JP6615665B2 - ナックルブラケット及び懸架装置 - Google Patents

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本発明は、ナックルブラケット、懸架装置に関する。
例えば特許文献1には、アウターシェルを抱持する略筒状のブラケット本体と、このブラケット本体から横方向に突出形成した一対のアウターブラケットとを板状の母材を折曲加工して形成し、これらアウターブラケット間に断面略コの字状をなすインナーブラケットを挿入し、このアウターブラケットとインナーブラケットとをプロジェクション溶接により接合した後、これらアウターブラケット及びインナーブラケットに各ブラケットを貫通するように取付孔を穿設してなるナックルブラケットの製造方法において、上記折曲加工を行う前の母材の上記取付孔を穿設する部分に対して脆弱処理を施したナックルブラケットの製造方法が記載されている。
特開2006−273173号公報
車体と車輪との間に設けられるダンパとナックルとを接続するためにナックルブラケットが用いられる。このナックルブラケットは、1つの部材により製造する場合もあるが、例えば、SUV(Sport Utility Vehicle)車のようにより大きな強度を求められる場合には、アウターブラケット等の第1の部材とインナーブラケット等の第2の部材を複数組み合わせることで製造することがある。
このときインナーブラケット等の第2の部材がダンパに接触する箇所において、ダンパに対して応力集中が生じるときがある。この場合、ダンパ側の強度をより高める必要が生じる。
本発明は、インナーブラケット等の第2の部材がダンパに接触する箇所において、ダンパに対して応力集中が生じにくいナックルブラケット等を提供することを目的とする。
かかる目的のもと、本発明は、車体と車輪との間に設けられ、車輪からの振動を吸収するダンパの一端と車輪を回転可能に接続するナックルとを接続するナックルブラケットであって、切欠部を有する円筒形状をなしダンパを固定する円筒部と、切欠部から突出しナックルを固定する対となる突出部とを有する第1の部材と、第1の部材の対となる突出部に嵌め込まれ、第1の部材とともにナックルを固定する、3つの辺部からなるコの字形状の第2の部材と、を備え、第2の部材は、第2の部材がダンパと対向する辺部において、ダンパの軸方向車体側の端部以外の箇所では、ダンパの形状に沿う曲面形状をなすとともに、端部では、曲面形状からさらにダンパ側とは逆側に向けて曲がるR形状をなすナックルブラケットである。本構成では、第2の部材がダンパに接触する箇所において、ダンパに対して応力集中が生じにくいナックルブラケットを提供できる。
また本発明は、車体と車輪との間に設けられ、車輪からの振動を吸収するダンパと、ダンパの一端と車輪を回転可能に接続するナックルとを接続するナックルブラケットと、を備え、ナックルブラケットは、切欠部を有する円筒形状をなしダンパを固定する円筒部と、切欠部から突出しナックルを固定する対となる突出部とを有する第1の部材と、第1の部材の対となる突出部に嵌め込まれ、第1の部材とともにナックルを固定する、3つの辺部からなるコの字形状の第2の部材と、を備え、第2の部材は、第2の部材がダンパと対向する辺部において、ダンパの軸方向車体側の端部以外の箇所では、ダンパの形状に沿う曲面形状をなすとともに、端部では、曲面形状からさらにダンパ側とは逆側に向けて曲がるR形状をなす懸架装置である。本構成では、信頼性がより向上する懸架装置を提供できる。
インナーブラケット等の第2の部材がダンパに接触する箇所において、ダンパに対して応力集中が生じにくいナックルブラケット等を提供することができる。
本実施形態の懸架装置の全体図である。 ナックルブラケットを説明するための図であり、ナックルブラケットを図1と同方向から見た図である。 図2に示すナックルブラケットをIII方向から見た図である。 インナーブラケットを図3のIV方向から見た図である。 インナーブラケットを図4のV方向から見た図である。 インナーブラケットの長さを変更した場合について説明した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
〔懸架装置の全体説明〕
図1は、本実施形態の懸架装置の全体図である。
なお図1では、懸架装置1を構成するものではないが、車輪2とハブ3と駆動軸4とを併せて図示している。
懸架装置1は、自動車等の車両に使用され、車体(図示せず)と車輪2との間に設けられる。
懸架装置1(懸架装置)は、車輪2からの振動を吸収するダンパ10(ダンパ)と、ダンパ10の一端と車輪2を回転可能に接続するナックル30(ナックル)とを接続するナックルブラケット20(ナックルブラケット)と、を備える。
図示する懸架装置1は、車体と車輪2との間に設けられ、車体を支持する。
懸架装置1は、ダンパ10と、ナックルブラケット20と、ナックル30と、ロアアーム部40とを備える。
ダンパ10は、車体と車輪2との間に設けられ、車輪2からの振動を吸収する。
ダンパ10は、例えば、オイルダンパなどの減衰機構と、金属ばね等の弾性部材からなる懸架ばねとを備える。そしてこれらにより路面の凸凹に伴い車輪2が受ける振動を吸収し、車体側に伝わる振動を減少させる。
図示するダンパ10は、シリンダ11と、ピストンロッド12と、スプリングコイル13とを備える。ピストンロッド12の車輪2側端部には、図示しないピストンがシリンダ11内を軸方向に摺動可能に設けられる。そしてピストンがシリンダ11内を摺動するときに、このピストンに設けられた流路やチェック弁を通過するときのオイルの粘性抵抗により振動を減衰させる減衰力が発生する。またスプリングコイル13により生じる弾性力により振動を吸収する。
ナックルブラケット20は、ダンパ10の一端とナックル30とを接続する。
本実施の形態では、ナックルブラケット20は、締結具Tにより、ダンパ10の車輪2側端部を固定するとともにナックル30の車体側端部を固定することで、ダンパ10とナックル30とを接続する。締結具Tは、例えば、ボルトとナットである。ナックルブラケット20の詳細については、後述する。
ナックル30は、車輪2を回転可能に接続する部材である。
ナックル30は、車輪2が取り付けられ駆動軸4からの駆動力を車輪2に伝達するハブ3を接続するボス部31を備える。ボス部31は、ハブ3の軸受3aを介してハブ3と接続し、これにより車輪2を回転可能に接続する。
またナックル30は、ボス部31から上方の車体側に延伸されナックルブラケット20と接続する上部延伸部32と、ボス部31から下方に延伸されロアアーム部40と接続する下部延伸部33とを備える。
ロアアーム部40は、ロアアーム41と、ボールジョイント42とを備える。
ロアアーム41は、車輪2が傾かないように支持する。そしてロアアーム41は、ボールジョイント42を介してナックル30の下部延伸部33と接続する。
〔ナックルブラケットの説明〕
次にナックルブラケット20についてより詳しく説明を行なう。
図2は、ナックルブラケット20を説明するための図であり、ナックルブラケット20を図1と同方向から見た図である。
図3は、図2に示すナックルブラケット20をIII方向から見た図である。即ち、図3は、ナックルブラケット20を上方から見た図である。
図4は、インナーブラケット22を図3のIV方向から見た図である。即ち、図4は、インナーブラケット22を図2と同方向から見た図に対応する。
図5は、インナーブラケット22を図4のV方向から見た図である。即ち、図5は、インナーブラケット22を図2のV方向から見た図に対応する。
ナックルブラケット20(ナックルブラケット)は、車体と車輪2(車輪)との間に設けられ、車輪2からの振動を吸収するダンパ10の一端と車輪2を回転可能に接続するナックル30(ナックル)とを接続するナックルブラケット20であって、切欠部K(切欠部)を有する円筒形状をなしダンパ10(ダンパ)を固定する円筒部211(円筒部)と、切欠部Kから突出しナックル30(ナックル)を固定する対となる突出部212(突出部)とを有するアウターブラケット21(第1の部材)と、アウターブラケット21の対となる突出部212に嵌め込まれ、アウターブラケット21に固定されアウターブラケット21とともにナックル30を固定するコの字形状のインナーブラケット22(第2の部材)と、を備え、インナーブラケット22は、ダンパ10と接触する箇所の端部がR形状をなす。
本実施形態のナックルブラケット20は、アウターブラケット21と、インナーブラケット22とを備える。
アウターブラケット21は、第1の部材の一例であり、円筒部211と突出部212とを備える。
円筒部211は、図3に示すように、切欠部Kを有する円筒形状をなしダンパ10(図1参照)を固定する部位である。円筒部211は、上方から見たときに、C字形状を採る。そしてC字形状の内側の面がダンパ10のシリンダ11の外周面に沿った形状となっている。そしてシリンダ11を円筒部211の内側に挿入し、シリンダ11の下端部とナックルブラケット20とが溶接固定されてダンパチューブを構成している。
また突出部212は、切欠部Kから突出しナックル30を固定する部位である。本実施形態では、上方から見たときに、円筒部211のC字形状の両端部からそれぞれ対となる2つの突出部212が突出する。2つの突出部212は、略平行に対向するように設けられる。なお円筒部211と突出部212とは一体として形成されている。また図2に示すように、2つの突出部212のそれぞれに2箇所のボルト挿入孔212Hが形成される。そして2つの突出部212の間にナックル30の上部延伸部32を挿入し、ボルト挿入孔212Hに挿入した締結具Tを締め付けることで、ナックル30がインナーブラケット22を介して接合し固定される。
なおアウターブラケット21は、上方から見たときに、円筒部211のC字形状と略平行となる2つの突出部212が組み合わさり、略U字形状を採ると言うこともできる。
またアウターブラケット21は、図2に示すように、車体側端部にリブ21R1が形成され、車輪側端部にリブ21R2が形成される。そして上下方向中央部にリブ21R3が形成される。アウターブラケット21は、リブ21R1、21R2、21R3を設けることで強度向上を図っている。
さらにアウターブラケット21は、図2に示すように、円筒部211の図中右側に切欠211Kが形成され、突出部212の図中左側に切欠212Kが形成される。アウターブラケット21は、切欠211K、212Kを設けることで軽量化を図っている。
インナーブラケット22は、第2の部材の一例である。
インナーブラケット22は、図3に示すように、上方から見たときに、第1辺部221と、第2辺部222と、第3辺部223との3辺からなるコの字形状を採る。またインナーブラケット22は、上方から見たときに、四角形の三辺が第1辺部221、第2辺部222、第3辺部223の部材により形成され、残りの一辺が開口部Qとなる形状を採ると言ってもよい。第1辺部221及び第3辺部223は、アウターブラケット21の突出部212の形状に合わせた形状となっている。また第2辺部222の外側の面は、ダンパ10の外周面に沿った形状となっている。そして図4に示すように、第3辺部223のそれぞれの図中上下方向に2箇所のボルト挿入孔22Hが形成される。なお第1辺部221にも同様の位置に2箇所のボルト挿入孔22Hが形成される。
インナーブラケット22は、図3に示すように、第2辺部222を奥側(図3中右側)にして、アウターブラケット21の対となる突出部212に嵌め込まれる。ボルト挿入孔22Hは、インナーブラケット22を嵌め込んだときに、アウターブラケット21のボルト挿入孔212Hとその位置が合うようになっている。そしてインナーブラケット22は、アウターブラケット21に溶接により接合する。またこのときインナーブラケット22の車輪側端部を溶接するが、インナーブラケット22の車体側端部は溶接しない。
そしてインナーブラケット22の開口部Qへ、ナックル30の上部延伸部32を挿入し、ボルト挿入孔22H、212Hに挿入した締結具Tを締め付けることで、ナックル30が接合し固定される。つまりインナーブラケット22は、アウターブラケット21とともにナックル30を固定する。
インナーブラケット22は、図4に示すように、図中右側に切欠22K1が形成され、図中左側に切欠22K2が形成される。インナーブラケット22は、切欠22K1、22K2を設けることで軽量化を図っている。
本実施形態では、インナーブラケット22(第2の部材)は、ダンパ10(ダンパ)と接触する箇所の端部がR形状をなす。
以下、この事項について詳述する。
まずインナーブラケット22(第2の部材)は、ダンパ10(ダンパ)の軸方向から見たときに、コの字形状の角部224がR形状をなす。つまり図3に示すように、インナーブラケット22の第1辺部221と第2辺部222との接合部、第2辺部222と第3辺部223との接合部は、コの字形状の角部224を形成する。そしてこの角部224は、図示するようにR形状となっている。
上述したように、インナーブラケット22は、車輪側端部を溶接しアウターブラケット21と接合するが、インナーブラケット22の車体側端部は溶接しない。そのため車体と車輪2とが相対的に揺動したときにインナーブラケット22の車体側端部がダンパ10に当たり、応力がかかりやすい。特にコの字形状の角部224は、応力集中が生じやすい箇所である。そのため本実施形態では、角部224をR形状とし、応力を分散してダンパ10に対して応力集中が生じにくくしている。このR形状は、例えは、インナーブラケット22を板状の部材から角部224の箇所で曲げて製造する場合は、曲げ工程で角部224にR形状をなすようにしてもよく、曲げた後に切削等によりR形状を形成してもよい。
さらにインナーブラケット22(第2の部材)は、ダンパ10(ダンパ)の軸方向車体側の端部225において、ダンパ10側とは逆側に向けて曲がるR形状をなす。つまり図3に示すように、インナーブラケット22の第2辺部222の車体側の端部225は、ダンパ10側とは逆側(開口部Q側)に向けて曲げられ、これによりR形状となっている。
インナーブラケット22の端部225において、R形状とするのは、上述した応力を分散する目的の他に、この部分をナックル30の位置決め部とするためである。この場合、インナーブラケット22(第2の部材)は、R形状をなす箇所を、ナックル30(ナックル)をアウターブラケット21(第1の部材)及びインナーブラケット22に固定する締結具T(締結具)を挿入するボルト挿入孔の位置決め部とする。
即ち、上述したように、ナックル30は、インナーブラケット22の開口部Qへ、ナックル30の上部延伸部32を挿入し、さらに締結具Tを挿入して締結することで固定される。このとき締結具Tは、アウターブラケット21のボルト挿入孔212Hとインナーブラケット22のボルト挿入孔22Hを貫通するとともに、ナックル30の上部延伸部32に形成されたボルト挿入孔も貫通する。このとき締結具Tを貫通させるためには、ナックルブラケット20側のボルト挿入孔212H、22Hとナックル30側のボルト挿入孔との位置が合っている必要がある。よって本実施形態では、端部225をR形状とし、ナックル30の上部延伸部32を開口部Qに挿入したときに、上下方向で端部225の箇所で止めるようにして嵌め込む。そしてこの位置でそれぞれのボルト挿入孔の位置が合うようにしている。
また、インナーブラケット22は、アウターブラケット21よりも、長くても同じでも、短くても良く、上述したようにダンパ10の挿入側がR形状をなした形状であればよい。
図6は、インナーブラケット22の長さを変更した場合について説明した図である。
このうちインナーブラケット22の長さとしてL2で示した場合は、インナーブラケット22の長さをアウターブラケット21の長さとほぼ同じとした場合である。またインナーブラケット22の長さとしてL3で示した場合は、インナーブラケット22の長さをアウターブラケット21の長さより長くした場合である。さらにインナーブラケット22の長さとしてL1で示した場合は、インナーブラケット22の長さをアウターブラケット21の長さより短くした場合である。
なおこれは、インナーブラケット22の幅方向において同様のことをしてもよい。つまり上述した例では、図3に示すようにインナーブラケット22の幅(第1辺部221、第3辺部223の長さ)をアウターブラケット21の突出部212の長さに対してほぼ同じとしていた。これは図6においては、インナーブラケット22の幅をW2とする場合に対応する。しかし例えば、図6に示すようにインナーブラケット22の幅をW1とし、インナーブラケット22の幅をアウターブラケット21の突出部212の長さより短くしてもよい。
1…懸架装置(懸架装置の一例)、2車輪…(車輪の一例)、10…ダンパ(ダンパの一例)、20…ナックルブラケット(ナックルブラケットの一例)、21…アウターブラケット(第1の部材の一例)、22…インナーブラケット(第2の部材の一例)、30…ナックル(ナックルの一例)、211…円筒部(円筒部の一例)、212…突出部(突出部の一例)、K切欠部(切欠部の一例)、T…締結具(締結具の一例)

Claims (4)

  1. 車体と車輪との間に設けられ、前記車輪からの振動を吸収するダンパの一端と前記車輪を回転可能に接続するナックルとを接続するナックルブラケットであって、
    切欠部を有する円筒形状をなし前記ダンパを固定する円筒部と、前記切欠部から突出し前記ナックルを固定する対となる突出部とを有する第1の部材と、
    前記第1の部材の前記対となる突出部に嵌め込まれ、前記第1の部材とともに前記ナックルを固定する、3つの辺部からなるコの字形状の第2の部材と、
    を備え、
    前記第2の部材は、当該第2の部材が前記ダンパと対向する辺部において、当該ダンパの軸方向車体側の端部以外の箇所では、当該ダンパの形状に沿う曲面形状をなすとともに、当該端部では、当該曲面形状からさらに当該ダンパ側とは逆側に向けて曲がるR形状をなすナックルブラケット。
  2. 前記第2の部材は、前記ダンパの軸方向から見たときに、前記コの字形状の角部がR形状をなす請求項1に記載のナックルブラケット。
  3. 車体と車輪との間に設けられ、前記車輪からの振動を吸収するダンパの一端と前記車輪を回転可能に接続するナックルとを接続するナックルブラケットであって、
    切欠部を有する円筒形状をなし前記ダンパを固定する円筒部と、前記切欠部から突出し前記ナックルを固定する対となる突出部とを有する第1の部材と、
    前記第1の部材の前記対となる突出部に嵌め込まれ、前記第1の部材とともに前記ナックルを固定するコの字形状の第2の部材と
    を備え、
    前記第2の部材は、前記ダンパと接触する箇所の端部がR形状をなし、R形状をなす箇所を、前記ナックルを前記第1の部材及び前記第2の部材に固定する締結具を挿入する挿入孔の位置決め部とするックルブラケット。
  4. 車体と車輪との間に設けられ、前記車輪からの振動を吸収するダンパと、
    前記ダンパの一端と前記車輪を回転可能に接続するナックルとを接続するナックルブラケットと、
    を備え、
    前記ナックルブラケットは、
    切欠部を有する円筒形状をなし前記ダンパを固定する円筒部と、前記切欠部から突出し前記ナックルを固定する対となる突出部とを有する第1の部材と、
    前記第1の部材の前記対となる突出部に嵌め込まれ、前記第1の部材とともに前記ナックルを固定する、3つの辺部からなるコの字形状の第2の部材と、
    を備え、
    前記第2の部材は、当該第2の部材が前記ダンパと対向する辺部において、当該ダンパの軸方向車体側の端部以外の箇所では、当該ダンパの形状に沿う曲面形状をなすとともに、当該端部では、当該曲面形状からさらに当該ダンパ側とは逆側に向けて曲がるR形状をなす懸架装置。
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