JP4699057B2 - 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造 - Google Patents

貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4699057B2
JP4699057B2 JP2005074016A JP2005074016A JP4699057B2 JP 4699057 B2 JP4699057 B2 JP 4699057B2 JP 2005074016 A JP2005074016 A JP 2005074016A JP 2005074016 A JP2005074016 A JP 2005074016A JP 4699057 B2 JP4699057 B2 JP 4699057B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hot water
water storage
storage tank
shape
tank support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005074016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006258333A (ja
Inventor
智樹 駅場
Original Assignee
株式会社長府製作所
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社長府製作所 filed Critical 株式会社長府製作所
Priority to JP2005074016A priority Critical patent/JP4699057B2/ja
Publication of JP2006258333A publication Critical patent/JP2006258333A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4699057B2 publication Critical patent/JP4699057B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)
  • Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)

Description

本発明は、貯湯式給湯器における貯湯タンクを支持する支持構造及びそれに使用する支持具に関する。
従来より、貯湯タンクに温水を貯湯して風呂や給湯栓に温水を供給する貯湯式給湯器が広く使用されている。家庭用に用いられる通常の貯湯式給湯器では、通常、貯湯タンクは人の背丈程度の高さの円筒形状のタンクが用いられる。この貯湯タンクは、筐体内に収納され、通常は屋外に設置される。
ところで、貯湯タンクは比較的大型であり、満水状態ではかなりの重量であるため、転倒防止対策を施すことが必要とされる。特に、地震に対する耐震性について、十分に確保するように設計することが要求される。そこで、貯湯タンクの耐震性を高めるために、従来から、貯湯タンクの下部のみならず貯湯タンク頂部を支持具によって支持し、耐震性を高める設計手法が採られている。
貯湯式給湯器における貯湯タンクを支持する支持構造としては、特許文献1〜3に記載のものが公知である。これらの公報に記載のものは、貯湯タンクの頂部に接続された管体を、筐体の天板に固定する構成を採っている。以下、一例として、特許文献1に記載の貯湯タンクの支持構造について説明する。
図8は特許文献1に記載の貯湯タンクの支持構造を表す図である。この貯湯式給湯器では、貯湯タンク101は、筐体102内に立設されている。貯湯タンク101の上部の上鏡101aの頂部には、貯湯タンク101内に水を出し入れするための管体(給湯管103)が接続されている。また、上鏡101aの頂部には、給湯管補強金具104が、給湯管103を挿通した状態で取着されている。給湯管103は、鍔部104bを有する帽状であり、中央部に給湯管103が挿通する挿通口が穿孔されている。給湯管補強金具104の上面には、耐震補強金具105の下面が当接されており、両者は固定ボルト106により螺着されている。耐震補強金具105も、中央部に給湯管103が挿通する挿通口が穿孔され、上部周縁に鍔部105aを有する帽状に形成されている。そして、鍔部105aは、筐体102の天板102aに4つの固定ボルト107により螺着されている。
一方、筐体102の側部には、壁などの支持体108が設置されている。そして、支持体108には、一対の耐震連結金具109の一端が固定されている。耐震連結金具109の他端は、筐体102の天板102aを挿通する4つの固定ボルト107のうちの2つによって、天板102a及び耐震補強金具105と螺着されている。
このように、給湯管補強金具104、耐震補強金具105、及び耐震連結金具109を用いて給湯タンク101の上部を支持することで、給湯タンク101の耐震性を向上させている。
