JP4702388B2 - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は画像処理装置および画像処理プログラムに関するものである。
デジタルカメラなどにより撮影された画像データが格納されたメモリカードを、デバイスに設けられたスロットに装着することにより、パーソナルコンピュータを介さずに、メモリカード内の画像データを、デバイスに直接プリントアウトさせるメディアプリント機能が知られている。また、メモリカードから読み出した画像データを、表示パネルにプレビュー表示することができるように構成されたデバイスも知られている。
一方で、アミューズメント施設などに設置され、設けられた撮影ブース内において、ユーザを自動的に撮影すると共に、撮影画像をシールなどの印刷媒体に印刷して提供する写真撮影装置があることは広く知られている。
例えば、特許文献1には、このような写真撮影装置において、ユーザが好みに応じて撮影画像を編集できるように、撮影画像の全体に渡ってフレーム画像を重ねて配置する画像配置手段と、この画像配置手段により配置されたフレーム画像の少なくとも一部分を消去する画像検出手段とを備えた構成が開示されている。
特開2007−181163号公報
しかしながら、特許文献1に開示された構成では、撮影画像とフレーム画像とが予め合成して表示され、その合成された状態を見ながら、ユーザが編集を行うこととなる。よって、元々の撮影画像の雰囲気を壊さないようにしつつ、少しずつ編集用画像を追加していきたい場合などには、上記特許文献1に開示された構成では、元々の撮影画像自体が見づらくなってしまい、不適であるという問題点があった。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、容易な操作で、ユーザが所望の合成画像を編集できる画像処理装置および画像処理プログラムを提供することを目的としている。
この目的を達成するために、請求項1記載の画像処理装置は、素材画像から切り出される部分像を元画像内の所定の割付領域に描画することにより生成される合成画像を、表示部に表示するものであって、前記表示部の第1領域に前記素材画像を表示し、前記表示部の第2領域に前記元画像を表示する合成前画像表示手段と、前記表示部に対し外部から指定された位置を検出する検出手段と、前記検出手段により検出される、前記第1領域に対する第1指定位置を第1領域の基準位置とし、前記第2領域に対する第2指定位置を第2領域の基準位置とし、前記第1領域の基準位置の座標と前記第2領域の基準位置の座標との差分を、前記第1領域内の各位置と前記第2領域内の各位置との対応関係を示す値として決定する関係決定手段と、前記関係決定手段により前記差分が決定された後において、前記検出手段により検出される、前記第2領域に対する第3指定位置に所定の幅を付与した領域を、割付領域として決定すると共に、前記検出手段により検出される第3指定位置が移動すると、その第3指定位置の軌跡を含むように前記割付領域を更新する割付領域決定手段と、その割付領域決定手段により決定された前記割付領域に対応する、第1領域内の切り出し領域を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する切り出し領域決定手段と、その切り出し領域決定手段により決定された切り出し領域に基づいて切り出される素材画像を前記部分像として、前記割付領域決定手段により決定された割付領域に描画することにより、前記合成画像を表示し、前記割付領域決定手段により前記割付領域が更新される毎に、その更新された割付領域に基づいて、前記合成画像の表示を更新する合成画像表示手段とを備える。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1記載の画像処理装置において、前記第2領域における前記第3指定位置に対応する前記第1領域内の位置を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する第1領域位置決定手段と、その第1領域位置決定手段により決定された位置を示すマークを、前記第1領域に表示するマーク表示手段を備える。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1または2に記載の画像処理装置において、前記第1領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第1領域のサイズ規定位置として決定する第1領域サイズ規定手段と、前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第2領域のサイズ規定位置として決定する第2領域サイズ決定手段とを備え、前記関係決定手段は、前記第1領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離と、前記第2領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離との間の大小関係に応じて、前記部分像に適用する倍率を決定するものであり、前記合成画像表示手段は、前記関係決定手段により決定された倍率で、拡大または縮小された部分像を、前記割付領域に描画する。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置において、前記部分像が前記第2領域の割付領域に表示されている状態において、前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、既に表示されている部分像をその形状およびサイズを保ったまま、指定された位置へ移動させる部分像移動手段を備える。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置において、前記部分像が描画された割付領域が前記第2領域に表示されている状態において、前記第1領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第1領域の新たな基準位置とし、その新たな基準位置が、第2領域における決定済みの基準位置に対応するように、前記対応関係を示す差分を更新する関係更新手段と、前記第2領域に表示済みの割付領域に対応する前記第1領域内の切り出し領域を、前記関係更新手段により更新された前記差分を用いて再決定する切り出し領域再決定手段とを備え、前記合成画像表示手段は、その切り出し領域再決定手段により再決定された切り出し領域内の部分像を、前記表示済みの割付領域内に描画する。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置において、前記部分像が前記第2領域の割付領域に表示されている状態において、前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置に基づいて前記割付領域の位置を変更する割付位置変更手段と、前記割付位置変更手段による位置変更後の割付領域に対応した切り出し領域を、前記関係決定手段により決定済みの前記差分を用いて再決定する切り出し領域再決定手段とを備え、前記合成画像表示手段は、その切り出し領域再決定手段により再決定された切り出し領域内の素材画像の部分像を、前記位置変更後の割付領域内に描画する。
請求項記載の画像処理装置は、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置において、前記合成画像表示手段は、前記元画像に対応した元画像レイヤと、部分像に対応した部分像レイヤとを合成して得られるデータに基づく画像を、前記第1領域に描画するものであり、前記部分像レイヤが複数ある場合、前記元画像レイヤと部分像レイヤとの相対的な位置関係を、前記部分像レイヤの各々について個別に管理する管理手段とを備える。
請求項記載の画像処理プログラムは、素材画像から切り出される部分像を元画像内の所定の割付領域に描画することにより生成される合成画像を、表示部に表示する画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置は、前記表示部に対し外部から指定された位置を検出する検出手段を備え、前記画像処理装置を、前記表示部の第1領域に前記素材画像を表示し、前記表示部の第2領域に前記元画像を表示する合成前画像表示手段と、前記検出手段により検出される、前記第1領域に対する第1指定位置を第1領域の基準位置とし、前記第2領域に対する第2指定位置を第2領域の基準位置とし、前記第1領域の基準位置の座標と前記第2領域の基準位置の座標との差分を、前記第1領域内の各位置と前記第2領域内の各位置との対応関係を示す値として決定する関係決定手段と、前記関係決定手段により前記差分が決定された後において、前記検出手段により検出される、前記第2領域に対する第3指定位置に所定の幅を付与した領域を、割付領域として決定すると共に、前記検出手段により検出される第3指定位置が移動すると、その第3指定位置の軌跡を含むように前記割付領域を更新する割付領域決定手段と、その割付領域決定手段により決定された前記割付領域に対応する、第1領域内の切り出し領域を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する切り出し領域決定手段と、その切り出し領域決定手段により決定された切り出し領域に基づいて切り出される素材画像を前記部分像として、前記割付領域決定手段により決定された割付領域に描画することにより、前記合成画像を表示し、前記割付領域決定手段により前記割付領域が更新される毎に、その更新された割付領域に基づいて、前記合成画像の表示を更新する合成画像表示手段として機能させる。
