JP4706976B2 - 空調制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、室内の空調を制御する空調制御システムに関する。
近年、地球環境、二酸化炭素(CO)排出量削減の観点から、国や地方公共団体、企業等で「COOL BIZ」が積極的に展開されており、夏期における室温が28℃前後になるように空調設備を制御する場合が多くなってきている。
従来、室温を所定温度に維持する技術として、室内空間の温度を通常1個の温度センサで測定してその測定結果情報に基づいて空調設備の制御を行う空調制御システムがある。この空調制御システムでは、中央監視により設定温度が設定される。また、温度センサからの測定結果情報に基づいて現状の室温環境を把握して空調設備を制御する。
また、近年では、無線方式の温度センサを用いた空調制御システムが提案されている。この空調制御システムでは、無線温度センサで設定温度を設定することができる。そして、無線温度センサで設定温度が設定されると、当該無線温度センサの位置に対応する空調設備がその設定温度に基づいて制御される。このため、在室者が自己の温度感覚に応じて設定温度を調整することで、その在室者にとって快適な室温環境を実現することができる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2005−16846号公報
しかしながら、上記した前者の従来の空調制御システムでは、空調設備を制御する制御部と制御対象の室内空間の温度を測定する温度センサとがケーブルを介して接続されている有線方式が採用されている場合が多く、この場合、温度センサが通路等、部屋端部の壁面等に設置されることが多い。壁面に設置された温度センサで室内の空調制御を行うと、実際に在室者が居るエリアが設定温度と合致しない(通常高くなる傾向)場合がある。これは、上記エリアと壁面付近とでは、窓からの日射の影響及び在室者や電気機器等からの発熱の影響により温度差が生じる場合があるためである。例えば、オフィス等の場合、在室者が実際に執務を行う執務域と壁面付近とでは1〜2℃程度の温度差が生じる場合がある。したがって、空調設備の設定温度が「COOL BIZ」に対応させた温度(例えば28℃程度)に設定されていたとしても、執務域の実際の温度が設定温度よりも高くなり、執務域が在室者にとって不満足な室温環境となる場合がある。
また、上記した前者の従来の空調制御システムでは、在室者が実際に感じている温度感覚が空調制御に反映されないため、在室者にとって不満足な室温環境となる場合がある。例えば、電気機器が密集したエリアでは温度が高くなる傾向があり、1つの制御対象空間内において温度差が生じる場合がある。このように1つの制御対象空間において温度のバラツキがあるときに、局所的に温度が高いエリア(高温エリア)を基準にして空調制御を行うと、高温エリアは設定温度に近づき快適な室温環境になるが、他のエリアの温度も一緒に低下してそのエリアが設定温度よりも低い室温環境となる。このとき、在室者が他のエリアに居ると、在室者にとっては寒く不満足な室温環境となる。反対に、高温エリア以外の他のエリアを基準に空調制御を行うと、高温エリアは温度の高い室温環境となる。このとき、在室者が高温エリアに居ると、在室者にとっては暑く不満足な室温環境となる。
また、上記した無線温度センサを用いた従来の空調制御システムでは、温度感覚には個人差があるため、実際の執務域の温度が高くなりすぎたり低くなりすぎたりする場合がある。例えば、無線温度センサを操作した者が暑さに敏感であると、設定温度を低く設定する傾向があり、実際の執務域の温度が適正温度(例えば「COOL BIZ」環境下では28℃程度)よりも低くなる場合がある。反対に、無線温度センサを操作した者が寒さに敏感であると、設定温度を高く設定する傾向があり、実際の執務域の温度が適正温度よりも高くなる場合がある。このように無線温度センサの操作により直接に空調制御が行われると、温度感覚の個人差によって室温が適正温度よりも高くなったり低くなったりする場合があり、他の多数の在室者にとっては不満足な室温環境になることがある。
本発明は、上記した従来の問題が考慮されたものであり、在室者に対する不満足度を解消或いは改善し、快適な室温環境を実現することができる空調制御システムを提供することを目的としている。
本発明は、室内の空調を制御するための空調制御システムにおいて、周囲の空間の温度を測定する温度センサ、及び暑い又は寒いことを申告する申告手段をそれぞれ有する複数の複合センサと、該複数の複合センサの各温度センサによってそれぞれ測定された複数の測定結果情報及び前記複数の複合センサの申告手段による申告情報をそれぞれ情報処理して空調設備を制御する制御手段とが備えられ、前記制御手段は、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値を室内温度として前記空調設備を制御する第1のモードと、前記複数の複合センサのうちの何れか一つを指定して、指定された複合センサの温度センサにより測定された温度を室内温度として前記空調設備を制御する第2のモードと、申告があった前記申告手段の数、及び申告情報の内容をそれぞれ判定すると共に、前記申告手段による申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度と、前記空調設備の設定温度、及び全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値との大小関係を比較することにより、前記申告箇所温度或いは前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御する第3のモードと、のうちのいずれかのモードに切り替えられることを特徴としている。
このような特徴により、複数の温度センサによって温度が測定されることで、制御対象の空間内における現状の温度分布が把握される。また、申告手段によって、在室者自身が感じた温度感覚(暑い又は寒い)が申告されることで、在室者の温度感覚が把握される。そして、温度の測定結果情報と申告情報とを情報処理して空調設備を制御することで、在室者の温度感覚を考慮しつつ制御対象空間が適正な温度となり、適正な空調制御となる。
また、3つのモードの中から制御対象空間に応じた最適なモードを選択して空調制御が行われる。
また、本発明は、前記制御手段が、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、該申告が暑いことを申告するものである場合、前記申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以下或いは前記空調設備の設定温度以下であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、前記申告箇所温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ高いときは、前記申告箇所温度を室内温度として前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、暑いことが申告された場合であっても、その申告をした箇所の温度(申告箇所温度)が平均値以下或いは設定温度以下である場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調制御を行うのが不適当であるとし、その申告は無視されて平均値で空調制御が行われる。一方、申告箇所温度が平均値及び設定温度よりも高い場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調制御を行うのが適当であるとし、申告箇所温度で空調制御が行われる。つまり、申告があった場合に、その申告が適当である場合に限ってその申告が空調制御に反映される。
