JP4704015B2 - 半導体装置及び半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置及び半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、半導体装置及び半導体記憶装置の製造方法に係り、特に微細パターンを持つ半導体装置、および集積度の高い半導体不揮発メモリの製造に好適な半導体装置の製造方法を可能にする微細加工に関するものである。
不揮発性半導体記憶装置の代表例としてフラッシュメモリが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このフラッシュメモリは携帯性、対衝撃性に優れ、電気的に一括消去が可能なことから近年携帯型パーソナルコンピュータやデジタルスチルカメラ等の小型携帯情報機器のファイルとして急激に需要が拡大している。その市場の拡大にはメモリセル面積の縮小によるビットコストの低減が必須であり、これを実現するための様々な取り組みがなされている。メモリセルのチップ占有率は通常60%以上であり、チップ縮小にはメモリセルの縮小が有効である。
メモリセルを縮小するための第1の方法としてリソグラフィの微細化があり、これはリソグラフィに用いる露光光の波長を365nm,248nm,さらには193nmと短くする方法である。短波長化により解像度が上がるため、メモリセルおよびチップが小さくなる。但し露光波長を短くするこの方法はレジストやレンズ硝材などに莫大な開発が必要なことから開発期間と多大な投資が必要となるという問題がある。
第2の方法としてレベンソン型位相シフト露光法による微細化も検討されている。レベンソン型位相シフト露光法とは隣り合う露光部の位相が反転するようにマスクに位相シフタと呼ばれる位相差を生む透明な部材を形成し(ガラス部をエッチングして同様な光学効果を得るタイプもある)、そのマスクを介して露光する超解像露光法である。干渉を利用して光学像コントラストを上げる解像度向上法である。この方法をフラッシュメモリに適用することが提案されている(例えば、非特許文献1参照。)。
特許第2694618号公報 Takashi Kobayashi、外11名、"A 0.24-μm2 Cell Process with 0.18-μm Width Isolation and 3-D Interpoly Dielectric Film for 1-Gb Flash Memories"、IEDM(International Electron Device Meeting)-97、1997年、p.275−278
しかしながら、従来の半導体装置及び半導体記憶装置の製造方法、特にフラッシュメモリの製造方法ではゲート配線ピッチがリソグラフィの最小解像性能で規定されるため、解像限界以上にはメモリセル面積が小さくならないという問題があった。たとえ位相シフト露光法のような強い超解像を用いてもゲート配線ピッチは、露光光の波長をλ、レンズの開口数をNAとしたときに、λ/(4NA)より小さくすることは光学理論上不可能である。リソグラフィの解像度は年々向上しているが、半導体装置の微細化要求のスピードが解像度の向上を上回って速い。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、狭小ピッチで配線パターンを形成し、該配線パターン端部に接続するプラグを高い裕度で形成することを第1の目的とする。また、本発明は、狭小ピッチでコントロールゲートを形成し、該コントロールゲート端部に接続するプラグを高い裕度で形成することを第2の目的とする。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、導電膜上に第1パターンを形成する工程と、
前記第1パターンの周囲に、前記第1パターンと接する第2パターンを自己整合的に形成する工程と、
前記第2パターンを形成した後、前記第1パターンを除去する工程と、
前記第2パターンを一部で分断する工程と、
分断された第2パターンをマスクとして前記導電膜をエッチングすることにより配線パターンを形成する工程と、
前記配線パターンを覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
前記配線パターンの配線幅よりも大きい径を有する開口を前記層間絶縁膜内に形成する工程と、
前記開口内に導電膜を埋め込むことによりプラグを形成する工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、導電膜上に第1パターンを形成する工程と、
第1パターンを覆う膜を基板全面に形成した後、該膜を異方性エッチングすることにより、前記第1パターンの側壁に沿って閉ループ状の第2パターンを形成する工程と、
第2パターンを形成した後、前記第1パターンを除去する工程と、
前記第2パターンの一部をエッチングすることにより、前記第2パターンを複数の第3パターンに分断する工程と、
前記第3パターンをマスクとして前記導電膜をエッチングすることにより配線パターンを形成する工程と、