請求項1記載の画像処理装置によれば、ユーザは、第1領域の任意の位置と第2領域の任意の位置とをそれぞれ基準位置として指定し、その第1領域の基準位置と第2領域の基準位置とが対応するように、第1領域の各位置と第2領域の各位置の対応関係を示す差分を決定することができる。さらに、第2領域における割付領域が決定されると、その割付領域に対応する第1領域の切り出し領域が決定される。そして、その切り出し領域に基づいて切り出される部分像が、第2領域の割付領域に描画される。よって、容易な操作で、ユーザに合成画像を編集させることができるという効果がある。
また、ユーザは、表示部に対する指定位置を移動させるという簡単な操作で、割付領域を任意に更新し、また、更新された割付領域に応じて部分像が描画されることで、合成画像の表示を望みどおりに更新することができるという効果がある。また割付領域は、指定位置の軌跡を含むように更新されるから、細かい割付領域も指定し易いという効果がある。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1記載の画像処理装置の奏する効果に加え、第2領域における第3指定位置に対応する第1領域内の位置が、マークによって示されるので、ユーザは、自らが第2領域において指定した位置に対応する第1領域内の位置をマークによって視認することができ、割付領域を決定するための操作を容易に行うことができるという効果がある。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1または2に記載の画像処理装置の奏する効果に加え、第1領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離と、第2領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離との間の大小関係に応じて、部分像に適用する倍率が決定される。その結果、ユーザは、直感的な操作で倍率を指定することができ、操作が容易である。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置の奏する効果に加え、部分像が第2領域の割付領域に表示されている状態において、第2領域内の位置が指定されると、既に表示されている部分像をその形状およびサイズを保ったまま指定された位置へ移動させるので、ユーザは、表示部に表示された合成画像を好みに応じて容易に変更することができるという効果がある。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置の奏する効果に加え、第2領域に表示済みの割付領域はそのままで、その割付領域内に描画される部分像のみが変更されるから、ユーザは、表示部に表示された合成画像を好みに応じて容易に変更することができるという効果がある。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置の奏する効果に加え、第2領域に対する指定に基づいて、割付領域の位置が変更されると共に、その割付領域に対応した切り出し領域が再決定され、その再決定された切り出し領域内の素材画像の部分像が、位置変更後の割付領域内に描画されるので、ユーザは、表示部に表示された合成画像を好みに応じて容易に変更することができるという効果がある。
請求項記載の画像処理装置によれば、請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置の奏する効果に加え、部分像レイヤが複数ある場合、元画像レイヤと部分像レイヤとの相対的な位置関係が、部分像レイヤの各々について個別に管理されるので、部分像の描画位置を、部分像毎、個別に変更できるという効果がある。
請求項記載の画像処理プログラムによれば、画像処理装置において実行されることにより、請求項1記載の画像処理装置と同様の作用効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の画像処理装置の実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP(Multi Function Peripheral)」と称す)1の外観構成を示した斜視図である。MFP1は、フォトキャプチャー機能、コピー機能、ファクシミリ機能、及びスキャナ機能などの各種機能を有する多機能周辺装置である。
特に、本実施形態のMFP1は、容易な操作で、ユーザが所望の合成画像を編集できるように構成されているが、詳細は後述する。
MFP1の上部には、ファクシミリ機能、スキャナ機能、又は、コピー機能の実行時に原稿を読み取るためのスキャナ2が配置されている。また、MFP1には、記録用紙に画像を印刷する装置として、所謂インクジェットプリンタで構成されたプリンタ3が内蔵されている。
また、MFP1の前面には、メモリカードスロット6が設けられている。スキャナ機能により読み取られた画像データが、このメモリカードスロット6に装着されたメモリカードに記憶され、またはフォトキャプチャー機能により、このメモリカードスロット6に装着されたメモリカードから元画像データが読み出され、LCD5に表示され、または記録媒体に印刷される。
また、原稿カバー体の前方には、横長形状の操作パネル4が設けられており、操作キー40、LCD5、タッチパネル7(図2参照)を具備する。MFP1は、LCD5に操作手順や実行中の処理の状態を表示させると共に、操作キー40やタッチパネル7の操作に対応する情報を表示させる。
タッチパネル7は、入力装置の一種で、LCD5の表示面に並設されている。ユーザがLCD5を指などで指定(タッチ)すると、タッチパネル7はその指定された位置を、LCD5に対し外部から指定された指定位置として検出することができる。
次に、図2を参照して、MFP1の電気的構成について説明する。図2は、MFP1の電気的構成を示すブロック図である。MFP1は、CPU(Central Processing Unit)11、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)12、RAM(Read Only Memory)13、スキャナ2、プリンタ3、LCD5、メモリカードスロット6、タッチパネル7、NCU23、モデム24、操作キー40を主に有している。
このうち、CPU11、EEPROM12、RAM13は、バスライン26を介して互いに接続されている。また、スキャナ2、プリンタ3、LCD5、メモリカードスロット6、タッチパネル7、NCU23、モデム24、バスライン26、操作キー40は、入出力ポート27を介して互いに接続されている。
CPU11は、EEPROM12やRAM13に記憶される固定値やプログラム或いは、NCU23を介して送受信される各種信号に従って、MFP1が有している各機能の制御や、入出力ポート27と接続された各部を制御するものである。
EEPROM12は、CPU11によって実行される制御プログラム12aや固定値データ等を書き換え可能に記憶すると共に、電源遮断後も内容を保持可能な不揮発性のメモリである。制御プログラム12aは、後述する図5〜図9に図示されたフローチャートのプログラムを含んでいる。
RAM13は、MFP1の各操作の実行時に各種のデータを一時的に記憶するためのメモリであり、ビデオメモリ13a、第1フレームバッファ13b、第2フレームバッファ13c、第3フレームバッファ13d、第4フレームバッファ13e、モードメモリ13f、基準位置メモリ13g、対応関係メモリ13hが設けられている。
ビデオメモリ13aは、LCD5に表示される内容を保持するメモリである。ビデオメモリ13aに書き込まれるデータは、第1フレームバッファ13b、第2フレームバッファ13c、第3フレームバッファ13d、第4フレームバッファ13eの各々に格納されたデータ(フレーム)の組み合わせから構成される。なお、ビデオメモリ13a、第1フレームバッファ13a〜第4フレームバッファ13eに格納されるデータの内容については、図4を参照して後述する。
モードメモリ13fは、画像を合成するスクラッチモードと、合成した部分を移動させる移動モードとのうち、いずれのモードが現在設定されているかを記憶するメモリである。スクラッチモードと移動モードとについては、図3から図9を参照して後述する。なお、ユーザは、例えば、操作パネル4から指示を入力することにより、いずれかのモードを設定することができる。
基準位置メモリ13gは、図3を参照して後述する右画面43と左画面44の各々について決定される基準位置B,Bを記憶するメモリである。対応関係メモリ13hは、右画面43の座標情報と左画面44の座標情報の対応関係を記憶するメモリである。なお、基準位置および対応関係については、図3,図4を参照して後述する。
NCU23は、電話回線網(図示せず)と接続されており、電話回線網へのダイヤル信号の送出や、電話回線網からの呼出信号の応答などの制御を行う。モデム24は、ファクシミリ機能により送信が指示された画像データを、電話回線網に伝送可能な信号に変調してNCU23を介して送信したり、電話回線網からNCU23を介して入力された信号を受信し、LCD5に表示したり、プリンタ3で記録可能な画像データに復調するものである。
図3は、MFP1のLCD5に表示される編集用画面と、その画面に対して行われるユーザの操作について説明する図である。図3に示すように、まずMFP1は、メモリカードから読み出した元画像データに基づく元画像41を、LCD5の表示領域の向かって右半分の領域43(以下、右画面43と称する)に表示する。そして、LCD5の表示領域の向かって左半分の領域(以下、左画像44と称する)に素材画像42を表示する。右画面43と左画面44とは、同一形状および同一サイズを有する。
