JP5319609B2 - 水田作業機の変速操作構造 - Google Patents
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Description
又、特許文献1には詳述されていないが、従来では、低速側の変速段から段々と高速側の変速段に切り換えても変速比が大きく変化しないように、各段毎の変速比の差が大きくならないように設定して、圃場での種々の作業状況に応じて適切に対応できるようになっていた。
前記走行変速状態と前記走行機体の車速との相関関係を示すグラフにおいて、横軸を前記走行変速状態とし、縦軸を前記走行機体の車速とし、中立状態における座標を原点とし、当該原点と前記高速前進変速状態における座標とを結んだ直線を想定した際に、前記低速前進変速状態における座標が前記直線よりも下方に位置し、且つ、前記中速前進変速状態における座標が前記直線よりも上方に位置することにより、前記走行変速装置が、前記高速前進変速状態における変速比と前記中速前進変速状態における変速比との差が前記中速前進変速状態における変速比と前記低速前進変速状態における変速比との差よりも小となるギア式変速装置にて構成され、
前記変速レバーが、前記高速前進変速状態に切り換える高速前進操作位置、前記中速前進変速状態に切り換える中速前進操作位置、前記低速前進変速状態に切り換える低速前進操作位置、前記後進走行状態に切り換える後進操作位置の夫々に切り換え操作自在に構成され、且つ、前記高速前進操作位置と前記後進操作位置とが、機体前後方向に沿う移動操作に伴って互いに切り換え操作可能な状態で対向する位置に設けられている点にある。
前記変速レバーが中立位置から右方向及び左方向のいずれか一方に揺動された状態において、前方向及び後方向のいずれか一方に操作されることにより前記高速用前進操作位置に切り換わり、前方向及び後方向のいずれか他方に操作されることにより前記後進操作位置に切り換わるように、前記変速レバーと前記走行変速装置とを連係する連係操作機構が備えられている点にある。
このように、変速レバーを前後方向に操作するだけの簡単な操作で、走行変速装置を高速前進変速状態と後進走行状態との間で変速状態の切り換えを行うことができる。
前記走行変速装置が、前記第1連係部材の操作により前記高速前進変速状態と前記後進走行状態とに切り換えられ、且つ、前記第2連係部材の操作により前記中速前進変速状態と前記低速前進変速状態とに切り換えられるように構成され、
前記連動操作部材が前記中立位置にあると、前記第1連係部材及び前記第2連係部材の機体前後方向の移動を規制する作用状態となり、前記連動操作部材が前記中立位置から右方向又は左方向に揺動されると、規制を解除して機体前後方向の移動を許容する非作用状態となるように切り換え自在な移動規制部材が備えられ、
前記第1連係部材と前記第2連係部材とが夫々、前記中立位置にある前記連動操作部材に対して機体前後方向に重複する形態で備えられている点にある。
前記連動操作部材を、前記左右移動経路に位置する状態において、手動操作にて付勢力に抗して前記左右移動経路での操作が可能な状態で、左右方向両側から前記中立位置に復帰すべく押圧付勢する中立付勢機構が備えられ、
前記連動操作部材が前記中立位置に復帰しているときは前記作用状態に切り換わり、前記中立付勢機構の付勢力に抗して前記連動操作部材が前記左右移動経路の左側端部位置又は右側端部位置に操作されると前記非作用状態に切り換わるように、前記中立付勢機構と前記移動規制部材とを連動させてある点にある。
後側に固定されて、運転座席11の下側にブロア14が備えられている。又、接地フロート9に作溝器15が備えられて、繰り出し部13と作溝器15とに亘って、ホース16が接続され、前述のような苗の植え付けに伴って、ホッパー12から肥料が所定量ずつ繰り出し部13によって繰り出され、ブロア14の送風により肥料がホース16を通って作溝器15に供給され、作溝器15を介して肥料が田面に供給されるように構成されている。
