JP4702296B2 - 増幅器 - Google Patents

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Description

本発明は、アナログ信号又はデジタル信号に対して増幅を行う、出力段がブリッジ構成である増幅器に関する。
従来、例えば、スピーカを駆動するための増幅器として用いられるD級増幅器においては、アナログ又はデジタルのオーディオ信号を入力してPWM(Pulse Width Modulation)変調を行い、PWM変調後の信号を増幅し負荷回路をブリッジ構成のドライバで駆動する(BTL(Bridged Transformer Less)接続ともいう)D級増幅器が知られている。
図7は従来のD級増幅器の構成を示す構成図であり、PWM変調部71と、二つのプリドライバ72・73とドライバ74とから構成される。ドライバ74は4つのスイッチから構成される。なお、図7では2つずつのドライバ741・742として示している。PWM変調部71は、アナログ又はデジタルのオーディオ信号を入力してPWM変調を行い、プリドライバ72・73へと出力する。なお、PWM変調部71は、+OUT端子へ出力するための信号+INをプリドライバ72へ出力し、−OUT端子へ出力するための信号−INをプリドライバ73へと出力する。
従来のD級増幅器においては、電力損失を少なくするために無信号時の出力をほぼゼロにする変調方法が使われる(例えば、特許文献1参照)。この方式による入力と出力との関係を図8に示す。図8では、入力をアナログ値として表現してあるが、デジタル値であっても同様の動作となる。
図8において、入力信号が正の時には+OUT端子にPWM変調した信号が出力される。一方、入力信号が負の時には−OUT端子に出力される。負荷回路は+OUT端子と−OUT端子との間に接続されているので、+OUT端子からの出力信号と−OUT端子からの出力信号との差(+OUT)−(−OUT)が負荷回路への入力となる。
プリドライバ72は、PWM変調部71からのPWM信号の一方を入力し、ドライバ741を駆動するゲート信号をドライバ741へ出力する。ドライバ741は、プリドライバ72から入力するゲート信号を増幅しプラス極性側のBTL信号を+OUT端子から出力する。
同様に、プリドライバ73は、PWM変調部72からのPWM信号の他方を入力し、ドライバ742を駆動するゲート信号をドライバ742へ出力する。ドライバ742は、プリドライバ73から入力するゲート信号を増幅しマイナス極性側のBTL信号を−OUT端子から出力する。
なお、BTL接続のD級増幅器では+OUT端子又は−OUT端子のいずれか一方から高電位(Highレベル)を連続して出力している時は、他方の出力は低電位(Lowレベル)となる。この時、二つのプリドライバ72・73の一方だけが動作しており、他方のプリドライバはLowレベルを出力するよう静止した状態となる。
また、特許文献2に開示されているスイッチングアンプでは、出力段を構成する四つのスイッチを同時に駆動しているため、二つの出力を駆動する二つの増幅器を必要とする。
特願2004−297579号公報 特開平06−152268号公報
しかし、上記従来の増幅器においては、二つのプリドライバの一方が静止している状態があり不要な回路となっているにもかかわらずプリドライバを二つ必要とするため、増幅器のチップの面積が大きくなるという課題があった。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、アナログ信号又はデジタル信号に対して増幅を行うブリッジ接続の増幅器のチップ面積を縮小することにある。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、請求項1に記載の発明は、第1の極性の信号を入力する第1の入力手段と第2の極性の信号を入力する第2の入力手段とを有するプリドライバと、前記第1の入力手段と第2の入力手段の何れから信号が入力されているかを判定する判定手段と、複数のスイッチよりなるブリッジ構成のドライバと、前記プリドライバと前記ドライバとの間に介挿される切り替え手段とを具備するブリッジ構成の増幅器であって、前記プリドライバは、前記第1及び第2の入力手段からの入力信号に基づいて前記複数のスイッチに流れる電流を制御する制御信号を生成し、前記切り替え手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて前記複数のスイッチから所定のスイッチを選択し、当該スイッチの制御入力へ前記プリドライバで生成された制御信号を出力することを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記ドライバは、4つのスイッチで構成されることを