本実施形態では、タッチパネル7から出力される位置情報を変換することにより、右画面43と左画面44とを共通の座標情報により管理することとしている。具体的には、右画面43、左画面44の各々の向かって左下隅を原点として、横方向にX軸、縦方向にY軸とする座標系を設定し、画面内の各位置を、x座標とy座標とからなる座標情報で管理することとする。
このように構成された画面に対するユーザ操作について説明する。まず、ユーザは、右画面43と左画面44との各々について、基準位置を指定する。図3(a),図3(b)は、基準位置の指定操作の例を示す図である。
まず、図3(a)に示すように、ユーザは、左画面44の任意の位置を指定(タッチ)する。指定位置を表す座標情報は、タッチパネル7の検出結果から取得できるので、MFP1は、その座標情報を左画面44の基準位置Bとして決定し、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する。なお、左画面44の基準位置Bが決定されると、MFP1は、基準位置Bにポインタ画像Pを表示する(図3(b)参照)。
次に、図3(b)に示すように、ユーザは、右画面43の任意の位置を指定する。MFP1は、左画面44と同様に、その右画面43に対する指定位置を表す座標情報を右画面43の基準位置Bとして決定し、その座標情報を基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する。また、基準位置Bに、ポインタ画像Pを表示する。
図3(c)は、左画面44,右画面43の各々について基準位置B,Bが決定された状態を示す図である。処理の詳細は後述するが、MFP1は、左画面44の基準位置Bの座標情報と、右画面43の基準位置Bの座標情報と差分を、左画面44と右画面43との対応関係として決定し、対応関係メモリ13hに記憶する。なお、対応関係メモリ13hに記憶される対応関係が、特許請求の範囲に記載の「第1領域内の各位置と第2領域内の各位置との対応関係」に相当する。
図3(d)は、ユーザによる、割付領域45決定操作の一例を示す図である。図3(d)に示すように、対応関係の決定後、ユーザによって右画面43が指定されると、MFP1は、ユーザによって指定された位置に所定の幅を付与した領域を割付領域45として決定する。例えば、ユーザは、スクラッチ操作の要領で右画面43上で指を動かすと、指定位置が連続して検出される。その結果、指定位置がライン状の軌跡となる。この軌跡に対して、所定の幅が付与されるため、ユーザは割付領域45を簡単に指定できる。
そして、MFP1は、その割付領域45に対応する左画面44の切り出し領域46を決定する。ここで、割付領域45に対応する切り出し領域46は、対応関係メモリ13hに記憶された、左画面44と右画面43との対応関係に基づいて決定されるが、処理の詳細は図6を参照して後述する。
そして、切り出し領域46に基づいて切り出される素材画像42(すなわち、切り出し領域46内に表示された素材画像42の部分)を部分像として、割付領域46に描画することにより、右画面43に合成画像を表示する。なお、図3(d)においては、図面を理解しやすくするために、切り出し領域46を一点鎖線で示しているが、この一点鎖線は画面には表示されなくても良い。
また、上記のように、ユーザが画面に対し指などを移動させると、タッチパネル7によって検出される指定位置が移動する。この場合、MFP1は、指定位置の移動が検出される毎にその指定位置の軌跡を含むように所定の幅を付与して、割付領域45を順次更新し、拡大する。そして、割付領域45が更新される毎に、その更新された割付領域45に基づいて、合成画像の表示を更新する。
よって、MFP1によれば、容易な操作で、ユーザに合成画像を編集させることができる。例えば、ユーザは、左画面44のうち、割付領域45に描画しようとする部分像が表示された一点を基準位置Bとして指定し、一方、右画面43のうち割付領域45を設けようとする一点を基準位置Bとして指定する。そして、その後、ユーザは、右画面43のポインタ画像Pで示される基準位置Bを開始点として、右画面43上を指などで擦り、割付領域45を拡大してゆくという容易な操作を行うことにより、所望のサイズの割付領域45を決定し、そこに所望の部分像を描画した、望みどおりの合成画像を編集することができる。
また、MFP1によれば、割付領域45は、指定位置の軌跡を含むように更新されるから、ユーザは、右画面43上で割付領域45としたい部分をなぞるだけの操作で割付領域45を指定することができ、細かい領域を指定する際にも、手先の器用さが要求されない。
次に図4を参照して、上述した右画面43および左画面44に合成画像を表示するための構成について説明する。図4(a)は、第1フレーム61,第2フレーム62,第3フレーム63,第4フレーム64を模式的に示す図である。また、第1フレーム61はRAM13内の第1フレームバッファ13bに書き込まれるデータであり、第2フレーム62は第2フレームバッファ13cに書き込まれるデータであり、第3フレーム63は第3フレームバッファ13dに書き込まれるデータであり、第4フレーム64は第4フレームバッファ13e(図2参照)に書き込まれるデータである。
各フレームには、左画面44および右画面43と同様の座標系が設定され、フレーム内の各位置が、x座標とy座標とからなる座標情報で管理される。
図4(a)に示すように、第1フレーム61は、ポインタ画像Pを表示するデータであり、第2フレーム62は、割付領域45(図3参照)内に描画される部分像47およびポインタ画像Pを表示するデータである。また、第3フレーム63は、素材画像42を表示するデータであり、第4フレーム64は、元画像41を表示するデータである。なお、図4においては、図面を見易くするため、部分像47の輪郭を実線で図示しているが、この実線は、画面には表示されなくても良い。
図4(b)は、第1フレームから第4フレームの重ね合わせと、その重ね合わせによりLCD5に表示される画像とを説明する図である。図4(b)に示すように、第1フレーム61と第3フレーム63とを、互いの座標情報を一致するように重ね合わせる(合成する)ことにより、左画面44表示用のデータが作成される。なお、第1フレーム61は、ポインタ画像Pに対応する領域以外は、全て透過色となるように構成されている。よって、第1フレーム61と第3フレーム63との合成により、左画面44には、素材画像42にポインタ画像Pが追加された画像が、表示されることとなる。
一方、第2フレーム62と第4フレーム64とを合成することにより、右画面43表示用のデータが作成される。なお、第2フレーム62は、部分像47およびポインタ画像Pに対応する領域以外は、全て透過色となるように構成されている。よって、第2フレーム62と、第4フレーム64との合成により、右画面43には、元画像41に部分像47とポインタ画像Pとが追加された合成画像が表示されることとなる。
さらに、MFP1は、右画面43において決定された割付領域45に、部分像47がぴったり重なり合うように、第2フレーム62と第4フレーム64との位置関係が決定され、その位置関係に基づいて、フレームの重ね合わせが行われるが、処理の詳細は後述する。
次に、図5から図9を参照して、上述したMFP1で実行される処理について説明する。図5は、MFP1で実行される編集処理(S100)を示すフローチャートである。この編集処理(S100)は、MFP1が有する機能の中からメニュー選択などにより、合成画像の編集開始が、ユーザにより指示された場合に実行される処理である。
まず、ユーザにより、いずれの元画像41を表示するかがユーザにより選択され、OKの指示が入力されたか、あるいは、ユーザによりLCD5の表示の初期化が選択されたかを判断する(S1)。
S1の判断が肯定される場合(S1:Yes)、第1フレームバッファ13b,第2フレームバッファ13cを初期化する(S2)。次に、例えば、元画像データのヘッダから読み出した撮影日時情報に基づく素材画像データを作成して、第3フレームバッファ13dにコピーする(S4)。そして、ユーザの指示に基づいてメモリカードから読み出した表示対象の元画像データを、第4フレームバッファ13e(図2参照)にコピーする(S6)。
そして、第1フレーム61と第3フレーム63とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aの左画面44に対応した領域に書き込み、第2フレーム62と第4フレーム64とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aの右画面43に対応した領域に書き込む(S8)。これにより、元画像41が右画面43に表示され、素材画像42が左画面44に表示されることとなる(図3(a)参照)。
一方、S1の判断が否定される場合(S1:No)、次に、基準位置B,Bを決定済みか否かを判断する(S9)。S9の判断が否定される場合(S9:No)、基準位置B,B、および基準位置B,Bに基づいて決定される座標情報の対応関係を決定する関係決定処理(S11)の処理に移行する。関係決定処理の詳細は、図6を参照して後述する。
一方、S9の判断が肯定される場合(S9:Yes)、次にスクラッチモードが選択されたか否かを判断する(S10)。S10の判断が肯定される場合(S10:Yes)、図3を参照して説明したように合成画像を編集する合成処理を実行し(S14)、S1の処理に戻る。合成処理(S14)の詳細は、図7を参照して後述する。
一方、S10の判断が否定される場合(S10:No)、割付領域45を移動させる移動処理を実行し(S16)、S1の処理に戻る。移動処理(S14)の詳細は、図8を参照して後述する。
