JP4700482B2 - 作業車 - Google Patents
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Description
特許文献1に示されるものは、ハンドル9及び主変速レバー13を設け、ハンドル9は、操向用のハンドルであって、回動自在なハンドル軸10の上端に設けられ、主変速レバー13は基部に二又部32を有し、二又部32は変速用の操作軸33及び支持部材34の上端にピン35,36により枢支され、操作軸33は、ハンドルポスト11に固定のボス部37により上下並びに回動自在に支持され、その上下動で選択動作、軸芯廻りの回動で変速動作を夫々行なうように構成されており、この動作の組み合わせで主変速装置を操作できるものである。
前記変速レバーを、前記操縦ハンドルを支持するハンドルポストから横側方に向けて延出した支持体の上部に、上下軸芯まわりでの揺動操作と横軸芯まわりでの揺動操作とを可能に支持し、かつ、前記車体外壁体及び運転パネルの内部に形成される前記ハンドルポストの横側方の空間に、前記変速レバーと前記走行用変速装置とを連動させる連動機構を、この連動機構の上部を前記変速レバーに連係するように配備し、前記支持体の上面側における前記変速レバーの基部と前記ハンドルポストとの間に後進検出スイッチを設け、かつ、前記変速レバーの基部に、この基部からハンドルポスト側に延出して前記後進検出スイッチに接触作用するスイッチ操作体を一体揺動自在に設けて、前記変速レバーによる車体の後進操作を検出する後進検出機構を構成し、前記変速レバーの操作経路を車体前後向きの2本の前後経路とそれらを連通する連通経路により構成し、前記2本の前後経路のうちの前記操縦ハンドルに近い側の前後経路に前記走行用変速装置が後進状態に操作される後進位置を設け、前記後進位置を備えた前後経路において前記変速レバーが前記横軸芯まわりで揺動操作される場合には、前記スイッチ操作体による前記後進検出スイッチの押圧操作が可能となるように前記スイッチ操作体が前記支持体の上面に沿って移動し、前記変速レバーが前記後進位置に操作されることによって前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチに押圧作用し、かつ、前記変速レバーが前記後進位置から移動操作されることによって前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチに対する押圧作用を解除し、さらに、前記後進位置を備えていない前後経路において前記変速レバーが前記横軸芯まわりで揺動操作される場合には、前記スイッチ操作体による前記後進検出スイッチの押圧操作が阻止されるように前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチの上方を移動するように、前記後進検出機構を構成してある。
図1に示すように、左右一対の操向操作及び駆動自在な前車輪1、左右一対の駆動自在な後車輪2、車体前端部に設けたエンジン3が装備された原動部4、車体後端部に設けた運転座席5が装備された運転部6、運転座席5の後側近くに設けた転倒保護枠7を備えた自走車体の車体フレームの後部を構成しているミッションケース8の上部に、左右一対のリフトアーム9をミッションケース内に位置する油圧シリンダ9c(図12参照)によって上下揺動操作自在に設け、前記ミッションケース8の下部に動力取り出し軸10を設けて、トラクタを構成してある。
前記連動ロッド76は、揺動リンク75及び変速アーム41aに球面利用の継ぎ手77を介して連結されており、変速操作部41が摺動操作された際、変速アーム41aが揺動リンク75に対して車体横方向に相対移動することを各継ぎ手77の屈折作用によって吸収されるようになっている。
すなわち、位置決めアーム62の作用部62aが一方の前後ガイド溝63の後端側に位置することによって変速レバー42を後進位置Rに位置決めする。位置決めアーム62の作用部62aが一方の前後ガイド溝63の前端側に位置することによって変速レバー42を前進2速位置F2に位置決めする。位置決めアーム62の作用部62aが他方の前後ガイド溝64の後端側に位置することによって変速レバー42を前進1速位置F1に位置決めする。位置決めアーム62の作用部62aが他方の前後ガイド溝64の前端側に位置することによって変速レバー42を前進3速位置F3に位置決めする。位置決めアーム62の作用部62aが切欠き67に位置することによって変速レバー42を中立位置Nに位置決めする。
レバーガイド50は、さらに、次の如く形成してある。ガイド盤部51の車体上方向き面51aが、後進位置R、前進2速位置F2、中立位置Nが位置する部分において、運転パネル20の前記スイッチ盤面22と平行又はほぼ平行になり、かつ、スイッチ盤面22と同一又はほぼ同一の平面上に位置した状態に形成してある。