特開平11−37559号公報 特開平9−105556号公報 特開平5−26515号公報
ところで、上記従来の貯湯タンク101の支持構造では、製造工場の組み立て工程において、貯湯タンク101の頂部に接続された給湯管103を、給湯管補強金具104及び耐震補強金具105の中央の挿通口を通して設置する必要がある。この場合、先に給湯管103に各給湯機器等への配管を接続した場合には、給湯管補強金具104及び耐震補強金具105を取り付けることができない。そのため、給湯管103から配管を取り外してから給湯管補強金具104及び耐震補強金具105を取り付ける必要があり、作業効率が悪い。
また、給湯管補強金具104と耐震補強金具105を固定ボルト106で固定したり、耐震補強金具105と天板102aとを固定ボルト107で固定する場合、作業者は上方又は下方からドライバでボルトを回して螺着作業を行う必要がある。一方、貯湯タンク101は、通常、人の背丈程度の高さがあるため、上方からドライバでボルトを回す作業は困難さを伴う。また、場合によっては踏み台の上に登って螺着作業を行う必要がある。従って、貯湯タンク101の設置作業の作業効率が悪い。
また、給湯管補強金具104や耐震補強金具105のように複数の金具を用いているため、それらの組み立て作業が繁雑であり、各部品のコストも高くなる。
そこで、本発明の目的は、耐震性に優れるとともに、極めて簡易な作業で貯湯タンクの支持固定を行うことができ、かつ安価な部品で構成することが可能な貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造を提供することにある。
本発明に係る貯湯タンク支持具の第1の構成は、頂部に管体が連結された貯湯タンクを、当該貯湯タンクの一側部に設置された固定パネルに支持するための貯湯タンク支持具であって、全体が可塑性部材により形成されており、長尺板状に形成された挟持面と、前記挟持面の一つの長辺に、前記挟持面に対し略L字状に折り曲げて形成された折曲縁面と、前記折曲縁面が形成された側の前記挟持面の長辺に対向する長辺の中央部に切り欠き状に形成された凹欠部と、前記挟持面の両端に、前記挟持面に対し略L字状に折り曲げて形成されており、前記固定パネルに固定される取付耳部と、を備え、前記凹欠部は、その最奥部が前記折曲縁面と前記挟持面との境界をなす折線に達する深さに形成されており、当該最奥部に接する前記折曲縁面の部分(以下「折曲部」という。)を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げた場合に、貯湯タンク頂部の管体を挟み込み固定可能な形状に形成されていることを特徴とする。


この構成によれば、貯湯タンクを貯湯タンク支持具により支持する場合、貯湯タンク頂部の管体を凹欠部に挿入した状態で、折曲部を折線として、折曲縁面を凹欠部の方向に折り曲げる。これにより、貯湯タンク頂部の管体は挟持面により挟持される。この状態で、取付耳部を固定パネルに固定する。これにより、貯湯タンクの上部が固定パネルに支持される。
このように、貯湯タンクの設置後に貯湯タンク支持具で貯湯タンクを支持する場合、貯湯タンク支持具を折り曲げて貯湯タンク頂部の管体を挟み込むだけでよく、管体に接続する配管を取り外す必要がない。従って、貯湯タンク支持具の設置作業が容易である。
また、貯湯タンク支持具を折り曲げて貯湯タンク頂部の管体を挟み込んだ場合、取付耳部は同一平面に対向する配置となる。従って、貯湯タンクの一方の側にある固定パネルのみに対して貯湯タンクを支持することができる。
また、全体が金属等の可塑性部材により形成し折曲縁面を折曲部で折り曲げて塑性変形することによって貯湯タンク頂部の管体を挟着する構成としたことにより、蝶番、ねじ等を必要とせず極めて簡単な形状である。従って、低コストで製造することができる。
更に、挟持面の一つの長辺側がL字状に曲折され折曲縁面が形成されているため、挟持面に加わる撓み応力に対して高い強度が得られる。従って、地震などの揺れに対して貯湯タンクを強固に支持することが可能であり耐震性にも優れる。
ここで、折曲縁面と取付耳部は、挟持面に対してL字状に折り曲げて形成されるが、その曲げ方向は両者とも同一方向であってもよいし、逆方向であってもよい。「可塑性部材」としては、アルミ、鉄、ステンレス等の金属材料などを用いることができる。また、凹欠部の形状は、「貯湯タンク頂部の管体を挟み込み固定可能な形状」であればよく、その形状は管体の形状に合わせて選択される。例えば、管体の断面形状が円形であれば、凹欠部の形状は、管体半径よりも若干大径の半円形の切り欠きを少なくとも一部に有するような形状に形成される。
本発明に係る貯湯タンク支持具の第2の構成は、前記第1の構成において、前記凹欠部は、頂角が略直角をなすV字形状に形成されており、前記凹欠部の左右縁辺に、貯湯タンク頂部の管体の断面形状に適合した形状に切り欠き形成された管挟持部を有することを特徴とする。