前記配線パターンを覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
前記配線パターンの配線幅よりも大きい径を有する開口を前記層間絶縁膜内に形成する工程と、
前記開口内に導電膜を埋め込む工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明に係る半導体記憶装置の製造方法は、不揮発性の半導体記憶装置の製造方法であって、
浮遊ゲートの上方に導電膜を形成する工程と、
前記導電膜上に第1パターンを形成する工程と、
第1パターンを覆う膜を基板全面に形成した後、該膜を異方性エッチングすることにより、前記第1パターンの側壁に沿って閉ループ状の第2パターンを形成する工程と、
第2パターンを形成した後、前記第1パターンを除去する工程と、
前記第2パターンの一部をエッチングすることにより、前記第2パターンを複数の第3パターンに分断する工程と、
前記第3パターンをマスクとして前記導電膜をエッチングすることによりコントロールゲートを形成する工程と、
前記コントロールゲートを覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
前記コントロールゲートの配線幅よりも大きい径を有する開口を前記層間絶縁膜内に形成する工程と、
前記開口内に導電膜を埋め込む工程とを含むことを特徴とするものである。
本発明は、以上説明したように、狭小ピッチで配線パターンを形成することができ、該配線パターン端部に接続するプラグを高い裕度で形成することができる。
また、本発明は、狭小ピッチでコントロールゲートを形成することができ、該コントロールゲート端部に接続するプラグを高い裕度で形成することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図中、同一または相当する部分には同一の符号を付してその説明を簡略化ないし省略することがある。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。
先ず、基板上に導電膜を形成した後、図1(a)に示すように、導電膜上に第1パターン11をリソグラフィの解像度内で形成する。その後、図1(b)に示すように、パターンピッチバランス調整を行うためのトリムエッチングを行って、第1パターンを細らせて、第1パターン11aとする。すなわち、後述する配線パターン13のピッチを考慮して、トリムエッチングにより第1パターン11を細らせる。
次に、図1(c)に示すように、第1パターン11aの周囲に自己整合的に第2パターン12を形成する。閉ループの第2パターン12は、第1パターン11aを覆うように形成した膜を異方性エッチングすることにより得られる。
その後、図1(d)に示すように、閉ループの第2パターンをベンディング部(屈曲部)が残るように分断し、端部のベンディング部が孤立して存在する第3パターン12aを形成する。
次に、第3パターン12aをマスクとして導電膜をドライエッチングすることにより、図1(e)に示すように、基板上に配線パターン13が形成される。そして、配線パターン13を覆う層間絶縁膜を形成した後、該層間絶縁膜内に、配線パターン13の端部(屈曲部)近傍上に、配線パターン13の線幅より大きな径を有する開口14としての接続孔を形成する。この接続孔14内に導電膜を埋め込むことにより、引き出し電極用のプラグが形成される。開口14として、後述するホールではなく開口溝を形成してもよい。
以上説明したように、本実施の形態1では、リソグラフィの限界で規定されるよりも狭小ピッチで配線パターン13を形成することが可能となり、さらに配線パターン13の狭小ピッチに収まるように接続孔14を形成することができる。
第1パターン11はリソグラフィの解像度で決まる最小ピッチまでしか細くすることはできないが、第1パターン11aの周囲(ペリフェラル部)に自己整合的にパターン12を形成し、閉ループを分断することにより、第1パターン11aのパターンピッチの中に2本の微細配線パターン13を形成できる。すなわちハーフピッチで配線パターン13を形成することが可能となる。電極の取り出し部にはパッドを形成せず、接続孔14の径を大きくすることにより配線パターン13と孔14との重ね裕度を確保することができる。
なお、ペリフェラル部に自己整合的にパターンを形成する方法は、特開平6−77180号公報や特開平8−306698号公報に記載がある。しかし、これらの公報には配線の取り出し方法や末端の処理方法に関しての考慮がなく、そのままではフラッシュメモリなどのゲート配線に適用が難しい。また、特開平7−326562号公報には、ペリフェラル部に自己整合的に微細パターンを形成した後、一部を分断して閉ループを分断して配線を形成する方法が記載されているが、単体の配線に関するものであり、上層配線との電気的接続を取る接続孔との取りまわしも含めたものではない。不揮発性メモリなどの高集積メモリを考えた場合、ゲート配線の配線ピッチが小さくなるばかりではなく、接続孔パターンが配線ピッチに収まるようにする必要がある。本発明は、これらの課題を解決するものである。
実施の形態2.
