JP4591676B2 - 動力車両 - Google Patents

動力車両 Download PDF

Info

Publication number
JP4591676B2
JP4591676B2 JP2004339323A JP2004339323A JP4591676B2 JP 4591676 B2 JP4591676 B2 JP 4591676B2 JP 2004339323 A JP2004339323 A JP 2004339323A JP 2004339323 A JP2004339323 A JP 2004339323A JP 4591676 B2 JP4591676 B2 JP 4591676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
transmission
shift
speed
speed change
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004339323A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006145008A (ja
Inventor
光彦 池田
仁志 上路
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP2004339323A priority Critical patent/JP4591676B2/ja
Publication of JP2006145008A publication Critical patent/JP2006145008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4591676B2 publication Critical patent/JP4591676B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

この発明は、トラクタや乗用芝刈機等の動力車両において、走行用の多段の変速位置を運転者の意志により、または走行状態に応じて自動的に変更する自動変速制御装置を備えた動力車両に関する。
エンジンの出力を変速装置を介して走行車輪に伝動するよう構成した動力車両において、手動で直進時又は旋回時に走行変速制御を行う手動変速制御装置と、アクセルペルの踏込み量などに応じて自動的に走行条件に合った変速制御を行う自動変速制御装置の両方を備えた動力車両が知られている。
下記特許文献には、アクセルペダルの踏込み量とエンジン回転数により変速装置を最適出力状態に自動的に変速する自動変速モードのいずれかを選択して出力する変速モード変更手段を備えた構成が開示されている。
特開2004−76873号公報
前記特許文献のアクセルペダルの踏み込み量とエンジン回転数により変速装置を最適出力状態に自動的に変速する自動変速モードは、変速段数が限られており、多種多様な状況に対応できなかった。
本発明の課題は、多種多様な状況に対応できる変速モードに変更できる変速制御装置を備えた動力車両を提供することである。
本発明の上記課題は、次の構成により解決される。
請求項1記載の発明は、エンジンと、該エンジン(2)で駆動される前後車輪(20,21)と、前記エンジンの回転数を踏み込み量により変更するアクセルペダルと、前記エンジン(2)の動力を油圧アクチュエータにより多段変速可能であって、前記アクセルペの踏み込み量に応じて変速位置を切り替え可能な変速装置43)と、該変速装置(43)と共に前記エンジン(2)の動力を油圧アクチュエータにより多段変速可能であって、前記変速装置(43)から伝達される動力を変速して前記前後車輪(20,21)に伝達する副変速装置(45)と、前記副変速装置(45)の変速位置を増速側と減速側に直線的に作動させて切り替えるための変速レバー(16)と、該変速レバー(16)の最も増速側の変速位置に、変速レバー(16)の基部を挟み付けると共に変速レバー(16)を最も増速側の変速位置に操作すると反力が生じるように設けられた板バネ(76)と、前記変速レバー(16)の位置を読み取るためのレバー位置センサ(65)と、前記変速装置43の変速位置の組合わせパターンを任意に設定可能であると共に路上走行用を含む複数の走行モードに設定可能な変速位置設定手段61と、該変速位置設定手段61により設定された変速位置に変速装置43を設定する機能と前記レバー位置センサ(65)で読み取った変速レバー(16)の変速位置に相当するアクチュエータの油圧バルブを作動させる機能と前記変速レバー(16)の最も増速側の変速位置で変速レバー(16)が1秒以上保持されたら前記路上走行用モードにする機能とを有する変速制御手段100)とを備えた動力車両である。