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記切り替え手段で選択されない前記スイッチを所定の電位に固定する第2の切り替え手段をさらに具備することを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記複数のスイッチの制御入力には、プルアップ抵抗が設けられていることを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記複数のスイッチの制御入力には、当該制御入力の電位を保持するラッチ回路が設けられていることを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項1から請求項5の何れか1項に記載の発明において、前記判定手段は、前記第1及び第2の入力手段のうち一方の入力手段の信号を入力してから他方の入力手段の信号を入力するまで出力を保持し、他方の入力手段の信号を入力した時点で出力を変化させることを特徴とする。
本発明によれば、一つのプリドライバからの制御信号を、切り替え手段により出力先を切り替えることでブリッジ構成のドライバを構成する複数のスイッチを選択的に駆動することが可能であるため、ドライバの駆動に二つのプリドライバが必要である従来の増幅器と比較して、プリドライバの数を一つ減らすことができ、増幅器のチップ面積を縮小することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるD級増幅器の構成を示す回路図である。図1に示すD級増幅器は、PWM信号を入力しドライバ4を駆動するゲート信号を出力するプリドライバ1と、切り替え回路3への切り替え信号を生成する切り替え信号生成回路2(判定手段)と、プリドライバ1の出力を+OUT端子及び−OUT端子の何れから出力するかを切り替える切り替え回路3(切り替え手段)と、負荷回路へ出力するドライバ4とから構成される。
+IN端子(第1の入力手段)及び−IN端子(第2の入力手段)は、PWM変調部(図示せず)においてオーディオ信号等をPWM変調したプラス極性(第1の極性)及びマイナス極性(第2の極性)の二つのPWM信号をそれぞれ入力する端子である。+IN端子は、プリドライバ1のI1端子及び、切り替え信号生成回路2内のNOR回路X2の一の入力端子へと接続される。−IN端子は、プリドライバ1のI2端子及び、切り替え信号生成回路2内のNOR回路X3の一の入力端子へと接続される。
プリドライバ1の出力端子であるO1端子は、切り替え回路3内のスイッチSW1の一端へと接続される。プリドライバ1の出力端子であるO2端子は、切り替え回路3内のスイッチSW2の一端へと接続される。なお、プリドライバ1内の詳細な回路構成は図2を参照して後述する。
切り替え信号生成回路2はR−Sフリップフロップの構成であり、二つのNOR回路X2・X3と二つのNOT回路T14・T15とから構成される。NOR回路X2の別の一の入力端子はNOR回路X3の出力端子及びNOT回路T15の入力端子と接続され、NOR回路X3の別の一の入力端子はNOR回路X2の出力端子及びNOT回路T14の入力端子と接続される。
+IN端子がHighレベルになるとNOT回路T14の出力S1がHigh、NOT回路T15の出力S2がLowとなり、その状態を維持する。この後、−IN端子がHighレベルになると、NOT回路T14の出力S1がHighからLow、NOT回路T15の出力S2がLowからHighへと変化し、次に+IN端子がHighレベルになるまでこの状態を維持する。なお、+IN端子と−IN端子とが同時にHighレベルとならないようにPWM変調部は設定されている。
NOT回路T14の出力S1は、切り替え回路3のスイッチSW1・SW2・SW3・SW6の制御端子と接続され、NOT回路T15の出力S2は、切り替え回路3のスイッチSW1・SW2・SW4・SW5の制御端子と接続される。以下では、NOT回路T14から出力される信号を切り替え信号S1、NOT回路15から出力される信号を切り替え信号S2と呼ぶ。
切り替え回路3は、スイッチSW1〜SW6から構成されている。スイッチSW1は、切り替え信号S1・S2を入力し、切り替え信号S1がHigh、切り替え信号S2がLowの時はプリドライバ1のO1端子からG1端子への接続を確保する。逆に、切り替え信号S1がLow、切り替え信号S2がHighの時はプリドライバ1のO1端子からG2端子への接続を確保する。
同様に、スイッチSW2は、切り替え信号S1・S2を入力し、切り替え信号S1がHigh、切り替え信号S2がLowの時はプリドライバ1のO2端子からG3端子への接続を確保する。逆に、切り替え信号S1がLow、切り替え信号S2がHighの時はプリドライバ1のO2端子からG4端子への接続を確保する。
