JP4701540B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、カセット内からテープを引き出し回転ヘッドシリンダに巻回させるローディング機構において、テープガイドポストを植立した搬送部材を、係合部に回動軸を設けた複数のリンクあるいはアームを用いて駆動するのが一般的である。
【0003】
以下に従来の磁気記録再生装置のローディング機構について、特開平11−273191号を引用して説明する。
【0004】
上記引用特許記載において図1は、上記従来技術の磁気記録再生装置におけるアンロード時の平面図である。本図において、39,40は、テープ引き出し部材であるSボートとTボートで、Sボート39,Tボート40に設けられた41A、41B、41C、41Dがレール42の長穴43に係合しており、長穴43に沿ってSボート39、Tボート40は移動する。Sボート39上にはS2ポスト44とS1ポスト45が、またTボート40上にはT1ポスト46とT2ポスト47がそれぞれ設けられており、Sボート39、Tボート40の移動に伴ってテープ2を回転ヘッドシリンダ38に巻回する。48は、メインシャーシ8上に設けられたレール部である。
【0005】
上記引用特許の図5はメインシャーシ8上に設けられた、前記Sボート39,Tボート40を駆動するための構成図である。上記遺尿特許の図3及び図5において、ボート駆動アーム73は軸74によりメインシャーシ8上に軸支されている。75はカムギア66に植立する駆動ピンで、ボート駆動アーム73に設けられた内側カム76と当接し、カムギア66の回動によりボート駆動アーム73は駆動される。
【0006】
77はボート駆動アーム73に設けられたギア部で、メインシャーシ8に軸 78で軸支されたSロードギア79と一体に形成された小ギア部80と係合する。 81はSロードアームで、Sロードギア79と同軸上に軸支される。82はSロードリンクで、Sロードアーム81とSボート39に対してそれぞれ軸83及び、ピン41Aによって回動自在に取り付けられる。
【0007】
84はTロードギアで、軸85によってメインシャーシ8上に軸支され、Sロードギア79と係合している。86はTロードアームでTロードギア84と同軸上に軸支される。87はTロードリンクでTロードアーム86とボート40に対してそれぞれ軸88及び、ピン41Cによって回動自在に取り付けられている。
【0008】
Sロードアーム81とSロードギア79は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって一体となり、軸78を中心に回動するが、Sロードギア79を時計方向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図示せず)によって、Sロードギア79は反時計方向に付勢される。同様に、Tロードアーム86とTロードギア84は、普段はねじりコイルバネ(図示せず)によって一体となり、軸85を中心に回動するが、Tロードアーム86が係止された状態でTロードギア84を反時計方向に回転させると、前記ねじりコイルバネ(図示せず)によって、Tロードギア84は時計方向に付勢される。
【0009】
ボート駆動アーム77の回動によりSロードギア79及び、Tロードギア84が駆動され、Sロードリンク82及び、Tロードリンク87を介して、Sボート39及び、Tボート40が図2のレール42上を移動する。
【0010】
以上のように構成された上記引用特許の磁気記録再生装置の動作について説明する。
【0011】
上記引用特許の図19,図26はローディングを完了した状態の平面図である。
【0012】
ボート駆動アーム73は反時計方向に最も回転した位置にあり、そのギア部77,Sロードギア79、Tロードギア84を介してSボート39及びTボート40はメインシャ−シ8上の所定の位置まで移動を完了している。141,142はメインシャー8上に設けられたボートストッパーでSボート39のV部143とTボート40のV部144がそれぞれボートストッパー141と142に当接し、Sボート39、Tボート40は位置を決められる。Sロードギア79とSロードアーム81及びTロードギア84とTロードアーム86はSボート39、Tボート40の移動途中ではそれぞれ一体となって回転する。