JPH06215455A - 回転ヘッド方式テーププレーヤ - Google Patents

回転ヘッド方式テーププレーヤ

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Publication number
JPH06215455A
JPH06215455A JP5075323A JP7532393A JPH06215455A JP H06215455 A JPH06215455 A JP H06215455A JP 5075323 A JP5075323 A JP 5075323A JP 7532393 A JP7532393 A JP 7532393A JP H06215455 A JPH06215455 A JP H06215455A
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JP
Japan
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rotary head
guide
roller
chassis
magnetic tape
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Application number
JP5075323A
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English (en)
Inventor
Nobuyuki Koga
宣行 古賀
Hisashi Hanzawa
寿 半沢
Kenichi Iida
健一 飯田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の加工性及び組立性に優れ、生産性が高
くて低価格化に寄与しうる回転ヘッド方式テーププレー
ヤを提供する。 【構成】 メインシャーシ10及びサブシャーシ11の
収納匣体部内に装填されたカセットから磁気テープ18
を引き出して回転ヘッドシリンダ27側へローディング
する回転ヘッド方式テーププレーヤにおいて、磁気テー
プ18を回転ヘッドシリンダ27側へガイドするローラ
ガイド31の位置決めをなすストッパ37をメインシャ
ーシ10に一体に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カセットに収納された
磁気テープを引き出して回転ヘッドシリンダに巻き付
け、回転ヘッドにより磁気テープの記録・再生を行う回
転ヘッド方式テーププレーヤに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に、回転ヘッド方式テーププ
レーヤとしては、例えば、カセットに収納された磁気テ
ープに音響ステレオ信号をディジタル化して録音再生で
きるディジタルオーディオ・テープレコーダ(以下「D
AT」という。)が知られている。このDATは、カセ
ットが装填される供給側駆動軸及び巻取側駆動軸を有す
るシャーシと、このシャーシに傾斜して取付けられた回
転ヘッドシリンダと、装填されたカセットから磁気テー
プを引き出して回転ヘッドシリンダに所定角度巻き付け
るローラガイドや傾斜ガイド等を有するローディング機
構等を備えている。
【0003】ローディング機構によりカセットから引き
出された磁気テープは、一方のローラガイドや傾斜ガイ
ド等にガイドされて所定の傾斜角度で回転ヘッドシリン
ダに巻き付けられ、リード上を約90度走行した後、他
方の傾斜ガイドを経てローラガイドにより平行なテープ
パスに直された後、カセットの他方のリールハブに巻き
取られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな構成の従来の回転ヘッド方式テーププレーヤにおい
ては、次に述べるような各種の課題があった。即ち、磁
気テープを引き出す引出し部材としてのローラガイド
は、シャーシに植設された位置決め用ポストにて位置決
めされるのが一般的であった。そのため、位置決め用ポ
ストが独立した部品として必要であり、部品数が増える
のみならず組立工数が増加し、コストが高くなって不経
済であるという課題があった。
【0005】また、図10に示すように、磁気テープを
ガイドして所定位置に走行させるローラ部材としてのロ
ーラガイド1は、磁気テープが接触するローラ体2と、
このローラ体2を回転自在に軸支する取付軸3と、この
取付軸3の先端に係合固定された止め輪4とからなり、
止め輪4でローラ体2の抜けを防止していた。そのた
め、止め輪4が独立した部品として必要であり、部品数
が増えるのみならず組立工数が増加し、生産性が悪くて
低価格化の阻害要因になっているという課題があった。
【0006】さらに、従来のローラガイドの他の例とし
ては、図11に示すような構造のものがある。このロー
ラガイド5は、取付軸6に圧入固定された上下のフラン
ジ6a,6bと、両フランジ6a,6b間に回転自在に
介在されたローラ体7とを有し、下フランジ6bには下
方に突出するネジ軸部6cが一体に形成されている。こ
のネジ軸部6cは、ベース部材8に圧入固定された取付
ブロック9のネジ穴部9aに螺合されていると共に、こ
のネジ穴部9aと同心状に形成された挿通穴9bに取付
軸6が挿通されている。この挿通穴9bと交差するよう
ベース部材8には側方に開口するネジ穴8aが穿設され
ており、このネジ穴8aに螺合された固定ネジ8bで取
付軸6を押圧してローラガイド5を固定していると共
に、この固定ネジ8bを緩めて取付軸6を回転すること
により当該ローラガイド5の高さ調節を行うことができ
るように構成されている。そのため、固定ネジ8bが独
立した部品として必要となり、部品数が増えて不経済で
あるばかりでなく、高さ調節に際しては、固定ネジ8b
とネジ軸部6cとの複数箇所でネジの解除・締付け・上
下移動等の各種の作業が必要となり、高さ調節作業が面
倒であるという課題があった。
【0007】また、磁気テープをカセットから引き出す
左右のレバー部材及びこれに取付けられたローラ部材
は、当該磁気テープの高さ規制を行うためにスラスト方
向のガタを極力少なくする必要があるが、このガタを抑
えるために従来では、レバー部材及びこれを固定する軸
におけるスラスト方向の部品精度を高くし、両部材の厳
密な部品精度によりガタの発生を抑制していた。そのた
め、これら部品の加工性が極めて悪く、生産性が悪いと
いう課題があった。
【0008】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、部品の加工性及び組立性に優れ、
生産性が高くて低価格化に寄与しうる回転ヘッド方式テ
ーププレーヤを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
等を解決し、上記目的を達成するために、シャーシに装
填されたカセットから磁気テープを引き出して回転ヘッ
ドシリンダ側へローディングする回転ヘッド方式テープ
プレーヤにおいて、磁気テープを回転ヘッドシリンダ側
へガイドするガイド部材の位置決め部材をシャーシに一
体に形成したことを特徴としている。
【0010】また、磁気テープをガイドして所定位置に
走行させるローラ部材に、当該ローラ部材が軸支される
軸部材とスラスト方向に係合して抜け止めする爪部を一
体に形成する構成としている。
【0011】さらに、磁気テープをガイドして所定位置
に走行させるローラ部材を、ネジ部材を介して支持部材
に螺合固定すると共に、支持部材との間に弾性部材を介
在させる構成とすることができる。
【0012】また、磁気テープをカセットから引き出す
引出し部材が支持されるレバー部材に、押圧部材が係合
する係合部を設け、この係合部に押圧部材を当接してレ
バー部材をスラスト方向に押圧固定する構成にするとよ
い。
【0013】
【作用】本発明は、上述の如く構成したことにより、シ
ャーシにカセットが装填されると、テープ出入口の内側
にローラガイド及び傾斜ガイド等が入り込み、これらが
磁気テープを引き出すように回転ヘッドシリンダ側に移
動する。このとき、磁気テープをカセットから引き出し
たローラガイドは、そのまま移動して磁気テープを回転
ヘッドシリンダに所定角度巻き付け、これにより、回転
ヘッドシリンダへのテープローディングが完了する。こ
の際、ローラガイドを支持しているガイド部材等は、シ
ャーシ等に一体に形成された位置決め部材に係合され、
これにより位置決めされて所定位置に固定される。
【0014】また、ローラ部材には軸部材とスラスト方
向に係合する爪部が一体に形成されているため、この爪
部を軸部材に係合してローラ部材を軸支することによ
り、ローラ部材のスラスト方向への抜けが防止される。
【0015】さらに、磁気テープをガイドして所定位置
に走行させるローラ部材を、ネジ部材を介して支持部材
に螺合固定すると共に、ローラ部材と支持部材との間に
弾性部材が介在されているため、ネジ部材を回動させる
ことにより1箇所の作業でローラ部材の高さ調節を行う
ことができる。
【0016】また、引出し部材が支持されたレバー部材
には係合部を設けているため、この係合部に押圧部材を
当接することにより、押圧部材の押圧力によってレバー
部材にスラスト方向に向かう分力が発生する。このレバ
ー部材に発生するスラスト分力によりレバー部材がスラ
