JP4696512B2 - 印判用固定印字部 - Google Patents

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Description

本発明は、2つの印字面を組み合わせて1つの印影を形成することが可能な印判に用いられる印判用固定印字部に関するものである。
一般に、印字面に多孔質材料を用い、その印字面にインクを含浸させておき、押印の都度インクを付着させなくても数回連続して押印できるようにした印判が知られている。このような印判では、印字面の背面にインク収蔵体を設けて印字面の裏側からインクを供給するようにされていることが多い。このような印判に対して当初インクをインク収蔵体に向けて供給する際には、印判のサイズに応じた量を供給する必要があり、例えば、特許文献1では、インキ収蔵体に板バネにて押圧接触するキャップ付のカートリッジ収蔵棒を備え、インキ収蔵体の径が異なる場合にも適切な圧力をかけてインクを供給するようにしている。
実公平6−12943号公報
上記従来の構成のようなインクカートリッジを用いず、インク収蔵体に直接インクを注入する場合には、印判のサイズ、すなわちインク収蔵体のサイズに応じた量を供給する必要があり、注意が必要で煩雑な上、誤ったサイズのインク量を注入するとインクのかすれや滲みが発生する問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、異なるサイズの印判に対しても常に同量のインクを供給できる印判に用いられる印判用固定印字部を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印判用固定字部は、印判の本体ケースの一方の端部に装着可能に構成され、印影を形成する印判用固定印字部であって、印影を形成するための印字面を有する固定印字体と、当該固定印字体の背面に設けられたインク貯蔵体と、当該インク貯蔵体に供給されるインクの一部を吸収するインク吸収体であって、前記印判用固定印字部が前記本体ケースに装着される際に、前記印判用固定印字部から取り外されるインク吸収体と、前記本体ケースの一方の端部に着脱可能に装着され、当該固定印字体及びインク貯蔵体を保持する保持部材と、前記固定印字体に設けられ、印影を形成するための複数の印字面を有する回動印字体のいずれかの印字面を前記固定印字体の印字面から露出させる固定印字体孔部と、前記保持部材に設けられ、前記回動印字体を挿通させる保持部材孔部と、前記インク貯蔵体に設けられ、前記保持部材孔部を通過した前記回動印字体を前記固定印字体孔部まで挿通させるインク貯蔵体孔部と、前記保持部材孔部を前記インク貯蔵体と接触している面の裏面側から塞ぐシール部材であって、前記保持部材孔部を覆う側と反対側の面に前記インク吸収体が固定されたシール部材であって、前記印判用固定印字部が前記本体ケースに装着される際に、前記印判用固定印字部から取り外されるシール部材とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の印判用固定印字部は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記インク吸収体が吸収するインク量が、供給されるインク量から前記インク貯蔵体が保持可能なインク量を差し引いた量であることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の印判用固定印字部は、初期インクを滴下充填する際に、インク貯蔵体が貯蔵可能なインク量を超えて滴下された場合にも、インク吸収体に余分なインクを吸収させるので、スタンプのサイズ、すなわちインク貯蔵体のサイズにかかわらず、すべてのスタンプについて同量のインクを注入することができる。また、インクの注入状態を確認しながらインクの注入操作を容易に行なうことができる。また、インク注入時のインク漏れを防ぐために当初貫通孔を塞いでいるシール部材にインク吸収体を固定しておけば、インク注入終了時にはシール部材を取り除くので、同時にインク吸収体も取り除くことができ、簡単に操作できる。
また、本発明の請求項2に記載の印判用固定印字部は、請求項1に記載の発明の効果に加え、インク注入量を一定にし、スタンプのサイズ=インク貯蔵体に合わせてインク吸収体の大きさを調整すれば、インク注入量は常に同量で、常に最適のインク量をスタンプに供給することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、一例としての日付印1を用いて図面を参照しながら説明する。図1は、捺印可能な状態の日付印1の斜視図である。図2は、印字面211の変更が可能な状態の日付印1の斜視図である。図3は、日付印1の分解斜視図である。図4は、回動印字部材210を保持した保持体230の斜視図である。図5は、図1に示す一点鎖線において矢視方向Aから見た、日付印1の断面図である。図6は、図1に示す一点鎖線において矢視方向Bから見た、操作部205を除いた状態の日付印1の断面図である。図7は、保持部材120の平面図である。図8は、固定印字部100の断面図である。
