JP4688137B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ機等の弾球遊技機に関し、役物のステージに遊技球のリフト機構を設けることで、遊技領域を大きくすることなく、遊技時間を長くすることができるようにしたものである。
従来のパチンコ機では、遊技領域に遊技球を打ち出し、遊技球が自重で落ちていく間にこれが入賞口に入れば賞球が払い出され、アウト口に入れば遊技が終了するようになっている。
しかし、上記した従来のパチンコ機では、遊技球が打ち出されてから、いずれかの入賞口又はアウト口に入るまでの遊技時間は、遊技領域の大きさに依存していた。このため、遊技時間を長くするには、遊技領域を広くしなければならなかった。
しかし、従来のパチンコ機では、その大きさが予め決められているため、遊技領域を広くすることは難しいという問題点があった。
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、遊技球が自重で落下するように形成された遊技領域と、前記遊技領域に配置されたステージとを有し前記ステージは、前記遊技球の支持面がそれぞれに形成されるように下から順に重ねられた第1及び第2の支持体とから構成され、前記第1及び第2の支持体を相対的に往復スライド駆動するアクチュエータと、前記遊技球を、前記第1の支持体の前記支持面から前記第2の支持体の前記支持面に乗り上げさせるリフト機構とを有し、前記リフト機構は、前記遊技球に側方から接触するように前記第1の支持体との相対位置が固定された第1の当接部と、前記第1の当接部の隣で前記遊技球に側方から接触するように前記第2の支持体の端部に形成された第2の当接部とを含み、前記第1及び第2の当接部の少なくとも一方は、前記遊技球の中心よりも下方の下半球部分のみに接触するように形成され、前記第1及び第2の当接部は、前記第1及び第2の支持体の相対的な往復スライド運動によって接近と離隔を繰り返し、前記第1の当接部と前記第2の当接部とが接近するときに、当該第1及び第2の当接部の少なくとも一方に、前記遊技球の中心部分が接触し、他方に、前記遊技球の中心よりも下方の下半球部分に接触し、前記第1及び第2の当接部の間隔が前記遊技球の半径よりも小さくなることにより前記遊技球が前記第2の支持体の前記支持面に乗り上げるように構成されていることを特徴とする。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記第1及び第2の当接部には、当該第1及び第2の当接部間の方向への前記遊技球の移動を許容し、かつ、前記第1の支持体の前記支持面に平行で前記第1及び第2の当接部間の方向に対して直交方向への前記遊技球の移動を規制する、前記遊技球の受け部をさらに含むことを特徴とする。
本発明は、以上のように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
(請求項1)
請求項1に記載の発明によれば、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項1に記載の発明によれば、遊技球が第1及び第2の当接部に挟まれて持ち上がるので、第1の支持体上から第2の支持体上に、遊技球を持ち上げることができる。
したがって、遊技球が自重で落下するように形成された遊技領域で、下から上に遊技球を移動させるので、遊技領域を大きくすることなく、遊技時間を長くすることができる。
(請求項2)
請求項2に記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2に記載の発明によれば、第1及び第2の当接部間に挟まれた遊技球を、弾き出さないように持ち上げることができる。
(図面の説明)
図1〜7は、本発明の実施の形態の一例をそれぞれ示すものである。
図1は、本発明の実施の形態に係る弾球遊技機の全体斜視図である。図2は、ステージの拡大斜視図である。図3は、ステージの拡大平面図である。図4は、図3のIV-IV線に沿ってステージを切断して示した断面図である。図5は、図4のV-V線に沿ってステージを切断して示した断面図である。図6は、図5のVI-VI線に沿ってステージを切断して示した断面図である。図7(A)〜図7(D)は、リフト機構の作用を説明するための図である。
(弾球遊技機)
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る弾球遊技機の全体斜視図である。
本発明の実施の形態に係る弾球遊技機(例えば、パチンコ機)は、遊技場(ホール)に設置して使用することができる。複数の弾球遊技機が設置された「島」と呼ばれる設備には、同一機種の弾球遊技機が並べられることが多い。島には、球貸機、弾球遊技機へ予備賞球を供給する球補給機構、弾球遊技機から遊技済み球を回収する球回収機構などが設けられ、弾球遊技機がカードリーダー機であればカードリーダーユニットが設けられる。弾球遊技機は、遊技機枠100と遊技盤200に分けることができる。
遊技機枠100を構成し得る部品として、島に取り付けられる外枠102、遊技盤200が取り付けられる前枠(図示せず)、遊技盤を保護する透明板(ガラス板等)が取り付けられた扉104、球の経路を有するセット盤(図示せず)、賞球又は貸し出し球が貯留される上球皿106、上球皿が満杯になったときなどに球が貯留される下球皿108、球の発射強度を調整する発射ハンドル110を挙げることができる。
遊技盤200の盤面には、遊技領域10が形成されている。遊技領域10では、遊技球12が自重で落下するようになっている。遊技領域10に設けられ得る部品は、遊技釘202、風車204、始動入賞口206、アタッカー208、チャッカー210、アウト口212、可動片214、図柄表示装置216などである。遊技盤200には、打ち出された遊技球12を遊技領域10に案内するための外レール218が設けられている。遊技盤200には、打ち出された遊技球12の経路と遊技領域10とを区画する内レール220が設けられている。遊技領域10(例えばその中央)には、飾り部品(例えばセンター飾り部品)222が設けられていてもよい。
