JP4707106B2 - 省燃費運転システム - Google Patents

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本発明は、登坂、降坂時における省燃費運転、特に、登坂、降坂が連続する場合において省燃費運転をドライバに喚起・奨励して、ドライバに省燃費運転を促す省燃費運転システム及びその制御方法に関する。
現在、デジタルタコメータを用いての省燃費運転では、高速道路での車両速度が所定値に達した際に、ドライバに対して警告ブザー等を吹鳴させるのみに留まっている。このような方法では、高速道路で燃費を悪化させる車両速度の変動や、ブレーキ操作に関して、ドライバに省燃費運転を促すことが出来ない。
また、車両に速度変動が生じた場合、その速度変動が道路の勾配に因るにも拘わらず、単に車両速度が所定値を越えたことを以ってそのまま警報ブザーを吹鳴させる場合がある。
一般的に、勾配が急でない範囲において、下り坂ではブレーキ作動を控え、上り坂では下り坂で得た速度の勢いで上りきる走行が燃費を向上させる方法(テクニック)として知られている。前述の方法では、そのようなテクニックも反映されず、速度が所定値を超えたことのみで闇雲に警報ブザーを吹鳴するだけで、燃費向上に対する有効なアドバイスを与えるものではない。
また、上記技術の他に、専ら、地場走行時における省燃費運転をドライバに対してアドバイスする技術が知られている(例えば、非特許文献1参照)。
上記技術は、一例として、リアルタイムに「アクセル踏み過ぎ」のようなアドバイスを行うと同時に、「発進〜停車」を一区間とし、区間毎にドライバへ省燃費の指導を行っている。
上記技術は、その他、発進加速時のアクセル開度、惰行走行の活用、発進加速時のシフトアップエンジン回転数、定常走行時のエンジン回転数、発進・停止間の最高車速、高速道路での最高車速、高速道路走行での車両速度変動について評価を行い、必要に応じてドライバにアドバイスを与える。
然るにこの技術は、高速自動車道走行で燃費に大きな影響を与える坂道での効果的な走行方法について、省燃費運転のアドバイスを行っていない。
特願2004−10007号
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案するものであり、高速自動車道の走行を含め、道路勾配を加味し、ドライバの降坂・登坂時のアクセル操作及び補助ブレーキ操作に対してアドバイス及び評価を行うことによって、省燃費運転を効果的に促す省燃費運転システムとその制御方法の提供を目的としている。
本発明によれば、車両(1)の位置を特定するためにGPS信号を検出するGPSセンサ(2)と、アクセル開度を計測するためのアクセル開度センサ(3)と、補助ブレーキが作動したことを検出する補助ブレーキ作動スイッチ(4)と、車速を計測するための車速センサ(5)とを備え、それらのGPSセンサ(2)とアクセル開度センサ(3)と補助ブレーキ作動スイッチ(4)と車速センサ(5)とからの信号を受信する制御装置(10)を有する車両の省燃費運転システムにおいて、前記制御装置(10)は、前記GPSセンサ(2)からの信号を受信して現在位置を特定する現在位置特定部(11)と、道路情報を予め記憶している道路勾配記憶部(12A)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記道路勾配記憶部(12A)に記憶されている道路情報とから勾配情報を特定する勾配特定部(13)とを備え、その勾配情報とは現在位置における走行方向前方の勾配が第1の上り坂からその第1の上り坂に連続する下り坂か、および第1の上り坂の勾配、現在位置の走行方向前方の勾配が下り坂からその下り坂に連続する第2の上り坂か、および第2の上り坂の勾配であり、さらに、前記車速センサ(5)からの信号および前記勾配特定部(13)で特定した第1の上り坂の勾配もしくは第2の上り坂の勾配に応じた上り・下りの変換点(Pt、Pb)の手前側のアドバイスを発令すべき位置までの距離(L)を算出するためのアドバイス発令位置算出部(14)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記勾配特定部(13)で特定した前記勾配情報、前記アドバイス発令位置算出部(14)からの距離情報、前記アクセル開度センサ及び/又は前記補助ブレーキ作動スイッチの情報、からアクセルを緩める旨のアドバイスを行うか否かを判断する発信判断部(17)と、前記発信判断部(17)で判断されたアクセルを緩める旨のアドバイス又はブレーキを緩める旨のアドバイスを表示するアドバイス表示部(18)及び/又はアナウンスするスピーカ(19)とを備えている。
