JP4690969B2 - 二輪車用の燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料を燃料ポンプによって吸入して昇圧し、この昇圧された燃料が機関に向けて供給される燃料供給装置に関し、そのうち特に燃料タンクの底部に穿設された開口を閉塞する蓋部材に、燃料ポンプ、吐出側のフィルター等が取着され、これら燃料ポンプ等が蓋部材を介して燃料タンク内に収納配置される、いわゆるインタンク式の燃料供給装置に関する。
従来の燃料供給装置について、図6により説明する。Tは内部に燃料が貯溜される燃料タンクであり、重力方向における下方の底部Taには燃料タンクT内に向けて下方開口Tbが開口する。60は燃料タンクTの下方開口Tbを閉塞する蓋部材であり、厚肉平板状をなす鍔部61と、鍔部61より上方に向けて突出し、下方開口Tb内に挿入される挿入筒部62とにより形成される。そして、鍔部61の上面61aには環状の第1リング溝63が上方に向けて穿設され、挿入筒部62の外周には外側方に向けて環状の第2リング溝64が穿設される。Pは下方に向けてポンプ吸入路Paが突出し、上方に向けてポンプ吐出路Pbが突出するとともに内部にポンプ部及びモータが収納される燃料ポンプであり、この燃料ポンプPはポンプホルダー65と蓋部材60とによって挟持される。具体的には燃料ポンプPの下端面Pcと蓋部材60の係止段部60aとの間に第1パッキン66が配置され、燃料ポンプPの上端面Pdとポンプホルダー65との間に第2パッキン67が配置され、このポンプホルダー65がパイプ68内に挿通されたネジ69を介して挿入筒部62の上端62aに向けて螺着されることにより、燃料ポンプPは、挿入筒部62の内方で且つ挿入筒部62上に立設される。尚、70は燃料ポンプPのポンプ吸入路Paに挿入接続された吸入側のフィルターであり、71は、ポンプ吐出路Pbに挿入接続された吐出側のフィルターであり、この吐出側のフィルター71はポンプホルダー65の上方に配置された有底カップ状のフィルターカップ72内に密閉配置される。又、フィルターカップ72内には、燃料管73を介して鍔部61の下面に開口する燃料吐出接続路74に流路接続される。前記フィルターカップはポンプホルダー65とともにネジ69によって蓋部材60に螺着された。そして、蓋部材60の挿入筒部62が燃料タンクTの下方開口Tb内に挿入配置されるとともに鍔部61の上面61aが燃料タンクTの底部Taに当接配置され、かかる状態において鍔部61aが燃料タンクTの底部Taに向けて螺着される。(この螺着は図示されていない)以上によると、燃料タンクTの下方開口Tbは蓋部材60によって閉塞保持され、吸入側のフィルター70、吐出側のフィルター71を備える燃料ポンプPが燃料タンクT内に配置される。又、第1リング溝63内には第1弾性リング75が縮設されるとともに第2リング溝64内には第2弾性リング76が縮設されたもので、かかる二重のシール構造によって燃料タンクT内の燃料が下方開口Tbより洩れることが抑止される。以上の燃料供給装置によれば、燃料ポンプPが駆動すると、燃料タンクT内の燃料は、吸入側フィルター70、ポンプ吸入路Paを介して燃料ポンプP内へ吸入され、ポンプ部によって昇圧された燃料は、ポンプ吐出路Pb、吐出側のフィルター71、燃料管73を介して燃料吐出接続路74に達し、更にこの燃料は、燃料吐出接続路74、図示されていない燃料配管を介して機関へ供給される。
かかる従来の燃料供給装置によると、以下の不具合を有する。第1には二輪車のジャンプ走行時、急旋回走行時、急加減速走行時において、一時的に燃料ポンプPからの燃料供給が減少することがあり、機関の運転に息付き現象が発生する恐れがあり、好ましいものでない。これは上記走行時において、燃料タンク内の燃料が大きく燃料タンクT内を変動し、ポンプ吸入路Paが燃料タンク内の燃料液面上部に露出することによるものである。第2には蓋部材60は、アルミニウム合金等を射出成型することによって、製作されるもので、特に挿入筒部62の外周に形成される第2リング溝64の溝底部にあっては射出成型時において、金型の合わせ面による型バリが発生することから切削加工が行なわれる。そして、かかる第2リング溝64の切削加工によると、射出成型時において、挿入筒部62内に発生する鋳巣により、第2リング溝64と燃料タンクT内とがわずかではあるが連通することがあり、この鋳巣による連通の有無を確認する為に多くの検査時間が必要となるもので製造コストの上昇を招来して好ましいものでない。
ここで上記不具合を解決する為に、図7に示される如き燃料供給装置が提案される。図7について説明する。尚、図6と同一構造部分については同一符号を使用して説明を省略する。かかる従来例によると、蓋部材60には、鍔部61の下面61bより更に下方に向かってポンプ収納凹部80が一体的に凹設され、燃料ポンプPのポンプ吸入路Paはこのポンプ収納凹部80内に開口配置される。かかる第2の従来例によれば、二輪車のジャンプ走行時、急旋回走行時、等において燃料タンクT内の燃料の変動が生じた際において、ポンプ収納凹部80内に貯溜する燃料は、ポンプ収納凹部80の側壁80aによって燃料タンクT内への燃料の脱出に抵抗を受けるもので、燃料タンクT内の燃料が大きく変動した際にあっても、燃料タンクT内への燃料の脱出を制限できて燃料ポンプPのポンプ吸入路Paを継続的にポンプ収納凹部80内の燃料中に保持できる。以上によれば、燃料ポンプPから機関に向かう燃料を連続的に安定供給することができるもので、上記走行を良好に継続できる。然しながら、かかる第2の従来例によると、以下の不具合を有する。蓋部材60には、下方に大きく突出するポンプ収納凹部80が一体形成されたもので、燃料タンクTの下方の底部Tbには、ポンプ収納凹部80が大きく突出して形成される。以上によると、特に二輪車の如く、収納空間が狭く限定されるものにおいて配置の自由度が大きく阻害され、レイアウト設計に多大な開発工数を必要とする。又、外観が大きく変化するもので、特に燃料タンクTが直接的に外部に露出する二輪車用の燃料タンクとしては外観性が著しく損なわれることになり、好ましいものでない。又、ポンプ収納凹部80の底部80bは挿入筒部62の上端62aより大きく離れた下方位置にあるもので、これによると、ポンプ収納凹部80のメンテナンス作業時においてポンプ収納凹部80の底部80bに堆積した異物の除去作業を容易に行なうことができない。尚、前記第1の従来例における第2リング溝64における不具合は依然として解消されていない。
本発明になる燃料供給装置は、前記従来の燃料供給装置の不具合に鑑み成されたもので、燃料タンクの外観形状を変えることなく、且つ燃料タンクの下方開口の気密を極めて良好に維持することができ、特に二輪車に搭載して好適な二輪車用の燃料供給装置を提供することを主たる目的とする。
本発明は、前記目的達成の為に、燃料タンク内の燃料を吸入して昇圧する燃料ポンプと、燃料ポンプから吐出される燃料中の異物を除去する吐出側のフィルターとが蓋部材を介して燃料タンク内に収納配置される二輪車用の燃料供給装置において、蓋部材は、燃料タンクの底部に当接される鍔部と、鍔部より上方に向けて突出し、燃料タンクの底部に穿設される下方開口内に挿入される挿入筒部とにより形成され、又、鍔部の上面であって挿入筒部の外側方に第1リング溝が形成されるとともに挿入筒部には、上方に臨む環状段部を介して小径筒部が上方に向けて突出して形成され、一方、環状カラー部材は、その下端面に、蓋部材の環状段部に臨む環状端面と、環状端面から上方に向かうとともに蓋部材の小径環状突部の外周に挿入される挿入孔とが形成され、蓋部材の小径筒部の外周に環状カラー部材の挿入孔を挿入して環状カラー部材を蓋部材に固定配置することにより、環状端面、環状段部、小径筒部の外周とにより側方に向かって開口する第2リング溝を形成するとともに、少なくとも前記環状カラー部材の内方に燃料ポンプのポンプ吸入路を開口配置し、前記蓋部材の第1リング溝内に挿入配置される第1弾性リングを、燃料タンクの底部に当接配置するとともに第2リング溝内に挿入配置される第2弾性リングを燃料タンクの底部に開口する下方開口内に当接配置したことを第1の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記環状カラー部材の挿入孔の上端に下方に臨む係止段部を形成し、該係止段部を小径筒部の上端に当接配置したことを第の特徴とする。
又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記環状カラー部材の係止段部の近傍に環状カラー部材の内外周を貫通する貫通孔を穿設したことを第の特徴とする。
更に、本発明は前記第1の特徴に加え、前記蓋部材の鍔部に、吐出側のフィルターに燃料管を介して接続される燃料吐出管が配置され、前記燃料吐出管は挿入部を備える挿入管部と接続部を備える接続管部とによりL字型に形成され、挿入管部の挿入部の反対側端面に、n個の頂を有する正多角形の輪郭をなす嵌合突部が形成され、一方、取付けプレートには、前記n個の2倍の頂点を有し且つ各頂角が前記正多角形の各頂角と等しい星形の輪郭をなしていて前記嵌合突部が嵌合し得る嵌合孔部が形成され、燃料吐出管の挿入管部の挿入部を蓋部材に穿設される燃料吐出接続路内に挿入するとともに蓋部材に螺着される取付けプレートの嵌合孔部を燃料吐出管の嵌合突部に嵌合配置したことを第の特徴とする。
更に又、本発明は前記第1の特徴に加え、前記燃料ポンプは、燃料ポンプの下端に臨む蓋部材と、燃料ポンプの上端に臨む、取付けステーとにより挟持され、前記取付けステーを、環状カラー部材を介して蓋部材に螺着したことを第の特徴とする。
本発明の二輪車用の燃料供給装置の第1の特徴によると、第2リング溝は蓋部材の小径筒部の環状段部と、それに対向する環状カラー部材の環状端面と、小径筒部の外周とによって形成され、このとき特に前記蓋部材の小径筒部に形成される環状段部及び小径筒部の外周は、金型の抜き方向に沿って形成されることにより、それらの部分に金型の合わせ面に伴なう型割がないので合わせバリが発生することがない。以上によれば環状段部、小径筒部の外周に何等の機械加工を行なう必要がなく、第2リング溝内に機械加工に伴なう鋳巣が露出することがない。従って、蓋部材が燃料タンクの底部に当接配置された際、第2リング溝内に挿入配置される第2弾性リングによって燃料タンクの下方開口を良好に気密保持でき、第1リング溝内に挿入配置される第1リングによって燃料タンクの底部を良好に気密保持でき、このとき特に第2リング溝にあっては環状段部、小径筒部の外周が蓋部材を射出成型した際の鋳肌のままで使用され鋳巣が露出しないので、かかる第2伸性リングによる気密をより確実に行なうことができる。又、環状カラー部材は部分的に形成される挿入孔をもって小径筒部の外周に挿入配置されたので、環状部材を小径筒部に対して倒れが抑止されて正確に配置することができる。又、環状カラー部材は、小径筒部より上方に向けて配置されるので、蓋部材の鍔部の下面より下方に向けて大きく環状カラー部材が突出することがないので、燃料供給装置の配置の自由度を向上できるとともに、燃料供給装置を含む燃料タンクの外観性が損なわれることがなく、このことは収納空間が限定され、且つ燃料タンクが直接的に外部に露出配置される二輪車にとって好ましいものである。更に又、環状カラー部材により、二輪車のジャンプ走行時等において、燃料タンク内の燃料が大きく変動する際にあっても環状カラー部材の内部より燃料の燃料タンク内への流出が抑止されるので、環状カラー部材の内方に配置される燃料ポンプから常に安定した燃料を供給でき、二輪車の運転を常に良好に維持できるものである。
又、本発明の第2の特徴によると、環状カラー部材は、その係止段部が小径筒部の上端に当接して蓋部材に固定配置されるもので、これによると環状カラー部材の環状端面と、それに対向する小径筒部の環状段部との間の間隙を正確に形成することができるもので、これによって第2弾性リングの圧縮を一定にすることができ、燃料タンクの下方開口の第2弾性リングによる気密を安定的に行なうことができる。
又、本発明の第3の特徴によると、環状カラー部材の内外周を貫通する貫通孔が、係止段部の近傍に穿設されるので、かかる貫通孔を燃料タンクの底部に近づけて開口することができ、これによって燃料タンクから環状カラー部材内に供給される燃料タンク内の燃料の死残量を減少できる。
