JP2015132934A - 情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法、および、記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】ホワイトボード等の盤面における表示を複数の拠点で共有する構成において、自拠点で、盤面のある領域において他拠点による電子書き込みを消去した場合に、新たに該領域にした書き込みが他拠点における物理書き込みと重なって表示されないようにする。【解決手段】盤面上で選択された消去領域1406及び対応する領域に、物理書き込みが含まれるか否か判定する。物理書き込み1402が含まれるB拠点についは、該領域を物理書き込み1402が他の拠点と共有されない追記禁止領域に設定して、該領域に枠1408を表示する。対応する電子書き込み1403を含むが物理書き込み1402が含まれないA,C拠点については、該領域を新たな書き込みが他の拠点と共有され得る追記注意領域に設定して、該領域に枠1407を表示する。【選択図】図14
Description
本発明は、情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法、及び、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関する。特に詳細には、盤面に画像情報を表示することができる情報処理装置を複数の拠点に配置した情報処理システムにおいて、各拠点に置かれた盤面に表示された画像情報を複数の拠点で共有する際の、画像情報の消去処理に関する。
近年、遠隔会議等に用いるため、各拠点に在るホワイトボード等の盤面の記載内容をカメラ等で撮影し、撮影した画像を他の拠点に在るホワイトボード等の盤面にプロジェクタ等で投影することで、複数の盤面に描かれた画像を各拠点で共有させるものがある。すなわち、投影装置と撮影装置とを用いて、複数の盤面に描かれた画像を合成した同一内容の画像を盤面に表示させるシステムがある。
このようなシステムの盤面上には、自拠点においてマーカペン等で実際に盤面に手書きで書き込んだ物理書き込みと他拠点で書き込まれた内容が画像データに基づき投影装置により投影される書き込み(電子書き込み)が存在する。このようなシステムにおいて、盤面上に投影された電子書き込みを消去したい場合がある。
特許文献1は、盤面に投影された電子書き込みに対し編集する箇所を閉領域で指定し、編集操作を実行するとその旨を他の拠点に通知し、他の拠点の盤面に、編集操作の実行箇所と同じ位置に編集操作が行われたことを示す閉領域を表示する手法を提案している。
自拠点の物理書き込みは簡単に消すことができるが、他拠点の物理書き込みは他拠点側で消してもらう必要がある。そのために、自拠点で他拠点の物理書き込みに対応する電子書き込みを消去できるようにする方法がある。しかしながら、自拠点の盤面上に投影された電子書き込みを消去した場合、他拠点の盤面には対応する物理書き込みが残ったままとなる。このように自拠点で電子書き込みを消すと、対応する物理書き込みは他拠点側で消さない限り、盤面上に残ったままとなる。このため、自拠点で盤面において消去した領域にすぐに新たな物理書き込みをした場合、他拠点では該物理書き込みに対応する電子書き込みと自身による既存の物理書き込みが重なって表示されてしまう。
特許文献1では、自拠点で電子書き込みを消去したことを他拠点に通知することが可能であるが、自拠点で消去後、他拠点に対応する物理書き込みが残ったままかどうか分からない。そのため、自拠点で消去した領域にすぐに書き込みしても他拠点において不都合がないかが分からないという課題がある。
本発明が提供する装置は、盤面に投影画像を生成する投影装置及び撮影装置を備える複数の情報端末とデータをやりとりする情報処理サーバにおいて、前記複数の情報端末の少なくとも一つにより指定された、前記盤面における所定領域の位置情報、及び、前記複数の情報端末の各々において前記撮影装置が前記盤面を撮影した撮影画像を取得する手段、前記複数の情報端末の各々について、前記所定領域が前記投影画像とは別の画像を含んでいるかを前記位置情報及び前記撮影画像に基づき判定する判定手段、及び、前記複数の情報端末の各々からの撮影画像を合成した合成画像の画像データを前記複数の情報端末の各々に送信する送信手段であって、送信先の情報端末からの撮影画像及び前記別の画像を含むと判定された第1の情報端末からの撮影画像を除いた前記合成画像の画像データを送信する送信手段において、前記複数の情報端末のうち前記第1の情報端末とは異なる第2の情報端末に対して、該第1の情報端末を除いた他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含むことを表示するための第1の情報を、前記画像データに含めて送信する送信手段を備える。
本発明はさらに、上記構成の情報処理サーバを含む情報処理システム、上記構成の情報処理サーバを用いて行う情報処理方法、及び、コンピュータを上記構成の情報処理サーバとして機能させるためのプログラムを記憶した記憶媒体を提供する。
本発明は、各拠点に置かれた情報端末における盤面に表示される画像情報の消去処理の一方式を提供する。本発明によれば、自拠点で盤面の所定領域を指定して該領域内の画像を消去した後に、他拠点での対応する画像の消去に先行して、該領域内で新たに画像情報を共有できるかどうか分かるため、該領域においてすぐに、共有したい画像情報を書き込むことができる。
以下、本明細書において、「表示」とは、一拠点において盤面に手書き画像を生成することの他に、生成済みの画像を含むドキュメント等を盤面に貼付することを含む。
本明細書において、「投影」とは、上記画像が生成された盤面を撮影した電子化画像を盤面に投影することを言い、上記電子化画像は投影を行う拠点を除いた他の全ての拠点における盤面の電子化画像を合成した画像である。ただし、下で定義される「追記注意領域」における手書き画像等は該合成画像に含まれない。
本明細書において、盤面の画像情報について「共有」という表現を、一拠点において盤面に手書き画像等が生成され、該手書き画像等が表示された盤面を撮影した電子化画像が別の拠点の盤面に投影され表示されている場合に用いる。この場合、「共有」とは、手書き画像等の表示が上記一拠点の盤面でなされ該手書き画像等と同一内容の画像情報を含む電子化画像の表示が上記別の拠点の盤面でなされることで、同一内容の画像情報が上記一拠点及び上記別の拠点に共通して提供されることを言う。
本明細書中で「追記禁止領域」は、盤面に手書き画像等を生成した拠点に対し、該手書き画像等を生成した領域について、該領域に対応する、他の拠点内の盤面上の領域が該手書き画像等に対応する電子化画像の消去のために指定されたことが示される領域である。したがって、「追記禁止領域」における該電子化画像は他の拠点では投影されない。手書き画像を生成した拠点に「追記禁止領域」であることを知らせる表示を提供することで、「追記禁止領域」における電子化画像が該他の拠点において消去されたこと及び「追記禁止領域」に追記しても他の拠点と共有されないことを知らせ、追記しないように促す。「禁止領域」も「追記禁止領域」と同義で用いられる。
本明細書において、「追記注意領域」とは、盤面に手書き画像等を生成した拠点以外の拠点に対し、該手書き画像等を生成した領域に対応する盤面上の領域が該手書き画像等に対応する電子化画像の消去のために指定されたことが示される領域である。「追記注意領域」における画像は、手書き画像等を生成した拠点を除いた他の拠点と共有される。「追記注意領域」である旨の表示を手書き画像等の生成拠点以外の拠点に提供することで、「追記注意領域」における電子化画像が他の拠点において消去されたこと及び「追記注意領域」に新たに追記される手書き画像等が他の拠点と共有されることを知らせる。「注意領域」も「追記注意領域」と同義で用いられる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
〔実施形態1〕
<本システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システムの構成を示すブロック図である。
<本システムの構成>
図1は、本発明の一実施形態である情報処理システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態における情報処理システム10は、A,B,C各拠点に置かれた情報処理装置100,110,120と、これら情報処理装置とネットワーク130を介して接続されて通信するサーバ(情報処理サーバ)140を含む。拠点の数は図示した3個の例に限定されず、本発明に係る情報処理システムはより多くの数の拠点を含むことができる。各拠点における構成は同一であり、以下、A拠点について説明する。、
情報入力ボード104は複数の形態を採ることができ、スクリーンやホワイトボードなどに代表される。情報入力ボードの盤面に表示可能な画像情報として、マーカペン等で盤面に直接手書きした手書き画像である文字や図形等(表、グラフ、図面)の他、書類等において既に生成されている画像情報がある。後者の例として、糊付の付箋(ポスト・イット(商標)など)に記入されている文字や図形、テープや磁石等を用いて貼られた文書やカード等に印刷されている文字や図形等(表、グラフ、図面、写真)が挙げられる。
情報入力ボード104は複数の形態を採ることができ、スクリーンやホワイトボードなどに代表される。情報入力ボードの盤面に表示可能な画像情報として、マーカペン等で盤面に直接手書きした手書き画像である文字や図形等(表、グラフ、図面)の他、書類等において既に生成されている画像情報がある。後者の例として、糊付の付箋(ポスト・イット(商標)など)に記入されている文字や図形、テープや磁石等を用いて貼られた文書やカード等に印刷されている文字や図形等(表、グラフ、図面、写真)が挙げられる。
情報処理装置100は、PCなどに代表される情報端末101とプロジェクタ102とカメラ103で構成される。
情報端末101はカメラ103を制御し、一定時間毎(例えば0.1秒毎)に情報入力ボード104を撮影した撮影画像を得る。情報端末101は撮影画像から投影画像を含む画像領域を抽出して幾何補正や色補正などの画像処理を施して盤面画像を得る。これら画像処理は本発明に必須ではない。情報端末101は盤面画像の画像データをサーバ140に送信する。また、情報端末101はサーバ140から、他の拠点における投影画像を受信し、プロジェクタ102に供給して情報入力ボード104に投影する。カメラ103とプロジェクタ102は、カメラ103で撮影する範囲と、プロジェクタ102で投影する範囲が少なくとも一部は重なる位置関係に配置されている。
図2は本実施形態における情報端末101の構成を示すブロック図である。
情報端末101は、CPU201、RAM202、ROM203、キーボードI/F 205、ディスプレイI/F 206、外部メモリI/F 207、外部I/F 208、マウスI/F 211、ネットワークI/F 213を有する。これらはシステムバス204で接続されている。キーボードI/F 205にはキーボード209が接続され、マウスI/F 211にはマウス212が接続される。情報端末101はキーボード209およびマウス212からユーザによる各種操作を受け付ける。ディスプレイI/F 206にはプロジェクタ102が接続される。情報端末101はプロジェクタ102を介して情報入力ボード104に画像を投影する。外部I/F 208にはカメラ103が接続される。情報端末101はカメラ103で撮影した情報入力ボードの画像を取りこむ。情報端末101は、予め設定された時間間隔で撮影するよう制御してもよいし、ユーザがマウス212やキーボード209で入力した入力情報に応じて撮影するよう制御してもよい。情報端末101はネットワークI/F 213を介してサーバ140と通信し、投影画像や盤面画像の画像データを送受信する。
CPU201は、情報端末101全体の制御を行うものであり、ROM203やHDD等の外部メモリ210などに記憶された本発明を実現するプログラムをRAM202に読み込み、該プログラムに従い各種処理を実行する。すなわち、CPU201は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述するフローチャートの各ステップを実行する処理手段として機能する。ROM203は、CPU201を起動するためのブートプログラムを含む各種データを記憶している。RAM202はワークメモリとして用いられる。
図3は本実施形態におけるサーバ140の構成を示すブロック図である。
サーバ140は、CPU301、RAM302、ROM303、キーボードI/F 305、ディスプレイI/F 306、外部メモリI/F 307、外部I/F 308、マウスI/F 311、ネットワークI/F 313を有する。これらはシステムバス304で接続されている。キーボードI/F 305にはキーボード309が接続され、マウスI/F 311にはマウス312が接続される。サーバ140はキーボード309およびマウス312からユーザによる各種操作を受け付ける。ディスプレイI/F 306にはディスプレイ308が接続される。サーバ140はネットワークI/F 313を介して他拠点の情報処理装置100、110、120と情報入力ボードの撮影画像の画像データの受信や投影画像の画像データの送信をする。CPU301は、サーバ140全体の制御を行うものであり、ROM303やHDD等の外部メモリ310などに記憶された本発明を実現するプログラムをRAM302に読み込み、該プログラムに従い各種処理を実行する。すなわち、CPU301は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶されたコンピュータプログラムを実行することにより、後述するフローチャートの各ステップを実行する処理手段として機能する。ROM303は、CPU301を起動するためのブートプログラムを含む各種データを記憶している。RAM302はワークメモリとして用いられる。
<情報端末上の処理>
次に、本実施形態に於ける情報端末の動作について説明する。ここではA拠点に設置された情報端末101の処理について説明するが、B拠点の情報端末111、C拠点の情報端末121においても同様の動作が実行される。なお、以下では、A拠点を自拠点、B拠点とC拠点を他拠点と表現する。
次に、本実施形態に於ける情報端末の動作について説明する。ここではA拠点に設置された情報端末101の処理について説明するが、B拠点の情報端末111、C拠点の情報端末121においても同様の動作が実行される。なお、以下では、A拠点を自拠点、B拠点とC拠点を他拠点と表現する。
図4は、情報端末101におけるメイン処理のフローチャートである。本フローチャートで示す処理は、前述の通りにROM203または外部メモリ(HDDなど)210からRAM202にロードされたプログラムに従い、CPU201により実行される。この処理は、一定の時間間隔で(例えば0.1秒毎に)繰り返し実行される。
S400において、情報端末101はデータ送信処理を行う。データ送信処理では、情報入力ボード104に新規に物理書き込みがされた際に、情報入力ボード104を撮影した盤面画像の画像データをサーバ140に送信する。データ送信処理の具体的なフローについては、図5を参照して後で説明する。
S401において、情報端末101はデータ受信処理を行う。データ受信処理では、サーバ140から送られてくる、各拠点の盤面画像を合成した画像の画像データを受信し、その合成画像をプロジェクタ102で情報入力ボード104上に投影する。データ受信処理の具体的なフローについては、図6を参照して後で説明する。
S402において、情報端末101は、消去処理が実行されたかどうか判定する。消去処理の判定では、情報入力ボード104に投影された書き込み(電子化画像)を消去する操作が行われたか判定し、消去操作がされた場合、消去情報をサーバ140に通知する。消去処理の具体的なフローについては、図7を参照して後で説明する。
S403において、情報端末101におけるメイン処理が終了したかどうか判定する。終了した場合はメイン処理を終了する。終了しない場合はS400に戻る。
図5は、情報端末101におけるデータ送信処理(S400)を詳細に示すフローチャートである。
S500において、情報端末101は、カメラ103により撮像された情報入力ボード104の盤面画像をサーバ140に送信する要求が発生したかどうか判定する。盤面画像の送信要求は、キーボード209を用いたキー入力など、手動で検知しても良いし、情報入力ボード104から人物が離れたこと(物理書き込みが終了したこと)を撮影画像から検知するなど、自動で検知しても良い。
盤面画像の送信要求があると判定された場合、S501において、情報端末101の制御により、カメラ103による盤面の物理書き込み撮影時に投影画像が映り込まないように、一時的にプロジェクタ102による投影を停止する。
S502において、情報端末101の制御により、盤面をカメラ103が撮影し、撮像した画像を盤面画像としてHDD等の外部メモリ210に保存する。
S503において、S502において盤面撮影が完了したため、情報端末101の制御によりプロジェクタ102による投影画像の投影を再開する。再開後の投影画像には、(S601で)HDD210に保存された画像データを使用する。
S504において、情報端末101は、自己の拠点名とS502で外部メモリ210に保存した盤面画像の画像データをサーバ140へ送信する。
図6は、情報端末101におけるデータ受信処理(S401)を詳細に示すフローチャートである。受信処理では、他拠点の各盤面を撮影した盤面画像を合成した画像を受信し、自拠点の情報入力ボード104にプロジェクタ102で投影する処理である。
S600において、情報端末101は、サーバ140から新たに受信したデータがあるか判定する。受信データは、サーバ140から送信される他拠点の各盤面画像を合成した画像である。受信データは情報端末101内のバッファに一時的に格納される。サーバから新たに受信したデータがある場合、すなわちバッファ内に受信データがある場合に、S601において、バッファ内の受信データを情報端末101のHDD210に保存し、バッファをクリアする。
S602において、HDD210に保存された投影画像をプロジェクタ102から投影する。
図7は、情報端末101における消去処理(S402)を詳細に示すフローチャートである。
S700において、情報入力ボード104の盤面において消去領域が指定されたか判定する。消去領域の指定の判定においては、情報端末101に接続されたマウス212を用いて、情報入力ボード104の盤面において消したい領域が例えば矩形で指定された場合に、消去領域が指定されたと判定する。
指定されたと判定された場合、S701において、指定された消去領域の座標を位置情報として取得する。例えば矩形で消去領域を指定した場合、情報入力ボード104の盤面の左上を原点とし、矩形の左上の座標と右下の座標を取得する。
S702において、A拠点により消去されることをサーバ140に通知するために、消去情報をサーバ140に送信する。送信する消去情報は、拠点名と盤面において指定された消去領域の座標である。
<サーバ上のデータベース>
図8(a)は、サーバ140のHDD310に格納される盤面データベース800を示す図である。盤面データベース800は、各拠点から送信された盤面画像を拠点ごとに保持する。なお、図8(a)及び以下の同様の盤面を表す図において、例えばA拠点による物理書き込みを「A書き込み」と記載する。
図8(a)は、サーバ140のHDD310に格納される盤面データベース800を示す図である。盤面データベース800は、各拠点から送信された盤面画像を拠点ごとに保持する。なお、図8(a)及び以下の同様の盤面を表す図において、例えばA拠点による物理書き込みを「A書き込み」と記載する。
図8(b)は、サーバ140のHDD310に格納される消去データテーブル801を示す図である。消去データテーブル801は、ある拠点で、盤面のある領域の電子書き込みが消去されたこと、及び、その消去領域がどの拠点についての禁止領域であるかまたどの拠点についての注意領域であるかを管理する。消去情報を受信するたびにテーブルに新たにレコードが追加され、そのレコードに消去IDが付与され、該IDによって、レコードに関連する各フィールドが有する情報により、消去領域を一意に特定できる。消去領域の座標として、S702で送信された消去領域の座標が保存される。禁止領域の拠点と注意領域の拠点に関しては後述する。
<サーバ上の処理>
図9は、サーバ140におけるメイン処理のフローチャートである。本フローチャートで示す処理は、前述の通りにROM303または外部メモリ(HDDなど)310からRAM302にロードされたプログラムに従い、CPU301により実行される。この処理は、一定の時間間隔で(例えば0.1秒毎に)繰り返し実行される。
図9は、サーバ140におけるメイン処理のフローチャートである。本フローチャートで示す処理は、前述の通りにROM303または外部メモリ(HDDなど)310からRAM302にロードされたプログラムに従い、CPU301により実行される。この処理は、一定の時間間隔で(例えば0.1秒毎に)繰り返し実行される。
S900において、サーバ140はデータ受信処理を行う。データ受信処理では、各拠点の情報端末101から送信される盤面画像(S504)や消去情報(S702)を受信し、受信した情報を基にサーバ140が保持する盤面データベース800及び消去データテーブル801を更新する。データ受信処理の具体的なフローは、図10を参照して後で説明する。
S901において、サーバ140はデータ送信処理を行う。データ送信処理では、S900で更新した盤面データベース及び消去データテーブル801を基に各拠点に投影する画像を生成し、投影画像を送信する。データ送信処理の具体的なフローについては、図13を参照して後で説明する。
S902において、サーバ140におけるメイン処理が終了したかどうか判定する。終了した場合はメイン処理を終了する。終了しない場合はS900に進む。
図10は、サーバ140におけるデータ受信処理(S900)のフローチャートである。
S1000において、サーバ140が消去情報を新たに受信したか判定する。受信する消去情報は、S702において情報端末101が送信した情報である。受信した消去情報は、バッファに一時的に格納されている。情報端末101から新たに受信した消去情報がある場合、すなわちバッファ内に消去情報がある場合、S1001に進み、そうでない場合はS1003に進む。
S1001において、受信した消去情報を基にサーバ140の消去データテーブル801に新しいレコードを追加してバッファをクリアする。消去情報の追加処理の詳細については、図11を参照して後で説明する。
S1002において、送信フラグをONにする。送信フラグは各拠点に送信する情報がある場合に立てられる。送信フラグは拠点ごとに保持しても良いし、全拠点で一つの送信フラグを共有しても良い。ここでは、S1001で追加された消去情報を各拠点に送信するために送信フラグをONにする。
S1003において、サーバ140が盤面画像を新たに受信したか判定する。受信する盤面画像は、情報端末101がS504において送信した画像である。さらに、盤面画像がどの拠点に属するものか示す拠点名も受信する。受信した盤面画像は、バッファに一時的に格納されている。情報端末101から新たに受信した盤面画像がある場合、すなわちバッファ内に盤面画像がある場合はS1004に進み、そうでない場合はS1007に進む。
S1004において、サーバ140内の盤面データベース800の盤面画像を、S1003で受信した盤面画像で更新し、バッファをクリアする。更新処理では、盤面データベース800において、受信した拠点名に対応する盤面画像を更新する。
S1005において、サーバ140内の消去データテーブル801の更新処理を行う。更新処理の詳細については、図12を参照して後で説明する。
S1006において、送信フラグをONにする。ここでは、S1004で更新された盤面を各拠点に送信するために送信フラグをONにする。
S1007において、サーバ140におけるデータ受信処理が終了したかどうか判定する。終了した場合は本処理を終了する。終了しない場合はS1000に戻る。
<サーバ上の消去データテーブル新規追加及び更新処理>
図11は、サーバ140の受信処理における消去データテーブル801の新規設定処理(S1001)のフローチャートである。
図11は、サーバ140の受信処理における消去データテーブル801の新規設定処理(S1001)のフローチャートである。
S1000で消去情報を新たに受信したときに、S1100において、消去データテーブル801に新規レコードを生成する。
S1101において、受信した消去情報を基にS1100で生成したレコードの消去領域の座標フィールドにおいて、消去領域の左上座標及び右下座標を設定する。
S1102〜S1105の処理は、全部の拠点について行うため、S1106の判定処理に従い繰り返し実施される。S1102において、盤面データベース800から拠点の盤面画像を取得する。S1103において、拠点の盤面画像上の、消去データテーブル801の消去領域の座標フィールドに登録されている座標に対応する消去領域に物理書き込みが存在するか判定する。書き込み有無の判定は、取得した盤面画像の消去領域内で下地画素以外の画素が所定割合以上あるかで行う。所定割合以上ある場合は、消去領域内に物理書き込みが存在すると判定する。物理書き込みが存在すると判定された場合は、S1104において、消去データテーブル801の禁止領域の拠点フィールドに拠点名を追加する。物理書き込みがないと判定された場合、S1105において、消去データテーブル801の注意領域の拠点フィールドに拠点名を追加する。
S1106において、禁止領域と注意領域のいずれにも割り当てられていない拠点があるか判定する。割り当てられていない拠点がある場合はS1102に戻り、盤面画像に基づき割り当てを行う。全ての拠点への割り当てが完了した場合は、処理を終了する。
図12は、サーバ140の受信処理における消去データテーブル801の更新処理(S1005)のフローチャートである。本フローは、消去データテーブル801の各レコードについて更新するために、S1107の判定処理に従い繰り返し実施される。
S1200において、消去データテーブル801よりレコードを取得する。S1201において、盤面画像が更新された拠点が禁止領域の拠点フィールドに登録されているか判定する。登録されている場合はS1202に進み、盤面データベース800から、当該拠点の更新された盤面画像を取得する。具体的には、S1003において受信した拠点名に対応する盤面画像を盤面データベース800より取得する。
S1203において、取得した盤面画像の消去領域に物理書き込みが存在するか判定する。書き込みの有無の判定は、S1103について説明した方法と同様に行う。物理書き込みが存在すると判定された場合はS1205に進む。物理書き込みが消されていて、存在しないと判定された場合はS1204に進み、当該拠点を注意領域の拠点に設定を変更し、消去データテーブル801において禁止領域の拠点フィールドから抹消して注意領域の拠点フィールドに登録する。
S1205において、取得したレコード内の禁止領域の拠点フィールドが空になったかどうか判定する。空でなければS1207に進み、空の場合はS1206に進んで消去データテーブル801から当該レコードをそっくり消去する。S1207において、消去データテーブル801にさらに別のレコードがあるかどうか判定する。別のレコードがある場合はS1200に戻って新たにレコードを取得し、無い場合は処理を終了する。
図13は、サーバ140におけるデータ送信処理(S901)のフローチャートである。
S1300において、送信フラグがONであるかどうか判定する。送信フラグは、前述したS1002とS1006において、サーバ140に送信するデータがある場合に設定される。送信フラグがONの場合はS1301に進み、各拠点において投影するための投影画像を生成する。盤面データベース800に保持された盤面画像について、消去データテーブル801の禁止領域の拠点フィールドを参照し、盤面画像の追記禁止領域内を除いた領域の画像を合成する。具体的に、A拠点に送信するための投影画像に関しては、B拠点の盤面画像とC拠点の盤面画像を合成した画像を生成して送信する。すなわち、送信先の盤面を撮影した画像は、当該送信先に送信するための投影画像(合成画像)には含めない。合成にあたっては、例えば、各画像のうち白の画素についは投影画像の画素値を使用し、色以外の画素については盤面画像の画素値を使用して、合成画像を生成することができる。
S1302において、消去データテーブル801を参照し、S1301で生成した各拠点の投影画像に対し、該画像に含める枠を合成する。投影画像に対応する拠点が、消去データテーブル801において禁止領域の拠点フィールドに含まれる場合は、消去領域の座標フィールドに設定された座標を参照して、禁止領域を表す枠の画像を生成して投影画像に合成する。投影画像に対応する拠点が、注意領域の拠点フィールドに含まれる場合は、上記座標を基に、注意領域を表す枠の画像を生成して投影画像に合成する。
S1303において、各拠点に置かれた情報端末101へ、S1301、S1302で生成した投影画像を送信する。送信終了後、S1304において送信フラグをOFFに設定し、本処理を終了する。
<動作の具体例>
情報処理システム10の動作の具体例について、図14に表した各拠点の盤面画像を参照して説明する。各拠点の盤面画像は図8の盤面データベース800に保持された画像とする。
情報処理システム10の動作の具体例について、図14に表した各拠点の盤面画像を参照して説明する。各拠点の盤面画像は図8の盤面データベース800に保持された画像とする。
初期状態の時刻t1では、図14(a)のようにA拠点の情報入力ボード104の盤面には、A拠点により物理書き込み1400が表示され、B,C拠点における物理書き込み1402、1404が電子書き込み1403、1405として投影されている。同様に、図14(b)のようにB拠点の情報入力ボード114の盤面には、B拠点により物理書き込み1402が表示され、A,C拠点における物理書き込み1400、1404が電子書き込み1401、1405として投影されている。同様に、図14(c)のようにC拠点の情報入力ボード124の盤面には、C拠点により物理書き込み1404が表示され、A,B拠点における物理書き込み1400、1402が電子書き込み1401、1403として投影されている。時刻t1の状態で、A拠点において情報端末101に接続されたマウス212を用いて盤面において消去する領域を指定すると時刻t2の状態に移行する。
なお、物理書き込み1400,1402,1404は手書きでなくともよく、前述した通り、図面等の画像情報を含む書類を貼り付けたものであってよい。
時刻t2では、A拠点においてB拠点における電子書き込み1403に対して消去する領域1406が、マウス212を用いて指定されている。消去する領域1406が指定されると、A拠点の情報端末101がS700の判定処理を行って「Yes」判定がされるため、消去情報がサーバ140に送信される(S702)。
これに対し、サーバ140は、A拠点からの消去情報を受信処理において受信し、S1000の判定処理に従い以下の処理を行う。すなわち、受信した消去情報を基に消去データテーブル801に消去情報を新規追加し(S1001)、送信フラグをONにする(S1002)。新規追加処理では、消去データテーブル801に新しいレコードを生成し(S1100)、消去領域の座標フィールドに、指定された領域の座標を設定する(S1101)。さらに、拠点ごとに、盤面データベース800の盤面画像における消去領域について、物理書き込みが存在するか判定する(S1103)。B拠点の盤面画像の消去領域内には物理書き込みが存在するため、消去データテーブル801における禁止領域の拠点フィールドに、B拠点を登録する(S1104)。A拠点とC拠点では消去領域内に物理書き込みが存在しないため、消去データテーブル801における注意領域の拠点フィールドに、A拠点とC拠点を登録する(S1105)。この結果、消去データテーブル801において消去ID1のレコードが生成される(図8)。
サーバ140の受信処理において、消去情報の追加処理に続いてS1002で送信フラグがONとされるため、送信処理におけるS1300の判定処理により「Yes」判定がされるため、続いて。各拠点に投影する投影画像を生成する(S1301)。例えば、A拠点のための投影画像は、盤面データベース800を参照し、B拠点の盤面画像とC拠点の盤面画像を合成して生成する。このとき、消去データテーブル801のレコードを参照し、消去領域が禁止領域に設定されている拠点以外の拠点における消去領域内の書き込みの撮影画像が合成される。さらに、消去データテーブル801のレコードを参照し、投影画像に対して枠の画像を追加する描画を行う(S1302)。A拠点は注意領域の拠点に設定されているため、注意領域を示す枠1407が投影画像に付加される。その後、生成した投影画像を各拠点に送信し(S1303)、プロジェクタ102,112,122で投影することで、時刻t3の状態に移行する。
時刻t3では、各拠点に追記注意領域と追記禁止領域を表示した状態である。図14(h)のようにB拠点では追記禁止領域を示す枠1408を消去された領域に対して表示する。一方、A拠点とC拠点に対しては、図14(g)、図14(i)のように追記注意領域を示す枠1407が、消去領域に対して表示される。また、禁止領域に設定されている消去領域内の書き込みを除いたものが合成されるため、図14(g)、図14(i)のようにB拠点に対応する電子書き込み1403は、A拠点とC拠点において消去領域内から消去される。この状態において、B拠点において追記禁止領域内に新たに書込み1409をした場合、時刻t4の状態に移行する。
時刻t4では、B拠点において追記禁止領域内に新たに物理書込み1409をした状態である。B拠点で図14(k)のように新たな物理書き込み1409がされると、サーバ140が新たにB拠点の盤面画像を受信し(S1003)、盤面データベース800の画像を更新する(S1004)。その後、S1006において送信フラグがONにされるため、S1301の送信処理において各拠点の投影画像が生成される。このとき、禁止領域に設定されている消去領域内の書き込みの撮影画像を除いた撮影画像が合成されるため、図14(j)と図14(l)のように、B拠点の新たな物理書き込み1409は、A拠点とC拠点において盤面に電子書き込みとして投影されない。このように、時刻t2において、A拠点で指定した消去領域の電子書き込み1403が、A拠点とC拠点において再び電子書き込みとして投影されることが防止される。この状態において、A拠点で追記注意領域内に新たに物理書き込み1410をした場合、時刻t5の状態に移行する。
注意領域に設定された領域の物理書き込みは投影画像に合成されるため、図14(m)のようにA拠点で追記注意領域内に物理書き込み1410がされた時刻t5では、B拠点では図14(n)のように該物理書き込みが電子書き込み1411として投影される。また、C拠点では図14(o)のように該物理書き込み1410が電子書き込み1411として投影される。このようにA拠点は、B拠点の書き込み消去を待つことなく、C拠点とすぐに書き込みの画像情報を共有することができる。また、B拠点では自己の物理書き込み1402と電子書き込み1411が重ねて表示されるが、他の拠点で新たな書き込みが発生したことが重なりにより視覚的に分かるため、物理書き込み1402、1409の消去を促すことができる。この状態において、B拠点において追記禁止領域内の物理書き込み1402、1409が消去されると、時刻t6の状態に移行する。これら物理書き込みが貼り付けられた書類に含まれる図面等の画像情報で代替されている場合は、該書類が情報入力ボードの盤面から取り除かれると、時刻t6の状態に移行する。
B拠点において物理書き込み1402、1409が消去された時刻t6では、消去されたことによりB拠点の盤面が新たに更新されるため、サーバ140は盤面画像を受信する(S1003)。盤面データベース800のB拠点の画像が更新され(S1004)、消去データテーブル更新処理が行われる(S1005)。該更新処理において、B拠点は禁止領域の拠点フィールドに含まれるため、S1200の判定処理において「Yes」判定がされるため、B拠点の盤面画像を取得し(S1201)、続いて消去領域に書き込みが存在するかを判定する(S1202)。ここで、消去領域内の物理書き込みが消去されているために「No」判定がされるため、B拠点を注意領域の拠点に設定する(S1203)。これにより、消去データテーブル801における禁止領域の拠点フィールドが空になるため、S1204の判定処理において「Yes」判定され、消去データテーブル801からレコードが消去される(S1205)。次いでサーバ140の受信処理に戻り、送信フラグがONに設定される(S1006)。消去データテーブル801からレコードが消去されたため、サーバ140の送信処理におけるS1302において、投影画像に枠を描画しない。すなわち、時刻t2で指定された領域に関わる領域表示は、時刻t7のように全拠点について解除される。
以上説明したように、本実施形態によれば、自拠点で電子書き込みを消去した場合、他拠点の物理書き込みの消去を待たずに、書込みの画像情報を共有することができる。
〔実施形態2〕
実施形態1では、消去領域内の物理書き込みの有無に応じて各拠点に表示する枠を決定する処理を行った。実施形態2は、各拠点と盤面における画像情報の表示をより共有しやすくするために、枠の表示だけでなくメッセージを表示する例である。
実施形態1では、消去領域内の物理書き込みの有無に応じて各拠点に表示する枠を決定する処理を行った。実施形態2は、各拠点と盤面における画像情報の表示をより共有しやすくするために、枠の表示だけでなくメッセージを表示する例である。
図15は実施形態2において盤面にメッセージを表示した場合を示し、実施形態1における図14の時刻t3の状態にメッセージを追加で表示した場合を示す。
追記注意領域を表示している拠点であるA拠点とC拠点に対しては、自拠点で物理書き込みをしても他の物理書き込みと重なって表示されない拠点をメッセージ表示して知らせる。例えば、A拠点では「C拠点と共有できます」のようなメッセージ1500を表示する。C拠点においても同様に、「A拠点と共有できます」のようなメッセージ1502を表示する。一方、追記禁止領域を表示しているB拠点に対しては、物理書き込みを消すように促すための表示を行う。すなわち、B拠点では例えば「書き込みを消して下さい」などのメッセージ1501を表示する。
