JP2002037513A - 排紙台及びこれを用いた印刷装置 - Google Patents

排紙台及びこれを用いた印刷装置

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JP2002037513A JP2000225273A JP2000225273A JP2002037513A JP 2002037513 A JP2002037513 A JP 2002037513A JP 2000225273 A JP2000225273 A JP 2000225273A JP 2000225273 A JP2000225273 A JP 2000225273A JP 2002037513 A JP2002037513 A JP 2002037513A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紙揃えの性能を低下させることなく、用紙に
キズを付けることなく大きい幅の用紙から小さい幅の用
紙まで対応できる排紙台を提供する。 【解決手段】 排紙される印刷用紙37の落下位置に設
けられた排紙台本体50と、排紙台本体50上で排紙方
向Tと略直交する方向に移動自在に設けられ、排紙され
る印刷用紙37が衝突して排紙方向Tと略直交する方向
における該印刷用紙37の載置位置を規制する一対のサ
イドフェンス51、52と、排紙台本体50上で排紙方
向Tに移動自在に設けられ、排紙される印刷用紙37が
衝突して排紙方向Tにおける載置位置を規制するエンド
フェンス53とを有する排紙台46において、一対のサ
イドフェンス51、52にはエンドフェンス53の両側
部53bがそれぞれ挿入されるフェンス挿入孔59を排
紙方向Tに沿って複数設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば印刷処理が
施されて排紙される印刷用紙が積層状態で載置される排
紙台、及び、これを用いた印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば孔版印刷装置は、印刷すべき原稿
の画像データを読み取るスキャナー部と、このスキャナ
ー部で読み取った画像データに基づいて孔版原紙に穿孔
する製版部と、この製版部で作製された孔版原紙を版胴
に装着し、回転する版胴に印刷圧を作用させながら印刷
用紙を搬送して画像を印刷用紙に転写する印刷部と、こ
の印刷部に印刷用紙を給紙する給紙部と、印刷部で印刷
された印刷用紙を排紙する排紙部と、版胴に装着された
孔版原紙を取り除く排版部とを備えている。そして、上
記排紙部は、印刷処理が施されて排紙される印刷用紙を
積層状態で載置する排紙台を有し、図8に従来の排紙台
が示されている。
【0003】図8において、排紙台100は、印刷処理
された印刷用紙101が排紙され、その排紙される落下
位置に設けられた排紙台本体102と、この排紙台本体
102上に設けられ、排紙される印刷用紙101が衝突
して排紙方向Tと略直交する方向での載置位置を規制す
る一対のサイドフェンス103、104と、排紙台本体
102上で排紙方向Tに移動自在に設けられ、排紙され
る印刷用紙101が衝突して排紙方向Tの載置位置を規
制するエンドフェンス105とを備えている。
【0004】使用される印刷用紙101の用紙幅に応じ
て一対のサイドフェンス103、104の位置を調整
し、又、印刷用紙101の用紙長さ等に応じてエンドフ
ェンス105の位置を調整する。そして、排紙された印
刷用紙101は、その落下過程で印刷用紙101の排紙
方向Tと略直交する方向における左右端が一対のサイド
フェンス103、104に衝突し、且つ、印刷用紙10
1の排紙方向Tの前端がエンドフェンス105に衝突
し、その結果、紙揃えされた状態で排紙台本体102上
に載置されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の排紙台100では、エンドフェンス105の幅Dよ
りも大きい幅の印刷用紙101が排紙される場合にはエ
ンドフェンス105と一対のサイドフェンス103、1
04とが離間する位置にそれぞれを配置させるため問題
はないが、エンドフェンス105の幅Dよりも小さい幅
の印刷用紙101が排紙される場合にはエンドフェンス
105と一対のサイドフェンス103、104とが互い
に干渉する配置となるため、双方を所定の位置に配置さ
せることができない。
【0006】これを解決するため、エンドフェンス10
5の幅Dよりも小さい幅の印刷用紙101の場合には専
用のボックス(例えばハガキサイズ専用)を排紙台本体
102に載置する手段が提案されているが、専用のボッ
クスを別途に用意する必要があると共に、用紙サイズの
変更に伴ってその着脱をしなければならず面倒である。
従って、専用のボックスを用いることなく用紙幅サイズ
の大小共に対応できるようにすることが好ましく、これ
を実現する手段として、エンドフェンス105の幅Dを
小さくすることが考えられる。
【0007】しかし、エンドフェンス105の幅Dを小
さくした場合には、大きい幅サイズの印刷用紙101に
対しては印刷用紙101の突き当たる幅が相当小さくな
るために、エンドフェンス105に突き当たった後に印
刷用紙101が斜めになり易く、紙揃えが悪くなる。
又、印刷用紙101が狭い幅でエンドフェンス105に
突き当たるため、印刷用紙101にキズが付き易くな
る。
【0008】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、紙揃えの性能を低下させるこ
となく、又、用紙にキズを付けることなく大きい幅の用
紙から小さい幅の用紙まで対応できる排紙台、及び、こ
れを用いた印刷装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排紙
される用紙の落下位置に設けられた排紙台本体と、この
排紙台本体上で排紙方向と略直交する方向に移動自在に
設けられ、排紙される前記用紙が衝突して排紙方向と略
直交する方向における該用紙の載置位置を規制する一対
のサイドフェンスと、前記排紙台本体上で排紙方向に移
動自在に設けられ、排紙される前記用紙が衝突して排紙
方向における該用紙の載置位置を規制するエンドフェン
スとを有する排紙台において、前記一対のサイドフェン
スに、前記エンドフェンスの両側部がそれぞれ挿入され
るフェンス挿入部を設けたことを特徴とする。
【0010】この排紙台では、エンドフェンスの幅より
も大きい幅の用紙が排紙される場合にはエンドフェンス
と一対のサイドフェンスとが離間する位置にそれぞれを
配置させ、エンドフェンスの幅よりも小さい幅の用紙が
排紙される場合にはエンドフェンスの両側部を一対のサ
イドフェンスのフェンス挿入部に挿入する位置にそれぞ
れを配置させることができ、エンドフェンスの幅を小さ
くすることなく一対のサイドフェンスの幅を自由に可変
できる。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の排紙台
であって、前記フェンス挿入部は、排紙方向に沿って複
数設けられていることを特徴とする。
【0012】この排紙台では、請求項1の発明の作用に
加え、エンドフェンスの幅よりも小さい幅で且つ排紙方
向における長さが異なった用紙が排紙される場合であっ
ても、エンドフェンスの排紙方向の位置を用紙の長さに
応じて適宜可変できることから、大きい用紙から小さい
用紙まで同じフェンスを使って対応することが可能とな
る。
【0013】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
記載の排紙台を用いたことを特徴とする印刷装置であ
る。
【0014】この印刷装置では、印刷装置の排紙台につ
いて請求項1又は請求項2の発明と同様の作用を得るこ
とができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0016】図1〜図7は本発明の排紙台を孔版印刷装
置の排紙台に適用した実施形態を示し、図1は孔版印刷
装置の全体概略構成図、図2は各フェンスを用紙幅サイ
ズの大きい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の斜視
図、図3は図2の状態の排紙台の平面図、図4は図2の
状態の排紙台の側面図、図5は図2の状態の排紙台の正
面図、図6は各フェンスを用紙幅サイズの小さい印刷用
紙に対応させた配置の排紙台の斜視図、図7は図6の状
態の排紙台の平面図である。
【0017】図1において、孔版印刷装置は、原稿読み
取り部1と製版部2と印刷部3と給紙部4と排紙部5と
排版部6とから主に構成されている。
【0018】<原稿読み取り部>原稿読み取り部1は、
印刷すべき原稿が載置される原稿セット台10と、原稿
セット台10上の原稿の有無を検出する反射型の原稿セ
ンサ11,12と、原稿セット台10の原稿を搬送する
原稿搬送ロール13,14と、原稿搬送ロール13,1
4を回転駆動させるステッピングモータ15と、原稿搬
送ロール13,14によって搬送される原稿の画像デー
タを光学的に読み取り、これを電気信号に変換する密着
型のイメージセンサ16と、原稿セット台10より排出
される原稿を載置する原稿排出トレー17とを有する。
そして、原稿セット台10に載置された原稿が原稿搬送
ロール13,14によって搬送され、この搬送される原
稿の画像データをイメージセンサ16が読み取る。
【0019】<製版部>製版部2は、ロールされた長尺
状の孔版原紙18を収容する原紙収容部19と、この原
紙収容部19の搬送下流に配置されたサーマルヘッド2
0と、このサーマルヘッド20の対向位置に配置された
プラテンロール21と、このプラテンロール21及びサ
ーマルヘッド20の搬送下流に配置された一対の原紙送
りロール22と、プラテンロール21及び原紙送りロー
ル22を回転駆動させるライトパルスモータ23と、一
対の原紙送りロール22の搬送下流に配置された原紙カ
ッタ24とを有する。
【0020】そして、プラテンロール21と原紙送りロ
ール22の回転により長尺状の孔版原紙18を搬送し、
イメージセンサ16で読み取った画像データに基づきサ
ーマルヘッド20の各点状発熱体が選択的に発熱動作す
ることにより孔版原紙18に感熱穿孔して製版し、この
製版された孔版原紙18を原紙カッタ24で切断して所
定長さの孔版原紙18を作製する。
【0021】<印刷部>印刷部3は、外周部分が多孔構
造によるインク通過性の部材で構成され、メインモータ
25の駆動力によって外周部分が少なくとも図1のA矢
印方向に回転する版胴26と、この版胴26の外周面に
設けられ、孔版原紙18の先端をクランプする原紙クラ
ンプ部27と、版胴26の検出片28aを検出すること
によって版胴26の外周面に孔版原紙18が巻き付け装
着されているか否かを検出する原紙確認センサ28と、
版胴26の検出片29を検出することによって版胴26
の基準位置を検出する基準位置検出センサ30と、メイ
ンモータ25の回転を検出するロータリエンコーダ31
とを有する。基準位置検出センサ30の検出出力を基に
ロータリエンコーダ31の出力パルスを検出することに
よって版胴26の回転位置を検出することができる。
【0022】又、印刷部3は、版胴26の内部に配置さ
れたスキージロール32と、このスキージロール32に
近接配置されたドクターロール33とを有し、スキージ
ロール32とドクターロール33とで囲まれた外周スペ
ースにインク34が溜められている。回転するスキージ
ロール32の外周に付着するインク34がドクターロー
ル33との隙間を通ることでスキージロール32には所
定膜厚のインク34のみが付着され、この所定膜厚のイ
ンク34が版胴26の内周面に供給される。又、スキー
ジロール32の対向位置で、且つ、版胴26の外側位置
にはプレスロール35が設けられ、このプレスロール3
5はソレノイド装置36の駆動力によって版胴26の外
周面に押圧する押圧位置と、版胴26の外周面から離間
する待機位置との間で変移可能に構成されている。プレ
スロール35は、給紙部4からの給紙動作に同期して待
機位置から押圧位置に変移され、印刷用紙37が版胴2
6の下部を通過する際のみ押圧位置に位置され、それ以
外の時には待機位置に位置される。
【0023】そして、製版部2から搬送される孔版原紙
18の先端を原紙クランプ部27でクランプし、このク
ランプした状態で版胴26が回転されて孔版原紙18が
版胴26の外周面に巻き付け装着され、版胴26の回転
に同期して給紙部4より搬送されてくる印刷用紙37を
プレスロール35で版胴26の孔版原紙18に押圧する
ことによって印刷用紙(用紙)37に孔版原紙18の穿
孔からインクが転写されて画像が印刷される。
【0024】<給紙部>給紙部4は、用紙である印刷用
紙37が積層される給紙台38と、この給紙台38から
最上位置の印刷用紙37のみを搬送させる1次給紙ロー
ル39,40と、この1次給紙ロール39,40によっ
て搬送された印刷用紙37を版胴26の回転に同期して
版胴26とプレスロール35間に搬送する一対の2次給
紙ロール41と、この一対の2次給紙ロール41間に印
刷用紙37が搬送されたか否かを検出する給紙センサ4
2とを有する。1次給紙ロール39,40には給紙クラ
ッチ43を介してメインモータ25の回転が選択的に伝
達されるように構成されている。
【0025】<排紙部>排紙部5は、印刷処理された印
刷用紙37を版胴26から分離する用紙分離爪44と、
この用紙分離爪44により版胴26から離間された印刷
用紙37が搬送される搬送通路45と、この搬送通路4
5より排紙される印刷用紙37が載置される排紙台46
とを有する。排紙台46の詳しい構成については、下記
する。
【0026】<排版部>排版部6は、版胴26より使用
済みの孔版原紙18を引き剥がしながら搬送する一対の
排版搬送ロール47と、この一対の排版搬送ロール47
を回転駆動する排版モータ48と、一対の排版搬送ロー
ル47により搬送されて来る孔版原紙18を収納する排
版ボックス49と、一対の排版搬送ロール47により孔
版原紙18が排版ボックス49に搬送されたか否かを検
出する排版センサ60とを有する。
【0027】『排紙台』次に、排紙台46の構成を説明
する。図2〜図7において、排紙台46は、排紙される
印刷用紙37の落下位置に設けられた排紙台本体50を
有し、この排紙台本体50上には一対のサイドフェンス
51、52及びエンドフェンス53が設けられている。
一対のサイドフェンス51,52及びエンドフェンス5
3は、それぞれ排紙される印刷用紙37がこれらフェン
スに衝突して載置位置を規制する直立位置と印刷用紙3
7の載置位置を規制できない傾倒位置とに変移可能に設
けられている。
【0028】又、一対のサイドフェンス51,52の下
部にはスライド部材55がそれぞれ固定され、この各ス
ライド部材55が排紙台本体50上の一対のガイドレー
ル56にそれぞれスライド自在に設けられている。一対
のガイドレール56は排紙台本体50の左右対称位置
で、且つ、排紙方向Tの略直交方向に一直線状態に配置
されている。一対のサイドフェンス51、52は、この
一対のガイドレール56に沿って排紙台本体50の中心
位置を基準として左右対称で排紙方向Tと略直交する方
向に移動自在に設けられている。エンドフェンス53の
下部にはスライド部材57が固定され、このスライド部
材57が排紙台本体50上のガイドレール58にスライ
ド自在に設けられている。ガイドレール58は排紙台本
体50上の排紙方向Tと同一方向に配置されている。エ
ンドフェンス53は、このガイドレール58に沿って排
紙台本体50上で排紙方向Tに移動自在に設けられてい
る。
【0029】又、エンドフェンス53は、その幅Dが従
来のものと略同一寸法に大きく設けられていると共に、
その両側部53aの上方が切欠部53bとして構成され
ている。一対のサイドフェンス51、52の互いの対向
位置にはエンドフェンス53の両側部53aが挿入可能
なフェンス挿入部であるフェンス挿入孔59がそれぞれ
設けられている。一対のサイドフェンス51、52の相
対向するフェンス挿入孔59は、垂直方向に延びる細長
い孔(スリット)であり、排紙方向Tに沿って所定間隔
で複数箇所に設けられている。
【0030】<作用>上記構成の作用を説明する。原稿
読み取り部1で読み取った画像データに基づきサーマル
ヘッド20で孔版原紙18に感熱穿孔し、この感熱穿孔
した孔版原紙18を原紙カッタ24で所定長さに切断
し、この製版した孔版原紙18を版胴26に巻き付け装
着する。版胴26の回転に同期させて給紙部4より印刷
用紙37を版胴26とプレスロール35との間に給紙
し、版胴26とプレスロール35との間で印刷用紙37
を孔版原紙18に押圧搬送し、この押圧搬送過程で印刷
用紙37に孔版原紙18の感熱穿孔よりインク転写され
る。インク転写によって印刷用紙37に印刷が施され、
この印刷処理された印刷用紙37が搬送通路45を通っ
て排紙台46に排紙される。
【0031】ここで、排紙台46では、排紙される印刷
用紙27の幅サイズがエンドフェンス53の幅Dよりも
大きい幅である場合には、図2から図5に示すように、
一対のサイドフェンス51、52の間隔をそれに対応す
る位置(用紙幅よりも若干大きめの間隔)に、エンドフ
ェンス53の位置を用紙長さ等に対応する位置にそれぞ
れセットされている。従って、排紙された印刷用紙37
は、その落下過程で印刷用紙37の排紙方向Tと略直交
する方向における左右端が一対のサイドフェンス51、
52に衝突し、且つ、印刷用紙37の排紙方向Tにおけ
る前端がエンドフェンス53に衝突し、その結果、紙揃
えされた状態で排紙台本体50上に載置される。
【0032】又、排紙される印刷用紙37の幅サイズが
エンドフェンス53の幅Dよりも小さい幅である場合に
は、図6及び図7に示すように、エンドフェンス53の
位置を用紙長さ等に対応する位置にセットすると共にエ
ンドフェンス53の両側部53bを一対のサイドフェン
ス51、52のフェンス挿入孔59に挿入することによ
って一対のサイドフェンス51、52間の対向幅を用紙
幅サイズに対応する位置(用紙幅よりも若干大きめの間
隔)にセットする。従って、排紙された印刷用紙37
は、上記と同様に、その落下過程で印刷用紙37の排紙
方向Tと略直交する方向における左右端が一対のサイド
フェンス51、52に衝突し、且つ、印刷用紙37の排
紙方向Tの前端がエンドフェンス53に衝突し、その結
果、紙揃えされた状態で排紙台本体50上に載置され
る。
【0033】以上より、エンドフェンス53の幅寸法D
を小さくすることなく一対のサイドフェンス51、52
の間隔を自由に可変できるため、紙揃えの性能を低下さ
せることなく、又、印刷用紙37にキズを付けることな
く大きい幅の印刷用紙37から小さい幅の印刷用紙37
まで幅広く対応できる。
【0034】この実施形態では、フェンス挿入孔59は
排紙方向Tに沿って複数設けられているので、エンドフ
ェンス53の幅Dよりも小さい幅で且つ長さの異なる数
種類サイズの印刷用紙37が排紙される場合であって
も、印刷用紙37の各種サイズに応じてサイドフェンス
51,52とエンドフェンス53の位置を自由に調整す
ることができる。従って、この一台の排紙台46だけ
で、エンドフェンス53の幅Dよりも小さい幅の印刷用
紙37について異なる長さのもの(ハガキ、複数サイズ
の封筒など)に対応できる。
【0035】尚、前記実施形態では、フェンス挿入部は
フェンス挿入孔59にて構成されているが、フェンス挿
入部はエンドフェンス53の両側部53bが挿入できる
構造であれば良く、サイドフェンス51、52の上端や
下端に開口する切欠き部にて構成しても良い。
【0036】尚、前記実施形態によれば、本発明を孔版
印刷装置1の排紙台46に適用したが孔版以外の印刷装
置のみならず複写装置等にも適用できる。つまり、連続
して排紙される用紙を積層状態で紙揃えして載置する排
紙台であれば適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、一対のサイドフェンスにエンドフェンスの両側
部がそれぞれ挿入されるフェンス挿入部を設けたので、
エンドフェンスの幅よりも大きい幅の用紙が排紙される
場合にはエンドフェンスと一対のサイドフェンスとが離
間する位置にそれぞれを配置させ、エンドフェンスの幅
よりも小さい幅の用紙が排紙される場合にはエンドフェ
ンスの両側部を一対のサイドフェンスのフェンス挿入部
に挿入する位置にそれぞれを配置させることができる。
従って、エンドフェンスの幅を小さくすることなく一対
のサイドフェンスの対向幅を自由に可変することで、紙
揃えの性能を低下させることなく、又、用紙にキズを付
けることなく大きいサイズの用紙から小さいサイズの用
紙まで一種類の排紙台で全て対応可能となる。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
排紙台であって、フェンス挿入部は、排紙方向に沿って
複数設けられているので、請求項1の発明の効果に加
え、エンドフェンスの幅よりも小さい幅で且つ排紙方向
における長さが異なった用紙が排紙される場合であって
も、エンドフェンスの排紙方向の位置を用紙の長さに応
じて適宜可変できることから、大きい用紙から小さい用
紙まで同じフェンスを使って対応することが可能とな
る。
【0039】請求項3の発明によれば、印刷装置につい
て請求項1又は請求項2記載の排紙台を用いたので、印
刷装置の排紙台について請求項1又は請求項2の発明と
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示し、孔版印刷装置の全
体概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの大きい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの大きい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
平面図である。
【図4】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの大きい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
側面図である。
【図5】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの大きい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
正面図である。
【図6】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの小さい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
斜視図である。
【図7】本発明の一実施形態を示し、各フェンスを用紙
幅サイズの小さい印刷用紙に対応させた配置の排紙台の
平面図である。
【図8】従来の排紙台の斜視図である。
【符号の説明】
5 排紙部 37 印刷用紙(用紙) 46 排紙台 50 排紙台本体 51、52 サイドフェンス 53 エンドフェンス 59 フェンス挿入孔(フェンス挿入部) D エンドフェンスの幅 T 排紙方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排紙される用紙の落下位置に設けられた
    排紙台本体と、この排紙台本体上で排紙方向と略直交す
    る方向に移動自在に設けられ、排紙される前記用紙が衝
    突して排紙方向と略直交する方向における該用紙の載置
    位置を規制する一対のサイドフェンスと、前記排紙台本
    体上で排紙方向に移動自在に設けられ、排紙される前記
    用紙が衝突して排紙方向における該用紙の載置位置を規
    制するエンドフェンスとを有する排紙台において、 前記一対のサイドフェンスに、前記エンドフェンスの両
    側部がそれぞれ挿入されるフェンス挿入部を設けたこと
    を特徴とする排紙台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の排紙台であって、 前記フェンス挿入部は、排紙方向に沿って複数設けられ
    ていることを特徴とする排紙台。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の排紙台を用
    いたことを特徴とする印刷装置。
JP2000225273A 2000-07-26 2000-07-26 排紙台及びこれを用いた印刷装置 Expired - Lifetime JP3668106B2 (ja)

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JP2004189398A (ja) * 2002-12-10 2004-07-08 Tohoku Ricoh Co Ltd 小サイズ印刷物用アタッチメント及び排紙台
US6807383B2 (en) * 2002-07-31 2004-10-19 Riso Kagaku Corporation Apparatus, system for forming image, and method for controlling image forming apparatus
JP2014094811A (ja) * 2012-11-09 2014-05-22 Brother Ind Ltd 付加排出トレイ及び画像記録装置

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