なお、図5に示す編集処理(S100)の実行中において、LCD5の右画面43に、合成画像が表示されている状態で、ユーザにより、編集終了の指示が入力されると、MFP1は、この編集処理(S100)を抜ける。そして、右画面43に表示されている合成画像に対応したデータを、元画像データおよび素材画像データに基づいて作成し、その作成したデータを、印刷、又は保存する処理に移行する。このようにすれば、ユーザは、右画面43を見ながら合成画像を編集し、所望の合成画像が完成した場合には、その合成画像を印刷または保存することができる。すなわち、右画面43をプレビュー画面として利用することができる。
図6は、関係決定処理(S11)を示すフローチャートである。関係決定処理は、左画面44内の基準位置B、右画面43の基準位置B、および左画面44と右画面43との対応関係を決定する処理である。
まず、タッチパネル7による検出結果に基づいて、LCD5に対する指定位置を示す座標情報を取得する(S21)。次に、右画面43がタッチされたかを判断する(S22)。ここで、説明の都合上、本実施形態のMFP1は、左画面44の基準位置Pから先にユーザに指定させるものとして説明する。よって、ユーザが最初にタッチするのは右画面43ではないため、S22の判断が否定される(S22:No)。
但し、MFP1は、右画面43から先に基準位置を決定するように構成されていても良いし、また、ユーザが好きな順序で基準位置を決定できるように構成されても良い。
次に、左画面がタッチされたかを判断する(S23)。S23の判断が否定される場合(S23:No)、関係決定処理(S11)を終了するが、S23の判断が肯定される場合(S23:Yes)、次に、取得した座標情報を元に、第1フレーム61にポインタ画像Pを書き込む(S26)。そして、取得した座標情報を、左画面44の基準位置Bとして決定し、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S27)。
次に、第1フレーム61から第4フレーム64までを図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ(S29)、処理を終了する。なお、この時点では、左画面44の座標情報と右画面43の座標情報との対応関係は未設定であるため、各フレームは、互いの座標情報が一致するように重ね合わせられる。その結果、LCD5の左画面44には、図3(b)を参照して説明したように、ポインタ画像Pが表示される。
そして、次に実行される関係決定処理(S11)において、右画面43がタッチされると(S22:Yes)、先に決定された左画面44の基準位置Bの座標情報を元に、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S24)。すなわち、右画面43のタッチ位置を、右画面43の基準位置Bとして決定し、そこにポインタ画像Pを表示させるためのポインタ画像Pを、第2フレーム62に書き込む。
詳細は後述するが、ポインタ画像Pを表示させる第2フレーム62と、右画面43の元画像41を表示する第4フレーム64とは、左画面44の基準位置Bの座標情報で特定される第2フレーム62内の一点が、右画面43の基準位置Bの座標情報で特定される第4フレーム64内の一点と重なるように、重ね合わせがされる。
よって、S24の処理では、基準位置Bの座標情報で特定される第2フレーム62内の位置に、ポインタ画像Pを書き込むこととしている。このようにすれば、左画面44の基準位置Bの座標情報で特定される第2フレーム62内の一点が、右画面43の基準位置Bの座標情報で特定される第4フレーム64内の一点と重なるように、重ね合わせることにより、右画面43の基準位置Bに、ポインタ画像Pが配置された画像を表示することができる。
そして、取得した座標情報を、右画面43の基準位置Bとして決定し、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S25)。次に、左画面44の基準位置Bと右画面43の基準位置Bとが対応するように、左画面44の各位置と、右画面43との各位置との対応関係を決定し、その対応関係を対応関係メモリ13h(図2参照)に記憶する(S28)。具体的には、右画面43の基準位置Bの座標情報から、左画面44の基準位置Bの座標情報を減算して得られる差分を、左画面44と右画面43との対応関係として決定し、記憶する。例えば、右画面43の基準位置Bの座標情報が(100,100)であり、左画面44の基準位置Bの座標情報が(20,50)である場合は、その差分(80,50)が、対応関係として決定される。以下、左画面44の基準位置と、右画面43の基準位置とを対応つけるための座標情報(差分)「対応関係」と記載する。
次に、第1フレーム61から第4フレーム64までを図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ(S29)、処理を終了する。この時点では、左画面44の座標情報と右画面43の座標情報との対応関係は設定済みであるため、第2フレーム62と第4フレーム64とは、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係(差分)に従って重ね合わせがされる。
例えば、差分が(80,50)であれば、第2フレーム62と第4フレーム64とは、第2フレーム62の原点が、第4フレーム64の座標情報(80,50)に一致するような位置関係で、両者が重ね合わされる。このようにすれば、左画面44の基準位置Bの座標情報(例えば、(20,50))で特定される第2フレーム62の一点が、右画面43の基準位置Bの座標情報で特定される第4フレーム64の一点と重なるように、両者が重ね合わせされる。一方、第1フレーム61と第3フレーム63とは、互いの座標情報が一致するように重ね合わされる。その結果、LCD5には、図3(c)を参照して説明したように、左画面44の基準位置Bにポインタ画像Pが表示され、右画面43の基準位置Bにポインタ画像Pが表示されることとなる。
そして、この関係決定処理(S11)の後に実行される合成処理(S14)では、この第2フレーム62と第4フレーム64との位置関係を保ったまま、処理が行われる。
図7は、MFP1で実行される合成処理(S14)を示すフローチャートである。合成処理(S14)は、まず、タッチパネル7により検出されるタッチ位置(指定位置)を取得する(S702)。そして、その取得したタッチ位置に基づいて、LCD5の右画面43がタッチされたか(ユーザにより操作されたか)否かを判断する(S704)。S704の判断が肯定される場合(S704:Yes)、次に、そのタッチ位置に基づいて、右画面43におけるタッチ位置を示す座標情報(x,y)を算出し、その座標情報(x,y)で示される位置を中心とする、半径Aドット分の領域(指定位置に所定の幅を付与した領域)である、割付領域45(図3参照)を決定する(S705)。
そして、その割付領域45に対応する、左画面44の切り出し領域46(図3参照)を、関係決定処理(図6参照)により決定された対応関係に基づいて決定する(S706)。例えば、割付領域45を特定する座標情報から、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係(差分)を減算することにより、切り出し領域46を特定する座標情報を得ることができる。
そして、切り出し領域46を構成する画素のデータを、第3フレーム63から読み出し、部分像47を構成する画素のデータとして第2フレーム62にコピーする(S707)。また、座標情報(x,y)で示される位置に対応した、左画面44の位置に、ポインタ画像Pを表示するためのデータを、第1フレームに書き込む(S708)。このようにすれば、右画面43における指定位置に対応する左画面44内の位置が、ポインタ画像Pによって示されるので、ユーザは、自らが右画面43において指定した位置に対応する左画面44内の位置を視認することができ、以降の操作において、割付領域45を決定するための操作を容易に行うことができる。
次に、予め定められた表示更新時間を経過したか否かを判断し(S710)、S710の判断が肯定される場合(S710:Yes)、第1フレーム61と第3フレーム63とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aの左画面44に対応した領域に書き込み、第2フレーム62と第4フレーム64とを、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係に基づいた位置関係で重ね合わせて、ビデオメモリ13aの右画面43に対応した領域に書き込む(S712)。これにより、図3(d)を参照して説明した合成画像が、右画面43に表示される。一方、S710の判断が否定される場合(S710:No)、S712の処理をスキップし、S714の処理に移行する。
次に、ユーザにより、合成処理(S14)の終了が指示されたか否かを判断する(S714)。これは、例えば、編集終了がユーザによって入力されたか否かに基づいて判断される。S714の判断が否定される場合(S714:No)、S702に戻り処理を繰り返す。その結果、ユーザの指定位置の変更に伴って割付領域45が順次更新され、その更新された割付領域45に基づいて、割付領域45内の付加画像42の表示が更新されて合成画像が更新されるが、表示の更新については、図3において詳述したので、詳しい説明は省略する。
そして処理を繰り返すうちに、S714の判断が肯定される場合(S714:Yes)、合成処理(S14)を終了する。合成処理によれば、素材画像42から切り出される部分像が、ユーザ操作により決定された割付領域45に描画された合成画像を右画面43に表示することができる。
図8は、移動処理(S16)を示すフローチャートである。移動処理(S16)は、ユーザに変更元基準位置と、変更後位置とを指定させ、割付領域45を移動させる処理である。この移動処理は、移動モード設定時に実行されるが、移動モード設定時であっても、右画面43に部分像47が表示されていない状態、即ち、合成処理に基づく合成画像の表示が行われていない場合には、この処理を抜ける。また、部分像47を合成表示させた際に設定された対応関係が、対応関係メモリ13hに記憶されているものとする。
まず、タッチパネル7により検出されるタッチ位置(指定位置)を取得する(S41)。そして、その取得したタッチ位置に基づいて、LCD5の右画面43がタッチされたか(ユーザにより操作されたか)否かを判断する(S42)。S42の判断が否定される場合(S42:No)、本処理を終了する。
一方、S42の判断が肯定される場合(S42:Yes)、次に、変更元基準位置が決定済みか否かを判断する(S46)。最初は、この判断が否定されるので(S46:No)、次に、タッチ回数(すなわち同一箇所がタッチされた回数)を判断する(S47)。2n−1回(nは1以上の整数)であると判断された場合(S47:2n−1回)、そのタッチ位置に基づいて、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S52)。なお、S52の処理時には、第2フレーム62と、第4フレーム64とは、対応関係メモリ13hに記憶されている対応関係に従って重ね合わせがされている(図4(b)参照)。よって、右画面43におけるタッチ位置の座標情報を、その対応関係に従って、第2フレーム62の座標情報に変換し、その変換した座標情報に基づいて、第2フレーム62にポインタ画像P書き込む。
そして、第1フレーム61と第3フレーム63とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aの左画面44に対応した領域に書き込み、第2フレーム62と第4フレーム64とを、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係に基づいた位置関係で重ね合わせて、ビデオメモリ13aの右画面43に対応した領域に書き込む(S53)。このようにすれば、右画面43のタッチ位置にポインタ画像Pが表示されることとなる。
一方、タッチ回数が2n回であると判断された場合(S47:2n回)、そのタッチ位置に基づいて、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S48)。そしてタッチ位置の座標情報を、右画面43の変更元基準位置として、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S49)。そして、第1フレーム61から第4フレーム64とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aに書き込む(S53)。このようにすれば、右画面43のタッチ位置にポインタ画像Pが表示されることとなる。
図9(a)は、割付領域の位置変更前の状態を示す図である。図9(a)に示すように、2n−1回タッチがされた場合には、ポインタ画像Pを移動させるだけだが、2n回タッチがされた場合には、ポインタ画像Pの移動に加え、変更元基準位置を決定する。よって、例えば、ユーザは、シングルクリックにより、ポインタ画像Pを表示させ、所望の位置を指定できたと判断したら、ダブルクリックすることにより、所望の変更元基準位置を指定できる。
なお、変更元基準位置が決定された場合、ポインタ画像P2の表示色を変更することとしても良い。このようにすれば、変更元基準位置を決定済みであることを、ユーザに視認させることができる。
図8に戻り説明する。このようにして変更元基準位置が決定されると、S46の判断が肯定されるので(S46:Yes)、次に、タッチ位置に基づいて、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S50)。そして、そのタッチ位置を変更後位置とし、先に決定された変更元基準位置から変更後位置までの変位の分だけ、第2フレーム62が第4フレーム64に対して移動するように、第2フレーム62の移動量を決定する(S51)。具体的には、変更後位置の座標情報から、変更元基準位置の座標情報を減算した値を、第2フレーム62の移動量として算出する。すなわち、関係決定処理(S11)によって、左画面44と右画面43との基準位置B,Bが決定され、その基準位置B,Bに基づく対応関係に従って、第2フレーム62と第4フレーム64とが重ね合わされていたが、上述のようにして算出した移動量の分だけ第2フレーム62を移動させることにより、この重ね合わせにおける第2フレーム62と第4フレーム64との位置関係を変更するのである。
そして、S51の処理で決定された第2フレーム62の移動量に基づいた位置関係で、第2フレーム62と第4フレーム64とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aに書き込む(S53)。
図9(b)は、割付領域45の位置変更後の状態を示す図である。図9(b)に示すように、移動処理(S16)によれば、第2フレーム62と第4フレーム64との位置関係を変更することにより、右画面43に既に表示されている部分像47を、その形状およびサイズを保ったまま、ユーザの操作によって指定された変更後位置へ移動する。よって、ユーザは、LCD5に表示された合成画像を容易に編集することができる。
なお、移動処理(S16)では、ユーザが、変更元基準位置と、変更後の位置とを指定するものとして説明したが、変更後の位置のみを指定するように構成しても良い。
その場合は、例えば、部分像に存在する基準点(中心点)を予め求めておき、その基準点が、ユーザが指定した移動させたい位置と一致するように、部分像を移動させるように構成することができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態のMFP1において、素材画像42から切り出される部分像47は、100%の倍率で元画像41に合成されていた。したがって、元画像41に合成される部分像47と同じ表示倍率の素材画像42を視認しながら、元画像41における適切な領域を部分像47の合成位置として指定することができるように構成されていた。
しかしながら、本発明は、部分像47を等倍で合成する場合に限定するものではなく、部分像47を拡大または縮小して、元画像41に合成するように構成することもできる。
図10は、第1変形例の関係決定処理(S110)を示すフローチャートである。図10に示す関係決定処理(S110)は、実施形態で説明した関係決定処理(S11;図6参照)に代えて実行される処理である。なお、実施形態で説明した関係決定処理(S11)と同一の部分については、同一の符号を付して説明を省略する。
第1変形例の関係決定処理(S110)では、左画面44と右画面43とのそれぞれについて、基準位置とサイズ規定位置をとユーザに指定させるが、実施形態と同様に、まず、左画面44について基準位置とサイズ規定位置とを指定させ、次に右画面43について位置を指定させる。
第1変形例の関係決定処理(S110)では、左画面44がタッチされた場合(S23)、次に、そのタッチ回数を判断する(S111)。タッチ回数が2n回の場合(S111:2n回)、その指定された位置を基準位置Bとして決定し、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S26,S27)。
一方、タッチ回数が2n−1回の場合(S111:2n−1回)、その指定位置の座標情報を元に、第1フレーム61にポインタ画像Pを書き込み(S112)、その位置を、左画面44のサイズ規定位置Sとして決定し、座標情報をRAM13(図2参照)に記憶する(S113)。
そして、次に、第1フレーム61から第4フレーム64までを図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ(S29)、処理を終了する。なお、この時点では、左画面44の座標情報と右画面43の座標情報との対応関係は未設定であるため、各フレームは、互いの座標情報が一致するように重ね合わせられる。
図11(a),図11(b)は、左画面44の基準位置Bとサイズ規定位置Sとが決定されるまでのユーザ操作を説明する図である。図示するように、基準位置Bには、ポインタ画像Pが表示され、サイズ規定位置Sには、ポインタ画像Pが表示される。
図10に戻り説明する。次に、右画面43がタッチされた場合(S23:Yes)、次に、そのタッチ回数を判断する(S114)。タッチ回数が2n回の場合(S114:2n回)、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込み(S24)、取得した座標情報を、右画面43の基準位置Bとして決定し、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S25)。
次に、左画面44の基準位置Bと右画面43の基準位置Bとが対応するように、左画面44の各位置と、右画面の各位置との対応関係を決定し、その対応関係を対応関係メモリ13h(図2参照)に記憶する(S28)。
そして、第1フレーム61から第4フレーム64までを図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ(S29)、処理を終了する。なお、この時点では、左画面44の座標情報と右画面43の座標情報との対応関係は決定済みであるため、第2フレーム62と第4フレーム64とは、各フレームは、決定された対応関係に応じた位置関係で、重ね合わせられる。