図2は、本発明の実施の形態2による不揮発性半導体記憶装置を説明するための平面図である。図3は、図2に示した不揮発性記憶装置の断面図である。詳細には、図2は、不揮発性半導体記憶装置の代表例であるフラッシュメモリセルを示す平面図である。図3(a)は図2のA−A’断面図であり、図3(b)は図2のB−B’断面図であり、図3(c)は図2のC−C’断面図である。
図2及び図3に示すように、本メモリセルは、基板100のウェル101内に形成された不純物導入層105としてのソース/ドレイン領域、第1ゲートである浮遊ゲート103b、第2ゲートである制御ゲート111a、及び第3ゲート107aを有している。
各メモリセルの制御ゲート111aは行方向に接続され、ワード線を形成している。浮遊ゲート103bとウェル101とはゲート絶縁膜102aにより、浮遊ゲート103bと第3ゲート107aとは絶縁膜106aにより、浮遊ゲート103bとワード線111aとは絶縁膜110aにより、第3ゲート107aとワード線111aとは絶縁膜108aによりそれぞれ分離されている。
ソース/ドレイン領域105はワード線111aに対して垂直に配置され、列方向のメモリセルのソース/ドレインを接続するローカルソース線及びローカルデータ線として存在する。すなわち、本不揮発性半導体記憶装置は、メモリセル毎にコンタクト孔を持たない、いわゆるコンタクトレス型のアレイ構成を有する。このソース/ドレイン領域105に垂直な方向にチャネルが形成される。配線だけでなく孔もリソグラフィの解像性能によるピッチ制限を受けるので、コンタクトレス型のアレイ構成に対して本発明を適用することが効果的である。すなわち、コンタクトレス型のアレイ構成では、配線のピッチを詰めれば詰めるほどメモリセル面積を小さくすることができる。
なお、本実施の形態2ではAND型フラッシュメモリについて説明するが、NAND型フラッシュメモリにもコンタクトレス型のアレイ構成を適用することができる。この場合も、配線のピッチを詰めれば詰めるほどメモリセルが小さくなる。
第3ゲート107aの2つの端面は、浮遊ゲート103bの端面のうちワード線111a及びチャネルとそれぞれ垂直な方向に存在する2つの端面と、それそれ絶縁膜106aを介して対向して存在する。
第3ゲート107aは、ワード線111a及びチャネルと垂直な方向に存在する浮遊ゲート103bの隙間に埋込まれている。さらに、浮遊ゲート103bが第3ゲート107aに対し対称に存在すると共に、第3ゲート107aが浮遊ゲート103bに対し対称に存在している。
第3ゲート107aは、ソース/ドレイン領域105の上方に配置され、ソース/ドレイン領域105と同様に、ワード線111a及びチャネルに対して垂直に、すなわち列方向に配置されている。
このような構造では、浮遊ゲート103bと制御ゲート11a以外の第3ゲート107aが存在する場合であっても、ワード線方向(行方向)、及びローカルデータ線方向(列方向)のピッチを最小加工寸法の2倍とすることができる。従って、メモリセル面積をクロスポイント型のアレイでは最小の4Fx×Fy(F:最小加工寸法)に縮小することが可能となる。
通常、最小加工寸法Fはリソグラフィの解像度で決まるため、X方向(Fx)もY方向(Fy)も同じ寸法であるが、本実施の形態1ではワード線の線幅を最小でリソグラフィの最小解像ピッチの1/4にすることが可能であるため、最小メモリセル面積は(1/2)×P(P:リソグラフィ最小解像ピッチ)となり、通常のメモリセル面積Pよりも半減する。なお、ワード線の方向と垂直ないわゆるデータ線の方向では、微細化をすると素子分離特性、拡散層の抵抗、ホットエレクトロンなどの影響によるトランジスタ特性に大きな影響が出るので単純なシュリンクができず、その対策で構造が複雑になる。基本構成的には縦横とも同じ寸法にできるが、あえてワード線方向、すなわちコントロールゲートのみ大幅にシュリンクすることで比較的簡単な構造で、開発期間も短く集積度の高いフラッシュメモリを製造することができる。
次に、上記不揮発性半導体装置のメモリセルの製造方法について説明する。
図4から図6は、本実施の形態2によるメモリセルの製造方法を説明するための工程断面図である。
先ず、図4(a)に示すように、基板100であるシリコン基板の上層にp型ウェル101を形成する。そして、このp型ウェル101上に、12nm程度の膜厚でゲート酸化膜(ゲート絶縁膜)102を熱酸化法により形成する。
次に、図4(b)に示すように、ゲート酸化膜102上に、後に浮遊ゲートとなり、リンがドーピングされたドープトポリシリコン膜103を形成する。そして、ドープトポリシリコン膜103上にシリコン窒化膜104を形成する。
続いて、リソグラフィとドライエッチング技術により、シリコン窒化膜104及びドープトポリシリコン膜103を順次パターニングする。これにより、図4(c)に示すように、ゲート絶縁膜102上にドープトポリシリコン膜103aとシリコン窒化膜104aとの積層構造が得られる。その後、図4(d)に示すように、シリコン窒化膜104aをマスクとしてイオン注入法によりヒ素イオンをウェル101内に注入し、メモリセルのソース/ドレイン領域となる不純物導入層105を形成する。
次に、浮遊ゲートと第3ゲートを分離するための絶縁膜106を以下の方法により形成する(図4(e)参照)。先ず、LPCVD法(減圧化学気相成長法)を用いて10.5nm程度のシリコン酸化膜を形成する。該シリコン酸化膜をアンモニア雰囲気中で熱処理することにより、該シリコン酸化膜に窒素を導入する。その後、窒素が導入されたシリコン酸化膜にウェット酸化処理を行う。これは、アンモニア中での熱処理によりシリコン酸化膜中に導入された水素を除去するためである。以上の工程により形成したシリコン酸化膜106は、膜中の電荷トラップ量が小さく、高い書換え耐性を有している。