あるモードでSボート39,Tボート40がそれぞれ所定位置まで到達するようにSリンク82とSロードアーム81及びTリンク87とTロードアーム86は構成されておりその位置よりさらにボート駆動アーム73はSロードギア79及びTロードギア84をそれぞれ時計及び反時計方向に回転させるため、Sロードギア79とSロードアーム81及びTロードギア84とTロードアーム86との間に回転位相差を生じ、それぞれ図示されていないねじりコイルバネの反力によってSボート39とTボート40はボートストッパー141,142に圧着固定させられる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来の構成では、Sロードギア79からSボート39へ、またTロードギア84からTボート40へ駆動力を伝えるのに、それぞれ、アームが2個と、軸が2個、合計8個の部品が必要となっており、部品点数の削減を妨げるという問題を有していた。
【0014】
また、Sロードアーム81及びTロードアーム86がローディング、アンローディング動作時にSロードギア79,Tロードギア84周りに回動する範囲が大きく、設計時の空間的制約が大きく小型化設計を妨げる要因となるという問題も有していた。
【0015】
本発明は、上記問題を解決するもので、ローディング機構を極めて少ない部品点数で且つ省スペース化をはかった構成を提供する物で、コストが安く、小型化が可能で且つ組立性の良いメカニズムを搭載した磁気記録再生装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本発明の磁気記録再生装置は、屈曲変形が可能であってひも状の形状を有し、一端がテープガイド部材と連結され、他端を牽引または押圧することによりテープガイド部材の往復移動を駆動するひも状駆動部材と、ひも状駆動部材の移動経路を案内するひも案内部材とを備え、ローディング動作及びアンローディング動作においてひも状駆動部材が屈曲変形をしながらテープガイド部材を往復移動させる構成を有している。
【0017】
この構成によって、ローディング機構を極めて簡略な構成とする事ができ、安価なメカニズムを提供すると共に、メカニズムの小型化、組立性の向上にも貢献することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、磁気テープをテープカセットより引き出し回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに所定角度巻回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記録再生装置であって、使用者によりテープカセットが装着された状態を第1の状態と定義し、テープカセット装着後にテープガイド部材が磁気テープをテープカセットより引き出し回転ヘッドシリンダに所定角度巻回することにより、磁気テープの記録再生が可能なテープ走行系が形成された状態を第2の状態と定義し、第1の状態から第2の状態に移行する動作をローディング動作、第2の状態から第1の状態に移行する動作をアンローディング動作と定義した時、テープガイド部材の移動経路を案内するテープガイド案内部材と、屈曲変形が可能であって、ひも状の形状を有するとともに長手方向の弾性率が500MPa以上の物性値を有し、一端がテープガイド部材と連結され、他端を牽引または押圧することによりテープガイド部材の往復移動を駆動するひも状駆動部材と、ひも状駆動部材の移動経路を案内するひも案内部材とを備え、
ひも状駆動部材は、その屈曲可能部が樹脂で一体に形成され、かつ屈曲可能部は、屈曲を容易にするための複数個のくびれ部を有し、ローディング動作及びアンローディング動作においてひも状駆動部材が屈曲変形をしながらテープガイド部材を往復移動させることを特徴とする磁気記録再生装置であって、部品点数を極めて少なくできるという作用を有する。
【0019】
本発明の請求項2に記載の発明は、ひも状駆動部材の複数個のくびれ部は、ひも状駆動部材の厚み方向に薄いくびれ部と幅方向に薄いくびれ部の双方を有することを特徴とする磁気記録再生装置であって、単一の部材であるひも状駆動部材が、長手方向には所定の物性値をもち、且つそれ以外の方向には屈曲可能な形とすることができ、このひも状部材がガイド部材にガイドされながら滑らかに往復運動することができる形状となり、部品点数の極めて少なくすることができるという作用を有する。
【0020】
