に、踏段チェーン10を構成する可動リンク12bが、隣接する踏段3、3間で、中間部固定位置13bと後部固定位置13aとに回転自在に取り付けられることで、複数の踏段3が踏段チェーン10によって無端状に連結された構造とされている。そして、踏段チェーン10が、詳細を後述するチェーン駆動機構20によって駆動されることで、無端状に連結された複数の踏段3が、上述したように、当該中間加速型エスカレータの乗り口と降り口との間を循環移動するようになっている。
ここで、隣接する二つの踏段3、3に注目すると、先行する踏段3に設けられた後部固定位置13aと、後続する踏段3に設けられた中間部固定位置13bとは、一つの可動リンク12bの両端部に取り付けられて連結されているので、後続する踏段3の中間部固定位置13bが、先行する踏段3の後部固定位置13aを支点として、可動リンク12bを半径とする円弧に沿って移動できるようになっている。そして、本発明を適用した中間加速型エスカレータにおいては、乗り口や降り口付近で、各踏段3の中間部固定位置13bを以上のような円弧状の軌跡で移動させることによって、隣接する踏段3間の高さの差を次第に減少させて、乗り口や降り口では隣接する踏段3の踏面同士が水平面上に並んだ状態となるようにしている。
具体的に説明すると、例えば図4に示すように、後部固定位置13aを各踏段3の後輪5と同軸上に配置した場合、各踏段3の後部固定位置13aは、後輪5と共に補助ガイドレール2に沿って移動することになる。すなわち、踏段3が中間傾斜部を移動する間は、後部固定位置13aと中間部固定位置13bとが直線状に並び、後部固定位置13aに加えて中間部固定位置13bも補助ガイドレール2に沿って移動することになる。一方、図3に戻って、踏段3が乗り口や降り口付近に差し掛かると、後部固定位置13aは補助ガイドレール2に沿った移動を継続するが、中間部固定位置13bは上述した円弧状の軌跡に沿って補助ガイドレール2から離間する方向へと持ち上げられ、これに応じて隣接する踏段3間の高さの差が減少することになる。
このとき、先行する踏段3の後部固定位置13aと後続する踏段3の中間部固定位置13bとの間の距離は、これらを連結する可動リンク12bの長さによって決まるので、隣接する踏段3、3間の距離に大きな変動が生じることはない。また、各踏段3のライザ(蹴上げ)3aを、横方向から見た形状が中間部固定位置13bの移動軌跡に倣う円弧形状となるように成形しておけば、後続する踏段3の中間部固定位置13bが持ち上げられて後続する踏段3の高さ位置が変化するときに、この後続する踏段3の動きが先行する踏段3のライザ3aに沿ったものとなり、これらに隣接する踏段3間に大きな隙間を生じさせることがなく、これらの位置関係が最適な状態に維持されることになる。
また、各踏段3を連結している踏段チェーン10に注目すると、この踏段チェーン10は、乗り口や降り口付近において、補助ガイドレール2から離間する方向に持ち上げられた中間部固定位置13bを頂点として山型に屈曲した形状となる。そして、このように踏段チェーン10が屈曲する分、乗り口や降り口付近における踏段3の移動速度が、中間傾斜部における踏段3の移動速度に比べて遅くなる。その結果、中間傾斜部における踏段3の移動速度が、乗り口や降り口付近における踏段3の移動速度よりも速い、いわゆる中間加速が実現されることになる。
なお、以上は、後部固定位置13aを各踏段3の後輪5と同軸上に配置した場合について説明したが、後部固定位置13aは補助ガイドレール2に沿って移動できる位置に固定されていれば、後輪5と同軸上に配置されていなくても構わない。ただし、後部固定位置13aを後輪5と同軸上に配置する構造とすれば、後輪5を踏段3に取り付ける取付軸と後部固定位置13aで踏段チェーン10を踏段3に取り付ける取付軸とを一体化でき、その分、構造の簡素化を図ることができる。
また、図3に示す中間加速型エスカレータにおいては、踏段チェーン10の構造が、固定リンク12aの長さL1を可動リンク12bの長さL2より長くすることで、踏段チェーン10の三等分点となる固定リンク12a及び可動リンク12bにそれぞれ配したピンローラ11同士を、チェーン10が折れ曲がっても、ぶつからないようにしている。なお、チェーンの構造を簡単にするため、固定リンク12aの長さL1と可動リンク12bの長さL2を略等しくするなど、この比率に限らず実現可能である。
