JPH0552254A - トラクタの走行変速装置 - Google Patents

トラクタの走行変速装置

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JPH0552254A
JPH0552254A JP3211721A JP21172191A JPH0552254A JP H0552254 A JPH0552254 A JP H0552254A JP 3211721 A JP3211721 A JP 3211721A JP 21172191 A JP21172191 A JP 21172191A JP H0552254 A JPH0552254 A JP H0552254A
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JP
Japan
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change
main
sub
tractor
speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP3211721A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Komoda
祥二 菰田
Seiji Sakai
誠二 酒井
Nakashiro Mukai
仲四郎 向井
Naohisa Murakami
尚久 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
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Publication of JPH0552254A publication Critical patent/JPH0552254A/ja
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  • Arrangement And Mounting Of Devices That Control Transmission Of Motive Force (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】トラクタの車速位置の指定とサブチェンジの手
動レバーによる操作とによって、リバースチェンジとメ
インチェンジとを自動的に操作制御することによって、
構成、制御を簡単化する。 【構成】トラクタの走行伝動装置に、前後進に切換える
リバースチェンジ1と、シンクロによるメインチェンジ
2及びサブチェンジ3とを有する。該サブチェンジ3の
手動レバー4による操作に連動させて、該リバースチェ
ンジ1及びメインチェンジ2を自動的に指定の車速に切
換制御する自動変速制御装置CPUを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、トラクタの走行変速
装置に関する。
【0002】
【従来の技術、及び発明が解決しようとする課題】トラ
クタの変速操作は、メインチェンジ、サブチェンジ、ク
リープチェンジ等、変速レバーの数が多く、変速手段も
多い。従って、的確な変速を行うには、変速レバーの数
を少くしてできるだけ自動化することが望ましい。そこ
で、この発明は、車速位置の指定とサブチェンジの手動
レバーによる操作とによって、リバースチェンジとメイ
ンチェンジとを自動的に操作制御することによって、構
成、制御を簡単化しようとする。
【0003】
【課題を解決するための手段】この発明は、トラクタの
走行伝動装置に、前後進に切換えるリバースチェンジ1
と、シンクロによるメインチェンジ2及びザブチェンジ
3とを有し、該サブチェンジ3の手動レバー4による操
作に連動させて、該リバースチェンジ1及びメインチェ
ンジ2を自動的に指定の車速に切換制御する自動変速制
御装置CPUを設けてなるトラクタの走行変速装置の構
成とする。
【0004】
【作用、及び発明の効果】走行伝動は、エンジン側から
の入力によって、リバースチェンジ1からメインチェン
ジ2、更にサブチェンジ3を経て車輪へ伝達される。変
速は、所定の車速位置を指定することにより、自動変速
制御装置CPUによってメインチェンジ2及びリバース
チェンジ1における変速操作が自動的に行われる。この
ときサブチェンジ3を手動レバー4で操作することによ
って、この操作にもとづいて、メインチェンジ2の変速
位置が自動的に選択される。
【0005】このように、変速は、運転者による車速位
置の指定とサブチェンジ3の手動レバー4による操作と
によって、自動変速制御装置CPUで適切なメインチェ
ンジ2とリバースチェンジ1とが制御されるものである
から、変速段数が多段であっても、的確な変速を、速や
かに行うことができる。しかも、これらメインチェンジ
2、及びサブチェンジ3はシンクロであるから、変速操
作時にメインクラッチを特別に操作する必要がなく、操
作制御形態が簡単である。又、メインチェンジ2とサブ
チェンジ3との組合せによる変速領域において、相互に
重複する変速位置があっても、メインチェンジ2、サブ
チェンジ3、いずれのチェンジを行うかを予めプログラ
ムに設定しておくことによって、変速制御化が簡単に行
われる。
【0006】
【実施例】図1〜図5において、トラクタは、ステアリ
ングハンドル5によって操向される前車輪6と、後車輪
7とを、エンジン8によって伝動して駆動走行する四輪
駆動形態としている。操縦席9の左側には、サブチェン
ジを操作する手動レバー4を、中立位置Nから高速H、
中速M、低速L、微速LL等に切換操作できるレバーガ
イド10を設け、又、右側には、車速をロック位置Oか
ら増速+、又は減速−に操作してモニター11へ表示さ
せる指定レバー12及びレバーガイド13を設ける。
又、インストルメントパネル14には、エンジンの回転
表示器15、PTO軸の回転表示器16、車速表示器1
7、メインチェンジの表示器18、及びサブチェンジの
表示器19等が設けられる。
【0007】なお、操縦フロアには、メインクラッチペ
タル20、左右の操向ブレーキペタル21,22、及び
アクセルペタル23等を配し、車体後端にはリフトアー
ム24を設けて、後側に連結する作業装置を昇降するこ
とができる。トラクタ車体は、前部のエンジン8から、
クラッチハウジングやミッションケース等を介して後側
のリヤアクスルハウジング等に至る一体構成とし、内部
に伝動装置を設けている。メインクラッチ25はクラッ
チペタル20で入切できる。このメインクラッチ25か
らは、走行軸26へ、リバースチェンジ1、メインチェ
ンジ2、クリープチェンジ27を含むサブチェンジ3等
の順序で伝動構成される。この走行軸26からは、差動
ギヤ28を経て左右の後車輪7を伝動し、又、前輪伝動
による四輪駆動切換える二駆、四駆の切換ギヤ29、前
輪伝動を後輪伝動よりも高速に切換える前輪高速切換装
置30、及び、前輪差動ギヤ31等を経て、左右の前輪
6を伝動する。
【0008】又、前記メインクラッチ25からは、車体
後部のPTO軸32が伝動され、この途中にはシンクロ
によるPTO変速装置33が設けられる。前記走行伝動
装置のうち、リバースチェンジ1は、摩擦ディスククラ
ッチ形態で、油圧力によって圧接されて中立位置Nから
前進位置Fと後進位置Rとに切換えるもので、このディ
スククラッチを入り切りするためのソレノイドバルブ3
4が、マイクロコンピュータを有する前記自動変速制御
装置CPUからの出力で制御される。なお、リバースチ
ェンジ1を摩擦ディスククラッチに代えてシンクロとす
るもよい。
【0009】メインチェンジ2は、第1速から第4速の
変速を行うもので、シンクロを有して油圧シリンダによ
って中立位置Nから各第1速〜第4速の変速位置を制御
しうる。これらのシンクロをシフターを介して作動する
ための各ソレノイドバルブ37が設けられている。サブ
チェンジ3は、中立位置Nから微速LL、低速L、中速
M、高速Hの変速を行うもので、シンクロ形態であるが
手動レバー4によって行う構成としている。
【0010】このような各メインチェンジ2、及びサブ
チェンジ3の変速乃至操作位置は、各シフターの動きを
シフターセンサ35,36が検出しうる。又、リバース
チェンジ1や、メインチェンジ2等もサブチェンジ3と
同様にリバースチェンジレバーやメインチェンジレバ
ー、或はチェンジスイッチ等が設けられて、前記自動変
速制御装置CPUによる以外の手動操作も行いうる構成
となっている。
【0011】前記自動変速制御装置CPUには、指定レ
バー12による入力、メインチェンジレバー37による
入力、自動変速制御装置CPUによる自動化による変速
(自動モード)にしたり手動操作による変速(手動モー
ド)にするチェンジモードスイッチ38等を行い、又、
前記インストルメントパネル14の車速表示器17、メ
インチェンジ表示器18、及びサブチェンジ表示器19
等も出力される。40はステアリング角を検出するステ
アリング角センサである。
【0012】例えば、現在の車速が、サブチェンジ3が
高速Hで、メインチェンジ2が第3速で、リバースチェ
ンジ1が前進Fである場合をFH3として、これをFH
4に変速する場合は、図4のように、メインチェンジ2
における変速が第3速から第4速へ操作される。このと
き、リバースチェンジ1は一旦中立位置Nになる。次
に、同様にして、FL4(図2)からFH4に変速させ
るときは、図5のように、メインチェンジ2のみの変速
領域ではなく、サブチェンジ3を手動レバー4で低速L
から高速Hに操作すれば、リバーサチェンジ1、メイン
チェンジ2、及びサブチェンジ3共に一旦中立位置に切
換えられたのち、リバースチェンジ1が前進Fに、メイ
ンチェンジ2が第4速に各々戻り、サブチェンジ3が高
速Hに切換制御されてFH4となる。
【0013】図6〜図10において、上例と異なる点
は、チェンジモードスイッチ38の手動モードへの切換
によって、メインチェンジ2とサブチェンジ3が、各々
専用のメインチェンジレバー37、サブチェンジレバー
である手動レバー4、又はこれらの手動スイッチでシフ
トされる場合に、1段のみのシフトアップ、又はシフト
ダウンを行う際に、メインチェンジ2と、サブチェンジ
3とのいずれを操作すればよいかを、インストルメント
パネル14の表示部39に表示させるものである。
【0014】このときのチェンジ位置は、図10のよう
に変速段が1〜16段階までがテーブルに決められてい
て、シフトアップとシフトダウンの際に、メインチェン
ジとサブチェンジのどちらを操作すればよいかが表示部
39に表示されることとなって、手動レバー操作が簡単
となる。例えば、前例の図2のように、FL4で走行中
に、1段階シフトアップしたいときは、指定レバー12
を増速+側へ1回だけ操作すると、表示部39には、図
6のように、図10のテーブルに従った内容の表示「ア
ップ:L→M,ダウン:4→3」が行われるから、運転
者は、この表示に従って、手動レバー4を切換操作し
て、サブチェンジ3のモニター11表示をLからMに変
えると、メインチェンジ2が4速から1速に変って「F
M1」として表示される。
【0015】又、チェンジモードスイッチ38を自動モ
ードへ切換えたときの変速制御の流れは、図7のような
メインルーチンと、図8、図9のようなサブルーチンと
に従って行われる。図11において、高速走行で急旋回
する場合の安全性を図るために、高速走行時にステアリ
ングハンドルが急旋回状態になったときは、車速を自動
変速によって減速されるものである。
【0016】トラクタ走行中にステアリングハンドル5
の操向角が旋回角になると、このステアリング角センサ
40の検出によって、前輪高速切換装置30が高速度に
切換えられる。これによって旋回性を良くする。このと
き変速位置が高速域FH4にあるときは、該ステアリン
グ角センサ40の旋回角検出により、メインチェンジ2
が4速から1速にシフトダウンされる。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の実施例を示す。
【図1】伝動機構図。
【図2】平面配置図。
【図3】変速制御装置のブロック図。
【図4】一部変速制御のフローチャート。
【図5】一部変速制御のフローチャート。
【図6】インストルメントの一部別実施例を示す平面
図。
【図7】一部変速制御のフローチャート。
【図8】一部変速制御のフローチャート。
【図9】一部変速制御のフローチャート。
【図10】チェンジ位置テーブルの図表。
【図11】一部変速制御のフローチャート。
【符号の説明】
1 リバースチェンジ 2 メインチェンジ 3 サブチェンジ 4 手動レバー CPU 自動変速制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村上 尚久 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラクタの走行伝動装置に、前後進に切
    換えるリバースチェンジ1と、シンクロによるメインチ
    ェンジ2及びザブチェンジ3とを有し、該サブチェンジ
    3の手動レバー4による操作に連動させて、該リバース
    チェンジ1及びメインチェンジ2を自動的に指定の車速
    に切換制御する自動変速制御装置CPUを設けてなるト
    ラクタの走行変速装置。
JP3211721A 1991-08-23 1991-08-23 トラクタの走行変速装置 Pending JPH0552254A (ja)

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JP5044104B2 (ja) * 2005-04-11 2012-10-10 富士重工業株式会社 自動変速機の変速制御装置
JP5517054B2 (ja) * 2010-04-09 2014-06-11 スズキ株式会社 変速機の変速位置検出装置

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US7503232B2 (en) 2003-11-06 2009-03-17 Iseki & Co., Ltd. Working vehicle

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