請求項1の発明によれば、路上を走行する路上走行時において変速位置設定手段61を用いてユーザが自分の運転技量などに合わせて自由に変速位置を選択設定できる。また、最も増速側の変速位置にするためには板バネ(76)の反力に打ち勝つように変速レバー(16)を倒すことでユーザは該レバー(16)を見なくても最も増速側の変速位置に該レバー(16)があることを確認できる。また、変速レバー(16)の最も増速側の変速位置で変速レバー(16)が1秒以上保持されたら路上走行用モードにすることで、単に変速レバー(16)を最も増速側の変速位置に入れただけでは受け付けないので、ユーザが変速位置を認識せずにレバー操作したとき不用意に路上走行用モードとなるトラブルを避けることができる。
請求項2記載の発明は、エンジンと、該エンジンで駆動される前後車輪20,21と、該エンジンの回転数を踏み込み量により変更するアクセルペダルと、該アクセルペの踏み込み量に応じて変速位置を切り替え可能な変速装置43とを備え付けた車体と、車体に牽引され、シリンダにより昇降可能な作業機とを備えた動力車両において、前記作業機(6)を上昇させた時にシリンダへ作用する圧力を検出する保持圧センサ(66)と、前後車輪(20,21)の回転数を検出する各回転センサ(67)と、前記作業機(6)を牽引する牽引装置の歪みセンサ(68)と、前記保持圧センサ(66)の検出値により作業機(6)の有無を判定し、後輪駆動車両における前後車輪(20,21)の各回転センサ(67)の検出値により後輪回転数が前輪回転数より大きいと悪路走行中であると判定し、牽引装置の歪みセンサ(68)の検出値により作業機(6)の軽重を判定して、前記アクセルペの踏み込み量に対応した変速装置43の変速位置を作業機の有無、作業機の軽重、及び車両の走行状態に応じて変更可能な変速制御手段100とを備えた動力車両である。
請求項2の発明によれば、舗装路での走行又は悪路での走行など路上走行状況、または車両に作業機などの重量物を取り付けている場合あるいは作業機を取り付けてない場合の牽引走行など、各種の作業走行状況に対応した変速シフトパターンを自動的にユーザが予め設定できる。そして、保持圧センサ(66)、前後輪の各回転センサ(67)及び牽引装置の歪みセンサ(68)などのセンサから車両の路上走行状況や作業走行状況に応じた条件を検出して走行モードを判定できる
請求項1の発明によれば、ユーザが自分の運転技量などに合わせて自由に変速位置を選択設定できるので、各ユーザに適した動力車両の走行安全性とスムーズな走行性が確保できる。また、最も増速側の変速位置にするためには板バネ(76)の反力に打ち勝つように変速レバー(16)を倒すことでユーザは該レバー(16)を見なくても最も増速側の変速位置に該レバー(16)があることを確認できる。更に、変速レバー(16)の最も増速側の変速位置で変速レバー(16)が1秒以上保持されたら路上走行用モードにすることで、ユーザが意識せずにレバー操作したとき不用意に路上走行用モードとなるトラブルを避けることができ、しかも変速レバー(16)を最も増速側に倒したときに路上走行用の変速位置とすることでシフト操作の簡素化を図ることができる。
請求項2の発明によれば、保持圧センサ(66)、前後輪の各回転センサ(67)及び牽引装置の歪みセンサ(68)などのセンサから走行モードを判定し、各種の路上走行状況と作業機を牽引しながら行う作業走行状況に対応した変速シフトパターンに自動的に変更できるので、動力車両の走行状況に応じたスムーズな走行性が確保できる。
本発明の実施の形態を図面と共に以下作業車両の一例である農業用トラクタ(以下、「トラクタ」という。)について説明する。
図1は本発明の一実施の形態のトラクタの側面図を示す。図2は図1のトラクタの変速装置の動力伝達線図である。
トラクタは車体1の前部にエンジン2を載置し、このエンジン2からクラッチハウジング(図示せず)、ミッションケース3等を一体的に連結して車体1の主枠としている。エンジン2の回転動力をミッションケース3内の変速装置にユニバーサルジョイントを介して伝達する。また、車体1の後部に昇降自在に作業機6を連結している。
フロア8の右側(以下、左、右側とは前進方向に向かっての側方をいい、ここでは前進方向に向かって右側をいう。)に設けられたアクセルペダル9の踏み込み量に応じてエンジン2のスロットルバルブの開度が変わり、変速装置へ入力される動力軸の回転数が増減する。
そしてボンネット15の左右両側には、ホイール式の左右一対の前輪21,21をセンターピボット(図示せず)を中心に対してローリング自在に設けている。また、フロア8の上方には、ステアリングハンドル11、操縦席12、クラッチペル14などが設けられ、操縦席12の側方には変速レバー16が設けられている。
ミッションケース3内には主・副変速装置が設けられ、この変速装置で最終的に減速された回転動力が左右一対の後輪20,20に伝達される。ミッションケース3の前部には前輪21,21を駆動するための前輪駆動軸22が軸支されている。
ミッションケース3の後上部には油圧シリンダケース25が取り付けられ、この油圧シリンダケース25の左右両側部にはリフトアーム26,26が回動自在に枢着されている。リフトアーム26、26とロワーリンク27,27との間にはリフトロッド28が設けられ、トップリンク23とロワーリンク27,27の後端にロータリなどの作業機6を連結し、リフトアーム26,26を回動させると作業機6が昇降するように構成している。