次に、図5(a)に示すように、後に第3ゲートとなり、リンがドーピングされたドープトポリシリコン膜107を浮遊ゲートパターン103aの隙間が完全に埋まるように形成する。その後、異方性ドライエッチングによりドープトポリシリコン膜107をエッチバックする。これにより、図5(b)に示すように、浮遊ゲートパターン103aの隙間に所定の厚さのドープトポリシリコン膜107aが残存する。ここで、消去時の内部動作電圧を低減するため、エッチバック後に残存するドープトポリシリコン膜107aの膜厚は、浮遊ゲートとなるドープトポリシリコン103aの膜厚に比べて薄いことが望ましい。
次に、図5(c)に示すように、ドープトポリシリコン膜103aの隙間が完全に埋まるように、シリコン酸化膜108を形成する。そして、シリコン窒化膜104aが露出するまで、シリコン酸化膜108及びシリコン酸化膜106をCMP法により研磨する。これにより、図5(d)に示すように、シリコン窒化膜104aは膜厚が薄いシリコン窒化膜104bとなり、シリコン窒化膜104a上のシリコン酸化膜106は除去され、シリコン窒化膜104bの隙間にシリコン酸化膜108aが埋め込まれる。
次に、図6(a)に示すように、熱リン酸水溶液を用いてシリコン窒化膜104bを除去して、ドープトポリシリコン膜103aの表面を露出させる。その後、図6(b)に示すように、リンがドーピングされたドープトポリシリコン膜109を基板全面に形成する。そして、このドープトポリシリコン膜109を異方性ドライエッチングすることにより、図6(c)に示すように、ポリシリコン膜103a上にポリシリコン膜109aが自己整合的に形成される。すなわち、ドープトポリシリコン膜103aとシリコン酸化膜108aの段差部に、ドープトポリシリコン膜109aが自己整合的に形成される。ドープトポリシリコン膜109aはドープトポリシリコン膜103aと電気的に接続しており、この2層のドープトポリシリコン膜103a,109aで浮遊ゲートを構成する。ドープトポリシリコン膜109aは浮遊ゲートの表面積を増大し、メモリセルのカップリング比を増大する効果がある。これにより書込み/消去時の内部動作電圧の低減が可能である。
次に、図6(d)に示すように、図4(e)で示した方法と同一の手法により、浮遊ゲートとワード線を分離する窒素を添加したシリコン酸化膜110を、例えば、10.5nm程度の膜厚で形成する。その後、シリコン酸化膜110上に、ワード線となるポリシリコン膜、窒化タングステン膜、タングステン膜の積層導電膜、いわゆるポリメタル膜を形成する。なお、ポリメタル膜に替えて、ポリシリコン膜単体あるいはタングステンシリサイド膜を用いることができる。
このポリメタル膜を、図7及び図8を参照して以下に説明する微細加工技術によりパターニングすることにより、図6(e)に示すように、ワード線111aが形成される。
図7及び図8は、本実施の形態2において、ワード線の形成方法を説明するための工程断面図である。詳細には、図7及び図8における(i)は上面図であり、(ii)は(i)のA−A’断面図であり、(iii)は(i)のB−B’断面図である。
各図の(ii),(iii)では、例えば、図7(a)に示すように、基板201、導電膜202、酸化膜203、レジストパターン204と簡単化して示している。実際には、上述のように、基板201はその表面が酸化膜で覆われた図6(d)に示すような積層構造をもち、導電膜202は上記ポリメタル膜である。
先ず、図7(a)に示すように、導電膜202としての上記ポリメタル膜上にシリコン酸化膜203を形成し、その上にレジストパターン204を形成する。なお、レジストパターン204の形成前に、必要に応じて反射防止膜を塗布法又はCVD法により形成することができる。レジストパターン204のパターンピッチはリソグラフィの解像限界により制約される。ここではデータ線のパターンピッチと同じとする。具体的には、超解像のNA0.92のArFスキャナを用いたため、レジストパターン204の線幅を64nm、ピッチを128nmとする。なお、このレジストパターン204の線幅及びピッチは一例にすぎない。等間隔の線幅としたのは使用したレジストと露光条件のピボータルポイントが等線幅であるためであり、最も露光裕度がとれる線幅に設定することが望ましい。
次に、図7(b)に示すように、レジストパターン204を等方性エッチング(トリムエッチング)により細らせて、微細なレジストパターン204aを形成する。そして、レジストパターン204aをマスクとしてシリコン酸化膜203をドライエッチングし、レジストパターン204aを除去すると、図7(c)に示すように、微細な酸化膜パターン203aが形成される。ここで、レジストパターン204の等方性エッチングは酸素ガス存在下で行った。なお、トリムエッチングしていないレジストパターン204をマスクにして酸化膜203をパターニングし、パターニング後の酸化膜に対してサイドエッチングが進行するようなトリムエッチングを行うことによっても、微細な酸化膜パターン203aを形成することができる。
次に、酸化膜パターン203aを覆うようにシリコン窒化膜をプラズマCVD法により形成し、該シリコン窒化膜を異方性エッチングする。これにより、図7(d)に示すように、酸化膜パターン203aの側壁に沿って窒化膜パターン205が自己整合的に形成される。言い換えれば、酸化膜パターン203aをコアにして、窒化膜からなるサイドウォールパターン205が形成される。ここで、窒化膜パターン205が等間隔で形成されるように、酸化膜パターン203aの線幅とサイドウォール量を調整することができる。
次に、図7(e)に示すように、酸化膜パターン203aを除去する。これにより、閉ループの窒化膜パターン205が形成される。
その後、図7(f)に示すように、レジスト膜を塗布形成し、通常の露光・現像を行うことにより、窒化膜パターン205の端部近傍上に開口207を有するレジストパターン206を形成する。ここで、リソグラフィで開けられる最小開口径とそのピッチは、リソグラフィで形成できるラインアンドスペースパターンの線幅やパターンピッチより大きくなる。しかし、図7(a)と(f)とを比較して分かるように、開口207のパターンピッチはライン204の場合の2倍であり、また開口207の大きさもライン204の線幅のほぼ2倍であるため、余裕を持って開口207を形成することができる。解像度的にはラインパターンより劣る穴パターンであるが、そのパターンピッチと穴径が大きいため、寸法精度と合わせ余裕を十分確保することができる。なお、本実施の形態2では、パターンピッチは256nm、穴径は128nmとした。なおリソグラフィの特性として、穴径が大きく、パターンピッチもゆるくなると穴の寸法精度は高くなる。
次に、図7(g)に示すように、レジストパターン206の開口207底部に露出する窒化膜パターン207をエッチングにより除去する。その後、レジストパターン206を除去すると、図7(h)に示すように、導電膜202上に閉ループが分断されて端部が孤立パターンとなった窒化膜パターン205aが形成される。
次に、図8(a)に示すように、窒化膜パターン205aをマスクとして導電膜202をエッチングすることにより、配線パターン202aが形成される。その後、熱燐酸を用いたウェットエッチングにより窒化膜パターン205aを除去すると、図8(b)に示すような構造が得られる。ここで、上述したように、基板表面には薄い酸化膜110(図6(d)参照)が形成されているが、この酸化膜110は熱燐酸を用いたウェットエッチングではほとんどエッチングされないため、デバイス形成上の問題はない。形成された配線パターン202aのラインアンドスペース部(メモリセル部)のピッチは64nmであり、リソグラフィの実用最小解像ピッチ128nmの半分である。しかも、配線パターン202aは、等間隔及び等線幅のラインアンドスペースパターンである。リソグラフィで使用したレンズの理論最小解像ピッチはλ/(2×NA)で表され、露光波長λ=193nm、レンズの開口率NA=0.92を入れると104nmである。これに比べても、約60%に小さくなっている。この配線パターン202aは、図6(e)に示したワード線111aに対応する。
次に、図8(c)に示すように、配線パターン202aを覆うように層間絶縁膜208を形成する。その後、図8(d)に示すように、配線パターン202aの末端部上に開口210を有するレジストパターン209をリソグラフィにより形成する。配線パターン202aの末端で、お互いに開くように屈曲した部分に接触するように開口210を形成するため、配線パターン202aのピッチの2倍のピッチで等間隔に開口210を形成すればよく、リソグラフィで開口210を容易に形成することができる。よって、開口210のパターンピッチは128nmである。リソグラフィの露光裕度を考えて開口210の径は85nmとし、開口間の間隔43nmに比べ比較的大きくすることが好適である。
次に、レジストシュリンクプロセスを適用して開口210の径を調整する。詳細には、図8(e)に示すように、レジストパターン209上にシュリンク材(例えば、クラリアント社製のRELACS(登録商標))を塗布し、熱処理を施すことにより硬化層211を形成することにより、開口径をシュリンクさせる。ここでは、20nmシュリンクさせ、開口210aの径を65nmとする。ただし、これは一実施条件に過ぎない。なお、ここではレジストシュリンクプロセスを適用した例を示したが、通常に所望の開口径を持つレジストパターンを露光・現像により形成しても良い。また等間隔で一列に並んだ開口であるため、高い露光裕度を確保するために、レベンソン型の位相シフトマスクや2重極照明を用いて開口を形成することが好ましい。この場合、図9に示すように、開口213の形は密集方向(図中の横方向)に短い楕円形状となるが、縦方向にはレイアウト的に余裕が取れるので問題は生じない。むしろ十分な面積を取りつつ、パターン間隔を確保できるため層間不全による電気リークなどの不良発生が少ないという利点がある。
その後、図8(f)に示すように、硬化層211及びレジストパターン209aをマスクとして層間絶縁膜208をパーシャルエッチングすることにより、層間絶縁膜208内に開口208aを形成する。ここで、開口208aにより配線パターン202aの上面及び一部の側面が露出するが、基板201までは露出しない深さまで、層間絶縁膜208をエッチングする。開口208aが基板201まで達するように層間絶縁膜208をエッチングすると、オーバーエッチング時に基板201の一部を掘り込んでしまい、基板構造が露出することにより不良の原因となる可能性がある。ただし、これは基板構造に依存するので、開口208a底部に基板201が露出するまで層間絶縁膜208をエッチングしても良い場合がある。
その後、タングステン膜のような導電膜を開口208a内に埋め込むことにより、図8(h)に示すように、配線パターン202aと電気的に接続されたプラグ212が形成される。
以上の工程を経ることにより、直接周辺回路への引出し電極用のプラグ212が形成されたメモリセルが形成される。