これとは別に、他拠点との盤面における画像情報の表示の共有をより容易にするために、メッセージ表示でなく枠の表示色を変えても良い。一例として、注意領域1503の枠を黄色、禁止領域1504の枠を赤色で表示しても良い。このように枠の色で共有可能な状態であるか、物理書き込みを消さなければならないか判断することができる。また、A拠点において注意領域内に新たに物理書き込みがされた際に、B拠点の禁止領域1504の枠の輝度変化により点滅させて表示しても良い。このような表示により、B拠点に対して物理書き込みをすぐに消すよう促すことができる。さらに、メッセージ表示することに加えて、枠の表示色を変えるか、または枠を点滅表示しても良い。
以上説明したように、本実施形態によれば、電子書き込み消去後であっても、盤面の所定領域の表示がどの拠点と共有可能であるかを、メッセージや枠の表示状態から判断できるため、盤面における画像情報の表示の共有を行いやすくなる。
〔実施形態3〕
実施形態1において、A拠点でB拠点による物理書き込みを消去する例を示したが、B拠点やC拠点では消して欲しくない場合もある。実施形態3は、A拠点で消去処理を実行する際に、他拠点に対して消去を許可するかどうか選択させる例である。
実施形態1において、A拠点でB拠点による物理書き込みを消去する例を示したが、B拠点やC拠点では消して欲しくない場合もある。実施形態3は、A拠点で消去処理を実行する際に、他拠点に対して消去を許可するかどうか選択させる例である。
図16は実施形態3におけるサーバ側の受信処理である。以下、実施形態1についての図10におけると処理と異なる処理について説明する。
S1601において、消去情報を送信した拠点以外の全拠点に対してダイアログボックス1700を通知し、各拠点の盤面に表示する。ダイアログボックスとは、図17に示すような消去されたことを許可するか否かを問うウインドウである。通知を受けた拠点では、他拠点による消去を許可する場合は「許可する」ボタン1701を、許可しない場合は「許可しない」ボタン1702を押下する。S1602において、全ての拠点で消去許可されたかどうか判定する。全ての拠点で消去許可された場合とは、全ての拠点でダイアログボックス上の「許可する」ボタン1701が押された場合である。全ての拠点で許可された場合はS1603に進み、そうでない場合はS1605に進む。
以上説明したように、本実施形態によれば、他拠点による消去を許可するかどうか選択できるダイアログボックスを表示することで、他拠点において自拠点の書き込みを勝手に消されることを防ぐことができる。
〔実施形態4〕
実施形態1においては、A拠点とC拠点で注意領域に設定することで新たな物理書き込みの表示をすぐに共有することができた。しかし、同一注意領域において、A拠点とC拠点で同時に書き込みした場合や、A拠点で書き込みした後にC拠点で書き込みした場合は、2つの書き込みが重なって表示される可能性がある。そこで、実施形態4は、どちらかの拠点で先に書き込みを検知した場合、他の拠点において追記禁止領域を設定する例を提供する。
実施形態1においては、A拠点とC拠点で注意領域に設定することで新たな物理書き込みの表示をすぐに共有することができた。しかし、同一注意領域において、A拠点とC拠点で同時に書き込みした場合や、A拠点で書き込みした後にC拠点で書き込みした場合は、2つの書き込みが重なって表示される可能性がある。そこで、実施形態4は、どちらかの拠点で先に書き込みを検知した場合、他の拠点において追記禁止領域を設定する例を提供する。
図18は、実施形態4におけるサーバ側の枠の更新処理である。以下、実施形態1についての図12におけると処理と異なる処理について説明する。
S1801においてある拠点が禁止領域の拠点に含まれないと判定した場合、すなわち注意領域の拠点であると判定した場合、S1807に進み、消去領域内に物理書き込みが存在するかどうか判定する。書き込み有無の判定は、S1103について説明した方法と同様に行う。物理書き込みが存在すると判定した場合はS1808に進み、物理書き込みが存在した拠点以外の全拠点を禁止領域の拠点に設定する。S1807,S1808の処理により、盤面の注意領域内に先に書き込んだ拠点が優先的に書き込みを行うことができるようになるため、表示の重なりを防ぐことができる。
図19は、実施形態4による動作における盤面表示の具体例を示す。
時刻t1において、A拠点が注意領域内にC拠点より先に書き込みを行う。このとき、A拠点において盤面の表示が更新されるため、サーバ140におけるデータ受信処理のS1003において盤面画像を受信する。次いで盤面データベースが更新され(S1004)、消去データテーブルの更新処理が行われる(S1005)。図18のフローに移り、A拠点は注意領域の拠点であるため、S1801の判定処理において「No」判定されてS1807に進む。ここで、A拠点の消去領域内には新たな物理書き込みが存在するため、「Yes」判定されてS1808に進み、A拠点以外の拠点を禁止領域の拠点に設定する。この結果、時刻t2において、図19(f)のようにC拠点では禁止領域を表す枠1901が盤面に表示される。
以上説明したように、本実施形態によれば、注意領域内に先に書き込んだ拠点が優先的に物理書き込みを行うことができるため、同一注意領域において新たな物理書き込みが重なって表示されることを防ぐことができる。
〔実施形態5〕
実施形態1において、A拠点で指定した消去領域の電子書き込みを消去し、指定された消去領域内の物理書き込み有無に応じて各拠点において盤面に表示する枠を決定した。本実施形態では、「電子書き込みを一時的に消去する」処理を実現する。一時的に消去したい例として、例えば、他拠点とは共有したくない物理書き込みをしたい場合に電子書き込みを一時的に消去してスペースを作り、このスペースに物理書き込みを行う場合が挙げられる。その後、自拠点で物理書き込みが終了した時点で、一時的に消去した電子書き込みを元通りに表示する。このように、電子書き込みを一時消去して一時的に物理書き込みのためのスペースを生成することを可能とする本実施形態について、以下で説明する。
実施形態1において、A拠点で指定した消去領域の電子書き込みを消去し、指定された消去領域内の物理書き込み有無に応じて各拠点において盤面に表示する枠を決定した。本実施形態では、「電子書き込みを一時的に消去する」処理を実現する。一時的に消去したい例として、例えば、他拠点とは共有したくない物理書き込みをしたい場合に電子書き込みを一時的に消去してスペースを作り、このスペースに物理書き込みを行う場合が挙げられる。その後、自拠点で物理書き込みが終了した時点で、一時的に消去した電子書き込みを元通りに表示する。このように、電子書き込みを一時消去して一時的に物理書き込みのためのスペースを生成することを可能とする本実施形態について、以下で説明する。
本実施形態では、図4に示した情報端末101のメイン処理におけるS402の消去処理に代えて、図20及び図21に示す、モード選択/決定処理及び一時消去モード処理を行う。
図20は、実施形態5による、情報端末101におけるモードの選択・決定処理のフローチャートである。
S2000において、消去領域を選択し、指定する。領域の指定方法は例えば、実施形態1と同様に、A拠点の情報端末101に接続されたマウス212を用いて、情報入力ボード104の盤面において一時的にスペースを設けたい領域を例えば矩形で指定する。S2001において、モードを決定する。モードの決定は、例えば、情報入力ボード104の盤面にダイアログボックスを表示して消去モードか一時消去モードのいずれかを選択させることで行う。消去が選択された場合、S2002に進んで消去モードを実行し、実施形態1における消去処理(図7)を実行する。一時消去が選択された場合、S2003に進んで、以下の通り一時消去モードを実行する。
図21は、実施形態5による、情報端末101における一時消去モード処理のフローチャートである。
S2100において、ダイアログボックス上で一時消去が選択されたかどうか判定する。一時消去が選択された場合はS2101へ進み、そうでなければS2103へ進む。S2101では、指定された一時消去領域の座標を取得する。座標の取得は実施形態1と同様に行うことができる。S2102において、指定領域の電子書き込みがA拠点により一時消去されることをサーバ140に通知するために、一時消去情報をサーバ140へ送信する。送信する消去情報は、選択された消去モード、拠点名、盤面において指定された一時消去領域の座標である。
S2103において、一時消去解除が実行されたかどうか判定する。一時消去解除の指定は、例えば、ユーザが情報端末101に接続されたマウス212を用いて既設定の一時消去領域を選択したことに応答して、情報入力ボード104の盤面にダイアログボックスまたはメニュー等を表示して解除を選択させることで実行できる。一時消去解除が指定された場合はS2104へ進み、そうでなければ処理を終了する。S2104において、一時消去解除情報をサーバ140へ送信する。送信される一時消去解除情報は、指定を行った拠点名と選択された一時消去領域の座標である。
図22は、実施形態5による、サーバ140のHDD310に格納される消去データテーブル2200を示す図である。
消去データテーブル2200は、ある拠点で、盤面のある領域の電子書き込みが消去または一時消去されたこと、及び、その領域がどの拠点について禁止領域であるか、どの拠点について注意領域であるか、どの拠点により一時消去されたかを管理する。一時消去情報または消去情報を受信するたびにテーブル2200に新たにレコードが生成され、そのレコードに消去IDが付与され、該IDによって、当該レコードに登録された上記種々情報を一意に特定することができる。一時消去領域の座標として、S2102で送信された一時消去領域の座標が保存される。該送信された一時消去情報は、サーバ140において図10に示した受信処理と同様に処理され、選択した消去モード、一時消去を行った拠点名、領域の座標が、消去データテーブル2200のレコードの各フィールドに格納される。
図23は、実施形態5による、サーバ140におけるデータ受信処理における消去データテーブル2200の更新処理のフローチャートである。図23におけるS2300〜S2302は実施形態1を説明した図10におけるS1000〜S1002と同様のステップ、S2305〜S2309はS1003〜S1007と同じステップであり、ここでは、相違するステップについて説明する。
S2303において、情報端末101がS2104において送信した一時消去情報を受信したか判定する。受信していないと判定した場合はS2305へ進み、受信したと判定した場合はS2304へ進む。S2304において、受信した一時消去情報に対応する、消去データテーブル2200中のレコードを削除する。すなわち、モードフィールドと消去領域の座標フィールドと一時消去の拠点フィールドに格納された各情報から対応するレコードを特定し、削除する。
図24は、実施形態5における盤面の表示動作を具体的に説明する図である。
時刻t1で、A拠点において、図24(a)のように、B拠点による電子書き込み2404を含む、盤面上の一時的に消去したい矩形領域2400がS2000に従い指定される。指定は、実施形態1と同様に行われる。これに応答して、S2102で一時消去情報がA拠点の情報端末101からサーバ140へ送信され、図22を参照して説明した種々情報が消去データテーブル2200に登録される。
サーバ140のデータ送信処理において、S1302で消去データテーブル2200を参照して各拠点の投影画像に枠を合成する際に、B拠点とC拠点には注意領域2402を表示するように、A拠点には一時消去領域2401を表示するように画像合成を行なう。S1302で合成された投影画像を各拠点に送信する結果、時刻t2において、A拠点の盤面には一時消去領域2401の枠が表示され(図24(d))、B拠点とC拠点の盤面には注意領域2402の枠が表示される(図24(e)、図24(f))。これにより、B拠点とC拠点においてはA拠点と一時的に書き込みが共有できないことを表す。一時消去領域2401の枠と注意領域2402の枠について表示色を異ならせることができること、表示色を異ならせることに替えて異なるメッセージを表示することができること、両者を組み合わせて実施できることは前述した通りである。
時刻t3で、図24(g)のように、A拠点で一時消去領域2401内に新たに物理書込み2403をした場合、図24(h)、図24(i)のように、物理書き込み2403が電子書き込みとして他の拠点において投影されることはない。これは、サーバ140のデータ送信処理において、S1301で消去データテーブル2200を参照して各拠点の投影画像において投影するための投影画像を生成する際に、一時消去領域2401の撮影画像を投影画像に含めないためである。この時点で、一時消去領域2401はA拠点だけで書き込みを行えるスペースとして用いることが出来る。
時刻t4で、図24(j)のように、A拠点において一時消去領域2401内の物理書き込みを消去したとする。そして、A拠点のユーザが一時消去領域2401を選択し表示されたメニュー等において解除を選択すると、S2103において一時消去解除が実行されたと判定される。これに従い、S2303により、消去データベース2200から対応するレコードが削除される。
このため、続く時刻t5では、図24(m)のようにA拠点の一時消去領域を示す枠は表示はされず、電子書き込み2404の表示が再現される。
以上説明したように、本実施形態によれば、一定の領域について一時的に書き込みを消去する機能を用いることで、該領域を他拠点と共有することなく、遠隔会議中に自拠点だけで自由に使用して書き込みを行うことができる。
(その他の実施形態)
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、本発明の目的は、以下の処理を実行することによっても達成される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出す処理である。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
Claims (10)
- 盤面に投影画像を生成する投影装置及び撮影装置を備える複数の情報端末とデータをやりとりする情報処理サーバにおいて、
前記複数の情報端末の少なくとも一つにより指定された、前記盤面における所定領域の位置情報、及び、前記複数の情報端末の各々において前記撮影装置が前記盤面を撮影した撮影画像を取得する手段、
前記複数の情報端末の各々について、前記所定領域が前記投影画像とは別の画像を含んでいるかを前記位置情報及び前記撮影画像に基づき判定する判定手段、及び、
前記複数の情報端末の各々からの撮影画像を合成した合成画像の画像データを前記複数の情報端末の各々に送信する送信手段であって、送信先の情報端末からの撮影画像及び前記別の画像を含むと判定された第1の情報端末からの撮影画像を除いた前記合成画像の画像データを送信する送信手段において、前記複数の情報端末のうち前記第1の情報端末とは異なる第2の情報端末に対して、該第1の情報端末を除いた他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含むことを表示するための第1の情報を、前記画像データに含めて送信する送信手段
を備えることを特徴とする情報処理サーバ。 - 前記送信手段は、さらに前記第1の情報端末に対して、他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含まないことを表示するための第2の情報を、前記画像データに含めて送信することを特徴とする請求項1に記載の情報処理サーバ。
- 前記第1の情報端末からの前記撮影画像に基づき、前記別の画像が前記所定領域から除かれたか判定する手段をさらに備え、
前記送信する手段は、前記別の画像が除かれたと判定されたときは、前記第1の情報端末に送信する前記画像データに、前記第2の情報に代えて前記第1の情報を含めることを特徴とする請求項2に記載の情報処理サーバ。 - 前記判定手段が、前記複数の情報端末の全てについて前記別の画像を含んでいないと判定したときは、前記送信手段は、前記第1及び第2の情報を前記画像データに含めないことを特徴とする請求項2に記載の情報処理サーバ。
- 盤面に投影画像を生成する投影装置及び撮影装置を備える複数の情報端末、及び、該情報端末とデータをやりとりする情報処理サーバを備えた情報処理システムにおいて、
前記複数の情報端末の少なくとも一つが、前記盤面における所定領域を指定する手段、及び、前記所定領域の位置情報を前記情報処理サーバへ送信する送信手段を備え、
前記複数の情報端末の各々が、前記撮影装置が前記盤面を撮影した撮影画像を前記情報処理サーバへ送信する送信手段、及び、前記情報処理サーバから画像データを受信する受信手段を備え、
前記情報処理サーバが、
前記位置情報及び前記撮影画像を受信する手段、
前記複数の情報端末の各々について、前記所定領域が前記投影画像とは別の画像を含んでいるかを前記位置情報及び前記撮影画像に基づき判定する判定手段、及び、
前記複数の情報端末の各々からの撮影画像を合成した合成画像の画像データを前記複数の情報端末の各々に送信する送信手段であって、送信先の情報端末からの撮影画像及び前記別の画像を含むと判定された第1の情報端末からの撮影画像を除いた前記合成画像の画像データを送信する送信手段において、前記複数の情報端末のうち前記第1の情報端末とは異なる第2の情報端末に対して、該第1の情報端末を除いた他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含むことを表示するための第1の情報を、前記画像データに含めて送信する送信手段を備え、
前記第2の情報端末の各々が、
前記受信手段により前記画像データを受信し、前記投影装置により前記画像データに基づき前記第1の情報に従った前記表示を含む前記合成画像を前記盤面に投影することを特徴とする情報処理システム。 - 前記送信手段は、さらに前記第1の情報端末に対して、他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含まないことを表示するための第2の情報を、前記画像データに含めて送信することを特徴とする請求項5に記載の情報処理システム。
- 前記第1の情報端末からの前記撮影画像に基づき、前記別の画像が前記所定領域から除かれたか判定する手段をさらに備え、
前記送信する手段は、前記別の画像が除かれたと判定されたときは、前記第1の情報端末に送信する前記画像データに、前記第2の情報に代えて前記第1の情報を含めることを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。 - 前記判定手段が、前記複数の情報端末の全てについて前記別の画像を含んでいないと判定したときは、前記送信手段は、前記第1及び第2の情報を前記画像データに含めないことを特徴とする請求項6に記載の情報処理システム。
- 盤面に投影画像を生成する投影装置及び撮影装置を備える複数の情報端末、及び、該情報端末とデータをやりとりする情報処理サーバを用いる情報処理方法において、
前記情報処理サーバにおいて、
前記複数の情報端末の少なくとも一つにより指定された、前記盤面における所定領域の位置情報、及び、前記複数の情報端末の各々において前記撮影装置が前記盤面を撮影した撮影画像を取得するステップ、
前記複数の情報端末の各々について、前記所定領域が前記投影画像とは別の画像を含んでいるかを前記位置情報及び前記撮影画像に基づき判定するステップ、
前記複数の情報端末の各々からの撮影画像を合成した合成画像の画像データを前記複数の情報端末の各々に送信するステップであって、送信先の情報端末からの撮影画像及び前記別の画像を含むと判定された第1の情報端末からの撮影画像を除いた前記合成画像の画像データを送信し、前記複数の情報端末のうち前記第1の情報端末とは異なる第2の情報端末に対して、該第1の情報端末を除いた他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含むことを表示するための第1の情報を、前記画像データに含めて送信するステップ、
前記第2の情報端末の各々において、
前記画像データを受信するステップ、並びに、
前記投影装置により、前記画像データに基づき前記第1の情報に従った前記表示を含む前記合成画像を前記盤面に投影するステップ
を有することを特徴とする情報処理方法。 - コンピュータを、
盤面に投影画像を生成する投影装置及び撮影装置を備える複数の情報端末の少なくとも一つにより指定された、前記盤面における所定領域の位置情報、及び、前記複数の情報端末の各々において前記撮影装置が前記盤面を撮影した撮影画像を取得する手段、
前記複数の情報端末の各々について、前記所定領域が前記投影画像とは別の画像を含んでいるかを前記位置情報及び前記撮影画像に基づき判定する判定手段、及び、
前記複数の情報端末の各々からの撮影画像を合成した合成画像の画像データを前記複数の情報端末の各々に送信する手段であって、送信先の情報端末からの撮影画像及び前記別の画像を含むと判定された第1の情報端末からの撮影画像を除いた前記合成画像の画像データを送信し、前記複数の情報端末のうち前記第1の情報端末とは異なる第2の情報端末に対して、該第1の情報端末を除いた他の情報端末に送信する前記合成画像の画像データが前記所定領域の前記撮影画像を含むことを表示するための第1の情報を、前記画像データに含めて送信する手段
として機能させることを特徴とするプログラムを記憶した、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014003390A JP2015132934A (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法、および、記憶媒体 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014003390A JP2015132934A (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法、および、記憶媒体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=53900089
Family Applications (1)
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JP2014003390A Pending JP2015132934A (ja) | 2014-01-10 | 2014-01-10 | 情報処理サーバ、情報処理システム、情報処理方法、および、記憶媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2015132934A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017174248A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
-
2014
- 2014-01-10 JP JP2014003390A patent/JP2015132934A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017174248A (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | 富士ゼロックス株式会社 | 情報処理装置及び情報処理プログラム |
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