本発明の請求項3に記載の発明は、正逆回転するモータと、これに連結された回転体と、回転体に設けたひも係合部と、ひも状駆動部材の他端に設けられひも係合部と係合する駆動係合部とを備え、モータの正逆回転により、ひも状駆動部材を往復移動させることを特徴とする磁気記録再生装置であって、ひも状駆動部材と回転体を直接係合させることにより、部品点数の極めて少なくすることができるという作用を有する。
【0021】
本発明の請求項4記載の発明は、ローディング動作の完了近傍、またはアンローディング動作の完了近傍において、ひも係合部と、駆動係合部とが離れることにより、ひも状駆動部材が回転体の回転運動に対して間欠動作をすることを特徴とする磁気記録再生装置であって、ひも状駆動部材を用いたローディング機構において、アンローディング完了後にひも状駆動部材を動かすことなく所定の動作を磁気記録再生装置に行わせることができるようになり、部品点数を極めた少なくできるという作用を有する。
【0022】
本発明の請求項5記載の発明は、駆動係合部の近傍にひも状駆動部材と一体に設けた凸部と、凸部の移動を案内する凸部案内部材を有し、
ローディング動作の完了近傍、またはアンローディング動作の完了近傍において、凸部が凸部案内部材に案内されることにより、駆動係合部がひも係合部から離れ、これによりひも状駆動部材が回転体に対して間欠動作をすることを特徴とする磁気記録再生装置であって、簡単な機構により、部品点数を増やすことなくひも状駆動部材に間欠運動をさせ、部品点数の極めて少なくすることができるという作用を有する。
【0023】
本発明の請求項6記載の発明は、回転ヘッドシリンダに巻回しながら走行する磁気テープが、回転ヘッドシリンダに入って行く側を入り側、回転ヘッドシリンダから出ていく側を出側と定義した時、入り側のテープガイド部材の往復移動を駆動する第1のひも状駆動部材と、出側のテープガイド部材の往復移動を駆動する第2のひも状駆動部材とを有することを特徴とする磁気記録再生装置であり、両方にひも状駆動部材を有することにより、さらに部品点数の少なくできるという作用を有する。
【0024】
本発明の請求項7記載の発明は、第1の回転体と、これに連動して回転する第2の回転体と、第1の回転体および第2の回転体を駆動するモータと、第1の回転体に設けた第1のひも係合部と、第1のひも状駆動部材の他端に設けられ、第1のひも係合部と係合する第1の駆動係合部と、第2の回転体に設けた第2のひも係合部と、第2のひも状駆動部材の他端に設けられ、第2のひも係合部と係合する第2の駆動係合部とを備え、モータの正逆回転により第1のひも状駆動部材及び第2のひも状駆動部材を往復移動させることを特徴とする磁気記録再生装置であって、各ひも状駆動部材を各々別の回転体で駆動することにより、各ひも状駆動部材の動作のタイミングを自由に設定できるという作用を有している。
【0025】
本発明の請求項8記載の発明は、ひも案内部材は、ひも状駆動部材の上方を案内する上方案内部と、ひも状駆動部材の左側方を案内する左側方案内部と、ひも状駆動部材の右側方を案内する右側方案内部と、ひも状駆動部材の下方を案内する下方案内部とを有し、下方案内部は樹脂材料で形成され、かつ金属で形成された本体基盤に固定されたことを特徴とする磁気記録再生装置で、ひも状駆動部材の上下左右を案内する事により、ひも状駆動部材の往復運動を滑らかにすると共に、ひも状駆動部材の変形を防ぎ駆動力を伝え易くすることができると共に、下案内部が本体基盤に固定されているため精度、強度とも十分なものになるいう作用を有する。
【0026】
本発明の請求項9記載の発明は、下方案内部は、金型内部に本体基盤を挿入したのち樹脂の射出成形を行うことにより本体基盤と一体に形成されたことを特徴とする磁気記録再生装置で、一体化することにより部品点数を少なくすると共に、精度の向上が可能となるという作用を有する。
【0027】
本発明の請求項8記載の発明は、ひも案内部材の一部とテープガイド案内部材の一部とが同一材料で一体に形成されたことを特徴とする磁気記録再生装置であり、ひも状駆動部材の案内部材と、テープガイドの案内部材を一体化することにより、部品点数を極めて少なくすることができるという作用を有する。
【0028】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図11を用いて説明する。
【0029】
(実施の形態1)
図1、2は本発明のテープローディング装置の平面図であり、図1は、テープカセット1からテープを引き出していない状態で、図2は回転ヘッドシリンダ2にテープを巻回させるべく磁気テープ22を引き出した状態である。
【0030】
20,21は固定のテープガイドポストで、シャーシ100上に設けられてある。
【0031】
19はキャプスタンモータ軸であり、ピンチローラ18aとの間に磁気テープを挟み込んでこれを駆動するものである。
【0032】
ピンチローラ18aは、ピンチアーム18上に設けられており、図1から図2の状態に図示していない駆動手段により、引き出され且つ前記キャプスタンモータ軸19に圧着される。
【0033】
16a,17aはそれぞれテープ引き出しポストで、各々回動自在にシャーシ100上に設けられたテープ引き出しアーム16,17上に植立されており、図1の状態から図2の状態に図示していない駆動手段により回動させられテープを引き出すものである。ここで引き出しアーム17にあるカム溝17bに、ピンチアーム18に形成されたボス部18bが摺動可能に係合しており、ピンチアーム18の動きに従ってテープ引き出しアーム17も駆動される。また、16bはテープ引き出しアーム16に取り付けられている引っ張りバネで、固定端は図示していない。
【0034】
次に、図1において、3a、4aは各々テープ引き出し用の部材のボートで、それぞれテープガイド用ローラポスト5a、6aが植立されている。各ボートは、レール7にガイドされ、3a,4aの位置であるアンローディング位置と、図2中の3b、4bの位置のローディング完了位置との間を、別途記載する駆動機構において往復運動ができる様に構成されている。
【0035】
上記のような構成により、テープカセット1より磁気テープを引き出し、図2に示すテープパス22を形成する。そして、キャプスタンモータ軸19、ピンチローラ18a、及びテープカセット1内のリールハブ(図示せず)と係合しキャプスタンモータの駆動力によりリールハブを回転させるリール台(図示せず)により磁気テープをテープパス22に沿って走行させる。
【0036】
次に、各ボート3a,4aの駆動方式について説明する。
【0037】
図1において、8a,9aは、細長い棒状の樹脂部材である。詳細形状を図3に示す。形状は、8a,9aとも同様の形状であるので、ここでは右側9aについてのみ説明する。ひも状駆動部材9aには、図3に示すように全域にわたって複数個のくびれ部が存在し、このくびれ部はひも状駆動部材9aの幅方向に薄い部分(A1〜A7)と厚み方向に薄い部分(D1〜D6)の双方向に存在するため、矢印B,Cに示す方向に自在に曲がることができる。又、片方の端には塔状の突起部9cがあり、又他端には円柱状のボス部9dがある。
【0038】
図4により、ボート3a、4aとひも状駆動部材8a,9a、及びレール7の構成を詳しく説明する。(左右とも同様の構成であるので、ここでは右側ボート3a側で説明する。)
レール7は、板金の100と一体に成型されたスロープ部10を挟み込む用にアンローディング位置近傍から、ローディング完了位置まで高さを変化しながら続いている。
【0039】
ボート4aはその下部に突き出したひさし部4cとの間に、レール7の上部のレールひさし部7aを挟み込む構成になっており、これによりボート4aはレール7に沿って矢印A方向に摺動する事ができる。
【0040】
又、ひも状駆動部材9aは、レール7とスロープ部10に囲まれた空間に挿入され、同様に矢印A方向に摺動可能である。このときレール7及びスロープ部10は、シャーシ100に対し高さ方向にも平面方向にも滑らかに蛇行しているが、ひも状駆動部材9aは、複数のくびれ部分があるために自在に曲がり、レール7とスロープ部10の間を滑らかに摺動できる。
【0041】
さらに、ひも状駆動部材9aの移動は、このレール7とスロープ部10の中のみであり、従来の構成にあるようなリンク機構が、大きく回動し空間的に制約を与えることがなく、省スペース化を図る事ができる。
【0042】
次に、ひも状駆動部材9aの先端に存在する突起部9cがボート4aの後方の穴部4dに所定の隙間を持って挿入されており、面9eと面4f及び面9dと斜面4eが対抗するよう構成されている。これによってひも状駆動部材9aが矢印A方向に摺動する事により、ボート9aもレール7に沿って矢印A方向に摺動する。
【0043】
図1において、11、12は図示していない駆動源からの力で回転する一連のギア列であり、各々シャーシ100上に一体成型された軸100a、100b周りに回動自在に装着されている。 又、ギア11,12にはその中心周りに各々捻りバネ13、14が装着されており、各ギアと一体となって回動する。また、捻りバネ13,14の可動端13a,14aは各々ギアのストッパー部11b,12bに当接して装着されている。