図3〜図5に示すように、エンジン19の動力が伝動ベルト70を介してミッションケース17Aの前部側横側に接続された変速装置用の伝動ケース17Bに備えられた駆動軸71に伝達され、この駆動軸71の動力が主クラッチ72を介して走行変速装置としてのギア式の主変速装置21に伝達され、主変速装置21にて変速された動力が副変速装置74を介して前輪1及び後輪2に伝達され、一方、主変速装置21にて変速された動力が株間走行変速装置50及び植付クラッチ57を介して苗植付装置5に伝達されるように構成されている。
操作部材92は、ミッションケース17にスライド自在に支持され、且つ、ボールデテント機構Bにより位置保持するように構成された操作ロッド94に一体的に備えられ、この操作ロッド94をスライド操作することにより前記3位置に切り換え自在に構成されている。又、第2シフトギア87を軸芯方向に移動操作させるための第2シフト操作部材93も、第1シフト操作部材92と同様に、ボールデテント機構Bにより位置保持するように構成された操作ロッド95に一体的に備えられ、この操作ロッド95をスライド操作することにより前記3位置に切り換え自在に構成されている。
前記各操作ロッド94,95は伝動ケース17Bの外方に突出する状態で備えられており、これらの操作ロッド94,95の操作構造については後述する。
そして、図3に示すように、シフトギア86が中立位置にあるときに、シフトギア86の被係合部kが変速出力軸75の軸芯と直交する方向視で前進第1速用の駆動ギア部79と重複する状態で配備されている。又、シフトギア87が中立位置にあるときに、シフトギア87の被係合部kが変速出力軸75の軸芯と直交する方向視で前進第3速用の駆動ギア部81と重複する状態で配備されている。
説明を加えると、図17に示すように、原点と前進第3速F3とを結ぶ直線L、言い換えると、変速比の差が一定になる状態で複数の変速段毎の変速比が設定される場合に比べて、前進第2速(F2)における変速比α2が大きめに設定され、前進第1速(F1)における変速比α1が小さめに設定される状態となっている。
図2及び図6に示すように、機体操縦部96の前部に立設されたハンドルポスト97における操縦ハンドル98の左側箇所に主変速装置21を操作するための変速レバー99がガイド孔152に沿って操作可能に備えられている。
この変速レバー99は、図16に示すように、主変速装置21を前進第1速に切り換える低速前進操作位置(以下、前進第1速位置(F1)という)、前進第2速に切り換える中速前進操作位置(以下、前進第2速位置(F2)という)、前進第3速に切り換える高速前進操作位置(以下、前進第3速位置(F3)という)の夫々に切り換え操作自在に構成され、且つ、主変速装置21を後進状態に切り換える後進操作位置(R)と前進第3速位置(F3)とが、機体前後方向に沿う移動操作に伴って互いに切り換え操作可能な状態で対向する位置に設けられている。
バー99の縦杆身部分99aは、開口部97Aに対する連通箇所から横外方上方に斜めに延出され、その延出端において屈曲させて後方上方に斜めに延出されている。変速レバー99の把持部99bは、操縦ハンドル98の外周端の近傍に側面視で操縦ハンドル98と重複する状態で配備されている。これにより、ハンドルポスト97の横側や後側に出っ張ったレバーガイド等を設けないでハンドルポスト97周辺をコンパクトに構成しながらも、変速レバー99の把持部99bを操縦ハンドル98の近傍の操作し易い位置に配備することができる。
図6に示すように、連係操作機構101は、ハンドルポスト97の内部における変速レバー99の基端側箇所に位置する状態で設けられている。そして、図10〜図12、図15に示すように、ハンドルポスト97の縦フレーム102から延設した枠体102Aに固定された側面視略U字状の支持部材100に、機体左右方向に沿って支持軸103が架設支持されている。この支持軸103に、変速レバー99を横軸芯X1周りで回動自在に支持するための第1ボス部材104が回動自在に支持され、この第1ボス部材104に一体的固定された連結具105の上端部に、変速レバー99を前後軸芯X2周りで回動自在に支持するための第2ボス部材106が連結されている。