また、本実施形態では、中間部固定位置13bの踏段3に対する固定位置を、ピンローラ11および後部固定位置13aが並ぶ直線から踏面側に所定のオフセット量δ分だけ偏位した位置とすることで、乗り口や降り口付近における踏段3の移動速度をさらに低下させるようにしている。
中間部固定位置13bの踏段3に対する固定位置をピンローラ11及び後部固定位置13aが並ぶ直線上からオフセット量δ分だけ偏位した位置とすることで、中間傾斜部でチェーンリンク12に張力が加わると、踏段チェーン10は更に伸びようとする。しかしながら、可動リンク12bは前輪4のシャフト4a(規制手段)に当接しており、このシャフト4aがストッパとなって、踏段チェーン10は所定の屈曲角度以上に伸びることはない。
本実施形態の中間加速型エスカレータにおいて、踏段チェーン10を駆動するチェーン駆動機構20としては、例えば図2に示すように、中間傾斜部において直線状に並ぶピンローラ11に噛み合ってこれに推力を伝達する構造のものが採用される。以下、このチェーン駆動機構20について、具体的に説明する。
このチェーン駆動機構20は、中間傾斜部に位置して構造物に取り付けられた電動モータ等の回転駆動装置21を備え、この回転駆動装置21に偏心クランク軸22が連結されている。偏心クランク軸22は、軸線に対して互いに90°ずつ位相をずらして偏心した位置に固定された四つの偏心板を有しており、回転駆動装置21が駆動されると、これら四つの偏心板が軸線を中心に偏心旋回するようになっている。
偏心クランク軸22の四つの偏心板には、これら偏心板の偏心旋回に伴って揺動運動する四枚の揺動板23が、厚み方向に重ね合わされるようにして、それぞれ連結されている。また、これら四枚の揺動板23は、偏心クランク軸22の偏心板の他に、従動軸24の偏心板にも連結されており、偏心クランク軸22の偏心板が偏心旋回したときに、90°ずつ位相がずれた状態を維持しながら安定的に揺動運動できるようになっている。
これら四枚の揺動板23の上端部及び下端部には、それぞれ踏段チェーン10のピンローラ11に噛み合うトロコイド形状の転動歯25が設けられている。なお、図2においては、チェーン駆動機構20の構造を分かり易くするために、四枚の揺動板23の上端部及び下端部にそれぞれ設けられた転動歯25のうちの一部のみを図示している。
以上のように構成されるチェーン駆動機構20では、回転駆動装置21が駆動されると、この回転駆動装置21の駆動力を受けて偏心クランク軸22の四つの偏心板がそれぞれ偏心旋回する。そして、これら偏心板の偏心旋回に伴って、四枚の揺動板23が、互いに90°ずつ位相がずれた状態を維持しながらそれぞれ揺動運動する。その結果、各揺動板23に設けられたトロコイド形状の転動歯25が踏段チェーン10のピンローラ11に順次噛み合ってピンローラ11に推力が伝達され、踏段チェーン10が駆動されることになる。
本実施形態の中間加速型エスカレータにおいては、以上のように、中間傾斜部において直線状に並ぶピンローラ11に噛み合ってこれに推力を伝達する構造のチェーン駆動機構20を採用することにより、乗り口や降り口付近において踏段チェーン10を積極的に屈曲させることができ、中間加速をより効率良く実現することが可能となる。また、以上のような構造のチェーン駆動機構20は、原理的に減速機としての機能を有しているので、回転駆動装置21は減速機が不要であり、偏心クランク軸22で伝達するトルクは比較的小さくすることができる。これにより、チェーン駆動機構20全体のサイズを小型化することが可能となり、狭い設置スペースにも適切に配置でき、踏段チェーン10を確実に駆動させることができる。
また、以上は、偏心クランク軸22の偏心板の偏心旋回に伴って揺動する揺動板23の上端部及び下端部にトロコイド形状の転動歯25を設け、この転動歯25を踏段チェーン10のピンローラ11に噛み合わせる構造のチェーン駆動機構20を例に挙げて説明したが、このようなチェーン駆動機構20に代えて、例えば図5に示すように、揺動板23と踏段チェーン10との間に揺動板23の揺動運動に従って循環運動する循環索状体31(推力伝達部材)を配設し、この循環索状体31の外周側に設けられた外歯32を踏段チェーン10のピンローラ11に噛み合わせる構造のチェーン駆動機構30を用いるようにしてもよい。
