JP5169559B2 - 業務フロー分析プログラム、方法及び装置 - Google Patents

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Description

本技術は、業務フローの分析技術の分野に関する。
例えば業務プロセス・リエンジニアリング(BPR:Business Process Re-engineering)のために、企業などにおいて用いられている業務システムで生成されたデータを収集・解析することにより業務フローを自動的に生成する技術が既に知られている。この技術においては、実際に業務を行うことによって生成される業務データから業務フローを抽出するので、各業務フローが発生する頻度を分析することで、頻度の少ない業務フローを例外フローとして特定し、ユーザに提示することができる。
特開2005−115494号公報
上で述べた技術では、業務フローが発生する頻度に基づき主要フローと例外フローとに分けるような考え方を採用しているが、業務フローに付随する「金額」や「数量」といった属性の属性値に着目することはなかった。しかしながら、例えば売上高が高い業務フローと低い業務フローとでは異なっている場合が多く、特定の属性の属性値に応じた業務フローの変化について検討できないのは問題である。さらに、業務フローに付随する特定の属性の属性値と業務フローとの関係で特徴的なポイントを特定することは、人手では困難な場合が多い。
従って、本技術の目的は、業務フローに付随する特定の属性の属性値と業務フローとの関係で特徴的なポイントを自動的に抽出することである。
本業務フロー分析方法は、実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、各所定範囲について、抽出されたプロセスインスタンスに含まれる、業務イベント間の遷移を特定して、特定された業務イベント間の遷移に基づき、抽出されたプロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、特定された所定範囲について抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部に出力する出力ステップとを含む。
業務フローに付随する特定の属性の属性値と業務フローとの関係で特徴的なポイントを自動的に抽出できるようになる。
図1に、本技術の一実施の形態に係る業務フロー分析装置100の機能ブロック図を示す。本実施の形態に係る業務フロー分析装置100は、ユーザ又はユーザ端末に対するインターフェースとなり且つユーザに提示すべきデータを生成する入出力部110と、プロセスインスタンスに関する各種データを格納するプロセスインスタンスデータ格納部140と、プロセスインスタンスデータ格納部140に格納されているデータを用いて特定のプロセスインスタンスを抽出する処理を実施するプロセスインスタンス抽出処理部130と、プロセスインスタンス抽出処理部130によって抽出されたプロセスインスタンスのデータなどを格納する抽出プロセスインスタンス格納部150と、プロセスインスタンス抽出処理部130と連携し且つプロセスインスタンスデータ格納部140に格納されているデータを用いて業務フローと指定属性との関係において特徴的なポイントを抽出する変化点抽出処理部120とを有する。なお、入出力部110は、変化点抽出処理部120及びプロセスインスタンス抽出処理部130と連携して処理を行う。また、入出力部110は、業務フロー分析装置100がスタンドアロン型の装置であれば、表示装置や印刷装置等の出力装置に接続されている。また、入出力部110は、業務フロー分析装置100がネットワークを介してユーザ端末に接続されている場合には、ユーザ端末に表示用のデータを送信して、ユーザ端末に表示などを行わせる。
なお、業務システムによって生成された業務データ(例えば、業務イベント毎に生成されるレコード)を格納するデータベース300から案件毎に業務データを時系列にまとめて多数のプロセスインスタンスを生成するプロセスインスタンス生成装置200も必要であるが、このプロセスインスタンス生成装置200については背景技術の欄で示したような従来技術に示された装置で実現可能であり、本実施の形態では主要部ではないので、これ以上述べない。
プロセスインスタンスデータ格納部140に格納されるデータの一例を図2乃至図18を用いて説明する。なお、このようなデータを、必ず以下で示すようなテーブルで管理しなければならないわけではなく、このようなデータを利用できるようなどのような管理形態であっても良い。
図2にフローテーブルの一例を示す。図2のフローテーブルでは、プロセスインスタンス種別毎に、件数と、当該プロセスインスタンス種別における業務イベントの出現順番を表すシーケンスと、当該プロセスインスタンス種別に属するプロセスインスタンスのIDとが登録されるようになっている。
図3に属性テーブルの一例を示す。図3の属性テーブルでは、属性名と、属性値と、当該属性に関係するイベントのIDとが登録されるようになっている。同じイベントでも、複数の属性に関係することがある。
図4にイベントテーブルの一例を示す。図4のイベントテーブルでは、イベント名と、イベントIDと、当該イベントのプロセスインスタンスのIDとが登録されるようになっている。
次に、図5乃至図18を用いて業務フロー分析装置100の処理内容について説明する。まず、入出力部110は、ユーザに対して注目属性の指定を促し、ユーザからの注目属性の指定を受け付ける(ステップS1)。例えば、属性名の入力を受け付ける。属性にIDが付与されているような場合には、当該属性のIDであってもよい。
次に、入出力部110は、例えばプロセスインスタンス抽出処理部130に注目属性を出力して、当該注目属性の最大値及び最小値を取得するように要求する。これに対して、プロセスインスタンス抽出処理部130は、プロセスインスタンスデータ格納部140における例えば属性テーブルを、注目属性で検索して該当する属性値を取得し、最大値及び最小値を特定して、入出力部110に出力する。入出力部110は、プロセスインスタンス抽出処理部130から注目属性の最大値及び最小値を受け取ると、例えば図6に示すようなスライダーを含む表示を行う(ステップS3)。ステップS3で表示される画面の一例を図6に示す。図6の画面例は「金額」が注目属性として選択された場合の画面例であり、画面の左側に、つまみ1001aを含むスライダー1001と現在値(ここでは「0」)の表示と変化点抽出ボタン1002とが含まれる。スライダー1001の目盛りは、プロセスインスタンスデータ格納部140から抽出された注目属性の最小値「0」から最大値「1000000」までとなっている。また、現在値については、スライダー1001のつまみ1001aによって指示された値が表示されるようになっている。さらに、画面右側の欄1003は、図6では空欄であるが、以下で説明するように、該当するプロセスインスタンスを重ね合わせた業務フローが表示される。このような表示からユーザは、スライダー1001のつまみ1001aを動かして、注目属性「金額」について注目すべき値を設定することができる。
なお、ステップS3については実施せず、予め属性に対応して設定されている範囲の目盛りをスライダー1001に表示するようにしても良い。
次に、入出力部110は、ユーザがスライダー1001のつまみ1001aを調整して注目属性の属性値、すなわち属性値の閾値の設定を行っているか判断する(ステップS4)。閾値の設定を行っている場合には、入出力部110は、スライダー1001の設定から以下の処理で用いる閾値を取得し、注目属性と閾値とを含むプロセスインスタンス抽出要求をプロセスインスタンス抽出処理部130に出力する(ステップS5)。プロセスインスタンス抽出処理部130は、入出力部110から、注目属性と閾値とを含むプロセスインスタンス抽出要求を受信すると、プロセスインスタンス抽出処理を実施する(ステップS7)。このプロセスインスタンス抽出処理については、図7乃至図12を用いて説明する。
プロセスインスタンス抽出処理部130は、プロセスインスタンスデータ格納部140のフローテーブルから、未処理のフロー(すなわちプロセスインスタンス種別)を1つ特定する(ステップS21)。さらに、特定されたフロー(プロセスインスタンス種別)に対応する未処理のプロセスインスタンスIDを1つ特定する(ステップS23)。ここで、プロセスインスタンスデータ格納部140のイベントテーブルから、特定されたプロセスインスタンスIDに属するイベントIDを取得する(ステップS25)。図4の例でord001の場合には、ev001(受注)及びev005(発送)が抽出される。
そして、プロセスインスタンス抽出処理部130は、取得イベントIDと注目属性名とでプロセスインスタンスデータ格納部140の属性テーブルを検索し、該当する属性値を抽出する(ステップS27)。例えば、注目属性の「金額」とev001とで図3に示した属性テーブルを検索すると、「400000」が抽出される。
さらに、プロセスインスタンス抽出処理部130は、抽出された属性値と指定閾値とを比較して、抽出された属性値が指定閾値以下であるか判断する(ステップS29)。指定閾値が「600000」で、抽出された属性値が「400000」であれば、抽出された属性値は指定閾値以下と判断される。
従って、抽出された属性値が指定閾値以下である場合には、プロセスインスタンス抽出処理部130は、ステップS23で特定したプロセスインスタンスIDを、ステップS21で特定したフロー(プロセスインスタンス種別)を特定するデータに対応して、抽出プロセスインスタンス格納部150に登録する(ステップS31)。例えば、図2に示したフローテーブルと同様のデータ構造において、抽出された属性値が指定閾値以下であるプロセスインスタンスIDのみが登録されるようになる。その後ステップS33に移行する。一方、抽出された属性値が指定閾値より大きい場合には、ステップS33に移行する。
そして、プロセスインスタンス抽出処理部130は、未処理のプロセスインスタンスIDが存在しているか判断し(ステップS33)、未処理のプロセスインスタンスIDが存在する場合にはステップS23に戻る。一方未処理のプロセスインスタンスIDが存在しない場合には、未処理のフロー(プロセスインスタンス種別)が存在するか判断する(ステップS35)。未処理のフロー(プロセスインスタンス種別)が存在する場合には、ステップS21に戻る。一方、未処理のフロー(プロセスインスタンス種別)が存在しない場合には、元の処理に戻る。
このようすれば、注目属性の属性値が指定閾値以下のプロセスインスタンスのデータが抽出プロセスインスタンス格納部150に登録されるようになる。
プロセスインスタンス抽出処理部130は、抽出プロセスインスタンス格納部150に登録されているデータを、入出力部110に出力する。入出力部110は、例えばメインメモリなどの記憶装置に、プロセスインスタンス抽出処理部130から受け取ったデータを格納する。
図5の処理の説明に戻って、入出力部110は、プロセスインスタンス抽出処理部130から受け取ったプロセスインスタンスを重ね合わせて、フロー図を生成する(ステップS9)。プロセスインスタンスの重ね合わせ処理については従来技術ではあるが、簡単に述べれば、複数のプロセスインスタンスにおいて同一のイベント間遷移が生じている部分については統合して、異なる種類のイベント間遷移については統合した業務フローに付加する形で、全てのプロセスインスタンスのパターンが現れる1つの業務フローを生成するものである。例えば生成されたフロー図については、メインメモリなどの記憶装置に格納される。
例えば、上で述べた注目属性が「金額」で閾値となる属性値が「600000」の場合に生成されるフロー図は、例えば図8のようになる。図8の例では、「開始」から「終了」までに、「受注」、「在庫」、「発送」といった順番でイベント間遷移が発生するプロセスインスタンスと、「受注」、「発注」、「納品」、「検査」、「発送」といった順番でイベント間遷移が発生するプロセスインスタンスが重ね合わされていることが分かる。
次に、入出力部110は、プロセスインスタンス抽出処理部130から受け取った全てのプロセスインスタンスにおけるイベント間遷移の各種類について、その発生頻度をカウントし、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS11)。図8にも示したように、「開始」から「受注」へのイベント間遷移は、抽出されたプロセスインスタンス全ての件数1000件発生している。また、「受注」から「在庫」へのイベント間遷移は、抽出されたプロセスインスタンスのうち600件発生している。さらに、「受注」から「発注」へのイベント間遷移は、抽出されたプロセスインスタンスのうち400件発生している。このようにイベント間遷移の各種類について、発生頻度をカウントする。
その後、入出力部110は、ステップS11でカウントした、イベント間遷移の各種類の発生頻度を含むフロー図を生成し、ユーザ端末又はユーザに対して出力する(ステップS13)。例えば図9に示すような画面が表示される。スライダー1001のつまみ1001aがユーザの指示に従って「600000」のところを指しており、この値を閾値として注目属性「金額」が「600000」となっているプロセスインスタンスから生成されるフロー図が右側表示欄1003に含まれている。
このような表示を行うことによって、ユーザは、注目属性について特定の属性値以下の属性値に係るプロセスインスタンスの様子を把握することができるようになる。
なお、ユーザは、スライダー1001のつまみ1001aを動かすことによって、閾値を自由に指定でき、自ら閾値を調整して、注目属性の属性値とプロセスインスタンスの構成との関係において変化点となるような注目属性の属性値を見つけ出すことも可能である。
例えば、上で述べた例で注目属性「金額」の閾値を「500000」に設定した場合のフロー図の例を図10に示す。図10の例では、「開始」から「終了」までに、「受注」「在庫」「発送」というイベントが発生しており、経路は1つだけで、閾値以下のプロセスインスタンスは全てこの経路を通過していることが分かる。
また、上で述べた例で注目属性「金額」の閾値を「800000」に設定した場合のフロー図を図11に示す。図11の例では、閾値が「600000」の場合における図8のフロー図に似ているが、「検査」への自己遷移が発生することが分かる。
さらに、上で述べた例で注目属性「金額」の閾値を「1000000」に設定した場合のフロー図を図12に示す。図12の例では、閾値が「800000」に設定した場合のフロー図と同じで変化がないことが分かる。当然ながらイベント間遷移の発生頻度は変化があるが、「受注」「発注」「納品」「検査」「発送」の経路の方しかイベント間遷移の発生頻度が増加していない。
処理は、ステップS13からステップS19に移行して、入出力部110は、処理終了がユーザによって指示されているか判断する(ステップS19)。処理終了がユーザによって指示されていない場合にはステップS4に戻る。但し、ステップS1に戻るようにしても良い。一方、処理終了が指示された場合には、指示どおりに処理を終了する。
一方、例えば図9の画面例における変化点抽出ボタン1002をクリックすれば、ステップS4では閾値指定ではないと判断され、入出力部110は、変化点抽出処理部120と共に変化点抽出・表示処理を実施する(ステップS17)。この変化点抽出・表示処理については図13乃至図18を用いて説明する。なお、ステップS17の後にはステップS19に移行する。
次に、変化点抽出・表示処理の内容について説明する。最初に、変化点抽出処理部120は、入出力部110から受け取った注目属性のデータに従って、プロセスインスタンスデータ格納部140の属性テーブルから注目属性の最大値及び最小値を取得する(ステップS41)。そして、最小値から最大値までの範囲を10等分(例えば10等分であり、他の数であってもよい)し、各区間の上限値(閾値)を算出する(ステップS43)。最小値「0」から最大値「1000000」の範囲である場合には、第1区間の閾値は「100000」であり、第2区間の閾値は「200000」であり、第3区間の閾値は「300000」であり、第4区間の閾値は「400000」であり、第5区間の閾値は「500000」であり、第6区間の閾値は「600000」であり、第7区間の閾値は「700000」であり、第8区間の閾値は「800000」であり、第9区間の閾値は「900000」であり、第10区間の閾値は「1000000」である。
そして、変化点抽出処理部120は、カウンタnを1に初期化して(ステップS45)、第n区間の上限値(閾値)をプロセスインスタンス抽出処理部130に出力して、当該閾値についてのプロセスインスタンス抽出処理を実施させる(ステップS47)。処理内容については図7を用いて説明したので、詳細は省略する。但し、上で述べた説明では処理結果を入出力部110に出力するものであったが、今回の処理要求は変化点抽出処理部120であるので、処理結果は変化点抽出処理部120に出力される。変化点抽出処理部120は、受け取ったプロセスインスタンスのデータを、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する。
そして、変化点抽出処理部120は、抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせ、さらに抽出されたプロセスインスタンスにおけるイベント間遷移の種類数及び各イベント間遷移の発生頻度をカウントし、重ね合わせた結果のフロー図のデータと共に、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS49)。例えば図14及び図15に示すようなデータを格納する。図14の例では、各区間について、イベント間遷移の種類数と、重ね合わせ結果(イベントのシーケンスを表すものであっても良いし、フロー図のデータやファイルへのポインタなどであってもよい)とが登録されるようになっている。さらに、図15の例では、各区間において出現するイベント間遷移の種類について、発生頻度のカウント値が登録されるようになっている。
さらに、変化点抽出処理部120は、第n区間のイベント間遷移の種類数と第n−1区間のイベント間遷移の種類数との差を算出し、第n区間のイベント間遷移種類の増分数として、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS51)。但し、第1区間の場合には、増分は「0」と設定する。図16に示すように、区間毎に、算出された増分数が登録される。なお、本実施の形態では、全体の下限値から区間の上限値までの範囲でプロセスインスタンスを抽出するようになっているので、イベント間遷移の種類は減少することはない。
そして、変化点抽出処理部120は、nが10(区間数)に到達したか判断する(ステップS53)。まだnが10に達していない場合には、nを1インクリメントして(ステップS55)、ステップS47に移行する。一方、nが10に達した場合には、端子Aを介して図17の処理に移行する。
図17の処理の説明に移行して、変化点抽出処理部120は、ステップS51の処理結果の中から最も大きい増分数及びその区間を特定する(ステップS57)。例えば、上で述べた例で第6区間(上限値「600000」の区間)が特定されたとする。なお、以下では、特定された区間を第x区間とし、区間xと記す。
そうすると、変化点抽出処理部120は、ステップS49の処理結果から、特定された区間xの重ね合わせ結果と区間(x−1)の重ね合わせ結果との差分を抽出すると共に、区間xと区間(x−1)について各イベント間遷移について発生頻度の差を算出し、例えばメインメモリなどの記憶装置に記憶する(ステップS59)。例えば、第6区間が特定されたとすると、比較対象は第5区間となる。すなわち、図8に示したようなフロー図と、図10に示したようなフロー図とが比較の対象となる。従って、この例ではステップS59において、受注から、発注、納品、検査、そして発送へのルートが差分として抽出される。また、各イベント間遷移についての発生頻度の差は、開始から受注までが「500」、受注から在庫までが「100」、在庫から発送までが「100」、受注から発注まで、発注から納品まで、納品から検査まで、検査から配送までが「400」、発送から終了までが「500」と算出される。
さらに、変化点抽出処理部120は、区間x及び区間(x−1)に相当する注目属性の属性値(すなわち閾値(上限値))を算出し、例えばメインメモリなどの記憶装置に格納する(ステップS61)。ステップS43の結果を用いることができるのであれば、特に本ステップでは、その計算結果から読み出すだけでもよい。
そして、変化点抽出処理部120は、区間x及び区間(x−1)の属性値(上限値)及び区間番号と、区間(x−1)のプロセスインスタンスの重ね合わせ結果と、区間xと区間(x−1)とのフローにおける差分と、区間(x−1)における各イベント間遷移についての発生頻度と、区間xと区間(x−1)とのイベント間遷移の発生頻度の差とを、入出力部110に出力する。
入出力部110は、区間(x−1)のプロセスインスタンスの重ね合わせ結果に区間(x−1)におけるイベント間遷移発生頻度を加え、さらに区間xとのフローにおける差分及び区間xとのイベント間遷移発生頻度の差を加えてフロー図を生成し、表示装置や印刷装置などの出力装置等に出力する(ステップS63)。
例えば、図18の例では、スライダー1001におけるつまみ1001aは、例えば区間(x−1)の属性値である「500000」を指し示している。また、左欄のデータ1501及び1502では、区間(x−1)の属性値(「500000」)及び区間番号から特定される割合(50%)と区間xの属性値(「600000」)及び区間番号から特定される割合(60%)を数値で表している。また、右側の表示欄1003では、実線で区間(x−1)の重ね合わせ結果であるフロー図が示され、区間xとのフローにおける差分が点線で示されている。但し点線は1つの表示形態に過ぎず、太線であったり、点滅表示であったり、色を変更する表示であったり、差分を強調するようにできればよい。なお、区間(x−1)をベースにはしているが、差分を加えて表示しているので、結果として区間xの重ね合わせ結果が表示されていることになる。また、各イベント間遷移についても、区間(x−1)についてのイベント間遷移発生頻度が第1の項で示され、区間xとのイベント間遷移発生頻度の差分が第2の項で示される。
このような表示を行うことによって、特定の属性に着目した場合に、業務フローが最も変化する属性値を自動的に抽出することができ、さらにその変化の内容を分かりやすく可視化することができる。
図18の例でも、金額が「500000」を超えると、「発注」「納品」「検査」のイベントのシーケンスが発生するようになり、プロセスインスタンスの発生頻度も増加することを容易に把握することができるようになる。
以上本技術の一実施の形態を説明したが、本技術はこれに限定されるものではない。例えば、下限値を固定にしてプロセスインスタンスを抽出するようにしていたが可変にできるようにしても良い。さらに、注目属性については数値属性を前提とした説明であったが、単純に該当するプロセスインスタンスを抽出するだけであれば、数値属性ではない属性についても注目属性として選択可能にしても良い。その際には、スライダーに各属性値を列挙して選択できるようにする場合もある。
さらに、図1で示した機能ブロック図は一例であって必ずしも実際のプログラムモジュール構成とは一致しない場合もある。さらに、プロセスインスタンス生成装置200についても業務フロー分析装置100に含まれる場合もある。
処理フローについても実質的に同一の処理結果を得られる場合には、処理順番を入れ替えたり、並列に実行したりするようにしても良い。
さらに、業務フロー分析装置100がネットワークに接続されており、当該ネットワークに接続されているユーザ端末からの要求に応じて上で述べたような処理を実施し、処理結果をユーザ端末に返すような構成でも良い。
図13では、nをインクリメントしていたが、デクリメントするようにしても良い。
さらに、図18の画面を構成する際、区間(x−1)をベースとする例を示したが、区間xをベースにするようにしても良い。また、共通部分を強調するようにしてもよい。また、区間xのフローと区間(x−1)のフローとを並べて表示するようにしても良い。
以上の本技術の形態をまとめると以下のようになる。
本業務フロー分析方法は、実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、各所定範囲について、抽出されたプロセスインスタンスに含まれる、業務イベント間の遷移を特定して、特定された業務イベント間の遷移に基づき、抽出されたプロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、特定された所定範囲について抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部(例えば表示装置や印刷装置、ネットワークを介して接続されているユーザ端末など)に出力する出力ステップとを含む。
このような処理を実施すれば、業務フローに付随する特定の属性の属性値と業務フローとの関係で特徴的なポイントを自動的に抽出できるようになる。
なお、上で述べた特定ステップが、各所定範囲について、抽出されたプロセスインスタンスに含まれる、業務イベント間の遷移を特定し、当該業務イベント間の遷移の種類数を計数するステップと、計数された業務イベント間の遷移の種類数に基づき、抽出されたプロセスインスタンスの最も変化する所定範囲を特定する第2特定ステップとを含むようにしてもよい。業務イベント間の遷移の種類数が変化すれば、全体の業務フローも変化してくるので、判断材料に用いることができる。
さらに、上で述べた所定範囲が、指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含むようにしてもよい。そして、上で述べた第2特定ステップが、上限値が小さい又は大きい順に、特定の範囲の業務イベント間の遷移の種類数と1つ前の範囲における業務イベント間の遷移の種類数との差を算出し、上記差が最も大きい範囲をプロセスインスタンスの最も変化する所定範囲として特定するステップを含むようにしても良い。上で述べたような所定の範囲であれば、業務イベント間の遷移の種類数は増加傾向又は減少傾向になるので、順番に種類数の差を算出して最も増加又は減少する所定範囲を抽出するようにすればよい。
さらに、上で述べた所定範囲が、指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含むようにしてもよい。そして、上で述べた特定ステップが、上限値が小さい又は大きい順に、特定の範囲の業務イベント間の遷移と1つ前の範囲における業務イベント間の遷移とを比較して、抽出されたプロセスインスタンスが最も変化する第1の範囲及び当該第1の範囲の1つ前の第2の範囲を特定するステップを含むようにしてもよい。その際には、出力ステップが、第1の範囲について抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせたフローと第2の範囲について抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせたフローとの差分を抽出するステップと、上記差分を強調するような、第1の範囲について抽出されたプロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力するステップとを含む。このようにすれば、ユーザは業務フローの変化を容易に把握することができるようになる。
また、上で述べたフロー図が、指定属性の最小値から最大値までの目盛りと、当該目盛りにおける所定範囲に対応する値を指し示すつまみとを含むスライダを含むようにしてもよい。さらに、特定された所定範囲に相当する指定属性の属性値を表示するようにしても良い。
なお、本技術に係る方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディスク、半導体メモリ、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。また、ネットワークを介してディジタル信号にて頒布される場合もある。なお、処理途中のデータについては、コンピュータのメモリ等の記憶装置に一時保管される。
また、業務フロー分析装置100は、コンピュータ装置であって、図19に示すように、メモリ2501とCPU2503とハードディスク・ドライブ(HDD)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。必要に応じてCPU2503は、表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、必要な動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、メモリ2501に格納され、必要があればHDD2505に格納される。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及び必要なアプリケーション・プログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
(付記1)
実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、
各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、
特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部に出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させるための業務フロー分析プログラム。
(付記2)
前記特定ステップが、
各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定し、当該業務イベント間の遷移の種類数を計数するステップと、
計数された前記業務イベント間の遷移の種類数に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスの最も変化する所定範囲を特定する第2特定ステップと、
を含む付記1記載の業務フロー分析プログラム。
(付記3)
前記所定範囲が、前記指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含み、
前記第2特定ステップが、
前記上限値が小さい又は大きい順に、特定の前記範囲の前記業務イベント間の遷移の種類数と1つ前の前記範囲における前記業務イベント間の遷移の種類数との差を算出し、前記差が最も大きい範囲を前記プロセスインスタンスの最も変化する所定範囲として特定するステップ
を含む付記2記載の業務フロー分析プログラム。
(付記4)
前記所定範囲が、前記指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含み、
前記特定ステップが、
前記上限値が小さい又は大きい順に、特定の前記範囲の前記業務イベント間の遷移と1つ前の前記範囲における前記業務イベント間の遷移とを比較して、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する第1の範囲及び当該第1の範囲の1つ前の第2の範囲を特定するステップ
を含み、
前記出力ステップが、
前記第1の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローと前記第2の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローとの差分を抽出するステップと、
前記差分を強調するデータを含み、前記第1の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力するステップと、
を含む付記1記載の業務フロー分析プログラム。
(付記5)
前記フロー図が、前記指定属性の最小値から最大値までの目盛りと、当該目盛りにおける前記所定範囲に対応する値を指し示すつまみとを含むスライダを含む
付記1記載の業務フロー分析プログラム。
(付記6)
実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、
各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、
特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部に出力する出力ステップと、
を含み、コンピュータに実行される業務フロー分析方法。
(付記7)
実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出する手段と、
各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定手段と、
特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力する出力手段と、
を有する業務フロー分析装置。
本技術の実施の形態に係る業務フロー分析装置の機能ブロック図である。 プロセスインスタンスデータ格納部のフローテーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 プロセスインスタンスデータ格納部の属性テーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 プロセスインスタンスデータ格納部のイベントテーブルに格納されるデータの一例を示す図である。 本技術の実施の形態におけるメインの処理フローを示す図である。 本技術の実施の形態における第1の画面例を示す図である。 プロセスインスタンス抽出処理の処理フローを示す図である。 プロセスインスタンスの重ね合わせ結果の第1の例を示す図である。 本技術の実施の形態における第2の画面例を示す図である。 プロセスインスタンスの重ね合わせ結果の第2の例を示す図である。 プロセスインスタンスの重ね合わせ結果の第3の例を示す図である。 プロセスインスタンスの重ね合わせ結果の第4の例を示す図である。 変化点抽出・表示処理の処理フローを示す図である。 変化点抽出処理部の処理結果を示す図である。 変化点抽出処理部の処理結果を示す図である。 変化点抽出処理部の処理結果を示す図である。 変化点抽出・表示処理の処理フローを示す図である。 本技術の実施の形態における第3の画面例を示す図である。 コンピュータの機能ブロック図である。
符号の説明
100 業務フロー分析装置
200 プロセスインスタンス生成装置
300 データベース
110 入出力部 120 変化点抽出処理部
130 プロセスインスタンス抽出処理部
140 プロセスインスタンスデータ格納部
150 抽出プロセスインスタンス格納部

Claims (7)

  1. 実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、
    各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、
    特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部に出力する出力ステップと、
    をコンピュータに実行させるための業務フロー分析プログラム。
  2. 前記特定ステップが、
    各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定し、当該業務イベント間の遷移の種類数を計数するステップと、
    計数された前記業務イベント間の遷移の種類数に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスの最も変化する所定範囲を特定する第2特定ステップと、
    を含む請求項1記載の業務フロー分析プログラム。
  3. 前記所定範囲が、前記指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含み、
    前記第2特定ステップが、
    前記上限値が小さい又は大きい順に、特定の前記範囲の前記業務イベント間の遷移の種類数と1つ前の前記範囲における前記業務イベント間の遷移の種類数との差を算出し、前記差が最も大きい範囲を前記プロセスインスタンスの最も変化する所定範囲として特定するステップ
    を含む請求項2記載の業務フロー分析プログラム。
  4. 前記所定範囲が、前記指定属性の最小値を下限値として固定して上限値を変更した複数の範囲を含み、
    前記特定ステップが、
    前記上限値が小さい又は大きい順に、特定の前記範囲の前記業務イベント間の遷移と1つ前の前記範囲における前記業務イベント間の遷移とを比較して、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する第1の範囲及び当該第1の範囲の1つ前の第2の範囲を特定するステップ
    を含み、
    前記出力ステップが、
    前記第1の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローと前記第2の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローとの差分を抽出するステップと、
    前記差分を強調するような、前記第1の範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力するステップと、
    を含む請求項1記載の業務フロー分析プログラム。
  5. 前記フロー図が、前記指定属性の最小値から最大値までの目盛りと、当該目盛りにおける前記所定範囲に対応する値を指し示すつまみとを含むスライダを含む
    請求項1記載の業務フロー分析プログラム。
  6. 実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出するステップと、
    各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定ステップと、
    特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力部に出力する出力ステップと、
    を含み、コンピュータに実行される業務フロー分析方法。
  7. 実施された一連の業務イベントを案件毎に時系列に並べた複数のプロセスインスタンスと、各前記業務イベントに係る1又は複数の属性の属性値とを格納するデータ格納部から、指定属性の属性値の各所定範囲について、属性値が当該所定範囲に属する前記指定属性に係る業務イベントを含むプロセスインスタンスを抽出する手段と、
    各前記所定範囲について、抽出された前記プロセスインスタンスに含まれる、前記業務イベント間の遷移を特定して、特定された前記業務イベント間の遷移に基づき、抽出された前記プロセスインスタンスが最も変化する所定範囲を特定する特定手段と、
    特定された前記所定範囲について抽出された前記プロセスインスタンスを重ね合わせたフローを含むフロー図を生成し、出力する出力手段と、
    を有する業務フロー分析装置。
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