また、本発明は、前記制御手段が、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告の全てが暑いことを申告するものである場合、前記申告がなされた複数の複合センサに備えられた各温度センサによりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も高い温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以下或いは前記空調設備の設定温度以下であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、前記最も高い温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ高いときは、前記最も高い温度を室内温度として前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、複数の箇所から暑いことが申告された場合であっても、それらの申告をした箇所の各温度(申告箇所温度)のうちで最も高い温度が平均値以下或いは設定温度以下である場合は、それらの申告に応じて温度を下げるように空調制御を行うのが不適当であるとし、それらの申告は無視されて平均値で空調制御が行われる。一方、上記した最も高い申告箇所温度が平均値及び設定温度よりも高い場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調制御を行うのが適当であるとし、最も高い申告箇所温度で空調制御が行われる。つまり、複数の申告があった場合に、それらの申告が適当である場合に限って申告が空調制御に反映される。
また、本発明は、前記制御手段が、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、該申告が寒いことを申告するものである場合、前記申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以上或いは前記空調設備の設定温度以上であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、前記申告箇所温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ低い場合は、前記申告箇所温度を室内温度として前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、寒いことが申告された場合であっても、その申告をした箇所の温度(申告箇所温度)が平均値以上或いは設定温度以上である場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調制御を行うのが不適当であるとし、その申告は無視されて平均値で空調制御が行われる。一方、申告箇所温度が平均値及び設定温度よりも低い場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調制御を行うのが適当であるとし、申告箇所温度で空調制御が行われる。つまり、申告があった場合に、その申告が適当である場合に限ってその申告が空調制御に反映される。
また、本発明は、前記制御手段が、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告の全てが寒いことを申告するものである場合、前記申告がなされた複数の複合センサに備えられた各温度センサによりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も低い温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以上或いは前記空調設備の設定温度以上であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、前記最も低い温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ低いときは、前記最も低い温度を室内温度として前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、複数の箇所から寒いことが申告された場合であっても、それらの申告をした箇所の各温度(申告箇所温度)のうちで最も低い温度が平均値以上或いは設定温度以上である場合は、それらの申告に応じて温度を上げるように空調制御を行うのが不適当であるとし、それらの申告は無視されて平均値で空調制御が行われる。一方、上記した最も低い申告箇所温度が平均値及び設定温度よりも低い場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調制御を行うのが適当であるとし、最も低い申告箇所温度で空調制御が行われる。つまり、複数の申告があった場合に、それらの申告が適当である場合に限って申告が空調制御に反映される。
また、本発明は、前記制御手段が、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段から申告が無い場合、或いは、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告に、暑いことを申告するものと寒いことを申告するものとが混在されている場合、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値を室内温度として前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、申告が無い場合は、現状の平均値が当該空間エリアの温度を代表していると判断して平均値で空調制御が行われ、また、暑いという申告と寒いという申告が混在する場合は、平均値を補正するように空調制御を行うのが不要であるとし、それらの申告は無視されて平均値で空調制御が行われる。
また、本発明は、前記複合センサに、周囲に人が居ることを検知する人感センサが備えられ、前記制御手段が、前記人感センサからの情報を情報処理して前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、制御対象空間内の各箇所における人の有無や人数等が把握され、それらの情報に応じて空調制御が変えられる。例えば、制御対象の空間内に居る在室者が少ない場合や在室者が居ない場合には、空調設備の運転を停止させたり、空調設備の温度設定を変更、つまり冷房時は温度設定を上げて暖房時は温度設定を下げたりする。
また、本発明は、前記複合センサに、周囲の照度を測定する照度センサが備えられ、前記制御手段が、前記照度センサからの情報を情報処理して前記空調設備を制御するものであってもよい。
これにより、制御対象空間内の各箇所における照度がそれぞれ把握され、それらの情報に応じて空調制御が変えられる。例えば、照度が高い箇所には在室者が居り、反対に照度が低い箇所には在室者が居ないと判断することができる。これによって、制御対象の空間内に居る在室者が少ないと判断した場合や在室者が居ないと判断した場合には、空調設備の運転を停止させたり、空調設備の温度設定を変更、つまり冷房時は温度設定を上げて暖房時は温度設定を下げたりする。
また、本発明は、前記複合センサが、前記制御手段に接続された受信基地局に電波を送る無線センサであってもよい。
これにより、複合センサは壁面以外にも、制御対象空間内の如何なる場所にも設置することが可能である。例えば、実際に人のいる執務エリアにおけるパーテーションや机の上などに複合センサを配置させることができる。
また、本発明は、前記複合センサが、室内に配線されたコンピュータネットワークを介して前記制御手段に接続された有線センサであってもよい。
これにより、複合センサの設置場所は壁面に限られず、コンピュータネットワークの配線近傍に複合センサを配置させることができる。特に、制御対象空間にコンピュータネットワークが張り巡らされているオフィスなどの場合には、制御対象空間の如何なる場所にも複合センサを設置することが可能である。
本発明に係る空調制御システムによれば、温度の測定結果情報と申告情報とを情報処理して空調設備を制御することで、在室者の温度感覚を考慮しつつ制御対象空間が適正な温度となるように空調制御が行われるため、在室者に対する不満足度を解消或いは改善し、快適な室温環境を実現することができる。
以下、本発明に係る空調制御システムの実施の形態について、図面に基いて説明する。
図1は本実施の形態における空調制御システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、空調制御システム1は、室内の空調を行う空調設備2を制御するシステムであり、無線方式の複数の複合センサ3…と、複合センサ3…から送られた電波を受信する受信基地局4と、複合センサ3…からの情報(信号)を情報処理して空調設備2を制御する制御部5(制御手段)とが備えられた構成からなる。また、空調制御システム1には、壁面に設置される図示せぬ有線方式のセンサが備えられている。
図2は複合センサ3を示した側面図である。
図1、図2に示すように、複合センサ3は、1つの制御対象空間に対して複数設けられており、複数の複合センサ3…は、制御対象空間内に均等若しくは主要ポイントに配設されている。例えば、制御対象の居室がオフィスである場合には、パーテーションや机上に配設される。この複合センサ3は、複数の種類のセンサが内蔵されたセンサであり、周囲の空間の温度を測定する温度センサ6と、周囲に人が居ることを検知する人感センサ7と、周囲の照度を測定する照度センサ8とが内蔵された構成からなる。
上記した温度センサ6、人感センサ7及び照度センサ8としては、それぞれ公知のセンサを用いることができる。
例えば、温度センサ6としては、トランジスタセンサを用いることができる。これにより、消費電力の低減を図ることができ、無線方式の複合センサ3の電池の長寿命化を図ることができる。また、複合センサ3の電池の長寿命化を図るべく、温度センサ6による温度情報の送信間隔はできる限り長くすることが望ましく、例えば送信間隔を1分程度にすることが好ましい。なお、温度センサ6として、サーミスタや温度抵抗体を用いることも可能である。
また、人感センサ7としては、例えば、赤外線センサを用いることができる。この人感センサ7により、その複合センサ3の周囲に在室者が居るか否かを判断することが可能である。
また、照度センサ8としては、例えば、フォトICを用いることができる。この照度センサ8により、照明器具の点灯・消灯を判断することができ、また、在室者の有無を判断することも可能である。
また、複合センサ3には、暑いこと又は寒いことを申告する申告手段9が備えられている。具体的には、暑いことを申告するためのボタン9aと寒いことを申告するためのボタン9bとがそれぞれ備えられている。上記した暑いことを申告するボタン9aは、複合センサ3の近くに居る人が暑いと感じたときにそれを申告するために押すボタンである。また、上記した寒いことを申告するボタン9bは、複合センサ3の近くに居る人が寒いと感じたときにそれを申告するために押すボタンである。なお、申告手段9は上記したボタン式のものでなくてもよく、例えば、摘みを回転或いは移動させることで暑いことや寒いことを申告する構成であってもよい。
図1に示すように、上記した温度センサ6により測定された温度情報、人感センサ7により検知された在室者の有無の情報、照度センサ8により測定された照度情報、及び申告手段9による申告は、デジタル信号で受信基地局4に送信される。複合センサ3…は無線方式のセンサであるため、上記したデジタル信号は電波で受信基地局4に送信される。
受信基地局4は、複数の複合センサ3…からの温度等の信号をそれぞれ受信し、それらの受信した信号を制御部5にそれぞれ送信するものである。なお、本実施の形態では、受信基地局4は、1つの制御対象空間に対して1つだけ設けられているが、本発明は、1つの制御対象空間に対して複数の受信基地局が設けられていてもよい。
制御部5は、受信基地局4に接続された無線センササーバ10と、無線センササーバ10に接続された中央監視装置11と、中央監視装置11に接続されたPLC(Programmable Logic Controller)12と、中央監視装置11およびPLC12にそれぞれ接続されたDDC(Direct Digital Controller)13とを備える構成からなる。
無線センササーバ10は、受信基地局4から送信された温度等の信号を受信して複数の複合センサ3…からの温度等の信号を収集し、収集した信号を中央監視装置11に送るものである。また、無線センササーバ10では、複合センサ3…や受信基地局4との接続設定が行われる。
中央監視装置11は、無線センササーバ10から送信された温度等の信号を受信して制御対象空間の室温状態を監視するとともに空調設備2の設定温度を設定するものである。また、中央監視装置11では、遠隔操作により有線/無線のセンサ切替が行われるとともに空調制御の制御モードの切り替えが行われる。具体的には、無線方式の複合センサ3…による制御を行うか、図示せぬ有線方式の壁面センサによる制御を行うかで択一的な選択が行われる。図示せぬ壁面センサによる制御を行う場合は、公知の制御と同様の制御を行う。つまり、壁面センサで測定された温度と設定温度との差をみて空調設備2が制御される。一方、複数の複合センサ3…による制御を行う場合は、制御モードの切り替えが行われる。
図3は複数の複合センサ3…による制御を行う場合の制御モード切替のフローを示したフローチャート図である。
図3に示すように、複数の複合センサ3…による制御モードには、3つのモードがある。第1のモードとして、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値を室内温度として空調設備2を制御するモードがある。また、第2のモードとして、複数の複合センサ3…のうちの何れか一つを指定して、指定された複合センサ3の温度センサ6により測定された温度を室内温度として空調設備2を制御するモードがある。さらに、第3のモードとして、空調設備2の設定温度、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値、および申告手段9による申告がなされた複合センサ3の温度センサ6により測定された申告箇所温度に基づいて空調設備2を制御するモードがある。
中央監視装置11では、上記した3つのモードの何れかが選択され、手動で切り替えられる。具体的には、まず、複合センサ3…の台数を判断する。なお、このとき、人感センサ7や照度センサ8からの情報に基づいて在室者の有無を検知し、在室者が居ないエリアに設置された複合センサ3…と在室者が居るエリアに設置された複合センサ3…とを区別して台数を把握してもよい。その後、各複合センサ3…により測定された温度が異常な値か否かをみて、異常な値を示している複合センサ3が無いかを判断する処理を行う。
図4は上記した異常な値を示す複合センサ3の有無を判断するフローを示したフローチャート図である。