この図5に示すチェーン駆動機構30では、循環索状体31の内周側にローラ33が設けられ、このローラ33に各揺動板23に設けられたトロコイド形状の転動歯25が噛み合うことで、揺動板23の揺動運動が循環索状体31に伝達されて、循環索状体31がレール34に沿って循環運動するようになっている。そして、この循環索状体31の外周側に設けられた外歯32が踏段チェーン10のピンローラ11に噛み合うことで、循環索状体31の循環運動が踏段チェーン10に伝達されて、踏段チェーン10が駆動されるようになっている。
また、このチェーン駆動機構30においては、揺動板23に設けたトロコイド形状の転動歯25と循環索状体31に設けたローラ33とを逆に配置することも可能である。すなわち、図6に示すように、揺動板23の上端部及び下端部にローラ33を設け、循環索状体31の内周側にトロコイド形状の転動歯25を設けるようにしてもよい。なお、以上のような循環索状体31を有する構造のチェーン駆動機構30については、特願2001−373818号公報に詳細が記載されている。
以上のような構造のチェーン駆動機構30を用いて踏段チェーン10を駆動するようにした場合には、チェーン駆動機構20を用いた場合の効果に加えて、踏段チェーン10に対する機械的な噛み合い率を高めて踏段チェーン10の振る舞いを安定させ、踏段チェーン10の背面を押さえて噛み合いを維持する背面支持機構を不要とし、或いはその構成の簡素化を図ることができると共に、揺動板23の揺動半径を小さくして、振動や騒音の発生を抑制することができるといった特有の効果が得られる。
以上説明したように、本実施形態の中間加速型エスカレータでは、簡素な構造で、中間傾斜部においては踏段3が高速で移動し、乗り口や降り口付近では踏段3の移動速度が遅くなる中間加速を実現することができる。しかも、乗り口や降り口付近で踏段3の移動速度の低下を踏段チェーン10の屈曲によって実現し、このときに、先行する踏段3の後部固定位置13aと後続する中間部固定位置13bとが一つの可動リンク12bによって連結されていることで、これらの間の距離を可動リンク12bの長さで保証するようにしているので、隣接する踏段3、3間の距離に大きな変動が生じることはなく、隣接する踏段3、3間に大きな隙間を生じさせたり、隣接する踏段3、3同士が干渉したりするといった問題を回避できる。
また、各踏段3のライザ3aを横方向から見た形状が中間部固定位置13aの移動軌跡に倣う円弧形状となるように成形しておくことで、後続する踏段3の段差運動が先行する踏段3のライザ3aの形状に沿ったものとなり、これらの位置関係を最適な状態に維持することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、図7乃至図10を参照して説明する。図7は第2の実施形態の中間加速型エスカレータの概略を示す斜視図、図8は第2の実施形態の中間加速型エスカレータの要部の拡大斜視図、図9は第2の実施形態の中間加速型エスカレータの要部の拡大側面図である。
なお、本実施形態において、第1の実施形態と同一又は類似の部分には同一の符号を付してあり、重複する説明は割愛してある。
図7に示すように、本実施形態の中間加速型エスカレータは、各踏段3の一側方において、互いに隣接する二つの踏段3、3間に位置するように設けられた補助踏段40を複数個備えている。これらの補助踏段40は、図8及び図9に示す高さ変更機構41により、二つの踏段3、3間の高低差の変化に対応して隣接する踏段3との高低差を変更することができる。なお、踏段3における補助踏段40と隣接する角部3bは曲面形状とされている。
高さ変更機構41は、構造物に取り付けられた補助踏段用ガイドレール42と、その補助踏段用ガイドレール42に倣うローラ状の倣い機構43と、踏段3の支持部3cに回動自在に取り付けられ、補助踏段40を支持して一定の姿勢に保つと共に倣い機構43の動きに応じて補助踏段40の高さを変更する一対の平行なリンク44a、44b(補助踏段用支持部材)とから成っている。
