JP4705965B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
従来、遊技機には、遊技状態に応じて駆動する駆動装置を備え、前記駆動装置の駆動によって遊技の演出を行うものがある。
前記遊技機の演出用駆動装置として、弾性変形可能であって側面が発光する柱状透光体を用い、前記柱状透光体の先端側を自由状態とし、基部側を揺動させるものが提案されている。
しかし、前記弾性変形可能な柱状透光体を用いる駆動装置にあっては、柱状透光体を一定方向に揺動させても、柱状透光体が目的の方向だけでなく多方向に振れる場合があり、その場合に柱状透光体が周辺の他の遊技部材と干渉して遊技部材や駆動装置自体を破損させるおそれがある。また、弾性変形可能な柱状透光体は、揺動を繰り返している間に弾性力が低下して一部が垂れ下がるなどの見た目に悪い状態を生じるおそれもある。
特開2004−121518号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、中空筒状の弾性部材を用いる駆動装置を備えた遊技機において、駆動装置の駆動時に弾性部材の振れ方向を一定方向にして他の遊技部材への影響を防止すると共に、弾性部材の一部が垂れ下がることによる美観の低下を防ぐことが可能な遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、遊技状態に応じて駆動する駆動装置を備えた遊技機において、前記駆動装置は、多方向へ弾性変形可能な中空筒状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の中空部に挿入される第2弾性部材と、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側を共に支持する支持部材と、前記支持部材を介して前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の一端側を揺動させる駆動手段とからなり、前記第2弾性部材は、細長い平板状に形成され、前記平板状の平面に対する垂直方向の厚み方向へ弾性変形可能とされると共に前記平板状の平面に対して平行方向の幅方向へ弾性変形困難とされ、前記第2弾性部材を前記第1弾性部材よりも強い弾性力を有するように構成すると共に、前記第2弾性部材の前記厚み方向を前記駆動手段による前記支持部材の駆動方向と一致させて前記第1弾性部材内へ挿入した状態で前記支持部材によって支持するように構成し、前記遊技機の前面側に装飾部材を備え、前記支持部材と前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を前記装飾部材の前面側に配置し、前記支持部材には回動用軸部が設けられると共に前記回動用軸部が前記駆動手段と連結されて回動可能にされ、前記駆動手段が駆動することによって前記支持部材を介して前記第1弾性部材及び前記第1弾性部材内に挿入された前記第2弾性部材が前記回動用軸部を軸に前記遊技機の前面に対して略平行に第1位置と第2位置を往復駆動可能に構成し、前記駆動手段による駆動前の通常時は前記第1弾性部材内に挿入されている前記第2弾性部材の弾性力が前記第1弾性部材の弾性力に加わることで直線状の棒状体を構成する一方、往復駆動時は前記支持部材の駆動可能方向に前記棒状体を弓状に反らせて振れるように構成したことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記駆動手段の駆動を遊技状態に応じて制御する駆動制御手段を備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、前記支持部材は、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側の少なくとも一部が挿入可能な凹部が形成された支持部材本体と、前記凹部に前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側が挿入された状態で蓋をする蓋体とよりなることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記支持部材の内部と前記第1弾性部材の一端側の外部との何れか一方には嵌合用凸部を設けると共に他方には嵌合用凹部を設け、前記嵌合用凸部と前記嵌合用凹部との嵌合により前記第1弾性部材の一端側を前記支持部材に固定したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、駆動装置は、多方向へ弾性変形可能な中空筒状の第1弾性部材と、前記第1弾性部材の中空部に挿入される第2弾性部材と、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側を共に支持する支持部材と、前記支持部材を介して前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の一端側を揺動させる駆動手段とからなり、前記第2弾性部材が、細長い平板状に形成され、前記平板状の平面に対する垂直方向の厚み方向へ弾性変形可能とされると共に前記平板状の平面に対して平行方向の幅方向へ弾性変形困難とされていることにより、第1弾性部材の振れ方向を第2弾性部材の厚み方向に限定して他方向への振れを制限することが可能となるため、第1弾性部材及び第2弾性部材の駆動時に駆動装置周辺の他の遊技部材への影響を防止することができる。また、第1弾性部材内に挿入された第2弾性部材の弾性力が第1弾性部材の弾性力に加わるため、第1弾性部材の一部が垂れ下がるのを抑えて美観の低下を防ぐことが可能となる。
請求項1の発明によれば、第2弾性部材が第1弾性部材よりも強い弾性力を有することにより、駆動装置の長期使用などで第1弾性部材の弾性力が弱くなっても、第1弾性部材の一部が垂れ下がるのを抑えて美観の低下を防ぐことが可能となる。
請求項1の発明によれば、第2弾性部材は、厚み方向を前記駆動手段による前記支持部材の駆動方向と一致させて前記第1弾性部材内に挿入されていることにより、第1弾性部材を駆動方向へ振れさすことが可能となると共に駆動方向とは異なる方向へ振れるのを抑えることが可能となる。
請求項1の発明によれば、遊技機の前面側に装飾部材を備え、前記支持部材と前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を、前記装飾部材の前面側に配置して前記装飾部材の前面側で駆動するようにしたことにより、装飾部材による装飾に支持部材と第1弾性部材と第2弾性部材の駆動が加わった演出を行うことが可能となる。
請求項2の発明によれば、駆動手段の駆動を遊技状態に応じて制御する駆動制御手段を備えたことにより、遊技状態に応じた駆動動作が可能となる。
請求項3の発明によれば、支持部材は、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側の少なくとも一部が挿入可能な凹部が形成された支持部材本体と、前記凹部に前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側が挿入された状態で蓋をする蓋体とからなることにより、支持部材への第1弾性部材と第2弾性部材の組み付け作業等を容易に行うことが可能となる。
請求項4の発明によれば、支持部材の内部と前記第1弾性部材の一端側の外部との何れか一方には嵌合用凸部を設けると共に他方には嵌合用凹部を設け、前記嵌合用凸部と前記嵌合用凹部との嵌合により前記第1弾性部材の一端側を前記支持部材に固定したことにより、支持部材から第1弾性部材が外れるのを防止することが可能となる。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図、図2は同遊技機の遊技盤について釘を省略して示す正面図、図3は同遊技機の制御基板や装置等の接続を簡略に示すブロック図、図4は同駆動装置の第1位置及び第2位置の状態を示す装飾部材及び特別図柄表示装置部分の正面図、図5は同遊技機における駆動装置の正面斜視図、図6は同駆動装置の裏面斜視図、図7は同駆動装置における棒状体の分解斜視図、図8は同駆動装置における棒状体の分解裏面図及び一部組み立て図、図9は同駆動装置の第1位置の状態における正面図、平面図及び側面図、図10は同駆動装置の第2位置の状態における正面図、平面図及び側面図、図11は本発明の駆動装置と第2弾性部材の無い場合の駆動装置における第1位置と第2位置の状態を比較して示す図である。
図1に示すこの実施例の遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であり、図2にも示すように、遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に特別図柄表示装置9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設されている。前記特別図柄表示装置9の右上には普通図柄表示装置11が設けられている。また、前記特別図柄表示装置9の下方には、前記始動入賞口10の左側に普通図柄変動開始用ゲート19、その下方に左落とし入賞口27が設けられ、一方、前記始動入賞口10の右側に第1右袖入賞口23と第2右袖入賞口25、その下方に右落とし入賞口29が配設されている。
さらに、前記遊技機1の前面側となる遊技盤3の前面には、前記特別図柄表示装置9の周囲に装飾部材31が配設されている。本実施例の装飾部材31は、図4にも示すように、模様が形成された枠形状からなり、プラスチックで構成されている。前記装飾部材31の上部裏側には、図5及び図6に示す駆動装置60の駆動ソレノイド61が駆動手段として配置され、一方、前記装飾部材31の前面側には図3に示すように前記駆動装置60の棒状体70が配置され、前記駆動ソレノイド61によって前記棒状体70が前記装飾部材31の前面側で前記遊技機1の前面と略平行、すなわち図示の場合では、前記特別図柄表示装置9の前面と略平行に駆動するようにされている。前記駆動装置60の棒状体70は、支持部材71と第1弾性部材85と、前記第1弾性部材85内に挿入されている第2弾性部材91及び先端のキャップ部材95とで構成されている。前記駆動装置60の詳細については、後述する。なお、図1における符号22は風車、F1は外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。さらに、本実施例の遊技機1には、プリペイドカードニット56が接続されている。
また、前記遊技機1の前面側には、枠飾り右ランプ35a、枠飾り上ランプ35b及び枠飾り左ランプ35cからなるランプ装置35、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿37、効果音等を発するスピーカ38、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置53等がそれぞれ組み付けられている。符号54は操作レバーである。
遊技を制御するための複数の制御基板や装置等は、遊技機1の裏側に設けられている。前記各制御基板には制御回路が設けられている。主な制御基板の電気的接続を、図3のブロック図を用いて簡略に示す。
図3は、前記制御基板及び装置の主なものとして、主制御基板100、表示制御基板110、音声制御基板120、ランプ制御基板130、払出制御基板140等が示されている。
前記主制御基板100は、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたコンピュータと、該コンピュータと表示制御基板や音声制御基板等の副制御基板等を結ぶ入出力回路を備え、遊技の当否判定や副制御基板に対する制御等、遊技の主な制御を行う。また、本実施例では、前記主制御基板100は、前記駆動装置60に対する駆動制御手段としても機能し、遊技状態に応じて駆動装置60の駆動ソレノイド61を制御する。それに対して、前記表示制御基板110は、前記特別図柄表示装置9及び普通図柄表示装置11の制御を行う。また、前記音声制御基板120は前記スピーカ38からの音声を制御し、前記ランプ制御基板130は前記ランプ装置35等の制御を行い、前記払出制御基板140は賞球払出装置及び球貸払出装置による賞球及び貸球の払出を制御する。
前記遊技機1では、前記遊技領域6へ向けて前記発射装置53により発射された遊技球が、前記種々の入賞口に入賞すると入賞口に応じた所定数の遊技球が賞球として上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用ゲート19を遊技球が通過すると、小当たり判定・普通図柄決定用乱数値が取得され、その取得乱数値に基づいて普通図柄の当たり(小当たり)判定が行われ、前記普通図柄表示装置11で普通図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が小当たりの場合には、小当たり普通図柄、この例では奇数で停止し、前記始動入賞口10の2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態(通常状態)から略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態に変化し、遊技球が入賞し易くなる。そして、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。
また、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、大当たり当否判定用乱数値及び大当たり確定特別図柄の組合せ決定用乱数値が取得され、前記取得された大当たり当否判定用乱数値に基づいて大当たりの当否判定が行われ、前記特別図柄表示装置9で特別図柄が変動を開始し、所定時間変動後に停止する。
前記大当たりの当否判定結果が大当たりの場合には、前記特別図柄表示装置9に大当たり確定特別図柄組合せ、この例では『1,1,1』(いわゆる‘1’のぞろ目)や『2,2,2』(いわゆる‘2’のぞろ目)等、同一数字の組合せ)で停止表示され、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)に移行する。前記特別遊技状態になると、前記大入賞口15の開閉板16が開いて遊技領域6の表面を落下してくる遊技球を受け止め易くして、大入賞口15へ入賞可能にし、該大入賞口15への入賞があると、所定数の遊技球が賞球として払い出される。前記開閉板16は、所定時間(例えば29.5秒)経過後、或いは入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じるようにされている。また、前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、大入賞口内の特定領域入賞口52への入賞球が検出されると、前記大当たりを再度繰り返す継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高16回)、前記開閉板16の開放を繰り返すようになっている。
さらに、本実施例では、前記特別図柄の変動表示時、前記特別図柄表示装置9では特別図柄の他にキャラクタや背景画像等の演出画像が表示されると共に、前記駆動装置60の駆動ソレノイド61が前記主制御基板(駆動制御手段)100の制御により作動して前記棒状体70を駆動させ、遊技状態に応じた演出(例えば大当り予告やリーチ予告などの遊技の当たりへの期待感を向上させる役割としての演出や前記特別図柄表示装置9での演出画像に合わせた演出等)を行う。本実施例における前記棒状体70の駆動は、図4に示すように、前記棒状体70が左端側にある後記の回動用軸部80(図5〜図9に示す)を軸にして揺動することにより、駆動前の左右水平状態の第1位置と、駆動時の右斜め下がり状態の第2位置間を、前記遊技機1の前面(本実施例では特別図柄表示装置9の前面)と略平行に往復駆動するものである。前記駆動装置60の詳しい構成を、次に説明する。
前記駆動装置60は、図5乃至図8に示すように、駆動手段としての駆動ソレノイド61と、前記駆動ソレノイド61によって駆動する棒状体70を備える。
前記駆動ソレノイド61は、伸縮する作動シャフト62を備え、本実施例では前記作動シャフト62を下向きにして前記装飾部材31の裏側に配置されている。さらに、前記作動シャフト62は、その外周に装着されたコイルスプリングSによって通常時に下方へ伸びた状態とされ、駆動時に上方へ後退して縮むようにされている。また、前記作動シャフト62の先端(下部)には前記装飾部材31の裏側と略平行に略左右水平のアーム63が固定され、前記作動シャフト62と共に上下動可能とされている。前記アーム63の先端側には、前記装飾部材31側の面に後述の連動部材64(図7に示す)とのリンク孔65(図5に示す)が形成さている。
前記棒状体70は、支持部材71と第1弾性部材85と第2弾性部材91及びキャップ部材95とからなる。
前記支持部材71は、支持部材本体72と蓋体78とよりなる。前記支持部材本体72は、短棒状からなり、先端が開口していると共に第1弾性部材85及び第2弾性部材91の一端側の一部が押入可能な凹部73が内部に形成されている。前記凹部73の奥側には、一段深くなった嵌合用凹部75が形成されており、後述する第1弾性部材85の嵌合用凸部86と嵌合して第1弾性部材85の一端側を駆動装置の駆動時等に支持部材本体72と蓋体78の先端の開口側から抜けないように支持固定するようになっている。また、前記支持部材本体72の中央部内側には、中心にネジ孔76の貫通形成された筒部77が立設されている。さらに、前記支持部材本体72の他端近くの裏側には回動用軸部80が前記支持部材本体72の長さ方向に対し垂直に一体的に設けられている。また、本実施例では前記支部部材本体72の他端にバランス用重り部材84が取り付けられる。一方、前記蓋体78は、前記支持部材本体72の凹部73に第1弾性部材85及び第2弾性部材91の一端側が挿入された状態で、前記凹部73に蓋をするもので、略中央に形成されたネジ挿通孔79に挿通したネジ(図示せず)を、前記支持部材本体72のネジ孔76に螺合させることによって、前記支持部材本体72に固定される。
前記回動用軸部80の略中央部外周には、図5〜図7、図9及び図10に示す筒状保持部材81が装着されている。前記筒状保持部材81は、前記装飾部材31の貫通孔(図示せず)に取り付けられて、前記回動用軸部80を回動可能に保持する。なお、前記筒状保持部材81の孔の内径は、前記回動用軸部80の直径より僅かに大とされていて、前記回動用軸部80の回動を妨げないようにしている。
また、前記回動用軸部80の先端側、すなわち前記支持部材71から遠い側の端部には連動部材64が固着されている。前記連動部材64は、一端側の係止孔64aの形状と前記回動用軸部80の先端の形状が同形状となっており、一端側の係止孔64aに前記回動用軸部80の先端が挿通固定され、他端側に前記支持部材71とは反対側へ向けて係止ピン67が立設されている。前記係止ピン67は、前記駆動ソレノイド61のアーム63におけるリンク孔65(図5に示す)に挿入されて緩く係止し、これによって前記回動用軸部80が前記駆動ソレノイド61に連結される。
前記第1弾性部材85は、多方向へ弾性変形可能な中空筒状からなる。前記第1弾性部材85の材質としては、ゴム、弾性発泡体、コイルスプリングなどが挙げられる。本実施例では、密に巻かれたコイルスプリングで構成されている。また、前記第1弾性部材85の一端側の外部には、第1弾性部材85の中央部よりも直径が大の嵌合用凸部86が形成され、前記嵌合用突部86を前記支持部材本体72の嵌合用凹部75に嵌合させることにより、前記第1弾性部材85が前記支持部材71に固定される。また、前記第1弾性部材85の他端には、キャップ部材95を固定するためのキャップ嵌合用凸部87が直径を第1弾性部材85の中央部よりも大にして形成されている。
前記第2弾性部材91は、細長い平板状の弾性材、例えば金属あるいはプラスチック製の平板状バネ体で構成されている。前記第2弾性部材91は、平板状の厚みtよりも幅wが大に形成され、それによって、前記厚みt方向(すなわち平面と垂直方向)には弾性変形可能とされ、一方幅w方向(すなわち平面とは平行方向)には弾性変形困難とされている。前記第2弾性部材91の厚み方向への弾性力は、前記第1弾性部材85の弾性力よりも強いものとされている。前記第2弾性部材91は、前記第1弾性部材85の中空部85aに挿通可能なサイズとされ、前記厚みt方向を前記駆動ソレノイド61による支持部材71の駆動方向と一致させて、すなわち本実施例では遊技機の前面及び前記遊技盤3の前面と略平行方向にして挿入されている。前記第2弾性部材91の一端側、すなわち支持部材71側には、厚みt方向の一側へ湾曲した固定部92が設けられ、前記固定部92を、前記支持部材本体72内の筒部77の外周面に係合させることにより、前記第2弾性部材91が支持部材71に固定されるようになっている。前記支持部材71への固定によって、前記第2弾性部材91の平板状の幅w方向が、前記回動用軸部80と略平行、すなわち前記遊技機の前面と略垂直となり、一方、前記平板状の厚みt方向が前記駆動ソレノイド61による支持部材71の駆動方向、すなわち前記遊技機の前面及び遊技盤3の前面と略平行となる。また、前記第2弾性部材91は、前記第1弾性部材85よりも長いものとされ、前記第1弾性部材85の先端から突出する第2弾性部材91の先端にフック形状のキャップ固定部93が形成されている。また、前記第2弾性部材91の前記支持部材本体72内の前記筒部77への係合は、前記棒状体70が駆動前の略左右水平状態の第1位置の時、前記第2弾性部材91の前記固定部92が前記筒部77の下方側に位置し、前記支持部材本体72内では前記嵌合用凹部75と前記筒部77の間に形成された突形状の規制部74により、前記第2弾性部材91の下側を上向きに支持して前記第2弾性部材91の前記支持部材本体72側先端91aよりも他端側の先端91bの方を上方に向けるように規制し、前記第1弾性部材85の先端垂れ下がりに対する防止効果を高めている。
前記キャップ部材95は、前記第1弾性部材85及び第2弾性部材の先端に取り付けられる。前記キャップ部材95の作用は、本実施例では、前記棒状体70の先端における装飾性を高めることの他に、前記棒状体70が前記駆動ソレノイド61により駆動して前記回動用軸部80を軸に回動し、それにより上下に揺動する際に、揺動上限位置と揺動下限位置で棒状体70が一旦停止する時に棒状体70に反動を付与して、棒状体70を弓状に反らせ易くし、演出を高めることが挙げられる。前記キャップ部材95は、キャップ部材本体96と、前記キャップ部材本体96内に前記第1弾性部材85と第2弾性部材91の端部を収容した状態で前記キャップ部材本体96に蓋をするキャップ部材蓋体97とよりなる。前記キャップ部材本体96は、内部に前記第1弾性部材85の端部を収容可能な凹形状からなり、先端側には前記第1弾性部材85の先端よりも中央側が挿入されるキャップ凹部96aと、さらに奥側に形成された第1弾性部材嵌合用凹部98と、前記第2弾性部材91のキャップ固定部93が係止する筒部99とが形成されている。前記第1弾性部材嵌合用凹部98は、前記キャップ凹部96aよりも一段深く形成されていて、前記第1弾性部材85の前記キャップ嵌合用凸部87と嵌合可能となっている。前記キャップ部材蓋体97は、前記キャップ部材本体96の筒部99にネジ止め固定される。そして、前記第1弾性部材嵌合用凹部98と前記キャップ嵌合用凸部87の嵌合により前記第1弾性部材85から前記キャップ部材95が駆動装置の駆動時等に抜け落ちないようにされている。
このようにしてなる前記駆動装置60は、駆動前の通常時、前記駆動ソレノイド61の作動シャフト62が前記コイルスプリングSで付勢されて下方へ伸びた状態となっており、図4の(A)及び図9に示すように、前記支持部材71は、前記特別図柄表示装置9の上方における装飾部材31の前面で略左右水平の第1位置の状態にあり、それにより、前記支持部材71、前記第1弾性部材85、前記第2弾性部材91及び前記キャップ部材95からなる前記棒状体70が、前記第1位置の状態となっている。
前記駆動ソレノイド61が前記遊技状態に応じて作動し、前記作動シャフト62が上方へ後退して縮むと、前記作動シャフト62に取り付けられているアーム63が上方へ移動する。そして、前記アーム63と係止している前記連動部材64は、前記アーム63との係止側端部が上方へ移動し、それによって前記回動用軸部80を軸にして回動すると共にし、前記回動用軸部80の形成されている前記支持部材71が、前記回動用軸部80を軸にして回動する。これにより、前記支持部材71は、前記特別図柄表示装置9の上方における装飾部材31の前面で略左右水平の第1位置から駆動して、図4の(B)及び図10に示すように、前記回動用軸部80を軸に下方へ回動(揺動)して第2位置の状態になり、前記支持部材71と第1弾性部材85と第2弾性部材91及びキャップ部材95からなる前記棒状体70も第2位置になる。その後、遊技状態に応じて再び前記駆動ソレノイド61の作動シャフト62が下方へ伸びることにより前記支持部材71が第1位置に戻り、これにより前記棒状体70も第1位置に戻る。前記支持部材71及び前記棒状体70の第1位置と第2位置の往復駆動は、前記主制御基板100によって制御され、遊技状態に応じて繰り返される。
前記支持部材71及び棒状体70の第1位置と第2位置の往復駆動時、前記第2弾性部材91の弾性変形可能な方向、すなわち厚みt方向が、前記支持部材71の駆動方向と一致しているため、前記棒状体70の振れる方向は、前記支持部材71の駆動方向、すなわち本実施例では前記遊技機の前面と略平行となり、他の方向へ振れて遊技機の前面に位置する前記ガラス枠Gと衝突したり、棒状体70の後方側に位置する前記特別図柄表示装置9と衝突したりして、棒状体70の動きがギクシャクして演出を損ねたり、棒状体70やガラス枠Gあるいは特別図柄表示装置9等の周辺遊技部材を損傷したりするおそれがない。また、前記棒状体70は、前記第1弾性部材85内に挿入されている前記第2弾性部材91の弾性力が前記第1弾性部材85の弾性力に加わっているため、第1弾性部材85等の重みにより、あるいは前記第1位置と第2位置の往復を繰り返すうちに前記第1弾性部材85の弾性力が低下することなどによって生じる前記第1弾性部材85における一部の垂れ下がり発生を、抑えることができる。
図11は本発明の駆動装置60と、前記第2弾性部材の無い駆動装置60Aとにおける駆動時の状態を示す図である。このように、本発明は、前記の構成としたことにより、第1弾性部材及び第2弾性部材の駆動時に駆動装置周辺の他の遊技部材への影響を防止することができ、また、第1弾性部材内に挿入された第2弾性部材の弾性力が第1弾性部材の弾性力に加わるため、第1弾性部材の一部が垂れ下がるのを抑えて美観の低下を防ぐことが可能となったのである。
なお、本発明は、前記の実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜変更して実施することができる。例えば、第1弾性部材はコイルスプリングに代えてゴムチューブとしたり、弾性発泡体からなる中空筒状体としたりしてもよい。また、本実施例では、駆動手段として駆動ソレノイドを用いたが、それに限定されるものではなく、例えば駆動モータを用い、支持部材の回動用軸部と駆動モータを連結して支持部材を駆動させてもよい。さらに、前記駆動装置の位置は、本実施例では遊技領域の略中央位置とされているが、他の位置、例えば遊技領域の左右端、あるいは上下端などであってもよい。また、本発明の遊技機はパチンコ遊技機に限定されるものではなく、駆動装置を有する他の遊技機にも適用可能である。
本発明の一実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図である。 同遊技機の遊技盤について釘を省略して示す正面図である。 同遊技機の制御基板や装置等の接続を簡略に示すブロック図である。 同駆動装置の第1位置及び第2位置の状態を示す装飾部材及び特別図柄表示装置部分の正面図である。 同遊技機における駆動装置の正面斜視図である。 同駆動装置の裏面斜視図である。 同駆動装置における棒状体の分解斜視図である。 同駆動装置における棒状体の分解裏面図及び一部組み立て図である。 同駆動装置の第1位置の状態における正面図、平面図及び側面図である。 同駆動装置の第2位置の状態における正面図、平面図及び側面図である。 本発明の駆動装置と第2弾性部材の無い駆動装置における第1位置と第2位置の状態を比較して示す図である。
1 遊技機
3 遊技盤
6 遊技領域
9 特別図柄表示装置
10 始動入賞口
31 装飾部材
60 駆動装置
64 連動部材
70 棒状体
71 支持部材
72 支持部材本体
78 蓋体
80 回動用軸部
85 第1弾性部材
91 第2弾性部材

Claims (4)

  1. 遊技状態に応じて駆動する駆動装置を備えた遊技機において、
    前記駆動装置は、多方向へ弾性変形可能な中空筒状の第1弾性部材と、
    前記第1弾性部材の中空部に挿入される第2弾性部材と、
    前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側を共に支持する支持部材と、
    前記支持部材を介して前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材の一端側を揺動させる駆動手段とからなり、
    前記第2弾性部材は、細長い平板状に形成され、前記平板状の平面に対する垂直方向の厚み方向へ弾性変形可能とされると共に前記平板状の平面に対して平行方向の幅方向へ弾性変形困難とされ、
    前記第2弾性部材を前記第1弾性部材よりも強い弾性力を有するように構成すると共に、前記第2弾性部材の前記厚み方向を前記駆動手段による前記支持部材の駆動方向と一致させて前記第1弾性部材内へ挿入した状態で前記支持部材によって支持するように構成し、
    前記遊技機の前面側に装飾部材を備え、
    前記支持部材と前記第1弾性部材及び前記第2弾性部材を前記装飾部材の前面側に配置し、前記支持部材には回動用軸部が設けられると共に前記回動用軸部が前記駆動手段と連結されて回動可能にされ、前記駆動手段が駆動することによって前記支持部材を介して前記第1弾性部材及び前記第1弾性部材内に挿入された前記第2弾性部材が前記回動用軸部を軸に前記遊技機の前面に対して略平行に第1位置と第2位置を往復駆動可能に構成し、
    前記駆動手段による駆動前の通常時は前記第1弾性部材内に挿入されている前記第2弾性部材の弾性力が前記第1弾性部材の弾性力に加わることで直線状の棒状体を構成する一方、往復駆動時は前記支持部材の駆動可能方向に前記棒状体を弓状に反らせて振れるように構成したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記駆動手段の駆動を遊技状態に応じて制御する駆動制御手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記支持部材は、前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側の少なくとも一部が挿入可能な凹部が形成された支持部材本体と、前記凹部に前記第1弾性部材と前記第2弾性部材の一端側が挿入された状態で蓋をする蓋体とよりなることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記支持部材の内部と前記第1弾性部材の一端側の外部との何れか一方には嵌合用凸部を設けると共に他方には嵌合用凹部を設け、前記嵌合用凸部と前記嵌合用凹部との嵌合により前記第1弾性部材の一端側を前記支持部材に固定したことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機。
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