JP6391498B2 - 資産運用シミュレーションシステム - Google Patents

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Description

本発明は、各種の資産の所有、購入、及び売却によって生じる保有資産額の増減をシミュレーションする、資産運用シミュレーションシステムに関する。
土地や建物などの不動産、各種の証券のような金融商品などの資産について、適切なタイミングでの購入や売却を行うことによる、資産額の増加を目的とした資産運用が、個人、法人を問わず広く行われている。
このような資産運用は、大小様々なリスクを伴うものである。そして、それによって生じる損益を検討する場合には、各資産による単純な収支のみでなく、各種の手続きのために生じる費用や、税額なども考慮する必要があり、複雑な計算が必要である。そのため、専門的な知識を持たない者が効率的な資産運用を行うことは容易ではなく、資産の保有状況や、購入、売却による影響などの分析、試算を行い、助言を行う、コンサルティング業が求められてきた。
また、資産額の増加のために積極的な資産運用を行うつもりがなくとも、所有資産の相続の際に生じる相続税などの税金の納付義務が生じ、そしてそのような税額の大小が、保有する資産の形態などによって大きく変化することが少なくない。こういった問題を検討する際にも、専門的な知識が必要とされる。
このように、効率的な資産運用を行うためには、専門的な知識が必要となると共に、資産運用を行う各人の状況を考慮した、複雑な計算が必要となるため、専門家がコンサルティングを行う場合にも、多大な時間が必要となる。
このような状況に対して、資産運用や、そのコンサルティング業を補助するための種々の技術が考案されており、特許文献1には、保有資産による収支額や、その変動率などを入力することによって、将来にわたる資産額の増減をシミュレーションすることのできるシステムが公開されている。
特開2001−265924号公報
特許文献1に記載の技術によれば、将来的な資産額の増減を算出することが可能であるが、そのためには、運用を行う各資産に関する種々の情報を入力する必要がある。それには各資産に関する調査や、調査結果の煩雑な入力作業が求められる。
また、多くの場合、資産は有限なものであり、その購入には迅速性が求められる。特に不動産の場合には、他者に先に購入されてしまえばもう同じ不動産を購入することはできず、上述した調査、入力作業を行っても無駄になってしまう。
そこで、本発明では、簡単な操作によって資産運用のシミュレーション結果を提示し、迅速な対応を可能とする、資産運用シミュレーションシステムを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る資産運用シミュレーションシステムは、
管理サーバ装置と、1つ又は複数のユーザ端末装置を備える資産運用シミュレーションシステムであって、
前記管理サーバ装置が
意のシミュレーション期間内に発生する資産額の増減の算出結果を備える運用シナリオの情報を保持する、運用シナリオ情報記憶部と、
前記運用シナリオの作成、変更などの管理を行う運用シナリオ管理手段と、
前記ユーザの保有する資産、及び購入を検討する資産に関する情報を管理する資産情報管理手段と、
前記資産、及びそれらを組み合わせた前記運用シナリオに係る資産額の増減を算出する資産増減算出手段と、
ネットワークを経由して、資産の情報を提供する資産情報提供サーバ装置群から前記資産の情報を収集する資産情報収集手段と、
前記資産額の増減に関する出力を生成する出力生成手段と、
前記資産情報管理手段によって入力を受け付けた前記資産に関する情報及び前記資産情報収集手段によって収集した前記資産に関する情報を保持する資産情報記憶部と、を有し、
前記運用シナリオ管理手段が、前記資産情報収集手段によって前記資産情報提供サーバ装置群から収集した前記資産に関する情報の中から前記ユーザによって選択された購入を検討する資産に関する情報に基づいて、前記運用シナリオを作成することを特徴とする。
このような構成とすることにより、ネットワークを経由して収集した前記資産に関する情報を用いて前記運用シナリオを作成し、新たな資産の運用を行った場合の将来的な資産増減を、迅速に把握することができる。
本発明の好ましい形態では、前記管理サーバ装置が、前記資産情報管理手段によって入力を受け付けた前記資産に関する情報と、前記資産情報収集手段によって収集した前記資産に関する情報と、を保持する資産情報記憶部を有し、
前記運用シナリオ管理手段が、前記資産情報記憶部が保持する前記資産に関する情報を参照することを特徴とする。
これにより、入力受付、あるいは収集した前記資産に関する情報を、複数の前記運用シナリオにおいて利用する場合に、都度入力する必要がなくなり、ユーザの負担が軽減される。
本発明の好ましい形態では、前記管理サーバ装置が、ユーザが情報収集を所望する資産についての条件を保持する収集条件記憶部を有し、
前記資産情報収集手段が、前記条件を管理する収集条件管理手段を有し、
