JP4704461B2 - 業務モデル生成プログラム、業務モデル生成方法および業務モデル生成装置 - Google Patents
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Description
W.M.P van der Aalst、外5名、"Workflow Mining: A Survey of Issues and Approaches"、[online]、[2006年11月8日検索]、インターネット〈URL: http://is.tm.tue.nl/research/processmining/papers/wf-min-surv.pdf〉
図1は、本実施の形態の概要を示す図である。図1に示されるコンピュータ10は、データベース管理システムが出力するデータベースの更新情報から、典型業務フロー図と例外業務フロー図とで構成される業務モデルを生成するものである。コンピュータ10は、更新情報記憶手段11、業務フロー抽出手段12、業務フロー分類手段13および業務モデル表示手段14を有する。
以下、第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図2は、本実施の形態のシステム構成を示す図である。第1の実施の形態の業務分析システムは、データベース管理システムが出力するデータベースの更新情報を分析し、業務モデルを自動生成するものである。
次に、業務分析装置100のモジュール構成について説明する。
図5は、第1の実施の形態の更新情報テーブルのデータ構造例を示す図である。更新情報テーブル110aには、更新情報が1つのテーブルの更新処理ごとにテーブル化されて格納されている。更新情報テーブル110aには、処理IDを示すフィールド111、テーブル名を示すフィールド112および更新時刻を示すフィールド113が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、更新情報を構成する。
図7は、業務フロー抽出処理の手順を示すフローチャートである。以下、図7に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
図8は、業務フロー分類処理の手順を示すフローチャートである。以下、図8に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS22]業務フロー分類部150は、業務フロー抽出部140からユーザ定義分類割合を受け取ったときは、ユーザ定義分類割合を分類割合と決定する。一方、業務フロー抽出部140からユーザ定義分類割合の情報を受け取らなかったときは、予め設定された値を分類割合と決定する。
[ステップS25]業務フロー分類部150は、ステップS24で選択した業務フローを典型業務フローに指定する。
[ステップS27]業務フロー分類部150は、累積出現数が閾値以上であるか否か判断する。累積出現数が閾値以上である場合、処理がステップS28に進められる。累積出現数が閾値未満である場合、処理がステップS24に進められる。
[ステップS29]業務フロー分類部150は、業務モデル記憶部120に格納された典型業務フロー情報テーブル120aおよび例外業務フロー情報テーブル120bに登録されている情報をすべて削除する。そして、業務フロー分類部150は、ステップS25で典型業務フローに指定した業務フローのテーブル列および出現数を、典型業務フロー情報として典型業務フロー情報テーブル120aに登録する。また、業務フロー分類部150は、ステップS28で例外業務フローに指定した業務フローのテーブル列および出現数を、例外業務フロー情報として例外業務フロー情報テーブル120bに登録する。
図9は、典型業務フロー図の表示例を示す図である。業務フロー図表示画面51は、業務モデル表示部160からの出力によってモニタ50に表示される画面である。業務フロー図表示画面51には、すべての典型業務フローを表す1つの典型業務フロー図が表示される。
なお、本実施の形態では、1つの例外業務フロー図で1つの例外業務フローを表示することとしたが、1つの例外業務フロー図で1つ以上の例外業務フローを表示するようにしてもよい。この場合、選択領域51f,52hを、複数の要素を選択できる選択領域に置き換えればよい。
次に、第2の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。前述の第1の実施の形態との相違点を中心に説明し、同様の事項については説明を省略する。
更新情報テーブル410aには、更新情報が1つのテーブルの更新処理ごとにテーブル化されて格納されている。更新情報テーブル410aには、処理IDを示すフィールド411、テーブル名を示すフィールド412、更新時刻を示すフィールド413および属性値を示すフィールド414が設けられている。各フィールドの横方向に並べられた情報同士が互いに関連付けられて、更新情報を構成する。
