JP4692242B2 - ガス調理器 - Google Patents

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本発明は、ガラス天板面にバーナを備えたガス調理器に関するもので、特に、ガラス天板上に配設した操作部のスイッチ操作の安全性に関するものである。
従来、この種のガス調理器における点火操作は、天板とは異なる前面等にガス供給弁と一体化した押し回し式点火スイッチやプッシュ式点火スイッチを設け、押し回し操作あるいはプッシュ操作により行うものが主流であった。(例えば、特許文献1参照)
しかし、前面に操作部を配置した構成においては、使用者が低い姿勢を保って操作をする必要があるため操作性に難があり、この改善策として、天板面に操作部を配置し操作性を改善したものがある。(例えば、特許文献2参照)
さらに、点火スイッチとして、タクトスイッチ等を用い電気信号によりガス供給弁を駆動するようにしたものもある。(例えば、特許文献3参照)
そして、天板をガラス体で構成し、該ガラス体に静電スイッチを配置して操作部を構成した電磁調理器がある。(例えば、特許文献4参照)
特開平10−89704号公報 実開昭58−186302号公報 特開2002−89854号公報 特開平10−214677号公報
しかしながら、前記従来の構成において、機械式点火スイッチを用いたものにあっては、使用者がある程度の操作力を印加して点火操作を行うため、不用意に点火動作が行われることはなく、安全性の面では良好であるが、天板上に配置した場合は操作つまみ等が突出し、掃除性やデザイン性で劣ることになり、さらに、構成面でも制約を受け、複雑なものになるという不具合を有していた。
また、タクトスイッチ等で操作部を構成したものにあっては、天板を構成するガラス面と区画して操作部を設ける必要があり、構成面で複雑なものになると共に、操作部の遮熱効果を確保するため遮熱壁を設けた場合は、天板面に突出部が構成されることになり、掃除性やデザイン性が劣るという不具合を有していた。
また、天板面に静電スイッチを用いて操作部を構成したものにあっては、同一操作面に全てのスイッチが配置されているため、水がかかってもオンしてしまう静電スイッチにおいて、拭き掃除の際に不意にスイッチがオンし、点火してしまう可能性がある。全てのスイッチを効かなくするロックスイッチを設けていても、拭き掃除の際に活用されることは少ない。また、調理中の厚い鍋等が操作部に誤って置かれた場合、消火する手段が無くなるという、安全面での不具合を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ガラス天板に複数のバーナを有したガス調理器において、操作部を静電スイッチで構成した場合の点火操作に関する安全性を確保
しつつ、操作案内による正確な操作手順の報知で操作性の向上を図ったガス調理器を提供するものである。
前記従来の課題を解決するために、本発明のガス調理器は、ガラス天板上に配置した複数のバーナと、前記バーナに燃料を供給するガス供給ユニットと、前記バーナの燃焼動作を制御する制御部と、前記バーナの配設面と同一面に配置した第1操作部及び表示部と、前記第1の操作部とは異なる面に配置した第2の操作部と、操作内容を案内する報知部とを備え、前記第1操作部には、複数のバーナに対応して少なくとも点火/消火用スイッチ及び火力調節用スイッチを含む第1のスイッチと前記第1のスイッチの操作を許可する第2のスイッチをそれぞれ有するとともに、前記第1及び第2のスイッチはガラス天板面に接触することで作用する静電スイッチとし、前記第2の操作部には、器具の運転/停止を指示する第3のスイッチを設け、前記第3のスイッチをオンした後、前記第2のスイッチをオンしないかぎり、前記第1のスイッチの入力指示を受け付けないようにするとともに、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチにより前記バーナを消火した後、一定時間は前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受付可能な状態とし、前記一定時間経過後は、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受け付けないロック状態とするようにしたものである。