【0044】
図5により、ギア11,12と捻りバネ13,14そしてひも状駆動部材8a,9aの構成を説明する。(左右とも同様の構成であるので、ここでは右側ギア12側で説明する。)
ギア12はシャーシ100と押さえ板15の間に存在し、その上部に設けられた一部が切り欠かれた円弧上の突出部の外周面12aにひも状駆動部材9aを巻き取ることのできる構成となっている。ひも状駆動部材9aのギア12の突起部外周12aと反対側には、巻き取られたひも状駆動部材9aの外側を案内するガイド部分15c、15dがある。(図1,図5参照)
また、図5において、捻りバネ14の可動端14aはひも状駆動部材9aの面9eに当接できるよう同じ高さにある。また、押さえ板15にはカム溝15aが形成されてあり、ここにひも状駆動部材9aの一端に形成されたボス部9dが摺動可能に係合されてある。
【0045】
また図1において、16,17はテープ引き出し位置におけるローラポスト5a,6aの位置決め部材のVストッパーである。Vストッパー16,17は一体の板金部材で、シャーシ100の奥側の壁100cに取り付けてある。
【0046】
図6により、Vストッパーの部分の構成を説明する。(左右とも同様の構成であるので、ここでは右側のVストッパー17について説明する。)
Vストッパー17は、ローラポスト6bの下部6c部を位置決めする下V部17aと、ローラポスト6bの上部6d部を位置決めする上V部17bと、ローラポスト6bの頂点6e部を位置決めする天井部17dからなっている。18はVストッパー17のシャーシ100c部への取り付けネジである。17d、17e部はそれぞれバネ性を持っており、各部位を各々矢印A、矢印E方向にたわませて、調整ネジ19,20が取り付けてある。そして、ネジ19を回転させる事により下V17aの矢印A方向の位置を、ネジ20を回転させる事により天井部17dの高さを調整することができる。
【0047】
以上のように構成されたテープローディング装置の要部について、図7から図11を用いてその動作を説明する。
【0048】
図7はアンローディング完了状態の図である。この状態にて、各ローラポスト5a,6aは、カセット内の開口部(図示せず)にある。
【0049】
本図の状態から、図示していない駆動源の力により、各ギア12,11が矢印A、B方向に回転し始めローディングを開始する。しかしこの状態では、各ひも状駆動部材8a,9aのボス部8d,9dがカム溝15a,15bの直線部にガイドされており、且つひも状駆動部材8a,9aの面8f,9fが各ギア11,12上の円弧上突起部の外周面11a,12aに当接しているため、ひも状駆動部材8a,9aは各ギア11,12と共に回転せず、ボート3a,4aも移動しない。
【0050】
そして、さらに各ギアが矢印A,B方向に回転すると、図8の状態となる。
【0051】
図8は、ボート3a,4aがローディングをし始める状態である。
【0052】
この状態では、各ギア11,12と一体で回転する捻りバネ13,14の可動端13a,14aが各ひも状駆動部材8a,9aの押圧面8e,9eに当接し、各ひも状駆動部材8a,9aを各々矢印A,B方向に押圧する。この状態では、各ひも状駆動部材8a,9aと各ギア11,12の相対位置が変わり、各ひも状駆動部材8a,9aの面8f,9fに対抗する場所に各ギア11,12の円弧状突出部11a,12aの切り欠き部が来ている。よって各ギア11,12が回転するに従って、各ひも状駆動部材8a,9aの係合部8g,9gは、各ひも状駆動部材8a,9aのボス部8d,9dがカム溝15a,15bにガイドされて各ギア11,12の内側に入り込み、図9の状態になる。
【0053】
図9は、ボートが移動途中の図である。
【0054】
図9において、捻りバネ13,14が各ひも状駆動部材8a,9aの押圧面8e,9eを押圧し、各ギア11,12の面11b,12bは各ひも状駆動部材8a,9aの係合面8h,9hと対抗した状態になっている。各ひも状駆動部材8a,9aのボス8d,9dがカム溝15a,15bが各ギアの中心軸と同心の円弧状の部分と係合している。また、各ひも状駆動部材8a,9aの外側にはひも状駆動部材8a,9aの案内部材15c、15dが円弧状に設けてあり、各ひも状駆動部材8a,9aはギアと共に矢印A,B方向に移動するが、外側に逃げることはない。
【0055】
また、各ひも状駆動部材8a,9aは、レール7とシャーシ100のスロープ部10にガイドされつつ移動し、各ボート3a,4aを駆動してテープ(図示せず)をローディングして行く。このとき、各ひも状駆動部材の長手方向の弾性率が500MPa以上あるため十分な強度があり、テープの負荷にひも状駆動部材が負けて変形することなくローディングできる。
【0056】
図10は、各ボート上のローラポストがVストッパー(図省略)に当接した状態で、各ローラポスト、ボート及び各ひも状駆動部材は、各々3b,4b,5b,6b、そして8b,9bの位置に達する。
【0057】
この状態にて、テープ(図示せず)は回転ヘッドシリンダ2に巻回されている。
【0058】
また、Vストッパー16,17へのローラポスト5b,6bの当接状態は、図6を参照のこと。
【0059】
本図の状態では、まだ各ギア11,12の面11b,12bは各ひも状駆動部材8a,9aの係合面8h,9hと対抗した状態になっている。
この状態より、さらに各ギアが矢印A,B方向に回転すると、各バネがたわんで図11の状態になる。これは、各ローラポストが5b,6bがVストッパー16,17に当接しているため、各ボート3b,4b及び各ひも状駆動部材8b,9bは、移動しないためである。
【0060】
図11において、各捻りバネ13,14は各ひも状駆動部材8b,9bに矢印C、D方向の力を加えている。各ひも状駆動部材8b,9bは自在に曲がるため、レール7及びスロープ部10に沿って摺動し、力C、Dを各ボート3b,4bに伝え、各ローラポスト5b,6bをVストッパー16,17に圧着する事ができる。
【0061】
圧着の機構を図6を用いて説明する。図11において、ボート周りの構成は左右とも同様であるので、ここでは、右側のみについて説明する。
【0062】
図6は、図11におけるボート4b、ひも状駆動部材9b及びVストッパー17の側面方向の図である。捻りバネによりひも状駆動部材9bに伝えられた力D(図11)は、ひも状駆動部材9bを矢印B方向に付勢する。そして、ひも状駆動部材9bの先端の突起部9dがボート後方の斜面4eに当接し、ボート4bを矢印C方向に付勢する。
【0063】
この結果、ボート4bは矢印C方向に移動しようとし、ローラポスト6bの下部6cは下Vに矢印C1方向へ、上部6dは上Vに矢印C2方向へ、頂点6eは天井17dにC3方向へ圧接され、ローラポスト6bが所定の角度及び高さにて位置決めされ、テープローディングが完了する。
【0064】
このときひも状駆動部材9bは複数個のくびれがあるもの長手方向には500MPa以上の弾性率を有するため、変形もしくは破損することなく付勢力をボート4bに伝えることができる。500MPa以下の弾性率を持つ材料を使用した場合、座屈するかもしくは変形量が大きすぎて確実に動作を行わなくなってしまう。
【0065】
Vストッパー17は、前述したようにネジ19,20により各部の矢印A,E方向の位置が理想状態に調整されており、この上下V部及び天井部(17a,17b,17d)にローラポスト6bの中心軸を直接圧着し、他の部材が介在していないため、非常によい精度でローラポスト6bの位置決めがなされ、理想的な回転ヘッドシリンダ2へのテープ巻き付けが容易にできる。
【0066】
アンローディング時は、図11において各ギアが矢印E,F方向に回転すると、各捻りバネ13,14のたわみが減少し図10の状態に戻る。図10において各ギアの係合部11b,12bが各ひも状駆動部材8b,9bの係合部8h,9hと係合し、各ひも状駆動部材8b,9bを矢印E,F方向に引き込んで行く。
【0067】
このとき図6に示すひも状駆動部材の先端突起部の面9eがボート4bの面4fと当接しボート4bを矢印D方向へ駆動する。
【0068】
これにより、各ボート3b,4bが図10の状態から、図9,図8の状態へと、順にアンローディングされる。
【0069】
図8の状態で、各ローラポスト5a,6aは、テープカセット内の開口部(図示せず)に入っている。この状態では、各ひも状駆動部材8a,9aのボス部8d、9dがカム溝15a,15bにより駆動されて、各ひも状駆動部材8a,9aがギア11,12の外側へと引き出されており、各ギアの係合面11b、12bと各ひも状駆動部材の面8h、9hとの係合がはずれ、各ひも状駆動部材8a,9aは各ギア13,14の回転運動と切り離されている。従って、この後も各ギア13,14はさらに矢印E,F方向に回転する事ができる。通常の磁気記録再生装置において、各ローラポスト5a,6aがテープカセットの開口部に戻った後カセット昇降装置を上昇させるなどテープを着脱できる状態にする動作が必要である。この動作は、この区間をこの各ギア11,12の回転運動を利用しておこなうことができる。
【0070】
このようにして、図7の状態となりアンローディングが完了する。
【0071】
以上のように本実施の形態によれば、
テープガイド部材の移動経路を案内するテープガイド案内部材と、屈曲変形が可能であって、ひも状の形状を有するとともに長手方向の弾性率が500MPa以上の物性値を有し、一端がテープガイド部材と連結され、他端を牽引または押圧することにより前記テープガイド部材の往復移動を駆動するひも状駆動部材と、ひも状駆動部材の移動経路を案内するひも案内部材とを備え、ひも状駆動部材は、その屈曲可能部が樹脂で一体に形成され、かつ屈曲可能部は、屈曲を容易にするための複数個のくびれ部を有し、ローディング動作及びアンローディング動作においてひも状駆動部材が屈曲変形をしながらテープガイド部材を往復移動させることにより、ローディング機構を極めて少ない部品点数で且つ省スペースを図った構成とすることができ、部品点数が少なく、組立性がよく、コストが安いメカニズムを搭載した磁気記録再生装置を提供することができる。
【0072】
また、上記ひも状駆動部材がくびれを厚さ方向及び幅方向の両方向に薄い部分を有する事により、上記ひも状駆動部材が滑らかにガイド部材内部を摺動しまたボートに駆動力を効率よく伝えることができると同時に、屈曲によるクリープ及び破壊を防ぐことができ、より信頼性の高いローディング機構とすることができる。
【0073】
さらに、上記ひも状駆動部材が回転体と係合しこれにより駆動されることにより、ひも状駆動部材を滑らかに動かすことができると同時に、限られたスペースの中で長いひも状駆動部材を動かすことができるという作用を有する。
【0074】
また、上記ひも状駆動部材と一体に設けた凸部を案内することにより、ローディング完了近傍あるいはアンローディング完了近傍において、ひも状駆動部材に前記回転体の運動に対し間欠動作をさせることにより、ひも状駆動部材を動かしていないときにも回転体が回転し別モードを形成することができ、本発明を実施しやすい形としている。
【0075】
通常の磁気記録再生装置において、回転ヘッドシリンダの入り側及び出側にテープガイド部材が必要で、この両方に上記ひも状駆動部材を用いたテープローディング機構を設けることによりさらにメカニズムの部品点数を削減することができより安価な磁気記録再生装置を提供することができる。
【0076】
また、ローディング時のテープガイド部材の移動距離は、入り側と出側では異なるため、ひも状駆動部材を駆動する回転体を各々別に設けることにより適正な距離だけひも状駆動部材を移動させることができ、最適なテープローディングが容易にでき、本発明を実施しやすい形にしている。
【0077】
また、ひも状駆動部材を案内する案内部材が、ひも状駆動部材の上下左右をガイドすることにより滑らかにひも状駆動部材が摺動する事ができ、また下方案内部材が本体基盤に取り付けられていることにより、精度及び強度を十分なものにすることができる。
【0078】
また、前記下方案内部材を基盤シャーシに一体成型することにより部品点数を削減しコストも安くなり,より安価な磁気記録再生装置を提供することができる。
【0079】
そして、上記実施例においてレールはボートを案内すると同時にひも状駆動部材をも案内しており、ひも状駆動部材を案内するひも案内部材とテープガイド案内部材とが同一材料により一体成型されており、この構成のよりさらに部品点数を削減し、また省スペース化を図ることができ、安価でより小型の磁気記録再生装置を提供することができる。
【0080】
【発明の効果】
以上のように本発明は、テープカセットよりテープを引き出し回転ヘッドシリンダに巻回させるローディング機構を、極めて少ない部品点数で且つ省スペースを図った構成とすることができ、部品点数が少なく、組立性がよく、コストが安いメカニズムを搭載した磁気記録再生装置を提供することができるという、優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、アンローディング状態の平面図
【図2】本発明の実施の形態1における、ローディング状態の平面図
【図3】本発明の実施の形態1における、ひも状駆動部材の形状を示す図
【図4】本発明の実施の形態1における、ひも状駆動部材の構成の詳細図
【図5】本発明の実施の形態1における、ひも状駆動部材とギアの詳細図
【図6】本発明の実施の形態1における、ローラポスト位置決め機構の側面図
【図7】本発明の実施の形態1における、ローディング機構の要部詳細図(アンローディング完了状態)
【図8】本発明の実施の形態1における、ローディング機構の要部詳細図(ボート移動開始状態)
【図9】本発明の実施の形態1における、ローディング機構の要部詳細図(ボート移動途中状態)
【図10】本発明の実施の形態1における、ローディング機構の要部詳細図(ボート移動終了状態)
【図11】本発明の実施の形態1における、ローディング機構の要部詳細図(ローディング完了状態)
【符号の説明】
1 テープカセット
2 回転ヘッドシリンダ
3、4 ボート
7 レール
8a,9a ひも状駆動部材
11,12 ギア
8d,9d ひも状駆動部材の凸部
15a カム溝
13,14 捻りバネ
Claims (5)
- 磁気テープをテープカセットより引き出し回転ヘッドを有する回転ヘッドシリンダに所定角度巻回させ、磁気テープの記録再生を行う磁気記録再生装置であって、
使用者によりテープカセットが装着された状態を第1の状態と定義し、
テープカセット装着後にテープガイド部材が磁気テープをテープカセットより引き出し前記回転ヘッドシリンダに所定角度巻回することにより、磁気テープの記録再生が可能なテープ走行系が形成された状態を第2の状態と定義し、
前記第1の状態から前記第2の状態に移行する動作をローディング動作、前記第2の状態から前記第1の状態に移行する動作をアンローディング動作と定義した時、
前記テープガイド部材の移動経路を案内するテープガイド案内部材と、
屈曲変形が可能であって、ひも状の形状を有するとともに長手方向の弾性率が500MPa以上の物性値を有し、一端が前記テープガイド部材と連結され、他端を牽引または押圧することにより前記テープガイド部材の往復移動を駆動するひも状駆動部材と、
前記ひも状駆動部材の移動経路を案内するひも案内部材と、
正逆回転するモータと、
これに連結された回転体と、
前記回転体に設けたひも係合部と、
前記ひも状駆動部材の他端に設けられ前記ひも係合部と係合する駆動係合部と、を備え、
前記テープガイド部材は、前記第1の状態と前記第2の状態とで、高さ方向に異なる位置に配置され、
前記ひも状駆動部材は、その屈曲可能部が樹脂で一体に形成され、かつ屈曲可能部は、屈曲を容易にするための複数個のくびれ部を有し、前記ローディング動作及び前記アンローディング動作において前記ひも状駆動部材が屈曲変形をしながら前記テープガイド部材を往復移動させ、
前記ひも状駆動部材の複数個のくびれ部は、前記ひも状駆動部材の厚み方向に薄いくびれ部と幅方向に薄いくびれ部の双方を有し、
前記駆動係合部の近傍に前記ひも状駆動部材と一体に設けた凸部と、凸部の移動を案内する凸部案内部材を有し、
前記モータは、正逆回転することにより、前記ひも状駆動部材を往復移動させ、
前記アンローディング動作の完了近傍において、前記凸部が前記凸部案内部材に案内されることにより、前記駆動係合部が前記回転体の前記ひも係合部の回転軌道上から外れるまで離れ、これにより前記ひも状駆動部材が前記回転体に対して間欠動作をする磁気記録再生装置。 - 前記回転ヘッドシリンダに巻回しながら走行する磁気テープが、前記回転ヘッドシリンダに入って行く側を入り側、前記回転ヘッドシリンダから出ていく側を出側と定義した時、
前記入り側の前記テープガイド部材の往復移動を駆動する第1のひも状駆動部材と、
前記出側の前記テープガイド部材の往復移動を駆動する第2のひも状駆動部材と、を有することを特徴とする、
請求項1に記載の磁気記録再生装置。 - 前記ひも案内部材は、前記ひも状駆動部材の上方を案内する上方案内部と、前記ひも状駆動部材の左側方を案内する左側方案内部と、前記ひも状駆動部材の右側方を案内する右側方案内部と、前記ひも状駆動部材の下方を案内する下方案内部とを有し、
前記下方案内部は樹脂材料で形成され、かつ金属で形成された本体基盤に固定されたことを特徴とする、
請求項1に記載の磁気記録再生装置。 - 前記下方案内部は、金型内部に本体基盤を挿入したのち、樹脂の射出成形を行うことにより前記本体基盤と一体に形成されたことを特徴とする、
請求項3に記載の磁気記録再生装置。 - 前記ひも案内部材の一部と前記テープガイド案内部材の一部とが同一材料で一体に形成されたことを特徴とする、
請求項1に記載の磁気記録再生装置。
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