また本発明によれば、車両(1)の位置を特定するためにGPS信号を検出するGPSセンサ(2)と、アクセル開度を計測するためのアクセル開度センサ(3)と、補助ブレーキが作動したことを検出する補助ブレーキ作動スイッチ(4)と、車速を計測するための車速センサ(5)とを備え、それらのGPSセンサ(2)とアクセル開度センサ(3)と補助ブレーキ作動スイッチ(4)と車速センサ(5)とからの信号を受信する制御装置(10)を有する車両の省燃費運転システムにおいて、前記制御装置(10)は、前記GPSセンサ(2)からの信号を受信して現在位置を特定する現在位置特定部(11)と、道路情報を予め記憶している道路勾配記憶部(12A)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記道路勾配記憶部(12A)に記憶されている道路情報とから勾配情報を特定する勾配特定部(13)とを備え、その勾配情報とは現在位置における走行方向前方の勾配が上り坂からその上り坂に連続する第1の下り坂か、および第1の下り坂の勾配、現在位置の走行方向前方の勾配が第2の下り坂からその第2の下り坂に連続する上り坂か、および第2の下り坂の勾配であり、さらに、前記車速センサ(5)からの信号および前記勾配特定部(13)で特定した第1の下り坂の勾配もしくは第2の下り坂の勾配に応じた上り・下りの変換点(Pt、Pb)の手前側のアドバイスを発令すべき位置までの距離(L)を算出するためのアドバイス発令位置算出部(14)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記勾配特定部(13)で特定した前記勾配情報、前記アドバイス発令位置算出部(14)からの距離情報、前記アクセル開度センサ及び/又は前記補助ブレーキ作動スイッチの情報、からアクセルを緩める旨のアドバイスを行うか否かを判断する発信判断部(17)と、前記発信判断部(17)で判断されたアクセルを緩める旨のアドバイス又はブレーキを緩める旨のアドバイスを表示するアドバイス表示部(18)及び/又はアナウンスするスピーカ(19)とを備えている。
さらに本発明によれば、前記制御装置(10)は道路のカーブの曲率を記憶する曲率記憶部(12B)を有し、前記車両(1)が走行している現在位置の道路の曲率を前記曲率記憶部(12B)から求め、曲率が閾値以下の場合は上述のアドバイスを行わない機能を有している。
上述する構成及び制御方法を具備する本発明の省燃費運転システムによれば、車両の位置を特定する車両位置特定装置(GPSセンサ2)と、位置における勾配を記憶している勾配情報記憶装置(道路勾配記憶部12A)と、車両位置特定装置(GPSセンサ2)からの情報と勾配情報記憶装置(12A)からの情報から省燃費運転の態様を決定する制御装置(コントロールユニット10)とを有しており、該制御装置(10)は、車両の位置の情報から車両(1)が走行している地点の勾配(θ1、θ2)を求め、車両の位置と走行地点の勾配から燃費が良好となるアクセル及び/又はブレーキの操作態様を決定する様に構成され、
制御装置(10)は、燃費が良好となるアクセル及び/又はブレーキの操作態様と走行中のアクセル及び/又はブレーキの操作態様とが一定以上の相違がある場合に、その旨をアドバイスする様に構成されているので、ドライバがそのアドバイスに従うことにより、省燃費運転が確実に実行される。
