JP6890083B2 - 事業価値評価装置および事業価値評価方法 - Google Patents

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Description

本発明は、事業価値評価装置および事業価値評価方法に係り、特に、事業価値を評価する際のパラメータの影響を可視化して、事業価値を評価することをサポートするのに好適な事業価値評価装置および事業価値評価方法に関する。
企業経営においては、事業価値を評価することは、経営戦略にとって重用な問題である。このような事業価値を評するに際しては、コンピュータを利用することが一般的になってきている。
特許文献1に記載の事業性評価装置においては、収支構造の決定と前提条件の入力を明確に分離し、前提条件を対話的に変更した際の経営指標の変化を可視化するために、前提条件及び計算過程に基づき評価項目の値を時系列で作成し、時系列で作成した評価項目の値を表示する。そして、前提条件をユーザが再度入力するのを受け付け、再度入力された前提条件及び計算過程に基づき評価項目の値を時系列で再度作成し、時系列で再度作成した評価項目の値を表示するようにしている。
特開2015−32023号公報
上記従来技術の特許文献1の事業価値の評価においては、前提条件を変化させた際の評価項目への影響を可視化することにより、前提条件の値の決定の一助にするようにしている。
この従来技術によれば、事業価値に関係するパラメータのうち、他のパラメータによる影響を受けないパラメータについては、変化させた際の評価項目への影響を可視化することが可能である。
しかしながら、階層的な従属関係があるパラメータのうち、階層の途中に存在するパラメータを変化させることは考慮されておらず、新事業検討時のように様々なシナリオで試行錯誤を行いたい際には不十分である可能性がある。
本発明の目的は、階層的な従属関係があるような、事業価値に関係するパラメータのうち、階層の途中に存在するパラメータを変化させた際の、他のパラメータへの影響をユーザが把握しやすい形で提示し、事業価値を評価することをサポートするような事業価値評価装置を提供することにある。
本発明の事業価値評価装置の構成は、好ましくは、事業価値に関連するパラメータ間の関係を算出する事業価値評価装置であって、パラメータ間の関係とパラメータ値を記憶するパラメータ情報テーブルを保持し、パラメータの制約条件を入力する手段と、値を変化させる対象のパラメータを変化対象パラメータとして設定する手段と、パラメータ情報テーブルを参照し、変化対象パラメータに影響を与えるパラメータのうち、変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータを抽出する手段と、パラメータの制約条件を入力する手段により、パラメータの制約条件を入力されたときに、入力された制約条件に従って、変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータの値を算出する手段とを有するようにしたものである。
本発明によれば、階層的な従属関係があるような、事業価値に関係するパラメータのうち、階層の途中に存在するパラメータを変化させた際の、他のパラメータへの影響をユーザが把握しやすい形で提示し、事業価値を評価することをサポートするような事業価値評価装置を提供することができる。
事業価値評価装置の機能構成を表すブロック図である。 事業価値評価装置のソフトウェア・ハードウェア構成を表すブロック図である。 事業価値評価装置の説明で用いるビジネスモデルを示すデータフローとステークホールダー(利害関係者)の関係を示す図である。 事業価値評価装置が参照するパラメータ情報テーブルの一例を示す図である。 パラメータ関係表示画面の一例を示す図である。 変換対象パラメータ設定画面の一例を示す図である。 実施形態1のパラメータ制約条件設定画面の一例を示す図である。 感度分析結果画面の一例を示した図である。 実施形態1の事業価値評価装置のパラメータ値算出処理の一例を示すフローチャートである。 変換対象パラメータ/分析パラメータ設定画面の一例を示す図である。 実施形態2のパラメータ制約条件設定画面の一例を示す図である。 実施形態2の事業価値評価装置のパラメータ値算出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る各実施形態を、図1ないし図12を用いて説明する。
〔実施形態1〕
以下、本発明に係る実施形態1を、図1ないし図9を用いて説明する。
先ず、図1および図2を用いて事業価値評価装置の構成について説明する。
事業価値評価装置100は、事業価値に関連する様々なパラメータの値を計算して、表示する装置であり、図1に示されるように、パラメータ関係設定部201、パラメータ値設定部202、パラメータ計算部203、分析パラメータ設定部204、変化対象パラメータ設定部205、パラメータ関係トレース部206、パラメータ制約条件設定部207、パラメータ情報入出力部208、記憶部210の各機能部を備える。
パラメータ関係設定部201は、複数のパラメータ間の関係を設定する機能部である。パラメータ値設定部202は、パラメータの値を設定する機能部である。パラメータ計算部203は、パラメータ関係設定部201によって設定されたパラメータ間の関係と、パラメータ値設定部202によって設定されたパラメータの値から、他のパラメータの値を計算する機能部である。分析パラメータ設定部204は、分析対象となるパラメータを設定する機能部である。変化対象パラメータ設定部205は、変化対象となるパラメータを設定する機能部である。変化対象パラメータとは、変化させる対象となるパラメータであり、分析パラメータは、その変化させたことより、その影響を分析されるパラメータである。パラメータ関係トレース部206は、パラメータ関係設定部201によって設定されたパラメータ間の関係から関連するパラメータをたどる機能部である。パラメータ制約条件設定部207は、パラメータを変化させる際の制約条件を設定する機能部である。パラメータ情報入出力部208は、パラメータに関係する情報の入力や出力をおこなう機能部である。記憶部210は、事業価値評価装置100の取り扱うデータを記憶する機能部である。記憶部210には、パラメータ情報テーブル211が記憶されている。パラメータ情報テーブル211は、事業価値評価装置の取り扱うパラメータに関係する情報を保持するテーブルであり、そのデータは、パラメータ関係設定部201によって設定されるデータである。なお、パラメータ情報テーブル211の詳細は後に詳述する。
次に、図2を用いて事業価値評価装置のソフトウェア・ハードウェア構成について説明する。
事業価値評価装置100のハードウェア構成としては、例えば、図2に示されるような一般的なパーソナルコンピュータなどの情報処理装置で実現される。
事業価値評価装置100は、図2に示されように、CPU(Central Processing Unit)102、主記憶装置104、ネットワークI/F106、表示I/F108、入出力I/F110、補助記憶装置I/F112が、バスにより結合された形態になっている。
CPU102は、事業価値評価装置100の各部を制御し、主記憶装置104に必要なプログラムをロードして実行する。
主記憶装置104は、通常、RAM(Random Access Memory)などの揮発メモリで構成され、CPU102が実行するプログラム、参照するデータが記憶される。
ネットワークI/F106は、ネットワークと接続するためのインタフェースである。
表示I/F108は、LCD(Liquid Crystal Display)などの表示装置120を接続するためのインタフェースである。
入出力I/F110は、入出力装置を接続するためのインタフェースである。図2の例では、入力装置として、キーボード130とポインティングデバイスのマウス132が接続されている。
補助記憶装置I/F111は、HDD(Hard Disk Drive)150やSSD(Solid State Drive)などの補助記憶装置を接続するためのインタフェースである。
HDD150は、大容量の記憶容量を有しており、本実施形態を実行するためのプログラムが格納されている。本実施形態の事業価値評価装置100には、パラメータ関係設定プログラム151、パラメータ値設定プログラム152、パラメータ計算プログラム153、分析パラメータ設定プログラム154、変化対象パラメータ設定プログラム155、パラメータ関係トレースプログラム156、パラメータ制約条件設定プログラム157、パラメータ情報入出力プログラム158がインストールされている。
パラメータ値設定プログラム152、パラメータ計算プログラム153、分析パラメータ設定プログラム154、変化対象パラメータ設定プログラム155、パラメータ関係トレースプログラム156、パラメータ制約条件設定プログラム157、パラメータ情報入出力プログラム158は、それぞれパラメータ関係設定部201、パラメータ値設定部202、パラメータ計算部203、分析パラメータ設定部204、変化対象パラメータ設定部205、パラメータ関係トレース部206、パラメータ制約条件設定部207、パラメータ情報入出力部208の機能を実行するプログラムである。
また、HDD150には、データとして、パラメータ情報テーブル211が格納されている。
表示装置120は、事業価値評価装置100と表示I/F208を介して接続され、パラメータに関する情報などを表示するために使用される装置である。
入力装置は、事業価値評価装置100と入出力I/F110を介して接続され、パラメータに関する情報やコマンドを入力することができる。
ここでは、ユーザのために映像を表示する表示装置101と、ユーザが設定を入力する入力装置103は直接事業価値評価装置100と接続されているが、ユーザのために画像を表示する表示装置101と、ユーザが設定を入力する入力装置は、別の装置に接続されており、当該装置がネットワークを介して事業価値評価装置100と接続されていてもよい。
次に、図3を用いて本実施形態の事業価値評価装置の説明で用いるビジネスモデルについて説明する。
図3には、このビジネスモデルに関与するステークホルダー間の関係が示されている。ここでは、利用者の健康状態に応じて保険料が変動し、また、利用者の健康状態を改善するようなアドバイスと、アドバイス実施に向けたインセンティブを保険会社が利用者に提供する健康連動型保険におけるステークホルダー間の関係を示している。
利用者301は健康連動型保険サービスを利用する者であり、医療機関302から医療サービス311の提供を受け、保険会社303に保険料312を支払う。また、保険会社303から健康状態を改善するためのアドバイス、アドバイスに実施に向けたインセンティブ(報酬)、給付金313の提供を受け、デバイスメーカー304から医療機器305の提供を受け、デバイスメーカー304に活動状況314を報告する。ここで、活動状況314とは、提供している医療機器315の使用の有無や、その計測結果である。
医療機関302は、医療サービスを提供する事業者であり、利用者301(クライアント)に医療サービス311を提供し、保険会社303から受診料316の支払いを受け、分析会社305に受診情報319を提供し、分析会社305から利用者紹介320を受ける。
保険会社303は、健康連動型保険を提供する事業者であり、利用者301から保険料312の提供を受け、利用者301に健康状態を改善するためのアドバイス、アドバイスに実施に向けたインセンティブ、給付金313を提供し、医療機関302に受診料316を支払い、分析会社305に分析費317を支払い、分析会社305から利用者301の健康状態を改善するためのアドバイス、利用者301の健康状態に応じた保険金算出結果318の提供を受ける。
デバイスメーカー304は、利用者の生体情報を取得する医療機器の開発や販売を行う事業者であり、利用者301に医療機器315を提供し、利用者301から活動状況314の提供を受け、分析会社305に活動状況321を提供し、分析会社305から医療機器料金322の支払いを受ける。
分析会社305は、医療機関302の受診情報や医療機器315の計測データから、利用者の健康状態を分析する事業者である。分析会社305は、医療機関302から受診情報319の提供を受け、医療機関302に利用者紹介320を提供する。また、保険会社303から分析費317の提供を受け、保険会社303に利用者301の健康状態を改善するためのアドバイス、利用者301の健康状態に応じた保険金算出結果318を提供する。また、デバイスメーカー304から活動状況321の提供を受け、デバイスメーカー304に医療機器料金322を提供する。
次に、図4を用いて事業価値評価装置が参照するパラメータ情報テーブルの一例について説明する。
パラメータ情報テーブルは、事業価値評価装置100が参照するパラメータに関する情報を保持するためのテーブルであり、図4に示されるように、パラメータ名401、パラメータ関係式402、関係パラメータ403、パラメータ値404、定義域405の各フィールドよりなる。
パラメータ名401には、パラメータを特定するための名称が格納される。パラメータ関係式402には、パラメータの値を計算するための式が格納され、他のパラメータから値が求められるパラメータでない場合は「―」が格納される。関係パラメータ403には、パラメータ関係式402に表れるパラメータであり、他のパラメータから値が求められるパラメータでない場合は「―」が記載される。パラメータ値404には、パラメータに設定された値が格納され、パラメータ関係式402にパラメータの値を計算するための式が記載されている場合は、パラメータ関係式402に記載された式と、関係パラメータ403に記載されたパラメータ値から計算される。例えば、行417においては、パラメータ名401が「原価(保険会社)」のパラメータ関係式402は、「契約者数」*(「給付金」*「罹患率」+「分析費」+「インセンティブ」)であり、関係パラメータ403は、「給付金,罹患率,契約者数,分析費」であり、パラメータ値404は「462」である。定義域405は、パラメータ名401のパラメータが取りうる範囲である。
パラメータ名401、パラメータ関係式402、関係パラメータ403、定義域405は、事前に設定しておく。
パラメータ値404は、パラメータ関係式402が「―」のパラメータについては事前に設定しておく。パラメータ関係式402が「―」でないパラメータについてはパラメータ関係式402と他のパラメータのパラメータ値404から計算される値が設定される。
次に、図5ないし図9を用いて事業価値評価装置の処理について説明する。
先ず、図5ないし図8を用いて事業価値評価装置の各ユーザインタフェース画面について説明する。
パラメータ関係表示画面501は、図5に示されるように、各パラメータの関係を視覚的に表した画面である。パラメータ関係表示画面501の矢印の先に位置するパラメータは、矢印の根元に位置するパラメータから算出されることを示している。
この例では、インセンティブ511は、契約者数515、罹患率516、原価(保険会社)517に影響を与えることを示している。また、給付金512は、原価(保険会社)517に影響を与えることを示している。また、分析費513は、罹患率516、原価(保険会社)517、売上(分析会社)521に影響を与えることを示している。また、保険料514は、売上(保険会社)518に影響を与えることを示している。また、契約者数515は、原価(保険会社)517、売上(保険会社)518に影響を与えることを示している。また、罹患率516は、原価(保険会社)517に影響を与えることを示している。また、原価(保険会社)517は利益(保険会社)519に影響を与えることを示している。また、売上(保険会社)518は、利益(保険会社)519に影響を与えることを示している。また、原価(分析会社)520は、利益(分析会社)522に影響を与えることを示している。また、売上(分析会社)521は、利益(分析会社)522に影響を与えることを示している。
変化対象パラメータ設定画面601は、図6に示されるように、変化対象パラメータをユーザが設定するための画面であり、パラメータ関係図領域602、変化対象パラメータ選択リストボックス603を備える。
変化対象パラメータ選択リストボックス603は、変化対象パラメータを設定するエリアである。
図6(b)の変化対象パラメータ設定画面601は、変化対象パラメータとして「罹患率」を設定した際の変化対象パラメータ設定画面601である。
ここで、変化対象パラメータとは、ユーザが変化させる対象として明示的に指定するパラメータである。
変化対象パラメータ設定画面601においては、パラメータ値の計算の処理(図9により後述)の時点で、変化対象パラメータ選択リストボックス603に設定された変化対象パラメータに影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータ選択リストボックス603に設定された変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータがハイライト表示される。
ここでは、そのようなパラメータをハイライト表示したが、パラメータを表すボックスの縁取りを太くする、パラメータを表すボックスの色を他のパラメータを表すボックスと変える、パラメータを表すボックスをブリンクさせる、パラメータ名の文字の色を変える、パラメータ名の書体を変えるなど他の強調表示でもよい。
図6(b)の例では、変化対象パラメータである「罹患率」に影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータである「罹患率」の値から一意に値が決まらない(すなわち、値が未解決の)パラメータは「インセンティブ」と「分析費」であるので、これらのパラメータがハイライトされている。
パラメータ制約条件設定画面701は、図7に示されるように、対象とするパラメータの制約条件を設定する画面である。
パラメータ制約条件設定画面701は、パラメータ関係図領域702、パラメータ制約条件設定領域703からなる。
パラメータ関係図領域702は、パラメータの関係を表示する領域であり、パラメータ制約条件設定領域703は、パラメータ制約条件をユーザが設定するための領域である。
パラメータ制約条件設定領域703は、対象パラメータ入力欄704と、パラメータ制約条件入力欄705を備える。
対象パラメータ入力欄704は、制約条件を設定するパラメータのパラメータ名を設定するエリアである。
パラメータ制約条件入力欄705は、対象パラメータ入力欄704で設定したパラメータの制約条件を設定するエリアである。
図7(b)のパラメータ制約条件設定画面701は、制約条件を設定するパラメータとして「分析費」、制約条件として「最小化」を設定した際のパラメータ制約条件設定画面である。
パラメータ制約条件設定画面701においては、パラメータ制約条件設定領域703に設定されたパラメータ制約条件に従うと、図6の変化対象パラメータ設定画面701で設定された変化対象パラメータの値から一意に値が決まるパラメータのハイライトがある場合に、それを消去する。
図7(b)に示されるように、「分析費」の制約条件を「最小化」とした場合、変化対象パラメータである「罹患率」の値から、「インセンティブ」と「分析費」の値が一意に決まるため、これらのパラメータのハイライトが消去されている。
なお、制約条件としては、「最小化」のほか、「最大化」や定義域の「中間値」、あるいは、固定の数値を入力するようにしてもよい。
感度分析結果画面801は、図8に示されるようにあるパラメータを変化させたときに、他のパラメータの変化を表示する画面である。
図8に示された感度分析結果画面801は、変化対象パラメータとして、「罹患率」を選択して、分析パラメータとして「利益(保険会社)、「利益(分析会社)を選択した際の感度分析結果を表示する画面であり、それぞれグラフ802、グラフ803によりその結果を表示している。
ここで、分析パラメータとしては、変化対象パラメータの値から一意に値が決まるパラメータを選択可能とする。
グラフ802は、「罹患率」の変化による「利益(保険会社)」がどのように変化するのかを示す感度分析結果であり、「罹患率」を現状の設定から10%まで増加させた場合と、10%まで減少させた場合の「利益(保険会社)」の変化を図示したものである。
また、グラフ803は、「罹患率」の変化による「利益(分析会社)」がどのように変化するのかを示す感度分析結果であり、「罹患率」を現状の設定から10%まで増加させた場合と、10%まで減少させた場合の「利益(分析会社)」の変化を図示したものである。
このような形で表示することにより、あるパラメータを変化させた際の、他のパラメータへの影響をユーザが視覚的に把握しやすくなる。
次に、図9を用いて事業価値評価装置のパラメータ値算出処理について説明する。
先ず、ユーザは、図6に示した変化対象パラメータ設定画面701により、変化対象パラメータを設定する(S900)。
次に、分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれるか否かを判定する(S901)。
分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれるときには(S901:Yes)、処理を終了する。
分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれないときには(S901:No)、S902に進む。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ関係トレース部206が、図4に示したパラメータ情報テーブル211を参照して、ユーザにより設定された変化対象パラメータに影響を与えるパラメータを抽出する(S902)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S901で抽出されたパラメータのうち、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを抽出する(S903)。例えば、変化対象パラメータとこれに影響を与えるパラメータの関係が1対1対応の場合は、変化対象パラメータの値からこれに影響を与えるパラメータの値は一意に決まる。一方、例えば、変化対象パラメータに影響を与えるパラメータが複数存在する場合は、変化対象パラメータの値からこれに影響を与えるパラメータの値は一意に決まらない。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S902で抽出された変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを図7に示したパラメータ関係表示画面801においてハイライト表示する(S904)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203とパラメータ制約条件設定部207が、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータが無くなるまでS906、S907、S908、S909を行う(S905−S910)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、パラメータ制約条件設定画面810のパラメータ制約条件入力欄805からユーザからの制約条件の入力が終了したか否かを判定する(S906)。
業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、パラメータ制約条件設定画面810のパラメータ制約条件入力欄805からユーザからの制約条件の入力が終了したときには(S906:Yes)、処理を終了する。
業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、パラメータ制約条件設定画面810のパラメータ制約条件入力欄805からユーザからの制約条件の入力がしていないときには(S906:No)、S907の処理に進む。
S906がNoのとき、事業価値評価装置100のパラメータ制約条件設定部207が、ユーザからパラメータを変化させる際の制約条件を受け付ける(S907)。ここでの制約条件とは、例えば、パラメータの値を固定する、パラメータの値を最大化する、パラメータの値を最小化するなどである。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S906で受け付けた制約条件に従ってパラメータの値を算出する(S908)。パラメータの値の算出においては、最適化問題の解法など既存の手法を使用する。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S907において変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータをパラメータ関係表示画面においてハイライト表示する(S909)。
例えば、変化対象パラメータとして罹患率516を選択した場合、S901で、罹患率516に影響を与えるパラメータとして、インセンティブ511、分析費513が抽出される。
次に、罹患率516の値からインセンティブ511、分析費513の値は、一意に決まらないため、S903で、インセンティブ511、分析費513が抽出される。
次に、S903で抽出されたインセンティブ511、分析費513を、S903でパラメータ関係表示画面501においてハイライト表示する。
次に、S905−S910で繰り返し処理を行う。
次に、S906でユーザからの制約条件の入力終了の受け付けを判定する。ここでは、ユーザからの制約条件の入力終了を受け付けなかったとする。
次に、S907でパラメータを変化させる際の制約条件を受け付ける。ここでは、分析費513の値を固定するという制約条件を与えたとする。
次に、S908で受け付けた制約条件に従ってパラメータの値を算出する。分析費513の値を固定した場合、罹患率516の値から、インセンティブ511、分析費513の値が一意に算出される。
次に、インセンティブ511、分析費513の値が一意に算出されるので、S909でパラメータ関係表示画面501でのインセンティブ511、分析費513のハイライトを消去する。
次に、変化対象パラメータである罹患率516の値から一意に値が決まらないパラメータが無くなったので、S905−S910の繰り返し処理を終了し、処理を終了する。
なお、本実施形態においては、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを、パラメータ関係表示画面501においてハイライトしているが、図4のパラメータ情報テーブルのような表形式として表示して、対象行をハイライトしてもよい。
以上の本実施形態の事業価値評価装置によれば、ユーザが変化対象パラメータを指定し、それに関してパラメータの値が一意に決まらないパラメータをハイライト表示するため、問題となっているパラメータを視覚的に把握しやすく、ユーザは、トライアルアンドエラーにより、適切なパラメータの制約条件を指定することができる。
〔実施形態2〕
以下、本発明に係る実施形態2を、図10ないし図12を用いて説明する。
実施形態1では、変化対象パラメータの値から一意に値が定まらないパラメータがある場合に、そのパラメータに関して制約条件をユーザが入力することにより、最終的に、分析パラメータの値を算出する事業価値評価装置について説明した。
本実施形態では、ユーザにより設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータと、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないような変化対象パラメータに影響を与えるパラメータとに重複がある場合について、分析パラメータの値を算出する事業価値評価装置について説明する。
本実施形態は、このような場合、実施形態1の手法では、重複するパラメータについての制約条件を与えるは、難しいので別の指標により、制約条件を与えようとするものである。
本実施形態では、実施形態1の事業価値評価装置100と異なる所を中心に説明する。
先ず、図10および図11を用いて事業価値評価装置の各ユーザインタフェース画面について説明する。
変換対象パラメータ/分析パラメータ設定画面1001は、変化対象パラメータと分析パラメータをユーザが設定するための画面であり、パラメータ関係図領域1002、変化対象パラメータ選択リストボックス1003、分析パラメータ入力欄1004を備える。
変化対象パラメータ選択リストボックス1003は、変化対象パラメータを設定するエリアである。
分析パラメータ入力欄1004は、分析パラメータを設定するエリアである。
図10(b)に示される変換対象パラメータ/分析パラメータ設定画面1001は、変化対象パラメータとして「罹患率」、分析パラメータとして「利益(分析会社)」を設定した際の変化対象パラメータと分析パラメータの設定画面である。
変化対象パラメータ/分析パラメータの設定画面1001においては、分析パラメータ入力欄1004に設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータ選択リストボックス1003に設定された変化対象パラメータに影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータ選択リストボックス1003に設定された変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータがハイライトされる。
この例では、分析パラメータである「利益(分析会社)」に影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータである「罹患率」に影響を与えるパラメータであり、かつ、変化対象パラメータである「罹患率」の値から一意に値が決まらないパラメータは「インセンティブ」と「分析費」であるので、これらのパラメータがハイライト表示されている。
パラメータ制約条件設定画面1101は、図11に示されるように、事業価値評価装置の各パラメータ制約条件を設定する画面である。
図11に示されたパラメータ制約条件設定画面1101は、変化対象パラメータとして「罹患率」、分析パラメータとして「利益(分析会社)」を設定した際のパラメータ制約条件設定画面であり、インセンティブパラメータグラフ1102、分析費パラメータグラフ1103を備える。
インセンティブパラメータグラフ1102は、インセンティブの取り得る値とそれに対する重みwの関係を示したものであり、ユーザの設定結果を表示している。
ここでは、現在値が最も重みwが大きく、値の増減に対してなだらかに重みwが減少するような関係が設定されている。これはインセンティブが比較的変化しやすいような設定がなされていることを示している。
重みwは、事業価値評価装置の評価モデルに見合ったものを用いる。例えば、パラメータの取りうる統計情報が利用できる場合には、そのパラメータの取りうる尤度(もっともらしさ)にすることができる。図11に示された例では、パラメータの「罹患率」、「利益(分析会社)」の重みwが大きい所は、そのパラメータが取りうる可能性が一番大きな所を評価するという意義を有する。
分析費パラメータグラフ1103は、分析費の取り得る値とその重みwの関係を示したものであり、ユーザの設定結果を表示している。
ここでは、現在値が最も重みwが大きく、値の増減に対して急峻に重みwが減少するような関係が設定されている。これは分析費が比較的変化しづらいような設定がなされていることを示している。
ここで設定されたパラメータ制約条件に従って、変化対象パラメータである「罹患率」の値から、分析パラメータである「利益(分析会社)」の値を求め、実施形態1の図8に示したような感度分析結果画面901を表示する。
次に、図12を用いて実施形態2の事業価値評価装置のパラメータ値算出処理の一例を説明する。
先ず、図10に示した変化対象パラメータ/分析パラメータ設定画面101より、変化対象パラメータと分析パラメータを設定する(S1200)。
次に、分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれるか否かを判定する(S1201)。
分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれるときには(S1201:Yes)、処理を終了する。
分析パラメータが変化対象パラメータから直接導かれないときには(S1201:No)、S1202に進む。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ関係トレース部206が、図4に示されたパラメータ情報テーブル211を参照して、ユーザにより設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータを抽出する(S1202)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ関係トレース部206が、パラメータ情報テーブル211を参照して、ユーザにより設定された変化対象パラメータに影響を与えるパラメータを抽出する(S1203)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S1202で抽出されたパラメータのうち、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを抽出する(S1204)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S1201で抽出されたユーザにより設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータと、S1203で抽出された変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないような、変化対象パラメータに影響を与えるパラメータとに重複があるか否かを確認する(S1205)。
それらのパラメータに重複がある場合には(S1205:Yes)、S1206に進む。
この際、重複するパラメータを図5に示したパラメータ関係表示画面501においてハイライト表示する。
それらのパラメータに重複がない場合には(S1205:No)、ユーザにより設定された分析パラメータとユーザにより設定された変化対象パラメータは無関係であるということなので、実施形態1の図9のS904〜S909を実行する(S1220)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ関係トレース部206が、S1205で抽出された重複するパラメータのうち、パラメータ関係表示画面501において末端で存在するようなパラメータ、すなわち、他のパラメータによる影響を受けないパラメータを抽出する(S1206)。
そして、事業価値評価装置100のパラメータ制約条件設定部207が、S1206で抽出されたパラメータ分だけS1208を行う(S1207−S1209)。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ制約条件設定部207が、パラメータの値とそのパラメータの重みの関係の設定をユーザから受け付ける(S1208)。ここでは、パラメータの取り得る値と、その値を取る際の重みをユーザから受け付ける。設定は数式や、図11で示したようなグラフ形状の入力により行う。
次に事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S1210で受け付けたパラメータの値と重みの関係に従って、パラメータの値を決定する(S1210)。パラメータの値の算出においては、最適化問題の解法など既存の手法を使用する。
次に、事業価値評価装置100のパラメータ計算部203が、S1209で値が決定されたパラメータが影響するパラメータの値を決定する(S1211)。これにより、変化対象となるパラメータの値を変化させた際の、分析対象となるパラメータへの影響を求めることができる。
例えば、分析パラメータとして、利益(分析会社)522を選択した場合、S1203で、利益(分析会社)522に影響を与えるパラメータとして、インセンティブ511、分析費513、契約者数515、原価(分析会社)520、売上(分析会社)521が抽出される。
次に、変化対象パラメータとして、罹患率516を選択した場合、S1204で、罹患率516に影響を与えるパラメータとしてインセンティブ511、分析費513が抽出される。
次に、罹患率516の値からインセンティブ511、分析費513の値は一意に決まらないため、S1205でインセンティブ511、分析費513が抽出される。
次に、S1205で、S1204で抽出されたパラメータであるインセンティブ511、分析費513、契約者数515、原価(分析会社)520、売上(分析会社)521と、S1203で抽出されたパラメータであるインセンティブ511、分析費513には重複が存在することが確認されるので、S1206に進む。
この際、重複するパラメータはインセンティブ511、分析費513であるので、インセンティブ511、分析費513をパラメータ関係表示画面501においてハイライトする。
次に、重複するパラメータであるインセンティブ511、分析費513は双方とも末端のパラメータであるため、S1206でインセンティブ511、分析費513を抽出する。
次に、S1207−S1209で、S1206で抽出されたパラメータであるインセンティブ511、分析費513について繰り返し処理を行う。
S1208で、パラメータの値とそのパラメータの重みの関係の入力を受け付ける。ここでは、インセンティブに関する重みw(インセンティブ)と、分析費に関する重みw(分析費)を共に最大にするような関係が入力されたとする。
インセンティブ511、分析費513について、パラメータの値とそのパラメータの重みの関係の入力を受け付けたら、繰り返し処理を終了し、S1210に進む。
次に、S1210で、S1208において入力されたインセンティブ511と分析費513についての値とパラメータの重みの関係に従い、変化対象パラメータである罹患率516の値からインセンティブ511と分析費513の値を決定する。
次に、S1211で、S1210において決定されたインセンティブ511と分析費513の値から、分析パラメータである利益(分析会社)522の値を決定する。
なお、本実施形態においては、制約条件を与えるパラメータは二つであるが、これが三つ以上になってもよい。また、分析パラメータは一つのみを設定しているが、二つ以上設定してもよい。分析パラメータを二つ以上設定する際には、各分析パラメータについて図12に示したパラメータの値を決定する処理を行い、設定された制約条件に従って各分析パラメータの値を求める。
本実施形態では、ユーザにより設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータと、変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないような変化対象パラメータに影響を与えるパラメータとに重複がある場合についても、そのパラメータに関する重みの関係式を評価することにより、そのようなパラメータに値を与えて、分析パラメータの値を求めることができる。

Claims (6)

  1. 事業価値に関連するパラメータ間の関係を算出する事業価値評価装置であって、
    パラメータ間の関係とパラメータ値を記憶するパラメータ情報テーブルを保持し、
    パラメータの制約条件を入力する手段と、
    値を変化させる対象のパラメータを変化対象パラメータとして設定する手段と、
    前記パラメータ情報テーブルを参照し、前記変化対象パラメータに影響を与えるパラメータのうち、前記変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータを抽出する手段と、
    前記パラメータの制約条件を入力する手段により、パラメータの制約条件を入力されたときに、入力された制約条件に従って、前記変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータの値を算出する手段と
    パラメータに関する情報を表示する手段とを有し、
    前記パラメータに関する情報を表示する手段に、パラメータ間の従属関係を、パラメータをノード、従属関係をエッジとするようなグラフとして表示し、
    前記パラメータをノード、従属関係をエッジとするようなグラフを表示する際に、前記変化対象として選択されたパラメータに影響を与えるパラメータのうち、前記変化対象として選択されたパラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを強調表示することを特徴とする事業価値評価装置。
  2. 前記変化対象として選択されたパラメータの値から一意に値が決まらないパラメータについて、そのパラメータに関する制約条件が入力され、再計算の結果、前記変化対象として選択されたパラメータの値から一意に値が決まるようになったときに、そのパラメータの強調表示をやめて表示することを特徴とする請求項1記載の事業価値評価装置。
  3. さらに、分析対象となる分析パラメータを設定する手段と、
    設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータと、前記変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないような、変化対象パラメータに影響を与えるパラメータとに重複があるときに、その重複するパラメータを抽出する手段と、
    パラメータの制約条件が入力されたときに、入力された制約条件に従って、前記変化対象パラメータから前記重複するパラメータの値を算出する手段とを有することを特徴とする請求項1記載の事業価値評価装置。
  4. 前記重複するパラメータを評価する重みを算出し、
    前記制約条件は、前記重複するパラメータを評価する重みに関する情報を含むことを特徴する請求項3記載の事業価値評価装置。
  5. 事業価値評価装置が事業価値に関連するパラメータ間の関係を算出する事業価値評価方法であって、
    パラメータ間の関係とパラメータ値を記憶するパラメータ情報テーブルを保持するステップと、
    パラメータの制約条件を入力するステップと、
    値を変化させる対象のパラメータを変化対象パラメータとして設定するステップと、
    前記パラメータ情報テーブルを参照し、前記変化対象パラメータに影響を与えるパラメータのうち、前記変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータを抽出するステップと、
    パラメータの制約条件を入力する手段により、パラメータの制約条件が入力されたとき
    に、入力された制約条件に従って、前記変化対象パラメータから一意に値が定まらないパラメータの値を算出するステップと、
    パラメータ間の従属関係を、パラメータをノード、従属関係をエッジとするようなグラフとして表示するステップと、
    前記パラメータをノード、従属関係をエッジとするようなグラフを表示する際に、前記変化対象として選択されたパラメータに影響を与えるパラメータのうち、前記変化対象として選択されたパラメータの値から一意に値が決まらないパラメータを強調表示するステップとを有することを特徴とする事業価値評価方法。
  6. さらに、分析対象となる分析パラメータを設定するステップと、
    設定された分析パラメータに影響を与えるパラメータと、前記変化対象パラメータの値から一意に値が決まらないような、変化対象パラメータに影響を与えるパラメータとに重複があるときに、その重複するパラメータを抽出するステップと、
    前記パラメータの制約条件を入力されたときに、入力された制約条件に従って、前記変化対象パラメータから前記重複するパラメータの値を算出するステップと、
    前記重複するパラメータを評価する重みを算出するステップとを有し、
    前記制約条件は、前記重複するパラメータを評価する重みに関する情報を含むことを特徴する請求項5記載の事業価値評価方法。
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