第1連係部材109は、支持軸103に回動自在に支持するための枢支部109A、その枢支部109Aから一体的に下方に延び且つ略L字状に折り曲げ形成される係合作用部109B、及び、枢支部109Aから一体的に後方に延び且つ押し引きロッド111の一端側が枢支連結される操作部109Cを備えて構成されている。第2連係部材108も第1連係部材109と同様に、枢支部108A、係合作用部108B、及び、押し引きロッド110の一端側が枢支連結される操作部108Cを備えて構成されている。
そして、図13に示すように、第1連係部材109と第2連係部材108(具体的には、それらに一体的に溶接固定してある棒状部材121,122)が、中立位置にある連動操作部材107に対して機体前後方向(図13の紙面上下方向)に重複する形態で備えられている。
すなわち、図10に示すように、第1連係部材109の前方側箇所に支持部材100に支持される状態で後進状態検出センサSが備えられ、第1連係部材109が前方側に揺動操作されると、第1連係部材109が後進状態検出センサSに接触して、そのことが後進状態検出センサSにて検出されるように構成されている。このようにして、第1連係部材109を後進状態検出センサSの検出作用部材として兼用する構成としている。
図12、図13及び図15に示すように、支持部材100の左右両側の縦壁部100Bの外方側に、略コの字形のブラケット126が固定され、各ブラケット126に横方向の軸芯X3周りで揺動自在に揺動アーム127が夫々枢支連結されている。各揺動アーム127の下端部には、支持部材100の前後方向外方側にまで延び且つ前後中央部が連動操作部材107側に突出するように丸棒を略コの字状に折り曲げて形成された接当規制部材128が一体的に固定されており、左右両側の揺動アーム127における接当規制部材128の前後両側部同士にわたって、各接当規制部材128が互いに接近する方向に引っ張り付勢するコイルスプリング129が張設されている。
又、連動操作部材107を、中立位置から左方向あるいは左方向に移動すると、コイルスプリング129の付勢力により連動操作部材107を中立位置に復帰付勢されることになる。但し、コイルスプリング129の付勢力は、その付勢力に抗して変速レバー99を左右方向に手動操作することが可能な程度に小さめに設定されている。
図4に示すように、ミッションケース17Aに、変速上手側の伝動軸22がベアリング23を介して回転自在に支持され、主変速装置21の変速出力軸75と変速上手側の伝動軸22とがスプライン構造により接続されている。
変速上手側の伝動軸に低速ギヤ25及び高速ギヤ24が固定されており、変速下手側の伝動軸26に、シフトギヤ27がスプライン構造にて一体回転及びスライド自在に外嵌されている。シフトギヤ27をスライド操作して低速ギヤ25及び高速ギヤ24に咬合させることにより、変速上手側の伝動軸22の動力が高低2段に変速されて変速下手側の伝動軸26に伝達される。これにより、主変速装置21の出力を高低2段に変速自在な副変速装置74が構成されている。
尚、この副変速装置74は副変速装置用の切り換えレバー(図示せず)を操作することにより、高速と低速とに切り換え操作することができるように構成されている。
そして、操作ペダル132の回動支軸133と前記操作軸42とが図示しないリンク機構を介して連動連係され、操作ペダル132を踏み操作すると、主クラッチ72が切り状態に操作されるとともに、操作軸42が回転操作され、操作部材40がスライド操作されて、操作部材40が摩擦板39を押圧し、走行出力軸34に制動が掛かる。走行出力軸34に制動が掛けられると、デフ機構29及び伝動軸28を介して前輪1に制動が掛かり、走行出力軸34及び伝動軸38を介して後輪2に制動が掛かる。
図4に示すように、円筒状の上手側の伝動ギヤ43がワンウェイクラッチ44を介して変速上手側の伝動軸22に外嵌されており、ワンウェイクラッチ44により、変速出力軸75の前進の動力が上手側の伝動ギヤ43に伝達され、後進の動力が上手側の伝動ギヤ43に伝達されないように構成されている。
ヤ48のうちの一つを選択して選択動力出力軸47に連結及び連結解除自在な操作ロッド49が備えられている。
6枚の変速上手側伝動ギヤ46及び変速下手側伝動ギヤ48及び操作ロッド49等により、株間走行変速装置50が構成されており、操作ロッド49により6枚の変速下手側伝動ギヤ48のうちの一つを選択して選択動力出力軸47に連結することによって、変速出力軸75の前進用動力が6段に変速されて選択動力出力軸47に伝達されるように構成されている。
従って、伝動軸26の動力が、株間走行変速装置50、ベベルギヤ52,53、植付クラッチ57、出力軸51及び伝動軸58を介して苗植付装置5に伝達されるように構成されている。
図3及び図4に示すように、ミッションケース17Aに、逆転用中継軸76に一体回転自在な従動ギア138が備えられ、駆動軸71にはこの従動ギア138と咬み合う駆動ギア139が備えられている。又、逆転用中継軸76の横側に位置する状態でポンプ用出力軸140が備えられ、逆転用中継軸76とポンプ用出力軸140とが増速用ギア機構141を介して連動連結されている。
このようにして、エンジン19の動力が駆動軸71、逆転用中継軸76、増速用ギア機構141、ポンプ用出力軸140を介してポンプ駆動軸60に伝達され、エンジン19が作動している間は常に油圧ポンプ59が駆動されるように構成されている。
(1)上記実施形態では、変速レバー99が中立位置から左方向に揺動された状態において、前後方向に操作することにより高速用前進操作位置(F3)と後進操作位置(R)とに切り換わるように構成したが、このような構成に代えて、変速レバー99が中立位置から右方向に揺動された状態において、前後方向に操作することにより高速用前進操作位置(F3)と後進操作位置(R)とに切り換わるように構成してもよい。
にある連動操作部材107に対して機体前後方向に重複する形態で備えられる構成としたが、第1連係部材109と第2連係部材108とを夫々、中立位置にある連動操作部材107に対して機体前後方向に重複しない形態で備える構成としてもよい。
又、上記実施形態では、主変速装置21の変速操作が手動操作にて行われるものを示したが、変速レバー99の操作に基づいてアクチュエータ(図示せず)により変速操作する構成としてもよい。
5 作業装置
21 走行変速装置
92 第1シフト操作部材
93 第2シフト操作部材
99 変速レバー
100 支持部材
101 連係操作機構
107 連動操作部材
108 第2連係部材
109 第1連係部材
124 移動規制部材
125 中立付勢機構
A 走行機体
F1 低速前進操作位置
F2 中速前進操作位置
F3 高速前進操作位置
G レバー操作ガイド
H 制御手段
L1 左右移動経路
L2 左側前後移動経路
L3 右側前後移動経路
N 中立位置
R 後進操作位置
S 後進状態検出センサ
α1,α2,α3 変速比
Δαa,Δαb 変速比の差
Claims (5)
- 走行機体の走行変速状態を、高速前進変速状態、前記高速前進変速状態よりも低速の中速前進変速状態、前記中速前進変速状態よりも低速の低速前進変速状態、及び、後進走行状態の夫々に切り換え自在な走行変速装置と、前記高速前進変速状態、前記中速前進変速状態、前記低速前進変速状態、前記後進走行状態を指令する変速レバーとが備えられた水田作業機の変速操作構造であって、
前記走行変速状態と前記走行機体の車速との相関関係を示すグラフにおいて、横軸を前記走行変速状態とし、縦軸を前記走行機体の車速とし、中立状態における座標を原点とし、当該原点と前記高速前進変速状態における座標とを結んだ直線を想定した際に、前記低速前進変速状態における座標が前記直線よりも下方に位置し、且つ、前記中速前進変速状態における座標が前記直線よりも上方に位置することにより、前記走行変速装置が、前記高速前進変速状態における変速比と前記中速前進変速状態における変速比との差が前記中速前進変速状態における変速比と前記低速前進変速状態における変速比との差よりも小となるギア式変速装置にて構成され、