図4に示すように、まず、測定された温度が任意下限値(例えば0℃)以下であるか否かをみる。測定された温度が任意下限値以下である場合、その複合センサ3に異常があると判断される。反対に、測定された温度が任意下限値以下でない場合、測定された温度が任意上限値(例えば50℃)以上であるか否かをみる。測定された温度が任意上限値以上である場合、その複合センサ3に異常があると判断される。反対に、測定された温度が任意上限値以上でない場合、その複合センサ3は正常であると判断される。つまり、測定された温度が任意下限値以下或いは任意上限値以上である場合はその複合センサ3は異常であると判断され、反対に、測定された温度が任意下限値よりも高く任意上限値よりも低い場合はその複合センサ3は正常であると判断される。
上記したように複合センサ3が異常であると判断された場合、図3に示すように、その複合センサ3を空調制御に用いるセンサから除外し、複合センサ3…の台数を判断し直す。そして、再度、異常な値を示している複合センサ3が無いかを判断する処理を行う。一方、上記したように複合センサ3が正常であると判断された場合、制御モードとして第1のモードを選択するか否かを判断するモード切替を行う。このとき、制御モードとして第1のモードを選択しない場合、次に、制御モードとして第2のモードを選択するか否かを判断するモード切替を行う。このとき、制御モードとして第2のモードを選択しない場合、第3のモードで空調制御が行われる。
図1に示すように、PLC12は、中央監視11から送信された温度等の信号を受信してその信号(情報)を演算処理し、さらにその結果を出力するものである。
具体的には、図3に示すように、制御モードとして第1のモードが選択された場合、1つの制御対象空間内に配設された複合センサ3…のうち、異常値を示した複合センサ3を除いた同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを算出し、その平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。なお、上記した同系統の複合センサ3…とは、1つの制御対象空間内に配設された複数の複合センサ3…のことをいい、異常値を示した複合センサ3を除いた複数の複合センサ3…である。
図5は第2のモードによる空調制御のフローを示したフローチャート図である。
図3に示すように制御モードとして第2のモードが選択された場合、複数の複合センサ3…の中から一つの複合センサ3を指定する。例えば、制御対象空間内に在室者が一人だけである場合には、その在室者が居る場所の複合センサ3を指定してもよい。そして、図5に示すように、指定された複合センサ3の温度センサ6が測定した温度TnPを選択し、その温度TnPを代表値とし、その代表値TnPを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。
図6〜図9は第3のモードによる空調制御のフローを示したフローチャート図である。
図3に示すように制御モードとして第3のモードが選択された場合、以下の処理を行う。
まず、図1、図2、図6に示すように、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が暑いことを申告するものである場合であって、申告がなされた複合センサ3の温度センサ6により測定された申告箇所温度TnNが、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnA以下或いは空調設備2の設定温度SP以下であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。一方、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が暑いことを申告するものである場合であって、申告箇所温度TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ高いときは、申告箇所温度TnNを室内温度として空調設備2を制御する。
具体的には、まず、同系統の複合センサ3…において暑いという1つの申告だけがあるか否かを判断する。そして、暑いという1つの申告だけがある場合、次に、同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを上記の平均値TnAと同様に算出し、暑いという申告をした箇所の温度(申告箇所温度TnN)が平均値TnA以下であるか否かをみる。申告箇所温度TnNが平均値TnA以下である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、申告箇所温度TnNが平均値TnAよりも高い場合は、次に、申告箇所温度TnNが空調設備2の設定温度SPよりも高いか否かを判断する。申告箇所温度TnNが設定温度SPよりも高い場合は、申告箇所温度TnNを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、申告箇所温度TnNが設定温度SP以下である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。
また、図1、図2、図7に示すように、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が寒いことを申告するものである場合であって、申告がなされた複合センサ3の温度センサ6により測定された申告箇所温度TnNが、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnA以上或いは空調設備2の設定温度SP以上であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。一方、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が寒いことを申告するものである場合であって、申告箇所温度TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ低い場合は、申告箇所温度TnNを室内温度として空調設備2を制御する。
具体的には、図6に示すように、同系統の複合センサ3…において暑いという1つの申告だけがあるか否かを判断して、これが否(NO)である場合、図7に示すように、同系統の複合センサ3…において寒いという1つの申告だけがあるか否かを判断する。そして、寒いという1つの申告だけがある場合、次に、同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを上記の平均値TnAと同様に算出し、寒いという申告をした箇所の温度(申告箇所温度TnN)が平均値TnA以下であるか否かをみる。この申告箇所温度TnNが平均値TnA以上である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、申告箇所温度TnNが平均値TnAよりも低い場合は、次に、申告箇所温度TnNが空調設備2の設定温度SPよりも低いか否かを判断する。申告箇所温度TnNが設定温度SPよりも低い場合は、申告箇所温度TnNを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、申告箇所温度TnNが設定温度SP以上である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。
また、図1、図2、図8に示すように、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告の全てが暑いことを申告するものである場合であって、申告がなされた複数の複合センサ3…に備えられた各温度センサ6によりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も高い温度(最高申告箇所温度MAX.TnN)が、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnA以下或いは空調設備2の設定温度SP以下であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。一方、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告の全てが暑いことを申告するものである場合であって、最高申告箇所温度MAX.TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ高いときは、最高申告箇所温度MAX.TnNを室内温度として空調設備2を制御する。
具体的には、図7に示すように、同系統の複合センサ3…において寒いという1つの申告だけがあるか否かを判断して、これが否(NO)である場合、図8に示すように、同系統の複合センサ3…において暑いという申告だけが2つ以上あるか否かを判断する。そして、暑いという申告だけが2つ以上ある場合、次に、同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを上記の平均値TnAと同様に算出し、暑いという申告をした複数の箇所の温度のうちの最高値である最高申告箇所温度MAX.TnNが平均値TnA以下であるか否かをみる。最高申告箇所温度MAX.TnNが平均値TnA以下である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、最高申告箇所温度MAX.TnNが平均値TnAよりも高い場合は、次に、最高申告箇所温度MAX.TnNが空調設備2の設定温度SPよりも高いか否かを判断する。最高申告箇所温度MAX.TnNが設定温度SPよりも高い場合は、最高申告箇所温度MAX.TnNを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、最高申告箇所温度MAX.TnNが設定温度SP以下である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。
また、図1、図2、図9に示すように、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告の全てが寒いことを申告するものである場合であって、申告がなされた複数の複合センサ3…に備えられた各温度センサ6によりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も低い温度(最低申告箇所温度MIN.TnN)が、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnA以上或いは空調設備2の設定温度SP以上であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。一方、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告の全てが寒いことを申告するものである場合であって、最低申告箇所温度MIN.TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ低いときは、最低申告箇所温度MIN.TnNを室内温度として空調設備2を制御する。
具体的には、図8に示すように、同系統の複合センサ3…において暑いという申告だけが2つ以上あるか否かを判断して、これが否(NO)である場合、図9に示すように、同系統の複合センサ3…において寒いという申告だけが2つ以上あるか否かを判断する。そして、寒いという申告だけが2つ以上ある場合、次に、同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを上記の平均値TnAと同様に算出し、寒いという申告をした複数の箇所の温度のうちの最低値である最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnA以上であるか否かをみる。最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnA以上である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnAよりも低い場合は、次に、最低申告箇所温度MIN.TnNが空調設備2の設定温度SPよりも低いか否かを判断する。最低申告箇所温度MIN.TnNが設定温度SPよりも低い場合は、最低申告箇所温度MIN.TnNを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。一方、最低申告箇所温度MIN.TnNが設定温度SP以上である場合は、上記した平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。
また、図1、図2、図9に示すように、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9から申告が無い場合、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。また、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告に、暑いことを申告するものと寒いことを申告するものとが混在されている場合、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する。
具体的には、図9に示すように、同系統の複合センサ3…において寒いという申告だけが2つ以上あるか否かを判断して、これが否(NO)である場合、同系統の全複合センサ3…の温度センサ6により測定された温度の平均値TnAを上記の平均値TnAと同様に算出し、この平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する処理を行う。つまり、同系統の複合センサ3…において寒いという申告だけが2つ以上あるか否かを判断して、これが否(NO)である場合には、申告手段9からの申告が無い場合、或いは、暑いという申告と寒いという申告とが混在されている場合であり、このような場合は、平均値TnAで空調制御を行う。
第3のモードが選択された場合、以上の処理が行われる。なお、上記したように平均値TnAを制御用の室内温度としてDDC13へ出力する場合、申告手段9により申告された申告箇所温度TnNは全てリセットされる。
一方、DDC13には、上記したようにPLC12で演算処理して出力された制御用の室内温度が入力されるとともに、中央監視装置11で設定された設定温度が中央監視装置11から入力される。そして、これらの温度情報に基づいてDDC13が空調設備2の制御を行う。具体的には、DDC13によって、PLC12から出力された室内温度の値と中央監視装置11で設定された設定温度の値との差をみて空調設備2のバルブ等の開度が調整される。
また、上記した制御部5では、上述した温度情報と申告情報だけでなく、各複合センサ3…にそれぞれ内蔵された人感センサ7から送信された情報(信号)が情報処理されて空調設備2が制御される。具体的には、人感センサ7によって検知された在室者の有無の情報は受信基地局4を介して無線センササーバ10に送信され、無線センササーバ10から中央監視装置11に送信される。そして、各複合センサ3…からの在室者の有無の情報により制御対象空間に在室者が居なくなったと確認された場合、中央監視装置11からDDC13へ空調設備2の運転を停止させる信号が送信される。なお、このとき、中央監視装置11からDDC13へ空調設備2の設定温度を変更させる信号が送信される制御手段であってもよい。例えば、冷房時の場合は、中央監視装置11において現設定温度よりも高い値の設定温度を新たに設定し、その設定温度の情報をDDC13に送信してもよく、或いは、暖房時の場合は、中央監視装置11において現設定温度よりも低い値の設定温度を新たに設定し、その設定温度の情報をDDC13に送信してもよい。なお、人感センサ7によって、制御対象空間のうちのどの箇所に在室者が居るかを把握し、その情報に基づいて在室者が居る箇所が優先的に快適な空調環境となるように空調設備2を制御してもよい。
また、上記した制御部5では、各複合センサ3…にそれぞれ内蔵された照度センサ8から送信された情報(信号)が情報処理されて空調設備2が制御される。具体的には、照度センサ8によって各箇所の照度がそれぞれ測定され、その測定結果情報が受信基地局4を介して無線センササーバ10に送信され、無線センササーバ10から中央監視装置11に送信される。そして、各複合センサ3…からの照度情報により使用されている電気機器や在室者の有無を把握する。つまり、ディスプレイ等の電気機器が使用されているときは光が発せられるため、その周囲の照度は高くなる。また、在室者が居る箇所は通常照明やディスプレイ等により照度が高くなる。したがって、照度を測定し、測定された照度が高い箇所では電気機器が使用されており、在室者が居ると判断することができる。このようにして、各複合センサ3…からの照度情報により制御対象空間に在室者が居なくなったと確認された場合、上述したのと同様に中央監視装置11からDDC13へ空調設備2の運転を停止させたり設定温度を変更させたりする信号が送信される。
上記した構成からなる空調制御システム1によれば、温度センサ6及び申告手段9をそれぞれ有する複数の複合センサ3と、該複数の複合センサ3…の各温度センサ6によってそれぞれ測定された複数の測定結果情報及び複数の複合センサ3…の申告手段9による申告情報をそれぞれ情報処理して空調設備2を制御する制御部5とが備えられた構成からなるため、制御対象空間内における現状の温度分布が把握されるとともに、在室者自身が感じた暑い又は寒いという温度感覚が把握される。そして、温度の測定結果情報と申告情報とを情報処理して空調設備2を制御することで、在室者の温度感覚を考慮しつつ制御対象空間が適正な温度となり、適正な空調制御となる。これによって、在室者に対する不満足度を解消或いは改善し、快適な室温環境を実現することができる。
また、制御部5には、全温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する第1のモードと、指定された複合センサ3の温度センサ6により測定された温度TnPを室内温度の代表値として空調設備2を制御する第2のモードと、空調設備2の設定温度SP、全ての温度センサ6によってそれぞれ測定された温度の平均値TnA、および申告手段9による申告がなされた複合センサ3の温度センサ6により測定された申告箇所温度TnN、MAX.TnN、MIN.TnNに基づいて空調設備2を制御する第3のモードとがあり、これら3つのモードのうちのいずれかのモードに切り替えられる構成となっているため、3つのモードの中から制御対象空間に応じた最適なモードを選択して空調制御が行われる。これによって、より一層適正な空調制御となり、より快適な室温環境を実現することができる。
また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が暑いことを申告するものである場合において、その申告箇所温度TnNが、全温度センサ6による測定温度の平均値TnA以下或いは空調設備2の設定温度SP以下であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御し、上記申告箇所温度TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ高いときは、当該申告箇所温度TnNを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、暑いことが申告された場合であっても、その申告箇所温度TnNが平均値TnA以下或いは設定温度SP以下である場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調設備2を制御するのが不適当である。したがって、その申告は反映されず平均値TnAで空調設備2の制御が行われる。一方、申告箇所温度TnNが平均値TnA及び設定温度SPよりも高い場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調設備2を制御するのが適当である。したがって、申告箇所温度TnNで空調設備2の制御が行われる。
また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、その申告が寒いことを申告するものである場合において、その申告箇所温度TnNが、全温度センサ6による測定温度の平均値TnA以上或いは空調設備2の設定温度SP以上であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御し、上記申告箇所温度TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ低いときは、当該申告箇所温度TnNを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、寒いことが申告された場合であっても、その申告箇所温度TnNが平均値TnA以上或いは設定温度SP以上である場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調設備2を制御するのが不適当である。したがって、その申告は反映されず平均値TnAで空調設備2の制御が行われる。一方、申告箇所温度TnNが平均値TnA及び設定温度SPよりも低い場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調設備2を制御するのが適当である。したがって、申告箇所温度TnNで空調設備2の制御が行われる。
また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それら申告の全てが暑いことを申告するものである場合において、それらの申告箇所温度のうち最も高い温度である最高申告箇所温度MAX.TnNが、全温度セン6サによる測定温度の平均値TnA以下或いは空調設備2の設定温度SP以下であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御し、最高申告箇所温度MAX.TnNが、平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ高いときは、最高申告箇所温度MAX.TnNを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、複数の箇所から暑いことが申告された場合であっても、それらの申告箇所温度のうちの最高値である最高申告箇所温度MAX.TnNが平均値TnA以下或いは設定温度SP以下である場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調設備2を制御するのが不適当である。したがって、その申告は反映されず平均値TnAで空調設備2の制御が行われる。一方、最高申告箇所温度MAX.TnNが平均値TnA及び設定温度SPよりも高い場合は、その申告に応じて温度を下げるように空調設備2を制御するのが適当である。したがって、最高申告箇所温度MAX.TnNで空調設備2の制御が行われる。
