JPH0719416B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0719416B2
JPH0719416B2 JP63232918A JP23291888A JPH0719416B2 JP H0719416 B2 JPH0719416 B2 JP H0719416B2 JP 63232918 A JP63232918 A JP 63232918A JP 23291888 A JP23291888 A JP 23291888A JP H0719416 B2 JPH0719416 B2 JP H0719416B2
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誠司 岸川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、テープカセットより磁気テープを引き出し
て、テープカセット外部に配置した回転磁気ドラムにロ
ーディングして走行させ、信号を記録又は再生する磁気
記録再生装置、特にテープローディング機構に関する。
[従来の技術] 第5図は例えば特開昭62−36772号公報に示された従来
の磁気記録再生装置のテープローディング状態を示す平
面図である。
図において、(1)はデッキベース、(2)はこのデッ
キベースに取付けられた、磁気ヘッドを有する回転磁気
ドラム、(3)はこの回転磁気ドラムに所定の角度巻き
付けられ、走行する磁気テープ、(4)はこの磁気テー
プを収納するテープカセットであり、内蔵する供給リー
ル(5)及び巻取りリール(6)に磁気テープ(3)を
巻き付けている。(7),(8)は磁気テープ(3)を
テープカセット(4)より引き出して回転磁気ドラム
(2)にローディングするテープ引き出し部材であり、
それぞれ磁気テープ(3)を安定に走行させるための案
内ポスト(9),(10)及び(11),(12)を有してい
る。(13),(14)はデッキベース(1)に設けられた
キャッチャーであり、磁気テープ(3)を回転磁気ドラ
ム(2)にローディングしたときのテープ引き出し部材
(7),(8)の位置を決める。(15),(16)はデッ
キベース(1)に設けられてテープ引き出し部材
(7),(8)の移動をガイドする案内溝、(17)は回
転磁気ドラム(2)より見て上流側に設けられたキャプ
スタンシャフト、(18)はこのキャプスタンシャフトに
磁気テープ(3)を介して圧接するピンチローラ、(1
9)及び(20)はそれぞれ磁気テープ(3)に摺接する
コントロールヘッド及び全消去ヘッドである。
上記のような構成では、テープ引き出し部材(7),
(8)の案内ポスト(9),(10),(11),(12)が
テープカセット(4)より磁気テープ(3)を引き出し
て回転磁気ドラム(2)にローディングした後、定速回
転するキャプスタンシャフト(17)とピンチローラ(1
8)により、磁気テープ(3)を一定速度で走行させ信
号を記録又は再生する。アンローディングのときはテー
プ引き出し部材(7),(8)が案内溝(15),(16)
にガイドされながら磁気テープ(3)をテープカセット
(4)に収納する位置まで戻る。次にこの装置に用いら
れているテープ引き出し部材(7),(8)のテープロ
ーディング機構について詳細に説明する。
第6図はテープローディング機構を取り出して示した第
5図の裏面図、第7図は第6図のVII−VII矢視図であ
る。これらの図において、(21)はテープローディング
駆動源(図示せず)からの力を伝達する歯車、(22)は
この歯車とかみ合うカム歯車であり、中腹部にはカム溝
(23)を有している。このカム溝(23)はカム歯車(2
2)がほぼ一回転する範囲にわたって設けられており、
カム歯車(22)はカム溝(23)の一端から他端まで往復
回動運転をする。(24)はシャフト(25)を中心に回動
自在に設けられた回動ロットであり、丁度カム溝(23)
と係合する位置にピン(26)が植設されている。このピ
ン(26)はカム歯車(22)の回動に応じて、カム溝(2
3)に沿ってカム歯車(22)の半径方向に移動され、こ
れによって回動ロット(24)はシャフト(25)を中心に
往復回動運動をする。また回動ロット(24)には歯車部
(27),(28)が設けられている。(29),(30)は歯
車部(27),(28)にかみ合う歯車の設けられた回動部
材であり、軸(31),(32)を支点として回動自在に取
着されている。
第8図,第9図は回動部材(29),(30)からテープ引
き出し部材(7),(8)までの駆動機構を更に詳細に
示す構成図であり、第8図はテープローディングの状
態、第9図はテープローディングの状態を示す。
図において、(33),(34)は軸(31),(32)にそれ
ぞれ嵌合する回動自在なアームであり、バネ(35),
(36)によりそれぞれ回動部材(29),(30)と連結さ