図1に示すように、日付印1は略円筒状の本体ケース2を有しており、本体ケース2は、両側の端部として筒端部2a及び筒端部2dを有し、筒端部2aの口径は、胴回りよりやや大きく構成されている。本体ケース2の外周面には、開口部2bが形成され、開口部2bは、筒端部2dに設けられた操作部205の操作により開口・閉鎖される。
筒端部2aの端部には、紙等の被捺印媒体に印影を形成するための印字面が保持されている。この印字面は、略円形状に形成され、本体ケース2の軸方向に対して直交している。そして、印影が不変の印字面111と、数字や記号などを組み合わせて任意の日付等の印影を形成可能な印字面211との合成により、一つの印影が形成される。また、筒端部2a側には、日付印1の非使用時に、印字面111,211を覆って保護するためのキャップ10が、本体ケース2に対して着脱可能に設けられている。
次に、図1に示す状態の日付印1を、本体ケース2を保持しながら操作部205を本体ケース2に対して周方向に略180度回転させると、図2に示すように、本体ケース2の内部に収容された回動印字部200(図3参照)が回転し、開口部2bが開口して、印字面211の変更が可能な状態となる。印字面の変更方法については後述する。
次に、図3に示すように、本体ケース2の内部には、印字面211を保持する回動印字部200と、印字面111を保持する固定印字部100とが収容されている。また、本体ケース2の筒端部2aの内側部には、一対のボス2cが互いに向き合うように形成されている。
固定印字部100は、本体ケース2の筒端部2aの内周に嵌合する保持部材120に、印字面111を有する固定印字体112(図5参照)とその固定印字体112に接触してインクを供給するインク貯蔵体113(図5参照)とが保持されて構成されている。保持部材120の外周には、螺旋状の螺旋溝121が2本設けられている。この螺旋溝121には、筒端部2aの内側部にあるボス2cが係合されるようになっている。
螺旋溝121の末端121aには、螺旋溝121の底面を隆起させたストッパ121bが設けられ、末端121aに位置させたボス2cの螺旋溝121に沿った方向への移動が規制される。また、螺旋溝121の始端にも同様のストッパ121cが設けられており、始端に位置させたボス2cの移動が規制される。保持部材120は、筒端部2aの内周よりもわずかに径が小さく形成されている。そして、螺旋溝121の末端にボス2cが係合されたとき、これら螺旋溝121とボス2cの一対の係合部を結んだ線を軸線として、回動印字部材210が挿入される孔部114(後述)と交差する方向に揺動可能になっている。
保持部材120の内部からは、印字面111とは反対の方向に2つの一対のガイド部材123がそれぞれ突設されている。また、固定印字体112及びインク貯蔵体113(図5参照)を保持する保持部材120のその保持部分の側面には、一対の突起部122が設けられている。この突起部122は、キャップ10の内側に設けられた係合部(図示外)に係合されるようになっている。さらに、固定印字部100の印字面111の略中央には、印字面111の面と直交する方向に固定印字部100を貫通する略長方形の孔部114が設けられている。
次に、回動印字部200は、円筒状の支持ケース201内に、印字面211を有する5つの回動印字部材210が略長板状の保持体230(図4参照)に保持されて構成されている。支持ケース201は、収容される本体ケース2の内周にあわせて円筒状に形成されている。支持ケース201の印字面側の端部には、その外周を取り巻くツバ203が、外周面と直交する方向に突設され、支持ケース201を収容する本体ケース2の軸方向に対して直交する方向と平行な平面が形成されている。ツバ203の外周は、胴周りより口径の大きな本体ケース2の筒端部2aの内周とほぼ同じ大きさとなっている。また、支持ケース201を本体ケース2へ収容する際にボス2cに干渉しないように、ツバ203には2ヶ所に切欠部204が設けられている。また、保持体230の両側部には、固定印字部100の一対のガイド部材123の間に挟み込まれる2つのガイド片232がそれぞれ形成されている。
支持ケース201の一側面には、軸方向に沿って4本の長細い溝状のガイド溝202が開口されている。これらのガイド溝202は、支持ケース201を本体ケース2に収容し、印字面211の変更が行える状態では、開口部2bより露出される(図2参照)。