図10は、本実施の形態2に対する比較例を説明するための平面図である。図10に示すように、通常は、配線パターン601の末端部に導通孔用パッド602を形成し、該パッド602よりも小さな断面積を有する導通孔603を形成する。これに対して、本実施の形態1では、配線パターン202aの配線幅よりも太い径を有するプラグ212を形成して、該プラグ212により電気的に直接周辺へ引き出すことを可能にしている。
図11は、本実施の形態2において、メモリセルアレイの構成を示した模式図である。ソース/ドレイン領域となる不純物導入層Dnはワード線WLと垂直な方向に延在し、隣接するメモリセルを接続する配線の役割を有している。この各不純物導入層配線Dnの両端にはソース線あるいはデータ線を選択する選択MOSトランジスタが配置されている。
図14は、本実施の形態2において、接続孔を含めたパターンレイアウトを示す平面図である。
接続孔用の孔210は2重極照明を用いて形成し、パターンピッチが詰められる場合を示している。リソグラフィでの最小解像ピッチが4Lであるときのレイアウトである。したがって、等幅でパターンを解像させた場合リソグラフィで解像する最小のパターン幅は2Lである。ここでのリソグラフィでの最小解像パターン寸法は光学上の理論限界ではなく、露光裕度を加味した実用解像度で定義している。本実施の形態2では、2Lは64nmにあたる。本実施の形態2で説明したようにサイドウォールを使った加工法によりメモリセル領域での配線パターン202aのパターンピッチは2L、配線幅およびその間隔はLであり、リソグラフィ実用解像度の半分となる。閉ループを分断する開口207のパターンピッチは8L、その開口径は例えば4Lである。縦からも横からも回折の影響を受けるため解像度の落ちる穴パターンであっても、実用解像度2Lの2倍の開口径であり、パターンピッチにいたっては4倍となっているため、円形開口207を容易に解像することが可能である。接続孔210はそのパターンピッチが4Lであり、ライン系の実用解像度と同じである。そのため2重極照明と言う強い超解像手段を用いて解像させる。この方法では、前述(図9参照)のようにパターンピッチ方向が短径の楕円形状となる。照明条件によって楕円の程度は変わるが代表的には長径は短径の倍の4Lとなる。またレジストプロセスによっても多少変わるが、配線ループの先端形状に着目すると、直線部分に変わるのは先端から約4Lである。以上より、図14に示すレイアウトの場合、接続孔と干渉することなく、また直線状の配線領域となるメモリセル部として使用可能な領域は、配線ループの先端から上下にそれぞれ4L+αだけ除外した領域である。すなわち、メモリセル部として使用不能領域は上下合わせて8L+2αである。ここで、αは合わせと寸法精度を考慮して決まる余裕寸法である。
以上説明したように、本実施の形態2では、上述した方法によりリソグラフィのインフラを変えずにワード線111aのパターンピッチを64nmとすることができ、従来法の128nmに対し50%縮小することができ、これによりメモリセル面積を従来よりも50%縮小することができる。チップにおけるメモリセルの占有率が面積比で約70%の場合、チップ自体を約35%縮小することができる。よって、製造コストを安価にすることができ、チップサイズが小さくなることからチップ取得数が向上すると共に、チップ面積が小さくなったことにより異物欠陥でのチップ歩留まりを改善することができる。なお、ワード線幅を小さくしてもカップリング比等のデバイス電気特性を劣化させることもなかった。なおここではチップサイズ縮小の効果を説明したが、メモリセルサイズが縮小した分記憶容量を高めることも可能なので、本方法を用いて不揮発性半導体記憶装置の集積度を上げることもできる。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3による不揮発性半導体記憶装置を説明するための断面図である。詳細には、図12(a)はワード線の延在方向に対し平行に切断した断面図であり、図12(b)は該延在方向に対し垂直に切断した断面図である。
図12(a),(b)において、シリコン基板300に基板表面から突き出た素子分離301が形成されている。素子分離301により分離された基板300上層には、不純物導入層305としてのソース/ドレイン領域が形成されている。素子分離301の隙間の基板300上にゲート絶縁膜302を介して第1の浮遊ゲート303が形成されている。さらに、第1の浮遊ゲート303上に絶縁膜304を介して第2の浮遊ゲート306が形成されている。第2の浮遊ゲート306を覆うように絶縁膜307が形成され、該絶縁膜307上にワード線308が形成されている。
本実施の形態3におけるワード線308のレイアウトは、実施の形態2におけるワード線111aと同じであり、実施の形態1の方法と同様の方法によりワード線308を形成することができる。本実施の形態3では、溝形成型素子分離301によるサイズ制限を受け、ワード線に対して垂直に延在するローカルデータ線に沿ったの方向のセルピッチは実施の形態2ほどには小さくならないものの、ワード線に沿った方向のセルピッチは本実施例の寸法縮小効果により縮小される。よって、本実施の形態3では、メモリセルサイズを従来のワード線形成法を用いた場合より約50%縮小することができた。
なお、このワード線ピッチ縮小法は、NOR型不揮発性半導体記憶装置、NAND型不揮発性半導体記憶装置、SPRIT−GATE型不揮発性半導体記憶装置に対して適用することができる。この場合も、同様にメモリセルサイズの縮小が可能となる。
実施の形態4.