前記資産情報収集手段が、自動的に前記条件に基づいた前記資産の情報収集を行い、
前記管理サーバ装置が、前記収集条件に合致した資産情報が発見された場合にユーザに通知を行う手段を更に有することを特徴とする。
これにより、事前に条件を登録しておくことで、該条件に該当する資産の情報をより迅速に入手することができる。
本発明の好ましい形態では、前記運用シナリオ管理手段が、前記シミュレーション期間内における前記資産の購入時期及び売却時期の設定を受け付けることを特徴とする。
これにより、前記シミュレーション期間内における、前記資産の一時的な保有なども加味し、より複雑な前記運用シナリオを作成することができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産増減算出手段が、前記資産に掛かる税額を試算する税額試算手段を有することを特徴とする。
これにより、前記資産の増減の算出に税額を含めることができ、より正確な資産額の推移のシミュレーションを行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産情報記憶部が、不動産に関する情報を記憶する不動産情報記憶部を有し、
前記資産情報管理手段が、前記不動産に関する情報を管理する不動産情報管理手段を有し、
前記資産増減算出手段が、前記不動産の価値の増減を算出する不動産価値増減算出手段を有することを特徴とする。
これにより、土地や建物に係る資産価値の変動などの事項を考慮した、不動産の運用に係るシミュレーションを行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産情報記憶部が、金融商品に関する情報を記憶する金融商品情報記憶部を有し、
前記資産情報管理手段が、前記金融商品に関する情報を管理する金融商品情報管理手段を有し、
前記資産増減算出手段が、前記金融商品の価値の増減を算出する金融商品価値増減算出手段を有することを特徴とする。
これにより、金融商品の価値の変動などを考慮して、金融商品の運用に係るシミュレーションを行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産情報記憶部が、ローンに関する情報を記憶するローン情報記憶部を有し、
前記資産情報管理手段が、前記ローンに関する情報を管理するローン情報管理手段を有し、
前記資産増減算出手段が、前記ローンの返済に係る出費額を算出する、ローン返済額算出手段を有することを特徴とする。
これにより、前記シミュレーション期間の開始時における資産運用者のローン状況を加味したシミュレーションや、前記資産の購入時にローンを利用したシミュレーションなど、より多様なシミュレーションを行うことができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産増減算出手段が、前記資産額の増減に基づいて各種の指標値を算出する、指標値算出手段を有することを特徴とする。
これにより、前記資産の運用に活用可能な各種の指標値などを、ユーザへと提示することができる。
本発明の好ましい形態では、前記出力生成手段が、前記運用シナリオ管理手段による前記運用シナリオの変更、及び前記資産情報管理手段による前記資産に関する情報の変更に基づいて、前記資産額の増減を示す表データを随時生成する表データ生成手段を有することを特徴とする。
これにより、前記運用シナリオの変更に伴う収支の変更などを出力に即時に反映し、対話的な前記運用シナリオの変更が可能となる。
本発明の好ましい形態では、前記出力生成手段が、前記運用シナリオ管理手段による前記運用シナリオの変更、及び前記資産情報管理手段による前記資産に関する情報の変更に基づいて、前記資産額の増減を示すグラフを随時生成するグラフ生成手段を有することを特徴とする。
これにより、前記運用シナリオの変更を対話的に行い、シミュレーション結果の変化などをより直観的に把握することができる。
本発明の好ましい形態では、前記資産情報収集手段が、前記資産情報提供サーバ装置群から収集した前記資産に関する情報の内、資産額の増減に関わる情報のみを前記運用シナリオ管理手段へと提供することを特徴とする。
これにより、資産の詳細情報を非開示としながらも、前記ユーザが前記運用シナリオへと該資産による影響を組み込むことができる。
本発明の好ましい形態では、前記管理サーバ装置が、
前記ユーザ端末装置を利用するユーザの情報を保持するユーザ情報記憶部と、
前記資産の相続に掛かる相続税額の算出結果を備える相続シナリオを保持する相続シナリオ情報記憶部と、
前記相続シナリオの管理を行う相続シナリオ管理手段と、
を有し、
前記ユーザ情報記憶部が、前記ユーザの資産の相続人に関する情報を有することを特徴とする。
これにより、保有資産に係る相続税を計算し、前記運用シナリオを作成する際に非常に有益な情報として利用することができる。
本発明の好ましい形態では、前記相続シナリオ管理手段が、前記運用シナリオ情報記憶部に保持する前記運用シナリオを参照して、前記相続シナリオを作成することを特徴とする。
これにより、前記運用シナリオと前記相続シナリオとをより密接に関連付け、相続税額までを考慮した資産運用を計画することができる
本発明に係る資産運用シミュレーション管理サーバ装置の動作方法は、
運用シナリオ管理手段と、資産情報管理手段と、資産増減算出手段と、資産情報収集手段と、を備える資産運用シミュレーション管理サーバ装置の動作方法であって、
前記資産情報管理手段が、ユーザが保有する資産、及び購入を検討する資産に関する情報の入力を受け付けるステップと、
前記資産情報収集手段が、ネットワークを経由して、資産の情報を提供する資産情報提供サーバ装置群から資産の情報を収集するステップと、
前記運用シナリオ管理手段が、複数の前記資産の運用期間の設定を受け付けるステップと、
前記資産増減算出手段が、前記資産情報管理手段が受け付けた前記資産の情報と、前記資産情報収集手段が前記資産情報提供サーバ装置群から収集した前記資産の情報の中から前記ユーザによって選択された購入を検討する資産に関する情報と、前記運用期間とに基づいて、前記資産の増減を算出するステップと、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、資産運用のシミュレーションを簡単な操作で迅速に行うことができ、効率的に資産運用を補助することができる。
本発明の一実施形態に係る資産運用シミュレーションシステムの構成図である。 本発明の一実施形態に係る管理サーバ装置の機能ブロック図である。 本発明の一実施形態における運用シナリオ作成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における保有資産情報の入力受付処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における購入予定資産情報の入力受付処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態における相続シナリオ作成処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る運用シナリオ一覧表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る運用シナリオ表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る不動産情報表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る相続シナリオ表示画面の一例である。 本発明の一実施形態に係る相続シナリオ表示画面の一例である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る資産運用シミュレーションシステムの構成図である。
本実施形態に係る資産運用シミュレーションシステムは、管理サーバ装置1と、ユーザの利用するユーザ端末装置2とが、ネットワーク3を経由して通信可能に構成されている。また、管理サーバ装置1は、不動産情報提供サーバ装置4a、金融商品情報提供サーバ装置4bを含む、資産情報提供サーバ装置群4とも通信可能に構成されている。
管理サーバ装置1は、図2に示すように、前記ユーザの情報を管理するユーザ情報管理手段101と、任意のシミュレーション期間中の資産額の増減予測などの情報を備える運用シナリオの作成、変更などの管理を行う運用シナリオ管理手段102と、資産の相続によって生じる相続税額の試算結果を備える相続シナリオの作成、変更などの管理を行う相続シナリオ管理手段103と、資産に関する情報の管理を行う資産情報管理手段104と、前記資産に関する情報に基づいた前記資産の増減の算出を行う資産増減算出手段105と、前記資産に関する情報を資産情報提供サーバ装置群4より収集する資産情報収集手段106と、前記運用シナリオや前記相続シナリオを示すために、前記資産の増減の算出結果の出力を生成する出力生成手段107と、前記ユーザの情報を保持するユーザ情報記憶部108と、前記運用シナリオの情報を保持する運用シナリオ情報記憶部109と、前記相続シナリオの情報を保持する相続シナリオ記憶部110と、前記資産に関する情報を保持する資産情報記憶部111と、前記資産情報の収集条件を保持する収集条件記憶部112と、を有する。
更に、資産情報管理手段104は、不動産に関する情報を管理する不動産情報管理手段104aと、各種の証券などの金融商品に関する情報を管理する金融商品情報管理手段104bと、負の資産としてローンに関する情報を管理するローン情報管理手段104cと、を有する。
資産増減算出手段105は、前記資産の運用に伴うキャッシュフローを算出するキャッシュフロー算出手段105aと、前記不動産の価値の増減を算出する不動産価値増減算出手段105bと、前記金融商品の価値の増減を算出する金融商品価値増減算出手段105cと、前記ローンの返済を算出するローン返済額算出手段105dと、前記不動産及び前記金融商品による収入などに掛かる税額の算出を行う税額算出手段105eと、各資産価値の増減の算出結果より、各種の指標値の算出を行う指標値算出手段105fと、を有する。
ここで、指標値算出手段105fによって算出する前記指標値としては、例えば、自己資金総額に対するキャッシュフローの割合を表すCCR(Cash on Cash Return)、還元利回りを表すキャップレート(Capitalization Rate)、資産の購入価格におけるローン額の割合を表すLTV(Loan To Value)、ローン返済額に対する純営業収益の比率を示すDCR(Debt Coverage Ratio)などがある。
資産情報収集手段106は、前記不動産に関する情報を不動産情報提供サーバ装置4aより収集する不動産情報収集手段106aと、前記金融商品に関する情報を金融商品情報提供サーバ装置4bより収集する金融商品情報収集手段106bと、前記不動産、あるいは前記金融商品などの資産情報の収集条件を管理する収集条件管理手段106cと、を有する。
資産情報記憶部111は、前記不動産に関する情報を保持する不動産情報記憶部111aと、前記金融商品に関する情報を保持する金融商品情報記憶部111bと、前記ローンに関する情報を保持するローン情報記憶部111cと、を有する。
また、出力生成手段107は、前記資産の増減の算出結果や、前記指標値などを、表形式として出力する表データ生成手段107aと、グラフとして出力するグラフ生成手段107bと、を有する。
なお、管理サーバ装置1には、演算装置、主記憶装置、補助記憶装置、各種の入出力装置などを備え、ネットワーク3へと接続可能に構成された、一般的なサーバ装置などを用いる。
また、ユーザ端末装置2には、コンピュータ装置や、タブレット端末、スマートフォン端末など、一般的なウェブブラウザソフトウェアを備える各種の端末装置を用いる。
資産情報提供サーバ装置群4は、管理サーバ装置1と同一の管理者によって管理されるものでも、異なる管理者によって管理されるものでもよい。また、各種の不動産や金融商品などの資産情報を提供するウェブサイトなどを資産情報提供サーバ装置群4として用いる構成としてもよい。ただし、本実施形態に係る資産運用シミュレーションシステムを有効に活用するためには、資産情報提供サーバ装置群4の保持する前記資産情報は、随時更新されるものであることが好ましい。
本実施形態に係る資産運用シミュレーションシステムは、前記ユーザが、ユーザ端末装置2に設けられた前記ブラウザソフトウェアによって、ネットワーク3を介して管理サーバ装置1にアクセスし、利用するものである。
前記ユーザが資産運用のシミュレーションを行う際には、前記ブラウザソフトウェア上において、図8に一例を示すような運用シナリオ表示画面で、前記運用シナリオを前記ユーザへと提示する。この画面には、前記ユーザの保有資産の概要と、前記シミュレーション期間中に新たに購入する予定の資産の概要と、それらによる収支状況、及び資産額の増減などを含む。
なお、図8の画面例においては、前記資産として不動産情報のみを表示しているが、各種の証券などの金融商品の情報も、同様に表示することが好ましい。また、ローンなどの負の資産についても、同様に表示することが好ましい。このように種々の資産に関する情報を表示することで、多様な資産運用のシミュレーション結果を前記ユーザへと提示することができる。
図3は、本実施形態における前記運用シナリオの作成処理を示すフローチャートである。まず、ステップS11で、ユーザに保有資産の有無の選択を促し、保有資産がある場合には、ステップS12に進み、保有資産に関する情報の入力を受け付ける。
そして、図4に示すフローチャートに従い、保有資産情報の入力を受け付ける。ステップS21における資産情報の入力画面の一例として、不動産情報の表示画面を図9に示す。
ここでは、土地及び建物の価格、前記建物の耐用年数、不動産の購入に掛かった諸費用などの、初期費用の入力を求める。ここで、該不動産の購入に際してローンを利用した場合には、ローン総額、年利、借入期間、返済方式などの入力も求める。なお、前記返済方式として、元利均等返済、元金均等返済、元金据置での期限一括返済などの設定を行うことにより、様々な形態のローン返済額の試算を行うことができる。更に、複数の借入先からのローンの組み合わせなどの入力に対応し、より複雑なローン返済計画のシミュレーションが可能な構成としてもよい。
そして、前記シミュレーション期間中の各年における、該不動産による収入と支出、土地及び建物の価格の上昇率(又は下降率)の入力を受け付け、前記シミュレーション期間において該不動産に起因して生じるキャッシュフローの算出を行う。ここで、住民税や所得税などの税額を加味した計算を行うことにより、収支のより詳細な内訳を示すことができる。また、個人や企業などへの賃貸を目的とした不動産であれば、その賃料や入居率などの入力を求め、より詳細な計算が可能な構成としてもよい。
ここで、上述したような前記不動産に関する各種の入力値の受け付けに応じて、図9に示すように、収支やキャッシュフロー、その他の指標値などを、表データ生成手段107aによって生成した表形式のデータと、グラフ生成手段107bによって生成したグラフと、を表示することにより、前記価格の上昇率の設定などによる資産の増減、及び前記指標値の変化などを視覚的にもわかりやすく提示することができる。
そして、前記入力値に変更が加わった際に、前記表形式のデータ及び前記グラフを随時更新することにより、ユーザは前記入力値の設定、及びそれによるキャッシュフローなどの変動の確認を、対話的に実施することができる。
また、前記入力値の変更は、数値による入力のみでなく、前記グラフ中のプロット点のドラッグ操作によっても行うことができる。これによって、より簡単に前記入力値の変更を行うことができる。なお、数値による前記入力値の変更、前記グラフの操作による前記入力値の変更共に、開始点と終了点における値のみを指定し、その間において値を線形に補完する操作などを可能としてもよい。 これにより、前記入力値の変更操作の利便性がより向上する。
前記資産として金融商品の情報を入力する場合においても、その価格の上昇率や、購入に係る費用などの情報の入力を、上述した不動産に関する情報の入力と同様にして受け付ける。
このようにして各種の保有資産に関する情報を入力した後、ステップS22にて、該資産の売却有無の入力を求める。ここで売却予定がある場合には、ステップS23で該資産の売却予定時期の入力を受け付ける。売却予定がなく、前記シミュレーション期間の満了まで該資産を保有する場合には、そのまま保有資産情報の入力受付処理が終了する。
そして、図3に示す前記運用シナリオの作成処理フローに戻り、ステップS13で、ステップS12において入力した保有資産額の増減を加味した、総資産額の増減計算処理を行う。なお、ステップS21における保有資産情報入力時の計算結果は、該保有資産のみを考慮したものであったが、ステップS13で計算するのは全ての保有資産、及び後に説明する全ての購入予定資産を加味したものである。
ステップS14で前記総資産額の増減計算処理に基づいて前記運用シナリオ表示画面を更新し、ステップS11で、全ての保有資産の入力が完了したと判断されるまで、ステップS12からステップS14の処理を繰り返す。
続くステップS15からステップS18においても、先に説明したステップS11からステップS14における前記保有資産の入力と同様に、購入予定資産に関する情報の入力の受け付けと、それに伴う前記運用シナリオ表示画面の更新を行う。
ただし、ステップS16における購入予定資産情報の入力受付は、ステップS12における保有資産情報の入力受付処理とは異なる。購入予定資産情報の入力受付処理を、図5のフローチャートに示す。
前記購入予定資産に関する情報の入力受付に際しては、まず、ステップS31で入力方法の選択を受け付ける。ここで、前記入力方法として手入力が選択された場合には、ステップS32に進み、前記保有資産情報の入力受付処理においてステップS21で実行した処理と同様に、前記資産情報表示画面での前記購入予定資産の情報入力を受け付ける。
前記入力方法として、資産情報収集手段106によって収集された資産情報からの取得が選択された場合には、ステップS33にて、資産情報収集手段106より収集済み資産リストを取得する。
なお、資産情報収集手段106による前記資産情報の収集は、このように前記収集済み資産リストの取得が要求された際に随時行う構成としても、資産情報収集手段106が定期的に前記収集を行って前記収集済み資産リストの作成、更新を行っておき、前記収集済み資産リストの取得が要求された際にそれを提供する構成としてもよい。また、収集した前記資産情報を、資産情報記憶部111に保持しておき、それを前記収集済み資産リストとして利用可能な構成としてもよい。
そして、ステップS34で前記ユーザより前記購入予定資産の選択を受け付けた後、ステップS35で、該資産の購入予定時期の入力を受け付ける。
その後、前記保有資産情報の入力受付においてステップS22、S23で行った処理と同様に、ステップS36で前記シミュレーション期間中における該資産の売却予定の有無の選択を受け付け、売却予定がある場合には、ステップS37で売却時期の入力を受け付ける。
このようにして、前記ユーザの保有資産及び購入予定資産に関する情報の入力を受け付けた後には、前記運用シナリオ表示画面に、それらの資産によって生じる収支、総資産額の増減、それに係る各種の指標値などを表示し、前記ユーザへ、前記シミュレーション期間における資産運用のシミュレーション結果を提示する。
なお、説明の簡単のために、前記保有資産情報の入力受付処理の後に前記購入予定資産の入力受付処理を行う構成として説明したが、これらの処理は前記ユーザの操作によって任意の順番で実施されるものである。また、前記保有資産、前記購入予定資産の情報の削除、変更なども、受け付け可能に構成されている。
更に、前記保有資産、前記購入予定資産の情報の複製も受け付け可能に構成されている。これにより、類似する不動産や、複数購入可能な金融商品に関する情報の入力などを、簡単に行うことができる。
このようにして作成された前記運用シナリオに関する情報は、図7に一例を示すような運用シナリオ一覧画面にも表示される。この画面を参照することにより、前記ユーザは複数の前記運用シナリオ間における資産運用シミュレーションの結果の比較をすることができる。
なお、前記運用シナリオ一覧画面においても、各運用シナリオにおける前記保有資産、前記購入予定資産の情報と同様に、前記運用シナリオの追加や複製、削除などの処理を任意に行うことが可能な構成となっている。これにより、類似した前記運用シナリオを作成しての比較処理なども簡単な操作で行うことができる。
資産情報収集手段106による前記資産情報の収集は、収集条件管理手段106cによって管理され、収集条件記憶部112に保持される収集条件に従って行われる。前記収集条件は、不動産や金融商品、更に詳細な分類などの、資産種別、購入に係る費用、予測される収益率、不動産の場合にはその立地条件など、任意の条件が含まれる。
前記収集条件は、先に説明した購入予定資産情報の入力受付処理のステップS33における収集済み資産リストの表示処理において使用する他に、任意の間隔で定期的に自動での情報収集を行う構成としてもよい。これにより、資産情報収集手段106によって前記ユーザが求める条件に合致する資産が発見された場合に、より迅速に該資産を用いた前記運用シナリオを作成することができる。
また、上記のように前記収集条件を用いた資産情報の自動収集を行う場合には、該収集条件に合致した資産情報が発見された場合に、電子メールなどの手段で前記ユーザへと通知を行う手段を有する構成とすることが好ましい。これにより、前記収集条件に合致する資産情報の見落としを防ぎ、また、より迅速な前記運用シナリオの作成を促すことができる。
なお、保有資産情報入力受付処理のステップS21及び購入予定資産情報の入力受付処理のステップS33において前記ユーザより入力された資産情報や、資産情報収集手段106によって収集された資産情報は、資産情報記憶部111に随時記録されていく。ステップS21やステップS33において、前記ユーザによる資産情報の入力を受け付ける代わりに、このようにして資産情報記憶部111に記録された資産情報の選択を受け付け可能な構成としてもよい。これにより、同一の物件についての複数回の入力作業を省略することができる。
また、資産情報収集手段106を用いて収集した資産情報を、前記ユーザに提示する際に、該資産情報に関する一部の情報のみを開示可能な構成としてもよい。例えば、該資産が不動産である場合に、その土地価格、建物価格、土地及び建物価格の上昇率のみを前記ユーザへと提示し、立地など、該資産を特定可能な情報を伏せた状態で、前記運用シナリオの作成に利用するような構成である。これにより、何らかの事情により、実際に売買などの契約をする可能性の高い相手以外に詳細な内容を公開したくない資産情報についても、前記運用シナリオの作成に利用することが可能となる。
図10及び図11は、前記相続シナリオを前記ユーザに示す、相続シナリオ表示画面の一例である。ここでは、図6にフローチャートを示す処理により、前記相続シナリオの作成を行う。
まず、ステップS41で、未入力の相続人が存在すると判断された場合には、ステップS42で相続人情報の入力を受け付ける。具体的には、配偶者や、子、兄弟などの、法定相続人の区分と名前などの入力を受け付ける。
ユーザから全ての相続人に関する情報の入力が完了し、ステップS41で、未入力の相続人が存在しないと判断されるまで、ステップS42の前記相続人情報の入力受付処理を繰り返す。
なお、ここで、複数の前記相続人情報に対して、各相続人の区分、人数より、法定相続分を算出し、前記ユーザに示すことが好ましい。また、法定相続分と異なる割合での相続を検討できるよう、各相続人への分与の割合を設定可能としてもよい。
そして、ステップS43で課税対象資産額の入力を、ステップS44で生命保険などの、一部が非課税となる資産額の入力を、ステップS45で借入金などの負の資産額の入力を受け付ける。
その後、ステップS46で、税額算出手段105eによる相続税額の計算処理を行い、ステップS47で、出力生成手段107によって作成した出力を画面表示し、前記ユーザへと相続税額の詳細を表やグラフを用いて提示する。
なお、ステップS43からS45までの各資産額の入力受付処理に代えて、前記運用シナリオによる資産運用シミュレーション結果より各資産額を読み込み可能な構成とすることが好ましい。これにより、前記運用シナリオと前記相続シナリオとを密接に関連付け、相続税額までを考慮した資産運用シミュレーションを行うことが可能となる。
このように、本発明に係る資産運用シミュレーションシステムでは、資産情報収集手段106を用いた資産情報提供サーバ装置群からの資産情報の取得、表やグラフを利用したユーザからの入力の受け付けなどにより、ユーザの負担を軽減し、資産運用シミュレーションをより迅速に行うことができる。
また、不動産情報提供サーバ装置4aや金融商品情報提供サーバ装置4bとして、不動産や金融商品などを扱う業者の管理するサーバ装置を用いる、あるいは、本発明に係る資産運用シミュレーションシステムの管理サーバ装置1の管理者が、そのような業者より資産情報を受け取り、不動産情報提供サーバ装置4aや金融商品情報提供サーバ装置4bに入力するような構成とすることにより、本発明に係る資産運用シミュレーションシステムを用いて、不動産や金融商品などの売り手と買い手の間のマッチングを行うこともできる。
なお、前記運用シナリオや前記相続シナリオに関する各種の数値を前記ユーザへと提示する、あるいは各種の数値の前記ユーザからの入力を受け付ける際に、その標準的な値などを表示可能な構成としてもよい。例えば、前記運用シナリオにおいて利用する不動産について、同様の規模、立地条件を持つ不動産の価格やその上昇率の平均値を提示するような構成である。このような構成とすることにより、資産運用に関する専門的な知識に乏しいユーザが本発明に係る資産運用シミュレーションシステムを利用する際に、各種の数値の設定を補助することができる。また、コンサルタント業などを営む者が、本発明に係る資産運用シミュレーションシステムを用いて、資産運用を検討しているクライアントへと前記運用シナリオを提示する場合に、一般的な価格と比較して不当に高価な資産の購入を勧める、あるいは現実的ではない価格の上昇率を設定し、資産購入を勧めることなどを、未然に防ぐことができる。これにより、該クライアントが、不動産や金融商品の相場などを熟知していない場合においても、不利益を被る可能性の高い資産購入などを回避することができる。
1 管理サーバ装置
101 ユーザ情報管理手段
102 運用シナリオ管理手段
103 相続シナリオ管理手段
104 資産情報管理手段
104a 不動産情報管理手段
104b 金融商品情報管理手段
104c ローン情報管理手段
105 資産増減算出手段
105a 不動産価値増減算出手段
105b 金融商品価値増減算出手段
105c ローン返済算出手段
105d 税額算出手段
105e 指標値算出手段
106 資産情報収集手段
106a 不動産情報収集手段
106b 金融商品情報収集手段
106c 収集条件管理手段
107 出力生成手段
107a 表データ生成手段
107b グラフ生成手段
108 ユーザ情報記憶部
109 運用シナリオ情報記憶部
110 相続シナリオ情報記憶部
111 資産情報記憶部
111a 不動産情報記憶部
111b 金融商品情報記憶部
111c ローン情報記憶部
112 収集条件記憶部
2 ユーザ端末装置
3 ネットワーク
4 資産情報提供サーバ装置群
4a 不動産情報提供サーバ装置
4b 金融商品情報提供サーバ装置

Claims (13)

  1. 管理サーバ装置と、1つ又は複数のユーザ端末装置を備える資産運用シミュレーションシステムであって、
    前記管理サーバ装置が、
    任意のシミュレーション期間内に発生する資産額の増減の算出結果を備える運用シナリオの情報を複数保持する、運用シナリオ情報記憶部と、
    前記運用シナリオの作成、変更、及び複製を含む管理を行う運用シナリオ管理手段と
    ーザの保有する資産、及び購入予定資産に関する情報を管理する資産情報管理手段と、
    前記資産、及びそれらを組み合わせた前記運用シナリオに係る資産額の増減を算出する資産増減算出手段と、
    ネットワークを経由して、資産の情報を提供する資産情報提供サーバ装置群から前記資産の情報を収集し、収集した情報に基づいて、前記購入予定資産の候補となる収集済み資産リストを作成する資産情報収集手段と、
    前記資産額の増減に関する出力を生成する出力生成手段と、を有し、
    前記購入予定資産に関する情報として、前記収集済み資産リストの中から、前記ユーザによる前記購入予定資産の選択と、選択された資産の購入予定時期の入力と、を受け付け、
    前記運用シナリオ管理手段が、前記選択された前記購入予定資産に関する情報に基づいて、前記運用シナリオを作成し、
    前記出力生成手段が、複数の運用シナリオ間における資産額の増減を比較可能に同一画面上に表示する運用シナリオ一覧表示画面を生成することを特徴とする、資産運用シミュレーションシステム。
  2. 前記管理サーバ装置が、ユーザが情報収集を所望する資産についての条件を保持する収集条件記憶部を有し、
    前記資産情報収集手段が、前記条件を管理する収集条件管理手段を有し、
    前記資産情報収集手段が、自動的に前記条件に基づいた前記資産の情報収集を行い、
    前記管理サーバ装置が、前記条件に合致した資産情報が発見された場合にユーザに通知を行う手段を更に有することを特徴とする、請求項1に記載の資産運用シミュレーションシステム。
  3. 前記運用シナリオ管理手段が、前記シミュレーション期間内における前記資産の購入時期及び売却時期の設定を受け付けることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の資産運用シミュレーションシステム。
  4. 前記資産増減算出手段が、前記資産に掛かる税額を試算する税額試算手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項3の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  5. 動産に関する情報を記憶する不動産情報記憶部を更に有し、
    前記資産情報管理手段が、前記不動産に関する情報を管理する不動産情報管理手段を有し、
    前記資産増減算出手段が、前記不動産の価値の増減を算出する不動産価値増減算出手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項4の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  6. 融商品に関する情報を記憶する金融商品情報記憶部を更に有し、
    前記資産情報管理手段が、前記金融商品に関する情報を管理する金融商品情報管理手段を有し、
    前記資産増減算出手段が、前記金融商品の価値の増減を算出する金融商品価値増減算出手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項5の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  7. ーンに関する情報を記憶するローン情報記憶部を更に有し、
    前記資産情報管理手段が、前記ローンに関する情報を管理するローン情報管理手段を有し、
    前記資産増減算出手段が、前記ローンの返済に係る出費額を算出する、ローン返済額算出手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項6の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  8. 前記資産増減算出手段が、前記資産額の増減に基づいて各種の指標値を算出する、指標値算出手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項7の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  9. 前記出力生成手段が、前記運用シナリオ管理手段による前記運用シナリオの変更、及び前記資産情報管理手段による前記資産に関する情報の変更に基づいて、前記資産額の増減を示す表データを随時生成する表データ生成手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項8の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  10. 前記出力生成手段が、前記運用シナリオ管理手段による前記運用シナリオの変更、及び前記資産情報管理手段による前記資産に関する情報の変更に基づいて、前記資産額の増減を示すグラフを随時生成するグラフ生成手段を有することを特徴とする、請求項1から請求項9の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  11. 前記管理サーバ装置が、
    前記ユーザ端末装置を利用するユーザの情報を保持するユーザ情報記憶部と、
    前記資産の相続に掛かる相続税額の算出結果を備える相続シナリオを保持する相続シナリオ情報記憶部と、
    前記相続シナリオの管理を行う相続シナリオ管理手段と、
    を有し、
    前記ユーザ情報記憶部が、前記ユーザの資産の相続人に関する情報を有することを特徴とする、請求項1から請求項10の何れかに記載の資産運用シミュレーションシステム。
  12. 前記相続シナリオ管理手段が、前記運用シナリオ情報記憶部に保持する前記運用シナリオを参照して、前記相続シナリオを作成することを特徴とする、請求項11に記載の資産運用シミュレーションシステム。
  13. 任意のシミュレーション期間内に発生する資産額の増減の算出結果を備える運用シナリオの情報を複数保持する、運用シナリオ情報記憶部を備える管理サーバ装置が、
    前記運用シナリオの作成、変更、及び複製を含む管理を行う運用シナリオ管理ステップと、
    ユーザの保有する資産、及び購入予定資産に関する情報を管理する資産情報管理ステップと、
    前記資産、及びそれらを組み合わせた前記運用シナリオに係る資産額の増減を算出する資産増減算出ステップと、
    ネットワークを経由して、資産の情報を提供する資産情報提供サーバ装置群から前記資産の情報を収集し、収集した情報に基づいて、前記購入予定資産の候補となる収集済み資産リストを作成する資産情報収集ステップと、
    前記資産額の増減に関する出力を生成する出力生成ステップと、を実行し、
    前記購入予定資産に関する情報として、前記収集済み資産リストの中から、前記ユーザによる前記購入予定資産の選択と、選択された資産の購入予定時期の入力と、を受け付け、
    前記運用シナリオ管理ステップにおいて、前記選択された前記購入予定資産に関する情報に基づいて、前記運用シナリオを作成し、
    前記出力生成ステップにおいて、複数の運用シナリオ間における資産額の増減を比較可能に同一画面上に表示する運用シナリオ一覧表示画面を生成することを特徴とする、管理サーバ装置の動作方法。

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