図2は、本発明に係る実施の形態の変速装置を有するトラクタの走行伝動系を表した線図である。エンジン2の回転動力は前記クラッチペダル14で操作する主クラッチ44に伝えられた後、機体の進行方向を前後方向に切換える前後進切替装置42と油圧アクチュエータ(図示せず)により多段変速が可能な主変速装置43と副変速装置45に順次伝達され、後輪デフ装置46と最終減速ギヤ機構47を介して後輪20,20を駆動するように構成している。また、前輪21,21へは後輪デフ装置46の伝動上手から動力を分岐させて前輪駆動系49を駆動する。
なお、前記主変速装置43は変速レバー16のクリップに設けたアップダウンスイッチで変速位置を1段ずつ切り替え、副変速装置45は変速レバー16のシフト操作で変速位置を適宜切り替える構成となっている。
前記主変速装置43と副変速装置45の変速位置は図3(a)に示す通りである。主変速段は1〜4段あり、また副変速段は低速段、中速段及び高速段があり、前記主変速段と副変速段の組み合わせで合計12段の変速位置を選択できる構成である。この合計12段の変速位置は圃場などでの作業走行時に選択可能な走行変速段である。
本実施例の自動変速制御装置は作業機6を牽引しながら圃場などを走行する作業走行時および路上を走行をする路上走行時においてユーザが自分の運転技量などに合わせて自由に変速位置を選択設定できることに特徴がある。
図4に上記変速制御装置の構成図を示す。コントローラ100には変速位置設定スイッチ61の他にアクセルペル回動角センサ(ポテンショメータ)62、エンジン回転センサ63、変速位置センサ64、レバー位置センサ65、作業機保持圧センサ66、前後輪回転センサ67、及びドラフトセンサ68などを備えている。
変速位置設定スイッチ61で選択された変速位置に関する信号とセンサ62〜68などからの信号がコントローラ100に入力されると、コントローラ100の指令により変速装置43内に設けられた複数の制御弁のソレノイド(図示せず)内の中で適切なソレノイドが作動して図5に示す表示パネル60(図1)の液晶モニタ71に設定された変速位置が表示される構成になっている。
従って、ユーザは液晶モニタ71を見ながら自由に適切な変速位置を選択設定できる。例えば図3(b)には3人のユーザがそれぞれの運転技量に合わせて路上走行時の変速位置を変速位置設定スイッチ61を操作して選択する一例を示す。
こうして、ユーザの任意の設定でそれぞれ変速シフトパターンを適切な状態に設定できる。しかも図6に示すようにユーザは、自分の設定した走行モードを液晶モニタ71で確認しながら変速位置を変えることができるので、各ユーザに適した動力車両の走行安全性とスムーズな走行性が確保できる。
また、前記ユーザが任意に設定した変速シフトパターンを図4の制御装置のイメージ図に示すように走行車両メーカ又は修理会社等のホストコンピュータ72で管理するシステムを採用することもできる。このときユーザは携帯電話などの通信手段でホストコンピュータ72と通信できると更に便利である。
ユーザが任意に変速シフトパターンを設定できることはユーザにとって使い易くなるが、自分の設定した走行モードを忘れることもあり、ユーザが設定した変速位置をメーカ等のホストコンピュータで管理できれば、走行車両メーカ又は修理会社等はユーザからの問い合わせやクレームにも迅速に対応できる。また前記メーカ等はユーザの好みの傾向をデータベース化できる利点もある。
さらに、路上走行時と作業走行時の変速シフトパターンを予め数種類設定しておき、状況をコントローラ100が自動的に判断し、変速シフトパターンを自動的に変更する構成を採用してもよい。このように数種類の変速シフトパターンを採用する理由は、路上走行といっても舗装路での走行又は悪路での走行など走行状況が様々であり、また、トラクタが作業機6などの重量物を取り付けている場合あるいは作業機6を取り付けてない場合の牽引走行など各種の作業走行状況があるためである。
すなわち、1つの変速シフトパターンでは上記全ての路上走行状況や作業走行状況でスムーズな変速が難しいので本実施例では図7に示すような各種の走行モードを各種センサの検出値に基づき予め設定できるようにしている。図7に示す通常の路上走行モードは速度を重視した走行モードであり、悪路走行モードは速度を抑えた安全走行が可能な走行モードあり、作業機装着走行モードは圃場でのあらゆる変速位置での走行ができる走行モードであり、重負荷走行モードは作業機6などを牽引する牽引力を重視した走行モードであり、また軽負荷走行モードは高速走行を重視した走行モードである。
