JPH09229173A - 自動変速機制御装置 - Google Patents

自動変速機制御装置

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Publication number
JPH09229173A
JPH09229173A JP8060039A JP6003996A JPH09229173A JP H09229173 A JPH09229173 A JP H09229173A JP 8060039 A JP8060039 A JP 8060039A JP 6003996 A JP6003996 A JP 6003996A JP H09229173 A JPH09229173 A JP H09229173A
Authority
JP
Japan
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speed
shift
automatic transmission
road gradient
vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP8060039A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Nakajima
秀樹 中島
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Equos Research Co Ltd
Original Assignee
Equos Research Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の道路勾配に則して変速段を制御し得る
自動変速機制御装置を提供する。 【解決手段】 ナビゲーション装置10からの道路勾配
を入力し(S14)、該道路勾配と現在の車速とに基づ
き走行抵抗を演算する(S16)。そして、該走行抵抗
に対応する、オートマチックトランスミッション60の
各変速段におけるエンジン50の回転数及びトルクを演
算し(S24)、演算された各回転数及びエンジントル
クを最も少ない燃料消費で発生させる変速段を選出する
(S28)。その後、選出された変速段に切り換える
(S30)。このため、直接測定できない走行抵抗に応
じて、最も燃料消費が少ないように変速段を制御でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の自動変速制
御装置に関し、特に、自動変速機の変速段の切り換えを
道路の傾斜に応じて行い得るようにした車両の自動変速
制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動変速機は、車両の走行状況に
応じて予め設定された変速パターンに基づいて自動的に
変速を行っていた。つまり、車速とエンジン負荷(スロ
ットル開度)とに応じた変速段のシフト位置を予め設定
した変速パターンに従って変速段切り換えを行ってい
た。しかしながら、この車速とエンジン負荷(スロット
ル開度)とに応じた変速パターンは、平坦路の走行を中
心に設定されているため、登坂或いは降坂においては、
該変速パターンに基づき変速段を適切に切り換え得なか
った。
【0003】例えば、登坂時において、上記変速パター
ンに従い変速段を選択すると、走行抵抗が増大している
ため、選択された変速段が実際の走行に適さなかった
り、或いは、低い変速段と高い変速段との切り換えが連
続する所謂ビジーシフトが発生していた。また、降坂時
においては、運転者がスロットルを戻した際にスロット
ル開度が低くなるため、高い変速段が選択されて、エン
ジンブレーキによる減速を必要としているにもかかわら
ず、車速が高まる等の不都合があった。
【0004】この不都合に対応するために、例えば、特
開平3−9166号が提案されている。この公報の技術
では、上述した降坂時の不都合を解消するために、下り
坂か否かを検出することで、下り坂では降坂用の変速パ
ターンに切り換えて変速段を制御している。この技術で
は、下り坂の走行中にスロットルから足が離されてから
も車速が下がらないことにより、始めて下り坂と判断
し、即ち、実際の車速の変化に基づいて下り坂を検出し
ているため、下り坂であると判断した際には、かなり坂
を下っており、変速段の制御に遅れが発生していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、実際の道路勾配に則して変速段を
制御し得る自動変速機制御装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め請求項1では、道路勾配の情報を保持し、車両の現在
位置を検出し現在走行中の道路勾配を出力するナビゲー
ション装置と、前記ナビゲーション装置からの道路勾配
と、現在の車速とに基づき走行抵抗を演算する走行抵抗
演算手段と、前記走行抵抗演算手段が演算した走行抵抗
に基づき、自動変速機の変速段を制御する自動変速機制
御手段と、を有することを技術的特徴とする。
【0008】また、請求項2の構成では、道路勾配の情
報を保持し、車両の現在位置を検出し現在走行中の道路
勾配を出力するナビゲーション装置と、前記ナビゲーシ
ョン装置からの道路勾配と、現在の車速とに基づき走行
抵抗を演算する走行抵抗演算手段と、前記走行抵抗演算
手段が演算した走行抵抗に対応する、自動変速機の各変
速段における内燃エンジンの回転数及びトルクを演算す
るエンジントルク演算手段と、登坂において、前記エン
ジントルク演算手段の演算した各回転数でエンジントル
クを最も少ない燃料消費で発生させる変速段を選出する
変速段選択手段と、前記変速段選択手段に選出された変
速段に従い、変速段を切り換える変速段切換手段と、を
有することを技術的特徴とする。
【0009】請求項3の構成では、道路勾配の情報を保
持し、車両の現在位置を検出し現在走行中の道路勾配を
出力するナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装
置から下りの道路勾配が出力された際に、自動変速機の
変速段を下り坂用に選択する変速段選択手段と、前記変
速段選択手段に選出された変速段に従い、変速段を切り
換える変速段切換手段と、を有することを技術的特徴と
する。
【0010】請求項4の構成では、道路勾配の情報を保
持し、車両の現在位置を検出し現在走行中の道路勾配を
出力するナビゲーション装置と、前記ナビゲーション装
置からの道路勾配と、現在の車速とに基づき走行抵抗を
演算する走行抵抗演算手段と、降坂において、前記走行
抵抗演算手段が演算した負の走行抵抗に対応する負の駆
動力を発生すると共に、フューエルカットを行い得るエ
ンジン回転数となる自動変速機の変速段を選出する変速
段選択手段と、前記変速段選択手段に選出された変速段
に従い、変速段を切り換える変速段切換手段と、を有す
ることを技術的特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1の構成では、実際の走行抵抗に基づき
自動変速機制御手段が、自動変速機の変速段を制御する
ため、登坂及び降坂時に走行抵抗の変化に遅れることな
く、変速段を適切に切り換えることができる。
【0012】また、請求項2の構成では、走行抵抗演算
手段が、ナビゲーション装置からの道路勾配と、現在の
車速とに基づき走行抵抗を演算する。そして、エンジン
トルク演算手段が、該走行抵抗に対応する、自動変速機
の各変速段における内燃エンジンの回転数及びトルクを
演算する。変速段選択手段が、演算された各回転数及び
エンジントルクを最も少ない燃料消費で発生させる変速
段を選出する。その後、変速段切換手段が、変速段選択
手段にて選出された変速段に従い、変速段を切り換え
る。このため、登坂時に、直接測定できない走行抵抗に
応じて、最も燃料消費が少ないように自動変速機の変速
段を制御することが可能となる。
【0013】更に、請求項3の構成では、道路勾配の情
報を保持しているナビゲーション装置が、車両の現在位
置に基づき下りの道路勾配を出力した際に、変速段選択
手段が、自動変速機の変速段を下り坂用に選択する。そ
して、変速段切換手段が、変速段選択手段にて選出され
た変速段に従って変速段を切り換える。このように、道
路勾配の情報を保持しているナビゲーション装置が、車
両の現在位置を下り坂と出力した際には、自動変速機の
変速段を下り坂用に制御するため、降坂において、自動
変速機の変速段の制御に遅れが発生することがない。
【0014】更に、請求項4の構成では、道路勾配の情
報を保持しているナビゲーション装置が、車両の現在位
置を検出し現在位置の道路勾配を出力し、走行抵抗演算
手段が、ナビゲーション装置からの道路勾配と現在の車
速とに基づき走行抵抗を演算する。そして、変速段選択
手段が、走行抵抗演算手段が演算した負の走行抵抗に対
応した負の駆動力が得られると共に、フューエルカット
を行い得るエンジン回転数となるように自動変速機の変
速段を選出する。その後、変速段切換手段が、変速段選
択手段に選出された変速段に従い、変速段を切り換え
る。このように、ナビゲーション装置から出力された道
路勾配に基づき演算を行い走行抵抗を求め、自動変速機
の変速段をフューエルカットを行い得るよう制御するた
め、降坂において、フューエルカットを効果的に行い燃
料消費を抑えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施例
について図を参照して説明する。図1は、本発明の第1
実施例に係る車両の制御機構を示している。この車両に
は、自車位置を検出すると共に経路案内を行う車両用の
ナビゲーション装置10と、走行抵抗に応じて変速段を
選択してオートマチックトランスミッション60を制御
するオートマチックコントロールユニット20と、エン
ジン50を制御するエンジンコントロールユニット30
とが備えられている。
【0016】ナビゲーション装置10は、GPS(クロ
ーバルポジショニングシステム)を用いて人工衛星から
の電波をアンテナ12を介して受信し、現在位置を算出
すると共に、CDROM14に記録された地図データを
読み出し、地図上での現在位置を識別する。CDROM
14の地図データには、道路勾配及び制御速度が保持さ
れており、ナビゲーション装置10は、現在位置の道路
勾配をオートマチックコントロールユニット20に対し
て送出する。
【0017】エンジンコントロールユニット30は、ス
ロットルセンサ40からのスロットル開度の信号と、エ
ンジン50からのエンジン回転数及びその他(冷却水
温、02 センサ信号等)とに基づき、エンジン50に対
して燃料噴射指令を与えて、エンジン50を制御する。
この制御において、オートマチックコントロールユニッ
ト20からのヒューエルカット信号に従い、エンジン5
0に対する燃料噴射指令を停止する。
【0018】オートマチックコントロールユニット20
は、平坦路を走行している際には、スロットルセンサ4
0からのスロットル開度の信号と、オートマチックトラ
ンスミッション60からの車速とに基づき、設定されて
いる制御パターンに従い4段式のオートマチックトラン
スミッション60に対してギヤーの変速指令を与える。
また、登坂及び降坂を走行中は、ナビゲーション装置1
0から送出された道路勾配と、オートマチックトランス
ミッション60からの車速とに基づき走行抵抗を算出
し、走行抵抗に応じて変速段を選択して、オートマチッ
クトランスミッション60に対してギヤーの変速指令を
与える。
【0019】次に、第1実施態様の車両の駆動系につい
て図2を参照して説明する。エンジン50にて発生した
回転数NE でのトルクTE は、トルクコンバータ55に
て、回転数NT 、トルクTT へ変換される。即ち、該ト
ルクコンバータ55にてトルクが高められる。そして、
ギヤ比Zのオートマチックトランスミッション60によ
り回転数NO 、トルクTO に変換される。なお、このギ
ヤ比Zは変速段により異なる値である。そして、ギヤ比
ZD のデファレンシャルギヤ65を介して、駆動輪66
に伝達され、回転数NV でトルクTV を発生する。
【0020】引き続き、第1実施態様のオートマチック
コントロールユニット20による変速段の制御につい
て、当該処理を示す図3のフローチャートを参照して説
明する。まず、初期設定を行った後(S12)、オート
マチックトランスミッション60からの車速と、ナビゲ
ーション装置10からの現在走行中の道路の勾配θとを
入力した後(S14)、該車速と勾配θとに基づき数1
の演算を行い走行抵抗FR を算出する(S16)。
【数1】FR =W・μr +W・sin θ+μa ・A・V2
+(W/g)α ここで、W:車両重量(Kg) A:前面投影面
積(m2 ) μr :ころがり抵抗係数 V:車速(Km/h) θ:登坂角(rad) α:加速度(m/s2 ) μa :空気抵抗係数 g:重力加速度
【0021】なお、ここでは、走行抵抗を演算により求
めているが、予め車速及び勾配θに対応する走行抵抗の
マップを形成しておき、該マップを検索して走行抵抗を
求めることも可能である。
【0022】引き続き、算出した走行抵抗に基づき平坦
路を走行しているか、坂を走行しているか判断する(S
18)。即ち、平坦路を走行中に発生する予め設定され
た走行抵抗と算出した走行抵抗とを比較し、両者が等し
い場合には平坦道を走行しているものと判断し(S18
がYes)、ステップ20へ移行し、従来技術の制御方
法と同様にして設定されている変速パターンに基づき、
