JP4692906B2 - NOx触媒の劣化診断装置 - Google Patents
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Description
内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測されたNOx吸蔵能に基づきNOx吸蔵能の変化率を算出する変化率算出手段と、
前記計測手段により計測されたNOx吸蔵能と、前記変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能変化率とに基づき、前記NOx触媒の劣化を判定する劣化判定手段と
を備えたことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置が提供される。
前記劣化判定手段は、前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変したとき、前記NOx触媒を劣化と判定する
ことを特徴とする。
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段を備え、
前記硫黄被毒再生制御手段は、前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変していないとき、追加の硫黄被毒再生制御を所定回数実行する
ことを特徴とする。
前記劣化判定手段は、前記追加の硫黄被毒再生制御が所定回数実行された後に前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変していないとき、前記NOx触媒を劣化と判定する
ことを特徴とする。
内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から所定の計測タイミングまでのNOx吸蔵能の平均変化率を算出する平均変化率算出手段と、
前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能と、前記平均変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能平均変化率とに基づき、燃料の硫黄濃度を算出する硫黄濃度算出手段と
を備えたことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置が提供される。
前記硫黄濃度算出手段により算出された硫黄濃度に基づき、前記所定の計測タイミングで計測されたNOx吸蔵能を、前記硫黄被毒再生制御終了時点のNOx吸蔵能に補正する補正手段を備えた
ことを特徴とする。
内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx吸蔵能の計測タイミング毎に、前回タイミングから今回タイミングまでの間のNOx吸蔵能の変化率である今回変化率を算出する今回変化率算出手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から前記前回タイミングまでの間のNOx吸蔵能の平均変化率である前回平均変化率を算出する前回平均変化率算出手段と、
前記今回変化率算出手段によって算出された今回変化率と、前記前回平均変化率算出手段によって算出された前回平均変化率とに基づき、NOx吸蔵能の変化率が急変したか否かを判定する急変判定手段と、
前記急変判定手段によりNOx吸蔵能変化率が急変していないと判定されたとき、前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能から今回タイミングのNOx吸蔵能を減じて補正量を算出する一方、前記急変判定手段によりNOx吸蔵能変化率が急変したと判定されたとき、前記基本NOx吸蔵能から前回タイミングのNOx吸蔵能を減じて補正量を算出する補正量算出手段と、
前記補正量算出手段により算出された補正量を今回タイミングのNOx吸蔵能に加算して補正後のNOx吸蔵能を算出するNOx吸蔵能補正手段と
を備えたことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置が提供される。
内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から所定の計測タイミングまでのNOx吸蔵能の平均変化率を算出する平均変化率算出手段と、
前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能と、前記平均変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能平均変化率とに基づき、燃料の硫黄濃度を算出する硫黄濃度算出手段と
を備えたことを特徴とする内燃機関における使用燃料の硫黄濃度検出装置が提供される。
AGn=(Gn−1−Gn)/(Qn−Qn−1)
BGn=BGn−1・(Qn−1/Qn)+AGn・((Qn−Qn−1)/Qn)
この式の意味するところは、前回の平均勾配BGn−1に今回勾配AGnの影響を加えて今回の平均勾配BGnを逐次的に更新していくことにほかならない。このやり方は一般に行われている所謂なまし処理と同様の手法である。前回の平均勾配BGn−1及びこれに対応した積算燃料量割合(Qn−1/Qn)の積に、今回勾配AGn及びこれに対応した積算燃料量割合((Qn−Qn−1)/Qn)の積を加え、今回の平均勾配BGnを求める。
JGn=AGn−BGn−1
14 インジェクタ
15、115 排気通路
22 エアフローメータ
26 クランク角センサ
27 アクセル開度センサ
30、130 NOx触媒
40 還元剤供給弁
50 触媒前NOxセンサ
62 触媒後NOxセンサ
100 電子制御ユニット(ECU)
Gn NOx吸蔵能
G1 基本NOx吸蔵能
Q 積算燃料量
AGn NOx吸蔵能の今回変化率(今回勾配)
BGn NOx吸蔵能の平均変化率(平均勾配)
JGn 判定用変化率(判定用勾配)
Gs 劣化判定値
JGs 急熱劣化判定値
ΔG 補正量
Claims (7)
- 内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を計測する計測手段と、
前記計測手段により計測されたNOx吸蔵能に基づきNOx吸蔵能の変化率を算出する変化率算出手段と、
前記計測手段により計測されたNOx吸蔵能と、前記変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能変化率とに基づき、前記NOx触媒の劣化を判定する劣化判定手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
を備え、
前記硫黄被毒再生制御手段は、前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変していないとき、追加の硫黄被毒再生制御を所定回数実行する
ことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置。 - 前記劣化判定手段は、前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変したとき、前記NOx触媒を劣化と判定する
ことを特徴とする請求項1記載のNOx触媒の劣化診断装置。 - 前記劣化判定手段は、前記追加の硫黄被毒再生制御が所定回数実行された後に前記NOx吸蔵能が所定値より小さく且つ前記NOx吸蔵能変化率が急変していないとき、前記NOx触媒を劣化と判定する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のNOx触媒の劣化診断装置。 - 内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から所定の計測タイミングまでのNOx吸蔵能の平均変化率を算出する平均変化率算出手段と、
前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能と、前記平均変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能平均変化率とに基づき、燃料の硫黄濃度を算出する硫黄濃度算出手段と
を備えたことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置。 - 前記硫黄濃度算出手段により算出された硫黄濃度に基づき、前記所定の計測タイミングで計測されたNOx吸蔵能を、前記硫黄被毒再生制御終了時点のNOx吸蔵能に補正する補正手段を備えた
ことを特徴とする請求項4記載のNOx触媒の劣化診断装置。 - 内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx吸蔵能の計測タイミング毎に、前回タイミングから今回タイミングまでの間のNOx吸蔵能の変化率である今回変化率を算出する今回変化率算出手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から前記前回タイミングまでの間のNOx吸蔵能の平均変化率である前回平均変化率を算出する前回平均変化率算出手段と、
前記今回変化率算出手段によって算出された今回変化率と、前記前回平均変化率算出手段によって算出された前回平均変化率とに基づき、NOx吸蔵能の変化率が急変したか否かを判定する急変判定手段と、
前記急変判定手段によりNOx吸蔵能変化率が急変していないと判定されたとき、前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能から今回タイミングのNOx吸蔵能を減じて補正量を算出する一方、前記急変判定手段によりNOx吸蔵能変化率が急変したと判定されたとき、前記基本NOx吸蔵能から前回タイミングのNOx吸蔵能を減じて補正量を算出する補正量算出手段と、
前記補正量算出手段により算出された補正量を今回タイミングのNOx吸蔵能に加算して補正後のNOx吸蔵能を算出するNOx吸蔵能補正手段と
を備えたことを特徴とするNOx触媒の劣化診断装置。 - 内燃機関の排気通路に設けられた吸蔵還元型NOx触媒と、
前記NOx触媒のNOx吸蔵能を所定のタイミング毎に計測する計測手段と、
前記NOx触媒を硫黄被毒から再生させるための硫黄被毒再生制御を実行する硫黄被毒再生制御手段と、
前記硫黄被毒再生制御の終了時から所定の計測タイミングまでのNOx吸蔵能の平均変化率を算出する平均変化率算出手段と、
前記硫黄被毒再生制御の実行後に最初に計測された基本NOx吸蔵能と、前記平均変化率算出手段により算出されたNOx吸蔵能平均変化率とに基づき、燃料の硫黄濃度を算出する硫黄濃度算出手段と
を備えたことを特徴とする内燃機関における使用燃料の硫黄濃度検出装置。
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2000356150A (ja) * | 1999-05-19 | 2000-12-26 | Ford Global Technol Inc | リーンNOxトラップのNOx吸蔵能力の減損に基くリーンNOxトラップ制御方法及びシステム |
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- 2007-02-07 JP JP2007028375A patent/JP4692906B2/ja not_active Expired - Fee Related
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