図4には前記車両の路上走行状況や作業走行状況に応じた変速シフトパターンに切り換えるための機能も備えた制御装置の構成を示している。制御装置には前記車両の路上走行状況や作業走行状況に応じた条件を検出して前記走行モードを判定するためのセンサが設けられており、例えば作業機6を上昇させた時にシリンダへどれ位の圧がかかっているかを検出する保持圧センサ66、前後輪の各回転センサ67及び牽引装置の歪みセンサ68である。コントローラ100は前記作業機6の保持圧センサ66の検出値により作業機6の有無の判定を行い、後輪駆動車両における前輪と後輪の各回転センサ67の検出値により後輪回転数が前輪回転数より大きいと悪路走行中であると判定し、牽引装置の歪みセンサ68の検出値により作業機6の軽重が判定できる。
このように、図4に示す制御装置により車両の路上走行状況や作業走行状況に応じた変速シフトパターンに切り換えることで、よりスムーズな走行が可能となる。
また、前記主変速装置43及び副変速装置4を全てアクチュエータで操作する場合は、図8のように、変速レバー16を直線的に作動させて、該レバー16の位置をレバー位置センサ6で読み取り、該レバー16の変速位置に相当する油圧バルブ(図示せず)を作動する機構を採用する場合もある。
このような構成では図8に示すように、通常の変速シフトではレバーガイド74の中立位置(N)から12段まで変速レバー16を操作して変速段を決める。そして最も増速側に変速レバー16を倒す位置に該レバー16の基部を挟み付ける板バネ76を設けておく。そして、路上走行位置にするためには板バネ76の反力に打ち勝つように変速レバー16を倒すことでユーザは該レバー16を見なくても路上走行位置に該レバー16があることを確認できる。また、変速レバー16を最も増速側に倒した位置に入れるときには該レバー16の握り設けたスイッチ(図示せず)を押したままで倒されたときだけ路上走行位置に入ることができる構成にしてもよい。
さらに、図9に示すように変速レバー16を最も増速側に倒したときにレバーガイド74の突起74aを乗り越えることができると路上走行位置となる構成にしてもユーザは該レバー16を見なくても路上走行位置にレバー16があることを確認できる。
また、変速レバー16を最も増速側に倒しきった位置に板バネ76を設置しておき、ユーザが、その位置に該レバー16を1秒以上保持したら路上走行モードとなる構成にして、この場合には路上走行モードに入ったことが認識できるように音声を出す構成にしてもよい。その後、ユーザが変速レバー16から手を離すと該レバー16は路上走行位置に静止し、路上走行モードが継続する。もし作業モードに戻したいときは変速位置の変速位置12から1の範囲に変速レバー16を動かすことで変更される。
上記構成にすると、仮に作業モードにおいて単に変速レバー16を路上位置に入れただけでは受ないので、ユーザが変速位置を認識せずにレバー操作したとき不用意に路上走行モードとなるトラブルを避けることができる。
こうして、ユーザが意識せずにレバー操作したとき不用意に路上走行モードとなるトラブルを避けることができ、しかも変速レバー16を最も増速側に倒したときに路上走行用の変速位置とすることでシフト操作の簡素化を図ることができる。
なお、図8と図9に示す構成を採用する場合にも路上走行位置では、図7に示すように予め設定したモードに応じてアクセルペル9の踏み込み、即ちエンジン2の設定位置と同エンジン2の出力回転数に応じて自動変速する構成となっている。
この発明は、トラクタや乗用芝刈機等の動力車両において、走行用の多段の変速位置を運転者の意志により、または走行状態に応じて自動的に変更する自動変速制御装置を備えた動力車両に利用できる。
本発明の一実施例のトラクタの側面図である。 図1のトラクタの変速装置の動力伝達線図である。 図1のトラクタの作業モードと走行モードでの変速位置(図3(a))とユーザの設定した路上走行時の変速位置(図3(b))を示す構成図である。 図1のトラクタの変速制御装置の構成図である。 図1のトラクタの表示パネルを示す図である。 図5の表示パネルを用いて変速位置を設定する場合の画面の変化を示す図である。 図1のトラクタの路上走行時又は作業走行時の走行状況に応じた走行モードとその変速位置を示す構成図である。 本発明の一実施例のトラクタの変速レバーの作動を説明する図である。 本発明の一実施例のトラクタの変速レバーの作動を説明する図である。
符号の説明
1 車体 2 エンジン
3 ミッションケース 6 作業機
8 フロア 9 アクセルペダル
11 ステアリングハンドル 12 操縦席
14 クラッチぺダル 15 ボンネット
16 変速レバー
20 後輪 21 前輪
22 前輪駆動軸 23 トップリンク
25 油圧シリンダケース 26 リフトアーム
27 ロワーリンク 42 前後進切替装置
43 主変速装置 44 主クラッチ
45 副変速装置 46 後輪デフ装置
47 最終減速ギヤ機構 49 前輪駆動系
60 表示パネル 61 変速位置設定スイッチ
62 アクセルペル回動角センサ(ポテンショメータ)
63 エンジン回転センサ 64 変速位置センサ
65 レバー位置センサ 66 作業機保持圧センサ
67 前後輪回転センサ 68 ドラフトセンサ(歪みセンサ)
71 液晶モニタ 72 ホストコンピュータ
74 レバーガイド 74a 突起
76 板バネ 100 コントローラ