上記発明によれば、ガラス天板上に配置した複数のバーナと同一面に操作部を設け、操作部を含む天板全面をガラス体で覆うことができるため、操作性、デザイン性及び掃除性を飛躍的に向上することができ、さらに、天板面に点火/消火用のスイッチを含む第1のスイッチと該第1のスイッチの操作許可を指示する第2のスイッチで構成した第1操作部を設け、この第1操作部を配置した天板面とは離れた場所に器具の運転/停止を指示する第3のスイッチを有する第2の操作部を設け、前記第1のスイッチと第2のスイッチと第3のスイッチを所定の順序で操作したときのみ点火動作に移行するようにするとともに、第1のスイッチで消火動作を行った場合は一定時間だけ再点火操作を有効とし、一定時間経過後は第1のスイッチによる点火操作を禁止するようにしているため、天板の操作面に水が滴下した場合や拭き掃除の際に不意に操作部を触った場合等でも不用意に点火動作に入ることがなく、点火操作に関する安全性を確保することができるとともに、消火後に短時間の内に再点火する場合の使い勝手の良さを確保することができる。
本発明のガス調理器は、ガラス天板面に静電スイッチで構成した操作部を設けることにより、操作性、デザイン性及び掃除性を飛躍的に向上することができ、さらに、3つのスイッチを所定の順序で操作したときのみ点火動作に移行するようにしたことで、不用意な点火動作を防止し、点火操作に関する安全性を確保することができるとともに、消火後に短時間の内に再点火する場合の使い勝手の良さを確保することができる。
第1の発明は、ガラス天板上に配置した複数のバーナと、前記バーナに燃料を供給するガス供給ユニットと、前記バーナの燃焼動作を制御する制御部と、前記バーナの配設面と同一面に配置した第1操作部及び表示部と、前記第1の操作部とは異なる面に配置した第2の操作部と、操作内容を案内する報知部とを備え、前記第1操作部には、複数のバーナに対応して少なくとも点火/消火用スイッチ及び火力調節用スイッチを含む第1のスイッチと前記第1のスイッチの操作を許可する第2のスイッチをそれぞれ有するとともに、前記第1及び第2のスイッチはガラス天板面に接触することで作用する静電スイッチとし、前記第2の操作部には、器具の運転/停止を指示する第3のスイッチを設け、前記第3のスイッチをオンした後、前記第2のスイッチをオンしないかぎり、前記第1のスイッチの入力指示を受け付けないようにするとともに、前記第1のスイッチの前記点火/消火用ス
イッチにより前記バーナを消火した後、一定時間は前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受付可能な状態とし、前記一定時間経過後は、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受け付けないロック状態とするようにしたことを特徴とするものである。
そして、ガラス天板上に配置した複数のバーナと同一面に操作部を設け、操作部を含む天板全面をガラス体で覆うことができるため、操作性、デザイン性及び掃除性を飛躍的に向上することができ、さらに、天板面に点火/消火用のスイッチを含む第1のスイッチと該第1のスイッチの操作許可を指示する第2のスイッチで構成した第1操作部を設け、この第1操作部を配置した天板面とは離れた場所に器具の運転/停止を指示する第3のスイッチを有する第2の操作部を設け、前記第1のスイッチと第2のスイッチと第3のスイッチを所定の順序で操作したときのみ点火動作に移行するようにするとともに、第1のスイッチで消火動作を行った場合は一定時間だけ再点火操作を有効とし、一定時間経過後は第1のスイッチによる点火操作を禁止するようにしているため、天板の操作面に水が滴下した場合や拭き掃除の際に不意に操作部を触った場合等でも不用意に点火動作に入ることがなく、点火操作に関する安全性を確保することができるとともに、消火後に短時間の内に再点火する場合の使い勝手の良さを確保することができる。
また、第2の発明は、前記第1操作部に配置した前記第1のスイッチのうち、前記点火/消火用スイッチと前記第2のスイッチの間には、少なくとも1つ以上の前記第1のスイッチに含まれる別のスイッチを配設するようにしたことを特徴とするものである。
そして、第1のスイッチである点火/消火用スイッチと該第1のスイッチの操作許可を指示する第2のスイッチを極力離して配置することを目的として、上記スイッチ間に別のスイッチを配置するようにしたもので、不用意に点火動作に入ることを防止し、点火操作に関する安全性を高めることができる。
また、第3の発明は、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチを操作して消火した時は、報知部により音声報知し、前記一定時間経過後は表示部によりロック状態になったことを報知するようにしたことを特徴とするものである。
そして、消火動作時の報知手段と、一定時間経過後のロック状態になったときの報知手段を異ならせることで、器具の状態を的確に使用者に報知することが可能となり、操作性の向上を図ることができる。