次に、回動印字部材210の構造を図4及び図5を参照して説明する。図4に示すように、回動印字部材210は、ベルト体220の外周面に設けられている。ベルト体220は、保持体230の長手方向に沿って、5本が並列して設けられており、それぞれが個別に回転可能になっている。各ベルト体220上に設けられた各回動印字部材210は、ベルト体220の回転とともにその位置が移動されるように固定されている。回動印字部材210は、突設状の複数の印字部212と、印字部212の間を連結する連結部213とから構成されている。そして、印字部212は、その先端に印字面211を有している。この回動印字部材210の長さは、ベルト体220の半周以下となっている。この回動印字部材210を構成する、印字面211を有する印字部212と連結部213とは、例えば多孔性樹脂などのインク含浸体からなり、一体に形成される。なお、回動印字部材210が、本発明における回動印字体に相当する。
ベルト体220の外周面には、各ベルト体220を個々に回転させる際にスライド操作するスライド部221が突設されており、保持体230の長手方向に沿ってスライド部221をスライド回動させることでベルト体220を回転させることができる。さらに、ベルト体220の外周面で、回動印字部材210が固定された側と反対側の外周面には、各印字部212の印字面211にそれぞれ対応した印影の見本222が印刷されている。尚、保持体230を支持ケース201に収容すると、前述したガイド溝202(図3参照)からスライド部221が支持ケース201の外方に突出される。
また、図5に示すように、ベルト体220のスライド部221には、そのスライド方向と直交する方向に出退可能に付勢された凸部223が突設されている。また、保持体230の内部には、凸部223に係合してベルト体220の回転に負荷を与える凹部231が、ベルト体220の回転方向に沿って印字部212の数だけ設けられている。この構成は、凸部223が凹部231に係合された状態では、その凹部231に対応した印字部212が、保持体230の長手方向の一方の側面に位置されるように、ベルト体220の位置決めを行うためのものである。また、スライド部221が操作されていずれかの印字部212が保持体230の長手方向の一方の側面(図5における紙面下側)に位置されたとき、他方の側面(図5における紙面上側)には、その印字面211に対応した印影の見本222が位置されるようになっている。回動印字部200の操作部205の底面には見本窓2eが開口されており、保持体230の長手方向の他方の側面に位置された見本222が、その見本窓2eを介して目視可能となっている。
次に、固定印字部100の構造について図5〜図8を参照して詳細に説明する。図5及び図6に示すように、固定印字部100は、印字面111を有する固定印字体112の背面にインク貯蔵体113が保持部材120により保持されている。インク貯蔵体113は、例えば多孔性樹脂からなり、内部にインクを染み込ませることによってインクを貯蔵することができる。インク貯蔵体113の略中央には、略長方形のインク貯蔵体孔部116が形成されている。固定印字体112は、インク貯蔵体113と同様に多孔性樹脂からなり、その印字面111は、公知のように、固定印字体112の印影となる部分をマスクした状態で圧縮しつつ露光し、露光された部分が溶解して孔を塞ぐことによって形成される。固定印字体112の略中央には、インク貯蔵体孔部116よりもひとまわり大きな略長方形の固定印字体孔部117が形成されている。固定印字体112は、インク貯蔵体113からインクの供給を受ける。
また、保持部材120のインク貯蔵体孔部116に対向する位置には、略長方形の保持部材孔部125が形成されている。そして、この保持部材孔部125の周囲には、回動印字部材210が挿入される側から固定印字体孔部117に向かって傾斜面となり、回動印字部材210の挿入を容易にする孔縁部115が形成されている。孔縁部115は、回動印字部材210の挿入をサポートすることができればよく、傾斜面に限らず、弧面であってもよい。以上のインク貯蔵体孔部116、固定印字体孔部117、及び保持部材孔部125により、固定印字部100を貫通する孔部114が構成されている。そして、回動印字部材210は、この孔部114を貫通して、その印字面211を固定印字部100の印字面111に露出させる。
また、図7に示すように、保持部材120には、インクをインク貯蔵体113に供給するための供給孔124が、保持部材孔部125を挟んで2個形成されている。日付印1を制作する際には、日付印1を使用可能とする直前に、インク貯蔵体113に貯蔵するインクを保持部材120の固定印字体112の逆側から注入する。供給孔124は、このインク供給時にインクが通過するための孔である。供給孔124は、保持部材孔部125を挟んで対称に凸字形状に形成されている。供給されたインクは、供給孔124を通過して、供給孔124の下に保持されているインク貯蔵体113に到達し、インク貯蔵部113全体に浸透する。
さらに、図7及び図8に示すように、日付印制作時のインク供給前の保持部材120には、供給されるインクが孔部114から漏れないように、シール部材132が保持部材孔部125を覆うように接着貼付されている。インク供給が完了した後には、日付印1を使用可能とするため、利用者がシール部材132を剥がす必要がある。シール部材132を剥がしやすくするために、シール部材132には、両側に把持部が形成されている。
また、シール部材132が保持部材孔部125を覆っている反対側の面には、略直方体形状のインク吸収体130が接着固定されている。このインク吸収体130は、インク供給時にインク貯蔵体113に貯蔵できる量よりも多いインクが注入された場合に、余分なインクを吸収するためのものである。インク吸収体130は、インク貯蔵体113と同じ材料の多孔性樹脂から形成されている。ただし、インクを吸収できる材料であればよく、インク貯蔵体113と必ずしも同じものでなくてもよい。
インク吸収体130の大きさは、インク供給量とインク貯蔵体113のサイズで決定される。日付印1は、利用者の要望に応じて種々のサイズが提供される。固定印字体112の印字面111が大きければ、そのサイズに応じてインク貯蔵体113も大きくなる。インク貯蔵体113が大きければ、初期に注入すべきインクの量も多くなる。このように、初期にインク貯蔵体113に対して供給すべきインク量はインク貯蔵体113のサイズにより決定される。従って、従来は、インク貯蔵体113のサイズに合わせたインク量を供給するようにしていた。小さい印字面を有する日付印1の場合には、例えば0.7ccのインクを注入し、大きい印字面を有する日付印1の場合には、例えば1ccのインクを注入していた。このため、インク量を確認するのが煩雑であり、間違いが起こることもあった。
そこで、本実施形態では、供給インク量を日付印1のラインナップの最大サイズに合わせて固定し(例えば1cc)、小さいサイズの日付印1には、本来必要なインク量(例えば0.7cc)を供給インク量から差し引いたインク量(例えば0.3cc)を吸収できる大きさのインク吸収体130を用意して、シール部材132に貼付している。このようにすれば、インク過剰による漏れや滲み、インク不足によるかすれの問題を発生させることなく、日付印の印面サイズにかかわらずいつも同量のインクを注入することができる。また、初期インクの注入終了後には、把持部を持ってシール部材132を剥がすことにより、簡単にインク吸収体130も取り除くことができる。なお、インク吸収体130は、インク吸収量が確保できれば、その形状は直方体に限られるものではない。また、シール部材132に必ずしも固定されなくてもよい。インク注入方向とインク貯蔵体113との間に配置されて余分なインクを吸収できればよい。
このような構成の日付印1を組み立てる際には、図3に示すように、まず、分離可能な操作部205を分離した支持ケース201を本体ケース2の筒端部2a側より本体ケース2に挿入し、筒端部2d側から操作部205を支持ケース201に係合させて固定させる。そして、筒端部2a側より固定印字部100の一対のガイド部材123の間に保持体230の2つのガイド片232をそれぞれ挟み込ませつつ、本体ケース2のボス2cを固定印字部100の螺旋溝121の始端に係合させ、固定印字部100の取り付けを行う。
ボス2cが螺旋溝121の始端に係合された状態では、固定印字部100は本体ケース2の筒端部2aから露出している。そして、回動印字部材210の選択されている印字面211は、固定印字部100の孔部114から露出しない位置にある(図2参照)。また、この状態では、固定印字部100は、ボス2cと螺旋溝121の一対の係合部を結ぶ軸線(図示外)を揺動中心として、孔部114と交差する方向に揺動可能となっている。
次に、支持ケース201の操作部205を本体ケース2に対して回転させる。すると、ガイド片232がガイド部材123に挟まれているので、ボス2cがストッパ121cを乗り越えて螺旋溝121に沿ってスライドし、固定印字部100も回転される。このため、固定印字部100は本体ケース2に納められる方向に移動される。このようにボス2cが螺旋溝121の始端から末端121aに向かって螺旋溝121をスライドしていくと、回動印字部材210は、孔縁部115に案内されつつ、孔部114に挿入される(図5参照)。また、固定印字部100は、ボス2cと螺旋溝121の一対の係合部を結ぶ軸線Xを揺動中心として、孔部114と交差する方向に揺動する(図示外)。そして、揺動するうちに、固定印字部100は、回動印字部材210にならうこととなり、印字面211が孔部114の正規位置に位置決めされ、挿入が完了する(図1、図5参照)。また、ボス2cが螺旋溝121のストッパ121bを乗り越え末端の位置に達することで、本体ケース2に対して固定印字部100が位置決めされる(図5参照)。
印字面211の変更を行う場合は、本体ケース2を保持して操作部205を回転させる。すると、螺旋溝121の末端121aに位置しているボス2cがストッパ121bを乗り越え、始端に向かって螺旋溝121に沿ってスライドされる。すると、固定印字部100は本体ケース2から突出する。そして、固定印字部100の孔部114より回動印字部材210の選択されている印字面211が引き抜かれた状態となる(図2参照)。この状態でスライド部221を操作すれば、任意の印字面211の選択を行うことができる。尚、捺印可能な状態に固定印字部100を移動させる場合、螺旋溝121がボス2cを案内する方向が固定印字部100の出退方向(本体ケース2の軸方向)に対して斜めとなっているため、固定印字部100と回動印字部200とが急激に接近することがない。
以上説明したように、本実施形態の日付印1は、当初日付印1に供給するインク量から当該日付印1のインク貯蔵体113が貯蔵できるインク量を差し引いたインク量を吸収できるインク吸収体130を、保持部材120内のインク供給側に設けている。従って、印字面111のサイズに応じてインク貯蔵体113が設けられ、種々のサイズのインク貯蔵体113が日付印1のラインナップとして存在する場合にも、常に同量のインクを当初供給することができる。このようにインク注入量を固定することにより、利用者の煩雑さを軽減することができる。また、インク量の誤りにより、インク過剰となってインク漏れや滲みを引き起こすことや、インク不足によるインクかすれの問題が回避できる。
捺印可能な状態の日付印1の斜視図である。 印字面211の変更が可能な状態の日付印1の斜視図である。 日付印1の分解斜視図である。 回動印字部材210を保持した保持体230の斜視図である。 図1に示す一点鎖線において矢視方向Aから見た、日付印1の断面図である 。 図1に示す一点鎖線において矢視方向Bから見た、操作部205を除いた状 態の日付印1の断面図である。 保持部材120の平面図である。 固定印字部100の断面図である。
1 日付印
2 本体ケース
100 固定印字部
111 印字面
112 固定印字体
113 インク貯蔵体
114 孔部
116 インク貯蔵体孔部
117 固定印字体孔部
115 孔縁部
120 保持部材
125 保持部材孔部
130 インク吸収体
132 シール部材
200 回動印字部
202 ガイド溝
210 回動印字部材
211 印字面

Claims (2)

  1. 印判の本体ケースの一方の端部に装着可能に構成され、印影を形成する印判用固定印字部であって、
    印影を形成するための印字面を有する固定印字体と、
    当該固定印字体の背面に設けられたインク貯蔵体と、
    当該インク貯蔵体に供給されるインクの一部を吸収するインク吸収体であって、前記印判用固定印字部が前記本体ケースに装着される際に、前記印判用固定印字部から取り外されるインク吸収体と、
    前記本体ケースの一方の端部に着脱可能に装着され、当該固定印字体及びインク貯蔵体を保持する保持部材と、
    前記固定印字体に設けられ、印影を形成するための複数の印字面を有する回動印字体のいずれかの印字面を前記固定印字体の印字面から露出させる固定印字体孔部と、
    前記保持部材に設けられ、前記回動印字体を挿通させる保持部材孔部と、
    前記インク貯蔵体に設けられ、前記保持部材孔部を通過した前記回動印字体を前記固定印字体孔部まで挿通させるインク貯蔵体孔部と、
    前記保持部材孔部を前記インク貯蔵体と接触している面の裏面側から塞ぐシール部材であって、前記保持部材孔部を覆う側と反対側の面に前記インク吸収体が固定されたシール部材であって、前記印判用固定印字部が前記本体ケースに装着される際に、前記印判用固定印字部から取り外されるシール部材と、
    を備えたことを特徴とする印判用固定印字部。
  2. 前記インク吸収体が吸収するインク量は、供給されるインク量から前記インク貯蔵体が保持可能なインク量を差し引いた量であることを特徴とする請求項1に記載の印判用固定印字部。
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