車速とエンジン負荷(スロットル開度)とに応じた変速
段を選択する(S20)。そして、選択した変速段に基
づき、オートマチックトランスミッション60の変速段
を切り換えるソレノイドを動作させる(S30)。この
ソレノイドの動作により、油路が切り換えられて、オー
トマチックトランスミッション60の変速段が切り替わ
る。そして、エンジン50が停止したかを判断し(S3
2)、エンジン50が停止しない限り、ステップ14の
処理に戻る。
【0023】ここで、車両が坂道に差しかかった際の制
御動作について述べる。坂道を走行し始めると、算出し
た走行抵抗と平坦路を走行中に発生する予め設定された
走行抵抗とが等しいかの上記ステップ18での判断がN
oとなり、ステップ22に進み、算出した走行抵抗が平
坦路での走行抵抗よりも大きいか否かに基づき登坂か下
り坂かを判断する。ここで、登坂を走行し始めると、走
行抵抗が増大するため該ステップ22の判断がYesと
なり、登坂演算処理へと進む(S24)。この登坂演算
処理について、当該処理のサブルーチンを示す図4を参
照して説明する。
【0024】この登坂演算処理では、算出された走行抵
抗を発生し得るように、オートマチックトランスミッシ
ョン60を1速(ここではn=1)、2速(n=2)、
3速(n=3)、4速(n=4)に切り換えた際のエン
ジン50の燃料消費率を算出する。
【0025】まず、オートマチックトランスミッション
60を4速で走行した際の燃費を算出するためnとして
“4”を設定する(S41)。次に、オートマチックト
ランスミッション60の車軸に取り付けられた車速セン
サからの回転数と、変速段(ここでは、4速)時のオー
トマチックトランスミッション60のギヤ比Zとから、
トルクコンバータ55の回転数NT 及びトルクTT を算
出する。ここで、駆動輪66のトルクTV は、図2に示
すようにZD ・TO 、即ち、ZD ・Z・TT で表される
(TV =ZD ・TO =ZD ・Z・TT )。また、駆動輪
66のトルクTV は、走行抵抗FR に駆動輪66の有効
回転半径rを乗ずることにより求まる(TV =FR ・
r)。従って、トルクコンバータ55のトルクTT は数
2により算出することができる。
【数2】 TT =TV /(ZD ・Z) =(FR ・r)/(ZD ・Z)
【0026】他方、駆動輪66の回転数NV は、図2に
示すようにNO /ZD 、即ち、NT/ZD ・Zで表され
る(NV =NO /ZD =NT /ZD ・Z)。従って、ト
ルクコンバータ55の回転数NT は数3により算出する
ことができる。
【数3】NT =ZD ・Z・NV
【0027】引き続き、上記ステップ42で求められた
トルクコンバータ55のトルクTT及び回転数NT か
ら、4速で走行した際のエンジン50のトルクTE 及び
回転数NE を求める(S43)。このステップ43の処
理について、当該処理のサブルーチンを示す図5を参照
して説明する。
【0028】ここで、トルクコンバータ55の回転数N
T は、トルクコンバータ55の速度比eにエンジンの回
転数NE を乗じた値となる(NT =e・NE )。従っ
て、エンジンの回転数NE は次の数4で表される。
【数4】NE =NT /e
【0029】また、トルクコンバータ55のトルクTT
は、トルクコンバータ55のトルク比t(e)にエンジ
ンのトルクTE を乗じた値となる(TT =t(e)・T
E )。従って、エンジンのトルクTE は次の数5で表さ
れる。
【数5】TE =TT /t(e)
【0030】ここで、トルクコンバータ55は、流体を
介してトルクを変換するため、速度比eとトルク比t
(e)とは、上述したギヤを介してトルクを伝達するオ
ートマチックトランスミッション60と異なり一義的に
は定まらない。該トルクコンバータの効率は、速度比e
とトルク比t(e)と、更に容量定数Kとで表すことが
できる。この容量定数Kは、トルクコンバータのトルコ
ンポンプのトルクTP とエンジン回転数NE との関係を
表す式(TP =K2 ・NE 2 )に用いられる。
【0031】ここで、トルクコンバータのトルクTT と
トルコンポンプのトルクTP とは、TT =t(e)・T
P の関係にあるため、このトルコンポンプのトルクTP
を表す上述した式(TP =K2 ・NE 2 )を代入する
と、TT =t(e)・K2 ・NE 2 として表される。従
って、エンジン回転数の自乗NE 2 は、下記の数6にて
表すことができる。
【数6】NE 2 =TT /(t(e)・K2
【0032】正確にエンジントルクTT 及び回転数NE
を算出するために、上記速度比e、トルク比t(e)、
容量定数Kを求める必要があるため、図5に示すサブル
ーチンでは、まず、0〜1の間で速度比eを仮定する
(S51)。ここでは、0.1と仮定したものとする。
次に、図7に示すような速度比e、トルク比t(e)、
容量定数Kのマップから、仮定した速度比eの値に対応
するトルク比t(e)、容量定数Kを求める(S5
2)。
【0033】次に、上記数4(NE =NT /e)と数6
(NE 2 =TT /t(e)・K2 )とが成立しているか
を検討することにより、上記ステップ51で仮定した速
度比eの値が適切かを判断する(S53)。ここで、数
4と数6とが成立していない場合には(S53がN
o)、仮定した速度比eの値を変更して(S54)、こ
の変更した速度比eの値が正しいかをステップ52以降
の処理により検討する。他方、数4と数6とが成立して
いる場合には(S53がYes)、仮定した速度比eの
値が正しいものとして、該数4と数6とを比較して、ト
ルク比t(e)と容量定数Kとを求める(S55)。そ
して、速度比e、トルク比t(e)、容量定数Kの値
を、上記数4(NE =NT /e)及び数5(TE =TT
/t(e))に代入して、エンジントルクTT 及び回転
数NE を算出し(S56)、当該エンジントルク・回転
数算出のサブルーチンを終了する。
【0034】図4に示すステップ43でのエンジントル
ク・回転数算出処理に続き、算出した回転数でトルクを
発生する際のエンジンの燃焼消費率を求める(S4
4)。ここでは、図8に示すような、エンジン50の回
転数とトルクに応じた燃焼消費率のマップから燃料消費
率を求める。4速で走行した際の上述した走行抵抗に対
応する回転数が2000rpm で、トルクが11.0Kgm/
rpm であったとするなら、燃料消費率として111cc/m
inの値が得られる。引き続き、ステップ45にて、1速
(n=1)までの燃料消費率を求めたかを判断するが、
ここでは、4速についての演算を終了したところなの
で、該ステップ45がNoとなり、ステップ46に移行
し、nの値を“1”減じて3速を対象として、ステップ
42からステップ44の処理を行い、3速走行時の燃料
消費率を求める。ここでは、3速で走行した際の上述し
た走行抵抗に対応する回転数が2300rpm で、トルク
が11.4Kgm/rpm であったとするなら、図8に示すマ
ップから燃料消費率として109cc/minの値が得られ
る。この処理を1速についてまで繰り返すと、ステップ
45のn=1かの判断がYesとなり、図4に示す登坂
演算のサブルーチンが終了する。
【0035】図3に示すステップ24の登坂演算処理に
続き、最適な変速段を設定する(S28)。ここでは、
上記登坂演算処理において算出された4速、3速、2
速、1速走行時の燃料消費率を比較し、最も燃料消費の
少ない変速段(ここでは、3速であるとする)を選択
し、選択した3速へ変速するようにオートマチックトラ
ンスミッション60の変速段切換えソレノイドを動作さ
せる(S30)。そして、エンジン50が停止したかを
判断し(S32)、エンジン50が停止しない限り(S
32がNo)、ステップ14の処理に戻る。
【0036】次に、降坂走行時のオートマチックコント
ロールユニット20による演算処理について述べる。下
り坂を走行し始めると、算出した走行抵抗と平坦路を走
行中に発生する予め設定された走行抵抗とが等しいかの
上記ステップ18での判断がNoとなり、ステップ22
に進み、算出した走行抵抗が平坦路の走行抵抗よりも大
きいかを判断する。ここで、降坂を走行しているため走
行抵抗が減少しており、該ステップ22の判断がNoと
なって降坂演算処理へと進む(S26)。この降坂演算
処理について、当該処理のサブルーチンを示す図6を参
照して説明する。
【0037】まず、ナビゲーション装置10から現在走
行している道路の制限時速(或いは、安全に坂を下り得
る速度)を入力する(S61)。ここでは、40Kmの制
限速度を入力したものとする。そして、オートマチック
トランスミッション60を1速(ここではn=1)、2
速(n=2)、3速(n=3)、4速(n=4)に切り
換えた際に、該エンジンブレーキにより制御時速内まで
減速し得るか、及び、ヒューエルカットを行い得るかを
判断する。
【0038】まず、検討を行う変速段として4速(n=
4)を設定し(S62)、そして、この4速で走行した
際に、下り坂において発生している負の走行抵抗に対応
する速度及び回転数を得る(S63)。例えば、5度勾