一方、タッチ回数が2n−1回の場合(S114:2n−1回)、第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S115)。なお、S115の処理が行われる時点では、第2フレーム62と、第4フレーム64とがS28の処理で決定された対応関係に従って重ね合わせがされているから、右画面43におけるタッチ位置の座標情報を、上記対応関係に従って、第2フレーム62の座標情報に変換し、その座標情報で特定される位置に、ポインタ画像Pを書き込む。そして、ユーザが2n−1回タッチした位置を、右画面43のサイズ規定位置Sとして決定し、その座標情報をRAM13(図2参照)に記憶する(S116)。

次に、左画面44における基準位置Bからサイズ規定位置Sまでの距離と、右画面43における基準位置Bからサイズ規定位置Sまでの距離との間における大小関係に応じて、部分像に適用する倍率を決定する(S117)。
具体的には、例えば、下記式のようにして倍率を決定する。
(式)
倍率=(XS2−XB2)/(XS1−XB1
ここで、(XS2−XB2)は、右画面43におけるサイズ基準位置Sのx座標から、基準位置Bのx座標を減算した値であり、(XS1−XB1)は、左画面44におけるサイズ基準位置Sのx座標から、基準位置Bのx座標を減算した値である。
そして、次に、第1フレーム61から第4フレーム64までを図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ(S29)、処理を終了する。
図11(c)は、右画面43の基準位置Bとサイズ規定位置Sとが決定された状態を示す図である。図示するように、基準位置Bには、ポインタ画像Pが表示され、サイズ規定位置Sには、ポインタ画像Pが表示される。上述したように、基準位置とサイズ規定位置との間の距離によって、部分像47の倍率が決定されるから、ユーザにとっては、左画面44におけるポインタ画像の間隔と、右画面43におけるポインタ画像の間隔とから、決定される倍率を直感的に把握できる。
図11(d),図11(e)は、右画面43のサイズ規定位置Sが変更された状態を示す図である。図11(d),図11(e)に示すように、例えば、右画面43のみ、サイズ規定位置Sを再指定することにより、基準位置Bとサイズ規定位置Sの間の横方向の間隔を狭められれば、上記式に従って、部分像47の倍率をより小さくすることができる。
図11(f)は、縮小した部分像を合成した状態を示す図である。実施形態で実行される合成処理(S14;図7参照)においては、部分像47は等倍で第2フレーム62に描画されていたが、本変形例の関係決定処理(S110)の後に実行する合成処理においては、S117の処理で決定された倍率で、部分像47を拡大または縮小し、第2フレーム62に描画する。しかしながら、倍率を変更する以外の点においては、実施形態の合成処理(S14;図7参照)と同様であるので、図示および詳細な説明は省略する。
図11(f)に示すように、第1変形例によれば、S117の処理で決定された倍率で、拡大または縮小した部分像47が割付領域45に描画された合成画像を、右画面43に表示することができる。
よって、例えば、ユーザは、割付領域45の所望の大きさを基準位置Bとサイズ規定位置Sとにより指定し、一方、その割付領域45内に取り込みたい部分像47を基準位置Bとサイズ規定位置Sとで指定するという操作により、所望の部分像47が割付領域45のサイズに合わせて自動的に拡大または縮小された合成画像を得ることができる。
なお、この変形例では、LCD5の横方向の間隔に基づいて、倍率を決定していたが、例えば、素材画像42が縦書き文字で構成される場合は、基準位置とサイズ規定位置との縦方向の間隔に基づいて倍率を決定するように構成しても良い。
図12は、第2変形例の移動処理(S160)を示すフローチャートである。第2変形例の移動処理(S160)は、実施形態の移動処理(S16)に代えて実行される処理である。第2変形例の移動処理(S160)は、実施形態の移動処理(S16)と同様に、部分像47が表示された割付領域45が右画面43に表示されている場合に実行される。従って、この場合においても、部分像47を合成表示させた際に設定された対応関係が、対応関係メモリ13hに記憶されているものとする。
まず、タッチパネル7により検出されるタッチ位置(指定位置)を取得する(S161)。そして、その取得したタッチ位置に基づいて、LCD5の右画面43がタッチされたか(ユーザにより操作されたか)否かを判断する(S162)。
S162の判断が肯定される場合(S162:Yes)、次に、タッチ回数を判断する(S164)。タッチ回数が2n−1回であると判断される場合(S164:2n−1回)、その座標情報を元に第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S165)。すなわち、S165の処理が実行される時点では、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係に従って、第2フレーム62と第4フレーム64とが重ね合わされ、右画面43に表示される合成画像を構成しているから、右画面43に対するタッチ位置の座標情報を、上記対応関係に従って、第2フレーム62の座標情報に変換し、その座標情報で特定される位置に、ポインタ画像Pを書き込む。
そして、ポインタ画像Pに対応する、左画面44内の対応位置に、ポインタ画像Pを書き込む(S168)。上述したように、左画面44について基準位置Bが決定され、右画面43については基準位置Bが決定され、その対応関係は対応関係メモリ13hに記憶されている。よって、S168の処理では、右画面43の基準位置Bに対するポインタ画像Pの位置と、左画面44の基準位置Bに対するポインタ画像Pの位置とが一致するように、ポインタ画像Pを書き込むべき位置を特定する座標情報を算出し、その座標情報に従って、第1フレーム61にポインタ画像Pを書き込むのである。そして、S172の処理に移行する。
一方、タッチ回数が2n回であると判断される場合(S164:2n回)、その座標情報を元に第2フレーム62にポインタ画像Pを書き込む(S166)。S165の処理で説明したのと同様に、S166の処理が実行される時点においても、対応関係メモリ13hに記憶された対応関係に従って特定される第2フレーム62内の位置に、ポインタ画像Pを書き込む。
そして、その座標情報を、右画面43の固定基準位置として、基準位置メモリ13g(図2参照)に記憶する(S167)。そして、ポインタ画像Pに対応する第1フレーム61の位置に、ポインタ画像Pを書き込む(S168)。
そして、第1フレーム61から第4フレーム64とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aに書き込む(S172)。このようにすれば、右画面43のタッチ位置にポインタ画像Pが表示され、その右画面43のタッチ位置に対応する左画面44の位置にポインタ画像Pが表示される。
図13(a),図13(b)は、第2変形例の移動処理(S160)において、LCD5に表示される画面の一例を示す図である。図13(a)に示すように、最初は、左画面44と右画面43との各々に、基準位置B,Bを示すポインタ画像P、Pが表示されている。
そのうち、図13(b)に示すように、例えば、右画面43のポインタ画像Pがダブルクリックされ(すなわち、2n回タッチされ)ると、その指定位置が固定基準位置として決定される。なお、固定基準位置を決定した場合には、ポインタ画像Pの表示色を変更するように構成しても良い。
図12に戻り説明する。S162の判断が否定される場合(S162:No)、次に、左画面44がタッチされたか否かを判断する(S163)。S163の判断が否定される場合(S163:No)、本処理を終了する。
一方、S163の判断が肯定される場合(S163:Yes)、次に、左画面44におけるタッチ位置の座標情報で特定される第1フレーム61内の位置にポインタ画像Pを書き込む(S169)。そして、タッチ位置を左画面44の新たな基準位置Bとし、その新たな基準位置Bが、右画面43における決定済みの固定基準位置(ポインタ画像Pの表示位置)に対応するように、左画面44と右画面43との対応関係を更新する(S170)。
次に、右画面43に表示済みの割付領域45に対応する左画面44内の切り出し領域46を、S170の処理で更新された対応関係に基づいて再決定し、再決定した切り出し領域46で切り出される部分像47を、第2フレーム62にコピーする(S171)。
そして、S170の処理で更新された対応関係に従った位置関係で、第2フレーム62が第4フレーム64とを重ね合わせ、ビデオメモリ13aに書き込む(S172)。これにより、再決定された切り出し領域46内の部分像47が、右画面43に表示済みの割付領域46内に描画された合成画像が、右画面43に表示されることとなる。
図13(c)は、再決定された切り出し領域内の部分像47が割付領域45に描画された合成画像の一例を示す図である。図13(c)に示すように、第2変形例の移動処理(S160)によれば、割付領域46の位置および形状はそのままで、その内部に描画される部分像47のみが、左画面44におけるユーザ操作に応じて変更された画像が表示される。このように、第2変形例の移動処理(S160)の実行により、ユーザは、LCD5に表示された合成画像を容易に編集することができる。
図14は、第3変形例の移動処理(S180)を示すフローチャートである。第3変形例の移動処理(S180)は、実施形態の移動処理(S16)に代えて実行される処理である。また、第3変形例の移動処理(S180)において、ユーザは、最初、左画面44から操作を開始する。また、本処理は、実施形態の移動処理(S16)と同様に、部分像47が表示された割付領域45が右画面43に表示されている場合に実行される。従って、この場合においても、部分像47を合成表示させた際に設定された対応関係が、対応関係メモリ13hに記憶され、また、左画面44について決定された基準位置Bおよび右画面43について決定された基準位置Bが基準位置メモリ13gに記憶されているものとする。