スイッチSW3〜SW6は、制御信号がHighの時にはONとなり、制御信号がLowの時にはOFFとなるスイッチである。図1に示したスイッチSW1〜SW6の状態は、切り替え信号S1がHigh、切り替え信号S2がLowのときのものである。
スイッチSW3の一端は高圧側電源VDDと接続され、他端はスイッチSW1のG2端子及びPチャネルMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタMP2のゲートと接続される。スイッチSW4の一端は高圧側電源VDDと接続され、他端はスイッチSW1のG1端子及びPチャネルMOSトランジスタMP1のゲートと接続される。
スイッチSW5の一端は高圧側電源VDDと接続され、他端はスイッチSW2のG3端子及びNチャネルMOSトランジスタMN1のゲートと接続される。スイッチSW6の一端は高圧側電源VDDと接続され、他端はスイッチSW2のG4端子及びNチャネルMOSトランジスタMN2のゲートと接続される。
ドライバ4は、4つのスイッチ、すなわちPチャネルMOSトランジスタMP1,MP2及びNチャネルMOSトランジスタMN1,MN2より構成されている。各トランジスタのゲートが各スイッチの制御入力であり、このゲートに印加する電圧によってドレイン・ソース間を流れる電流が制御される。また、PチャネルMOSトランジスタMP1とNチャネルMOSトランジスタMN1は相補スイッチング回路となっているため、PチャネルMOSトランジスタMP1とNチャネルMOSトランジスタMN1との組み合わせを以後ドライバ41として説明する。同様に、PチャネルMOSトランジスタMP2とNチャネルMOSトランジスタMN2の組み合わせをドライバ42として説明する。
PチャネルMOSトランジスタMP1のソースは高圧側電源VDDと接続され、ドレインは+OUT端子とNチャネルMOSトランジスタMN1のドレインとプリドライバ1のFB1端子とに接続される。NチャネルMOSトランジスタMN1のソースは低圧側電源VSSと接続される。
PチャネルMOSトランジスタMP2のソースは高圧側電源VDDと接続され、ドレインは−OUT端子とNチャネルMOSトランジスタMN2のドレインとプリドライバ1のFB2端子とに接続される。NチャネルMOSトランジスタMN2のソースは低圧側電源VSSと接続される。
続いて、図2を参照してプリドライバ1の詳細な回路構成を説明する。
I1端子及びI2端子はローアクティブのAND回路X1の二つの入力端子にそれぞれ接続され、AND回路X1の出力はNOR回路X5の一の入力端子及びNAND回路X4の一の入力端子へと接続される。
NOR回路X5の出力はPチャネルプリドライバ11へ入力され、NAND回路X4の出力はNチャネルプリドライバ12へ入力される。Pチャネルプリドライバ11は、図1のPチャネルMOSトランジスタMP1(MP2)を駆動するためのゲート信号を生成する回路であり、Nチャネルプリドライバ12は、図1のNチャネルMOSトランジスタMN1(MN2)を駆動するためのゲート信号を生成する回路である。
Pチャネルプリドライバ11の出力はO1端子を介して図1のスイッチSW1へ出力され、Nチャネルプリドライバ12の出力はO2端子を介して図1のスイッチSW2へ出力される。
Pチャネルゲート電圧判定回路13は、Pチャネルプリドライバ11の出力O1がHighであるかLowであるかを判定する回路であり、Highである場合にはNOT回路X7の出力がHighとなり、Lowである場合にはNOT回路X7の出力がLowとなる。
Pチャネルゲート電圧判定回路13の出力(すなわち、NOT回路X7の出力)は、NAND回路X4の別の一の入力端子へ入力されるとともに、Pチャネルプリドライバ11内のNチャネルMOSトランジスタMN13のゲート及びNチャネルプリドライバ12内のNOT回路X8へも入力される。
Nチャネルゲート電圧判定回路14は、Nチャネルプリドライバ12の出力O2がHighであるかLowであるかを判定する回路であり、Highである場合にはNOT回路X6の出力がHighとなり、Lowである場合にはNOT回路X6の出力がLowとなる。
Nチャネルゲート電圧判定回路14の出力(すなわち、NOT回路X6の出力)は、NOR回路X5の別の一の入力端子へ入力されるとともに、Nチャネルプリドライバ12内のPチャネルMOSトランジスタMP24のゲート及びPチャネルプリドライバ11内のNOT回路X9へも入力される。
FB1端子は図1の+OUT端子から出力される信号をフィードバックで入力する端子であり、NOR回路X13及びX12の一の入力端子と接続される。FB2端子は図1の−OUT端子から出力される信号をフィードバックで入力する端子であり、NOR回路X13及びX12の別の一の入力端子と接続される。
