JP2006088600A - 印判 - Google Patents

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Shinji Kobayashi
慎治 小林
Hiromi Kitamura
裕美 北村
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Abstract

【課題】 回動印字体の印字部へのインクの供給を容易に行うことが可能な印判を提供する。
【解決手段】 回動印字部材210の両端のベルト体220上に形成されている印字部212は、その根本部214から印字面211に向かって次第に細くなるように形成されている。そして、現在孔部114を挿通している印字部212の根本部214は、インク貯蔵体113に当接している。従って、インクを含浸しているインク貯蔵体113から根本部214を介して、回動印字部材210の現在選択されている印字部212にインクが伝達され、印字面211に到達する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、2つの印字面を組み合わせて1つの印影を形成することが可能な印判に関するものである。
一般に、インク含浸体から印字面にインクを供給して捺印を行うことが可能な印判では、常に印字面にインクを供給することができるように、印字面が固定された固定印字体が利用されている。しかし、日付印等の回転印では、複数の印字面を有する回転印字体(回動印字体)が回転する構造となっているため、各印字面に対してインク含浸体から常にインクを供給できる状態に保つことは難しい。また、例えば各印字面が形成された印字部のそれぞれをインク含浸体により形成したとしても、インクの補充は各印字部ごとに行わなければならない。その構造上、それら印字部が貯蔵可能なインク容量は、固定印字体のインク含浸体が貯蔵可能なインク容量よりも少ない。回転印字体の使用頻度の高い印字面ではインクが早く消耗され、その結果、固定印字体の印字面の印影ははっきりとしていても、回転印字体の印字面の印影はかすれてしまうという状況が発生する。そのため、一般的には、回転印字体へのインクの供給は、例えば朱肉等に印字面を押し当てたりするなど、印字面に対して直接行う方法が用いられている。例えば、特許文献1では、回転印のキャップにインクパッドを内蔵し、非捺印時に回転印にキャップを被せることで、固定印字体および回転印字体の各印字面に対してインクの供給を行っている。
特開2000−247006号公報
しかしながら、特許文献1では、回転印にキャップを被せないとインクの供給をすることができないため、連続して捺印を行う場合には頻繁にキャップを被せなければならず手間がかかる。また、キャップを紛失するとインクの供給を行うことができず、スタンプ台等を用いる必要が生じ、利便性が低くなるという問題があった。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり、回動印字体の印字部へのインクの供給を容易に行うことが可能な印判を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の印判は、本体ケースと、当該本体ケース内に回動可能に支持されるベルトの外面に、印影を形成するための印字面をそれぞれ有する複数の印字部が突設された回動印字体と、前記本体ケースの一方の端部に設けられ、印影を形成するための印字面を有する固定印字体と、当該固定印字体の背面に設けられたインク貯蔵体と、前記固定印字体に設けられ、前記回動印字体の前記複数の印字部のうち選択された印字部を挿入させてその印字面を前記固定印字体の印字面から露出させる固定印字体孔部と、前記インク貯蔵体に設けられ、前記選択された印字部を前記固定印字体孔部まで挿通させるインク貯蔵体孔部と、前記インク貯蔵体と前記挿入されたときの印字部とを接続させて前記インク貯蔵体から前記印字部にインクを伝達するインク伝達手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の印判は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記インク貯蔵体が、前記インク貯蔵体孔部を形成する少なくとも一部が、前記挿入された印字部に向かって前記インク貯蔵体孔部を狭めるようにテーパー状に形成されてその先端部分が当該印字部に接触し、前記インク伝達手段は、当該テーパー状に形成されたインク貯蔵体の部分であることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の印判は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記印字部が、前記ベルトから前記印字面に向かって次第に細くなり、前記ベルトに近い部分が前記インク貯蔵体に接触するように形成され、前記インク伝達手段は、前記インク貯蔵体に接触している当該印字部の部分であることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の印判は、請求項1に記載の発明の構成に加え、前記印字部が、前記固定印字体孔部に挿入されたときに前記インク貯蔵体に接触する凸部をその側面に有し、前記インク伝達手段は、前記インク貯蔵体に接触した当該凸部であることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載の印判は、回動印字体の選択された印字面に対しても、固定印字体のインク貯蔵体からインクを供給できるようにしたので、蓋側に回動印字体用の専用インクタンクを用意する必要がない。
本発明の請求項2に記載の印判は、請求項1に記載の発明の効果に加え、回動印字体の印字面に最も近い部分でインクの伝達が行なわれるので、印字面へのインク到達時間が早くなる。
本発明の請求項3に記載の印判は、請求項1に記載の発明の効果に加え、印字面からやや離れた位置にインク伝達手段が位置するので、インク貯蔵体と印字部の接触面積を容易に大きくすることができる。従って、インク伝達が円滑に行なわれる。
本発明の請求項4に記載の印判は、請求項1に記載の発明の効果に加え、回動印字体の印字面に最も近い部分でインク伝達が行なわれるので、印字面へのインク到達時間が早くなる効果に加え、接触面積を大きくすることができるのでインク伝達が円滑に行なわれる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について、一例としての日付印1を用いて図面を参照しながら説明する。図1は、捺印可能な状態の日付印1の斜視図である。図2は、印字面211の変更が可能な状態の日付印1の斜視図である。図3は、日付印1の分解斜視図である。図4は、回動印字部材210を保持した保持体230の斜視図である。図5は、図1に示す一点鎖線において矢視方向Aから見た、日付印1の断面図である。図6は、図1に示す一点鎖線において矢視方向Bから見た、操作部205を除いた状態の日付印1の断面図である。図7〜図9は、図6における印字面に近い部分を拡大した部分断面図である。
図1に示すように、日付印1は略円筒状の本体ケース2を有しており、本体ケース2は、両側の端部として筒端部2a及び筒端部2dを有し、筒端部2aの口径は、胴回りよりやや大きく構成されている。本体ケース2の外周面には、開口部2bが形成され、開口部2bは、筒端部2dに設けられた操作部205の操作により開口・閉鎖される。
筒端部2aの端部には、紙等の被捺印媒体に印影を形成するための印字面が保持されている。略円形状に形成されたこの印字面は、本体ケース2の軸方向に対して直交する面となっており、印影が不変の印字面111と、数字や記号などを組み合わせて任意の日付等の印影を形成可能な印字面211との合成により、一つの印影を形成できるように構成されている。また、筒端部2a側には、日付印1の非使用時に、印字面111,211を覆って保護するためのキャップ10が、本体ケース2に対して着脱可能に設けられている。
次に、図1に示す状態の日付印1を、本体ケース2を保持しながら操作部205を本体ケース2に対して周方向に略180度回転させると、図2に示すように、本体ケース2の内部に収容された回動印字部200(図3参照)が回転し、開口部2bが開口して、印字面211の変更が可能な状態となる。印字面の変更方法については後述する。
次に、図3に示すように、本体ケース2の内部には、印字面211を保持する回動印字部200と、印字面111を保持する固定印字部100とが収容されている。また、本体ケース2の筒端部2aの内側部には、一対のボス2cが互いに向き合うように形成されている。
固定印字部100は、本体ケース2の筒端部2aの内周に嵌合する保持部材120に、印字面111を有する固定印字部材112(図5参照)とその固定印字部材112に接触してインクを供給するインク貯蔵体113(図5参照)とが保持されて構成されている。保持部材120の外周には、螺旋状の螺旋溝121が2本設けられている。この螺旋溝121には、筒端部2aの内側部にあるボス2cが係合されるようになっている。
螺旋溝121の末端121aには、螺旋溝121の底面を隆起させたストッパ121bが設けられ、末端121aに位置させたボス2cの螺旋溝121に沿った方向への移動が規制される。また、螺旋溝121の始端にも同様のストッパ121cが設けられており、始端に位置させたボス2cの移動が規制される。保持部材120は、筒端部2aの内周よりもわずかに径が小さく形成されている。そして、螺旋溝121の末端にボス2cが係合されたとき、これら螺旋溝121とボス2cの一対の係合部を結んだ線を軸線として、回動印字部材210が挿入される孔部114(後述)と交差する方向に揺動可能になっている。
保持部材120の内部からは、印字面111とは反対の方向に2つの一対のガイド部材123がそれぞれ突設されている。また、固定印字部材112及びインク貯蔵体113(図5参照)を保持する保持部材120のその保持部分の側面には、一対の突起部122が設けられている。この突起部122は、キャップ10の内側に設けられた係合部(図示外)に係合されるようになっている。さらに、固定印字部100の印字面111の略中央には、印字面111の面と直交する方向に固定印字部100を貫通する略長方形の孔部114が設けられている。孔部114は、回動印字部材210の印字面211を、本体ケース2から露出させるための孔である。
次に、回動印字部200は、円筒状の支持ケース201内に、印字面211を有する5つの回動印字部材210が略長板状の保持体230(図4参照)に保持されて構成されている。支持ケース201は、収容される本体ケース2の内周にあわせて円筒状に形成されている。支持ケース201の印字面側の端部には、その外周を取り巻くツバ203が、外周面と直交する方向に突設され、支持ケース201を収容する本体ケース2の軸方向に対して直交する方向と平行な平面が形成されている。ツバ203の外周は、胴周りより口径の大きな本体ケース2の筒端部2aの内周とほぼ同じ大きさとなっている。また、支持ケース201を本体ケース2へ収容する際にボス2cに干渉しないように、ツバ203には2ヶ所に切欠部204が設けられている。また、保持体230の両側部には、固定印字部100の一対のガイド部材123の間に挟み込まれる2つのガイド片232がそれぞれ形成されている。
支持ケース201の一側面には、軸方向に沿って4本の長細い溝状のガイド溝202が開口されている。これらのガイド溝202は、支持ケース201を本体ケース2に収容し、印字面211の変更が行える状態では、開口部2bより露出される(図2参照)。
次に、回動印字部材210の構造を図4及び図5を参照して説明する。図4に示すように、回動印字部材210は、ベルト体220の外周面に設けられている。ベルト体220は、保持体230の長手方向に沿って、5本が並列して設けられており、それぞれが個別に回転可能になっている。各ベルト体220上に設けられた各回動印字部材210は、ベルト体220の回転とともにその位置が移動されるように固定されている。回動印字部材210は、突設状の複数の印字部212と、印字部212の間を連結する連結部213とから構成されている。そして、印字部212は、その先端に印字面211を有している。この回動印字部材210の長さは、ベルト体220の半周以下となっている。この回動印字部材210を構成する、印字面211を有する印字部212と連結部213とは、例えば多孔性樹脂などのインク含浸体からなり、一体に形成される。なお、回動印字部材210が、本発明における回動印字体に相当する。
ベルト体220の外周面には、各ベルト体220を個々に回転させる際にスライド操作するスライド部221が突設されており、保持体230の長手方向に沿ってスライド部221をスライド移動させることでベルト体220を回転させることができる。さらに、ベルト体220の外周面で、回動印字部材210が固定された側と反対側の外周面には、各印字部212の印字面211にそれぞれ対応した印影の見本222が印刷されている。尚、保持体230を支持ケース201に収容すると、前述したガイド溝202(図3参照)からスライド部221が支持ケース201の外方に突出される。
また、図5に示すように、ベルト体220のスライド部221には、そのスライド方向と直交する方向に出退可能に付勢された凸部223が突設されている。また、保持体230の内部には、凸部223に係合してベルト体220の回転に負荷を与える凹部231が、ベルト体220の回転方向に沿って印字部212の数だけ設けられている。この構成は、凸部223が凹部231に係合された状態では、その凹部231に対応した印字部212が、保持体230の長手方向の一方の側面に位置されるように、ベルト体220の位置決めを行うためのものである。また、スライド部221が操作されていずれかの印字部212が保持体230の長手方向の一方の側面(図5における紙面下側)に位置されたとき、他方の側面(図5における紙面上側)には、その印字面211に対応した印影の見本222が位置されるようになっている。回動印字部200の操作部205の底面には見本窓2eが開口されており、保持体230の長手方向の他方の側面に位置された見本222が、その見本窓2eを介して目視可能となっている。
次に、固定印字部100の構造について図5及び図6を参照して詳細に説明する。図5及び図6に示すように、固定印字部100は、印字面111を有する固定印字部材112の背面にインク貯蔵体113が保持部材120により保持されている。インク貯蔵体113は、例えば多孔性樹脂からなり、内部にインクを染み込ませることによってインクを貯蔵することができる。インク貯蔵体113の略中央には、略長方形のインク貯蔵体孔部116が形成されている。固定印字体112は、インク貯蔵体113と同様に多孔性樹脂からなり、その印字面111は、公知のように、固定印字部材112の印影となる部分をマスクした状態で圧縮しつつ露光し、露光された部分が溶解して孔を塞ぐことによって形成される。固定印字体112の略中央には、インク貯蔵体孔部116よりもひとまわり大きな略長方形の固定印字体孔部117が形成されている。固定印字部材112は、インク貯蔵体113からインクの供給を受ける。
また、保持部材120のインク貯蔵体孔部116に対向する位置には、略長方形の保持部材孔部125が形成されている。そして、この保持部材孔部125の周囲には、回動印字部材210が挿入される側から固定印字体孔部117に向かって傾斜面となり、回動印字部材210の挿入を容易にする孔縁部115が形成されている。孔縁部115は、回動印字部材210の挿入をサポートすることができればよく、傾斜面に限らず、弧面であってもよい。以上のインク貯蔵体孔部116、固定印字体孔部117、及び保持部材孔部125により、固定印字部100を貫通する孔部114が構成されている。そして、回動印字部材210は、この孔部114を貫通して、その印字面211を固定印字部100の印字面111に露出させる。
次に、図7〜図9を参照して、インク貯蔵体113から回動印字部材210の印字部212へのインク伝達について説明する。図7に示すように、本実施形態においては、5本並んで設けられている回動印字部材210の両端の回動印字部材210上に形成されている印字部212は、その根本部214から印字面211に向かって次第に細くなるように形成されている。そして、孔部114に挿通されている印字部212の根本部214は、インク貯蔵体113に当接している。従って、インクを含浸しているインク貯蔵体113から根本部214を介して、回動印字部材210の現在選択されている印字部212にインクが伝達され、印字面211に到達する。この根本部214が本発明のインク伝達体に相当する。
尚、本発明のインク伝達体は、インク貯蔵体113から回動印字部材210の現在選択されている印字部212にインクを供給するものであり、インク貯蔵体113と孔部114に挿通された印字部212とを接続するものであればよく、上記の構成に限られない。例えば、図8に示すように、インク貯蔵体孔部116の短辺側を印字部212に向かって狭めるように、インク貯蔵体113をテーパー状に形成し、そのテーパー部118を経由してインク貯蔵体113から印字部212にインクが伝達されるように構成してもよい。このように構成すれば、印字面211に最も近いところにインク伝達体113が位置することになり、印字面へのインクの到達が早くなる効果がある。
また、図9に示すように、印字部212がインク貯蔵体113に対向する位置に凸部215を設けてインク伝達体としてもよい。このように構成すると、凸部215の大きさを大きくしてインク貯蔵体113から印字部212へインクを伝達する表面積を大きく取ることができ、インク伝達が速くスムーズに行なわれる。
このような構成の日付印1を組み立てる際には、図3に示すように、まず、分離可能な操作部205を分離した支持ケース201を本体ケース2の筒端部2a側より本体ケース2に挿入し、筒端部2d側から操作部205を支持ケース201に係合させて固定させる。そして、筒端部2a側より固定印字部100の一対のガイド部材123の間に保持体230の2つのガイド片232をそれぞれ挟み込ませつつ、本体ケース2のボス2cを固定印字部100の螺旋溝121の始端に係合させ、固定印字部100の取り付けを行う。
ボス2cが螺旋溝121の始端に係合された状態では、固定印字部100は本体ケース2の筒端部2aから露出している。そして、回動印字部材210の選択されている印字面211は、固定印字部100の孔部114から露出しない位置にある(図2参照)。また、この状態では、固定印字部100は、ボス2cと螺旋溝121の一対の係合部を結ぶ軸線を揺動中心として、孔部114と交差する方向に揺動可能となっている。
次に、支持ケース201の操作部205を本体ケース2に対して回転させる。すると、ガイド片232がガイド部材123に挟まれているので、ボス2cがストッパ121cを乗り越えて螺旋溝121に沿ってスライドし、固定印字部100も回転される。このため、固定印字部100は本体ケース2に納められる方向に移動される。このようにボス2cが螺旋溝121の始端から末端121aに向かって螺旋溝121をスライドしていくと、回動印字部材210は、孔縁部115に案内されつつ、孔部114に挿入される。さらに、固定印字部100は、ボス2cと螺旋溝121の一対の係合部を結ぶ軸線を揺動中心として、孔部114と交差する方向に揺動する。従って、揺動するうちに、固定印字部100は、回動印字部材210にならうこととなり、印字面211が孔部114の正規位置に位置決めされ、挿入が完了する(図1、図5参照)。また、ボス2cが螺旋溝121のストッパ121bを乗り越え末端の位置に達することで、本体ケース2に対して固定印字部100が位置決めされる(図5参照)。
印字面211の変更を行う場合は、本体ケース2を保持して操作部205を回転させる。すると、螺旋溝121の末端121aに位置しているボス2cがストッパ121bを乗り越え、始端に向かって螺旋溝121に沿ってスライドされる。すると、固定印字部100は本体ケース2から突出する。そして、固定印字部100の孔部114から回動印字部材210の選択されている印字面211が引き抜かれた状態となる(図2参照)。この状態でスライド部221を操作すれば、任意の印字面211の選択を行うことができる。尚、捺印可能な状態に固定印字部100を移動させる場合、螺旋溝121がボス2cを案内する方向が固定印字部100の出退方向(本体ケース2の軸方向)に対して斜めとなっているため、固定印字部100と回動印字部200とが急激に接近することがない。
以上説明したように、本実施形態の日付印1は、インク貯蔵体113と回動印字部材210の現在選択中の印字部212を接続するように、根本部214、テーパー部118、または凸部215をインク伝達体として設け、インク貯蔵体113から選択中の印字部212にインクが供給されるように構成している。従って、印字部212にインクを供給するためのインク供給体をキャップ10内に設けてキャップをかぶせるようにしなくても、かすれのない捺印を可能にすることができる。
捺印可能な状態の日付印1の斜視図である。 印字面211の変更が可能な状態の日付印1の斜視図である。 日付印1の分解斜視図である。 回動印字部材210を保持した保持体230の斜視図である。 図1に示す一点鎖線において矢視方向Aから見た、日付印1の断面図である。 図1に示す一点鎖線において矢視方向Bから見た、操作部205を除いた状態の日付印1の断面図である。 図6における印字面に近い部分を拡大した部分断面図である。 図6における印字面に近い部分を拡大した部分断面図である。 図6における印字面に近い部分を拡大した部分断面図である。
符号の説明
1 日付印
2 本体ケース
100 固定印字部
111 印字面
112 固定印字部材
113 インク貯蔵体
114 孔部
118 テーパー部
116 インク貯蔵体孔部
117 固定印字体孔部
120 保持部材
200 回動印字部
210 回動印字部材
211 印字面
212 印字部
214 根本部
215 凸部

Claims (4)

  1. 本体ケースと、
    当該本体ケース内に回動可能に支持されるベルトの外面に、印影を形成するための印字面をそれぞれ有する複数の印字部が突設された回動印字体と、
    前記本体ケースの一方の端部に設けられ、印影を形成するための印字面を有する固定印字体と、
    当該固定印字体の背面に設けられたインク貯蔵体と、
    前記固定印字体に設けられ、前記回動印字体の前記複数の印字部のうち選択された印字部を挿入させてその印字面を前記固定印字体の印字面から露出させる固定印字体孔部と、
    前記インク貯蔵体に設けられ、前記選択された印字部を前記固定印字体孔部まで挿通させるインク貯蔵体孔部と、
    前記インク貯蔵体と前記挿入されたときの印字部とを接続させて前記インク貯蔵体から前記印字部にインクを伝達するインク伝達手段とを備えたことを特徴とする印判。
  2. 前記インク貯蔵体は、前記インク貯蔵体孔部を形成する少なくとも一部が、前記挿入された印字部に向かって前記インク貯蔵体孔部を狭めるようにテーパー状に形成されてその先端部分が当該印字部に接触し、
    前記インク伝達手段は、当該テーパー状に形成されたインク貯蔵体の部分であることを特徴とする請求項1に記載の印判。
  3. 前記印字部は、前記ベルトから前記印字面に向かって次第に細くなり、前記ベルトに近い部分が前記インク貯蔵体に接触するように形成され、
    前記インク伝達手段は、前記インク貯蔵体に接触している当該印字部の部分であることを特徴とする請求項1に記載の印判。
  4. 前記印字部は、前記固定印字体孔部に挿入されたときに前記インク貯蔵体に接触する凸部をその側面に有し、
    前記インク伝達手段は、前記インク貯蔵体に接触した当該凸部であることを特徴とする請求項1に記載の印判。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103587263A (zh) * 2012-05-15 2014-02-19 特罗戴有限公司 印模及使用印模颜料浸湿印模颜料存储器的方法

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