スト方向に押圧され、当該レバー部材がガタのない状態
で固定される。
【0017】
【実施例】以下、本発明を適用した回転ヘッド方式テー
ププレーヤの一具体例を示すDATの第1実施例を、図
1〜図8を参照して説明する。
【0018】図中10は、鋼板等の金属板によって四角
形に形成されたメインシャーシであり、このメインシャ
ーシ10は、プラスチックスや金属板等によって箱型に
形成された外匣体(図示せず)の収納匣体部に収納され
る。メインシャーシ10には、鋼板等の金属板によって
当該メインシャーシ10より若干小形に形成されたサブ
シャーシ11が搭載されており、メインシャーシ10に
設けた前後方向に延びる2つの平行なガイド溝にサブシ
ャーシ11に設けた2個のガイド突起を個別に摺動可能
に係合し、これら2組のガイド溝及びガイド突起の組み
合わせからなるガイド機構により、メインシャーシ10
に対してサブシャーシ11が前後方向に直線的に相対移
動可能に構成されている。
【0019】メインシャーシ10とサブシャーシ11と
の間には適当な大きさの隙間が形成されており、その隙
間にはスライドプレート14が摺動可能に介在されてい
る。スライドプレート14には、サブシャーシ11の一
方のガイド突起13が摺動可能に係合される前後方向に
延びたガイド溝14aが形成されていると共に、このガ
イド溝14aと平行をなして前後方向に延びるガイド溝
11aがサブシャーシ11に形成されており、このガイ
ド溝11aにはスライドプレート14に立設された、後
述するローラガイド32の取付軸38が摺動可能に係合
されていて、これら2組のガイド溝11a,14aとガ
イド突起13及び取付軸38との組み合わせからなるガ
イド機構により、サブシャーシ11に対してスライドプ
レート14が前後方向に直線的に相対移動可能に構成さ
れている。
【0020】さらに、これらメインシャーシ10とサブ
シャーシ11とスライドプレート14との間には、サブ
シャーシ11の移動量を拡大してスライドプレート14
に伝達できる変位増幅レバー15を介在させている。変
位増幅レバー15の中途部は枢軸16によってサブシャ
ーシ11に回動自在に軸支されていると共に、一端には
ガイドピン15aが固定されており、そのガイドピン1
5aはメインシャーシ10に設けたスリットに摺動可能
に係合されている。変位増幅レバー15の他端にはスラ
イドプレート14に設けた軸部14bに係合するフック
部15bを設けており、コイル部が枢軸16に嵌合保持
されたコイルばね17の一端をフック部15bの開口側
に臨ませて軸部14bを囲い、変位増幅レバー15の回
動によってスライドプレート14を前後方向へ移動可能
に構成している。コイルばね17の他端は変位増幅レバ
ー15に係止されており、このコイルばね17のばね力
でフック部15bを軸部14b側に付勢している。
【0021】而して、ローディング時、サブシャーシ1
1を押圧してメインシャーシ10内に押し込むと、変位
増幅レバー15は枢軸16を介してサブシャーシ11と
一体に前後方向へ移動しつつ、一端のガイドピン15a
がメインシャーシ10のスリットに係合されているため
当該変位増幅レバー15はガイドピン15aを回転中心
として回転する。これにより、枢軸16より外側に位置
するフック部15bが当該枢軸16よりも大きく回転変
位するため、フック部15bとコイルばね17とで囲わ
れた軸部14bを有するスライドプレート14が、サブ
シャーシ11の移動量よりも大きく移動することにな
る。
【0022】このような相対移動関係を有する部材のう
ち、サブシャーシ11の前部、即ち、磁気テープ18を
収納したカセット20が装填される収納匣体部には、横
方向に所定間隔隔てて2つの貫通穴が穿設されている。
一方の貫通穴には、カセット20内に回転自在に収納さ
れた供給側のリールハブ19が嵌合される供給側駆動軸
21が貫通されていると共に、他方の貫通穴には、同じ
くカセット20内に回転自在に収納された巻取側のリー
ルハブ19が嵌合される巻取側駆動軸22が貫通されて
おり、両駆動軸21,22は共にサブシャーシ11上に
突出している。
【0023】各駆動軸21,22は、サブシャーシ11
に固定されたスリーブ23と、このスリーブ23に回転
自在に嵌合され且つメインシャーシ10側の端部にギア
24aが一体に形成された回転軸24と、この回転軸2
4の先端に設けたローレット部24bに圧入固定された
爪付キャップ25と、この爪付キャップ25とスリーブ
23との間に介装されたスプリング29とを具えてい
る。各回転軸24のギア24aには、メインシャーシ1
0に回転自在に軸支された駆動ギア26が複数個の中間
ギアを介して選択的に噛合可能に構成されており、この
中間ギア列の終端に位置する2枚の中間ギアと両駆動軸
21,22の各ギア24aとの噛み合わせを切り換える
ことにより、磁気テープ18の走行方向を供給側のリー
ルハブ19から送り出す供給方向Xと当該供給側のリー
ルハブ19に巻き戻す巻戻方向Yとに切り換えることが
できる。
【0024】メインシャーシ10の後部には、回転中心
となる軸心線を後方に若干傾斜させた状態で回転ヘッド
シリンダ27が、傾斜部を有するシリンダシャーシ28
を介して取付けられている。この回転ヘッドシリンダ2
7は、シリンダシャーシ28の傾斜部に固定された下部
固定シリンダと、この下部固定シリンダに回転自在に支
持された上部回転シリンダとからなり、上部回転シリン
ダの下部に2個の回転ヘッドが180度の位置で対称に
取付けられている。
【0025】この回転ヘッドシリンダ27に対応させ
て、サブシャーシ11にはローディング時に回転ヘッド
シリンダ27を遠巻きに囲うような略角形をなす切欠き
11bが、また、スライドプレート14にはローディン
グ時に当該回転ヘッドシリンダ27の外周面近傍まで接
近する略逆P字形をなす切欠き14cがそれぞれ形成さ
れている。このスライドプレート14の切欠き14cの
一端部にはローラ部材の一具体例を示すローラガイド3
1が、また、他端部にはローラ部材の他の具体例を示す
ローラガイド32がそれぞれ取付けられている。これら
ローラガイド31,32は、磁気テープ18を回転ヘッ
ドシリンダ27にローディングするためのものである。
【0026】ローラガイド31は、図4に示すように、
スライドプレート14にねじ止め等の固着手段によって
固定された固定ブロック33と、この固定ブロック33
に上下方向へ相対移動可能に螺合支持された取付軸34
と、この取付軸34に回転自在に軸支されたローラ体3
5とを具えている。ローラ体35の上下は、取付軸34
に圧入固定された上フランジ34a及び下フランジ34
bにより軸方向への移動が規制されており、下フランジ
34bのネジ軸部34cを固定ブロック33のネジ穴部
33aに螺合することにより、下フランジ34bを介し
て取付軸34が傾斜ガイドブロック44に対して高さ調
整可能に構成されている。
【0027】固定ブロック33のネジ穴部33aは上端
開口部に形成されていて、中途部には嵌合穴33bが形
成されていると共に、下端部には挿通穴33cが形成さ
れている。これらネジ穴部33aと嵌合穴33bと挿通
穴33cとは互いに同心をなすように形成されており、
嵌合穴33bには下フランジ34bのガイド軸部34d
が嵌合されると共に、挿通穴33cには取付軸34が嵌
合され、これらの各嵌合により取付軸34の垂直精度を
向上させている。而して、ドライバ等を用いて上フラン
ジ34aを介して取付軸34を回すことにより、ローラ
体35を上下動させてその高さ位置を調整することがで
きる。36は、ガイドベース33と下フランジ34bと
の間に縮設されたスプリングであり、取付軸34側を上
方に付勢してねじ嵌合によるガタを吸収している。
【0028】上記スライドプレート14の回転ヘッドシ
リンダ27側への移動を制限して所定位置に位置決めす
るため、メインシャーシ10にはV字形の切欠き37a
を有する位置決め部材の一具体例を示すストッパ37が
一体に折曲形成されている。そして、ストッパ37に対
応させてローラガイド31の固定ブロック33には、断
面V字形の凹部が周方向に連続した環状溝33aが形成
されており、ローディング時には環状溝33aが切欠き
37aに係止され、これによりメインシャーシ10に対
してスライドプレート14が位置決めされる。
【0029】ローラガイド32は、図5〜図6に示すよ
うに、スライドプレート14に取付られた軸部材の一具
体例を示す取付軸38と、この取付軸38に回転自在に
軸支されたローラ部材の一具体例を示すローラ体39と
からなり、取付軸38はカシメ等の固着手段によってス
ライドプレート14に固定されている。ローラ体39
は、軸方向の両側に外向きのフランジ部39a,39b
が形成された筒体をなしており、その一端部には径方向
内側に突出した環状をなす爪部39cが形成されてい
る。この爪部39cを有する筒軸部は、スリット39d
によって径方向に2分割されており、これにより各分割
片に弾性を付与している。
【0030】上記爪部39cに対応させて、取付軸38
には爪部39cが嵌合する環状溝38aが形成されてお
り、この環状溝38aで爪部39cをスラスト方向に係
合することにより、取付軸38に対するローラ体39の
抜けを防止している。さらに、ローラ体39の穴の開口
部には挿入用のテーパ部39eを設けていると共に、当
該穴に突出した爪部39cの内側には円錐状の段部39