また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それら申告の全てが寒いことを申告するものである場合において、それらの申告箇所温度のうち最も低い温度である最低申告箇所温度MIN.TnNが、全温度セン6サによる測定温度の平均値TnA以上或いは空調設備2の設定温度SP以上であるときは、平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御し、最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnA及び設定温度SPよりもそれぞれ低いときは、最低申告箇所温度MIN.TnNを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、複数の箇所から寒いことが申告された場合であっても、それらの申告箇所温度のうちの最低値である最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnA以上或いは設定温度SP以上である場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調設備2を制御するのが不適当である。したがって、その申告は反映されず平均値TnAで空調設備2の制御が行われる。一方、最低申告箇所温度MIN.TnNが平均値TnA及び設定温度SPよりも低い場合は、その申告に応じて温度を上げるように空調設備2を制御するのが適当である。したがって、最低申告箇所温度MIN.TnNで空調設備2の制御が行われる。
また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9から申告が無い場合、全温度センサ6による測定温度の平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、申告が無いときにまで温度を上げたり下げたりするように空調設備2を制御するのは不適当であるため、平均値TnAで空調設備2の制御が行われる。また、上記した第3のモードでは、複数の複合センサ3…にそれぞれ備えられた申告手段9のうちの複数の申告手段9から申告がなされ、且つ、それらの申告に、暑いことを申告するものと寒いことを申告するものとが混在されている場合に、全温度センサによる測定温度の平均値TnAを室内温度として空調設備2を制御する構成となっているため、適正な空調制御となる。つまり、暑いことの申告や寒いことの申告がある場合であっても、それらの申告が混在する場合にはそれらの申告に応じて温度を上げたり下げたりするように空調設備2を制御するのが不適当である。したがって、それらの申告は反映されず平均値TnAで空調設備2が制御される。
このように、申告があった場合、その申告が適当である場合に限ってその申告が空調設備2の制御に反映されるため、より一層適正な空調制御となり、より快適な室温環境を実現することができる。
また、上記した構成からなる空調制御システム1の複合センサ3…には、周囲に人が居ることを検知する人感センサ7が備えられており、制御部5によって、人感センサ7からの情報を情報処理して空調設備2が制御される構成となっているため、制御対象空間内の各箇所における人の有無や人数等が把握され、それらの情報に応じて空調制御が変えられる。これによって、在室者が居ない場合に空調設備2の運転を停止させたり空調設備2の設定温度を変更させたりすることで、省エネ化を図ることができる。
また、上記した構成からなる空調制御システム1の複合センサ3…には、周囲の照度を測定する照度センサ8が備えられており、制御部5によって、照度センサ8からの情報を情報処理して空調設備2が制御される構成となっているため、制御対象空間内の照度分布から照明器具の点灯・消灯を判断して判断制御対象空間内の各箇所における人の有無が把握され、それらの情報に応じて空調制御が変えられる。これによって、在室者が居ない場合に空調設備2の運転を停止させたり空調設備2の設定温度を変更させたりすることで、省エネ化を図ることができる。
また、上記した構成からなる空調制御システム1では、複合センサ3…が、制御部5に接続された受信基地局4に電波を送る無線センサであるため、複合センサ3…は壁面以外にも、実際に人のいる執務エリアにおけるパーテーションや机の上などにも設置することが可能である。これにより、実際に在室者が居る箇所に複合センサ3…を配置させ、在室者が居る箇所の温度等を測定して空調制御を行うことができ、在室者にとってより快適な空調環境を実現することができる。
以上、本発明に係る空調制御システムの実施の形態について説明したが、本発明は上記した実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば、上記した実施の形態では、受信基地局4に電波を送ることで情報を送信する無線方式の複合センサ3…が備えられているが、本発明は、有線方式の複合センサが備えられていてもよい。このとき、複合センサと制御部とを通常の接続線で接続してもよいが、本発明は、室内に配線されたコンピュータネットワークを介して制御部に接続させることが好ましい。コンピュータネットワークとしては、例えば、IP(Internet Protocol)ネットワークなどを用いることができ、この場合、複合センサとして、IPネットワークに直接接続できる有線のネットワークセンサを用いることができる。このように、複合センサが、室内に配線されたコンピュータネットワークを介して制御部に接続された有線センサであると、コンピュータネットワークの配線近傍に複合センサを配置させることができる。特に、制御対象空間にコンピュータネットワークが張り巡らされているオフィスなどの場合には、制御対象空間の如何なる場所にも複合センサを設置することが可能である。これにより、複合センサを無線方式にしなくても、実際に在室者が居る箇所に複合センサ3…を配置させることができ、在室者が居る箇所の温度等を測定して空調制御を行うことができる。よって、在室者にとってより快適な空調環境を実現することができる。
また、上記した実施の形態では、複合センサ3には、温度センサ6や申告手段9の他に人感センサ7や照度センサ8が備えられているが、本発明は、人感センサ7や照度センサ8が無い複合センサであってもよい。
また、上記した実施の形態では、無線センササーバ10、中央監視装置11、PLC12及びDDC13からなる制御部5(制御手段)が備えられているが、本発明に係る空調制御システムの制御手段は上記した構成に限定されず、温度センサからの測定結果情報および申告手段からの申告情報を情報処理して空調設備を制御する手段であれば如何なる構成の制御手段であってもよい。
また、上記した実施の形態では、第1、第2、第3のモードの何れかが選択されて制御される構成となっているが、本発明は、3つのモードに限定されず、4つ以上のモードを有する制御手段であってもよく、或いは、2つのモードを有する制御手段であってもよく、さらには、1つのモードだけの制御手段であってもよい。例えば、上記した実施の形態における第3のモードだけで制御される構成であってもよい。
また、上記した実施の形態に係る制御部5では、複数の複合センサ3…のうちの一つだけから申告がなされてその申告が暑いことを申告するものである場合の処理と、複数の複合センサ3…のうちの一つだけから申告がなされてその申告が寒いことを申告するものである場合の処理と、複数の複合センサ3…から申告がなされてそれらの申告の全てが暑いことを申告するものである場合の処理と、複数の複合センサ3…から申告がなされてそれらの申告の全てが寒いことを申告するものである場合の処理と、申告が無い場合の処理と、複数の複合センサ3…から申告がなされてそれらの申告が暑いのと寒いのとが混在されている場合の処理とがそれぞれ行われる構成となっているが、本発明に係る制御手段は、上記した処理の全てを行う制御手段でなくてもよく、上記した処理のうちの幾つか或いは一つを行う制御手段であってもよく、さらに、上記した処理以外の処理を行う制御手段であってもよい。
その他、本発明の主旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
本発明の実施の形態を説明するための空調制御システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態を説明するための複合センサを示した側面図である。 本発明の実施の形態を説明するための制御手段のモードの切替フローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための異常な値を示す複合センサの有無を判断するフローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための第2のモードによる空調制御フローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための第3のモードによる空調制御フローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための第3のモードによる空調制御フローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための第3のモードによる空調制御フローを示したフローチャート図である。 本発明の実施の形態を説明するための第3のモードによる空調制御フローを示したフローチャート図である。
符号の説明
1 空調制御システム
2 空調設備
3 複合センサ
5 制御部(制御手段)
6 温度センサ
9 申告手段

Claims (6)

  1. 室内の空調を制御するための空調制御システムにおいて、
    周囲の空間の温度を測定する温度センサ、及び暑い又は寒いことを申告する申告手段をそれぞれ有する複数の複合センサと、
    該複数の複合センサの各温度センサによってそれぞれ測定された複数の測定結果情報及び前記複数の複合センサの申告手段による申告情報をそれぞれ情報処理して空調設備を制御する制御手段と
    が備えられ
    前記制御手段は、
    前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値を室内温度として前記空調設備を制御する第1のモードと、
    前記複数の複合センサのうちの何れか一つを指定して、指定された複合センサの温度センサにより測定された温度を室内温度として前記空調設備を制御する第2のモードと、
    申告があった前記申告手段の数、及び申告情報の内容をそれぞれ判定すると共に、前記申告手段による申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度と、前記空調設備の設定温度、及び全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値との大小関係を比較することにより、前記申告箇所温度或いは前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御する第3のモードと、
    のうちのいずれかのモードに切り替えられることを特徴とする空調制御システム。
  2. 請求項1に記載の空調制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、該申告が暑いことを申告するものである場合、
    前記申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以下或いは前記空調設備の設定温度以下であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、
    前記申告箇所温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ高いときは、前記申告箇所温度を室内温度として前記空調設備を制御することを特徴とする空調制御システム。
  3. 請求項1又は2に記載の空調制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告の全てが暑いことを申告するものである場合、
    前記申告がなされた複数の複合センサに備えられた各温度センサによりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も高い温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以下或いは前記空調設備の設定温度以下であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、
    前記最も高い温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ高いときは、前記最も高い温度を室内温度として前記空調設備を制御することを特徴とする空調制御システム。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の空調制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの何れか一つだけから申告がなされ、且つ、該申告が寒いことを申告するものである場合、
    前記申告がなされた複合センサの温度センサにより測定された申告箇所温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以上或いは前記空調設備の設定温度以上であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、
    前記申告箇所温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ低い場合は、前記申告箇所温度を室内温度として前記空調設備を制御することを特徴とする空調制御システム。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の空調制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告の全てが寒いことを申告するものである場合、
    前記申告がなされた複数の複合センサに備えられた各温度センサによりそれぞれ測定された申告箇所温度のうち最も低い温度が、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値以上或いは前記空調設備の設定温度以上であるときは、前記平均値を室内温度として前記空調設備を制御し、
    前記最も低い温度が、前記平均値及び前記設定温度よりもそれぞれ低いときは、前記最も低い温度を室内温度として前記空調設備を制御することを特徴とする空調制御システム。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の空調制御システムにおいて、
    前記制御手段は、前記第3のモードに関して、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段から申告が無い場合、或いは、前記複数の複合センサにそれぞれ備えられた申告手段のうちの複数の申告手段から申告がなされ、且つ、該申告に、暑いことを申告するものと寒いことを申告するものとが混在されている場合、全ての温度センサによってそれぞれ測定された温度の平均値を室内温度として前記空調設備を制御することを特徴とする空調制御システム。
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