配を下っている際に発生する負の走行抵抗に対して、ス
ロットルペダルから足が離された状態での速度及びエン
ジン回転数を図示しないマップから得る。ここでは、速
度が50Kmで回転数が1400rpm であったとする。次
に、この取得した4速で走行時の速度が、制御速度内か
を判断するが(S64)、走行時の速度(50Km)が制
御速度(40Km)を越えるため(S64がNo)、ステ
ップ66に移行し、検討対象の変速段を一段下げて(n
−1)、3速を設定し、検討対象が1速かのステップ6
7の判断を経て、ステップ63に戻り当該3速について
の検討を行う。
【0039】ステップ63で3速での速度及び回転数を
取得した結果、例えば、速度が38Kmで回転数が170
0rpm であったとする。これにより、この3速で走行時
の速度(38Km)が制御速度(40Km)内かのステップ
64の判断がYesとなる。次に、エンジン回転数がヒ
ューエルカットを行い得る回転数(ヒューエルカットを
行う回転数として、1800〜6000rpm が設定され
ているものとする)かを判断する(S65)。ここで
は、エンジン回転数(1700rpm )が、ヒューエルカ
ットを行う下限の回転数(1800rpm )以下であるた
め(S65がNo)、ステップ66に移行し、検討対象
の変速段を一段下げて(n−1)、2速を設定する。
【0040】この2速で、制御速度(40Km)以下に減
速できると共に(S64がYes)ヒューエルカットを
行い得る回転数である場合には(S65がYes)、当
該降坂演算を終了する。なお、制御速度が非常に低く
(例えば5Km)、2速について検討を行った結果、当該
5Km以下に減速できない場合には(S64がNo)、1
速かのステップ67の判断がYesとなり、最も低い変
速段である1速については、検討を行うことなく当該1
速を設定して降坂演算を終了する。
【0041】図3に示すステップ26の降坂演算処理に
続き、当該降坂演算処理にて演算された、制御速度以下
に減速できると共にヒューエルカットを行い得る変速段
の内最も高い変速段(ここでは、2速)を設定し(S2
8)、選択した2速に変速するようオートマチックトラ
ンスミッション60の変速段を切り換える(S30)。
【0042】この第1実施態様によれば、上り坂を走行
する際に最も燃料消費が少ない変速段を選択できる。ま
た、下り坂を走行する際に、ヒューエルカットを効果的
に行うことにより、燃料消費を抑えることができる。ま
た、従来技術と異なり、下り坂に差しかかると直ちに下
り坂用の制御を開始できる。
【0043】なお、上述したように図3に示すステップ
18及びステップ22で、走行抵抗に基づき平坦路、登
坂、降坂を識別したが、この代わりにナビゲーション装
置10から出力された道路勾配に基づきこれらを識別す
ることも可能である。また、上述した実施態様では、オ
ートマチックトランスミッション60としてロックアッ
プ機構を有さないものを例に挙げたが、本実施態様は、
ロックアップ機構を有するオートマチックトランスミッ
ションにも適用することができる。ロックアップ機構を
有する場合には、上述した図3に示すステップ24の登
坂制御において、1、2、3、4速の他に、更に、1、
2、3、4速ロックアップ時の燃料消費率を算出し、こ
れらの内から最も燃料消費の少ない変速段(例えば、3
速のロックアップ等)を選出する。
【0044】また、上述した実施態様では、降坂走行時
において現在走行している道路の制限速度(km/h)
とヒューエルカットを行い得るエンジン回転数により変
速段が選択されたが、本実施態様は、制限速度だけでも
変速段を選択することができる。また、上述した実施態
様では、オートマチックトランスミッション60として
有段変速機を例に上げたが、本実施態様は無段変速機に
も適用することができる。無段変速機の場合には、上述
した図3に示すステップ24において、最も燃料消費の
少ない変速比を選出する。
【0045】更に、上述した実施態様では、降坂におい
てヒューエルカットを行い得るように変速段を制御した
が、この代わりに、平坦道路用の変速パターンに加え
て、下り坂専用の変速パターンを予め用意しておき、ナ
ビゲーション装置10から下り坂の道路勾配が出力され
た際に、当該下り坂専用の変速パターンへ変速パターン
を切り換え、変速段を制御するように構成することも可
能である。また更に、上述した登坂演算において、全て
の変速段について燃料消費率を算出したが、この算出は
速度に対応した変速段についてのみ行うように構成する
