JPH0350032A - トラクタにおける変速操作装置 - Google Patents

トラクタにおける変速操作装置

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JPH0350032A
JPH0350032A JP18520889A JP18520889A JPH0350032A JP H0350032 A JPH0350032 A JP H0350032A JP 18520889 A JP18520889 A JP 18520889A JP 18520889 A JP18520889 A JP 18520889A JP H0350032 A JPH0350032 A JP H0350032A
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JP
Japan
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gear
shaft
work
tractor
speed
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JP18520889A
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English (en)
Inventor
Hideya Eda
江田 秀弥
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0350032A publication Critical patent/JPH0350032A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、トラクタにおける変速操作装置に係り、詳し
くは主変速部及び副変速部にソレノイドバルブにて作動
する油圧クラッチを有するパワーシフト変速装置を備え
る変速操作装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、トラクタの変速操作装置は、パワーシフト変速装
置の油圧クラッチを作動するソレノイドバルブを、主変
速部及び副変速部にそれぞれ設けた操作レバーにて制御
している。また、主変速部及び副変速部のそれぞれソレ
ノイドバルブを1本の操作レバーにて制御するものもあ
る。
(ハ)発明が解決しようとする課題 ところで、上述した主変速部及び副変速部のソレノイド
バルブをそれぞれ別々の操作レバーにて1IiIJ御す
る変速操作装置は、変速する際、オペレータが、主変速
部及び副変速部のそれぞれの変速段の組み合わせを考慮
しながら、作業の種類に応じた速度を得られる変速段と
なるように、それぞれの操作レバーを操作しなければな
らず、操作が煩雑となり、オペレータの負担が増大して
、作業能率の低下を招く等の不具合がある。
また、1本の操作レバーにてソレノイドバルブを制御す
る変速操作装置であっても、オペレータは、作業の種類
に応じた速度を得られる変速段を選択して操作レバーを
操作しなければならず、オペレータの負担が増大して、
作業能率の低下を招く虞れがある。
そこで、本発明は、表示部に対応したスイッチ部材から
の信号に基づき、各作業に対応した変速段になるように
ソレノイドバルブを切換え、もりて上述課題を解消した
トラクタにおける変速操作装置を提供することを目的と
するものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例え
ば第1図、第4図及び第5図を参照して示すと、運転席
(2)を有する走行機体(3)に、主変速部(5)及び
副変速部(6)を配置し、該主変速部(5)及び副変速
部(6)にそれぞれ油圧クラッチ(CI)、(cd、(
as)(C4)、(C工) 、(CM )   (CL
 )(cR)をソレノイドバルブ(31)、(Ss)(
S3)、(84)、(Ss)にて作動して変速するパワ
ーシフト変速装置(7)を備えてなるトラクタ(1)に
おいて、前記運転席(2)に配置され、各種作業に対応
する複数の表示部(9)(10)、(11)、(12)
、(13)(15)、(16)、(17)及びこれら表
示部に対応する複数のスイッチ部材(SWI)、(SW
2)   (SW3)、(SW4)、(SW5)。
(SW6)、(SW7)、(SW8)を有する操作パネ
ル(19)と、前記作業に対応したスイッチ部材からの
信号に基づき、前記ソレノイドバルブを、前記パワーシ
フト変速装置(7)が前記作業に対応した変速段になる
ように切換える制御手段(20)と、を備えてなること
を特徴とする。
(ネ)作用 以上構成に基づき、トラクタ(1)は、パワーシフト変
速装置(7)の主変速部(5)及び副変速部(6)の油
圧クラッチ(C,1)、(cz)。
(Cs)、(C4)、(CI)、(C,)、(Ct、)
、  (clI)を、ソレノイドバルブ(St)。
(1)、(83)、(34)、(Ss)にて適宜作動し
て変速しながら走行する。
そして、各種作業に応じて、トラクタ(1)の走行速度
を変え 際、オペレータが、操作パネル(19)におい
て、行う作業に対応した表示部を選択すると、該表示部
に対応したスイッチ部材からの信号が制御手段(20)
に向けて出力する。
更に、該信号に基づき、前記制御手段(20)が前記ソ
レノイドバルブを、前記パワーシフト変速装置(7)が
前記作業に対応した変速段になるように切換え、これに
よりトラクタ(1)は、前記作業に応じた速度で走行す
る。
なお、カッコ内の符号は、図面を参照するためのもので
あるが、何等構成を限定するものではない。
(へ)実施例 以下、図面に沿って、本発明の実施例について説明する
トラクタ1は、第5図に示すように、前輪30及び後輪
31により支持されている走行機体3を有しており、該
走行機体3の前方部にはエンジン(図示しない)が搭載
されていると共に、その後方部には運転席2が配設され
ている。更に、該運転席2には運転シート33が設置さ
れており、かつ該運転シート33の左方に配設されたサ
イドプレート35には操作パネル19が配設されている
また、操作パネル19は、第1図(a) 、 (b)に
示すように、各種作業に対応する8個の表示部9.10
,11,12,13,15,16,17.19及び該表
示部に対応する8個のタッチ式%式% 該操作パネル19の下方にはマイクロコンピュータ(以
下マイコンという)36が配設されている。該マイコン
36には制御手段20が設けられており、該制御手段2
0は、変速にあたり、行なう作業を選択して該当する表
示部に触れ、該表示部に対応するタッチ式スイッチが信
号を出力した際、該信号に基づき、前記選択した作業に
適する速度領域における最低速度(以下標準速度という
)を得られる変速段に変速すべく、対応するソレノイド
バルブを切換えるように構成されている。そして、上述
した表示部9,10,11,12.13,15,16,
17.19及びタッチ式%式% 5、SW6.SW7.SW8を有する操作パネル19並
びに制御手段20を有するマイコン36にて変速操作装
置8を構成している。
一方、トラクタのパワーシフト変速装置7は、第4図に
示すように、入力部37、主変速部5、副変速部6及び
出力部39を備えている。
入力部37には、PTO駆動用スリーブ軸40を被嵌し
て回転自在に支持した入力軸41が配設されており、該
入力軸41は、その一端をメインクラッチ42を介在し
てエンジン(図示しない)に連結すると共に、その他端
に固定されたギヤ43が、中間軸45に固定されたギヤ
46と噛合している。そして、該ギヤ46は、後述する
スリーブ軸47のギヤ49と噛合しており、入力軸41
の回転をスリーブ軸47に伝達している。
主変速部5には、PTO駆動軸50に被嵌して回転自在
に支持されたスリーブ軸47、油圧クラッチCI、 C
*を備えた第1主変速軸51及び油圧クラッチC,,C
,を備えた第2主変速軸52が配設されている。そして
、前記スリーブ軸47には、ギヤ53,55,56.5
7がそれぞれスプライン結合されており、かつ遊転ギヤ
59が回転自在に支持されている。前記ギヤ53は、前
記第1主変速軸5工に回転自在に支持された変速ギヤ6
0と噛合しており、該変速ギヤ60と前記第1主変速軸
51との間には油圧クラッチC3を介在している。また
、前記ギヤ55は、前記第1主変速軸51に回転自在に
支持された変速ギヤ61と噛合しており、該変速ギヤ6
1と前記第1主変速軸51との間には油圧クラッチC2
を介在している。更に、前記ギヤ56は、前記第2主変
速軸52に回転自在に支持された変速ギヤ62と噛合し
ており、該変速ギヤ62と前記第2主変速軸52との間
には油圧クラッチC1を介在している。
また、前記ギヤ57は、前記第2主変速軸52に回転自
在に支持された変速ギヤ63と噛合しており、該変速ギ
ヤ63と前記第2主変速軸52との間には油圧クラッチ
C4を介在している。また、前記遊転ギヤ59は、前記
第1主変速軸51に固定されたギヤ65と噛合すると共
に、前記第2主変速軸52に固定されたギヤ66と噛合
しており、前記油圧クラッチC1またはC2が係合した
際、第1主変速軸51の回転を第2主変速軸52に伝達
し得る。また、該第2主変速軸52は、その一端に入力
ギヤを兼ねた変速ギヤ67を固定すると共に、後述する
第1副変速軸69に回転自在に嵌合している。
一方、副変速部6には、スリーブ状のカウンタ軸70、
油圧クラッチCM、CLを備えた第1副変速軸69及び
油圧クラッチCI(、Cいを備えた第2副変速軸71が
配設されている。そして、前記カウンタ軸70は、PT
O駆動軸50に被嵌して回転自在に支持されており、か
つ該カウンタ軸70の図中右側端部には、ニュートラル
ブレーキ72が配設されると共に、それぞれギヤ73.
75がスプライン結合されている。該ギヤ73は、前記
第2主変速軸52の変速ギヤ67に噛合して前記主変速
部5からの回転をカウンタ軸70に伝達すると共に、第
2副変速軸71に回転自在に支持された変速ギヤ76と
噛合しており、該変速ギヤ76と前記第2副変速軸71
との間には油圧クラッチC,を介在している。また、前
記ギヤ75は、前記第1副変速軸69に回転自在に支持
された変速ギヤ77に噛合すると共に、パックアイドラ
ーギヤ79を介して、前記第2副変速軸71に回転自在
に支持された後進変速ギヤ80に噛合している。そして
、前記変速ギヤ77と第1副変速軸69との間には油圧
クラッチCLが介在されており、また前記後進変速ギヤ
80と第2副変速軸71との間には油圧クラッチCRが
介在されている。更に、前記第2主変速軸52に固定さ
れた変速ギヤ67と第1副変速軸69との間には、油圧
クラッチCMが介在されている。また、前記第1副変速
軸69の図中右側端部には、出力部軸78がスプライン
継手84を介して連結されており、該出力部軸78には
ギヤ81が固定され、かつ該ギヤ81は後述するスリー
ブ軸82の一端に固定された減速ギヤ83に噛合してい
る。
また、出力部39には、出力部軸78、PTO駆動軸5
0に被嵌して回転自在に支持されたスリーブ軸82、前
記第2副変速軸71にスプライン継手85により連結さ
れたピニオン軸86及び後輪差動装置87が配設されて
いる。そして、スリーブ軸82には、その両端にそれぞ
れ減速ギヤ83及び減速ギヤ89がスプライン結合され
ており、かつその略々中央に変速ギヤ88がスプライン
結合されている。前記減速ギヤ83は、前記出力部軸7
8のギヤ81と噛合しており、また前記減速ギヤ89は
、前記出力部軸78に被嵌して回転自在に支持されたギ
ヤ91、前輪駆動軸92に回転自在に支持された変速ギ
ヤ94及び前輪駆動用クラッチ90を介して、前輪駆動
軸92に連繋・連動し得るように構成されている。また
、前記変速ギヤ88は、ピニオン軸86に固定されたギ
ヤ97に噛合している。
なお、PTO駆動軸50は、その一端をPTOクラッチ
93を介在して前記入力軸41に連結し得、かつその他
端にはPTO変速部95を介してPTO軸96を連結し
ている。
また、第2図及び第3図に沿って、前記パワーシフト変
速装置7の油圧回路U及び各要素の作動による変速作動
について説明する。
油圧回路Uは、油圧ポンプP、2位置切換えバルブ10
0,101、ソレノイドバルブS8S 2 、 S 3
. S 4 、 S a、4位置切換えバルブ103.
105,108及びモジュレータバルブ107を有して
おり、かつ油路a、bを介して圧送される油圧によりそ
れぞれ作動する主変速部5の油圧クラッチCt 、 C
* 、油路c、dを介して圧送される油圧によりそれぞ
れ作動する主変速部5の油圧クラッチC3,C4,油路
e、fを介して圧送される油圧によりそれぞれ作動する
副変速部6の油圧クラッチC□、CR1油路g、hを介
して圧送される油圧によりそれぞれ作動する副変速部6
の油圧クラッチC工、CLを有している。また、前記モ
ジュレータバルブ107は、前記各油圧クラッチを滑ら
かに接続するために昇圧油路Aの圧力を徐々に上昇させ
るものであり、また2位置切換え弁100は、モジュレ
ータバルブ107により昇圧油路Aが所定油圧になった
際切換わり、該昇圧油路Aの全油圧を前記油圧クラッチ
側に送るようになっている。
そして、前進1速状態(Fl)では、前記ソレノイドバ
ルブS5のソレノイドが消磁され、従って油路りを介し
て作用する油圧により副変速部6の油圧クラッチCLが
係合し、かつ油路aを介して作用する油圧により主変速
部5の油圧クラッチC,が係合する。
また、前進2速状態(F2)では、ソレノイドバルブS
1のソレノイドのみが励磁され、従って油路jを介して
切換え弁101に油圧が作用し、これにより該切換え弁
101が切換えられ、油路すを介して主変速部5の油圧
クラッチC3が係合し、また油路りを介して作用する油
圧により副変速部6の油圧クラッチCLが係合する。
以下同様にして、第3図に示す作動衣のように各ソレノ
イドが励磁又は消磁され、これに基づきそれぞれ前進1
速(Fl)から12速(Fl2) 及び後進1速(R1
)から後進4速(R4)が得られる。
本実施例は、以上のような構成よりなるのて、例えばロ
ータリ作業を行なう際、オペレータがl・ラクタ1の走
行速度をロータリ作業の標準速度とすべく、操作パネル
19において表示部12に触れると、該表示部12に対
応するタッチ式スイッチSW4が作動して信号を出力し
、該信号がマイコン36の制御手段20に入力する。そ
して、該信号に基づき制御手段2oから信号が出力し、
ソレノイドバルブS、のソレノイドを励磁し、油路dを
介して主変速部5の油圧クラッチC4が係合すると共に
、ソレノイドバルブS3.S4S、を消磁し、従って油
路りを介して副変速部6の油圧クラッチCt、が係合す
る。この状態にあっては、入力軸41の回転がギヤ43
,46.49を介してスリーブ軸47に伝達され、更に
該スリーブ軸47のギヤ57から変速ギヤ63及び油圧
クラッチC4を介して第2主変速軸52に伝達される。
そして、該第2主変速軸52の回転は、変速ギヤ67か
らギヤ73を介してカウンタ軸70に伝達され、該カウ
ンタ軸70からギヤ75、変速ギヤ77及び油圧クラッ
チCLを介して第1副変速軸69に伝達される。更に、
該第1副変速軸69の回転は、出力部軸78からギヤ8
1.83を介してスリーブ軸82に伝達され、かつ該ス
リーブ軸82から減速ギヤ88、ギヤ97及びピニオン
軸86を介して後輪差動装置87に伝達されると共に、
減速ギヤ89、変速ギヤ94及び前輪駆動用クラッチ9
0を介して前輪駆動軸92に伝達され、従って前進4速
回転(主変速部4速・副変速部低速L)が得られる。こ
れにより、トラクタ1はロータリ作業に適する速度領域
における最低速度で走行する。
また、前述したロータリ作業中に、ロータリ作業に適す
る速度領域内で例えば増速する際、オペレータは、操作
パネル19の表示部15に触れる。すると、該表示部1
5に対応するタッチ式スイッチSW6が作動して信号を
出力し、該信号がマイコン36の制御手段20に入力す
る。そして、該信号に基づき制御手段20から信号が出
力して、ソレノイドバルブS * 、 S 4の各ソレ
ノイドが励磁し、油路gを介して副変速部6の油圧クラ
ッチC2が係合すると共に、油路aを介して主変速部5
の油圧クラッチCIが係合する。この状態にあっては、
入力軸41の回転がギヤ43,46.49を介してスリ
ーブ軸47に伝達され、更に該スリーブ軸47のギヤ5
3から変速ギヤ60、油圧クラッチCI、第1主変速軸
51、ギヤ65、遊転ギヤ59及びギヤ66を介して第
2主変速軸52に伝達される。そして、該第2主変速軸
52の回転は、変速ギヤ67から油圧クラッチCMを介
して第1副変速軸69に伝達される。更に、該第1副変
速軸69の回転は、出力部軸78からギヤ81.83を
介してスリーブ軸82に伝達され、該スリーブ軸82か
ら減速ギヤ88、ギヤ97及びピニオン軸86を介して
後輪差動装置87に伝達されると共に、減速ギヤ89、
ギヤ91、変速ギヤ94及び前輪駆動用クラッチ90を
介して前輪駆動軸92に伝達され、従って前進5速回転
(主変速部1速・副変速部中速M)が得られる。これに
より、トラクタ1はロータリ作業に適する速度領域にお
いて、標準速度より高い速度で走行する。
更に、例えばトラクタ1を停止する際、オペレータは、
操作パネル19の表示部17に触れる。
すると、該表示部17に対応するタッチ式スイッチSW
8が作動して信号を出力し、該信号がマイコン36の制
御手段20に入力する。そして、該信号に基づき制御手
段20から信号が出力して、ソレノイドバルブSllの
ソレノイドが励磁し、ニュートラルブレーキ72が作動
する。
なお、本実施例では、制御手段20が、変速にあたり、
選択した作業に適する速度領域における最低速度を標準
速度として設定し、該標準速度な得られる変速段に変速
すべく、ソレノイドバルブを切換えるように構成したも
のについて説明したが、これに限らず、選択した作業に
適する速度領域における中間速度あるいは最高速度を標
準速度として設定し、該標準速度を得られる変速段に変
速すべく、ソレノイドバルブを切換えるように構成して
もよいことは勿論である。
ついで、第6図(a) 、 (b)及び第7図に沿って
、本発明に係る他の実施例について説明する。
なお、第1図ないし第5図のものと同一部分については
同一符号を付して説明を省略する。
トラクタ1′の運転席2には、第7図に示すように、運
転シート33が設置されており、該運転シート33の左
方に配設された。サイドプレート35には操作パネル1
9′が配設されている。更に、前記運転席2のデツキ部
110にはフットアクセルペダル111及びブレーキペ
ダル112が配設されており、かつフットアクセルペダ
ル111及びブレーキペダル112には、それぞれのペ
ダル111,112の踏み始めの遊び領域においてオン
・オフし得るように構成されたスイッチ113,115
が設けられている。
また、操作パネル19′は、第6図(a) 、 (b)
に示すように、各種作業に対応する6個の表示部9.1
0,11,12,13.17及び該表示部に対応する6
個のタッチ式スイッチSWI、SW2、SW3.SW4
.SW5.SW8を有しており、かつ該操作パネル19
′の下方にはマイコン36が配設されている。そして、
該マイコン36には制御手段21が設けられており、該
制御手段21は、変速にあたり、行う作業を選択して、
該作業に該当する表示部に触れ、該表示部に対応するタ
ッチ式スイッチが信号を出力した際、該信号に基づき、
前記選択した作業の標準速度となる変速段に変速すべく
、対応するソレノイドバルブを切換えると共に、スイッ
チ113,115からの信号に基づき選択した作業に適
する速度領域において、増減すべく、ソレノイドバルブ
を切換えるように構成されている。
本実施例は、以上のような構成よりなるので、オペレー
タが、例えば操作パネル19′の表示部12に触れてロ
ータリ作業を選択し、これに基づきトラクタ1が前進4
速(主変速部4速・副変速部低速L)でロータリ作業を
行いながら走行している際、オペレータがフットアクセ
ルペダル111をその遊び領域内で踏み込み操作すると
、該操作に基づきスイッチ113が作動して信号を出力
し、該信号がマイコン36の制御手段21に入力する。
そして、該信号に基づき制御手段21から信号が出力し
・て、ソレノイドバルブS、、S、のソレノイドを励磁
し、これに基づきパワーシフト変速装置7は前進5速(
主変速部1速・副変速部中速M)に増速される。
また、上述したように、トラクタ1が前進5速でロータ
リ作業を行いながら走行している際、オペレータがブレ
ーキペダル112をその遊び領域内で踏み込み操作する
と、該操作に基づきスイッチ115が作動して信号を出
力し、該信号がマイコン36の制御手段21に入力する
。そして、該信号に基づき制御手段21から信号が出力
して、ソレノイドバルブS2のソレノイドを励磁すると
共に、ソレノイドバルブS、、S、のソレノイドを消磁
し、これに基づきパワーシフト変速装置7は再び前進4
速に減速される。
なお、本実施例では、フットアクセルペダル111及び
ブレーキペダル112にそれぞれ設けられたスイッチ1
13,115が、それぞれのペダルの遊び領域において
のみ作動するものについて説明したが、これに隔らず、
フットアクセルペダル111及びブレーキペダル112
のそれぞれ全ストロークにおいてスイッチ113,11
5が作動するように構成してもよいことは勿論である。
また、第8図及び第9図に示すように、トラクタ1の操
向装置117に、ロータリ作業における自動耕深制御中
に旋回する際の前輪倍速用として設けられた前輪操舵角
検出センサスイッチ118を、トラクタ旋回時における
ロータリ装置119の自動昇降のためのスイッチとして
兼用するように構成してもよい、これによると、ブレー
キペダルにスイッチを設ける等、ロータリ装置自動昇降
用として別にスイッチを設ける必要がなく、部品点数の
削減及びコスト低減を図ることができ、かつ旋回時に自
動昇降する作業機をロータリ装置119のみに限定する
ことができ、誤動作を防止して安全性を向上することが
できる。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、表示部(9)、(
10)、(11)、(12)、(13)、(15)、(
le)、(17)に対応するスイッチ部材(SWI)、
(SW2)、(SW3)、(SW4)、(SW5)、(
SW6)(SW7)、(SW8)からの信号に基づき、
制御手段(20)にてソレノイドバルブ(S□)(32
)、(Sat)、(S4)、(ss)を切換えるように
構成したので、オペレータは、主変速部(5)及び副変
速部(6)における変速段の組合せ等を考慮することな
く、容易に、かつ迅速に作業に対応した変速段に切換え
ることができ、従って変速時の操作の煩雑さを解消する
ことができ、これによりオペレータの負担を軽減して作
業能率を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a) 、 (b)は、本発明に係る変速操作装
置を示す図、第2図はパワーシフト変速装置の油圧回路
を示す図、第3図はその各ボジシミンにおける各要素の
作動を示す図、第4図はパワーシフト変速装置の概略図
、第5図は本発明を適用し得るトラクタを示す斜視図で
ある。また、第6図(a) 、 (b)は本発明の他の
実施例に係る変速操作装置を示す図、第7図は他の実施
例を適用し得るトラクタを示す平面図である。そして、
第8図はトラクタの操向装置を示す平面図、第9図は機
体後方に作業機を支持したトラクタを示す全体側面図で
ある。 1・・・トラクタ   2・・・運転席   3・・・
走行機体   5・・・主変速部   6・・・副変速
部、7・・・パワーシフト変速装置   9,10,1
1.12,13,15,16.17・・・表示部、19
・・・操作パネル   20・・・制御手段C,,C,
、C3、C4、C,、C,、CL 。 C11・・・油圧クラッチ   S t 、 S * 
、 S x *S 4. S s・・・ソレノイドバル
ブ   SWl。 SW2.SW3.SW4.SW5.SW6.SW7.S
W8・・・スイッチ部材(タッチ式スイッチ)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、運転席を有する走行機体に、主変速部及び副変速部
    を配置し、かつ該主変速部及び副変速部に、それぞれ油
    圧クラッチをソレノイドバルブにて作動して変速するパ
    ワーシフト変速装置を備えてなるトラクタにおいて、 前記運転席に配置され、各種作業に対応する複数の表示
    部及びこれら表示部に対応する複数のスイッチ部材を有
    する操作パネルと、前記作業に対応したスイッチ部材か
    らの信号に基づき、前記ソレノイドバルブを、前記パワ
    ーシフト変速装置が前記作業に対応した変速段になるよ
    うに切換える制御手段と、 を備えてなる、トラクタにおける変速操作装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006145008A (ja) * 2004-11-24 2006-06-08 Iseki & Co Ltd 動力車両
JP4591676B2 (ja) * 2004-11-24 2010-12-01 井関農機株式会社 動力車両

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