また、制御装置(10)は、車両が走行している道路の曲率を求め、曲率が閾値以下の場合には上述のアドバイスをしない様に構成されている。即ち、カーブの曲率が小さく、登坂中にアクセルを緩めたり、降坂中に補助ブレーキを緩めたりすることが安全上問題となるようなケースでは、かかるアドバイスは発せられることがないので安全は確保されている。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
先ず、図1〜図8を参照して第1実施形態を説明する。
図1において、当該省燃費運転システムの第1実施形態は、車両1における車両1側の装備U1と管理側の装備U2と、車両1側の装備U1で収録したデータを管理側の装備U2に移送する移送手段であるメモリカード7とによって構成されている。
ここで、管理側とは、例えば、車両1を所有する運送会社の車両管理部門等を指す。
前記車両側の装備U1は、車両(図示の例では貨物自動車)1の車両の位置を特定する装置である、例えばGPSセンサ2と、アクセル開度を計測するアクセル開度計測手段(以降、アクセル開度計測手段をアクセル開度センサという)3と、補助ブレーキが作動したことを検出する補助ブレーキ作動スイッチ4と、車速を計測する車速計測手段(以降、車速計測手段を車速センサという)5と、各車輪毎に設けられた車輪速センサ6と、制御手段であるコントロールユニット10とを備えている。
コントロールユニット10は、図2に詳細を示すように、各種センサからの信号(GPS信号、アクセル開度信号、補助ブレーキ作動信号、車速信号、車輪速信号)をコントロールユニット側に受け付けるインターフェースIFと、GPS信号を受信して現在位置を特定する現在位置特定部11と、記憶手段であるデータベース12と、現在位置の勾配を特定する勾配特定部13と、アドバイス発令位置算出部14と、カーブ曲率特定兼曲率演算部15と、発信判断部16と、アドバイス発信制御部17と、アドバイス表示部18と、スピーカ19とから構成されている。
データベース12は、道路勾配記憶部12Aと、カーブ曲率記憶部12Bと、車両情報記憶部12Cと、記憶媒体であるメモリカード7をデータベース12に差し込み、データベース12に記憶されたデータをメモリカード7に取り出すためのスロット(差し込み溝)12Dとで構成されている。
データベース12の道路勾配記憶部12Aは、既存(各高速自動車道では全ての道路勾配が記録されている)の道路勾配情報が記憶されている。また、道路勾配記憶部12Aは、勾配特定部13で後述するように、図示しない傾斜角センサ及びGPSによる現在地点情報によって、現在位置の勾配を新に算出し、その算出した勾配情報を記憶することも可能に構成されている。
データベース12のカーブ曲率記憶部12Bは、既存(各高速自動車道では全ての道路のカーブの曲率半径が記録されている)のカーブ曲率情報が記憶されている。
また、カーブ曲率記憶部12Bは、後述するように、車速センサ5(図1参照)からの車速情報から得られる走行距離と、各車輪に設けた車輪速センサ6(図1参照)の各輪の車輪速度情報によって、その地点のカーブの曲率が算出でき、その算出した曲率を記憶するようにも構成されている。
車両情報記憶部12Cは、各センサからの車両情報や、コントロールユニット10に接続したエンジンコントローラ40からのエンジン側の、例えばエンジン回転数や噴射量情報等が、時系列に記憶される様に構成されている。
スロット12Dは、データベース12に記憶されたデータを、メモリカード7に取り出す際にメモリカード7の差込口として設けられている。
勾配特定部13は、現在位置特定部11で特定された現在位置における道路勾配を、データベース12の道路勾配記憶部12Aに記憶されたデータから引き出して特定する。或いは、勾配特定部13は、図示しない高度センサと、車速センサ5による走行距離情報から走行中の道路勾配を演算することも可能で、演算した道路勾配は、位置を特定した上で、道路勾配記憶部12Aに記憶することも出来る(破線Cのライン)。
アドバイス発令位置算出部14は、特定した道路勾配と走行中の坂道の形態、を判断して、後述の方法によって例えば、「アクセルを緩めましょう」や、「補助ブレーキを緩めましょう」のアドバイスを発する位置(L)を算出する。
坂道の形態としては、大別して「走行方向に向って、平坦路を含む上り坂が下り坂に連続している坂道」(図3参照)、「走行方向に向って、平坦路を含む下り坂が上り坂に連続している坂道」(図6参照)の2通りがある。
図3の「走行方向に向って、平坦路を含む上り坂が下り坂に連続している坂道」の場合、平坦路を含む上り坂(勾配をθ1とする)側では、車両1は上りから下りへの変換点Ptまで上る最低の運動エネルギがあれば良い。
図中、距離L(上り坂側における、上りから下りへの変換点Ptからの距離)は、距離Lの地点でアクセルを緩めても登坂可能な位置である。
そこで、このLの値を、現在の車速と、上り勾配(θ1)と下り勾配(θ2)を考慮して演算する。
具体的には、θ2を一定値として、車速とθ1との関係からLを求めるのが図4に示す算定マップであり、θ1を一定値として、車速とθ2との関係からLを求めるのが図5に示す算定マップである。
図4の算定マップでは、上り勾配θ1が小さく、車速が大なる程、Lの値を大きくすることが出来ることを示している。
他方、図5の算定マップでは、下り勾配θ2が大きく、車速が大なる程、Lの値を大きくすることが出来ることを示している。
但し、この場合、Lで上り勾配θ1を上り切ることが前提となる。
図6の「走行方向に向って、平坦路を含む下り坂が上り坂に連続している坂道」の場合、平坦路を含む下り坂(勾配をθ1とする)側の所定領域では、次の上り坂での運動エネルギ確保のために、安全に支障が無い限り、補助ブレーキの作動を緩めるべきである。
図中、距離L(下り坂側における、下りから上りへの変換点Pbからの距離)は、その様に燃費を抑制するために、補助ブレーキを緩めても安全上支障の無い限界に近い地点を示している。
そこで、この距離Lの値を、現在の車速と、下り勾配(θ1)と上り勾配(θ2)を考慮して演算する。
具体的には、θ2を一定値として、車速とθ1との関係からLを求めるのが図7に示す算定マップであり、θ1を一定値として、車速とθ2との関係からLを求めるのが図8に示す算定マップである。
図7の算定マップでは、下り勾配θ1が小さく、車速が小なる程、Lの値を大きくすることが出来ることを示している。
他方、図8の算定マップでは、上り勾配θ2が大きく、車速が小なる程、Lの値を大きくすることが出来ることを示している。
図2に戻って、カーブ曲率特定兼曲率演算部15は、現在位置特定部11で特定された現在位置のカーブの曲率を、データベース12のカーブ曲率記憶部12Bに記憶された既存のデータから特定するか、左右の車輪速センサ6からの車輪速の違いと、車速センサ5によって求まる走行距離から道路カーブの曲率半径を演算する様に構成されている。
また、求めた曲率半径は逐一カーブ曲率記憶部12Bに記憶していくことで、新に走行する道路のカーブデータを蓄積していくことが出来る(図2の破線のライン)。
ここで、カーブの曲率の大きさによっては、カーブの途中で、アクセルを緩めたり、補助ブレーキを緩めたりすることが、安全上問題があれば、そうした操作を行えなくすることが肝腎である。
(アドバイス)発信判断部16は、演算して求めたアドバイス発令位置に対して、坂の形態、その時のアクセル開度情報、補助ブレーキ情報及びカーブ曲率演算部で求めたカーブ曲率情報によって、例えば、「アクセルを緩めましょう」或いは、「補助ブレーキを緩めましょう」の何れのアドバイスを発するか、或いは、カーブを走行中であって、カーブの曲率半径が小さく、アクセルを緩めたり、補助ブレーキを緩めたりすることが、安全上問題があれば、そうしたアドバイスの発令をキャンセルする。
アドバイス発信制御部17は、発信判断部16で、発信がOKとなったアドバイスを発令するべくアドバイス表示部18及びスピーカ19に制御信号を発信する。
そして、アドバイス表示部18及びスピーカ19はアドバイス発信部17の発信した制御信号に従って、アドバイス内容を表示したり、アナウンスしたりする。
ここで、本システムでは、車両側装備U1に加え、管理側の装備U2をも備えている(図1参照)。
管理側の装備U2は、管理側コントロールユニット(道路情報管理用パソコン)20と、出力手段であるプリンタ22とによって構成されている。
そして、管理側の装備U2には、前記各種情報が、メモリカード7を介して入力され、例えば、全国の道路の勾配情報や、カーブ曲率情報として蓄積される。これらの蓄積された情報を、再びメモリカード7に読取り、当該営業所、或いは系列運送会社の保有する別の車両1の車載コントローラー10のスロット12Dに挿入することによって、車載コントローラー10のデータベース12に新たなデータとして書き加えられる。
尚、管理側コントロールユニット20は、車載コントロールユニット10のデータベース12で所有する各種情報を、図示しない無線送受信手段によって、入力することも可能に構成されている。
次に、図9のフローチャートに基づいて、アドバイス発令の制御方法について説明する。
先ず、ステップS1において、GPS信号を読み込む。ステップS2では、コントロールユニット10の現在位置特定部11においてGPSからの信号によって特定された現在位置に対する勾配情報(θ1、θ2の値、及び上り下りの別)を読取る。
ステップS3では、アクセル信号を、ステップS4では補助ブレーキが作動しているかの信号を、ステップS5では車速信号を読み込む。
そして、それら読み込んだ情報に基づき、アドバイスを実行する位置(上り・下りの変換点Pt、Pbからアドバイスを表示及び/又はアナウンスするタイミングの位置までの距離L)を演算する。
次のステップS7では、コントロールユニット10は、坂の形態が、平坦路を含む上りから下りに連続する坂か、平坦路を含む下りから上りに連続する坂か、或いはその何れでもないかを判断する。
坂の形態が、平坦路を含む上りから下りに連続する坂であれば、ステップS8に進み、平坦路を含む下りから上りに連続する坂であれば、ステップS12に進み、その何れでもない場合は、ステップS1まで戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
ステップS8では、アドバイス実行位置になるまで待ち(ステップS8のループ)、アドバイス実行位置になったなら(ステップS8でYES)、ステップS9に進む。
ステップS9では、その時点でアクセルを踏込んでいるか否かを判断する。アクセルを踏んでいれば(ステップS9のYES)、ステップS10で「アクセルを緩めましょう」の表示及びアナウンスを行わせる。アクセルを踏んでいなければ(ステップS9のNO)、ステップS11でアドバイス表示及び/又はアナウンスを止めるか、行わせない。
ステップS12では、アドバイス実行タイミングになるまで待ち(ステップS12のループ)、アドバイス実行タイミングになったなら(ステップS12でYES)、ステップS13に進む。
ステップS13では、その時点で補助ブレーキを作動させているか否かを判断する。補助ブレーキを作動させていれば(ステップS13のYES)、ステップS14で「補助ブレーキを緩めましょう」の表示及びアナウンスを行わせる。補助ブレーキを作動させていなければ(ステップS13のNO)、ステップS15でアドバイス表示及び/又はアナウンスを止めるか、行わせない。
尚、図9では示していないが、ステップS13〜S15までの間で、走行中のカーブの曲率を演算し、そのカーブの曲率半径が所定値を下回った場合にも、「補助ブレーキを緩めましょう」の表示及びアナウンスは行わせない。
ステップS10、S11、S14、S15の実行後、ステップS1に戻り、再びステップS1以降を繰り返す。
上述したような構成及び制御方法の省燃費運転システムによれば、平坦路を含む上り坂から下り坂に連続的に進行する場合(図3〜図5参照)、上り坂側における上り坂から下り坂への変換点Ptからの距離がLの地点で、アクセルを緩める様にドライバにアドバイスする。このLの値は、アクセルを緩めた場合でも、何とか変換点Pt(坂の頂上)に辿り着ける距離であり、その様にアクセルを緩めることによってエンジンへの燃料供給量を抑制して、省燃費運転が実行される。
一方、下り坂から登り坂に連続的に進行する場合(図6〜図8参照)では、下り坂側における下り坂から上り坂への変換点Pb(鞍部)からの距離がLの地点で、補助ブレーキである例えばエキゾーストブレーキを緩める様にドライバにアドバイスする。
このLの値は、補助ブレーキを緩めた場合でも、暴走しない程度の距離であって、補助ブレーキを緩めることによって、補助ブレーキを緩めない場合に比べ、運動エネルギが蓄積され、その後の上り坂走行時に蓄積された運動エネルギを有効に使って省燃費に貢献することが出来る。
尚、走行中のカーブの曲率を演算し、そのカーブの曲率半径が所定値を下回った場合には、「補助ブレーキを緩めましょう」の表示及びアナウンスは行わせない。
次に、図10を参照して、第2実施形態を説明する。
前記図1〜図9の第1実施形態は、各パラメータの検出手段であるGPSセンサ2、アクセル開度センサ3、補助ブレーキスイッチ4、車速センサ5、車輪速センサ6は夫々専用の回路によって車載コントロールユニット10に接続された実施形態である。
それに対して、図10の第2実施形態は、GPSセンサからの信号を除き、その他のセンサからの信号は、予め、車内通信ネットワーク「車内LAN」によってLAN中継器9にデジタル信号として集められ、通信ケーブルWによって車載コントロールユニット10に記憶されるように構成されている。これらの構成を除いては、図1〜図9の第1実施形態と実質的に同様である。
第2実施形態では、車内LAN情報を使用することにより、GPSセンサを除き、他のセンサ等の追加を行うことなく必要な情報は安価に得られる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、例えば、図示の第1実施形態及び第2実施形態では、共に、ドライバに省燃費運転を心がける様に適切なアドバイスを与えるものであるが、条件が満たされた場合には、機械的に(自動で)アクセル開度を絞ったり、補助ブレーキの作動を弱めたりする(例えば、エキゾーストバルブの開度を強制的に開放側に調節する)ことも可能である。
本発明の第1実施形態に係る省燃費運転システムの構成を示すブロック図。 第1実施形態のコントロールユニットの詳細構成を説明するブロック図。 上り坂に下り坂が連続する走行パターンで、アドバイス実行地点を示した様態図。 第1実施形態に関し、上りに下りが連続するパターンの坂で、下り坂を一定とし、上りの勾配をパラメータとした場合の、車速と、アドバイス実行の位置との関係を示す制御マップ。 第1実施形態に関し、上りに下りが連続するパターンの坂で、上り坂を一定とし、下りの勾配をパラメータとした場合の、車速と、アドバイス実行の位置との関係を示す制御マップ。 下り坂に上り坂が連続する走行パターンで、アドバイス実行地点を示した様態図。 第1実施形態に関し、下りに上りが連続するパターンの坂で、上り坂を一定とし、下り坂の勾配をパラメータとした場合の、車速と、アドバイス実行の位置との関係を示す制御マップ。 第1実施形態に関し、下りに上りが連続するパターンの坂で、下り坂を一定とし、上り坂の勾配をパラメータとした場合の、車速と、アドバイス実行の位置との関係を示す制御マップ。 本発明の実施形態に係る省燃費運転の制御方法を説明するフローチャート。 本発明の第2実施形態の全体構成を示したブロック図。
符号の説明
1・・・車両
2・・・GPSセンサ
3・・・アクセル開度センサ
4・・・補助ブレーキ作動スイッチ
5・・・車速センサ
6・・・車輪速センサ
7・・・メモリカード
10・・・コントロールユニット
11・・・現在位置特定部
12・・・データベース
12A・・・道路勾配記憶部
12B・・・カーブ曲率記憶部
13・・・勾配特定部
14・・・アドバイス発令位置算出部
15・・・カーブ曲率特定兼曲率演算部
16・・・発信判断部
17・・・アドバイス発信制御部
18・・・アドバイス表示部
19・・・スピーカ
20・・・管理側コントロールユニット
22・・・プリンタ
U1・・・車両側の装備
U2・・・管理側の装備

Claims (3)

  1. 車両(1)の位置を特定するためにGPS信号を検出するGPSセンサ(2)と、アクセル開度を計測するためのアクセル開度センサ(3)と、補助ブレーキが作動したことを検出する補助ブレーキ作動スイッチ(4)と、車速を計測するための車速センサ(5)とを備え、それらのGPSセンサ(2)とアクセル開度センサ(3)と補助ブレーキ作動スイッチ(4)と車速センサ(5)とからの信号を受信する制御装置(10)を有する車両の省燃費運転システムにおいて、前記制御装置(10)は、前記GPSセンサ(2)からの信号を受信して現在位置を特定する現在位置特定部(11)と、道路情報を予め記憶している道路勾配記憶部(12A)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記道路勾配記憶部(12A)に記憶されている道路情報とから勾配情報を特定する勾配特定部(13)とを備え、その勾配情報とは現在位置における走行方向前方の勾配が第1の上り坂からその第1の上り坂に連続する下り坂か、および第1の上り坂の勾配、現在位置の走行方向前方の勾配が下り坂からその下り坂に連続する第2の上り坂か、および第2の上り坂の勾配であり、さらに、前記車速センサ(5)からの信号および前記勾配特定部(13)で特定した第1の上り坂の勾配もしくは第2の上り坂の勾配に応じた上り・下りの変換点(Pt、Pb)の手前側のアドバイスを発令すべき位置までの距離(L)を算出するためのアドバイス発令位置算出部(14)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記勾配特定部(13)で特定した前記勾配情報、前記アドバイス発令位置算出部(14)からの距離情報、前記アクセル開度センサ及び/又は前記補助ブレーキ作動スイッチの情報、からアクセルを緩める旨のアドバイスを行うか否かを判断する発信判断部(17)と、前記発信判断部(17)で判断されたアクセルを緩める旨のアドバイス又はブレーキを緩める旨のアドバイスを表示するアドバイス表示部(18)及び/又はアナウンスするスピーカ(19)とを備えることを特徴とする車両の省燃費運転システム。
  2. 車両(1)の位置を特定するためにGPS信号を検出するGPSセンサ(2)と、アクセル開度を計測するためのアクセル開度センサ(3)と、補助ブレーキが作動したことを検出する補助ブレーキ作動スイッチ(4)と、車速を計測するための車速センサ(5)とを備え、それらのGPSセンサ(2)とアクセル開度センサ(3)と補助ブレーキ作動スイッチ(4)と車速センサ(5)とからの信号を受信する制御装置(10)を有する車両の省燃費運転システムにおいて、前記制御装置(10)は、前記GPSセンサ(2)からの信号を受信して現在位置を特定する現在位置特定部(11)と、道路情報を予め記憶している道路勾配記憶部(12A)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記道路勾配記憶部(12A)に記憶されている道路情報とから勾配情報を特定する勾配特定部(13)とを備え、その勾配情報とは現在位置における走行方向前方の勾配が上り坂からその上り坂に連続する第1の下り坂か、および第1の下り坂の勾配、現在位置の走行方向前方の勾配が第2の下り坂からその第2の下り坂に連続する上り坂か、および第2の下り坂の勾配であり、さらに、前記車速センサ(5)からの信号および前記勾配特定部(13)で特定した第1の下り坂の勾配もしくは第2の下り坂の勾配に応じた上り・下りの変換点(Pt、Pb)の手前側のアドバイスを発令すべき位置までの距離(L)を算出するためのアドバイス発令位置算出部(14)と、前記現在位置特定部(11)で特定した現在位置と前記勾配特定部(13)で特定した前記勾配情報、前記アドバイス発令位置算出部(14)からの距離情報、前記アクセル開度センサ及び/又は前記補助ブレーキ作動スイッチの情報、からアクセルを緩める旨のアドバイスを行うか否かを判断する発信判断部(17)と、前記発信判断部(17)で判断されたアクセルを緩める旨のアドバイス又はブレーキを緩める旨のアドバイスを表示するアドバイス表示部(18)及び/又はアナウンスするスピーカ(19)とを備えることを特徴とする車両の省燃費運転システム。
  3. 前記制御装置(10)は道路のカーブの曲率を記憶する曲率記憶部(12B)を有し、前記車両(1)が走行している現在位置の道路の曲率を前記曲率記憶部(12B)から求め、曲率が閾値以下の場合は上述のアドバイスを行わない機能を有する請求項1又は請求項2に記載の車両の省燃費運転システム。
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