これらのリンク44a、44bの長さL2’は可動リンク12bの長さL2(図3参照)と等しい。また、補助踏段40が最も上の位置に達したときのリンク44a、44bの水平面に対する角度は、チェーン10が最も折れ曲がったときに可動リンク12bが水平面と成す角度と等しい。このようにすることで、乗り口や降り口において、踏段3の踏面と補助踏段40の踏面とを面一にすることができる。
また、補助踏段40のライザ面40aはリンク45a、45bで支持され、これらのリンク45a、45bは、踏段3の支持部3c、リンク44aに回動自在に取り付けられ、各枢支点P1乃至P4を頂点とする平行四辺形状を成している。ライザ面40aの角点Bは、支点p1とは長さL2’の距離であり、リンク44aとの間で平行四辺形状をなすように配している。このようにすることで、補助踏段40の踏面の上下動にライザ面40aの角点Bは連動する。加えて、ライザ面40aは支点p1を中心に回動するので、補助踏段40のライザ面40aとライザ3aとは面一にすることができる。
本実施形態の中間加速型エスカレータは、図7に示すように、乗り口付近において、各踏段3が水平部から中間傾斜部へ移動することで隣接する踏段3、3間に高低差が生じる際、高さ変更機構41によって、補助踏段40の踏面が、隣接する二つの踏段3、3の踏面間の略半分の位置となる。これにより、踏段3と補助踏段40が進行方向に千鳥足状に並び、踏段3だけの場合と比べて高低差が半分の階段状となる。
したがって、補助踏段40が有る側では、乗客が容易に歩いて移動することができる。このような構造にすることで、加速倍率を2倍にしても、踏段と補助踏段の高低差は補助踏段が無い場合と同じに維持することができるので、例えば20m/分の低速で安全に乗り降りし、40m/分の高速で中間傾斜部を移動できるといった高加速速度の中間加速型エスカレータを実現することができる。なお、補助踏段40と隣接する踏段3の角部3bは曲面形状となっているため、乗客が衣服を引っ掛けて破損する可能性が低く、くるぶしをぶつけても痛くない。
また、降り口付近では、互いに隣接する踏段3、3間の高低差が徐々に減少して同一面上に並ぶが、この際、補助踏段40も同一面上に並ぶことになる。
なお、このような補助踏段40は、隣接する二つの踏段3、3を可動リンク12bで連結した構造の中間加速型エスカレータ以外の構造の中間加速型エスカレータ(例えば特開2003−2572号公報)にも適用ことができる。
図10、図11は高さ変更機構の変形例を示している。
図10に示す例では、補助踏段40が踏段3のライザ3a’に沿って移動するよう、踏段3に取り付けられたガイド46と、このガイド46に摺動自在に係合すると共に補助踏段40に取り付けられた摺動部材47とで支持されている。
この高さ変更機構41では、踏段3の中間部固定位置に水平かつ軸線まわりに回転自在なシャフト48を介してリンク49の一端が回動自在に取り付けられ、このリンク49の他端にはローラ状の倣い機構43が取り付けられている。この倣い機構43は、構造物に取り付けられた補助踏段用ガイドレール42に倣うようになっている。また、シャフト48にはカム50が取り付けられている。
さらに、シャフト48の近傍において、回転自在な支軸51を介して踏段3にリンク52の中間部が取り付けられており、その一端にはカム50に係合するカムフォロワ53が取り付けられている。リンク52の他端にはローラ状の倣い機構54が回転自在に取り付けられており、この倣い機構54は補助踏段40に形成された溝40bに回転自在に係合している。
踏段3が水平部から中間傾斜部へ移行する際にカム50が反時計回り方向に回動し、これに応じてリンク52が反時計まわり方向に回動して補助踏段40が踏段3、3間の中間の高さになる。なお、この例では、倣い機構43の動きを用いて補助踏段40の高さを変更するようにしているが、第1の実施形態のように二つの踏段3、3を可動リンク12bで連結した構造の中間加速型エスカレータでは、倣い機構43を用いずに、シャフト48の端部を可動リンク12bに連結することで補助踏段40の高さを変更するようにしてもよい。すなわち、可動リンク12bの動きに応じてシャフト48が回転し、カム50、リンク52、カムフォロワ53、及び倣い機構54が、シャフト48の回転運動を踏段3に対する補助踏段40の動きに変換する。