フィールド414には、テーブルの属性名と更新後の値との組が設定される。すなわち、フィールド411で示されるデータ更新処理によってフィールド412で示されるテーブルが更新された際の、更新対象となった属性の属性名と更新後の値との組が設定される。例えば、属性名、“=”、更新後の値という文字列が設定される。フィールド414には、属性名と更新後の値との組が複数個設定される場合もある。
典型業務フロー情報テーブル420aに格納される典型業務フロー情報は、業務フロー分類部450によって登録される。例えば、出現数が“2000”、テーブル列が“request_info,btrip_cntl,・・・(以下省略)”という情報が登録される。
フィールド425には、フィールド424で示されるテーブルの更新順序と対応して、更新された属性値の情報の列が設定される。属性値の情報には、属性名と更新後の値との組が1個以上含まれる。例えば、“(”、属性名、“=”、更新後の値、“)”という文字列で構成される。属性名と更新後の値との組が複数個ある場合、“(”と“)”との間にカンマ区切りで記述される。
[ステップS31]業務モデル表示部460は、選択可能な整列方法の一覧を表示し、ユーザに整列方法を1つ選択させる。そして、業務モデル表示部460は、選択された整列方法を、例外業務フローを表す情報の整列に用いる整列方法と決定する。
[ステップS113]業務フロー整列部470は、業務モデル記憶部420に格納された典型業務フロー情報テーブル420aを参照して、未選択の典型業務フローを1つ選択する。
[ステップS118]業務フロー整列部470は、ステップS111ですべての例外業務フローを選択したか否か判断する。すべての例外業務フローを選択した場合には、処理がステップS119に進められる。未選択の例外業務フローがある場合には、処理がステップS111に進められる。
例えば、2つの典型業務フローP,Qと3つの例外業務フローR,S,Tがあるとする。そして、距離(P,R)=3、距離(Q,R)=4とすると、例外業務フローRの代表距離は3である。同様に、距離(P,S)=2、距離(Q,S)=5とすると、例外業務フローSの代表距離は2である。距離(P,T)=4、距離(Q,T)=4とすると、例外業務フローTの代表距離は4である。この場合、3つの例外業務フローの表示順序は、T,R,Sの順となる。
[ステップS114i]業務フロー整列部470は、ステップS114dでn行目の行まで選択が終わると、ステップS114e〜S114hの繰り返し処理を終了する。
図18は、距離計算処理の流れを示す概念図である。図18は、典型業務フローのテーブル列が“A,B1,C,D,E”、例外業務フローのテーブル列が“A,B2,C,D,E,F”の場合の距離計算処理の流れを示している。ここで、典型業務フローの長さが5,例外業務フローの長さが6であるため、6行7列の行列が定義される。
選択領域541aは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域541aには、代表距離が大きい順に例外業務フローを表す情報の一覧が表示される。例外業務フローを表す情報には、例外業務フローの代表距離が含まれる。ユーザは、選択領域541aに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
選択領域542a,542bは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域542aには、1つ目の典型業務フローに分類された例外業務フローを表す情報が、1つ目の典型業務フローとの距離が小さい順に表示される。選択領域542bには、2つ目の典型業務フローに分類された例外業務フローを表す情報が、2つ目の典型業務フローとの距離が小さい順に表示される。例外業務フローを表す情報には、距離が含まれる。ユーザは、選択領域542a,542bに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
[ステップS136]業務フロー整列部470は、ステップS132ですべての例外業務フローを選択したか否か判断する。すべての例外業務フローを選択した場合には、処理がステップS137に進められる。未選択の例外業務フローがある場合には、処理がステップS132に進められる。
選択領域531aは、一覧からテーブル名を選択するための領域である。選択領域531aには、すべてのテーブル名が表示される。また、選択領域531aには、業務フローの開始を意味する“INITIAL”と業務フローの終了を意味する“FINAL”とが表示される。ユーザは、選択領域531aに表示されたテーブル名の中から1つを選択することができる。
選択領域543a,543bは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域543aには、該当フローに分類された例外業務フローを表す情報が、指定テーブル列の出現回数が多い順に表示される。選択領域543bには、非該当フローに分類された例外業務フローを表す情報が表示される。該当フローに分類された例外業務フローを表す情報には、出現回数が含まれる。ユーザは、選択領域543a,543bに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
[ステップS146]業務フロー整列部470は、ステップS143で選択した例外業務フローのテーブル列にステップS142で取得した事前テーブル名が含まれるか判断する。また、業務フロー整列部470は、事前テーブル名に対応するすべての属性値がステップS142で取得した事前条件を具備するか判断する。事前テーブル名が含まれ、かつ、事前条件を具備する場合には、処理がステップS147に進められる。少なくとも、事前テーブル名が含まれないか、または、事前条件を具備しない属性値がある場合には、処理がステップS148に進められる。
[ステップS148]業務フロー整列部470は、ステップS143で選択した例外業務フローを条件不備フローに分類する。
選択領域532aは、一覧から事前テーブル名を選択するための領域である。ユーザは、選択領域532aに表示されたテーブル名の中から1つを選択することができる。選択領域532bは、一覧から事後テーブル名を選択するための領域である。ユーザは、選択領域532bに表示されたテーブル名の中から1つを選択することができる。
選択領域544a,544b,544cは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域544aには、条件不備フローに分類された例外業務フローを表す情報が表示される。選択領域544bには、条件具備フローに分類された例外業務フローを表す情報が表示される。選択領域544cには、対象外フローに分類された例外業務フローを表す情報が表示される。ユーザは、選択領域544a,544b,544cに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
[ステップS153]業務フロー整列部470は、変数として正規テーブル列を定義し、初期値を空配列に設定する。また、変数としてポインタを定義し、初期値を0に設定する。
[ステップS155]業務フロー整列部470は、ステップS154で選択したテーブル名が正規テーブル列に含まれているか否か判断する。含まれていない場合には、処理がステップS156に進められる。含まれている場合には、処理がステップS157に進められる。
[ステップS157]業務フロー整列部470は、正規テーブル列においてステップS154で選択したテーブル名が格納されている位置を示す数値が、ポインタの値以下であるか否か判断する。ポインタの値以下の場合には、処理がステップS158に進められる。ポインタの値より大きい場合には、処理がステップS159に進められる。なお、正規テーブル列における位置を示す数値は、1以上の整数である。
[ステップS159]業務フロー整列部470は、ポインタの値を、正規テーブル列においてステップS154で選択したテーブル名が格納されている位置を示す数値に設定する。
[ステップS162]業務フロー整列部470は、ステップS151ですべての例外業務フローを選択したか否か判断する。すべての例外業務フローを選択した場合には、処理がステップS163に進められる。未選択の例外業務フローがある場合には、処理がステップS151に進められる。
図29は、第5の整列処理の流れを示す概念図である。図29は、例外業務フローのテーブル列が“A,B,C,D,B,C,E,C,D”の場合における、手戻り数の計算の流れを示している。以下、図29に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
図30は、第5の整列処理の例外業務フロー選択画面の表示例を示す図である。図30に示す例外業務フロー選択画面545は、上記ステップS31で整列方法が“手戻り発生フロー”に決定された場合に、上記ステップS34で業務モデル表示部460によってモニタ50に表示される画面である。
選択領域545a,545bは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域545aには、手戻り数が1以上の例外業務フローを表す情報が、手戻り数の大きい順に表示される。選択領域545bには、手戻り数が0の例外業務フローを表す情報が表示される。手戻り数が1以上の例外業務フローを表す情報には、手戻り数が含まれる。ユーザは、選択領域545a,545bに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
[ステップS173]業務フロー整列部470は、ステップS171で選択した例外業務フローのテーブル列の先頭から順に、隣接する2つのテーブル名の組を選択する。
[ステップS176]業務フロー整列部470は、ステップS173で隣接するすべてのテーブル名の組を選択したか否か判断する。すべてのテーブル名の組を選択した場合には、処理がステップS177に進められる。未選択のテーブル名の組がある場合には、処理がステップS173に進められる。
[ステップS178]業務フロー整列部470は、ステップS171ですべての例外業務フローを選択したか否か判断する。すべての例外業務フローを選択した場合には、処理がステップS179に進められる。未選択の例外業務フローがある場合には、処理がステップS171に進められる。
例えば、例外業務フローのテーブル列が“A,B,B,B,C,C,D”であるとする。このとき、隣接する6組のテーブル名のうち、(A,B)、(B,C)、(C,D)の3組でテーブル名が一致せず、(B,B)、(B,B)、(C,C)の3組でテーブル名が一致する。したがって、テーブル列が“A,B,B,B,C,C,D”の場合における繰り返し数は3となる。
選択領域546a,546bは、一覧から例外業務フローを選択するための領域である。選択領域546aには、繰り返し数が1以上の例外業務フローを表す情報が、繰り返し数の大きい順に表示される。選択領域546bには、繰り返し数が0の例外業務フローを表す情報が表示される。繰り返し数が1以上の例外業務フローを表す情報には、繰り返し数が含まれる。ユーザは、選択領域546a,546bに表示された例外業務フローの中から1つを選択することができる。
このような業務分析装置400を用いることで、第1の実施の形態の業務分析装置100を用いた場合と同様の効果を得られる。さらに、業務分析装置400を用いることで、例外業務フローの中から特定の条件を具備する業務フローを容易に抽出することができる。例外業務フローは、例外的に発生する業務フローであるため、出現数が少ないものが多種類存在することが多い。したがって、上記の整列処理の機能は、有益な例外業務フローを効率的に発見する上で、大変有用な機能である。
11 更新情報記憶手段
12 業務フロー抽出手段
13 業務フロー分類手段
14 業務モデル表示手段
21,22,23 データベース管理システム
21a,22a,23a 更新情報
31 典型業務フロー図
32 例外業務フロー図
Claims (14)
- コンピュータシステムの稼働状況から業務の流れを表す業務モデルを自動生成する業務モデル生成プログラムにおいて、
コンピュータを、
複数のデータ集合の更新処理を含むデータ更新処理を個々に識別する処理識別情報と、前記データ更新処理によって更新された前記データ集合のデータ集合名と、前記データ集合が更新された更新時刻とが関連付けて記憶された更新情報記憶手段を参照して、前記データ更新処理ごとに、前記データ更新処理によって更新されたすべての前記データ集合の前記データ集合名を前記更新時刻の早い順に並べたフロー情報を作成すると共に、作成したすべての前記フロー情報から、同一の前記フロー情報の出現数をそれぞれ計算する業務フロー抽出手段、
前記業務フロー抽出手段で作成した前記フロー情報で示される業務フローを前記出現数の大きい順に、前記出現数が、予め設定された出現数の閾値条件に該当する出現数である前記業務フローを選択し、選択した前記業務フローを典型業務フローと判定すると共に、選択しなかった前記業務フローを例外業務フローと判定する業務フロー分類手段、
前記業務フロー分類手段で判定したすべての前記典型業務フローの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする典型業務フロー図を表示すると共に、前記業務フロー分類手段で判定した前記例外業務フローとすべての前記典型業務フローとの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする例外業務フロー図を表示する業務モデル表示手段、
として機能させることを特徴とする業務モデル生成プログラム。 - 前記業務フロー分類手段は、前記典型業務フローの判定において、前記フロー情報で示される前記業務フローを前記出現数の大きい順に整列し、累積の前記出現数が予め設定された閾値に達するまで前記出現数の上位から順に前記業務フローを選択することを特徴とする請求項1記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示し、ユーザの操作入力によって1つ以上の前記例外業務フローが選択されると、すべての前記典型業務フローと選択された前記例外業務フローとの情報から、前記例外業務フロー図を表示することを特徴とする請求項1又は2記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務フロー分類手段は、前記典型業務フローの判定の前にユーザの操作によってユーザ指定閾値が入力されると、入力された前記ユーザ指定閾値を前記閾値条件として用いて前記典型業務フローの判定を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、前記例外業務フローごとに、すべての前記典型業務フローとの間で前記データ集合名の列の乖離度を計算して、最も小さい前記乖離度を前記例外業務フローの代表距離と判定し、前記代表距離が大きい順に整列して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、前記例外業務フローごとに、すべての前記典型業務フローとの間で前記データ集合名の列の乖離度を計算して、最も前記乖離度が小さい前記典型業務フローを前記例外業務フローの分類先と判定し、前記分類先に応じて区分して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、ユーザの操作入力によって前記データ集合名の列である検索列が指定されると、前記例外業務フローごとに前記検索列の出現回数を計算し、前記出現回数が多い順に整列して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、ユーザの操作入力によって事前データ集合名と事後データ集合名とが指定されると、前記事後データ集合名が出現し前記事前データ集合名が出現しない前記例外業務フローを条件不備フローと判定し、前記条件不備フローを区別して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、同一の前記データ集合名の列が複数回出現する前記例外業務フローを非効率フローと判定し、前記非効率フローを区別して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- 前記業務モデル表示手段は、同一の前記データ集合名が連続して出現する前記例外業務フローを非効率フローと判定し、前記非効率フローを区別して前記例外業務フローを示す情報の一覧を表示することを特徴とする請求項3記載の業務モデル生成プログラム。
- コンピュータシステムの稼働状況から業務の流れを表す業務モデルを自動生成する、コンピュータが実行する業務モデル生成方法において、
前記コンピュータが、複数のデータ集合の更新処理を含むデータ更新処理を個々に識別する処理識別情報と、前記データ更新処理によって更新された前記データ集合のデータ集合名と、前記データ集合が更新された更新時刻とが関連付けて記憶された更新情報記憶手段を参照して、前記データ更新処理ごとに、前記データ更新処理によって更新されたすべての前記データ集合の前記データ集合名を前記更新時刻の早い順に並べたフロー情報を作成すると共に、作成したすべての前記フロー情報から、同一の前記フロー情報の出現数をそれぞれ計算し、
前記コンピュータが、作成した前記フロー情報で示される業務フローを前記出現数の大きい順に、前記出現数が、予め設定された出現数の閾値条件に該当する出現数である前記業務フローを選択し、選択した前記業務フローを典型業務フローと判定すると共に、選択しなかった前記業務フローを例外業務フローと判定し、
前記コンピュータが、判定したすべての前記典型業務フローの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする典型業務フロー図を表示すると共に、判定した前記例外業務フローとすべての前記典型業務フローとの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする例外業務フロー図を表示する、
ことを特徴する業務モデル生成方法。 - 前記典型業務フローの判定において、前記コンピュータが、前記フロー情報で示される前記業務フローを前記出現数の大きい順に整列し、累積の前記出現数が予め設定された閾値に達するまで前記出現数の上位から順に前記業務フローを選択することを特徴とする請求項11記載の業務モデル生成方法。
- コンピュータシステムの稼働状況から業務の流れを表す業務モデルを自動生成する業務モデル生成装置において、
複数のデータ集合の更新処理を含むデータ更新処理を個々に識別する処理識別情報と、前記データ更新処理によって更新された前記データ集合のデータ集合名と、前記データ集合が更新された更新時刻とが関連付けて記憶された更新情報記憶手段を参照して、前記データ更新処理ごとに、前記データ更新処理によって更新されたすべての前記データ集合の前記データ集合名を前記更新時刻の早い順に並べたフロー情報を作成すると共に、作成したすべての前記フロー情報から、同一の前記フロー情報の出現数をそれぞれ計算する業務フロー抽出手段と、
前記業務フロー抽出手段で作成した前記フロー情報で示される業務フローを前記出現数の大きい順に、前記出現数が、予め設定された出現数の閾値条件に該当する出現数である前記業務フローを選択し、選択した前記業務フローを典型業務フローと判定すると共に、選択しなかった前記業務フローを例外業務フローと判定する業務フロー分類手段と、
前記業務フロー分類手段で判定したすべての前記典型業務フローの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする典型業務フロー図を表示すると共に、前記業務フロー分類手段で判定した前記例外業務フローとすべての前記典型業務フローとの情報から、それぞれの前記データ集合名をノードとする例外業務フロー図を表示する業務モデル表示手段と、
を有することを特徴とする業務モデル生成装置。 - 前記業務フロー分類手段は、前記典型業務フローの判定において、前記フロー情報で示される前記業務フローを前記出現数の大きい順に整列し、累積の前記出現数が予め設定された閾値に達するまで前記出現数の上位から順に前記業務フローを選択することを特徴とする請求項13記載の業務モデル生成装置。
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