Claims (2)

  1. エンジンと、
    該エンジン(2)で駆動される前後車輪(20,21)と、
    前記エンジンの回転数を踏み込み量により変更するアクセルペダルと、
    前記アクセルペの踏み込み量に応じて変速位置を切り替え可能な変速装置43)と、
    該変速装置(43)と共に前記エンジン(2)の動力を油圧アクチュエータにより多段変速可能であって、前記変速装置(43)から伝達される動力を変速して前記前後車輪(20,21)に伝達する副変速装置(45)と、
    前記副変速装置(45)の変速位置を増速側と減速側に直線的に作動させて切り替えるための変速レバー(16)と、
    該変速レバー(16)の最も増速側の変速位置に、変速レバー(16)の基部を挟み付けると共に変速レバー(16)を最も増速側の変速位置に操作すると反力が生じるように設けられた板バネ(76)と、
    前記変速レバー(16)の位置を読み取るためのレバー位置センサ(65)と、
    前記変速装置43の変速位置の組合わせパターンを任意に設定可能であると共に路上走行用を含む複数の走行モードに設定可能な変速位置設定手段61と、
    該変速位置設定手段61により設定された変速位置に変速装置43を設定する機能と前記レバー位置センサ(65)で読み取った変速レバー(16)の変速位置に相当するアクチュエータの油圧バルブを作動させる機能と前記変速レバー(16)の最も増速側の変速位置で変速レバー(16)が1秒以上保持されたら前記路上走行用モードにする機能とを有する変速制御手段100)とを備えたことを特徴とする動力車両。
  2. エンジンと、該エンジンで駆動される前後車輪20,21と、該エンジンの回転数を踏み込み量により変更するアクセルペダルと、該アクセルペの踏み込み量に応じて変速位置を切り替え可能な変速装置43とを備え付けた車体と、車体に牽引され、シリンダにより昇降可能な作業機とを備えた動力車両において、
    前記作業機(6)を上昇させた時にシリンダへ作用する圧力を検出する保持圧センサ(66)と、
    前後車輪(20,21)の回転数を検出する各回転センサ(67)と、
    前記作業機(6)を牽引する牽引装置の歪みセンサ(68)と、
    前記保持圧センサ(66)の検出値により作業機(6)の有無を判定し、後輪駆動車両における前後車輪(20,21)の各回転センサ(67)の検出値により後輪回転数が前輪回転数より大きいと悪路走行中であると判定し、牽引装置の歪みセンサ(68)の検出値により作業機(6)の軽重を判定して、前記アクセルペの踏み込み量に対応した変速装置43の変速位置を作業機の有無、作業機の軽重、及び車両の走行状態に応じて変更可能な変速制御手段100とを備えたことを特徴とする動力車両。
JP2004339323A 2004-11-24 2004-11-24 動力車両 Expired - Fee Related JP4591676B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004339323A JP4591676B2 (ja) 2004-11-24 2004-11-24 動力車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004339323A JP4591676B2 (ja) 2004-11-24 2004-11-24 動力車両