図11に示す例では、高さ変更機構41はL字形のリンク55を有しており、このリンク55の角部は水平かつ軸線まわりに回転自在なシャフト56を介して踏段3の中間部固定位置に取り付けられている。このリンク56の一端にはローラ状の倣い機構43が取り付けられ、この倣い機構43は、構造物に取り付けられたガイドレール42に倣うようになっている。また、リンク55の他端にはローラ状の倣い機構57が回転自在に取り付けられており、この倣い機構57は補助踏段40に形成された溝40bに回転自在に係合している。
踏段3が水平部から中間傾斜部へ移行する際にリンク55が反時計回り方向に回動し、補助踏段40が踏段3、3間の中間の高さになる。なお、この例では、倣い機構43の動きを用いて補助踏段40の高さを変更するようにしているが、第1の実施形態のように、二つの踏段3、3を可動リンク12bで連結した構造の中間加速型エスカレータでは、倣い機構43を用いずに、シャフト56の端部を可動リンク12bに連結することで補助踏段40の高さを変更するようにしてもよい。
なお、本実施形態では、補助踏段40を右側に配しているが、地域性により乗客が歩く側が左右逆になる場合もあるので、補助踏段40を左側に配してもよい。また、本実施形態では、乗客の右足が踏む位置を補助踏段40としているが、補助踏段40を少し中央側に寄せて右寄り中央に配置して、乗客の左足が踏む位置にしてもよい。
さらに、乗客が歩く位置に歩行時の足の間隔を意識するような足跡マークを付したり、斜めのライザ面3aを踏まないように黄色に配色する等、安全性を向上するデザインとすることもできる。また、踏段3と補助踏段40のすり合わせ部となる踏段3のライザ面3a’に櫛歯状の噛み合い部を設けて異物(例えば傘の先端部等)の挟まりを防止するようにしてもよい。
また、図8乃至図11における補助踏段用ガイドレール42の形状や、図10におけるカム50、図11におけるリンク55の形状は自由に設定でき、補助踏段4の踏面の高さを隣接する二つの踏段3、3の踏面間のちょうど半分の位置に設定することができるので、乗客のスムーズな歩行を可能とすることができる。
さらに、別の例としては、隣接する踏段3、3の高低差がある程度に広がるまでは、補助踏段40の踏面が一方の踏段3の踏面と面一のままで動かないようにすることで大きな踏面を形成し続け、踏段3、3の高低差がある程度に広がってから徐々に踏段3と補助踏段40が千鳥足状に並ぶ階段形状となるようにしてもよい。
その他にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記の各実施形態に種々の改変を施すことができる。
第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける踏段を案内する機構の模式図。 第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける駆動系の模式図。 第1の実施形態の中間加速型エスカレータにおける要部の拡大斜視図。 第1の実施形態の各踏段の前輪及び後輪の取付部の拡大正面図。 チェーン駆動機構の変形例の拡大側面図。 チェーン駆動機構の変形例の拡大側面図。 第2の実施形態の中間加速型エスカレータの概略を示す斜視図。 第2の実施形態の中間加速型エスカレータの要部の拡大斜視図。 第2の実施形態の中間加速型エスカレータの要部の拡大側面図。 高さ変更機構の変形例の拡大側面図。 高さ変更機構の変形例の拡大側面図。
符号の説明
1 踏段ガイドレール
2 補助ガイドレール
3 踏段
4 前輪
4a シャフト(規制手段)
5 後輪
10 踏段チェーン
11 ピンローラ
12 チェーンリンク
12a 固定リンク
12b 可動リンク
13a 後部固定位置
13b 中間部固定位置
20 チェーン駆動機構
21 回転駆動装置
22 偏心クランク軸
23 揺動板
25 転動歯
31 循環索状体(推力伝達部材)
40 補助踏段
41 高さ変更機構
42 補助踏段用ガイドレール
43 倣い機構
44a リンク(補助踏段用支持部材)
44b リンク(補助踏段用支持部材)
48 シャフト
50 カム(昇降機構)
52 リンク(昇降機構)
53 カムフォロワ(昇降機構)
54 倣い機構(昇降機構)
55 リンク(昇降機構)
56 シャフト
57 倣い機構(昇降機構)