NOR回路X13の出力は、NOT回路X11へ入力されるとともに、Pチャネルプリドライバ11内のPチャネルMOSトランジスタMP14のゲートへと入力される。NOT回路X11の出力は、Pチャネルプリドライバ11内のNチャネルMOSトランジスタMN14のゲートへと入力される。
NOR回路X12の出力は、NOT回路X10へ入力されるとともに、Nチャネルプリドライバ12内のNチャネルMOSトランジスタMN24のゲートへと入力される。NOT回路X10の出力は、Nチャネルプリドライバ12内のPチャネルMOSトランジスタMP23のゲートへと入力される。
次に、Pチャネルゲート電圧判定回路13、Nチャネルゲート電圧判定回路14、Pチャネルプリドライバ11、Nチャネルプリドライバ12の順に、各々の詳細な構成を説明する。
Pチャネルゲート電圧判定回路13において、NチャネルMOSトランジスタMN15及びMN16は、カレントミラーを構成しており、NチャネルMOSトランジスタMN16のドレインと高圧側電源VDDとの間に介挿された定電流源Iの電流に比例した電流(例えば、k1・Iとする。)がNチャネルMOSトランジスタMN15に流れるようになっている。
このNチャネルMOSトランジスタMN15のドレインと高圧側電源VDDとの間にはPチャネルMOSトランジスタMP15が介挿されており、このPチャネルMOSトランジスタMP15のゲートは、O1端子から出力されてPチャネルトランジスタMP1又はMP2にゲート電圧VGPを与える信号線1Gに接続されている。そして、インバータX7は、NチャネルMOSトランジスタMN15のドレインの出力信号のレベルを反転し、信号SPとして出力するものである。
この構成において、信号線1G上のゲート電圧VGPがHighレベル(高圧側電源VDDの出力電圧レベル)である場合には、PチャネルトランジスタMP15がOFF状態となるため、信号SPはHighレベルとなる。
一方、ゲート電圧VGPがPチャネルトランジスタMP1(又はMP2)をON状態にする程度に低く、PチャネルトランジスタMP15にk1・I以上の電流が流れようとすると、NチャネルMOSトランジスタMN15のドレイン電圧が上昇し、信号SPはLowレベルとなる。
Nチャネルゲート電圧判定回路14において、PチャネルMOSトランジスタMP25及びMP26は、カレントミラーを構成しており、PチャネルMOSトランジスタMP26のドレインと低圧側電源VSSとの間にはNチャネルMOSトランジスタMN17が介挿されている。
そして、NチャネルMOSトランジスタMN17のゲートはNチャネルMOSトランジスタMN15及びMN16のゲートと接続されている。したがって、PチャネルMOSトランジスタMP25には、定電流源Iの電流に比例した電流(例えば、k2・Iとする。
)が流れる。
このPチャネルMOSトランジスタMP25のドレインと低圧側電源VSSとの間にはNチャネルMOSトランジスタMN25が介挿されており、このNチャネルMOSトランジスタMN25のゲートは、O2端子から出力されてNチャネルトランジスタMN1又はMN2にゲート電圧VGNを与える信号線2Gに接続されている。そして、インバータX6は、PチャネルMOSトランジスタMP25のドレインの出力信号のレベルを反転し、信号SNとして出力するものである。
この構成において、信号線2G上のゲート電圧VGNがLowレベル(低圧側電源VSSの出力電圧レベル)である場合には、NチャネルトランジスタMN25がOFF状態となるため、信号SNはLowレベルとなる。
一方、ゲート電圧VGNがNチャネルトランジスタMN1(又はMN2)をON状態にする程度に高く、NチャネルトランジスタMN25にk2・I以上の電流が流れようとすると、PチャネルMOSトランジスタMP25のドレイン電圧が下降し、信号SNはHighレベルとなる。
Pチャンネルプリドライバ11において、PチャネルトランジスタMP11およびNチャネルトランジスタMN11は、高圧側電源VDDおよび低圧側電源VSS間に直列に介挿されており、インバータを構成している。これらのトランジスタは、各々のゲートがNOR回路X5の出力端子に接続され、各々のドレインが信号線1Gに共通接続されている。
この信号線1Gには、PチャネルトランジスタMP12およびNチャネルトランジスタMN12のドレインが接続されており、これらのトランジスタのゲートはNOR回路X5の出力端子に接続されている。そして、PチャネルトランジスタMP12のソースと高圧側電源VDDとの間には、PチャネルトランジスタMP13及びMP14が並列に介挿されている。
ここで、PチャネルトランジスタMP13のゲートには、Nチャネルゲート電圧判定回路14の出力である信号SNをインバータX9によってレベル反転した信号が与えられ、PチャネルトランジスタMP14のゲートには、NOR回路X13の出力信号が与えられる。
一方、NチャネルトランジスタMN12のソースと低圧側電源VSSとの間には、NチャネルMOSトランジスタMN13及びMN14が並列に介挿されている。ここで、NチャネルトランジスタMN13のゲートには信号SPが与えられ、NチャネルトランジスタMN14のゲートには、インバータX11の出力信号が与えられる。
Nチャンネルプリドライバ12において、PチャネルトランジスタMP21およびNチャネルトランジスタMN21は、高圧側電源VDDおよび低圧側電源VSS間に直列に介挿されており、インバータを構成している。これらのトランジスタは、各々のゲートがNAND回路X4の出力端子に接続され、各々のドレインが信号線2Gに共通接続されている。
この信号線2Gには、PチャネルトランジスタMP22およびNチャネルトランジスタMN22のドレインが接続されており、これらのトランジスタのゲートはNAND回路X4の出力端子に接続されている。そして、PチャネルトランジスタMP22のソースと高圧側電源VDDとの間には、PチャネルトランジスタMP23及びMP24が並列に介挿されている。
ここで、PチャネルトランジスタMP23のゲートには、インバータX10の出力信号が与えられ、PチャネルトランジスタMP24のゲートには信号SNが与えられる。
一方、NチャネルトランジスタMN22のソースと低圧側電源VSSとの間には、NチャネルMOSトランジスタMN23及びMN24が並列に介挿されている。ここで、NチャネルトランジスタMN23のゲートには、信号SPをインバータX8によってレベル反転した信号が与えられ、NチャネルトランジスタMN24のゲートには、NOR回路X12の出力信号が与えられる。
以上説明したPチャネルプリドライバ11及びNチャネルプリドライバ12は、出力段のPチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)及びNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)を駆動する手段として、複数の並列接続されたトランジスタを有しているため、これらを選択使用することにより、NOR回路X5の出力又はNAND回路X4の出力に応じて出力段のドライバ4を構成する各トランジスタをON状態からOFF状態へ又はOFF状態からON状態に移行させる際の利得の制御が可能である。
上記構成により、Pチャネルプリドライバ11又はNチャネルプリドライバ12がPチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)をON状態からOFF状態に移行させるように駆動する過程において、PチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)の出力電圧が基準レベル(NOR回路X13,X12の閾値レベル)を超えたとき、Pチャネルゲート電圧判定回路13及びNチャネルゲート電圧判定回路14によってPチャネルプリドライバ11又はNチャネルプリドライバ12の利得を低下させるように第1の利得制御が行われるため、+OUT端子又は−OUT端子から出力される信号にオーバーシュート及びアンダーシュートが発生するのを低減することができる。
また、Pチャネルプリドライバ11又はNチャネルプリドライバ12がPチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)をOFF状態からON状態に移行させるように駆動する過程において、PチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)に電流が流れ始めてからPチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)の出力電圧が基準レベル(NOR回路X13,X12の閾値レベル)に到達するまでの間、Pチャネルゲート電圧判定回路13及びNチャネルゲート電圧判定回路によってPチャネルプリドライバ11又はNチャネルプリドライバ12の利得(駆動能力)を低下させる第2の利得制御が行われるので、PチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)に流れる電流の急激な変化を防止し、雑音の発生を防ぐことができる。
ここで、上述した第1及び第2の利得制御は、PチャネルMOSトランジスタMP1(又はMP2)又はNチャネルMOSトランジスタMN1(又はMN2)に流れる電流の変化を緩和するように作用するので、図1のD級増幅器の後段に接続された誘導性負荷に起因して発生する雑音のみならず、電源線や接地線に介在する寄生インダクタンスに起因して発生する雑音を抑制する効果も有する。
次に、上述した実施形態の動作を、図3のタイミングチャートを参照して説明する。図3において、+IN端子からPWM信号が入力され、−IN端子はLowが連続している間は(図3のa,b:時刻t1〜t2)、切り替え信号生成回路2の出力、切り替え信号S1はHigh、切り替え信号S2(切り替え信号S2は切り替え信号S1の反転信号であるため、図3では省略している。)はLowとなる(図3のc:時刻t1〜t2)。
このとき、切り替え回路3内の各スイッチは、スイッチSW1がG1端子側へ接続され、スイッチSW2がG3側へ接続され、スイッチSW3・SW6がON、スイッチSW4・SW5がOFFとなる。
すわなち、プリドライバ1のO1端子・O2端子からの出力は、それぞれPチャネルMOSトランジスタMP1(G1)及びNチャネルMOSトランジスタMN1のゲートへと入力され(G3)、PチャネルMOSトランジスタMP2及びNチャネルMOSトランジスタMN2のゲートはHighとなる。
したがって、+OUT端子からは+IN端子からの入力に応じた信号が出力される。一方、−OUT端子からの出力は、PチャネルMOSトランジスタMP2がOFF、NチャネルMOSトランジスタMN2がONとなるため、低圧側電源VSSとほぼ同電位となる(図3のh,g:時刻t1〜t2)。
この後、−IN端子からPWM信号が入力されると(図3のb:時刻t2〜)、切り替え信号生成回路2の出力の論理が反転し、切り替え信号S1はLow、切り替え信号S2はHighとなる(図3のc:時刻t2〜)。このとき、+IN端子はLowが連続している(図3のa:時刻t2〜)。
切り替え信号生成回路2の出力の論理が反転し、切り替え信号S1がLow、切り替え信号S1がHighになると、切り替え回路3内の各スイッチが切り替わり、スイッチSW1がG2端子側へ接続され、スイッチSW2がG4側へ接続され、スイッチSW3・SW6がOFF、スイッチSW4・SW5がONとなる。
すわなち、プリドライバ1のO1端子・O2端子からの出力は、PチャネルMOSトランジスタMP2及びNチャネルMOSトランジスタMN2のゲートへと入力され、PチャネルMOSトランジスタMP1及びNチャネルMOSトランジスタMN1のゲートはHighとなる。
したがって、−OUT端子からは−IN端子からの入力に応じた信号が出力される。一方、+OUT端子からの出力は、PチャネルMOSトランジスタMP1がOFF、NチャネルMOSトランジスタMN1がONとなるため、低圧側電源VSSとほぼ同電位となる(図3のh,g:時刻t2〜)。
プリドライバ1内では、I1端子からのPWM信号とI2端子からのPWM信号をローアクティブのAND回路X1で入力するため、どちらの端子からPWM信号が入力されても、そのPWM信号に対応する応答がO1端子及びO2端子から出力される(図3のd)。
なお、−IN端子からのPWM信号入力後から切り替え回路3内の各スイッチが切り替わるまでに要する時間は、当該PWM信号に対応する出力がプリドライバ1のO1端子及びO2端子に現れるまでに要する時間よりも短く、O1端子及びO2端子から信号が出力される時点では既に各スイッチの切り替えが終了している。
切り替え回路3内のスイッチSW2のG4端子における信号は、切り替え信号S1がHigh(切り替え信号S2がLow)の間はO2端子との接続が切断され、高圧側電源VDDと接続されるためHigh固定となるが、切り替え信号S1がLow(切り替え信号S2がHigh)の間は高圧側電源VDDとの接続が切断され、O2端子と接続されるためO2端子からの出力信号と一致する(図3のe)。
一方、切り替え回路3内のスイッチSW2のG3端子における信号は、切り替え信号S1がHigh(切り替え信号S2がLow)の間は高圧側電源VDDとの接続が切断され、O2端子と接続されるためO2端子からの出力信号と一致するが、切り替え信号S1がLow(切り替え信号S2がHigh)の間はO2端子との接続が切断され、高圧側電源VDDと接続されるためHigh固定となる(図3のf)。
すなわち、+IN端子からPWM信号が入力されている間はO2端子(O1端子)の出力はNチャネルMOSトランジスタMN1(PチャネルMOSトランジスタMP1)のゲートへと出力されて+OUT端子からPWM信号が出力され、−OUT端子は低圧側電源VSSに固定される(図3のg、h:時刻t1〜t2)。
同様に、−IN端子からPWM信号が入力されている間はO2端子(O1端子)の出力はNチャネルMOSトランジスタMN2(PチャネルMOSトランジスタMP2)のゲートへと出力されて−OUT端子からPWM信号が出力され、+OUT端子は低圧側電源VSSに固定される(図3のg、h:時刻t2〜)。
本実施形態のD級増幅器を用いることにより、一つのプリドライバからの出力により、スイッチの切り替えで出力先を選択することによりドライバ41・42の双方を駆動することが可能となる。したがって、従来は二つ必要であったプリドライバを一つにすることができ、チップ面積を縮小することができる。
なお、図1の切り替え回路3におけるスイッチSW3〜SW6は、図4に示したように高抵抗R31・R32(プルアップ抵抗)でプルアップする構成や、図5に示したようにラッチL31・L32でゲート電圧を保持する構成としても、スイッチSW1・SW2によりプリドライバ1との接続が切断されているドライバのゲートはHighに維持されるため、本実施形態と同様の効果が得られる。
また、上記実施例では、低圧側電源(VSS)を基準に出力するが、高圧側電源(VDD)を基準にしてもよい。その場合、スイッチSW3,SW4,SW5,SW6は低圧側電源VSSと接続することになる。
さらにまた、図3ではO1端子及びO2端子からの出力は同じとしてあるが、図6に示したようにO1端子及びO2端子からの出力の立上がり・立下りのタイミングが異なるようにすることで、PチャネルトランジスタMP1のゲート(O1端子からの出力)がLow、NチャネルトランジスタMN1のゲート(O2端子からの出力)がHighとなり貫通電流が流れることを防ぐことが可能である。
以上、本発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成は本実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。例えば、本発明の増幅器への入力はアナログ信号でもデジタル信号でもよく、また、PWM以外のスイッチング(例えば、PDM(Pulse Density Modulation))を使用する増幅器にも適用可能である。さらに、本実施形態ではMOS型の電界効果トランジスタによりD級増幅器を構成したが、その他の電界効果トランジスタやバイポーラトランジスタにより構成するものであってもよい。
本発明は、アナログ信号又はデジタル信号に対して増幅を行うBTL接続の増幅器に用いて好適である。
本発明の一実施形態にかかるD級増幅器の構成を示す回路図である。 図1のプリドライバ1の詳細な回路構成を示す回路図である。 図1のD級増幅器の各部における信号のタイミングチャートである。 図1のドライバ4において高抵抗プルアップを用いた図である。 図1のドライバ4においてゲート電圧を保持するラッチを用いた図である。 図1のO1端子及びO2端子からの出力の立上がり・立下りのタイミングを示す図である。 従来のD級増幅器の構成を示す構成図である。 図7のD級増幅器における信号の入力と出力との関係を示す図である。
符号の説明
1…プリドライバ、2…切り替え信号生成回路(判定手段)、3…切り替え回路(切り替え手段)、4…ドライバ、11…Pチャネルプリドライバ、12…Nチャネルプリドライバ、13…Pチャネルゲート電圧判定回路、14…Nチャネルゲート電圧判定回路

Claims (6)

  1. 第1の極性の信号を入力する第1の入力手段と第2の極性の信号を入力する第2の入力手段とを有するプリドライバと、前記第1の入力手段と第2の入力手段の何れから信号が入力されているかを判定する判定手段と、複数のスイッチよりなるブリッジ構成のドライバと、前記プリドライバと前記ドライバとの間に介挿される切り替え手段とを具備するブリッジ構成の増幅器であって、
    前記プリドライバは、前記第1及び第2の入力手段からの入力信号に基づいて前記複数のスイッチに流れる電流を制御する制御信号を生成し、
    前記切り替え手段は、前記判定手段の判定結果に基づいて前記複数のスイッチから所定のスイッチを選択し、当該スイッチの制御入力へ前記プリドライバで生成された制御信号を出力することを特徴とする増幅器。
  2. 前記ドライバは、4つのスイッチで構成されることを特徴とする請求項1に記載の増幅器。
  3. 前記切り替え手段で選択されない前記スイッチを所定の電位に固定する第2の切り替え手段をさらに具備することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の増幅器。
  4. 前記複数のスイッチの制御入力には、プルアップ抵抗が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の増幅器。
  5. 前記複数のスイッチの制御入力には、当該制御入力の電位を保持するラッチ回路が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の増幅器。
  6. 前記判定手段は、前記第1及び第2の入力手段のうち一方の入力手段の信号を入力してから他方の入力手段の信号を入力するまで出力を保持し、他方の入力手段の信号を入力した時点で出力を変化させることを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の増幅器。
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