JP4695458B2 - ストラット型ショックアブソーバ - Google Patents

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本発明は、アウターチューブにナックルブラケットが取り付けられたストラット型ショックアブソーバに関わり、詳しくは、車軸側のナックル部材を上記ナックルブラケットに取り付けるための構造に関する。
従来より、この種のストラット型ショックアブソーバとしては、特許文献1に示すものを例示することができる。
このストラット型ショックアブソーバは、下部にナックルブラケットを有するアウターチューブ内にピストンを介してピストンロッドが出没自在に挿入されている。
そして、アウターチューブが上記ナックルブラケットを介して車軸側のナックル部材としてのステアリングナックルに連結され、ピストンロッドがその上部に設けた取付部を介して車体側に連結されることによって自動車のサスペンションを構成するリンクの一部として使用されている。
従って、このサスペンションの作動状態では、路面の凹凸状況に応じてアウターチューブからピストンロッドが出没動作を繰り返し、所定の減衰力を発生することで路面からの振動が車体側に伝達するのを防止している。
特開平2001−301435号公報(図1)
上述したストラット型ショックアブソーバを車両に対して組付けるには、上記ピストンロッドの取付部を車体側の取付孔に挿入し、この取付孔から突出したピストンロッド先端部にナットを螺合させることで上記車体の車体側に対して固定する。
又、図7に示すように、上記ナックルブラケット41に設けた一対の挟持片42間にステアリングナックル45を挿入配置し、このステアリングナックル45に穿設した上下一対の挿入孔45a,45bと上記各挟持片42に穿設した上下一対の取付孔42a,42bとを一致させ、これらの孔45a,45b,42a,42b内に一方の挟持片42から他方の挟持片42方向へ向かって取付ボルト46を挿入し、他方の挟持片42から突出した取付ボルト46の突出部分にナット47を螺合させることで上記車両の車軸側に対して固定する。
このようなストラット型ショックアブソーバの車両に対する組付構造においては、特に問題がある訳ではないが、ナックルブラケット41へステアリングナックル45を組み付けるには、ナックルブラケット41の挟持片42間にステアリングナックル45を挿入配置した状態で、その挿入孔45a,45bと挟持片42の取付孔42a,42bとの孔位置を一致させなければならない。
このため、ステアリングナックル41の挿入孔45a,45bが直接目視できない状態で、この挿入孔45a,45bと挟持片44の取付孔44との孔位置を一致させる作業が必要となり、作業者にとっては時間と熟練を要する作業になるという問題点がある。
そこで、本発明の目的は、ナックルブラケットの挟持片間にナックル部材を配置して固定する作業が短時間で容易にできる構造を備えたストラット型ショックアブソーバを提供することである。
上記の目的を達成するため、本発明の手段は、車軸側のナックル部材と連結するためのナックルブラケットを取り付けたアウターチューブ内に、車体側と連結するための取付部を有する倒立状態のダンパーが出没自在に挿入されると共に、このダンパー内に出没自在に挿入されたピストンロッドの先端を上記アウターチューブのロア部に連結し、上記ナックル部材にはボルトを挿入する挿通孔を形成し、上記ナックルブラケットは上記アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向に突出形成して上記ナックル部材を挟持する一対の挟持片と、この各挟持片に形成した取付孔とから構成されているストラット型ショックアブソーバにおいて、上記一対の挟持片のうち、少なくとも一方の挟持片の内側面に位置決め用リブを設け、上記挟持片間に上記ナックル部材を挿入して当該ナックル部材の先端を上記リブに当接させた時上記挿通孔の位置と上記取付孔の位置とを一致させることを特徴とするものである。
同じく、本発明の他の手段は、車軸側のナックル部材と連結するためのナックルブラケットを取り付けたアウターチューブにピストンを介してピストンロッドを出没自在に挿入すると共に、このピストンロッドの先端側を車体側と連結し、上記ナックル部材にはボルトを挿入する挿通孔を形成し、上記ナックルブラケットは上記アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向に突出形成して上記ナックル部材を挟持する一対の挟持片と、この各挟持片に形成した取付孔とから構成されているストラット型ショックアブソーバにおいて、上記一対の挟持片のうち、少なくとも一方の挟持片の内側面に位置決め用リブを設け、上記挟持片間に上記ナックル部材を挿入して当該ナックル部材の先端を上記リブに当接させた時上記挿通孔の位置と上記取付孔の位置とを一致させることを特徴とするものである。
上記各手段において、ナックルブラケットをアウターブラケットと、このアウターブラケットの内側に接合したインナーブラケットとから構成すると共に、上記アウターブラケットを、アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向へ突出形成された一対の外側挟持片とから形成し、上記インナーブラケットは上記一対の外側挟持部に接合された同じく一対の内側挟持片と、これら内側挟持片同士を連結する連結部とから形成し、上記外側挟持片及び内側挟持片から上記挟持片を構成しても良い。
同じく、上記位置決め用リブを一対の挟持片の夫々の内側面にアウターチューブの軸線方向に沿って設けても良い。
同じく、一対の挟持片を夫々内側に向かって切り起した切り起し片で上記ナックル部材のアウターチューブの軸線方向に対する位置決めを上記リブと併用して行っても良い。
本発明によれば、ナックルブラケットの挟持片にこれら挟持片間にナックル部材を配置したときの挟持片に対するナックル部材の位置決めを行う位置決め部としてリブを設けたので、挟持片間にナックル部材を挿入して当該ナックル部材の先端を上記リブに当接させるのみで容易にナックル部材の挿通孔と挟持片の取付孔との孔位置を一致させることができる。
このため、従来例で示したようなナックル部材の挿入孔が直接目視できないことで、この挿入孔と挟持片の取付孔との孔位置を一致させる作業に時間と熟練を要することもなく、簡単且つ短時間で上記の組付作業を行うことができる。
従って、この状態で、一方の挟持片から他方の挟持片方向へ向かって取付ボルトを挿入してナットを螺合させるこれら一連の挟持片に対するナックル部材の組付作業を簡単且つ短時間で行うことができる。
以下に、本発明を自動車のストラット型ショックアブソーバに具体化した一実施の形態を図に基づいて説明する。
本実施の形態のストラット型ショックアブソーバは、下部にナックルブラケット1、上部にスプリングシート2を夫々溶接固定した有底筒状をなすアウターチューブ3内に、上部に図示しない取付部を溶接固定したダンパー5が所謂倒立状態で出没自在に挿入され、ダンパー5に出没自在に挿入されたピストンロッド6の先端がアウターチューブ3のロア部7にねじ8により締付け固定されている。
以下、更に詳述すると、上記アウターチューブ3の開口端には内部に環状のシール部材9が取り付けられたパッキンケース10が嵌合されており、このシール部材9でダンパー5外周面との間をシールするようになっている。
上記アウターチューブ3の略中央部及び上部近傍となる内周面には夫々軸受け部材としての中央側ベアリング11と、上部側ベアリング12とが圧入固定され、これらのベアリング11、12内周面とダンパー5外周面との間に微小な摺動隙間Sを形成することでダンパー5のスムーズな出没動作を可能としている。
上記ナックルブラケット1は、図2および図3に示すように、インナーブラケット14とアウターブラケット15とからなる所謂2枚ブラケットタイプであって、アウターブラケット15は上記アウターチューブ3を取り付けるブラケット本体16と、このブラケット本体16から横方向へ突出形成された一対のナックルアーム取り付け用の外側挟持片17とを板状の母材を折曲加工することで一体的に形成されている。
上記インナーブラケット14は、上記一対の外側挟持片17の内側にスポット溶接により接合された一対の内側挟持片18と、これら内側挟持片18のアウターチューブ3側端部同士を連結する連結片19とから断面コの字状に形成されている。
このように構成されたナックルブラケット1は、上記外側挟持片17と内側挟持片18とで本発明の一対の挟持片20a,20bが構成されると共に、アウターチューブ3に嵌合された状態で上記ブラケット本体16のロア部7側端部とアウターチューブ3の外周面との境界部分及び連結片19のロア部7側端部とアウターチューブ3の外周面との境界部分が溶接Yされることで上記アウターチューブ3に対して固定されている。
図2および図3に示すように、上記一対の挟持片20a,20bにはナックル部材取付用の上下一対の取付孔21a,21bが穿設されており、この取付孔21a,21bと、これら挟持片20a,20b間に配置されたナックル部材としてのナックルアーム30に穿設された上下一対の挿通孔31a,31bとを一致させ、これらの孔21a,21b,31a,31b内に一方の挟持片20aから他方の挟持片20b方向へ向かって取付ボルト33を挿入し、他方の挟持片20b側に突出した取付ボルト33の突出部分にナット34を螺合させることで自動車の車軸側に対して固定されるようになっている。
上記一対の挟持片20a,20bの取付孔21a,21bよりもアウターチューブ3側となる内側面にはこのアウターチューブ3の軸線方向に伸びる本発明の位置決め部としてのリブ32がこの挟持片20a,20bを内側へ向かってプレス加工することで一体的に形成されている。
このリブ32は、図4に示すように、挟持片20a,20b間にナックルアーム30が配置されたとき、ナックルアーム30の先端30aがこのリブ32に当接することでこれら挟持片20a,20bに対するナックルアーム30のアウターチューブ3方向への位置決めがなされるようになっており、本実施の形態ではナックルアーム30の先端30aがこのリブ32と当接したときにはナックルアーム30の挿通孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置関係がアウターチューブ3の軸線と直行する方向において一致するようになっている。
従って、この挟持片20a,20b間にナックルアーム30を配置してその先端30aをリブ32に当接させると共に、リブ32に沿ってナックルアーム30を上下動させることで、容易にナックルアーム30の挿通孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置が一致するようになっている。
上記ピストンロッド6のロア部7と当接部には断面略台形状をなすバンプクッション22が設けられており、アウターチューブ3内へのダンパー5の最侵入時における衝撃を吸収するようになっている。
尚、上記ダンパー5内にはフリーピストン23が移動自在に挿入され、このフリーピストン23によって上記ダンパー5内をガス室Gと油室24とに区画すると共に、油室24には上記ピストンロッド6の基端が固定されたピストン部25が移動自在に挿入されて上記油室をロッド室Rとピストン室Pに区画している。
そして、このように構成されたストラット型ショックアブソーバは、スプリングシート2に図示しないコイルスプリングを着座させた状態で、アウターチューブ3をナックルブラケット1を介して車軸側のナックルアーム30に、又、ダンパー5を取付部を介して車体側に夫々連結すると、自動車のサスペンションを構成するリンクの一部となる。
従って、このサスペンションの作動状態では、路面の凹凸状況に応じてアウターチューブ3からダンパー5が出没動作を繰り返し、所定の減衰力を発生することによって路面からの振動が車体側に伝達するのを防止する。
以上のように構成されたストラット型ショックアブソーバにナックルアーム30を組み付けるには、図3および図4に示すように、一対の挟持片20a,20b間にナックルアーム30を配置し、ナックルアーム30の挿通孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとを一致させ、一方の挟持片20aから他方の挟持片20b方向へ向かって取付ボルト33を挿入し、他方の挟持片20b側に突出した取付ボルト33の突出部分にナット34を螺合させることで上記車軸側に対して固定する。
このとき、上記挟持片20a,20bの内側面にアウターチューブ3の軸線方向に伸びる位置決め部としてのリブ32を設けたので、このリブ32に先端30aが当接するようナックルアーム30を配置すると、ナックルアーム30の挿入孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置がアウターチューブ3の軸線と直行する方向において一致する。
そこで、このリブ32に沿ってナックルアーム30を上下動させることで、容易にナックルアーム30の挿通孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置を一致させることができるので、この状態で、一方の挟持片20aから他方の挟持片20b方向へ向かって取付ボルト33を挿入し、ナット34を螺合させる一連のナックルアーム30の組付作業を容易に短時間で行うことができる。
従って、従来例で示したようなナックルアーム30の挿入孔31a,31bが直接目視できないことで、この挿入孔31a,31bと挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置を一致させる作業に時間と熟練を要することもなく、作業者は比較的、簡単且つ短時間で上記の組付作業を行うことができる。
又、アウターチューブ3の軸線方向に伸びるリブ32をこの挟持片20a,20bを内側へ向かってプレス加工することで上記位置決め部としたので、本発明の位置決め機能以外に、ナックルブラケット1自体の強度を向上させることができる。
尚、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、例えば、以下のように変更することも可能である。
1)本実施の形態では、ナックルブラケット1の挟持片20a,20bとして、アウターブラケット15の外側挟持片17とインナーブラケット14の内側挟持片18とを用いた所謂二枚ブラケットタイプのものを示したが、これに限定されるものではなく、図5に示すような外側挟持片17のみの、所謂、一枚ブラケットタイプのものに具体化しても良いことは勿論である。
2)本実施の形態では、位置決め部をアウターチューブ3の軸線方向に伸びるリブ32とすることでナックルブラケット1に対してナックルアーム30をアウターチューブ3方向に対して位置決めしたが、これに限定されるものではなく、図5および図6に示すように、一対の挟持片を内側に切り起こしてアウターチューブと直行する切り起し片35を設け、この切り起し片35にナックルアーム30の下端30bを載置することで、ナックルブラケット1に対してナックルアーム30をアウターチューブ3の軸線方向に対して位置決めするようにしても良く、 このとき、図示されているように、リブ32と併用するようにしても良い。こうすると、ナックルブラケット1の外側挟持片17間にナックルアーム30を配置するだけで、これらのリブ32や切り起し片35の作用によってナックルアーム30の挿通孔31a,31bと、外側挟持片17の取付孔21a,21bとの孔位置を完全に一致させることができる。
3)本実施の形態では、位置決め部としてのリブ32を、挟持片20a,20bをプレス成形することでこの挟持片20a,20bと一体的に形成したが、これに限定されるものではなく、別部材で形成して上記挟持片20a,20bに溶接、接着等で接合するようにしても良い。
4)本実施の形態では、位置決め部としてのリブ32を、ナックルアーム30の挿通孔31a,31bと、挟持片20a,20bの取付孔21a,21bとの孔位置合わせ用としたが、これに限定されるものではなく、別の目的のために使用しても良い。
5)本実施の形態では、アウターチューブ3内に倒立状態のダンパー5を出没自在に挿入したストラット型ショックアブソーバに本発明を具体化したが、これに限定されるものではなく、アウターチューブ3にピストンを介してピストンロッドを出没自在に挿入したストラット型ショックアブソーバに本発明を具体化しても良い。
本発明の一実施の形態を示すストラット型ショックアブソーバの中心線から左側部分のみを示す要部断面図である。 図1のナックブラケットのみを示す斜視図である。 図1のストラット型ショックアブソーバのナックルブラケットにナックルアームを配置した状態を示す要部正面図である。 図1のストラット型ショックアブソーバのナックルブラケットにナックルアームを配置した状態を示す要部側面断面図である。 本発明の別例を示し、ストラット型ショックアブソーバのナックルブラケット部分を示す要部側面図である。 図5のナックルブラケットにナックルアームを配置した状態を示す要部正面図である。 本発明の従来技術を示し、ナックルブラケットにナックルアームを配置した状態を示す要部側面断面図である。
符号の説明
1 ナックルブラケット
3 アウターチューブ
5 ダンパー
6 ピストンロッド
7 ロア部
14 インナーブラケット
15 アウターブラケット
16 ブラケット本体
17 外側挟持片
18 内側挟持片
19 連結片
20a,20b 挟持片
21a,21b 取付孔
30 ナックルアーム(ナックル部材)
32 リブ(位置決め部)
35 切り起し片(位置決め部)

Claims (5)

  1. 車軸側のナックル部材と連結するためのナックルブラケットを取り付けたアウターチューブ内に、車体側と連結するための取付部を有する倒立状態のダンパーが出没自在に挿入されると共に、このダンパー内に出没自在に挿入されたピストンロッドの先端を上記アウターチューブのロア部に連結し、上記ナックル部材にはボルトを挿入する挿通孔を形成し、上記ナックルブラケットは上記アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向に突出形成して上記ナックル部材を挟持する一対の挟持片と、この各挟持片に形成した取付孔とから構成されているストラット型ショックアブソーバにおいて、上記一対の挟持片のうち、少なくとも一方の挟持片の内側面に位置決め用リブを設け、上記挟持片間に上記ナックル部材を挿入して当該ナックル部材の先端を上記リブに当接させた時上記挿通孔の位置と上記取付孔の位置とを一致させることを特徴とするストラット型ショックアブソーバ。
  2. 車軸側のナックル部材と連結するためのナックルブラケットを取り付けたアウターチューブにピストンを介してピストンロッドを出没自在に挿入すると共に、このピストンロッドの先端側を車体側と連結し、上記ナックル部材にはボルトを挿入する挿通孔を形成し、上記ナックルブラケットは上記アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向に突出形成して上記ナックル部材を挟持する一対の挟持片と、この各挟持片に形成した取付孔とから構成されているストラット型ショックアブソーバにおいて、上記一対の挟持片のうち、少なくとも一方の挟持片の内側面に位置決め用リブを設け、上記挟持片間に上記ナックル部材を挿入して当該ナックル部材の先端を上記リブに当接させた時上記挿通孔の位置と上記取付孔の位置とを一致させることを特徴とするストラット型ショックアブソーバ。
  3. ナックルブラケットをアウターブラケットと、このアウターブラケットの内側に接合したインナーブラケットとから構成すると共に、上記アウターブラケットを、アウターチューブを取り付けるブラケット本体と、このブラケット本体から横方向へ突出形成された一対の外側挟持片とから形成し、上記インナーブラケットは上記一対の外側挟持部に接合された同じく一対の内側挟持片と、これら内側挟持片同士を連結する連結部とから形成し、上記外側挟持片及び内側挟持片から上記挟持片を構成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のストラット型ショックアブソーバ。
  4. 上記位置決め用リブを一対の挟持片の夫々の内側面にアウターチューブの軸線方向に沿って設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のストラット型ショックアブソーバ。
  5. 一対の挟持片を夫々内側に向かって切り起した切り起し片で上記ナックル部材のアウターチューブの軸線方向に対する位置決めを上記リブと併用して行うことを特徴とする請求項1、2又は3に記載のストラット型ショックアブソーバ。
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