Claims (10)

  1. 構造物に取り付けられた踏段ガイドレール及び補助ガイドレールと、
    前記踏段ガイドレールに沿って移動する前輪及び前記補助ガイドレールに沿って移動する後輪を有する複数の踏段と、
    複数のピンローラ及びこれらピンローラを連結するチェーンリンクを有し、前記複数の踏段を無端状に連結する踏段チェーンと、
    前記踏段チェーンを駆動するチェーン駆動機構と、を備え、
    前記チェーンリンクは、
    前記各踏段における前記後輪近傍の後部固定位置と、前記前輪と前記後輪の間の中間部固定位置とを連結する固定リンクと、
    互いに隣接する二つの踏段のうちの先行する踏段の後部固定位置と後続する踏段の中間部固定位置とを連結する可動リンクと、から成り、
    乗り口や降り口付近において前記各踏段の中間部固定位置が先行する踏段の後部固定位置を支点とする円弧状の軌跡に沿って移動して隣接する踏段間の段差が減少するようにしたことを特徴とする中間加速型エスカレータ。
  2. 前記各踏段における中間部固定位置と後部固定位置との間の距離が、互いに隣接する二つの踏段のうちの先行する踏段の後部固定位置と後続する踏段の中間部固定位置との間の距離と略等しくされていることを特徴とする請求項1記載の中間加速型エスカレータ。
  3. 前記中間部固定位置の前記踏段に対する位置は、前記複数のピンローラの中心が並ぶ直線から前記踏段の踏面に向けて偏位した位置であることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の中間加速型エスカレータ。
  4. 前記中間部固定位置を挟んで隣接する前記可動リンクと前記固定リンクが成す屈曲角度を前記踏段チェーンが直線状となる方向に規制する規制手段が設けられたことを特徴とする請求項3記載の中間加速型エスカレータ。
  5. 前記チェーン駆動機構が、
    前記構造物に取り付けられた回転駆動装置と、
    前記回転駆動装置に連結され、前記回転駆動装置の駆動力を受けて偏心旋回する偏心クランク軸と、
    前記偏心クランク軸に連結され、前記偏心クランク軸の偏心旋回に伴って揺動運動する揺動板と、
    前記揺動板の端部に設けられ、前記踏段チェーンのピンローラに噛み合うトロコイド形状の転動歯と、
    を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の中間加速型エスカレータ。
  6. 前記チェーン駆動機構が、
    前記構造物に取り付けられた回転駆動装置と、
    前記回転駆動装置に連結され、前記回転駆動装置の駆動力を受けて偏心旋回する偏心クランク軸と、
    前記偏心クランク軸に連結され、前記偏心クランク軸の偏心旋回に伴って揺動運動する揺動板と、
    前記揺動板と前記踏段チェーンの間に設けられ、前記揺動板の揺動運動に従って循環運動して前記踏段チェーンのピンローラに推力を与える推力伝達部材と、
    を有するものであることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の中間加速型エスカレータ。
  7. 隣接する二つの踏段間に位置するように設けられた補助踏段と、隣接する二つの踏段の高低差の変化に対応して前記各補助踏段と前記踏段との高低差を変更する高さ変更機構とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の中間加速型エスカレータ。
  8. 前記高さ変更機構は、前記補助踏段の踏面が隣接する二つの踏段の踏面間の略半分の位置に位置するように構成されたことを特徴とする請求項7記載の中間加速型エスカレータ。
  9. 前記高さ変更機構は、前記構造物に取り付けられた補助踏段用ガイドレールと、前記補助踏段用ガイドレールに倣う倣い機構と、前記踏段に取り付けられ、前記補助踏段を支持すると共に前記倣い機構の動きに応じて前記踏段に対する前記補助踏段の高低差を変更する補助踏段用支持部材とを有するものであることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の中間加速型エスカレータ。
  10. 前記高さ変更機構は、前記中間部固定位置に水平かつ軸線まわりに回転自在に取り付けられ、前記可動リンクの動きに連動して回転するシャフトと、前記シャフトに取り付けられ、前記補助踏段を支持すると共に前記シャフトの動きに応じて前記踏段に対する前記補助踏段の高低差を変更する昇降機構とを有するものであることを特徴とする請求項7又は請求項8記載の中間加速型エスカレータ。
JP2004365570A 2004-12-17 2004-12-17 中間加速型エスカレータ Expired - Fee Related JP4707384B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365570A JP4707384B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 中間加速型エスカレータ
CN200580043120A CN100584728C (zh) 2004-12-17 2005-12-02 中间加速型自动扶梯
PCT/JP2005/022171 WO2006064675A1 (ja) 2004-12-17 2005-12-02 中間加速型エスカレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004365570A JP4707384B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 中間加速型エスカレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006168939A JP2006168939A (ja) 2006-06-29
JP4707384B2 true JP4707384B2 (ja) 2011-06-22