fを設け、この段部39fにより、組立時における取付
軸38先端部の貫通を容易にしている。
【0031】上記ローラガイド31,32と共同して磁
気テープ18をローディングするために、メインシャー
シ10にはガイドベース40が取付けられており、この
ガイドベース40には、上記ローラガイド32と同様の
構成をなすローラガイド41と傾斜ガイド42とが立設
されている。ガイドベース40は回転ヘッドシリンダ2
7の巻取側にねじ止めされていて、幅方向の中途部には
前後方向に延びるスライド溝43が形成されている。ス
ライド溝43には、ガイド部材の一具体例を示す傾斜ガ
イドブロック44が摺動可能に係合されており、この傾
斜ガイドブロック44には、ローラガイド31と同様の
構成をなすローラガイド45が立設されている。
【0032】かかるローラガイド45の奥側には、傾斜
ガイドブロック44の回転ヘッドシリンダ27側への移
動を制限して所定位置に位置決めするためのV字形の凹
部を有する二股部46がガイドベース40に一体に形成
されている。この二股部46に対応させて、ガイドベー
ス40の後述する傾斜部の先端には上方に突出した位置
決め部材の他の具体例を示すストッパポスト47が一体
に形成されており、ローディング時には二股部46がス
トッパポスト47に係止され、これにより傾斜ガイドブ
ロック44が位置決め固定される。
【0033】ガイドベース40のローラガイド45の前
側には係合ピン48が一体に形成されており、この係合
ピン48には、傾斜ガイドブロック44を弾性的に押圧
するための押圧部材の一具体例を示す押圧プレート50
が係合されている。押圧プレート50には、スライドプ
レート14に一端が係止されたスプリング51の他端が
係止されており、このスプリング51のばね力により傾
斜ガイドブロック44を常時ストッパポスト47側に付
勢し、もって磁気テープ18に一定のテンションを付与
している。
【0034】かかるガイドベース40は、回転ヘッドシ
リンダ27の近傍から奥行方向へ向かって徐々に下方へ
傾斜しており、ローディング時には、この傾斜部に傾斜
ガイドブロック44が進入する。この傾斜部でローラガ
イド45と、回転ヘッドシリンダ27を挟んで対向設置
された供給側のローラガイド31との間に高さ方向の変
位を設け、これにより磁気テープ18を回転ヘッドシリ
ンダ27に斜めに巻き付けている。そして、回転ヘッド
シリンダ27から出た磁気テープ18をメインシャーシ
10等の平面と平行に走行させるため、ローラガイド4
5の前方には傾斜ガイド52を設けていると共に、ロー
ラガイド45の後方に配置された上記ローラガイド41
及び傾斜ガイド42には所定の傾斜角を設定している。
【0035】また、サブシャーシ11の両側上面にはレ
バー部材の一具体例を示す振出しレバー53a,53b
が、軸54a,54bによってそれぞれ旋回可能に軸支
されている。各振出しレバー53a,53bの先端に
は、上記ローラガイド32と同様の構成をなす引出し部
材の一具体例を示す振出しローラガイド55a,55b
が取付けられている。これら振出しローラガイド55
a,55bと、スライドプレート14に取付けられたロ
ーラガイド31,32と、傾斜ガイドブロック44に取
付けられたローラガイド45及び傾斜ガイド52とは、
ローディング前にあってはカセット20のテープ出入口
の内側に入り込み、ローディング操作に伴うサブシャー
シ11の押し込みにより、スライドプレート14の作動
を介して磁気テープ18を引出しつつ所定位置に移動
し、これによりテープローディングを行うことができ
る。
【0036】各振出しレバー53a,53bは、それぞ
れ軸54a,54bを回転中心として奥行方向へ振り出
されるが、この動作を確保するために、図7に示すよう
に、サブシャーシ11には各軸54a,54bを中心と
して円弧状に延びた円弧溝が形成されていると共に、こ
れらの円弧溝を貫通してスライドプレート14の移動軌
跡上に突出するボス部56a,56bが形成されてい
る。
【0037】このボス部56a,56bは、バーリング
加工によって各振出しレバー53a,53bと一体に形
成されており、先端の穴広げされたテーパ部57の根元
からサブシャーシ11までの長さはスライドプレート1
4の板厚よりも小さく設定し、振出し時には、スライド
プレート14の各係合部14d,14eがテーパ部57
の斜面に当接するようにしている。これら振出しレバー
53a,53bは、一端がサブシャーシ11に係止され
たスプリング58により、常時駆動軸側に付勢されてい
る。
【0038】図3に示す60は、カセット20が装着さ
れるカセットホルダ、61は、外匣体の上面開口部を覆
う蓋である。蓋61は、メインシャーシ10の背面側に
起伏自在に取付けられた支持フレーム62にねじ止めさ
れており、この支持フレーム62の動きに連動するよう
に設けたリフト機構を介して、カセットホルダ60がサ
ブシャーシ11内で所定高さだけ昇降可能に構成されて
いる。63は、サブシャーシ11に架設されたカムアー
ムであり、カセットホルダ60に装着されたカセット2
0のフロントリッド20aの下方に位置するように設け
られており、ローディング動作に伴いフロントリッド2
0aを上方に旋回させてテープ出入口を開放する。
【0039】而して、カセットホルダ60を介してカセ
ット20がサブシャーシ11内に装填され、サブシャー
シ11及びスライドプレート14の回転ヘッドシリンダ
27側への移動により、カセット20内の磁気テープ1
8が所定量引き出されて所定位置にローディングされ
る。
【0040】かかる構成を有するDATのローディング
動作は、次のようにして行われる。即ち、蓋61が開い
ている状態では、サブシャーシ11が所定量だけ前に飛
び出していると共に、蓋61の開閉動作に連動するリフ
ト機構を介してカセットホルダ60が所定量だけ持ち上
げられている。この状態でカセットホルダ60にカセッ
ト20を挿入した後、蓋61を閉じると、リフト機構を
介してカセットホルダ60が下降し、供給側リールハブ
19が供給側駆動軸21に嵌合されると共に巻取側リー
ルハブ19が巻取側駆動軸22に嵌合され、カセット2
0がサブシャーシ11内の収納匣体部に装填される。
【0041】この際、カムアーム63によりカセット2
0のフロントリッド20aが押し上げられ、磁気テープ
18の一部が露出されると共に、そのテープ出入口の内
側に、スライドプレート14に立設されたローラガイド
31,32と傾斜ガイドブロック44に立設されたロー
ラガイド45と左右の振出しレバー53a,53bに立
設された振出しローラガイド55a,55bとの合計5
個のローラガイドが挿入される。
【0042】次に、サブシャーシ11をメインシャーシ
10内に押し込む。すると、スライドプレート14のロ
ーラガイド31,32と傾斜ガイドブロック44のロー
ラガイド45とが前進し、ローラガイド31とローラガ
イド45とが磁気テープ18の一部を回転ヘッドシリン
ダ27に斜めに巻き付けると共に、その磁気テープ18
の巻取側の一部をローラガイド45とローラガイド32
とが、ガイドベース40に立設されたガイドローラ41
と傾斜ガイド42とに押圧する。これと連動して、左右
の振出しレバー53a,53bの振出しローラガイド5
5a,55bが後方に振り出され、磁気テープ18に適
当なテンションを付与する。これにより、磁気テープ1
8のローディングが完了し、当該磁気テープ18の記録
・再生が可能となる。
【0043】この場合、スライドプレート14が所定位
置まで前進すると、これに固定されたローラガイド31
の固定ブロック33がメインシャーシ10に設けたスト
ッパ37に当接し、固定ブロック33に設けた環状溝3
8aがストッパ37に設けたV字形の凹部に入り込む。
これにより、固定ブロック33がメインシャーシ10に
係止され、当該固定ブロック33が回転ヘッドシリンダ
27に対して所定位置で位置決め固定される。この位置
決めを行うストッパ37はメインシャーシ10の一部を
折り出すことによって一体に形成されており、従来のよ
うに別部材をメインシャーシ10に取付ける構造とはな
っていないため、使用される部品点数を少なくすること
ができ、この種の装置における生産性を向上させ、コス
トダウンを図ることができる。
【0044】これと共に、スライドプレート14に取付
けられた押圧プレート50を介して傾斜ガイドブロック
44が所定位置まで前進すると、これに設けた二股部4
6がメインシャーシ10に固定されたガイドベース40
のストッパポスト47に当接し、二股部46のV字形凹
部内にストッパポスト47が入り込む。これにより、傾
斜ガイドブロック44がメインシャーシ10に係止さ
れ、傾斜ガイドブロック44に立設されたローラガイド
45が回転ヘッドシリンダ27に対して所定位置で位置
決め固定される。この位置決めを行うストッパポスト4
7はガイドベース40に一体形成されており、上記と同
じく従来のように別部材をガイドベース40に取付ける
構造とはなっていないため、使用される部品点数を少な
くすることができ、この種の装置における生産性を向上
させ、コストダウンを図ることができる。
【0045】また、ローラガイド32及び振出しローラ
ガイド55a,55bは、上述したように取付軸38と
ローラ体39との2部品で構成されており、これらの形
状を工夫することにより、従来のローラガイドに使用さ
れていた止め輪8を廃止できるため、組立時の作業性を
改善することができ、同じく生産性を向上させてコスト
ダウンを図ることができる。
【0046】さらに、振出しレバー53a,53bに設
けたボス部56a,56bの形状を工夫し、その先端に
テーパ部57を設け、このテーパ部57に振出しレバー
53a,53bを振り出すスライドプレート14を当接
させる構造としたため、押圧力をボス部56a,56b
に作用させるだけで振出しレバー53a,53b及びこ
れに立設された振出しローラガイド55a,55bのス
ラスト方向のガタを吸収することができる。そのため、
従来のように取付軸等の構成部品に関して厳密な部品精
度を要求されることがなく、磁気テープ18の高さ規制
を確実に行うことができ、従って、部品加工や組立作業
等において大幅な生産性の向上を図ることができる。
【0047】次に、上記ローディングを解除する場合
は、イジェクトボタンを操作してロック機構を解除す
る。すると、メインシャーシ10とサブシャーシ11と
の間に縮設されたリターンスプリングの作用によりサブ
シャーシ11が所定量だけ前進すると共に、イジェクト
ボタンの操作に連動するロック部材の作動により蓋61
が若干押し上げられる。この際、サブシャーシ11とス
ライドプレート14とが一体的に前進し、これらの前進
動作に応じて5個のローラガイド31,32,45,5
5a,55bが元の位置に復帰すると共に、供給側駆動
軸21が所定量だけ逆回転し、ローディングの解除によ
って弛んだ磁気テープ18が巻き戻される。
【0048】しかる後、手動操作で蓋61を開くことに
より、蓋61の開閉動作に連動するリフト機構の作動を
介してカセットホルダ60が押し上げられる。その結
果、カセットホルダ60がサブシャーシ11内の収納匣
体部から押し出され、これによりカセット20の取り出
しが可能となる。
【0049】図9は、上記実施例におけるローラガイド
31の他の実施例を示すものである。このローラガイド
70は、上記実施例におけるローラガイド31と略同様
の構成を有しており、同一部分には同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0050】ローラガイド70は、スライドプレート1
4に圧入・カシメ或いはネジ止め等の適宜な固着手段に
よって固定された固定ブロック71と、この固定ブロッ
ク71に上下方向へ相対移動可能に螺合支持された取付
軸72と、この取付軸72に回転自在に軸支されたロー
ラ体73とを具えている。取付軸72の上端には上フラ
ンジ72aが一体に形成されていると共に、この取付軸
72に圧入固定された下フランジ72bにより軸方向へ
の移動が規制されている。下フランジ72bにはガイド
軸部72cが一体に形成されていると共に、このガイド
軸部72cの下側にはネジ部材74が圧入等の固着手段
により一体的に固定されている。
【0051】この取付軸71は、ネジ部材74を固定ブ
ロック71のネジ穴部71aに螺合することにより固定
ブロック71に対して高さ調整可能に構成されている。
固定ブロック71のネジ穴部71aは中途部に形成され
ていて、上端開口部には嵌合穴71bが形成され、下端
部に挿通穴71cが形成されている。このように、本実
施例では、固定ブロック71の嵌合穴71bを上部に設
けるようにしたため、この嵌合穴71bと挿通穴71c
との間隔、即ち、取付軸72を支持するためのスパンを
上記実施例よりも長く設定することができる。従って、
嵌合穴71b及び挿通穴71cの各加工精度が等しいも
のとすると、それら穴の誤差による取付軸72の倒れ角
度が小さくなるため、当該取付軸72の垂直支持精度を
より一層向上させることができる。なお、上記実施例と
同様、固定ブロック71と取付軸72側との間にスプリ
ング36が介在されているため、当該スプリング36の
バネ力に抗して取付軸72を回動することにより、この
ローラガイド70の高さ調節を簡単に行うことができる
と共に、調節後にはスプリング36のバネ力が常時作用
しているため、振動等による取付軸72の回転を防止し
てローラガイド70の高さ変化を効果的に防止すること
ができる。
【0052】以上説明したが、本発明は上記実施例に限
定されるものではなく、例えば、ビデオテープレコーダ
その他の回転ヘッド方式を採用した各種のテーププレー
ヤに適用できることは勿論である。また、図8に示すよ
うに、上記ボス部56a,56bに相当するボス部64
を別部材で形成し、カシメ等の固着手段によって振出し
レバー53a,53bに設ける構造としてもよい。さら
に、上記実施例では、ローラ体39先端の筒軸部に2個
の爪部39cを設けた例について説明したが、爪部39
cは3個以上であってもよい。更にまた、スプリング3
6としてコイルバネを適用した例について説明したが、
板状のバネ材であってもよいことは勿論のこと、ゴムや
プラスチック等の弾性体を適用することもできる。この
ように、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変
更できるものである。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の回転ヘッ
ド方式テーププレーヤによると、上述のように構成した
ため、使用される部品点数を少なくすることができ、部
品の加工性及び組立性に優れていて、この種の装置にお
ける生産性の向上とコストダウンとを図ることができ、
生産性が高くて低価格化に寄与しうる回転ヘッド方式テ
ーププレーヤを提供することができるという効果を奏す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、テープをロー
ディングする前の状態を示す平面図である。
【図2】図1におけるテープローディング後の状態を示
す平面図である。
【図3】図1の側面断面図である。
【図4】図2のA−A線拡大断面図である。
【図5】本発明に係わるローラガイドを示す断面図であ
る。
【図6】図5のローラ体を示す斜視図である。
【図7】本発明に係わる振出しレバーの一部を断面して
示す説明図である。
【図8】図7の振出しレバーに設けたボス部の他の実施
例を示す断面図である。
【図9】図4のローラガイドの他の例を示す断面図であ
る。
【図10】従来のローラガイドを示す断面図である。
【図11】従来のローラガイドの他の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 メインシャーシ 11 サブシャーシ 14 スライドプレート 18 磁気テープ 20 カセット 27 回転ヘッドシリンダ 31,32,41,45,70 ローラガイド 33,71 固定ブロック 33b,71b 嵌合穴 34d,72c ガイド軸部 34,72 取付軸 35,73 ローラ体 37 ストッパ(位置決め部材) 38 取付軸(軸部材) 38a 環状溝 39 ローラ体(ローラ部材) 39c 爪部 40 ガイドベース 42,52 傾斜ガイド 46 二股部 47 ストッパポスト(位置決め部材) 50 押圧プレート(押圧部材) 53a,53b 振出しレバー(レバー部材) 55a,55b 振出しローラガイド(引出し部材) 56a,56b,64 ボス部 57 テーパ部 60 カセットホルダ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに装填されたカセットから磁気
    テープを引き出して回転ヘッドシリンダ側へローディン
    グする回転ヘッド方式テーププレーヤにおいて、上記磁
    気テープを上記回転ヘッドシリンダ側へガイドするガイ
    ド部材の位置決め部材を上記シャーシに一体に形成した
    ことを特徴とする回転ヘッド方式テーププレーヤ。
  2. 【請求項2】 上記磁気テープをガイドして所定位置に
    走行させるローラ部材に、当該ローラ部材が軸支される
    軸部材とスラスト方向に係合して抜け止めする爪部を一
    体に形成したことを特徴とする請求項1記載の回転ヘッ
    ド方式テーププレーヤ。
  3. 【請求項3】 上記磁気テープをガイドして所定位置に
    走行させるローラ部材を、ネジ部材を介して支持部材に
    螺合固定すると共に、上記支持部材との間に弾性部材を
    介在させたことを特徴とする請求項1記載の回転ヘッド
    方式テーププレーヤ。
  4. 【請求項4】 上記磁気テープをカセットから引き出す
    引出し部材が支持されるレバー部材に、押圧部材が係合
    する係合部を設け、この係合部に押圧部材を当接してレ
    バー部材をスラスト方向に押圧固定することを特徴とす
    る請求項1記載の回転ヘッド方式テーププレーヤ。
JP5075323A 1992-11-30 1993-03-09 回転ヘッド方式テーププレーヤ Pending JPH06215455A (ja)

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JP34338492 1992-11-30
JP4-343384 1992-11-30
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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