れ、テープローディング以外はアーム(33),(34)に
設けられた回転止め(37),(38)が回動部材(29),
(30)に設けられた係止部(39),(40)の所定圧で接
するように付勢されている。(41),(42)はその一端
がアーム(33),(34)と軸(43),(44)にて回動自
在に連結されたアームであり、その他端は、軸(45),
(46)にてテープ引き出し部材(7),(8)と回動自
在に連結されている。
上記のように構成されたテープローディング機構におい
て、テープアンローディングのときには、磁気テープ
(3)はカセット(4)内に収納されており、テープ引
き出し部材(7),(8)は第9図の状態にある。この
状態からテープローディングを行なうときはテープロー
ディング駆動源の作動により歯車(21)が回動し、カム
歯車(22)は第6図において、時計方向に回動し、ピン
(26)がカム溝(23)の最外側より内側に向かって移動
し、回動ロット(24)はシャフト(25)を支点として時
計方向に回動する。このとき回動部材(29),(30)は
歯車部(27),(28)によってそれぞれ反時計方向、時
計方向に回動し、テープ引き出し部材(7),(8)は
案内溝(15),(16)にガイドされて移動する。
最終的にテープ引き出し部材(7),(8)はそれぞれ
キャッチャー(13),(14)に押し付けられて位置決め
された後、回動ロット(24)はなおも時計方向に回動
し、回動部材(29),(30)を駆動するため、それぞれ
バネ(35),(36)が伸びて適切なセット力が得られ
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来の磁気記録再生装置のテープローディング機構で
は、カム歯車(22)が用いれれているが、カム溝(23)
から被駆動部材であるピン(26)が外れないように、カ
ム溝(23)の深さを十分とる必要があり、また、カム溝
(23)は低負荷でストロークを十分とるためにほぼ360
゜にわたって設けなければならず、したがって強度上の
問題からカム溝(23)の底部の肉厚を必要とするため、
装置の薄形化には不利となっていた。
また、テープローディング機構の構成部品精度等のばら
つきの影響を押えるためにはピン(26)の移動距離を大
きくとり、さらに歯車部(27),(28)と回動部材(2
9),(30)の減速比を稼ぐことが必要であり、そのた
めカム歯車(22)の直径をなるべく大きくしなければな
らず、この点からも装置の小型化には不利となってい
た。
本発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、装置の薄形化及び小型化に有利なテープローディン
グ機構を得ることを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る磁気記録再生は、テープカセットより磁気
テープを引き出して、上記テープカセットの外部に配置
した回転磁気ドラムにローディグして走行させ、信号を
記録又は再生する磁気記録再生装置において、回転磁気
ドラムを載置したデッキベースと、デッキベースに回動
自在に設けられた駆動ギヤと、デッキベース上で駆動ギ
ヤから所定長離れた位置に設けられた第1の支点を中心
に回動自在に取り付けられ、第1の支点とは反対側外縁
部に駆動ギヤとかみ合う歯部を有し、かつ、中腹部にカ
ム溝を有する揺動部材と、カム溝に係合するピンが植設
され、揺動部材の回動によりデッキベースに設けられた
第2の支点を中心に回動可能に設けられたスライダと、
歯部を有し、第2の支点を中心に回動可能にスライダに
取り付けられた摺動部材と、摺動部材の歯部とかみ合
い、デッキベースに設けられた歯車と、この歯車と一体
に回動する駆動アームと、駆動アーム回動自在に連結さ
れたアームと、アームに回動自在に連結され揺動部材の
回動により磁気テープを回転磁気ドラムにローディング
あるいはアンローディングする方向に駆動されるテープ
引き出し部材と、スライダと上記摺動部材の間に設けら
れテープ引き出し部材をテープローディング方向に駆動
する方向に付勢する弾性部材とを備えたものである。
[作用] 上記のように構成された磁気記録再生装置では、揺動部
材は、その回動中心である第1の支点を駆動ギヤから所
定長離れた位置に設けるともに、この第1の支点とは反
対側外縁部に駆動ギヤとかみ合う歯部を有し、かつ、中
腹部にスライダ上に植設されたピンが係合するカム溝を
備えた構成としたので、デッキベース上の限られたスペ
ース内で揺動部材の回動中心からカム溝までの距離を大
きくすることができる。
従って、駆動部材であるスライダの移動距離を十分大き
くとることができるので、構成部品の精度のばらつきの
影響を抑えることができ、装置の小型化を可能とする。
また、揺動部材の外縁部の歯部で駆動ギヤからの駆動力
を受け、歯部から十分距離の離れた中腹部のカム溝を用
いてスライダを駆動するため、揺動部材での大幅な減速
を可能とし、スライダに対する十分な駆動力が得られ
る。
[実施例] 第1図はこの発明の一実施例である装置のテープローデ
ィング状態を示す平面図であり、(1)〜(18)及び
(41)〜(46)は上記従来装置と全く同一の構成をなし
ている。第2図は第1図よりデッキベース(1)を省略
してテープ引き出し部材(7),(8)の駆動機構を取
り出して説明した平面図、第3図は第2図のIII−III矢
視図である。これらの図において、(47)はデッキベー
ス(1)に回動自在に設けられた駆動ギヤ、(48)はこ
の駆動ギヤとかみ合う歯車部(49)を有する板金形状の
揺動部材であり、デッキベース(1)に設けられた支点
(50)を中心に回動自在に設けられている。(51)は揺
動部材(48)の中腹部(52)に設けられた、支点(50)
を中心とする円弧状の長孔である。(53)はデッキベー
ス(1)に植設された段付ピンであり、その径小部が長
孔(51)と係合することにより、揺動部材(48)が支点
(50)を中心に回動するときの揺動部材(48)の半径方
向及び上下方向のガイドの役目を果す。(54)は揺動部
材(48)の中腹部(52)に設けられた略クランク形状の
カム溝、(55)はこのカム溝と係合するピンであり、一
端はスライダ(56)に植設され、他端は第3図に示すよ
うにカム溝(54)を貫通し、ワッシャ(57)によりカム
溝(54)より抜けないよう考慮されている。スライダ
(56)は更に長孔(58),(59),(60)を有し、デッ
キベース(1)に植設されたポスト(61),(62),
(63)とそれぞれ係合することにより、デッキベース
(1)に対して往復可動に設けられている。かくして、
揺動部材(48)が支点(50)を中心に回動すると、カム
溝(54)とピン(55)の係合によりスライダ(56)は矢
印A方向に往復移動をすることができる。(64),(6
5)はそれぞれスライダ(56)に植設されたポスト(6
6),(67)及び(68),(69)にガイドされる長孔(9
0),(91)を有して、スライダ(56)に往復可動に取
付けられ、かつ片面に歯を設けた摺動部材である。この
摺動部材(64),(65)はそれぞれ弾性体である。バネ
(70),(71)によってスライダ(56)と連結され、本
図右方向に付勢され、長孔(90),(91)の端部(90
a),(91a)がそれぞれポスト(66),(68)に当接す
るまで移動停止後、更に右方向に付勢されている。(7
2),(73)はそれぞれ摺動部材(64),(65)の歯と
かみ合う歯車であり、ポスト(62),(63)を中心に回
動自在に取着されている。(74),(75)はポスト(6
2),(63)を中心に、歯車(72),(73)と一体に回
動するよう設けられた駆動アームであり、かくしてスラ
イダ(56)が例えば右方向に移動すると駆動アーム(7
4),(75)はそれぞれ反時計方向、時計方向に回動す
る。駆動アーム(74),(75)の先端とアーム(41),
(42)の一端は軸(43),(44)で回動自在に連結さ
れ、アーム(41),(42)の他端に軸(45),(46)を
介してテープ引き出し部材(7),(8)が回動自在に
連結されている。
上記のように構成された磁気記録再生装置においては、
テープローディング時には、テープローディング駆動源
(図示せず)により駆動ギヤ(47)が時計方向に回動す
ると、揺動部材(48)は支点(50)を中心に反時計方向
に回動し、カム溝(54)に従ってスライダ(56)が右方
向に移動する。この際、スライダ(56)上の摺動部材
(64),(65)はそれぞれバネ(70),(71)の付勢力
がテープローディング中の負荷より十分強く設定されて
いるため、スライダ(56)と一体で右方向に移動する。
したがって歯車(72),(73)を介して駆動アーム(7
4),(75)はそれぞれ反時計方向、時計方向に回動
し、テープ引き出し部材(7),(8)はそれぞれ案内
溝(15),(16)に沿ってテープローディング方向に移
動する。最終的にテープ引き出し部材(7),(8)は
キャッチャー(13),(14)に押し付けられて位置決め
された後、摺動部材(64),(65)は停止するが、スラ
イダ(56)はなおも右方向へ駆動され、バネ(70),
(71)がそれぞれ伸びて適切なセット力が得られる。
なお、上記実施例では、スライダ(56)の動きが、往復
直線運動するものを示したが、ある一点を中心に回動す
る構造でもよく、上記実施例と同様の効果が得られる。
この一実施例を第4図に示す。(76)はデッキベース
(1)に設けられた支点(77)を中心に回動自在に取付
けられたスライダであり、ポスト(62),(63)に沿っ
てガイドされるよう、支点(77)を中心とする円弧状の
長孔(78),(79)が設けられており、更にカム溝(5
4)と係合するピン(55)が前記と同様に植設されてい
る。更に、支点(77)を中心として歯車(72),(73)
とかみ合う歯を有する摺動部材(78),(79)が、スラ
イダ(76)の上に支点(77)を中心とする回動方向に移
動可能に取り付けれれており、バネ(70),(71)によ
り、それぞれ支点(77)を中心に時計方向に付勢されて
いる。この実施例では揺動部材(48)が支点(50)を中
心に反時計方向に回動すると、スライダ(76)は支点
(77)を中心に時計方向に回動し、テープローディング
されることが容易に理解できる。
第10図、第11図は本発明の第4図に示された一実施例に
係る動作を説明するための機構概念図であり、第10図は
テープアンローディング状態、第11図はテープローディ
ング状態を示す。
また、第12図は、第10図から第11図の状態にいたるテー
プローディングに係る動作フローチャート、第13図は第
11図から第10図の状態に至るテープアンローディングに
係る動作フローチャートを示す。
なお、第10図、第11図の機構概念図で使用した各記号の
意味を第14図にまとめて示す。
テープローディング動作は次のようにして行われる。
すなわち、第10図の状態でテープローディング駆動源
(図示せず)により駆動ギヤ47が反時計方向に回動す
る。
揺動部材48が反時計回りに回動する。
揺動部材48上のカム溝54に従ってスライダ76と、バネ7
0、71によりスライダ56上にそれぞれ付勢された摺動部
材78、79が一体で時計回りに回動する。
また、歯車72と駆動アーム74、歯車73と駆動アーム75が
それぞれ一体で反時計方向、時計方向に回動する。
テープ引き出し部材7、8がそれぞれアーム41、42を介
して押されて、それぞれ案内溝15、16に沿って図中c方
向に移動する。
テープ引き出し部材7、8がキャッチャー13、14に当接
し、アーム41、42、駆動アーム74、75、歯車72、73、摺
動部材78、79の動作が停止する。
スライダ76が更に時計方向に回動し、バネ70、71がそれ
ぞれ通常状態より伸びてテープ引き出し部材7、8がキ
ャッチャー13、14に所定のセット力で押し付けられる。
テープローディング駆動源(図示せず)、駆動ギヤ47、
揺動部材48の動作が停止して第11図の状態に至る。
テープアンローディング動作は次のようにして行われ
る。
すなわち、第11図の状態でテープローディング駆動源
(図示せず)により駆動ギヤ47が反時計方向に回動す
る。
揺動部材48が時計回りに回動する。
揺動部材48上のカム溝54に従ってスライダ76のみが反時
計方向に回動し、伸びていたバネ70、71が通常状態に戻
る。
更にスライダ76が摺動部材78、79と一体で時計回りに回
動する。
歯車72と駆動アーム74、歯車73と駆動アーム75がそれぞ
れ一体で時計方向、反時計方向に回動する。
テープ引き出し部材7、8がそれぞれアーム41、42を介
して引かれてキャッチャー13、14から離脱し、それぞれ
案内溝15、16に沿って図中d方向に移動する。
テープ引き出し部材7、8がテープアンローディング位
置に達し、テープローディング駆動源(図示せず)、駆
動ギヤ47、揺動部材48の動作が停止して、第10図の状態
に至る。
[発明の効果] 以上のように、この発明による磁気記録再生装置では、
揺動部材は、その回動中心である第1の支点を駆動ギヤ
から所定長離れた位置に設けるともに、この第1の支点
とは反対側外縁部に駆動ギヤとかみ合う歯部を有し、か
つ、その中腹部にスライダ上に植設されたピンが係合す
るカム溝を備えた構成としたので、デッキベース上の限
られたスペース内で揺動部材の回動中心からカム溝まで
の距離を大きくすることができる。また、揺動部材の外
縁部の歯部で駆動ギヤからの駆動力を受け、歯部から十
分に距離の離れた中腹部のカム溝を用いてスライダを駆
動するため、揺動部材での大幅な減速を可能とし、スラ
イダに対する十分な駆動力も得られる。
この結果、装置の構成部品の精度のばらつきの影響を抑
えることができるともに、装置の小型化を可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による装置のテープローデ
ィング状態を示す平面図、第2図は第1図よりデッキベ
ースを省略してテープ引き出し部材の駆動機構を取り出
して説明した平面図、第3図は第2図のIII−III矢視
図、第4図はこの発明の他の実施例を示す駆動機構の平
面図、第5図は従来の磁気記録再生装置のテープローデ
ィング状態を示す平面図、第6図はテープローディング
機構を取り出して示した第5図の裏面図、第7図は第6
図のVII−VII矢視図、第8図はテープローディング状態
における駆動機構の詳細な構成図、第9図はテープアン
ローディング状態における駆動機構の詳細な構成図であ
る。 また、第10図は第4図の実施例のテープアンローディン
グ状態での動作を説明する機構概念図、第11図は第4図
の実施例のテープローディング状態での動作を説明する
機構概念図、第12図は第10図のから第11図の状態に至る
テープローディングに係る動作フローチャート、第13図
は第11図から第10図の状態に至るテープアンローディン
グに係る動作フローチャート、第14図は機構概念図で使
用の記号の意味を示す図である。 図において、(1)はデッキベース、(2)回転磁気ド
ラム、(7),(8)はテープ引き出し部材、(13),
(14)はキャッチャー、(15),(16)は案内溝、(4
1),(42)はアーム、(47)は駆動ギヤ、(48)は駆
動部材、(49)は歯車部、(50)は支点、(54)はカム
溝、(55)はピン、(56),(76)はスライダ、(6
4),(65),(78),(79)は揺動部材、(70),(7
1)はバネ、(72),(73)は歯車、(74),(75)は
駆動アームである。 なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープカセットより磁気テープを引き出し
    て、上記テープカセットの外部に配置した回転磁気ドラ
    ムにローディグして走行させ、信号を記録又は再生する
    磁気記録再生装置において、 上記回転磁気ドラムを載置したデッキベースと、 上記デッキベースに回動自在に設けられた駆動ギヤと、 上記デッキベース上で上記駆動ギヤから所定長離れた位
    置に設けられた第1の支点を中心に回動自在に取り付け
    られ、上記第1の支点とは反対側外縁部に上記駆動ギヤ
    とかみ合う歯部を有し、かつ、中腹部にカム溝を有する
    揺動部材と、 上記カム溝に係合するピンが植設され、上記揺動部材の
    回動により上記デッキベースに設けられた第2の支点を
    中心に回動可能に設けられたスライダと、 歯部を有し、上記第2の支点を中心に回動可能に上記ス
    ライダに取り付けられた摺動部材と、 上記摺動部材の歯部とかみ合い、上記デッキベースに設
    けられた歯車と、 上記歯車と一体に回動する駆動アームと、 上記駆動アーム回動自在に連結されたアームと、 上記アームに回動自在に連結され、上記揺動部材の回動
    により上記磁気テープを上記回転磁気ドラムにローディ
    ングあるいはアンローディングする方向に駆動されるテ
    ープ引き出し部材と、 上記スライダと上記摺動部材の間に設けられ、上記テー
    プ引き出し部材をテープローディング方向に駆動する方
    向に付勢する弾性部材とを備えたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
JP63232918A 1988-03-15 1988-09-17 磁気記録再生装置 Expired - Lifetime JPH0719416B2 (ja)

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JP63232918A JPH0719416B2 (ja) 1988-09-17 1988-09-17 磁気記録再生装置
DE68927124T DE68927124T2 (de) 1988-03-15 1989-03-09 Magnetband Aufnahme- und Wiedergabegerät
EP89302329A EP0333378B1 (en) 1988-03-15 1989-03-09 Magnetic tape recording and playback device
DE68928698T DE68928698T2 (de) 1988-03-15 1989-03-09 Bandspannvorrichtung
EP94114278A EP0628961B1 (en) 1988-03-15 1989-03-09 A tape tensioning mechanism
CA000593558A CA1334216C (en) 1988-03-15 1989-03-13 Thin compact magnetic tape recording and playback device
AU31282/89A AU613160B2 (en) 1988-03-15 1989-03-14 Magnetic tape recording and playback device
US07/323,843 US5103356A (en) 1988-03-15 1989-03-15 Magnetic tape recording and playback device interconnected by conductor patterns formed on a circuit board

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