前記変速レバーが、前記高速前進変速状態に切り換える高速前進操作位置、前記中速前進変速状態に切り換える中速前進操作位置、前記低速前進変速状態に切り換える低速前進操作位置、前記後進走行状態に切り換える後進操作位置の夫々に切り換え操作自在に構成され、且つ、前記高速前進操作位置と前記後進操作位置とが、機体前後方向に沿う移動操作に伴って互いに切り換え操作可能な状態で対向する位置に設けられている水田作業機の変速操作構造。 - 前記変速レバーが、機体左右方向並びに機体前後方向の夫々に十字揺動操作自在に支持部材に支持され、
前記変速レバーが、中立位置から右方向及び左方向のいずれか一方に揺動された状態において、前方向及び後方向のいずれか一方に操作されることにより前記高速用前進操作位置に切り換わり、前方向及び後方向のいずれか他方に操作されることにより前記後進操作位置に切り換わるように、前記変速レバーと前記走行変速装置とを連係する連係操作機構が備えられている請求項1記載の水田作業機の変速操作構造。 - 前記連係操作機構が、変速操作用の第1シフト操作部材と連動連係される第1連係部材、及び、変速操作用の第2シフト操作部材と連動連係される第2連係部材を備えるとともに、前記変速レバーと一体的に機体左右方向並びに機体前後方向の夫々に揺動操作される連動操作部材が、中立位置から右方向及び左方向のいずれか一方に揺動された状態で機体前後方向に操作されることにより前記第1連係部材が連動操作され、且つ、前記連動操作部材が前記中立位置から右方向及び左方向のいずれか他方に揺動された状態で機体前後方向に操作されることにより前記第2連係部材が連動操作されるように構成され、
前記走行変速装置が、前記第1連係部材の操作により前記高速前進変速状態と前記後進走行状態とに切り換えられ、且つ、前記第2連係部材の操作により前記中速前進変速状態と前記低速前進変速状態とに切り換えられるように構成され、
前記連動操作部材が前記中立位置にあると、前記第1連係部材及び前記第2連係部材の機体前後方向の移動を規制する作用状態となり、前記連動操作部材が前記中立位置から右方向又は左方向に揺動されると、規制を解除して機体前後方向の移動を許容する非作用状態となるように切り換え自在な移動規制部材が備えられ、
前記第1連係部材と前記第2連係部材とが夫々、前記中立位置にある前記連動操作部材に対して機体前後方向に重複する形態で備えられている請求項2記載の水田作業機の変速操作構造。 - 前記連動操作部材の中立位置から機体左右方向の操作を許容する左右移動経路と、その左右移動経路の左側端部位置から機体前後方向の操作を許容する左側前後移動経路と、前記左右移動経路の右側端部位置から機体前後方向の操作を許容する右側前後移動経路とを備えるレバー操作ガイドが備えられ、
前記連動操作部材を、前記左右移動経路に位置する状態において、手動操作にて付勢力に抗して前記左右移動経路での操作が可能な状態で、左右方向両側から前記中立位置に復帰すべく押圧付勢する中立付勢機構が備えられ、
前記連動操作部材が前記中立位置に復帰しているときは前記作用状態に切り換わり、前記中立付勢機構の付勢力に抗して前記連動操作部材が前記左右移動経路の左側端部位置又は右側端部位置に操作されると前記非作用状態に切り換わるように、前記中立付勢機構と前記移動規制部材とを連動させてある請求項3記載の水田作業機の変速操作構造。 - 走行機体に対して昇降自在に作業装置が連結され、
前記作業装置を駆動昇降するアクチュエータと、前記走行変速装置が前記後進走行状態に切り換えられたことを検出する後進状態検出センサと、この後進状態検出センサにて前記後進走行状態が検出されると、前記作業装置を上昇させるように前記アクチュエータを作動させる制御手段とが備えられ、
前記後進状態検出センサが、前記連係操作機構における前記第1連係部材に対して検出作用することにより、前記走行変速装置が前記後進走行状態に切り換えられたことを検出するように構成されている請求項3又は4記載の水田作業機の変速操作構造。
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