ことも可能である。例えば、速度が比較的高いときに
は、4速及び3速のみについて燃料消費率を計算するよ
うにもできる。
【0046】引き続き、本発明の第2実施態様について
図9及び図10を参照して説明する。第1実施態様で
は、エンジン車に本発明が適用されたが、この第2実施
態様では、ハイブリッド車両に本発明の構成が適用され
ている。なお、図1を参照して上述した第1実施態様と
同様な部材については同一の参照符号を用いると共に説
明を省略する。
【0047】第2実施態様のハイブリッド車両では、図
9に示すようにガソリン式のエンジン50の回転軸がト
ルクコンバータ55を介して電動発電機68に接続さ
れ、該電動発電機68の出力軸が、トランスミッション
64を介して図示しない駆動輪を回動するようになって
いる。トルクコンバータ55と電動発電機68とトラン
スミッション64とは、1つのケースに保持され、トラ
ンスミッション64は、プラネタリギアセットと湿式摩
擦係合装置からなる自動変速機から成っている。この自
動変速機の中には、電動発電機68の出力軸と変速ギア
セットとを接続するクラッチが含まれており、このクラ
ッチを切ることにより電動発電機68と駆動輪との間の
トルク伝達を遮断できる。尚、トルクコンバータ55と
電動発電機68との間にクラッチを設けることもでき
る。さらに、トルクコンバータ55の代わりに、クラッ
チをトランスミッション64とし、マニュアルトランス
ミッションを電子制御する構成も採用できる。
【0048】電動発電機68は、インバータ80を介し
てバッテリ82に接続されている。ここで、該バッテリ
82からの電力が、インバータ80によって交流に変換
され、該電動発電機68が必要に応じて駆動されるよう
になっている。また、電動発電機68によって発生され
た電力が、インバータ80によって整流されてバッテリ
82を充電するようになっている。電動発電機68によ
る発電は、エンジン50により、あるいは走行中の車両
が減速する際に回生制動をかけることにより行われる。
【0049】ここで、第1実施態様のハイブリッド車両
の走行時の動作について説明する。エンジン50が予め
定められた効率の範囲内で駆動されているとき、例え
ば、平坦な道路を一定速度で走行している時には、トル
クコンバータ55を介して駆動力がトランスミッション
64に伝達され、電動発電機68は駆動されない。
【0050】一方、バッテリ82の容量は十分に有り、
エンジン50に予め定められた範囲を越えて負荷が加わ
ったとき、例えば、上り坂走行中、或いは、加速中に
は、電動発電機68が駆動され、エンジン50に発生す
る動力に電動発電機68により発生する駆動力を付加し
て、エンジン50が予め定められた効率の範囲外になら
ないようにする。
【0051】他方、バッテリ82の容量が不足する場
合、界磁電流を調整して、該電動発電機68で発電す
る。この制御は、充電の必要量に応じてインバータ80
にて自動的に行われる。
【0052】また、エンジンブレーキがかかり制動を行
っているとき、例えば、ハイブリッド車両が減速、或い
は、下り坂を走行している時に、電動発電機68にて回
生発電を行い、発生した電力をバッテリ82へ充電する
ことによってエネルギーの回収を行う。
【0053】引き続き、当該ハイブリッド車両におけ
る、オートマチックコントロールユニット20による変
速段の制御について図10を参照して説明する。なお、
図3を参照して上述した第1実施態様と同様な処理につ
いては、同一のステップ番号を用いると共に説明を省略
する。このハイブリッド車両が、登り坂を走行する際に
は、ステップ22での走行抵抗が平坦路走行時より高い
かの判断がYesとなり、ステップ23へ進み、算出し
た走行抵抗に応じて、図示しないマップからエンジン5
0と電動発電機68とのトルク分担を決定する。そし
て、エンジン50のトルク分担に応じて、登坂演算処理
において最も燃料消費の少ない変速段を選択し(S2
4、S28)、選択した変速段にて走行する(S3
0)。
【0054】また、このハイブリッド車両が、下り坂を
走行する際には、ステップ22での走行抵抗が平坦路走
行時より高いかの判断がNoとなり、ステップ25へ移
行し、直ちに電動発電機68の回生制動を開始して、バ
ッテリ82に電力を蓄え始めると共に、算出した負の走
行抵抗に応じて、図示しないマップからエンジン50と
電動発電機68とのトルク分担を決定する。そして、エ
ンジン50のトルク分担に応じて、ヒューエルカットを
行い得る変速段を選択し(S26、S28)、選択した
変速段にて走行する(S30)。