これにより、折曲部を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げた場合、左右の切欠部で貯湯タンク頂部の管体を挟み込むことによって貯湯タンクを固定できる。この場合、切欠部は、貯湯タンク頂部の管体の断面形状に適合した形状なので、管体は切欠部に隙間なく挟持され、貯湯タンク支持具により強固に固定される。
ここで、「貯湯タンク上部の管体の断面形状に適合した形状」とは、折曲部を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げた場合に、左右の切欠部が合わさってできる開口の形状が貯湯タンク上部の管体の断面形状に略一致するような形状をいう。すなわち、貯湯タンク上部の管体の断面形状に略一致する形状を左右に分割したような形状をいう。例えば、管体の断面形状が円形の場合、切欠部の形状は、管体の半径よりも僅かに大きい半径の半円形状とされる。
本発明に係る貯湯タンク支持具の第3の構成は、前記第1又は2の構成において、前記挟持面、前記折曲縁面、及び前記取付耳部は、板状の可塑性部材の塑性加工により一体成形されていることを特徴とする。
このように、可塑性部材をプレス加工することによって形成することにより、極めて低コストで創造することが可能である。
本発明に係る貯湯タンク支持具の第4の構成は、前記第1乃至3の何れか一の構成において、前記折曲縁面は、前記挟持面に対し略L字状に折り下げて形成され、前記取付耳部は、前記挟持面に対し略L字状に折り起こして形成されている
ことを特徴とする。
このように、取付耳部と折曲縁面とを逆向きに折り曲げて形成することによって、取付耳部を固定パネルに螺子止めする場合には、折曲縁面が取り付け作業の障害物となることがないため、取り付け作業が容易となる。
本発明に係る貯湯タンク支持構造の第1の構成は、頂部に管体が連結された貯湯タンクを、当該貯湯タンクの一側部に設置された固定パネルに支持する貯湯タンク支持構造であって、前記貯湯タンク頂部の管体の外面に形成された凹溝と、前記第1乃至第4の何れかの構成を有する貯湯タンク支持具と、を備え、前記貯湯タンク支持具は、前記凹溝に前記挟持面の前記凹欠部縁辺が嵌入された状態で、前記折曲部を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げられており、前記挟持面の両端の取付耳部が前記固定パネルに固定されていることを特徴とする。
このように、貯湯タンク頂部の管体の外面に形成された凹溝を設け、貯湯タンク支持具の挟持面の凹欠部縁辺を凹溝に嵌入した状態で貯湯タンク支持具により管体を挟持することにより、地震などにより貯湯タンクが上下方向に加震された場合でも貯湯タンク支持具がずれることがない。従って、貯湯タンクを固定パネルに強固に支持することができる。
ここで、取付耳部を固定パネルに固定する構成としては、取付耳部及び固定パネルに螺子孔を設けて螺子により固定する構成や、固定パネルに取付耳部が係合する細長の係合孔を設けて取付耳部を係合孔に係合させることにより固定する構成等を採ることが可能である。
本発明に係る貯湯タンク支持構造の第2の構成は、前記第1の構成において、前記凹溝は、V溝であることを特徴とする。
このように、凹溝をV字溝とすれば、挟持面の凹欠部縁辺を凹溝に嵌入する際の位置決めが容易化される。従って、貯湯タンク支持具の設置作業が容易となる。
以上のように、本発明に係る貯湯タンク支持具によれば、製造工場の組み立て工程において、貯湯タンクの設置後に貯湯タンク支持具で貯湯タンクを支持する場合、貯湯タンク支持具を折曲部で折り曲げて貯湯タンク頂部の管体を挟み込むだけでよく、管体に接続する配管を取り外す必要がない。従って、貯湯タンク支持具の設置作業を極めて簡易に行うことができる。また、可塑性部材をプレス加工することによって形成することが可能であり、低コストで製造することができる。
また、本発明に係る貯湯タンク支持構造によれば、上述のように貯湯タンクの設置作業が容易であるとともに、挟持面の凹欠部縁辺が嵌入する凹溝を設けたことで、地震などにより貯湯タンクが上下方向に加震された場合でも貯湯タンク支持具がずれることがない。従って、貯湯タンクの耐震性をより高めることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係る貯湯タンク支持具1の構成を表す斜視図、図2は図1の貯湯タンク支持具1の平面図及び側面図、図3は図1の貯湯タンク支持具1を折曲部7で折り曲げた状態を表す斜視図である。図2では、(a)が貯湯タンク支持具1の平面図、(b)がA−A線矢視側面図、(c)がB−B線矢視側面図、(d)がC−C線矢視側面図である。
貯湯タンク支持具1は可塑性を有する板状の部材を塑性加工することにより一体形成されており、本実施例では、一例としてアルミニウム合金の板材で構成されているものとする。貯湯タンク支持具1は、全体的に長尺に形成されており、挟持面2、折曲縁面4、及び左右の取付耳部9を有している。
挟持面2は、長尺板状に形成されている。挟持面2の一つの長辺側は、折線3において略L字状に折り下げられており、挟持面2に略垂直に折曲縁面4が形成されている。折曲縁面4は、挟持面2の長辺全体にわたって形成されている。折線3に対向する側の挟持面2の長辺2aの中央部には、切り欠き状に凹欠部5が形成されている。凹欠部5は、折曲縁面4が曲げられていない状態では、頂角θが90度の左右対称のV字形状を有する。
凹欠部5は、最奥部が折曲縁面4と挟持面2との境界をなす折線3に達している。凹欠部5の最奥部に接する折曲縁面4の部分は、折曲縁面4を折り曲げる際の折線部分であり、ここを折曲部7と呼ぶ。折曲部7を折線として、折曲縁面4を凹欠部5の方向(頂角θが狭まる方向)に折り曲げた場合に、貯湯タンク頂部の管体を挟み込み固定可能な形状に形成されている。本実施例では、管体の断面形状は円形であるものとする。従って、凹欠部5の左右縁辺には、当該管体の断面形状に適合した半円形状の管挟持部6,6が切り欠き形成されている。
挟持面2の左右両端には、挟持面2に対し略L字状に折り起こされ、取付耳部9,9が形成されている。取付耳部9,9と挟持面2とのなす角はほぼ90度である。また、取付耳部9,9と長辺2aのなす角φは、略45度とされている。これにより、折曲縁面4を折曲部7で折り曲げた場合、図3に示すように、2つの取付耳部9,9は略同一平面状に位置することとなる。従って、この取付耳部9,9を同一の固定パネル(図示せず)に当接して固定することができる。
各取付耳部9には、それぞれ2つの固定孔10,10が穿孔されている。この固定孔10,10に固定ボルト(図示せず)を通して固定パネルに螺着することによって、貯湯タンク支持具1を固定パネルに固定することが可能である。
図4は実施例2に係る貯湯タンク支持構造を備えた貯湯式給湯器20の全体斜視図である。尚、図4の貯湯式給湯器20は、筐体21の前面の側板21cを取り外した状態を表している。
貯湯式給湯器20は、筐体21の内部に貯湯タンク22を収納した構造を有している。筐体21は、天板21a、底板21b、及び4枚の側板21cを有し、直方体状の箱形に構成されている。また、筐体21の内部は、貯湯タンク22が収容された空間とその他の機器が収容された空間とを区画して固定パネル27が設けられている。固定パネル27はその外部の筐体21にボルトで固定されている。また、貯湯タンク22は、3本の固定脚23により底板21bに固定されている。
図5は図4の貯湯タンク22の側面図である。貯湯タンク22は、細長い円柱形状を有している、貯湯タンク22の上部は、上鏡22aにより閉蓋されている。また、上鏡22aの頂部には、貯湯タンク22内の温水を取り出すための管体(給湯管24)が接続されている。そして、この給湯管24の基部付近の外面には、V溝状の凹溝25が形成されている。
図6、図7は、図4の貯湯式給湯器20において、貯湯タンク22を固定パネル27に支持固定する支持構造を表す図である。図6は、貯湯タンク支持具1により貯湯タンク22を固定する途中段階を表す斜視図であり、図7は貯湯タンク支持具1により貯湯タンク22を固定した状態を表す斜視図である。
貯湯タンク22を固定パネル27に固定する場合、まず、実施例1で説明した貯湯タンク支持具1の取付耳部9の一方を、固定パネル27に固定ボルト28,28により固定する。このとき、貯湯タンク支持具1の挟持面2の高さは、貯湯タンク22頂部の給湯管24に形成された凹溝25の高さと同じになるように高さを調整する。そして、貯湯タンク支持具1の管挟持部6の一方が、凹溝25内に嵌合するように位置調整をする。
尚、この位置調整は、固定パネル27を製造する段階で、固定ボルト28と嵌合する螺子孔の位置をあらかじめ設計しておけば、貯湯タンク支持具1の取付耳部9を固定パネル27の螺子孔に固定ボルト28,28により固定するのみでよい。
この螺子止め作業は、螺子の方向が上下方向ではなく水平方向であるため、高い位置であっても作業者は容易に螺子止め作業を行うことが可能である。
また、このとき、図6に示したように、給湯管24には、各給湯機器等に温水を供給する為の配管26を接続した状態であってもよい。
次に、図7に示したように、貯湯タンク支持具1の折曲縁面4を、折曲部7において折り曲げる。そして、給湯管24の凹溝25に、貯湯タンク支持具1の挟持面2の凹欠部5の縁辺(すなわち、管挟持部6)を嵌入させた状態で給湯管24を貯湯タンク支持具1で挟持する。このとき、折曲部7は、ちょうど90度の角度に折れ曲がった状態となる。
そして、この状態において、もう一方の側の取付耳部9はちょうど固定パネル27に位置することとなるので、この取付耳部9を固定パネル27に固定ボルト28,28で固定する。このとき、支持部材は可塑性部材によって一体成型されているので、1個の部品を手でもって螺子止めするだけでよいので、作業は極めて簡易である。また、取付耳部9は折曲縁面4とは反対方向に折り曲げられているので、固定ボルト28をドライバで回す作業において、折曲縁面4が邪魔になることがなく作業が容易である。
以上のようにして、貯湯タンク22の上部は固定パネル27に支持固定され、貯湯タンク22の耐震性が向上する。また、貯湯タンク支持具1の管挟持部6が給湯管24の凹溝25に嵌入されるため、地震により上下方向に加震された場合であっても、貯湯タンク支持具1がずれて外れることが防止される。
また、貯湯タンク支持具1の挟持面2の一長辺側には、折曲縁面4がL字型に折れ曲げ形成されているので、これが補強材となって、挟持面2の撓み方向の応力に対しても十分な強度を発揮させることができる。
本発明の実施例1に係る貯湯タンク支持具1の構成を表す斜視図である。 図1の貯湯タンク支持具1の平面図及び側面図である。 図1の貯湯タンク支持具1を折曲部7で折り曲げた状態を表す斜視図である。 実施例2に係る貯湯タンク支持構造を備えた貯湯式給湯器20の全体斜視図である。 図4の貯湯タンク22の側面図である。 図4の貯湯式給湯器20において、貯湯タンク22を固定パネル27に支持固定する支持構造を表す図である。 図4の貯湯式給湯器20において、貯湯タンク22を固定パネル27に支持固定する支持構造を表す図である。 特許文献1に記載の貯湯タンクの支持構造を表す図である。
符号の説明
1 貯湯タンク支持具
2 挟持面
2a 長辺
3 折線
4 折曲縁面
5 凹欠部
6 管挟持部
7 折曲部
8 折線
9 取付耳部
10 固定孔
20 貯湯式給湯器
21 筐体
21a 天板
21b 底板
21c 側板
22 貯湯タンク
22a 上鏡
23 固定脚
24 給湯管
25 凹溝
26 配管
27 固定パネル
28 固定ボルト


Claims (6)

  1. 頂部に管体が連結された貯湯タンクを、当該貯湯タンクの一側部に設置された固定パネルに支持するための貯湯タンク支持具であって、
    全体が可塑性部材により形成されており、
    長尺板状に形成された挟持面と、
    前記挟持面の一つの長辺に、前記挟持面に対し略L字状に折り曲げて形成された折曲縁面と、
    前記折曲縁面が形成された側の前記挟持面の長辺に対向する長辺の中央部に切り欠き状に形成された凹欠部と、
    前記挟持面の両端に、前記挟持面に対し略L字状に折り曲げて形成されており、前記固定パネルに固定される取付耳部と、
    を備え、
    前記凹欠部は、その最奥部が前記折曲縁面と前記挟持面との境界をなす折線に達する深さに形成されており、当該最奥部に接する前記折曲縁面の部分(以下「折曲部」という。)を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げた場合に、貯湯タンク頂部の管体を挟み込み固定可能な形状に形成されていること
    を特徴とする貯湯タンク支持具。
  2. 前記凹欠部は、頂角が略直角をなすV字形状に形成されており、
    前記凹欠部の左右縁辺に、貯湯タンク頂部の管体の断面形状に適合した形状に切り欠き形成された管挟持部を有すること
    を特徴とする請求項1記載の貯湯タンク支持具。
  3. 前記挟持面、前記折曲縁面、及び前記取付耳部は、板状の可塑性部材の塑性加工により一体成形されていることを特徴とする請求項1又は2記載の貯湯タンク支持具。
  4. 前記折曲縁面は、前記挟持面に対し略L字状に折り下げて形成され、
    前記取付耳部は、前記挟持面に対し略L字状に折り起こして形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一記載の貯湯タンク支持具。
  5. 頂部に管体が連結された貯湯タンクを、当該貯湯タンクの一側部に設置された固定パネルに支持する貯湯タンク支持構造であって、
    前記貯湯タンク頂部の管体の外面に形成された凹溝と、
    請求項1乃至4の何れかに記載の貯湯タンク支持具と、
    を備え、
    前記貯湯タンク支持具は、前記凹溝に前記挟持面の前記凹欠部縁辺が嵌入された状態で、前記折曲部を折線として前記凹欠部の方向に折り曲げられており、
    前記挟持面の両端の取付耳部が前記固定パネルに固定されていること
    を特徴とする貯湯タンク支持構造。
  6. 前記凹溝は、V溝であることを特徴とする請求項5記載の貯湯タンク支持構造。




JP2005074016A 2005-03-15 2005-03-15 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造 Expired - Fee Related JP4699057B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074016A JP4699057B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005074016A JP4699057B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006258333A JP2006258333A (ja) 2006-09-28
JP4699057B2 true JP4699057B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=37097790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005074016A Expired - Fee Related JP4699057B2 (ja) 2005-03-15 2005-03-15 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4699057B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6450566B2 (ja) * 2014-11-12 2019-01-09 リンナイ株式会社 タンクユニット
JP6787108B2 (ja) * 2016-12-21 2020-11-18 株式会社ノーリツ 貯湯給湯装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310163U (ja) * 1989-06-12 1991-01-30
JPH0526515A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Mitsubishi Electric Corp 電気温水器
JPH09105556A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Kyushu Henatsuki Kk 貯湯式電気温水器
JPH1137559A (ja) * 1997-07-16 1999-02-12 Sekisui Chem Co Ltd 貯湯式温水器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0310163U (ja) * 1989-06-12 1991-01-30
JPH0526515A (ja) * 1991-07-19 1993-02-02 Mitsubishi Electric Corp 電気温水器
JPH09105556A (ja) * 1995-10-11 1997-04-22 Kyushu Henatsuki Kk 貯湯式電気温水器
JPH1137559A (ja) * 1997-07-16 1999-02-12 Sekisui Chem Co Ltd 貯湯式温水器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006258333A (ja) 2006-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR200476249Y1 (ko) 진열대 조립용 연결구
JP4699057B2 (ja) 貯湯タンク支持具及び貯湯タンク支持構造
JP2011106174A (ja) 手すり壁用固定具
JP6806929B2 (ja) 取り付け板組立体とその取り付け方法
JP4596561B2 (ja) 管体、ケーブル等の固定具等の取付用金具
JP5433119B2 (ja) 配設体支持具
JP6401961B2 (ja) 連結部材及び天井下地材施工方法
JP2007020344A (ja) ケーブルクリート
JP3194315U (ja) 太陽光パネルの設置、取付に伴うガイドレール
JP2002239024A (ja) スプリンクラーヘッドの固定金具
US20170079877A1 (en) Clip Design
JP6267062B2 (ja) 建物用付帯構造物およびユニット建物
JP3213300U (ja) 保持手段固定機構
JP2009030266A (ja) 壁パネル取付構造
JP6787108B2 (ja) 貯湯給湯装置
KR101972543B1 (ko) 배관 고정용 지지대 및 이를 이용한 통합 거치대
KR20190133898A (ko) 배관용 4방향 버팀장치
JP2016018608A (ja) 固定部材
JP2014074279A (ja) 耐震クリップ
JP7097553B2 (ja) 屋根上取り付け金具
JPH08338644A (ja) 空気調和機
JP5664858B2 (ja) テント用補強フレーム体
JPH1122071A (ja) 壁下地補強板の支持具
JP4852445B2 (ja) 脚部用継手、および、該脚部用継手を用いた家具。
JP2016098890A (ja) パネル固定構造、パネル固定金具、回転金具、及び天板金具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101111

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110225

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4699057

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees