JP4692214B2 - 液体噴射装置 - Google Patents
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Description
本発明の液体噴射装置において、前記液体受容シートの搬送経路は、余白無し噴射後の前記液体受容シートを、前記液体噴射位置から前記セパレータの配設位置を経由して前記液体受容シート収容部へ戻し搬送するように構成されている。
この構成によれば、液体受容シートを繰り返し使用することができ、効率的である。
上記目的を達成するために、本発明の液体噴射装置は、液体噴射ノズルからターゲットに液体を噴射する液体噴射ヘッドと、前記ターゲットを、当該ターゲットが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容するターゲット収容部と、前記ターゲットのサイズより大きく形成される液体受容シートを、当該液体受容シートが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容する液体受容シート収容部と、前記液体噴射ヘッドが前記ターゲットの縁に余白無く噴射を行う余白無し噴射時には、前記ターゲット収容部から供給されるターゲット及び前記液体受容シート収容部から供給される液体受容シートを、当該液体受容シートにおける前記液体噴射ヘッドのノズル形成面側に前記ターゲットを重ねた状態にして、当該ターゲットが前記ノズル形成面に対向する液体噴射位置へ搬送する搬送機構と、前記液体受容シートの搬送経路の途中に設けられ、前記余白無し噴射後に、前記液体受容シートと該液体受容シート上に重ねられた状態にある前記ターゲットとを分離するセパレータと、備え、前記液体受容シートの搬送経路は、余白無し噴射後の前記液体受容シートを、前記液体噴射位置から前記セパレータの配設位置を経由して前記液体受容シート収容部へ戻し搬送するように構成されている。
この構成によれば、液体噴射ヘッドがターゲットの縁に余白なく噴射を行う余白無し噴射時において、ターゲットの縁からはみ出して噴射された液体は液体受容シートに受容される。このため、余白無し噴射時に、液体噴射装置内の他の機構を液体で汚染することがない。また、液体受容シート上に予めターゲットが接着された縁無し印刷専用媒体を通常印刷用の印刷用紙と交換セットしたり、余白無し噴射後において液体受容シートからターゲットをわざわざ剥がしたりする後処理が必要ないため、余白無し噴射を簡便に且つ効率的に行うことができる。また、液体噴射後において重ねられた状態で搬送されてきた液体受容シートとターゲットとをセパレータによって自動的に分離することができる。また、液体受容シートを繰り返し使用することができ、効率的である。
この構成によれば、液体受容シートを搬送ベルトに貼り付ける(保持させる)及び取り外す装置構成を容易に実現できるとともに、装置構成をコンパクトにできる。
図1に示すように、本実施形態における液体噴射装置としてのインクジェット式プリンタ(以下、「プリンタ」という。)10は、略箱状をなす本体ケース11を備えているとともに、この本体ケース11内の略中央には、ターゲットとしての用紙Pにインク(液体)を噴射する記録ヘッド12(液体噴射ヘッド)が固設されている。
図2に示すように、プリンタ10には制御部61(図1では、簡単のため省略してある。)が設けられている。この制御部61は、制御手段としてのCPU62を備えており、CPU62にはROM63及びRAM64が接続されている。ROM63には、用紙P及びベースシートTにインクを噴射(吐出)する際に記録ヘッド12及び前記各搬送機構14,15等を制御するために実行される制御プログラム等が記憶されている。また、RAM64には、プリンタ10の動作中に適宜書き換えられる各種の情報(各センサから検出された信号等)が記憶管理されるようになっている。
図3は、給紙待機処理を示すフローチャートである。この処理は、印刷時に、1枚の用紙Pがメイン搬送路28へ送られる毎に、逐次、紙ゲートローラ対35の位置にて次の用紙Pを待機させておくために実行される処理である。
さて、縁無し印刷が開始されると、給紙待機処理及びベースシート搬送待機処理により用紙P及びベースシートTが各々対応する紙ゲートローラ対35及びベースシートゲートローラ対45の近傍に待機している前提のもとで、先ず、ベースシートTがメイン搬送路28へと搬送される。そして、ベースシートTの搬送方向先端部T2が合流部位28aを越えてメイン搬送路28上に差しかかると、次に、用紙Pがメイン搬送路28へと搬送される。
(1)上記実施形態では、記録ヘッド12が用紙Pの縁に余白なく噴射を行う縁無し印刷において、用紙Pの外縁からはみ出して噴射されたインクは、その用紙Pに対して記録ヘッド12のノズル形成面16とは反対側(下方側)に位置して当該用紙Pを略中央に載置しているベースシートTに受容される。このため、縁無し印刷時に、本体ケース11内の他の機構を液体で汚染することがない。また、用紙PとベースシートTは、ほぼ同じ高さでノズル形成面16に対向する位置まで搬送されるため、用紙Pからはみ出して噴射されたインクが空気抵抗で速度が遅くなり、ミストとなることがない。また、予め、ベースシートTを用紙Pに接着してセットしておいたり、印刷後にベースシートTから用紙Pをわざわざ剥がしたりする後処理の必要がないため、縁無し印刷を簡便に且つ効率的に行うことができる。
・ 上記実施形態におけるセパレータとしての揺動片36は設けなくても良い。この場合、例えば、縁無し印刷後、ベースシートT上に用紙Pを重ねた状態のまま排紙トレイ22へ排送して、その後、手作業等でベースシートTから用紙Pを分離するようにしてもよい。また、揺動片36の形状は、断面楔形状に限定されるものではなく、その他、種々の形状が可能である。揺動片36の先端36dが下方側へ揺動した場合に、ベースシートTの搬送方向先端部T2をベースシートTが用紙Pから離間するように下方へ押し曲げる構成であれば、上記効果(4)と同様の効果を奏すことができる。
・ 上記各実施形態において、フルラインヘッドタイプではないプリンタに本発明を適用することもできる。
Claims (8)
- 液体噴射ノズルからターゲットに液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記ターゲットを、当該ターゲットが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容するターゲット収容部と、
前記ターゲットのサイズより大きく形成される液体受容シートを、当該液体受容シートが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容する液体受容シート収容部と、
前記液体噴射ヘッドが前記ターゲットの縁に余白無く噴射を行う余白無し噴射時には、前記ターゲット収容部から供給されるターゲット及び前記液体受容シート収容部から供給される液体受容シートを、当該液体受容シートにおける前記液体噴射ヘッドのノズル形成面側に前記ターゲットを重ねた状態にして、当該ターゲットが前記ノズル形成面に対向する液体噴射位置へ搬送する搬送機構と、
前記液体受容シートの搬送経路の途中に設けられ、前記余白無し噴射後に、前記液体受容シートと該液体受容シート上に重ねられた状態にある前記ターゲットとを分離するセパレータと、備え、
前記セパレータは、前記液体受容シートの搬送経路の途中に搬送方向と直交する水平軸を中心に上下方向への揺動可能に設けられた揺動片で構成され、当該揺動片の先端が下方側へ揺動した場合に、前記液体受容シートの搬送方向先端部が前記ターゲットから離間するように下方へ押し曲げられることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記液体受容シートの搬送経路は、余白無し噴射後の前記液体受容シートを、前記液体噴射位置から前記セパレータの配設位置を経由して前記液体受容シート収容部へ戻し搬送するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の液体噴射装置。
- 液体噴射ノズルからターゲットに液体を噴射する液体噴射ヘッドと、
前記ターゲットを、当該ターゲットが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容するターゲット収容部と、
前記ターゲットのサイズより大きく形成される液体受容シートを、当該液体受容シートが前記液体噴射ヘッドのノズル形成面に対向しない非液体噴射位置において収容する液体受容シート収容部と、
前記液体噴射ヘッドが前記ターゲットの縁に余白無く噴射を行う余白無し噴射時には、前記ターゲット収容部から供給されるターゲット及び前記液体受容シート収容部から供給される液体受容シートを、当該液体受容シートにおける前記液体噴射ヘッドのノズル形成面側に前記ターゲットを重ねた状態にして、当該ターゲットが前記ノズル形成面に対向する液体噴射位置へ搬送する搬送機構と、
前記液体受容シートの搬送経路の途中に設けられ、前記余白無し噴射後に、前記液体受容シートと該液体受容シート上に重ねられた状態にある前記ターゲットとを分離するセパレータと、備え、
前記液体受容シートの搬送経路は、余白無し噴射後の前記液体受容シートを、前記液体噴射位置から前記セパレータの配設位置を経由して前記液体受容シート収容部へ戻し搬送するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 前記搬送機構は、前記ターゲット収容部から前記ターゲットを前記液体噴射位置側に向けて搬送するターゲット搬送機構と、前記液体受容シート収容部から前記液体受容シートを前記液体噴射位置側へ搬送する液体受容シート搬送機構とを含み、当該液体受容シート搬送機構における前記液体受容シートの搬送経路の途中に前記ターゲット搬送機構における前記ターゲットの搬送経路が上方から合流するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
- 前記余白無し噴射時に、前記液体受容シート搬送機構により搬送される液体受容シートが前記液体受容シートの搬送経路と前記ターゲットの搬送経路とが合流する合流部位を通過した後に、時間差をおいて前記ターゲット搬送機構により搬送されるターゲットが前記合流部位に至るように、前記ターゲット搬送機構及び前記液体受容シート搬送機構の駆動状態を制御する制御手段を更に備えたことを特徴とする請求項4に記載の液体噴射装置。
- 前記液体受容シート搬送機構は、前記液体受容シートを搬送する搬送ベルトを有し、当該搬送ベルトは、前記ターゲットを前記ノズル形成面に対向する液体噴射位置を通過させて搬送する際に兼用されていることを特徴とする請求項4又は5に記載の液体噴射装置。
- 前記液体受容シート搬送機構は、前記液体受容シートを前記搬送ベルトに帯電吸着させた状態で搬送することを特徴とする請求項6に記載の液体噴射装置。
- 前記液体噴射ヘッドは、前記液体噴射ノズルが前記ターゲットの搬送方向と交差する方向に沿った前記ターゲットの液体噴射領域の全幅に亘って形成されていることを特徴とする請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の液体噴射装置。
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