すなわち、前記複数本の前後経路54,55のうちの車体内側に位置する前後経路54は、変速レバー42がレバー位置決め機構60の一方の前後向きガイド溝63に案内されて揺動操作される際、すなわち変速レバー42が前進2速位置F2と後進位置Rに切り換えるように軸芯Yまわりで揺動操作される際、変速レバー42の縦杆身部分42cが移動する操作経路を形成している。前記複数本の前後経路54,55のうちの車体外側に位置する前後経路55は、変速レバー41がレバー位置決め機構60の他方のガイド溝64に案内されて揺動操作される際、すなわち変速レバー42が前進1速位置F1と前進3速位置F3とに切り換えるように軸芯Xまわりで揺動操作される際、変速レバー42の前記縦杆身部分42cが移動する操作経路を形成している。前記連通経路56は、変速レバー42がレバー位置決め機構60の連通溝66に沿わせて揺動操作される際、すなわち変速レバー42が前記操作経路54と55の一方から他方に移動させるように軸芯Yまわりで揺動操作される際、変速レバー42の前記縦杆身部分42cが移動する操作経路を形成している。
そして、変速レバー42を軸芯Xまわりで操作経路54や55に沿わせて車体前後方向に揺動操作すると、この操作力が連動軸70、連動アーム72、連動ロッド73、揺動リンク74、揺動リンク75、連動ロッド76、変速アーム41aによって変速操作部41の他端側に伝達されてこの変速操作部41が回転し、走行用変速装置40は、選択したシフトギヤを摺動操作して所定の伝動ギヤ(図示せず)に係脱させる。
変速レバー42が後進位置Rから中立位置N、前進1速位置F1、前進2速位置F2、前進3速位置F3に移動操作されると、スイッチ操作体112の作用部112aが後進検出スイッチ111の感知部111aから外れてこの感知部111aに対する押圧操作を解除して後進検出スイッチ111がオフ操作される。すると、後進検出機構110は、自走車体の後進操作を検出しないように、かつ、検出信号を制御手段106に出力しないように非検出状態になる。
上記実施例の如く後進時にリフトアーム9の上昇操作をする制御に後進検出機構110を使用するように構成する他、後進時に後進警報ブザーや後進ランプなど各種の操作対象の機器や装置を作動や停止操作する制御に後進検出機構110を使用するように構成する場合にも、本発明は適用することができる。
13 ハンドルポスト
17 車体外壁体
20 運転パネル
40 走行用変速装置
42 変速レバー
42a 変速レバーの基部
42b 変速レバーの操作部
43 連結部材(変速レバーの基部)
44 支持体
54,55 前後経路
56 連通経路
60 レバー位置決め機構
61 位置決め体
62 位置決めアーム
63,64 ガイド溝
110 後進検出機構
111 後進検出スイッチ
112 スイッチ操作体
R 後進位置
X 上下軸芯
Y 横軸芯
Claims (4)
- 車体外壁体の上部に位置する運転パネルの上側に回転操作自在な操縦ハンドルを配備し、走行用変速装置を操作する変速レバーを、前記操縦ハンドルの横側方位置で揺動操作可能に設けた作業車であって、
前記変速レバーを、前記操縦ハンドルを支持するハンドルポストから横側方に向けて延出した支持体の上部に、上下軸芯まわりでの揺動操作と横軸芯まわりでの揺動操作とを可能に支持し、かつ、前記車体外壁体及び運転パネルの内部に形成される前記ハンドルポストの横側方の空間に、前記変速レバーと前記走行用変速装置とを連動させる連動機構を、この連動機構の上部を前記変速レバーに連係するように配備し、
前記支持体の上面側における前記変速レバーの基部と前記ハンドルポストとの間に後進検出スイッチを設け、かつ、前記変速レバーの基部に、この基部からハンドルポスト側に延出して前記後進検出スイッチに接触作用するスイッチ操作体を一体揺動自在に設けて、前記変速レバーによる車体の後進操作を検出する後進検出機構を構成し、
前記変速レバーの操作経路を車体前後向きの2本の前後経路とそれらを連通する連通経路により構成し、前記2本の前後経路のうちの前記操縦ハンドルに近い側の前後経路に前記走行用変速装置が後進状態に操作される後進位置を設け、
前記後進位置を備えた前後経路において前記変速レバーが前記横軸芯まわりで揺動操作される場合には、前記スイッチ操作体による前記後進検出スイッチの押圧操作が可能となるように前記スイッチ操作体が前記支持体の上面に沿って移動し、前記変速レバーが前記後進位置に操作されることによって前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチに押圧作用し、かつ、前記変速レバーが前記後進位置から移動操作されることによって前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチに対する押圧作用を解除し、さらに、前記後進位置を備えていない前後経路において前記変速レバーが前記横軸芯まわりで揺動操作される場合には、前記スイッチ操作体による前記後進検出スイッチの押圧操作が阻止されるように前記スイッチ操作体が前記後進検出スイッチの上方を移動するように、前記後進検出機構を構成してある作業車。 - 前記変速レバーの前記基部に設けた位置決めアームと、前記位置決めアームが移動自在に係入するガイド溝を備えた状態で固定された位置決め体とによって前記変速レバーの位置決めを行うレバー位置決め機構を設けてある請求項1記載の作業車。
- 前記変速レバーが車体横方向及び車体前後方向に揺動操作自在に支持され、
前記変速レバーの操作部を、この操作部の先端に手のひらを当てて操作しやすいように先太り形状にしてある請求項1又は2記載の作業車。 - 前記変速レバーが車体横方向での車体内方側に揺動付勢されている請求項3記載の作業車。
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