更に本発明の第4の特徴によると、蓋部材に取着される燃料吐出管は、燃料吐出接続路に挿入される挿入管部と燃料配管に接続される接続管部とによってL型に形成され、挿入管部の挿入部の反対側端面にn個の頂を有する正多角形の輪郭をなす嵌合突部が形成される。又、取付けプレートには、前記n個の2倍の頂点を有し且つ各頂角が前記正多角形の各頂角と等しい星形の輪郭をなしていて前記嵌合突部が嵌合し得る嵌合孔部が形成される。以上によると、嵌合孔部内において嵌合突部を所望の位置に回転させ、この位置において取付けプレートを固定することにより、燃料吐出管の接続管部の開口位置をその周方向において適宜自在に設定することができ、燃料配管の自由度を向上できる。
更に又、本発明の第の特徴によると、燃料ポンプは、その下端に臨む蓋部材とその上端に臨む取付けステーとの間に配置され、且つ取付けステーが環状カラー部材内に挿通されるネジを介して蓋部材にネジ止め螺着される。以上によると、取付けステーを極めて簡単に蓋部材に取着できるとともに取付けステーの蓋部材に対する螺着強度を増す為にネジの数を増加する際にあってもパイプ等の部品を増加する必要がない。
以下、本発明になる二輪車用の燃料供給装置の一実施例について図1により説明する。尚、燃料タンク、燃料ポンプ、吸入側のフィルター、吐出側のフィルターは図6と同一であるので同一符号を使用する。蓋部材1は、以下の如くアルミニウム合金等により射出成型によって製作される。鍔部2は、その上面2aが燃料タンクTの底部Taに当接する厚肉状に形成され、鍔部2の上面2aから上方に向けて燃料タンクTの下方開口Tb内に挿入される挿入筒部3が突出形成される。この挿入筒部3には、上方に臨んで環状段部4が形成され、さらに環状段部4より上方に向けて挿入筒部3の径より小径なる小径筒部5が突出して形成される。尚、6は下方に向かって開口して穿設された燃料吐出接続路である。7は、その両端が開口する円筒状をなす環状カラー部材であって、その下方端には環状端面8が形成され、環状端面8の内方端から上方に向けて挿入孔9が穿設され、更に挿入孔9の上端には下方に臨む係止段部10が形成される。又係止段部10の近傍には環状カラー部材7の内、外周を貫通する貫通孔7eが穿設される。尚、前記挿入孔は、小径筒部5の外周5aに微少間隙をもって挿入される径を有する。
そして、燃料供給装置は、以下によって組付け形成される。まず、蓋部材1の小径筒部5の外周5aに、環状カラー部材7の挿入孔9が挿入配置され、このとき環状カラー部材7の係止段部10が小径筒部5の上端5bに当接してその挿入が停止される。次に環状カラー部材7の内方に燃料ポンプPが配置されるもので、このとき燃料ポンプPの下端Pcは第1パッキン66を介して小径筒部5のパッキン受部5cに当接配置され、燃料ポンプPの上端Pdは第2パッキン67を介して取付けステー11に当接配置される。この取付けステー11は、外側部が下方に折曲げ形成されて環状カラー部材7の上端7aに当接され、さらにその外側は上方に向けて折曲げ形成され、その腕部の上端近傍に係止孔11aが貫通して穿設される。上記取付けステーは環状カラー部材7を介してネジ12により蓋部材1に螺着されるもので、ネジ12は取付けステー11に穿設された取付け孔11b、環状カラー部材7の上端7aから係止段部10に向けて穿設された取付け孔7cに挿入され、その先端が蓋部材1に螺着される。以上によると取付けステー11、環状カラー部材7が同時に蓋部材1に螺着固定されるもので、これによると、燃料ポンプPは、環状カラー部材7の内方であって、且つ蓋部材1のパッキン受部5cと取付けステー11との間に第1パッキン66、第2パッキン67を介して挟持される。又、環状カラー部材7の係止段部10と、小径筒部5の上端5bとが当接配置されるもので、これによると、環状カラー部材7の環状端面8とそれに対向する蓋部材1の環状段部4と、小径筒部5の外周5aとにより外側方に臨む環状の第2パッキン溝13が形成される。又、円筒鍔状のポンプホルダー14に有底カップ状のフィルターカップ15が装着され、吐出側のフィルター71は、ポンプホルダー14の上面とフィルターカップ15によって形成されるフィルター室16内に配置される。前記フィルターカップを備えるポンプホルダー14の下面は、クッション部材17を介して燃料ポンプPの上部に当接配置されるもので、かかる状態においてフィルターカップ15の下方外周から外側方に突出して形成された係止突部15aが取付けステー11の係止孔11aに係止され、これによってフィルターカップ15、ポンプホルダー14が取付けステー11に一体的に取着される。上記において、燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbはポンプホルダー14に穿設される挿入孔14a内に挿入配置され、フィルター室16内に収納配置される吐出側のフィルター71は前記挿入孔を介して燃料ポンプPのポンプ吐出路Pbと流路接続される。又、環状カラー部材7の内方には吸入側のフィルター70が収納配置されるもので、この吸入側のフィルター70は、燃料ポンプPの下端Pcに突出するポンプ吸入路Paに流路接続される。又、17はフィルター室16と蓋部材1に穿設される燃料吐出接続路6とを連絡する燃料管であり、その上端はポンプホルダー14に挿入支持されてフィルター室16内に連絡され、下端は挿入筒部3に挿入支持されて燃料吐出接続路6に連絡される。そして蓋部材1の下方に開口する燃料吐出接続路6には以下の燃料吐出管18が配置される。燃料吐出管18は、図2、図3に示されるもので、図により説明する。燃料吐出管18は、挿入部19aを備える挿入管部19と、挿入管部19から直角方向に曲がり接続部20aを備える接続管部20とにより、L字型に形成されるとともに挿入管部19の端部から接続管部20の端部に向けて流路が穿設されるもので、特に挿入部19aの反対側端面19bにはn個の頂を有する正多角形の輪郭をなす嵌合突部19cが形成される。本例にあっては、図4に示される如く6個の頂を有する正六角形の嵌合突部19cが形成された。又21は燃料吐出管18を蓋部材1へ取着する為の取付けプレートであり、これには前記n個の2倍の頂点を有し且つ各頂角が前記正多角形の各頂角と等しい星形の輪郭をなしていて前記嵌合突部19cが嵌合し得る嵌合孔部21aと、取付け孔21bとが穿設される。本例にあっては図5に示される如く12個の頂を有する星形の嵌合孔部21aが穿設された。そして、燃料吐出管18の挿入管部19の挿入部19aが蓋部材1の燃料吐出路6内に挿入配置され、かかる状態において取付けプレート21の嵌合孔部21aが燃料吐出管18の嵌合突部19cが嵌合され、この状態において取付けプレート21の取付け孔21bを介して取付けプレート21がネジ22によって蓋部材1に螺着固定される。ここで蓋部材1の鍔部2に形成された第1リング溝63内にゴム材料によって形成されたOリング等の第1弾性リング75が挿入配置されるとともに、同様の第2弾性リング76が第2リング溝13内に挿入配置される。
そして、上記構成よりなる燃料供給装置は以下によって燃料タンクTに取着される。フィルターカップ15、取付けステー11、環状カラー部材7が燃料タンクTの下方開口Tbより燃料タンクT内に挿入されるとともに環状カラー部材7の下端及び挿入筒部3が下方開口Tb内に挿入配置され、更に蓋部材1の鍔部2の上面2aが燃料タンクTの底部Taに当接配置され、かかる状態において、鍔部2が図示せぬネジにより燃料タンクTに螺着固定される。
以上によると、環状カラー部材7、取付けステー11、フィルターカップ15は、燃料タンクTの底部Taから燃料タンクT内に突出して配置され、吸入側のフィルター70、吐出側のフィルター71を含む燃料ポンプPもまた燃料タンクT内に臨んで配置される。
以上よりなる本発明の燃料供給装置によると、燃料タンクT内に貯溜される燃料は、環状カラー部材7の上端7aの開口及び貫通孔7eより環状カラー部材7内に流入して貯溜され、ここで燃料ポンプPのモータ部に通電されてポンプ部が駆動すると、(モータ部、ポンプ部ともに図示されていない)環状カラー部材7内の燃料は、吸入側のフィルター70によって異物が除去されてポンプ吸入路Paを介してポンプ部に吸入され、ポンプ部によって昇圧された燃料はポンプ吐出路Pbを介して吐出側のフィルター71に供給される。そして、この昇圧された燃料は吐出側のフィルター71によって更に異物が除去され、この清浄な燃料は、フィルター室16、燃料室17、燃料吐出管18、図示されぬ燃料配管を介して機関へ供給される。
ここで、二輪車の急加速、急減速運転時等において、燃料タンクT内の燃料は慣性力により大きく変動するものであるが、本装置にあっては環状カラー部材7内にある燃料は、勘定カラー部材7によって燃料タンクT内への燃料の脱出が効果的に阻止されることから、燃料タンクT内の燃料変動時にあっても環状カラー部材7内に確実に燃料を保持することができ、もって燃料ポンプPより安定した燃料を継続的に機関へ供給できるので、上記運転時における機関の息付き等の不具合を抑止できる。
又、第2リング溝13を環状カラー部材7の下端の環状端面8と蓋部材1の環状段部4と小径筒部5の外周5aとによって形成し、このうち特に小径筒部5は蓋部材1の射出成型時において上方に金型を引きぬくことができるので、小径筒部5の外周5aに金型合わせ面による分割線(パーティングライン)が形成されないので、小径筒部5の外周5aを切削加工することなく鋳肌のまま第2リング溝13の一部構成として使用できる。以上によれば小径筒部5aからの巣洩れによる燃料洩れがなくなったもので、燃料タンクTの下方開口Tbの気密を確実に維持できたものである。
又、環状カラー部材7の係止段部10を、小径筒部5の上端5bに当接したことによると、挿入筒部3の係止段部4と環状カラー部材7の環状端面8とによって形成される第2リング溝13の溝巾をより一層正確に形成することができ、これによって第2弾性リング76の圧縮を適正に且つ均一に維持することができる。
又、環状カラー部材7の係止段部10の近傍に環状カラー部材7の内外周を連通する貫通孔7eを穿設したので、燃料タンクT内の燃料を有効に使用できる。すなわち、燃料タンクT内において使用することのできない死残量を減少できる。
更に、燃料吐出接続路6に装着される燃料吐出管18を挿入管部19と接続管部20とによってL字型に形成し、挿入管部19の挿入部19aの反対側の反対側端面19bにn個の頂を有する正多角形の嵌合突部19cを形成し、一方取付けプレート21には、前記n個の2倍の頂点を有し且つ各頂角が前記正多角形の各頂角と等しい星形の輪郭をなしていて前記嵌合突部19cが嵌合し得る嵌合凹部21aを形成し、嵌合凹部21aに嵌合突部19cを嵌合して取付けプレート21を蓋部材1に螺着したことによると、接続管部20の開口位置を周方向において自在に選択でき、燃料配管の配管性を向上できる。すなわち本実施例にあっては、正六角形の嵌合突部19cが嵌合し得る嵌合凹部21aが12個の頂点を有する星形をなしているので、嵌合突部19cの嵌合凹部21aへの選択嵌合により、接続管部20の開口位置を30度間隔で円周方向に設定できる。
更に又、燃料ポンプPは蓋部材1のパッキン受け部5cと取付けステー11との間に配置され、且つ取付けステー11は、環状カラー部材7の上端7aから係止段部10に向けて穿設された取付け孔7c内にネジ12が挿通されて蓋部材1に螺着される。そして、このとき環状カラー部材7の挿入孔9が小径筒部5の外周5aに挿入配置されたので、環状カラー部材7の倒れを抑止でき、燃料ポンプPを取付けステー11と蓋部材1とにより確実に挟持できる。又、ネジ12を環状カラー部材7に穿設される取付け孔7c内に挿通配置したので図6に示される如きパイプ68が不要と成ったものである。又、そのメンテナンス作業時において、環状カラー部材7を蓋部材1よりネジ12をユルメることにより取外すことができ、このとき小径筒部5の上端5bとその内方に形成される底部5dとが近接しているので、底部5dに堆積する異物を容易に除去することができる。尚、吐出側のフィルター71の配置、フィルターカップ15の配置については本実施例に限定されるものではない。
本発明になる二輪車用の燃料供給装置の一実施例を示す要部縦断面図。 本発明の燃料供給装置に用いられる燃料吐出管を示す縦断面図。 図2の下方平面図。 図2の嵌合突部の平面図。 本発明の燃料供給装置に用いられる取付けプレートを示す平面図。 従来の燃料供給装置の第1例を示す要部縦断面図。 従来の燃料供給装置の第2例を示す要部縦断面図。
1 蓋部材
2 鍔部
3 挿入筒部
5 小径筒部
5a 外周
7 環状カラー部材
8 環状端面
9 挿入孔
13 第リング溝
17 燃料管
18 吐出管
19 挿入管部
19a 挿入部
19c 嵌合突部
20 接続管部
20a 接続部
21 取付けプレート
21a 嵌合孔部
63 第1リング溝
71 フィルター
75 第1弾性リング
76 第2弾性リング
P 燃料ポンプ
T 燃料タンク
Ta 底部
Tb 下方開口

Claims (5)

  1. 燃料タンク(T)内の燃料を吸入して昇圧する燃料ポンプ(P)と、燃料ポンプ(P)から吐出される燃料中の異物を除去する吐出側のフィルター(71)とが蓋部材(1)を介して燃料タンク(T)内に収納配置される二輪車用の燃料供給装置において、蓋部材(1)は、燃料タンク(T)の底部(Ta)に当接される鍔部(2)と、鍔部(2)より上方に向けて突出し、燃料タンク(T)の底部(Ta)に穿設される下方開口(Tb)内に挿入される挿入筒部(3)とにより形成され、又、鍔部(2)の上面(2a)であって挿入筒部(3)の外側方に第1リング溝(63)が形成されるとともに挿入筒部(3)には、上方に臨む環状段部(4)を介して小径筒部(5)が上方に向けて突出して形成され、一方、環状カラー部材(7)は、その下端面に、蓋部材(1)の環状段部(4)に臨む環状端面(8)と、環状端面(8)から上方に向かうとともに蓋部材(1)の小径筒部(5)の外周(5a)に挿入される挿入孔(9)とが形成され、蓋部材(1)の小径筒部(5)の外周(5a)に環状カラー部材(7)の挿入孔(9)を挿入して環状カラー部材(7)を蓋部材(1)に固定配置することにより、環状端面(8)、環状段部(4)、小径筒部(5)の外周(5a)とにより側方に向かって開口する第2リング溝(13)を形成するとともに、少なくとも前記環状カラー部材(7)の内方に燃料ポンプ(P)のポンプ吸入路(Pa)を開口配置し、前記蓋部材(1)の第1リング溝(63)内に挿入配置される第1弾性リング(75)を、燃料タンク(T)の底部(Ta)に当接配置するとともに第2リング溝(13)内に挿入配置される第2弾性リング(76)を燃料タンク(T)の底部(Ta)に開口する下方開口(Tb)に当接配置したことを特徴とする二輪車用の燃料供給装置。
  2. 前記環状カラー部材(7)の挿入孔(9)の上端に下方に臨む係止段部(10)を形成し、該係止段部(10)を小径筒部(5)の上端(5b)に当接配置したことを特徴とする請求項1記載の二輪車用の燃料供給装置。
  3. 前記環状カラー部材(7)の係止段部(10)の近傍に環状カラー部材(7)の内外周を貫通する貫通孔(7e)を穿設したことを特徴とする請求項1記載の二輪車用の燃料供給装置。
  4. 前記蓋部材(1)の鍔部(2)に、吐出側のフィルター(71)に燃料管(17)を介して接続される燃料吐出管(18)が配置され、前記燃料吐出管(18)は挿入部(19a)を備える挿入管部(19)と接続部(20a)を備える接続管部(20)とによりL字型に形成され、挿入管部(19)の挿入部(19a)の反対側端面(19b)に、n個の頂を有する正多角形の輪郭をなす嵌合突部(19c)が形成され、一方、取付けプレート(21)には、前記n個の2倍の頂点を有し且つ各頂角が前記正多角形の各頂角と等しい星形の輪郭をなしていて前記嵌合突部(19c)が嵌合し得る嵌合孔部(21a)が形成され、燃料吐出管(18)の挿入管部(19)の挿入部(19a)を蓋部材(1)に穿設される燃料吐出接続路(6)内に挿入するとともに蓋部材(1)に螺着される取付けプレート(21)の嵌合孔部(21a)を燃料吐出管(18)の嵌合突部(19c)に嵌合配置したことを特徴とする請求項1記載の二輪車用の燃料供給装置。
  5. 前記燃料ポンプ(P)は、燃料ポンプ(P)の下端(Pc)に臨む蓋部材(1)と、燃料ポンプ(P)の上端(Pd)に臨む、取付けステー(11)とにより挟持され、前記取付けステー(11)を、環状カラー部材(7)の取付け孔(7c)を介して蓋部材(1)に螺着したことを特徴とする請求項1記載の二輪車用の燃料供給装置。
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