まず、タッチパネル7により検出されるタッチ位置(指定位置)を取得する(S181)。そして、その取得したタッチ位置に基づいて、LCD5の右画面43がタッチされたか(ユーザにより操作されたか)否かを判断する(S182)。最初は、S182の判断が否定され(S182:No)、次に、左画面44がタッチされたか否かを判断する(S185)。
S185の判断が否定される場合(S185:No)、本処理を終了する。一方、S185の判断が肯定される場合(S185:Yes)、その指定位置に対するタッチ回数を判断する(S186)。タッチ回数が2n−1回の場合(S186:2n−1)、S189の処理に移行し、指定位置の座標情報を元に、第1フレーム61にポインタ画像Pを書き込み(S189)、第1フレーム61から第4フレーム64とを重ね合わせて、ビデオメモリ13aに書き込む(S190)。このようにすれば、左画面44のタッチ位置にポインタ画像Pが表示される。
一方、タッチ回数が2n回の場合(S186:2n回)、指定位置の座標情報を、左画面44の固定基準位置として決定し、基準位置メモリ13gに記憶する(S187)。そして、次に、左画面44の固定基準位置と、基準位置メモリ13gに記憶された右画面43の基準位置Bとが対応するように対応関係を決定し、その対応関係を対応関係メモリ13h(図2参照)に記憶する(S188)。そして、S189の処理に移行する。
図15(a)は、第3変形例の移動処理(S180)において、LCD5に表示される画面の一例を示す図である。図15(a)に示すように、最初は、左画面44と右画面43との各々に、基準位置B,Bを示すポインタ画像P、Pが表示されている。
図15(b)は、左画面44のポインタ画像Pがダブルクリックされ(すなわち、2n回タッチされ)、このポインタ画像Pの位置が、固定基準位置として決定された状態を示す図である。なお、固定基準位置を決定した場合には、ポインタ画像Pの表示色を変更するように構成しても良い。
図14に戻り説明する。S182の判断が肯定されると(S182:Yes)、次に、そのタッチ位置を、割付領域45の変更後位置とし、ポインタ画像Pで示される基準位置Bから変更後位置までの変位の分だけ、先に決定された割付領域45を移動させる場合に、その位置変更後の割付領域45に対応する切り出し領域46を再決定し、その切り出し領域46により切り出される部分像47を第2フレーム62にコピーする(S183)。すなわち、位置変更後の割付領域45に対応する切り出し領域46の座標情報を、S188の処理で決定された対応関係に基づいて算出し、その切り出し領域46により切り出される部分像47を、第2フレーム62におけるその座標情報で特定される範囲にコピーする。そして、割付領域45の移動量に相当する量だけ、第2フレーム62が第4フレーム64に対して移動するように、第2フレーム62の移動量を決定する(S184)。
そして、S184の処理で決定された移動量の分だけ第2フレーム62を移動させることにより、第2フレーム62と第4フレーム64との位置関係を変更して重ね合わせ、ビデオメモリ13aに書き込む(S190)。
図15(c)は、割付領域位置変更後の合成画像の一例を示す図である。図15(c)に示すように、第3変形例の移動処理(S180)によれば、ユーザの操作に基づいて、割付領域45の位置が変更されると共に、その割付領域45に対応した切り出し領域46が再決定され、その再決定された切り出し領域46内の素材画像42の部分像47が、位置変更後の割付領域45内に描画されることとなるので、ユーザは、あたかも、裏面側の素材画像42をそのままにして割付領域45のみをスライドさせるような感覚で、合成画像を変更することができる。
図16は、第4変形例の合成処理(S140)を示すフローチャートである。第4変形例の合成処理(S140)は、右画面43に複数の割付領域45を設定する場合、第2フレーム62(特許請求の範囲に記載の部分像レイヤに相当)を複数準備する処理であり、実施形態の合成処理(S140)に代えて実行される。
なお、詳細な説明や省略するが、RAM13には、第4フレーム64(特許請求の範囲に記載の元画像レイヤに相当)と各第2フレーム62との相対的な位置関係を、個別に管理するテーブルが設けられる。第4変形例の合成処理(S140)において、実施形態の合成処理(S14)と同一の処理については同一の符号を付して説明を省略する。
まず、右画面43に、既に割付領域45が表示されているか否かを判断する(S141)。S141の判断が否定される場合(S141:No)、RAM13に予め準備されている第2フレームバッファ13cを、ワーク用第2フレームの格納領域とする(S148)。
一方、S141の判断が肯定される場合(S141:Yes)、RAM13に新たに領域を確保し、その領域を、ワーク用第2フレーム格納領域(図示せず)とする(S142)。そして、ワーク用第2フレーム以外の第2フレームに書き込まれたポインタ画像P2は、例えば、表示色を灰色とすることにより、無効表示に変更する(S143)。
図17(a)は、第4変形例の合成処理(S140)の、S142,S143の処理に対応してLCD5に表示される画面の一例を示す図である。
図17(a)に示すように、既に割付領域45が右画面43に表示されている場合、MFP1は、新たな指定位置を示すポインタ画像Pを表示するためのワーク用の第2フレームを準備すると共に、元から表示されていたポインタ画像Pの表示色を変更し、無効とする。
図16に戻り説明する。次に、座標情報を取得し(S144)、右画面43に対するタッチが検出されるか否かを判断する(S145)。S145の判断が否定される場合(S145:No)、本処理を終了する。一方、S145の判断が肯定される場合(S145:Yes)、その指定位置を、右画面43の新たな基準位置Bとし、その新たな基準位置Bに基づいて、右画面43と左画面44との対応関係を決定すると共に、ワーク用の第2フレームの指定位置に対応した位置に新たなポインタ画像Pを描画する(S146)。なお、第2フレームが複数設定される場合、各第2フレーム毎に、対応関係を保持しておく。
図17(b)は、新たに決定された基準位置Bに、ポインタ画像Pが表示された画面の一例を示す図である。この場合、新たに表示されたポインタ画像Pのみが有効とされている。
図16に戻り説明する。次に、実施形態と同様に、座標情報を取得し(S702)、右画面43に対するタッチが検出されるか否かを判断する(S704)。S704の判断が否定される場合(S704:No)、S702に戻り処理を繰り返す。
一方、S704の判断が肯定される場合(S704:Yes)、上記実施形態の合成処理(S14)と同様に指定位置を中心とする割付領域45を決定し(S705)、その割付領域45に対応する切り出し領域46を決定する(S706)。なお、S706の処理においては、S147の処理で決定された最新の対応関係に基づいて、切り出し領域46が決定される。
そして、その切り出し領域46により切り出される部分像47を、ワーク用の第2フレームにコピーする(S147)。上記実施形態の合成処理(S14)では、第2フレームバッファ13cに格納された第2フレームに、部分像47を描画していたが、変形例の合成処理(S140)は、ワーク用の第2フレームに部分像47を描画する点において異なっている。
次に、上記実施形態と同様の処理を行い(S708,S710)、第1フレームから第4フレームを、図4を参照して説明した組み合わせで重ね合わせ、ビデオメモリ13a(図2参照)に書き込む(S150)。ここで、変形例の合成処理(S140)では、第4フレーム64には、それまでに生成した全ての第2フレームが重ね合わされる点が、実施形態の合成処理(S140)と異なっている。そして、編集終了の指示が入力されない間は、S702から処理を繰り返す。
図17(c)は、新たな割付領域45に部分像が描画された状態を示す図である。図17に示すように、新たな割付領域45には、S146の処理で新たに決定された対応関係に基づく切り出し領域の部分像が表示される。
図17(d)は、合成処理終了後の表示状態を示す図である。図17(d)に示すように、右画面43には、互いに独立した複数の部分像を合成することができる。ここで、上述したように、各部分像は、それぞれ個別の第2フレームに描画されているから、所望の部分像のみを、元画像41に対し移動させることが可能である。部分像の移動については、先に説明した図8の移動処理により実現される。
図17(e)は、移動処理の一例を示す図である。図17(e)に示すように、いずれか1つのポインタ画像Pが指定された場合は、その指定されたポインタ画像Pおよびそのポインタ画像Pが描画された第2フレームのみを有効とする。そして、右画面43のうちの一点が指定されると、有効なポインタ画像Pから、その指定された一点までの距離の分、有効とされた第2フレームを、第4フレームに対して移動させる。
図17(f)は、部分像47の移動後の表示状態の一例を示す図である。図17(f)に示すように、有効とされたポインタ画像Pで特定される部分像47のみが移動され、他の部分像47は移動しない。よって、ユーザは、より自由に合成画像を編集することができる。