【0055】この第2実施態様のハイブリッド車両にお
いては、下り坂を走行する際に、直ちに電動発電機68
の回生制動を開始できるため、高い効率でエネルギを回
収することが可能となる。
【0056】
【効果】以上記述したように本発明の車両の自動変速制
御装置によれば、実際の走行抵抗に基づき自動変速機の
変速段を制御するため、登坂及び降坂時において走行抵
抗の変化に遅れることなく、変速段を適切に切り換える
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るナビゲーション装
置、オートマチックコントロールユニット及びエンジン
コントロールユニットのブロック図である。
【図2】第1実施態様に係る車両の駆動系を示す説明図
である。
【図3】オートマチックコントロールユニットの主ルー
チンを表すフローチャートである。
【図4】図3に示す登坂演算のサブルーチンを表すフロ
ーチャートである。
【図5】図4に示すエンジントルク・回転数算出のサブ
ルーチンを表すフローチャートである。
【図6】図3に示す降坂演算のサブルーチンを表すフロ
ーチャートである。
【図7】速度比e、トルク比t(e)、容量定数Kとの
関係を示すグラフである。
【図8】回転数、トルクと、燃料消費率との対応を示す
マップの説明図である。
【図9】本発明の第2実施例に係るハイブリッド車両の
ブロック図である。
【図10】第2実施態様に係るオートマチックコントロ
ールユニットの主ルーチンを表すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 ナビゲーション装置 20 オートマチックコントロールユニット 30 エンジンコントロールユニット 50 エンジン 60 オートマチックトランスミッション 70 アクセルペダル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路勾配の情報を保持し、車両の現在位
    置を検出し現在走行中の道路勾配を出力するナビゲーシ
    ョン装置と、 前記ナビゲーション装置からの道路勾配と、現在の車速
    とに基づき走行抵抗を演算する走行抵抗演算手段と、 前記走行抵抗演算手段が演算した走行抵抗に基づき、自
    動変速機の変速段を制御する自動変速機制御手段と、を
    有することを特徴とする自動変速機制御装置。
  2. 【請求項2】 道路勾配の情報を保持し、車両の現在位
    置を検出し現在走行中の道路勾配を出力するナビゲーシ
    ョン装置と、 前記ナビゲーション装置からの道路勾配と、現在の車速
    とに基づき走行抵抗を演算する走行抵抗演算手段と、 前記走行抵抗演算手段が演算した走行抵抗に対応する、
    自動変速機の各変速段における内燃エンジンの回転数及
    びトルクを演算するエンジントルク演算手段と、 登坂において、前記エンジントルク演算手段の演算した
    各回転数でエンジントルクを最も少ない燃料消費で発生
    させる変速段を選出する変速段選択手段と、 前記変速段選択手段に選出された変速段に従い、変速段
    を切り換える変速段切換手段と、を有することを特徴と
    する自動変速機制御装置。
  3. 【請求項3】 道路勾配の情報を保持し、車両の現在位
    置を検出し現在走行中の道路勾配を出力するナビゲーシ
    ョン装置と、 前記ナビゲーション装置から下りの道路勾配が出力され
    た際に、自動変速機の変速段を下り坂用に選択する変速
    段選択手段と、 前記変速段選択手段に選出された変速段に従い、変速段
    を切り換える変速段切換手段と、を有することを特徴と
    する自動変速機制御装置。
  4. 【請求項4】 道路勾配の情報を保持し、車両の現在位
    置を検出し現在走行中の道路勾配を出力するナビゲーシ
    ョン装置と、 前記ナビゲーション装置からの道路勾配と、現在の車速
    とに基づき走行抵抗を演算する走行抵抗演算手段と、 降坂において、前記走行抵抗演算手段が演算した負の走
    行抵抗に対応する負の駆動力を発生すると共に、フュー
    エルカットを行い得るエンジン回転数となる自動変速機
    の変速段を選出する変速段選択手段と、 前記変速段選択手段に選出された変速段に従い、変速段
    を切り換える変速段切換手段と、を有することを特徴と
    する自動変速機制御装置。
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