また、第4の発明は、前記報知部は、報知機能を音声メッセージまたは文字メッセージまたは表示に用いた液晶の背景色で構成したことを特徴とするものである。
そして、報知手段として、使用者にわかりやすい音声メッセージまたは文字メッセージさらには液晶表示の背景色を変化させる構成とすることで、器具の状態を的確に使用者に報知することが可能となり、操作性の向上を図ることができる。
また、第5の発明は、前記第2のスイッチをオンした後、あるいは消火後前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチを直接操作できる間は、前記第2のスイッチに他の設定を取り消す機能を持たせる構成としたことを特徴とするものである。
そして、第2のスイッチの機能として、第1のスイッチの入力指示を許可するように指示した後は、各種設定、例えばタイマー設定や調理モードの設定の取り消しを指示するスイッチとして利用することで、操作部におけるスイッチ構成の簡素化を図ることができ、器具のコンパクト化に寄与することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態におけるガス調理器の使用形態を示す図、図2は同ガス調理器の断面図、図3は同ガス調理器の操作・表示部を示す上面図、図4は同ガス調理器の操作部における1ブロックの構成図である。
図において、本実施の形態におけるガス調理器1は流し台のカウンタートップ2に嵌めこまれ、上面側にはガラス体で構成された天板3に設けられた開口に臨むように複数のバーナ4が配設されている。また、バーナ4の下方にはグリル5が設けられ、前面側に設けられたグリル扉5aを開閉することで焼き物等の調理ができるようになっている。このグリル扉5aと同一面にはグリル5のバーナ(図示せず)の燃焼動作を指示する操作部6が設けられ、この操作部6内には器具の運転/停止を指示する第3のスイッチとなる運転スイッチ7が配設されている。
また、バーナ4が配設された天板3には同一面上に、それぞれのバーナ4a,4b,4cに対応して、操作部8a,8b,8cと表示部9a,9b,9cが設けられており、操作部8は天板3を構成するガラス体に接触するだけで作用する静電スイッチで構成し、表示部9は液晶表示器を用いてバーナ4の動作状態を表示するようにし、一部文字情報を用いて表示したり、背景色を変化させることで、操作内容や器具の状態を使用者にわかりやすく報知することができる。
そして、操作部8と表示部9は操作ケース10に収納され、バーナ4からの輻射熱による影響を低減し、上面側はガラス体の天板3で覆われることで、バーナ4の火炎による熱的影響を軽減している。さらに、バーナ4の下方には燃料であるガスを供給するためのガス弁や流量調節弁で構成されたガス供給部11が配設され、このガス供給部11の動作を制御するための制御部12が設けられている。また、この制御部12内には操作手順や誤操作時の案内を音声メッセージで報知するための音声報知部13が設けられている。
そして、操作部8、表示部9の具体的な配置構成として、図3、図4、図5にその一例を示す。
操作部8、表示部9は、天板3の手前側にバーナ4と所定の距離を確保して配置し、その間にバーナ4の設置領域と操作部8、表示部9の配置領域を区画するための表示手段14を設け、バーナ設置領域が高温状態にある場合に点灯または点滅等で表示して使用者に報知するようにしている。
操作部8は上記した如く、それぞれのバーナ4a,4b,4cに対応して、静電スイッチで構成された操作部8a,8b,8cが設けられており、それぞれの操作部8a,8b,8cは、バーナ4の点火及び消火の指示を行う第1のスイッチとなる点火/消火スイッチ15と、火力を強側に調節するための火力強スイッチ16と、火力を弱側に調節するための火力弱スイッチ17と、燃焼時間を設定するタイマースイッチ18と、ロック状態にある前記各スイッチの操作解除を行う第2のスイッチとなるロック解除スイッチ19で構成され、点火/消火スイッチ15とロック解除スイッチ19は両端に離して配置し、その間に別のスイッチを配置することで、操作部8の表面に水等が滴下した場合に点火/消火スイッチ15とロック解除スイッチ19が同時に作用してしまうことを防止するようにしている。
また、表示部9も上記した如く、それぞれのバーナ4a,4b,4cに対応して、表示部9a,9b,9cが設けられており、それぞれの表示部9a,9b,9cは、液晶表示器で火力調節状態の表示や残り燃焼時間の表示や調理モードの表示等を行うようになっている。なお、ドット表示器を用いて文字情報を併用して表示する構成とすることで、操作手順や誤操作時の案内を表示させることも可能である。
以上のように構成されたガス調理器において、その操作方法及び表示内容を説明する。
まず、調理を開始するとき、前面の操作部6に設けた第3のスイッチとなる運転スイッチ7をオン操作する。このとき、制御部12に設けた音声報知部13は、使用するバーナ4に対応する操作部8のロック解除スイッチ19を操作する必要が有る旨の音声メッセージを所定期間または所定回数だけ出力する。このとき、音声メッセージを出力している期間に次の操作信号が入力されない場合は、運転状態を強制的に解除して停止状態に戻すか、あるいは、操作信号が入力されていない旨の警告報知を行う。
次に、使用するバーナを特定して、対応する操作部8のロック解除スイッチ19をオン操作する。このときも次の操作手順を音声メッセージで報知するようにしてもよい。ロック解除スイッチ19をオンすることで、バーナ4の点火操作が可能な状態となり、第1のスイッチとなる点火/消火スイッチ15をオン操作すると、点火動作及びガスの供給が開始され、バーナ4で燃焼動作が開始される。また、このロック解除スイッチ19をオンした後、一定時間、点火/消火スイッチ15のオン操作が行われなかった場合は、ロック解除スイッチ19のオン状態を強制的に解除してロック状態に戻すようにしている。同時に、音声報知部13でロック状態になったことを報知し、再度、ロック解除スイッチ19のオン操作からやり直してもらうように促す。また、前記一定時間の間に点火/消火スイッチ15をオン操作すると、点火動作及びガスの供給が開始され、バーナ4で燃焼動作が開始される。
バーナ4の燃焼動作が開始された以降は、火力調節スイッチ16,17またはタイマースイッチ18を任意に操作して、所望の調理条件に設定する。
ここで、運転スイッチ7をオン操作した後、正規の手順で操作が行われなかった場合、例えば、ロック解除スイッチ19をオンしないで、点火/消火スイッチ15または他のスイッチをオンした場合等は、操作手順が間違っている旨の報知を音声メッセージで行うようにしている。
なお、本実施の形態では、操作手順及び誤操作時の案内報知を音声報知部13による音声メッセージを用いた場合について説明したが、表示部9に文字情報を表示させて報知してもよく、音声メッセージと文字情報を組み合わせて報知してもよく、LEDやブザー音との組み合わせで報知してもよく、液晶表示器の背景色を変化させて報知してもよいものである。
次に、バーナ4の燃焼動作中に点火/消火スイッチ15をオン操作すると、消火指示信号として制御部12に送られ、制御部12はガス供給部11を介してバーナ4へのガス供給を停止させ、消火動作に入る。この消火動作から一定時間が経過するまでは点火/消火スイッチ15を再度オン操作すると、点火指示信号として制御部12に送られ、制御部12はガス供給部11を介してガスの供給を再開し、燃焼動作に入る。この操作により短時間で調理内容を変更して別の調理を行う場合等の使い勝手の良さを確保するようにしている。
また、消火動作から一定時間が経過した後は、点火/消火スイッチ15をオン操作して
も点火動作を受け付けない状態、すなわちロック状態とすることで、不用意に点火動作に入らないようにすることができる。そして、再度点火動作を行う場合は、ロック解除スイッチ19をオン操作した後、点火/消火スイッチ15をオン操作することで、点火動作に入る。
また、ロック解除スイッチ19をオン操作した後、点火/消火スイッチ15をオン操作して燃焼動作に入った場合や消火動作から一定時間が経過するまでの間は、ロック解除スイッチ19の機能として、タイマー設定や調理モードの設定を取り消すためのスイッチとして使用することで、操作部8のスイッチ構成を簡素化することができる。例えば、燃焼動作中に調理時間を設定した状態において、調理時間を取り消したい場合は、ロック解除スイッチ19をオン操作することで調理時間の取り消しが可能となり、また、調理モードとして揚げ物を設定した状態において、ロック解除スイッチ19をオン操作することで揚げ物設定を取り消すことができるものである。
以上のように、本実施の形態においては、ガラス天板3上に配置した複数のバーナ4と同一面に操作部8を設け、操作部8を含む天板3の全面をガラス体で覆うことができるため、操作性、デザイン性及び掃除性を飛躍的に向上することができ、さらに、天板面3に点火/消火のスイッチ15を含む第1のスイッチと該第1のスイッチの操作許可を指示する第2のスイッチとなるロック解除スイッチ19で構成した第1操作部8を設け、この第1操作部8を配置した天板面3とは離れた場所に器具の運転/停止を指示する第3のスイッチとなる運転スイッチ7を有する第2の操作部6を設け、前記第1のスイッチと第2のスイッチと第3のスイッチを所定の順序で操作したときのみ点火動作に移行するようにしているため、天板3の操作面に水が滴下した場合や拭き掃除の際に不意に操作部を触った場合等でも不用意に点火動作に入ることがなく、点火操作に関する安全性を確保することができる。
また、第1のスイッチで消火動作を行った場合は一定時間だけ再点火操作を有効とし、一定時間経過後は第1のスイッチによる点火操作を禁止するようにしているため、消火後に短時間の内に再点火する場合の使い勝手の良さを確保することができる。
本発明のガス調理器は、ガラス天板面に静電スイッチで構成した操作部を設けることにより、操作性、デザイン性及び掃除性を飛躍的に向上することができ、さらに、3つのスイッチを所定の順序で操作したときのみ点火動作に移行するようにするとともに、第1のスイッチで消火動作を行った場合は一定時間だけ再点火操作を有効とし、一定時間経過後は第1のスイッチによる点火操作を禁止するようにしているため、天板の操作面に水が滴下した場合や拭き掃除の際に不意に操作部を触った場合等でも不用意に点火動作に入ることがなく、点火操作に関する安全性を確保することができるとともに、消火後に短時間の内に再点火する場合の使い勝手の良さを確保することができるため、静電スイッチを用いた操作部構成の全般に適用することができる。
本発明の実施の形態におけるガス調理器の使用形態を示す図 同ガス調理器の断面図 同ガス調理器の操作・表示部を示す上面図 同ガス調理器の操作・表示部におけるスイッチ配置図 同ガス調理器の操作・表示部における表示器配置図
3 ガラス天板
4 バーナ
6 操作部(第2の操作部)
7 運転スイッチ(第3のスイッチ)
8 操作部(第1の操作部)
9 表示部
11 ガス供給部
12 制御部
13 音声報知部
15 点火/消火スイッチ(第1のスイッチ)
16 火力強スイッチ(第1のスイッチ)
17 火力弱スイッチ(第1のスイッチ)
18 タイマースイッチ(第1のスイッチ)
19 ロック解除スイッチ(第2のスイッチ)

Claims (5)

  1. ガラス天板上に配置した複数のバーナと、前記バーナに燃料を供給するガス供給ユニットと、前記バーナの燃焼動作を制御する制御部と、前記バーナの配設面と同一面に配置した第1操作部及び表示部と、前記第1の操作部とは異なる面に配置した第2の操作部と、操作内容を案内する報知部とを備え、前記第1操作部には、複数のバーナに対応して少なくとも点火/消火用スイッチ及び火力調節用スイッチを含む第1のスイッチと前記第1のスイッチの操作を許可する第2のスイッチをそれぞれ有するとともに、前記第1及び第2のスイッチはガラス天板面に接触することで作用する静電スイッチとし、前記第2の操作部には、器具の運転/停止を指示する第3のスイッチを設け、前記第3のスイッチをオンした後、前記第2のスイッチをオンしないかぎり、前記第1のスイッチの入力指示を受け付けないようにするとともに、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチにより前記バーナを消火した後、一定時間は前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受付可能な状態とし、前記一定時間経過後は、前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチの入力指示を受け付けないロック状態としたガス調理器。
  2. 前記第1操作部に配置した前記第1のスイッチのうち前記点火/消火用スイッチと前記第2のスイッチの間には、少なくとも1つ以上の前記第1のスイッチに含まれる別のスイッチを配設するようにした請求項1記載のガス調理器。
  3. 前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチを操作して消火した時は、報知部により音声報知し、前記一定時間経過後は表示部によりロック状態になったことを報知するようにした請求項1または2記載のガス調理器。
  4. 前記報知部は、報知機能を音声メッセージまたは文字メッセージまたは表示に用いた液晶の背景色で構成した請求項1〜3のいずれか1項記載のガス調理器。
  5. 前記第2のスイッチをオンした後、あるいは消火後前記第1のスイッチの前記点火/消火用スイッチを直接操作できる間は、前記第2のスイッチに他の設定を取り消す機能を持たせる構成とした請求項1〜4のいずれか1項記載のガス調理器。
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