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007197647A Division JP4849032B2 (ja) 2007-07-30 2007-07-30 動力車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006145008A JP2006145008A (ja) 2006-06-08
JP4591676B2 true JP4591676B2 (ja) 2010-12-01

Family

ID=36624920

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004339323A Expired - Fee Related JP4591676B2 (ja) 2004-11-24 2004-11-24 動力車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4591676B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5076711B2 (ja) * 2007-07-31 2012-11-21 井関農機株式会社 作業車両の走行変速装置
JP6879248B2 (ja) * 2018-03-29 2021-06-02 井関農機株式会社 作業車両

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350032A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタにおける変速操作装置
JPH0842679A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 建設車両の変速装置
JPH09303538A (ja) * 1996-05-20 1997-11-25 Aqueous Res:Kk 無段変速装置
JPH10138795A (ja) * 1996-11-08 1998-05-26 J K C Toratsuku Brake Syst:Kk トラクタ・トレーラの変速シフト位置表示装置
JP2000326740A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Kubota Corp 農用トラクタの走行変速装置
JP2002168339A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Toyota Motor Corp 変速機の制御装置
JP2004076873A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Iseki & Co Ltd 動力車両の自動変速制御装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0350032A (ja) * 1989-07-17 1991-03-04 Mitsubishi Agricult Mach Co Ltd トラクタにおける変速操作装置
JPH0842679A (ja) * 1994-07-29 1996-02-16 Kawasaki Heavy Ind Ltd 建設車両の変速装置
JPH09303538A (ja) * 1996-05-20 1997-11-25 Aqueous Res:Kk 無段変速装置
JPH10138795A (ja) * 1996-11-08 1998-05-26 J K C Toratsuku Brake Syst:Kk トラクタ・トレーラの変速シフト位置表示装置
JP2000326740A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Kubota Corp 農用トラクタの走行変速装置
JP2002168339A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Toyota Motor Corp 変速機の制御装置
JP2004076873A (ja) * 2002-08-20 2004-03-11 Iseki & Co Ltd 動力車両の自動変速制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006145008A (ja) 2006-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4950737B2 (ja) 農作業用トラクタ
JP4967367B2 (ja) 走行車両
JP4849032B2 (ja) 動力車両
JP4858515B2 (ja) 作業車両
JP4653725B2 (ja) 作業車
JP2009040409A5 (ja)
JP4655468B2 (ja) 農業用トラクタ
JP4591676B2 (ja) 動力車両
JP4300723B2 (ja) トラクタ
JP2005130798A5 (ja)
JP4479325B2 (ja) トラクタのpto制御装置
JP2010029192A (ja) 農業用トラクタ
JP2013014150A (ja) 作業車両
JP5313975B2 (ja) 切換操作装置
JP3891171B2 (ja) 動力車両の変速制御装置
JP3623133B2 (ja) トラクタの走行変速装置
JP4245280B2 (ja) 油圧駆動車両の変速装置
JP4084482B2 (ja) トラクタのトランスミッション
JP3389069B2 (ja) 農作業車
JP2014141224A (ja) 走行車両
JP2007143509A (ja) トラクタ
JP3623132B2 (ja) トラクタの走行変速装置
JP4656173B2 (ja) 農業用トラクタ
JP4101040B2 (ja) 作業機の変速操作構造
JP4729972B2 (ja) 作業車両の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100304

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130924

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4591676

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees