JP4689073B2 - 排紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成済みの用紙が排出・スタックされる排紙装置、該排紙装置を有する印刷機、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば孔版印刷機では、原稿の画像情報に基づいて穿孔製版されたマスタを印刷ドラムの外周面に巻装し、印刷ドラムの内部からインキを供給するとともに、給紙手段から給紙された印刷用紙をプレスローラ等により印刷ドラムに押圧して用紙上にインキ画像を形成するようになっている。画像形成された印刷用紙は排紙口から排紙装置へ排出されてスタックされる。
排紙装置は、画像形成装置本体の一側面に設けられた排紙台と、該排紙台に用紙排出方向に移動可能に設けられ用紙の排出方向先端の位置を制限するエンドフェンスと、該エンドフェンスを駆動するエンドフェンス駆動手段を有している。
また、排紙装置には、排出された用紙の排出方向と直交する用紙幅方向を揃えるための一対のサイドフェンスと、該サイドフェンスを駆動するサイドフェンス駆動手段が設けられている。
【0003】
排出された用紙が位置ずれせずに積載されるように、用紙サイズの信号に基づいてエンドフェンス及びサイドフェンスの位置が自動的に調整されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
排紙台の排紙スペースは、使用する用紙の最大サイズ(例えばA3サイズ)に対応しており、これ以下のサイズの用紙の場合には上述のようにエンドフェンス及びサイドフェンスの位置調整がなされる。
通常、排紙装置は孔版印刷機1台につき1つ設けられており、排紙枚数がスタック容量の満杯になったときは、用紙のサイズに拘らず排紙台に積載された用紙を取り出さなければ排紙を続けることはできなかった。
【0005】
近年においては、印刷機の給紙手段(給紙バンク)には、オペレータの労力を軽減するとともに印刷作業の効率化を図るべく、サイズの異なる用紙や種類の異なる用紙を大量に収容できるようになっており、連続大量印刷が可能となっている。
2つの給紙トレイを並置し、一方の給紙トレイの用紙が無くなったら他方の給紙トレイの用紙を一方の給紙トレイへ移送して給紙を連続させる、いわゆるタンデム給紙トレイも普及している。また、LCT(Large Capacity−Tray:大容量給紙装置)を用いて大量給紙することも行われている。
LANやネットワーク技術が発達した今日では、遠隔操作による大量印刷も行われており、印刷作業の効率化の観点から極めて重要となっている。
【0006】
しかしながら、印刷機単体では上述のように排紙先が1つしかないため、排紙台の積載容量の関係で大量印刷途中で印刷機が止まってしまい、オペレータが印刷機から離れて満杯になった用紙を取り除けない場合には印刷機は止まったままでであり、大幅なダウンタイムとなる。このため、従来においては、タンデム給紙トレイやLCT等の大量給紙機能を有していることによる利点を十分に活かすことができなかった。
また、排紙先が1つしかないため、サイズの異なる用紙や種類の異なる用紙を連続排紙することができず、また、タンデム給紙トレイにサイズの異なる用紙や種類の異なる用紙をセットすることができず、印刷形態の多様化に対応できなかった。
【0007】
そこで、本発明は、排紙台が1つであっても排出された用紙を取り除くことなく且つ次の排紙を混在させることなく連続的に行うことができ、大量給紙機能を有していることによる利点を十分に活かせるとともに、印刷形態の多様化にも対応できる排紙装置及び画像形成装置の提供を、その主な目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、画像形成装置本体の一側面に設けられ画像形成済みの用紙が排出される排紙台と、該排紙台に用紙排出方向に移動可能に設けられ用紙の排出方向先端の位置を制限するエンドフェンスと、該エンドフェンスを駆動するエンドフェンス駆動手段を有する排紙装置において、前記エンドフェンスの用紙排出方向上流側に位置し前記排紙台に用紙の排出方向に前記エンドフェンスとは独立して移動可能に設けられた中間フェンスと、該中間フェンスを駆動する中間フェンス駆動手段を有し、該エンドフェンスと中間フェンスのうち少なくとも中間フェンスの用紙排出方向の移動により、該排紙台上に平面的に個別に積載できる2つの排紙スペースと、前記エンドフェンスと中間フェンスとで区画され前記2つの排紙スペース形成時よりも排出方向のサイズが大きい用紙を排出する単一の排紙スペースとを任意に形成可能である、という構成を採っている。
【0009】
請求項2記載の発明では、請求項1記載の排紙装置において、前記エンドフェンスと中間フェンスとで区画される排紙スペースに用紙を排出した後、該エンドフェンスと前記中間フェンスのうち少なくとも前記中間フェンスを移動させて積載された用紙束を前記排紙台の用紙排出方向下流側へ移動し、該中間フェンスと前記画像形成装置本体の一側面とで区画される領域を次の排紙スペースとする、という構成を採っている。
【0010】
請求項3記載の発明では、請求項2記載の排紙装置において、前記排紙台の用紙排出方向下流側の用紙の有無を検知する用紙検知手段を有し、用紙束を用紙排出方向下流側へ移動した後、前記中間フェンスと画像形成装置本体の一側面とで区画される排紙スペースへ排出する前に用紙排出方向下流側の用紙束が取り除かれたと判断された場合、該エンドフェンスと中間フェンスのうち少なくとも前記中間フェンスを用紙排出方向上流側へ戻し、該エンドフェンスと中間フェンスとで区画される排紙スペースに用紙を排出する、という構成を採っている。
【0011】
請求項4記載の発明では、給紙手段から給紙された用紙に画像を形成した後、該用紙を排紙装置に排出する画像形成装置において、上記排紙装置が請求項1乃至3のうちの一つに記載のものである、という構成を採っている。
【0012】
請求項5記載の発明では、請求項4記載の画像形成装置において、上記給紙手段がタンデム給紙トレイである、という構成を採っている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図1乃至図6に基づいて説明する。
先ず、図1に基づいて本実施形態における画像形成装置としての孔版印刷機1の構成及び印刷動作の概要を説明する。孔版印刷機1は、装置本体2の略中央部に設けられた画像形成部3と、該画像形成部3の下部に設けられた給紙手段としての給紙部4と、画像形成部3の上部に設けられた原稿読取部としての光学読取部5と、排紙装置6等を有している。
画像形成部3は、印刷部7と、製版部8と、排版部9等を有している。印刷部7は、内部にインキ供給手段10を有する印刷ドラム11と、該印刷ドラム11に対して接離自在に設けられたプレスローラ12等を有している。インキ供給手段10は、印刷ドラム11の回転支軸を兼ねるインキ供給パイプ13と、インキローラ14と、ドクターローラ15を有している。
インキ供給パイプ13から供給されるインキはインキローラ14とドクターローラ15間の楔状のインキ溜まりに滴下され、インキ溜まりのインキはドクターローラ15によって層厚みを規制されながらインキローラ14に供給される。インキローラ14に供給されたインキは印刷ドラム11の内周面に供給される。
【0016】
操作パネル16(図4)における図示しない製版スタートキーが押下されると、光学読取部5において原稿画像の読み取り動作が開始されるとともに、排版部9によって印刷ドラム11上の図示しない使用済みマスタの剥離動作がなされる。
製版部8では光学読取部5からの画像情報に基づいて図示しないサーマルヘッドが駆動され、図示しないマスタへの穿孔製版がなされる。製版されたマスタは、印刷ドラム11の外周面に設けられたクランパ17によってその先端部を挟持され、印刷ドラム11の回転に伴って該印刷ドラム11の外周面に巻き付けられる。
【0017】
給紙部4には、A3サイズの印刷用紙P1が積載収容された給紙トレイ18と、それぞれA4サイズの印刷用紙P2が積載収容されたタンデム給紙トレイ19等を有している。タンデム給紙トレイ19は、右側トレイ19Aと、該右側トレイ19Aを昇降させる図示しない機構と、左側トレイ19Bと、該左側トレイ19Bを昇降させる図示しない機構と、左側トレイ19B上の印刷用紙を右側トレイ19Aに水平移送する図示しない移送手段等を有している。タンデム給紙トレイ19の基本的構成は、例えば公知技術である特開平11−240630号公報記載の構成を採用することができる。
本実施形態では、右側トレイ19A上の印刷用紙の有無を検知する用紙有無センサ20Aが設けられているとともに、左側トレイ19B上の印刷用紙の有無を検知する用紙有無センサ20Bが設けられている。
図示しないが、給紙トレイ18にも用紙有無センサが設けられており、また、給紙トレイ18及びタンデム給紙トレイ19には、用紙サイズ検知センサが設けられている。
【0018】
給紙トレイ18に収容された印刷用紙P1は図示しないバネで給紙コロ21に押圧されている。給紙コロ21により最上のものから順に引き出された印刷用紙P1は、分離コロ22と分離パッド23により一枚に分離され、搬送ローラ対24、25によりレジストローラ対26へ送られる。
タンデム給紙トレイ19の右側トレイ19Aに収容された印刷用紙P2は、該右側トレイ19Aの昇降によって給紙コロ27に押圧され、給紙コロ27によって最上のものから順に引き出される。引き出された印刷用紙P2は、分離コロ28と分離パッド29により一枚に分離され、搬送ローラ対25によりレジストローラ対26へ送られる。左側トレイ19Bに収容された印刷用紙P1が右側トレイ19Aへ移送された場合も同様の給紙となる。
【0019】
給紙された印刷用紙P1又はP2は、レジストローラ対26で一旦停止され、斜めずれを修正された後、印刷ドラム11上の画像の先端と用紙搬送方向の所定位置とが一致するタイミングで該レジストローラ対26により印刷部位へ送られる。レジストローラ対26の送りタイミングに合わせてプレスローラ12が上昇し、印刷用紙P1又はP2は印刷ドラム11に押圧される。この押圧動作により印刷ドラム11の内周面に供給されたインキは印刷ドラム11の図示しない開口部及びマスタの穿孔部を通って滲み出し、印刷用紙P1又はP2上に転移する。
インキ画像を形成された印刷用紙P1又はP2は、図示しない分離爪により印刷ドラム11の外周面から分離され、空気圧でベルト上に吸引吸着する方式の排紙搬送手段30により搬送され、排紙装置6に排出される。
【0020】
排紙装置6は、装置本体2の一側面に支持された排紙台31と、該排紙台31に用紙排出方向に移動可能に設けられ、用紙の排出方向先端の位置を制限するエンドフェンス32と、該エンドフェンス32の用紙排出方向上流側に位置し、排紙台31に用紙の排出方向に移動可能に設けられた中間フェンス33等を有している。
エンドフェンス32のホームポジション(HP)は、ホームポジション検知センサ34で検知される位置、すなわち排紙台31上における用紙排出方向の最下流に位置する位置である。中間フェンス33のホームポジション(HP)は、ホームポジション検知センサ35で検知される位置、すなわち排紙台31上における用紙排出方向の最上流に位置する位置である。A3サイズの印刷用紙P1を使用する場合には、エンドフェンス32はA3サイズに対応した適正位置(ホームポジション又はホームポジション近傍)に位置付けられ、中間フェンス33はホームポジションに位置付けられる。
【0021】
エンドフェンス32が排紙台31の略中央部に位置した場合、排紙スペースは、右略半分の排紙スペースSP1と左略半分の排紙スペースSP2に分けられる。右略半分SP1における排紙容量の満杯はエンドフェンス32に設けられた満杯検知センサ70で検知され、用紙を左略半分SP2へ移動(移送)した後における排紙容量の満杯は中間フェンス33に設けられた満杯検知センサ71で検知される。
また、排紙スペースSP1に積載された印刷用紙P2の有無は用紙有無センサ36で検知され、排紙スペースSP2に積載された印刷用紙P2の有無は用紙有無センサ37で検知されるようになっている。電源オン時に用紙が残っているかどうかのチェックは用紙有無センサ36,37によってなされる。
【0022】
図2に示すように、エンドフェンス32は、用紙排出方向に延びるレール38をスライドするスライダ39に固定されている。中間フェンス33は、用紙排出方向に延びるレール40をスライドするスライダ41に固定されている。排紙台31には用紙幅方向の揃えを行うサイドフェンス42、43が移動可能に設けられている。サイドフェンス42は、用紙排出方向と直交する用紙幅方向に延びるレール44をスライドするように設けられており、サイドフェンス43は、用紙排出方向と直交する用紙幅方向に延びるレール45をスライドするように設けられている。
【0023】
図3は、エンドフェンス32、中間フェンス33、サイドフェンス42、43のそれぞれの駆動手段を示している。エンドフェンス駆動手段46は、エンドフェンスDCモータ47と、該エンドフェンスDCモータ47の回転軸に固定されたピニオン48と、該ピニオン48と噛み合うラック49と、該ラック49に固定された支持アーム50を有している。スライダ39は支持アーム50に固定されている。
中間フェンス駆動手段51は、中間フェンスDCモータ52と、該中間フェンスDCモータ52の回転軸に固定されたピニオン53と、該ピニオン53と噛み合うラック54と、該ラック54に固定された支持アーム55を有している。スライダ41は支持アーム55に固定されている。
サイドフェンス駆動手段56は、サイドフェンスDCモータ57と、該サイドフェンスDCモータ57の回転軸に固定されたピニオン58と、該ピニオン58と噛み合うラック59,60と、該ラック59,60に固定された支持アーム61,62を有している。サイドフェンス42は支持アーム61に固定され、サイドフェンス43は支持アーム62に固定されている。
【0024】
孔版印刷機1の各要素の制御及び印刷動作の制御は、図4に示す制御装置63によってなされる。制御装置63は、CPU,ROM,RAM,I/Oインターフェース等を含むマイクロコンピュータである。制御装置63には上述した各要素から検知信号等が入力され、制御装置63はこれに基づいて上述した各要素を制御する。
上述した以外の要素について説明すると、制御装置63には、メインスイッチ64、エンドフェンスDCモータ47の回転角を検知するエンドフェンスエンコーダセンサ65、サイドフェンスDCモータ57の回転角を検知するサイドフェンスエンコーダセンサ66、サイドフェンスホームポジション検知センサ67、中間フェンスDCモータ52の回転角を検知する中間フェンスエンコーダセンサ68等が接続されている。
【0025】
次に、タンデム給紙トレイ19を用いて大量印刷を行う場合の印刷動作を、図5のフローチャート及び図6に基づいて説明する。排紙台31の排紙スペースはA3サイズの印刷用紙P1に対応しており、A4サイズの印刷用紙P2で印刷を行う場合には排紙スペースを2つに区分することが可能である。本実施形態における制御動作はこれを前提とするものである。但し、排紙台31の1区分の排紙容量はタンデム給紙トレイ19の1つの給紙トレイの収容容量よりも小さいケースを例示する。
先ず、制御装置63により、設定された印刷枚数が排紙装置6の排紙容量より大きいかどうかがチェックされ(S1)、大きい場合には、図1に示すように、中間フェンス33をホームポジションに移動するとともに、エンドフェンス32及びサイドフェンス42、43をA4の用紙サイズに適した位置に移動する(S2)。エンドフェンス32は排紙台31の略中央部に位置している。
【0026】
この状態で、印刷が開始される(S3)。印刷用紙には、先ず、タンデム給紙トレイ19の右側トレイ19Aに収容されている印刷用紙P2が使用される。右側トレイ19Aから給紙された印刷用紙P2は、インキ画像を形成された後、エンドフェンス32と中間フェンス33で区画される排紙スペースSP1を排紙先として排出される。
制御装置63により排紙スペースSP1の排紙容量が満杯になったかどうかが満杯検知センサ70の検知情報に基づいて判断され(S4)、満杯になった場合には印刷を停止する(S5)。
次に、図6に示すように、エンドフェンス32を、排紙された印刷用紙P2を排紙スペースSP2へ移動するに適正な最短位置に移動するとともに(S6)、中間フェンス33を用紙排出方向下流側へ移動して積載された印刷用紙P2を排紙スペースSP2へ押圧移動する(S7)。
【0027】
次に、排紙スペースSP1を排紙先として印刷を再開し(S8)、タンデム給紙トレイ19の右側トレイ19Aの印刷用紙P2が無くなったかどうかをチェックする(S9)。無くなった場合には印刷を停止する(S10)。タンデム給紙トレイ19で左側トレイ19B上の印刷用紙P2を右側トレイ19Aへ移送し(S11)、印刷を再開する(S12)。印刷再開後、所定枚数の印刷が終了したかどうかをチェックし(S13)、終了した場合には印刷終了となる。
【0028】
S1において、設定された印刷枚数が排紙容量より少ない場合には、通常排紙となる。すなわち、中間フェンス33をホームポジションに移動するとともに、エンドフェンス32及びサイドフェンス42、43をA4の用紙サイズに適した位置に移動し(S14)、印刷を開始する(S15)。
S6において、制御を簡単にするために、エンドフェンス32を常にホームポジションに位置付けるようにしてもよい。
【0029】
次に、図7のフローチャートに基づいて他の実施形態における制御動作を説明する。なお、構成は上記実施形態と同一であるので図示及び説明は省略する。
S1〜S7は上記実施形態と同様であるので省略する。制御装置63は排紙スペースSP2へ移動した印刷用紙P2が取り除かれたかどうかをチェックし(S8)、取り除かれていない場合には、排紙スペースSP1を排紙先として印刷を再開する(S9)。S10〜S16は、上記実施形態のS9〜S15と同様であるので省略する。
S8において、移動した印刷用紙P2が取り除かれたことが用紙有無センサ37の検知情報によって確認され、且つ、排紙スペースSP1への排紙がなされていないことが用紙有無センサ36の検知情報によって確認された場合には、大量排紙機能を復旧させて以降の作業の能率の向上を図るべく、エンドフェンス32と中間フェンス33を図1に示す状態に戻してから印刷を開始する(S17)。
【0030】
上記実施形態では、A4サイズの印刷用紙P2をタンデム給紙トレイ19の右側トレイ19Aと左側トレイ19Bに収容して同一サイズの印刷用紙P2を大量排紙する例を示したが、例えばA4サイズの用紙とA4サイズより小さいサイズの印刷用紙を排紙台31に個別に排出積載する場合(サイズの異なる印刷用紙の排紙)、あるいは例えばA4サイズの普通の印刷用紙とA4サイズの薄紙の印刷用紙を排紙台31に個別に排出積載する場合(種類の異なる印刷用紙の排紙)等においては混在することなく仕分けることができる。
また、LCTを用いた場合でも同様に排紙積載量を従来の2倍とすることができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、単一の排紙装置で2倍の積載量を得ることができ、装置停止によるダウンタイムを極力少なくして大量連続排紙における作業能率の向上を図ることができる。
【0032】
請求項2記載の発明によれば、単一の排紙装置で2倍の積載量を得ることができ、装置停止によるダウンタイムを極力少なくして大量連続排紙における作業能率の向上を図ることができる。また、印刷中に、用紙排出方向下流側へ移動された用紙を取り除くことができる。
また、タンデム給紙トレイに異なるサイズの用紙や異なる種類の用紙をセットできるので、単一の排紙装置で仕分けをすることができ、ダウンタイムを極力少なくした状態で印刷形態の多様化に寄与できる。
【0033】
請求項3記載の発明によれば、大量連続排紙の機能を常に得ることができる。
【0035】
請求項記載の発明によれば、請求項1乃至のうちの一つに対応する効果を有する画像形成装置を得ることができる。
【0036】
請求項記載の発明によれば、給紙手段がタンデム給紙トレイである構成としたので、ダウンタイムを極力少なくして大量に連続させることができ、作業能率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像形成装置としての孔版印刷機の概要正面図である。
【図2】排紙装置の平面図である。
【図3】排紙装置におけるエンドフェンス等の駆動手段を示す概要平面図である。
【図4】制御ブロック図である。
【図5】制御動作を示すフローチャートである。
【図6】排紙装置において積載された用紙を移動した状態の孔版印刷機の概要正面図である。
【図7】他の実施形態における制御動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
19 タンデム給紙トレイ
31 排紙台
32 エンドフェンス
33 中間フェンス
46 エンドフェンス駆動手段
51 中間フェンス駆動手段

Claims (5)

  1. 画像形成装置本体の一側面に設けられ画像形成済みの用紙が排出される排紙台と、該排紙台に用紙排出方向に移動可能に設けられ用紙の排出方向先端の位置を制限するエンドフェンスと、該エンドフェンスを駆動するエンドフェンス駆動手段を有する排紙装置において、
    前記エンドフェンスの用紙排出方向上流側に位置し前記排紙台に用紙の排出方向に前記エンドフェンスとは独立して移動可能に設けられた中間フェンスと、該中間フェンスを駆動する中間フェンス駆動手段を有し、該エンドフェンスと中間フェンスのうち少なくとも中間フェンスの用紙排出方向の移動により、該排紙台上に平面的に個別に積載できる2つの排紙スペースと、前記エンドフェンスと中間フェンスとで区画され前記2つの排紙スペース形成時よりも排出方向のサイズが大きい用紙を排出する単一の排紙スペースとを任意に形成可能であることを特徴とする排紙装置。
  2. 請求項1記載の排紙装置において、
    前記エンドフェンスと中間フェンスとで区画される排紙スペースに用紙を排出した後、該エンドフェンスと前記中間フェンスのうち少なくとも前記中間フェンスを移動させて積載された用紙束を前記排紙台の用紙排出方向下流側へ移動し、該中間フェンスと前記画像形成装置本体の一側面とで区画される領域を次の排紙スペースとすることを特徴とする排紙装置。
  3. 請求項2記載の排紙装置において、
    前記排紙台の用紙排出方向下流側の用紙の有無を検知する用紙検知手段を有し、用紙束を用紙排出方向下流側へ移動した後、前記中間フェンスと画像形成装置本体の一側面とで区画される排紙スペースへ排出する前に用紙排出方向下流側の用紙束が取り除かれたと判断された場合、該エンドフェンスと中間フェンスのうち少なくとも前記中間フェンスを用紙排出方向上流側へ戻し、該エンドフェンスと中間フェンスとで区画される排紙スペースに用紙を排出することを特徴とする排紙装置。
  4. 給紙手段から給紙された用紙に画像を形成した後、該用紙を排紙装置に排出する画像形成装置において、
    上記排紙装置が請求項1乃至3のうちの一つに記載のものであることを特徴とする画像形成装置
  5. 請求項4記載の画像形成装置において、
    上記給紙手段がタンデム給紙トレイであることを特徴とする画像形成装置
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