JP4702512B2 - ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末及び該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体 - Google Patents
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Description
M2+は、Mg2+、Co2+、Ni2+、Zn2+などの二価金属イオン、
M3+は、Al3+、Fe3+、Cr3+などの三価金属イオン、
An−は、OH−、Cl−、CO3 2−、SO4 2−などのn価の陰イオン、
xは一般に0.2〜0.33の範囲である。
本発明において、Ti、Zr、Ce及びWから選ばれる元素を含有することによって、1次粒子の粒子サイズが小さく、適度なアスペクト比を有するハイドロタルサイト類化合物粒子粉末が得られる。
実施例1
NaOH 479ml(14mol/L)とNa2CO3 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO47H2O 184.8gとAl2(SO4)38H2O 72.93gとNiSO46H2O 39.43gとTiOSO4nH2O 1.175gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で24時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは13.2で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は、前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルの合計mol数に対して0.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は95nmであってアスペクト比は3.6であり、BET比表面積値は54.3m2/gであった。ICP分析の結果Tiは0.52mol%であった。
NaOH 479ml(14mol/L)とNa2CO3 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO47H2O 184.8gとAl2(SO4)38H2O 72.93gとPdCl2nH2O 26.60gとTiOSO4nH2O 2.350gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.6で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記パラジウムの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は60nmであってアスペクト比は8.5であり、BET比表面積値は95.2m2/gであった。ICP分析の結果Tiは1.12mol%であった。
NaOH 296.4ml(14mol/L)とNa2CO3 11.13gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl26H2O 182.9gとAlCl36H2O 56.27gとCoCl26H2O 52.69gとCeCl37H2O 4.471gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を65℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは10.2で、金属塩溶液に添加するセリウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記コバルトの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は25nmであってアスペクト比は2.0であり、BET比表面積値は215.8m2/gであった。ICP分析の結果Ceは1.06mol%であった。
NaOH 457.1ml(14mol/L)とNa2CO3 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl26H2O 243.9gとAlCl36H2O 48.29g、RuCl3nH2O 41.48gとZrOCl28H2O 4.125gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ルテニウムの合計mol数に対して0.8mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は47nmであってアスペクト比は3.1であり、BET比表面積値は109.4m2/gであった。ICP分析の結果Zrは0.81mol%であった。
NaOH 171.4ml(14mol/L)とNa2CO3 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO47H2O(Ca) 113.3gとAl2(SO4)38H2O 48.62gとNiSO46H2O 36.79gとZr(SO4)24H2O 2.843gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を50℃で4時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは8.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルの合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は15nmであってアスペクト比は5.7であり、BET比表面積値は289.3m2/gであった。ICP分析の結果Zrは1.04mol%であった。
NaOH 478.6ml(14mol/L)とNa2CO3 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、Mg(NO3)26H2O 192.3gとAl(NO3)39H2O 112.5gとCu(NO3)23H2O 37.45gとZrO(NO3)22H2O 4.811gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.8で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記銅との合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は80nmであってアスペクト比は21.1であり、BET比表面積値は65.8m2/gであった。ICP分析の結果Zrは1.57mol%であった。
NaOH 471.4ml(14mol/L)とNa2CO3 14.84gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl26H2O 203.3gとAlCl36H2O 48.29gとNiCl26H2O 46.54gとFeNO39H2O 56.2gとZrOCl28H2O 5.156gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.6で、金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルと前記鉄との合計mol数に対して1.0mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は41nmであってアスペクト比は7.8であり、BET比表面積値は162.4m2/gであった。ICP分析の結果Zrは1.02mol%であった。
実施例7においてエージングを60℃で4時間とした。金属塩溶液に添加するジルコニウムの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムと前記ニッケルと前記鉄との合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は18nmであってアスペクト比は1.2であり、BET比表面積値は280.3m2/gであった。ICP分析の結果Zrは1.58mol%であった。
NaOH 685.7ml(14mol/L)とNa2CO3 29.68gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO47H2O 295.68gとAl2(SO4)38H2O 97.24gとTiOSO4nH2O 4.7gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を70℃で8時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは11.8で、金属塩溶液に添加するチタンの添加量は前記マグネシウムと前記アルミニウムの合計mol数に対して1.5mol%であった。この反応溶液を濾別分離し、水洗することでハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は55nmであってアスペクト比は4.5であり、BET比表面積値は134.1m2/gであった。ICP分析の結果Tiは1.53mol%であった。
NaOH 335.7ml(14mol/L)とし、Ti塩に代えてZr塩を用い、エージングを70℃で6時間行った以外は、実施例1と同様にして反応した。このときの反応溶液のpHは11.6であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は55nmであってアスペクト比は4.1であり、BET比表面積値は105.2m2/gであった。ICP分析の結果Zrは0.52mol%であった。
NaOH 621.4ml(14mol/L)とNa2CO3 22.26gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgSO47H2O 206.9gとAl2(SO4)38H2O 72.93gとCoCl26H2O 12.97gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を95℃で20時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは12.8であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は105nmであってアスペクト比は42.4であり、BET比表面積値は62.1m2/gであった。
NaOH 407.1ml(14mol/L)とNa2CO3 20.18gを溶解させた1500mlのアルカリ溶液に、MgCl27H2O 152.46gとAlCl38H2O 72.429gとCoCl26H2O 33.51gを溶解させた500mlの金属塩溶液を加え、全量2000mlのアルカリ性混合溶液を用意した。このアルカリ性混合溶液を80℃で10時間熟成を行った。このときの反応溶液のpHは10.9であった。この反応溶液を濾別分離し、ハイドロタルサイト類化合物粒子を得た。得られたハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径は88nmであってアスペクト比は34.2であり、BET比表面積値は115.8m2/gであった。
実施例11
実施例1のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパー(Yamamoto Ultra−DISPER)にてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し1.0wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は342nmであり、D50は452nmであり、D99は2651nmであった。水系分散体の粘度は27mPaSであった。またこの水系分散体を一週間放置してもハイドロタルサイト類化合物の沈降は認められなかった。
実施例2のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し8.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は134nmであり、D50は218nmであり、D99は456nmであった。粘度は11mPaSであった。
実施例3のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し4.1wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は274nmであり、D50は337nmであり、D99は554nmであった。粘度は38mPaSであった。
実施例4のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し2.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は312nmであり、D50は441nmであり、D99は1645nmであった。粘度は28mPaSであった。
実施例5のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し0.08wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は334nmであり、D50は453nmであり、D99は3014nmであった。粘度は88mPaSであった。
実施例6のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し10.2wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は95nmであり、D50は181nmであり、D99は412nmであった。粘度は16mPaSであった。
実施例7のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し15.5wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は89nmであり、D50は114nmであり、D99は276nmであった。粘度は31mPaSであった。
実施例8のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子の固形分量に対し18.9wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は21nmであり、D50は74nmであり、D99は185nmであった。粘度は51mPaSであった。
実施例9のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し6.1wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は243nmであり、D50は512nmであり、D99は678nmであった。粘度は13mPaSであった。
実施例1のハイドロタルサイト類化合物粒子を用いて、リン酸含有親水性ポリマーを添加することなく水系分散体を得た。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は4.68μmであり、D50は35.9μmであり、D99は66.3μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は158mPaSであった。
実施例10のハイドロタルサイト類化合物粒子を用いて、リン酸含有親水性ポリマーを添加することなく水系分散体を得た。水系分散体のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は3.58μmであり、D50は30.8μmであり、D99は56.4μmであった(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)。粘度は261mPasであった。
比較例1のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し4.4wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は1.78μmであり、D50は8.34μmであり、D99は15.68μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は72mPaSであった。
比較例2のハイドロタルサイト類化合物粒子をイオン交換水とリン酸含有親水性ポリマーとの混合溶液に加え、ディスパーにてカイコウし、水系分散体を得た。この時、加えたリン酸含有親水性ポリマーはハイドロタルサイト類化合物粒子固形分量に対し12.4wt%であった。水系分散体中のハイドロタルサイト類化合物粒子のD1は1.12μmであり、D50は5.46μmであり、D99は12.43μmであった。(「FPAR」では、水分散体を静止状態で測定するために凝集の激しい水分散体は測定することができないため、「HELOS」を用いて動的な二次凝集粒子径を測定した。)粘度は54mPaSであった。
Claims (3)
- ハイドロタルサイト類化合物粒子の1次粒子の平均板面径が10〜100nmであってアスペクト比が1〜50であり、当該ハイドロタルサイト類化合物粒子粉末の金属モルに対して0.01〜2.5mol%に相当するTi、Zr及びWから選ばれる一種又は二種以上の元素を含有することを特徴とするハイドロタルサイト類化合物粒子粉末。
- 請求項1記載のハイドロタルサイト類化合物粒子粉末を含有する水系分散体であって、水溶液中でのハイドロタルサイト類化合物粒子の平均2次粒子径(D50)が10nm〜1000nmであることを特徴とする水系分散体。
- 水系分散体中に、リン酸含有親水性ポリマーがハイドロタルサイト類化合物粒子粉末に対して0.05〜50wt%含有することを特徴とする請求項2記載の水系分散体。
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