Family

ID=36587732

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004365570A Expired - Fee Related JP4707384B2 (ja) 2004-12-17 2004-12-17 中間加速型エスカレータ

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP4707384B2 (ja)
CN (1) CN100584728C (ja)
WO (1) WO2006064675A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010112952A1 (en) * 2009-04-03 2010-10-07 Otis Elevator Company Adjustable bracket for step flange cover
CN108349707B (zh) * 2015-11-17 2020-08-11 三菱电机株式会社 乘客输送机
EP3473576A1 (en) 2017-10-20 2019-04-24 Otis Elevator Company Chain drive for a people conveyor

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002167149A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Mitsubishi Electric Corp 中間高速エスカレーター

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0649556B2 (ja) * 1986-06-18 1994-06-29 三菱電機株式会社 エスカレ−タ
WO2000063104A1 (fr) * 1999-04-15 2000-10-26 Kabushiki Kaisha Toshiba Dispositif transporteur
JP4352599B2 (ja) * 2000-08-28 2009-10-28 三菱電機株式会社 中間高速エスカレーター
JP4080753B2 (ja) * 2001-04-19 2008-04-23 三菱電機株式会社 傾斜部高速エスカレーター
JP4342215B2 (ja) * 2003-06-02 2009-10-14 東芝エレベータ株式会社 中間加速型エスカレータ

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002167149A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Mitsubishi Electric Corp 中間高速エスカレーター

Also Published As

Publication number Publication date
CN100584728C (zh) 2010-01-27
JP2006168939A (ja) 2006-06-29
WO2006064675A1 (ja) 2006-06-22
CN101080356A (zh) 2007-11-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2002145568A (ja) 乗客コンベア装置
JP4342215B2 (ja) 中間加速型エスカレータ
JP4707384B2 (ja) 中間加速型エスカレータ
US9499376B2 (en) Turnaround mechanism for passenger conveyors
JP4236846B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
KR100470616B1 (ko) 경사부 고속 에스컬레이터
CN105102365B (zh) 具有多边形补偿的链驱动系统
JP4187971B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2009190897A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP4080753B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
US7665594B2 (en) Passenger conveyor
JP2002326780A (ja) 可変速エスカレーター
EP1468953B1 (en) Sloped part high-speed escalator
JP4214536B1 (ja) 傾斜部高速エスカレータ
EP1468951A1 (en) Sloped part high-speed escalator
JP4257996B2 (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2007084308A (ja) 乗客コンベア
JP2009184824A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP2005067878A (ja) 傾斜部高速エスカレータ
JP2004217317A (ja) エスカレータ
JP2003212459A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2003212463A (ja) 傾斜部高速エスカレーター
JP2005145603A (ja) コンベア装置
JP2006315820A (ja) 搬送装置
JP2000335862A (ja) 乗客コンベヤ装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070913

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110222

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110315

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees