JP2004121518A - 演出装置と、それを備えた遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】高い演出効果を得ることができる演出装置、およびそれを備えた遊技機を提供する。
【解決手段】演出装置78は、弾性変形可能であるとともに側面が発光する柱状の透光体85と、透光体85の少なくとも一端部を駆動する手段79とを備えている。
駆動手段79が透光体85の少なくとも一端部を駆動すると、それにともなって透光体85が変形する。また、透光体85に光があたると、透光体85の側面が発光する。透光体85が変形しながら発光すると、遊技者はその変形や発光の態様に興味を引きつけられ、高い面白さを感じながら遊技することができる。従って、演出効果が高い演出装置78を得ることができる。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演出装置と、演出装置を備えた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】遊技機に設けられている演出装置では、遊技の進行に応じて種々の演出が行われる(例えば、特許文献1参照)。これらの演出とは、例えば、ランプの発光、ランプの発光間隔の変化、ランプの発光色の変化、スピーカから発音される楽曲や音の変化等である。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−161905号公報(第1−5頁、第1−12図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の演出装置で行われる演出は変化に乏しく、遊技者に飽きられやすかった。
【0005】
本発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、高い演出効果を得ることができる演出装置、およびそれを備えた遊技機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用と効果】請求項1に記載の演出装置は、弾性変形可能であるとともに側面が発光する柱状の透光体と、透光体の少なくとも一端部を駆動する手段とを備えることを特徴とする。
上記の演出装置の透光体は、弾性変形可能な柱状に形成されている。駆動手段が透光体の少なくとも一端部を駆動すると、それにともなって透光体が変形する。また、透光体に光があたると、透光体の側面が発光する。透光体が変形しながら発光すると、遊技者はその変形や発光の態様に興味を引きつけられ、高い面白さを感じながら遊技することができる。従って、演出効果が高い演出装置を実現できる。
なお、ここで透光体側面が発光するとは、透光体以外からの光が透光体にあたり、透光体側面が光ることを含んでいる。
【0007】
請求項1に記載の演出装置において、透光体の側面に凹凸が形成されていることが好ましい(請求項2)。
透光体の側面に凹凸が形成されていると、透光体側面の発光態様をより変化に富んだものにすることができる。
【0008】
請求項1に記載の演出装置において、透光体はコイルスプリング状であることが好ましい(請求項3)。
コイルスプリング状の透光体は変形しやすい。従って、より演出効果が高い演出装置を実現することができる。
【0009】
請求項1〜3のいずれかに記載の演出装置において、透光体の端部近傍に少なくとも1つの光源体が設けられていることが好ましい(請求項4)。
上記の演出装置は、透光体の端部近傍に少なくとも1つの光源体が設けられている。光源体が発光すると、それによって透光体も発光する。このように透光体が発光すると、高い演出効果を得ることができる。
【0010】
請求項1〜4のいずれかに記載の演出装置において、駆動手段は、透光体の端部を直線揺動運動させることが好ましい(請求項5)。
上記の演出装置は、駆動手段が透光体の端部を直線揺動運動させる。端部が直線揺動運動されると、透光体は変形しながら揺動することを繰り返す。透光体が変形しながら揺動することを繰り返すと、この変形態様によって高い演出効果を得ることができる。
【0011】
請求項1〜4のいずれかに記載の演出装置において、駆動手段は、透光体の端部を回転運動させることが好ましい(請求項6)。
上記の演出装置は、駆動手段が透光体の端部を回転運動させる。端部が回転運動された透光体は3次元的に変形する。透光体が3次元的に変形すると、この変形態様によって高い演出効果を得ることができる。
【0012】
請求項1〜6のいずれかに記載の演出装置において、駆動されていない状態の透光体はその軸が垂直方向に配置され、駆動手段は透光体の下端部を駆動することが好ましい(請求項7)。
上記の演出装置は、駆動手段が透光体の下端部を駆動する。下端部が駆動された透光体は上端側が変形し、その変形態様によって高い演出効果を得ることができる。
【0013】
請求項1〜6のいずれかに記載の演出装置において、駆動されていない状態の透光体はその軸が垂直方向に配置され、駆動手段は透光体の上端部を駆動することが好ましい(請求項8)。
上記の演出装置は、駆動手段が透光体の上端部を駆動する。上端部が駆動された透光体は下端側が変形し、その変形態様によって高い演出効果を得ることができる。
【0014】
請求項1〜8のいずれかに記載の演出装置において、駆動手段が駆動するのとは反対側の透光体端部も支持されていることが好ましい(請求項9)。
上記の演出装置は、駆動手段が駆動するのとは反対側の透光体端部が支持されている。このように構成されていると、透光体は駆動手段が駆動する端部と、その端部とは反対側の支持されている端部との間で変形する。従って、この変形態様によって高い演出効果を得ることができる。
【0015】
請求項1〜9のいずれかに記載の演出装置において、透光体をカバーする半透明部材をさらに備えていることが好ましい(請求項10)。
このように構成されていると、透光体が明瞭に視認されず、変形しながら動く光が視認される。従って、高い演出効果を実現することができる。
【0016】
請求項11に記載の遊技機は、請求項1〜10のいずれかに記載の演出装置を備えている。
このような演出装置を備えた遊技機によれば、その高い演出効果によって、遊技者は大いに楽しみながら遊技することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
本発明を遊技機の一種であるパチンコ機10に適用した第1実施形態について、図面を参照しながら説明する。
パチンコ機10の構成を説明する。図1に示されているように、パチンコ機10の下部には、遊技者が操作してパチンコ球を打出すハンドル38が装着されている。平板状の遊技盤面12には、上方に向かって円弧状に延びるレール44、表示器14、第1種始動口30、大入賞口34、ゲート17、4つの普通入賞口18等が配されている。遊技盤面12には、多数の釘(図示省略)が打付けられている。
表示器14は、図2に示されているように、液晶ディスプレーである図柄表示装置22、その周りに設けられている装飾15、図柄表示装置22の上方に設けられている透光体演出装置78等から構成されている。図柄表示装置22には、左図柄72、中図柄74、右図柄76が表示されるとともに、その左下部には普通図柄表示部19が設けられている。図柄72、74、76、普通図柄表示部19、透光体演出装置78については、後述にて詳細に説明する。
【0018】
図1に戻って、第1種始動口30は、2枚の可動翼片30aを有している。可動翼片30aは、通常は垂直に配置されているが、所定条件(後述する)が成立すると外方に開く。可動翼片30aが外方に開くと、第1種始動口30にパチンコ球が入賞しやすくなる。第1種始動口30の内部には、パチンコ球の入賞を検出する始動口センサ56が設けられている。また、普通入賞口18の内部にも、パチンコ球の入賞を検出する普通入賞口センサ(図示省略)が設けられている。大入賞口34は、下辺を軸として前方側に開く矩形板状の開閉扉36を備えている。開閉扉36は、遊技盤面12の裏側に装着されている大入賞口ソレノイド50と機械的に連結されている。開閉扉36は、大入賞口ソレノイド50に駆動されて開閉する。大入賞口34の内部には、特別入賞区域であるVゾーン(図示省略)が設けられている。
【0019】
遊技盤面12の左側に配置されているゲート17の内部には、ゲートセンサ54が装着されている。ゲートセンサ54は、ゲート17を通過するパチンコ球を検出する。遊技盤面12に3つ設けられている風車25は、その軸回りに回転することができる。パチンコ機10の裏側には、スピーカ26が装着されている。遊技盤面12の各所や周囲には電球やLEDによって発光する複数のランプ27が配置されている。
パチンコ機10の下部には、上皿46、下皿40、球抜きレバー33、灰皿42が装着されている。
上皿46には、払出された賞球が貯められる。下皿40には、賞球や貸球が一時的に貯められる。球抜きレバー33を横方向にスライドさせると、下皿40の底面が開放され、下皿40からパチンコ球を抜くことができる。
遊技機10の裏側には、メイン制御部100、表示制御部200が装着されている(メイン制御部100、表示制御部200は、図1では省略され、図3に図示されている)。
【0020】
パチンコ機10を制御するメイン制御部100、表示制御部200について、図3を参照しながら説明する。
メイン制御部100は、CPU102(中央演算装置)、このCPU102にBUS114(情報伝達回路)を介して接続されるROM104(読み出し専用メモリ)、RAM106(読み書き可能メモリ)、入力処理回路108、出力処理回路110、通信制御回路112等から構成されている。
CPU102は、ROM104に格納されている遊技制御プログラムを実行することによりパチンコ機10で行われる各種遊技を制御する。ROM104には、表示制御部200に送信するコマンド信号の作成や、このコマンド信号の送信を制御するための制御プログラムも格納されている。RAM106には、メイン制御部100で実行される種々の処理において生成される各種データや入力信号等の情報が一時的に記憶される。
【0021】
入力処理回路108は、ゲートセンサ54や始動口センサ56等から出力された検出信号を受信し、その検出信号をメイン制御部100内で処理可能なデータ形式に変換する。通信制御回路112は、表示制御部200にコマンド信号を送信する。
出力処理回路110は、CPU102からBUS114を介して送信されてきた駆動データを処理し、大入賞口ソレノイド50等へ駆動信号を出力する。なお、入力処理回路108と出力処理回路110には、各種のセンサや駆動装置が接続されているが、図3においては、これらをゲートセンサ54、始動口センサ56、大入賞口ソレノイド50で代表し、その他のものについては図示を省略している。
【0022】
表示制御部200は、メイン制御部100から送信されてくるコマンド信号を処理し、図柄表示装置22、ランプ27、スピーカ26、透光体ソレノイド79等を制御する。表示制御部200は、CPU202、ROM204、RAM206、通信制御回路208、出力処理回路210等から構成されており、これらはBUS212を介して接続されている。
通信制御回路208は、メイン制御部100からのコマンド信号を受信し、BUS212経由CPU202へ送信する。CPU202は、ROM204に格納されている制御プログラムに従って、コマンド信号および操作信号を処理する。RAM206には、表示制御部200で実行される種々の処理において生成される各種データや入出力信号等の情報が一時的に記憶される。
出力処理回路210は、CPU202からBUS212経由送られてきたコマンドに基づいて、図柄表示装置22に図柄を表示させたり、ランプ27を点灯させたり、スピーカ26を発音させたりする。さらに出力処理回路210は、CPU202からのコマンドに基づいて、後述する透光体ソレノイド79への通電をオン/オフする。
【0023】
パチンコ機10の動作全般について、図1、図2を参照しながら説明する。
遊技者がハンドル38を操作してパチンコ球を発射すると、パチンコ球はレール44に沿って遊技盤面12の上部に達し、遊技盤面12に打付けられている釘に衝突して頻繁にその方向を変えながら落下する。風車25はパチンコ球が当たると回転し、パチンコ球の落下方向を急変させる。第1種始動口30にパチンコ球が入賞し、始動口センサ56がこれを検出すると、5個の賞球が払出される。また、同時に図柄表示装置22に横に並んで表示されている数字の図柄72、74、76が変動する。変動した図柄72、74、76はその後順次停止される。
【0024】
停止された図柄72、74、76の組合せによって、遊技者は「外れ」や「当り」を認識する。図柄72、74、76が異なる図柄(例えば、「7・2・4」)で停止されると、その図柄変動結果は「外れ」である。左図柄72と右図柄76が同じ図柄で停止され、中図柄74が変動しているとき、すなわち中図柄74が、左図柄72及び右図柄74と同じ図柄で停止すれば図柄72、74、76が同じ図柄で揃う可能性がある遊技状態を「リーチ」と言う。
図柄72、74、76が揃った場合(例えば、「777」、「222」)には、パチンコ機10は「大当り」遊技状態に移行する。図柄72、74、76が奇数で揃った場合(例えば、「3・3・3」、「9・9・9」)には、大当り遊技状態に移行するとともに、所定期間に渡って大当りになる確率が高くなる遊技状態(いわゆる「確変」遊技状態)が開始される。
【0025】
パチンコ機10が大当り遊技状態に移行すると、通常は閉じられている大入賞口34の開閉扉36が大入賞口ソレノイド50に駆動されて開放される。開放された開閉扉36は、開放されてからパチンコ球が10個入賞するか、開放されてから30秒が経過するかのいずれかが成立した場合に閉じられる。開閉扉36が開放されている間に大入賞口34内のVゾーンをパチンコ球が通過すると、開閉扉36は閉じられた後に再び開放される。このようにして繰り返される開閉扉36の開閉は最大16回継続され、開放された開閉扉36に入賞するパチンコ球1個に対して15個のパチンコ球が払出される。このため、パチンコ機10が大当り状態に移行すると、2000個以上の賞球が払出される。
【0026】
ゲート17をパチンコ球が通過したことをゲートセンサ54が検出すると、図柄表示装置22に表示される普通図柄表示部19で複数の普通図柄が変動する。普通図柄がその後に所定の組合せで停止されると、第1種始動口30の可動翼片30aが1秒間開放される。
普通入賞口18へのパチンコ球の入賞を普通入賞口センサ(図示省略)が検出すると、10個の賞球が払出される。
スピーカ26やランプ27は、遊技の進行に応じて様々な音や光を発して遊技者を楽しませる。
【0027】
透光体演出装置78について説明する。透光体演出装置78は、図2に示されているように、透明なガラス81の裏側に装着されている。
図4に示されているように、透光体演出装置78は、透光体ソレノイド79、ベース82、ホルダ83、LED84、透光体85から構成されている。表示器14に固定されている透光体ソレノイド79は、通電されると伸展し、通電が断たれると収縮するプランジャ79aを備えている。図4は、プランジャ79aが収縮した状態の透光体ソレノイド79を図示している。
平板状のベース82は、プランジャ79aと連結されている。ベース82は、図示しないスライド機構に案内されて、紙面左右方向にスライドすることができる。ホルダ83は、ベース82上に固定されている。ホルダ83に形成されている凹部83aには、赤色を発光するLED(発光ダイオード)84が装着されている。ホルダ83に、コイルスプリング状に形成されている透光体85の端末が接着されている。透光体85は、弾性体である無色透明な塩化ビニールから形成されている。
LED84が発光すると、その光は透光体85によって光学的に曲げられ、図4に示されているように、透光体85の側面に軸方向に伸びる1本の赤い光の線86が映し出される。
【0028】
透光体演出装置78の動作について説明する。
透光体演出装置78の透光体ソレノイド79が駆動されると(通電がオン/オフされると)、図5に示されているように、プランジャ79aが伸縮を繰り返す。プランジャ79aが伸縮を繰り返すと、それに連結されているベース82がホルダ83とともに左右方向に揺動する。ホルダ83が揺動すると、図5中の矢印87で示されているように、透光体85は、光の線86を映し出しながら、左右にしなるように揺れる動作を繰り返す。このように、透光体86が光の線86を映し出しながらしなるように揺れると、高い演出効果を得ることができる。
【0029】
本第1実施形態のパチンコ機10では、リーチ遊技状態になることの予告(リーチ予告)と確変遊技状態中であることの報知が透光体演出装置78によって行われる。リーチ予告は、光の線86が映し出された透光体85が3回揺れることによって行われる。確変遊技状態中には、光の線86が映し出された透光体85が揺れることを繰り返す。
なお、透光体演出装置78では、上記以外にも様々な遊技状態に対応して演出を行うことができる。例えば、賞球の払出個数に応じた回数透光体85が揺れる。あるいは、賞球が多く払出される場合には透光体85が明るく発光し、賞球の払出しが少ない場合には透光体85暗くしか発光しない。さらには、遊技状態に応じて透光体85の発光色を変化させることもできる。
【0030】
また、透光体ソレノイド79のプランジャ79aの伸縮間隔や伸縮速度を調整することにより、図7に示されているように、透光体86が複数の曲がりを持ちながら揺れるようにすることもできる。透光体86が複数の曲がりを持ちながら揺れると、より変化が大きい演出効果を実現できる。
【0031】
(第2実施形態)
本発明に係わる第2実施形態を説明する。なお、以下においては、第1実施形態と重複する説明は省略し、本第2実施形態として特徴的な透光体演出装置301のみを説明する。
図8に示されているように、透光体演出装置301は、モータ304、ピニオンギア306、ベース308、ホルダ310、LED311、透光体312から構成されている。表示器14に固定されているモータ304は、通電されると回転するシャフト304aを備えている。シャフト304aには、ピニオンギア306が取り付けられている。円盤状のベース308は、その軸308aが回転可能に軸支されているとともに、外周部に歯型308bが形成されている。歯型308bは、ピニオンギア306と噛み合わされている。ベース308上の軸308aから離れた位置に、ホルダ310が固定されている。ホルダ310内には、LED311が装着されている。ホルダ310に、コイルスプリング状に形成されている透光体312が接着されている。
【0032】
モータ304に通電されてシャフト304aが回転すると、それとともにピニオンギア306も回転する。ピニオンギア306が回転すると、ベース308も回転する。また、同時にLED311も発光され、光の線314が透光体312の側面に映し出される。ベース308が回転すると、透光体312は遠心力によって外周方向にしなりながら回転する。回転する透光体312は、遊技者から見ると左右方向および奥行き方向に運動する。すなわち、透光体312が光の線314を映し出しながら3次元的に運動するという変化に富んだ、高い演出効果を実現することができる。
【0033】
モータ304の回転を逆転させたり、正転と逆転を小刻みに繰り返したりすることにより、透光体312の揺れ方を様々に変化させ、より高い演出効果を得ることもできる。
また、ベース308の回転数を高くすると、遠心力によって透光体312が軸方向に伸びる。従って、透光体312が3次元的に運動し、かつ軸方向に伸びるという変化に富んだ演出効果を実現することができる。
【0034】
(第3実施形態)
本発明に係わる第3実施形態を説明する。なお、以下においては、第1実施形態、第2実施形態と重複する説明は省略し、本第3実施形態として特徴的な透光体演出装置330のみを説明する。
図9に示されているように、透光体演出装置330は、ベース332、ホルダ334、透光体336、軸支部338を備えている。円盤状のベース332は、軸332bが回転可能に軸支されているとともに、外周部に歯型332aが形成されている。ベース332は、第2実施形態の透光体演出装置301と同様に、モータ(図示省略)によって回転駆動される。ベース332の軸332bから離れた下面位置に、ホルダ334が固定されている。ホルダ334内には、LED(図示省略)が装着されている。透光体336の一端336aはホルダ334に接着されているとともに、その他端336bは軸支部338に被さるようにして軸支されている。
【0035】
ベース332が回転されるのと同時にLEDも発光される。ベース332が回転されると、透光体336は他端336bが軸支された状態で一端336aが回転する。また、LEDが発光されているので、透光体336の側面に光の線339が映し出される。このように光の線339が映し出された透光体336が3次元的に運動すると、高い演出効果を得ることができる。
【0036】
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有 用性を発揮するものであり、出願時の請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
【0037】
(1)透光体は、弾性変形可能な柱状であっても良い。柱状の透光体が変形すると、高い演出効果を得ることができる。
【0038】
(2)透光体の端部以外を駆動することもできる。例えば、透光体の軸方向の中間部分を駆動する。
また、透光体の複数箇所(例えば、両端部)を駆動することもできる。
【0039】
(3)LEDを複数用いることもできる。例えば、図6に示されているように、2つのLED89が発光すると、透光体85には、LED89から離れるのにしたがって次第に接近して1本になる光の線99が映し出される。従って、より高い演出効果を得ることができる。LED89が発光する色を異ならせることもできる。
【0040】
(4)透光体演出装置の前方側に配置されているガラス81は、半透明とすることもできる。ガラス81を半透明にすると、透光体は視認されず、光の線のみが視認される。従って、どのようにして光の線が映し出されているのかが分からない。従って、高い演出効果を得ることができる。
【0041】
(5)透光体は、無色ではなく、有色(例えば、赤色、青色、黄色)であってもよい。このように構成することにより、LEDが発光する色と、透光体の色とが重なり合った複雑な色合いの光の線が映し出される。
【0042】
(6)透光体の内部にLEDを設けたり、透光体の側面にLEDを配置するように構成することもできる。
【0043】
(7)透光体の軸直角方向断面は円状であることに限られない。例えば、透光体の断面を楕円状に形成すると、力が加えられる方向によって変形の度合いが異なってくるので、より変化に富んだ演出が可能になる。
【0044】
(8)透光体を、側面発光タイプの光ファイバーとすることもできる。側面発光タイプの光ファイバーは、鮮やかに発光する。よって、それを用いた演出装置は、より高い演出効果を奏することができる。
【0045】
(9)透光体の側面に凹凸を形成することもできる。透光体の側面に凹凸を形成すると、透光体側面の発光態様をより変化に富んだものにすることができる。
【0046】
(10)透光体の側面にスパイラル状の突条を形成することもできる。このように構成すると、透光体側面の発光変化がより大きくなる。
【0047】
(11)透光体演出装置が適用されるのは、パチンコ機に限られない。透光体演出装置は、他の遊技機(例えば、スロットマシン、パチスロ機)にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るパチンコ機の正面図。
【図2】第1実施形態に係る表示器の正面図。
【図3】第1実施形態に係るメイン制御部と表示制御部のブロック図。
【図4】第1実施形態に係る透光体演出部の側面図(動作停止時)。
【図5】第1実施形態に係る透光体演出部の側面図(動作時)。
【図6】第1実施形態に係る透光体演出部の側面図(動作停止時。LEDを2個設けた場合)。
【図7】第1実施形態に係わる透光体演出部の側面図(複数の曲がりを持つように動作させた場合)。
【図8】第2実施形態に係る透光体演出部の側面図(動作時)。
【図9】第3実施形態に係る透光体演出部の側面図(動作時)。
【符号の説明】
10:パチンコ機
12:遊技盤面
14:表示器
15:装飾
17:ゲート
18:普通入賞口
19:普通図柄表示部
22:図柄表示装置
25:風車
26:スピーカ
27:ランプ
30:第1種始動口、30a:可動翼片
33:球抜きレバー
34:大入賞口
36:開閉扉
38:ハンドル
40:下皿
42:灰皿
44:レール
46:上皿
50:大入賞口ソレノイド
54:ゲートセンサ
56:始動口センサ
72:左図柄
74:中図柄
76:右図柄
78:透光体演出部
79:透光体ソレノイド、79a:プランジャ
81:ガラス
82:ベース
83:ホルダ
84:LED
85:透光体
86:光の線
87:透光体のゆれ方向を示す矢印
89:LED
99:光の線
100:メイン制御部
102:CPU
104:ROM
106:RAM
108:入力処理回路
110:出力処理回路
112:通信制御回路
114:BUS
200:表示制御部
202:CPU
204:ROM
206:RAM
208:通信制御回路
210:出力処理回路
212:BUS
301:透光体演出部
304:モータ、304aシャフト
306:ピニオンギア
308:ベース、308a:軸、308b:歯型
310:ホルダ
312:透光体
314:光の線

Claims (11)

  1. 弾性変形可能であるとともに側面が発光する柱状の透光体と、透光体の少なくとも一端部を駆動する手段とを備えることを特徴とする演出装置。
  2. 透光体の側面に凹凸が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の演出装置。
  3. 透光体はコイルスプリング状であることを特徴とする請求項1に記載の演出装置。
  4. 透光体の端部近傍に少なくとも1つの光源体が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の演出装置。
  5. 駆動手段は、透光体の端部を直線揺動運動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の演出装置。
  6. 駆動手段は、透光体の端部を回転運動させることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の演出装置。
  7. 駆動されていない状態の透光体はその軸が垂直方向に配置され、駆動手段は透光体の下端部を駆動することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の演出装置。
  8. 駆動されていない状態の透光体はその軸が垂直方向に配置され、駆動手段は透光体の上端部を駆動することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の演出装置。
  9. 駆動手段が駆動するのとは反対側の透光体端部も支持されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の演出装置。
  10. 透光体をカバーする半透明部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の演出装置。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の演出装置を備えた遊技機。
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