本発明の画像処理装置の実施形態であるMFPの外観構成を示した斜視図である。 MFPの電気的構成を示すブロック図である。 LCDに表示される編集用画面と、その画面に対して行われるユーザの操作について説明する図である。 (a)は、第1フレーム,第2フレーム,第3フレーム,第4フレームを模式的に示す図であり、(b)は、第1フレームから第4フレームの重ね合わせと、その重ね合わせによりLCDに表示される画像とを説明する図である。 MFPで実行される編集処理を示すフローチャートである。 関係決定処理を示すフローチャートである。 合成処理を示すフローチャートである。 移動処理を示すフローチャートである。 (a)は、割付領域の位置変更前の状態を示す図であり、(b)は、割付領域の位置変更後の状態を示す図である。 第1変形例の関係決定処理を示すフローチャートである。 第1変形例の関係決定処理において、LCDに表示される画面の例を示す図である。 第2変形例の移動処理を示すフローチャートである。 第2変形例の移動処理において、LCDに表示される画面の例を示す図である。 第3変形例の移動処理を示すフローチャートである。 第3変形例の移動処理において、LCDに表示される画面の例を示す図である。 第4変形例の合成処理を示すフローチャートである。 第4変形例の合成処理において、LCDに表示される画面の例を示す図である。
符号の説明
1 MFP(画像処理装置の一例)
5 LCD(表示部の一例)
7 タッチパネル(検出手段の一例)
12a 制御プログラム(画像処理プログラムの一例)
41 元画像
42 素材画像
43 右画面(第2領域の一例)
44 左画像(第1領域の一例)
S8 合成前画像表示手段の一例
S11,S110 関係決定処理(関係決定手段の一例)
S16 移動処理(部分像移動手段の一例)
S100 編集処理(合成画像表示手段の一例)
S113 第1領域サイズ規定手段の一例
S116 第2領域サイズ規定手段の一例
S170 関係更新手段の一例
S171 切り出し領域再決定手段の一例
S183 切り出し領域再決定手段の一例
S184 割付位置変更手段の一例
S705 割付領域決定手段の一例
S706 切り出し領域決定手段の一例
S708 第1領域位置決定手段の一例
S712 マーク表示手段の一例
ポインタ画像(マークの一例)

Claims (8)

  1. 素材画像から切り出される部分像を元画像内の所定の割付領域に描画することにより生成される合成画像を、表示部に表示する画像処理装置であって、
    前記表示部の第1領域に前記素材画像を表示し、前記表示部の第2領域に前記元画像を表示する合成前画像表示手段と、
    前記表示部に対し外部から指定された位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出される、前記第1領域に対する第1指定位置を第1領域の基準位置とし、前記第2領域に対する第2指定位置を第2領域の基準位置とし、前記第1領域の基準位置の座標と前記第2領域の基準位置の座標との差分を、前記第1領域内の各位置と前記第2領域内の各位置との対応関係を示す値として決定する関係決定手段と、
    前記関係決定手段により前記差分が決定された後において、前記検出手段により検出される、前記第2領域に対する第3指定位置に所定の幅を付与した領域を、割付領域として決定すると共に、前記検出手段により検出される第3指定位置が移動すると、その第3指定位置の軌跡を含むように前記割付領域を更新する割付領域決定手段と、
    その割付領域決定手段により決定された前記割付領域に対応する、第1領域内の切り出し領域を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する切り出し領域決定手段と、
    その切り出し領域決定手段により決定された切り出し領域に基づいて切り出される素材画像を前記部分像として、前記割付領域決定手段により決定された割付領域に描画することにより、前記合成画像を表示し、前記割付領域決定手段により前記割付領域が更新される毎に、その更新された割付領域に基づいて、前記合成画像の表示を更新する合成画像表示手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記第2領域における前記第3指定位置に対応する前記第1領域内の位置を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する第1領域位置決定手段と、
    その第1領域位置決定手段により決定された位置を示すマークを、前記第1領域に表示するマーク表示手段を備えることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記第1領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第1領域のサイズ規定位置として決定する第1領域サイズ規定手段と、
    前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第2領域のサイズ規定位置として決定する第2領域サイズ決定手段とを備え、
    前記関係決定手段は、前記第1領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離と、前記第2領域内の基準位置からサイズ規定位置までの距離との間の大小関係に応じて、前記部分像に適用する倍率を決定するものであり、
    前記合成画像表示手段は、前記関係決定手段により決定された倍率で、拡大または縮小された部分像を、前記割付領域に描画することを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。
  4. 前記部分像が前記第2領域の割付領域に表示されている状態において、前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、既に表示されている部分像をその形状およびサイズを保ったまま、指定された位置へ移動させる部分像移動手段を備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  5. 前記部分像が描画された割付領域が前記第2領域に表示されている状態において、前記第1領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置を第1領域の新たな基準位置とし、その新たな基準位置が、第2領域における決定済みの基準位置に対応するように、前記対応関係を示す差分を更新する関係更新手段と、
    前記第2領域に表示済みの割付領域に対応する前記第1領域内の切り出し領域を、前記関係更新手段により更新された前記差分を用いて再決定する切り出し領域再決定手段とを備え、
    前記合成画像表示手段は、その切り出し領域再決定手段により再決定された切り出し領域内の部分像を、前記表示済みの割付領域内に描画することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  6. 前記部分像が前記第2領域の割付領域に表示されている状態において、前記第2領域に対する外部からの指定が前記検出手段により検出されると、前記検出手段により検出される位置に基づいて前記割付領域の位置を変更する割付位置変更手段と、
    前記割付位置変更手段による位置変更後の割付領域に対応した切り出し領域を、前記関係決定手段により決定済みの前記差分を用いて再決定する切り出し領域再決定手段とを備え、
    前記合成画像表示手段は、その切り出し領域再決定手段により再決定された切り出し領域内の素材画像の部分像を、前記位置変更後の割付領域内に描画することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  7. 前記合成画像表示手段は、
    前記元画像に対応した元画像レイヤと、部分像に対応した部分像レイヤとを合成して得られるデータに基づく画像を、前記第1領域に描画するものであり、
    前記部分像レイヤが複数ある場合、前記元画像レイヤと部分像レイヤとの相対的な位置関係を、前記部分像レイヤの各々について個別に管理する管理手段とを備えることを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の画像処理装置。
  8. 素材画像から切り出される部分像を元画像内の所定の割付領域に描画することにより生成される合成画像を、表示部に表示する画像処理装置において実行される画像処理プログラムであって、
    前記画像処理装置は、前記表示部に対し外部から指定された位置を検出する検出手段を備え、
    前記画像処理装置を、
    前記表示部の第1領域に前記素材画像を表示し、前記表示部の第2領域に前記元画像を表示する合成前画像表示手段と、
    前記検出手段により検出される、前記第1領域に対する第1指定位置を第1領域の基準位置とし、前記第2領域に対する第2指定位置を第2領域の基準位置とし、前記第1領域の基準位置の座標と前記第2領域の基準位置の座標との差分を、前記第1領域内の各位置と前記第2領域内の各位置との対応関係を示す値として決定する関係決定手段と、
    前記関係決定手段により前記差分が決定された後において、前記検出手段により検出される、前記第2領域に対する第3指定位置に所定の幅を付与した領域を、割付領域として決定すると共に、前記検出手段により検出される第3指定位置が移動すると、その第3指定位置の軌跡を含むように前記割付領域を更新する割付領域決定手段と、
    その割付領域決定手段により決定された前記割付領域に対応する、第1領域内の切り出し領域を、前記関係決定手段により決定された前記差分を用いて決定する切り出し領域決定手段と、
    その切り出し領域決定手段により決定された切り出し領域に基づいて切り出される素材画像を前記部分像として、前記割付領域決定手段により決定された割付領域に描画することにより、前記合成画像を表示し、前記割付領域決定手段により前記割付領域が更新される毎に、その更新された割付領域に基づいて、前記合成画像の表示を更新する合成画像表示手段として機能させることを特徴とする画像処理プログラム。
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