実施の形態2では2本単位で直接周辺回路用の引出しを行った場合を示した。すなわち、図8(h)で配線パターン202aを左から1,2,3,…と数えると、2,3のペア、4,5のペア、6,7のペアのように、2本単位で図中上又は下から電気的接続をとるレイアウトの場合を説明した。本実施の形態4では、図13を参照して、1本単位で上又は下から電気的接続を取る場合について説明する。図13は、本実施の形態4による半導体記憶装置の製造方法を説明するための工程断面図である。
先ず、図7(a)〜図7(e)に示す工程と同じ工程を行う。これにより、図13(a)に示すような構造が得られる。
次に、図13(b)に示すように、リソグラフィにより開口溝216がアレイ状に並んだレジストパターン215を形成する。この開口溝216アレイのパターンピッチは128nmであり、トーン反転している。しかし、実施の形態2において図7(a)に示したレジストパターン204とパターンピッチが同じであり、パターン解像が可能である。開口溝216の溝幅は64nmとする。窒化膜パターン205のパターン幅は32nmであり、余裕を持って配線パターン205の端部近傍上に開口溝216を形成することが可能である。閉ループ状の窒化膜パターン205の分断が目的のため、解像するのであればホール状の開口でも良い。しかし、パターンピッチが狭いためリソグラフィの解像裕度が狭いことを考慮して、直線性のある開口溝216アレイを形成することが好適である。四方から回折を受けるホールに比べ、横方向からの回折光が主体の開口溝アレイの方が解像裕度が高い。実施の形態1では開口パターンはホール形状であったが、この場合はパターンピッチも緩く、ホール径も大きかったため解像裕度の問題は起こらない。
次に、図13(c)に示すように、レジストパターン215の開口溝216底部に露出する窒化膜パターン205をエッチングにより除去する。そして、レジストパターン215を除去すると、図13(d)に示すように、導電膜202上に閉ループが分断されて端部が孤立パターンとなった窒化膜パターン205bが形成される。その後、図8(a)〜(h)に示した工程と同じ工程を行うことにより、図13(e)に示すように、上下交互にプラグ217が形成される。この場合も、ワード線111aに対応する配線パターン202bのパターンピッチは、64nmと小さいものであった。
図15は、本実施の形態4において、接続孔を含めたパターンレイアウトを示す平面図である。寸法の定義は、実施の形態2で説明したレイアウト(図14)と同じである。
図15に示すように、アレイ状開口217はそのパターンピッチが実用解像度4Lであるためスリット状とし、分離性を高めている。このため横方向は2Lであるが、縦方向は例えば8Lの長さとなっている。この場合でもパターンの半分を配線ループの外に持っていくことによりメモリセル使用不能領域は上下合わせて8L+2αにすることができる。
図16は、配線パターン202cの閉ループを帯状の開口220で分断した例を示す平面図である。帯状の開口220は大きなパターンで、しかも合わせ裕度も十分確保できることからこの部分のリソグラフィおよび加工は容易である。しかしながら、配線パターンの屈曲部を利用できないことからメモリセル使用不能領域は上下合わせて12L+2αと大きくなってしまう。なお、帯状の開口220をメモリセル外側方向にシフトさせると、接続孔221と隣の配線パターン202cの間隔余裕222がとりづらくなる。
図17は、図16に示す場合と同じように、帯状の開口220を用いて閉ループを分断し、かつ接続孔223を片側に(上側に)集中させた例を示す平面図である。接続孔223は横方向のピッチが4Lという強い超解像での解像となるため楕円形状となり、またそれとは垂直方向となる縦方向のパターンピッチは緩くなる。このため、これらのパターンが配置された上方向ではメモリセル使用不能領域は14L+αとなる。ベンディング部を切り落とすだけの下側ではメモリセル使用不能領域は4L+αとなる。よってメモリセル使用不能領域は上下合わせて18L+2αと大きくなる。
以上の実施の形態2,3,4で説明したように、ワード線となる配線パターンはメモリセル内部だけでなく、メモリセルの周辺に作られる周辺回路の配線としても利用される。図18に示すように、配線パターン202と共に、配線パターン202端部から距離dだけ離れたところに周辺回路パターン230が同一のリソグラフィでパターン転写される。穴やスリットや帯開口のような開口パターンを別マスクで形成して配線パターン202の閉ループを分断する際、開口パターンが大きいと間隔dを大きくとる必要があり、チップ面積の拡大を引き起こしてしまう。図14に示した実施の形態2の円形開口が、周辺回路パターンのレイアウトに影響を与えないので最も好ましい。
