JP4706964B2 - フードラッチ取付ブラケット構造 - Google Patents
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Description
このような、ダッシュパネルよりフロントフード先端距離が短い車両においても、フロントフードの固定には、図6に示すように従来どおりのダッシュパネル100側方より突出したエプロンサイド等によりアッパーメンバー101を左右方向に橋渡しをするように設け、このアッパーメンバー101に、フロントフードのストライカを固定するフードラッチ102を取付けていた。
また、本発明は、前記両側取付片を前記フードラッチと前記ストライカとの係合点と、前記フロントフードのフードヒンジの回動軸とを含む平面に対して略垂直方向に延出して前記ダッシュパネルに固定したことにある。
その結果、限られたブラケット取付けスペースの中で、クラッシャブルゾーンを減少させることなく、ダッシュパネルからのフードラッチ取り付け部までの距離を従来構造より延ばすことができる。また、前方斜め上方からの衝撃荷重に対しても衝撃吸収スペースを確保することができる。
図1はフードラッチ取付部を示す断面図、図2はダッシュパネルを示す斜視図、図3はフードラッチ取付ブラケットとフードラッチを示す斜視図、図4はフードラッチ取付ブラケットを示す斜視図である。
前記フードラッチ取付ブラケット6は、図1および図4に示すように、フードラッチ5を取付ける取付部6aの上下両側取付片6b、6cを互いに略平行に形成し、両側取付片6b、6cの先にフランジ部6dを形成したものである。前記取付部6aは、前記フードラッチ5を取付ける前記ストライカ9の進入方向に沿って形成するとともに、前記両側取付片6b,6cを前記ストライカ9の進入方向と略同方向に延出させて前記ダッシュパネル2に接合されている。前記取付部6aの先端側は、上方に湾曲させて上側取付片6bに連設されている。上方に湾曲させた上側取付片6bとの連設部分には、フロントフードヒンジ7を中心とするフロントフード4の回動方向に垂直な面が設けられていて、フロントフード4の裏側が当接するストッパゴム11が取り付けられている。
前記上下両側取付片6b、6cは、互いに略平行に前記フードラッチ5に対するストライカ9の係合方向と略同方向に延出してダッシュパネル2の上部側および下部側の傾斜面2b,2cに接合されており、前部側が後部側に対して高くなるように傾斜して構成されている。
また、ブラケットの上側取付片は、下側取付片と略平行に配置され(つまり、フロントフードからの入力方向とほぼ平行に配置され)ているので、図1の2点鎖線にて示す従来のブラケットに対して、その上方の空間を広く取ることができ、フロントフード4の上方からの入力によるフロントフード4の変形可能範囲を広げることが可能となる。
さらに、ブラケットの上側取付片または下側取付片が、フロントフードヒンジ7を中心とするフロントフード4の回動方向とほぼ平行に配置されているので、効率よくフロントフード4の動きを止めることができて、不要にブラケット6を大きくしたり、板厚を厚くする必要がなく、小型のブラケットにてフロントフード4を係止できる。フロントフード4の確実な係止ができるので、走行による振動や走行風によるフロントフード4の不快な振動がなくなり、乗員の快適な走行が可能となる。フロントフード4を閉じる時の剛性感が向上し、商品価値を高めることが可能となる。
従来のアッパーメンバー等を設ける必要がないので、フロントボディ空間Aを広く有効活用することができる。
フードラッチ取付ブラケット6の上下両側の取付片6b、6cは、互いに略平行に構成して小型化を図り、かつフードラッチ5に対するストライカ9の係合方向と同方向に延出してダッシュパネル2の上部側および下部側の傾斜面2b,2cに接合しているので、両側の取付片6b、6cを長く形成できることからクラッシャブルゾーンを損なうことなく、前端位置を従来より延長することができる。
2 ダッシュパネル
3 フロントバンパー
4 フロントフード
5 フードラッチ
6 フードラッチ取付ブラケット
6a 取付部
6b 上側の取付片
6c 下側の取付片
7 フロントフードヒンジ
8 車体
9 ストライカ
10 ネジ
11 ストッパゴム
Claims (2)
- 車両のフロントボディ空間と車室空間とを区画するダッシュパネルに装着され、かつフロントフードに設けられたストライカに係合するフードラッチを取り付けるフードラッチ取付ブラケット構造において、前記フードラッチ(5)を取付ける取付部(6a)の両側取付片(6b,6c)に互いに略平行な平行部を形成し、前記フードラッチ(5)を取付ける取付部(6a)を、前記ストライカ(9)の進入方向に沿って形成するとともに、前記両側取付片(6b,6c)を前記ストライカ(9)の進入方向と略同方向に延出させて前記ダッシュパネル(2)にそれぞれ接合し、前記ダッシュパネル(2)の上下面(2b,2c)を中間部(2a)に対して車体後方に向けて斜面に形成し、これら上下面部(2b,2c)に、前記両側取付片(6b,6c)を接合し、前記ダッシュパネル(2)の上方の傾斜面(2b)と前記上側の取付片(6b)が下方に凸な屈曲部形状を形成し、下方の傾斜面(2c)と前記下側の取付片(6c)が上方に凸な屈曲部形状を形成し、前記取付片(6b,6c)の車両前方側を高く形成したことを特徴とするフードラッチ取付ブラケット構造。
- 前記両側取付片を前記フードラッチと前記ストライカとの係合点と、前記フロントフードのフードヒンジの回動軸とを含む平面に対して略垂直方向に延出して前記ダッシュパネルに固定したことを特徴とする請求項1に記載のフードラッチ取付ブラケット構造。
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