本発明の実施の形態1による半導体装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態2による不揮発性半導体記憶装置を説明するための平面図である。 図2に示した不揮発性記憶装置の断面図である。 本発明の実施の形態2によるメモリセルの製造方法を説明するための工程断面図である(その1)。 本発明の実施の形態2によるメモリセルの製造方法を説明するための工程断面図である(その2)。 本発明の実施の形態2によるメモリセルの製造方法を説明するための工程断面図である(その3)。 本発明の実施の形態2において、ワード線の形成方法を説明するための工程断面図である(その1)。 本発明の実施の形態2において、ワード線の形成方法を説明するための工程断面図である(その2)。 レベンソン型の位相シフトマスクや2重極照明を用いて開口を形成する場合を示した平面図である。 本発明の実施の形態2に対する比較例を説明するための平面図である。 本発明の実施の形態2において、メモリセルアレイの構成を示した模式図である。 本発明の実施の形態3による不揮発性半導体記憶装置を説明するための断面図である。 本発明の実施の形態4による半導体記憶装置の製造方法を説明するための工程断面図である。 本発明の実施の形態2において、接続孔を含めたパターンレイアウトを示す平面図である。 本発明の実施の形態4において、接続孔を含めたパターンレイアウトを示す平面図である。 配線パターンの閉ループを帯状の開口で分断した例を示す平面図である。 帯状の開口を用いて閉ループを分断し、かつ接続孔を片側に集中させた例を示す平面図である。 配線パターンと周辺回路パターンのレイアウトを示した上面図である。
符号の説明
11,11a 第1パターン、 12 第2パターン、 12a 第3パターン、 13 配線パターン、 14 接続孔、 100 基板、 101 ウェル、 102 ゲート絶縁膜、 103,103a ドープトポリシリコン膜(浮遊ゲート)、 104,104a シリコン窒化膜、 105 不純物導入層(ソース/ドレイン領域)、 106 絶縁膜、 107,107a ドープトポリシリコン膜、 108 シリコン酸化膜、 109,109a ドープトポリシリコン膜(浮遊ゲート)、 111a コントロールゲート(ワード線)、 201 基板(シリコン基板)、 202 導電膜(ポリメタル膜)、 202a,202b,202c 配線パターン、 203 酸化膜、 203a 酸化膜パターン、 204,204a レジストパターン、 205 窒化膜、 205a 窒化膜パターン、 206 レジストパターン、 207 開口、 208 層間絶縁膜、 208a 開口、 209,209a レジストパターン、 210 開口、 211 硬化層、 212 プラグ、 215 レジストパターン、 216 開口溝、 217 プラグ、 220開口、 222 間隔余裕、 223 接続孔、 230 周辺回路パターン。

Claims (5)

  1. 導電膜上に第1パターンを形成する工程と、
    第1パターンを覆う膜を基板全面に形成した後、該膜を異方性エッチングすることにより、前記第1パターンの側壁に沿って閉ループ状の第2パターンを形成する工程と、
    第2パターンを形成した後、前記第1パターンを除去する工程と、
    前記第2パターンの一部をエッチングすることにより、前記第2パターンを複数の第3パターンに分断する工程と、
    前記第3パターンをマスクとして前記導電膜をエッチングすることにより配線パターンを形成する工程と、
    前記配線パターンを覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記配線パターンの配線幅よりも大きい径を有する開口を前記層間絶縁膜内に形成する工程と、
    前記開口内に導電膜を埋め込む工程とを含み、
    前記配線パターンの屈曲した端部が露出するように前記開口を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体装置の製造方法において、
    前記第1パターンをリソグラフィの解像限界ピッチで形成し、前記配線パターンを該解像限界ピッチよりも狭いピッチで形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 不揮発性の半導体記憶装置の製造方法であって、
    浮遊ゲートの上方に導電膜を形成する工程と、
    前記導電膜上に第1パターンを形成する工程と、
    第1パターンを覆う膜を基板全面に形成した後、該膜を異方性エッチングすることにより、前記第1パターンの側壁に沿って閉ループ状の第2パターンを形成する工程と、
    前記第2パターンを形成した後、前記第1パターンを除去する工程と、
    前記第2パターンの一部をエッチングすることにより、前記第2パターンを複数の第3パターンに分断する工程と、
    前記第3パターンをマスクとして前記導電膜をエッチングすることによりコントロールゲートを形成する工程と、
    前記コントロールゲートを覆う層間絶縁膜を形成する工程と、
    前記コントロールゲートの配線幅よりも大きい径を有する開口を前記層間絶縁膜内に形成する工程と、
    前記開口内に導電膜を埋め込む工程とを含み、
    前記コントロールゲートの屈曲した端部が露出するように前記開口を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方法であって、
    メモリセル領域の周辺に位置する周辺回路領域で前記屈曲した端部が露出するように前記開口を形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
  5. 請求項3に記載の半導体記憶装置の製造方法において、
    前記第1パターンをリソグラフィの解像限界ピッチで形成し、前記コントロールゲートを該解像限界ピッチよりも狭いピッチで形成することを特徴とする半導体記憶装置の製造方法。
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