遊技領域10(例えばその中央)にはステージ20が配置されている。ステージ20は、飾り部品222の下方又は内側に配置されていてもよい。飾り部品222は遊技盤200に固定されている。
(ステージ20)
図2は、ステージの拡大斜視図である。ステージ20は、複数の支持体21〜24を含む。複数の支持体21〜24は、遊技球12の支持面31〜34がそれぞれに形成されるように下から順に重ねられてなる。ステージ20は、複数の支持体21〜24の上に重ねられた固定部25をさらに含んでもよい。固定部25は、遊技盤200に対して固定されている。固定部25にも、遊技球12の支持面35が形成されていてもよい。支持面31〜35は、上方を向く面である。遊技球12は、ステージ20(複数の支持体21〜24及び固定部25(詳しくは、支持面31〜35))に乗るようになっている。
ステージ20には、支持体21〜24(及び固定部25)によって複数段を形成することができるように構成されている。例えば、固定部25の先端部(遊技盤200から離れる方向の先端部。以下、この段落において同様。)が、支持体21〜24の先端部を超えない(遊技盤200から離れる方向に突出して超えない。以下、この段落において同様。)ようになっている。また、上下に重なった支持体21〜24は、上に位置する支持体の先端部が、その下に位置する全ての支持体の先端部を超えないようになっている。ステージ20に複数段が形成されると、遊技球12がその上を段階的に転落するようになる。
図3は、ステージの拡大平面図である。図4は、図3のIV-IV線に沿ってステージを切断して示した断面図である。図5は、図4のV-V線に沿ってステージを切断して示した断面図である。図6は、図5のVI-VI線に沿ってステージを切断して示した断面図である。
少なくとも下から2段目又はそれより上の支持体(例えば支持体22〜24)及び固定部25の支持面32〜35は、遊技盤200から離れる方向の先端の輪郭が凹凸(例えば波形)を描くように形成されている。こうすることで、支持面32〜35の奥行き方向の長さが変化するので、遊技球12がステージ20を転がり落ちるときの動きに変化をもたらすことができる。詳しくは、支持面32〜35の奥行き方向に短い部分の先端(すなわち凹を描く先端)から遊技球12が転がり落ちやすくなる。この奥行き方向に短い部分の先端(すなわち凹を描く先端)の位置(支持面32〜35の幅方向(遊技盤200の盤面及び水平線に平行な方向)の位置)が、支持面32〜35について、一致していてもよい。こうすることで、支持面32〜35の凹を描く各先端を連続的に遊技球12が転がるようになる。
少なくとも下から2段目又はそれより上の支持体(例えば支持体22〜24)及び固定部25の、遊技盤200から離れる方向の先端部には、傾斜面28が形成されていてもよい。傾斜面28は、支持面32〜35の奥行き方向に短い部分に接続されるように、すなわち凹を描く先端から形成してもよい。傾斜面28を形成することで、遊技球12が緩やかな傾斜角度(支持面32〜35に対して直角よりも小さい傾斜角度)で転がり落ちるようになる。
支持体21〜24のうち上下に隣り合う一対の支持体を、下から順に第1及び第2の支持体ということができる。以下の説明で、いずれかの組み合わせからなる第1及び第2の支持体について説明する内容は、特に説明がない限り、他の組み合わせからなる第1及び第2の支持体にも該当する。
第1及び第2の支持体21,22は、相対的に往復スライド運動(例えば支持面31,32に平行に移動)するようになっている。第1及び第2の支持体21,22の一方の位置が動かないように固定され、他方が移動する。本実施の形態では、支持体21,23の位置が動かないように固定され、支持体22,24が移動するようになっている。
位置の固定された支持体21,23は、相互に固定されていてもよく、さらに固定部25に固定されていてもよい。移動する支持体22,24も、例えば連結部26(図5及び図6参照)によって相互に固定されてもよい。変形例として、第1及び第2の支持体21,22が、相互に反対方向に移動してもよいし、相互に異なる速度で移動してもよい。
支持体21〜24の支持面31〜34は、相対的な移動によって、その上の部材(支持体22〜24又は固定部25)からの露出面積(遊技球12を支持する面積)が変化するようになっている。露出した支持面31〜34の奥行き方向の長さが遊技球12の半径よりも小さくなれば、遊技球12は転落することになる。例えば、第2の支持体22の先端部(遊技盤200から離れる方向の先端部)によって、支持面31上に乗っている遊技球12が押し出され、その下に転がり落ちる。
第1及び第2の支持体22,23の先端部(遊技盤200から離れる方向の先端部)の外形が一致するように形成されていれば、第1の支持体22(詳しくは支持面32)が第2の支持体23に下に完全に隠れる。その場合、支持面32上には遊技球12が乗らない。第1及び第2の支持体23,24並びに支持体24及び固定部25についても同様である。こうすることで、ステージ20の段数が変化する。一方、第1及び第2の支持体21,22は、前者が後者よりも大きく、その先端部の外形が一致しないように形成されているので、第1の支持体21(詳しくは支持面31)が第2の支持体22に下に完全に隠れることはない。
図5及び図6に示すように、第1及び第2の支持体21,22は、アクチュエータ(例えば、モータ、ソレノイド等)40によって、相対的に往復スライド運動する。アクチュエータ40の運動部(例えば原動軸)が回転する場合、その回転運動を往復直線運動に変換する機構(例えばクランクを含む。)が設けられる。本実施の形態では、第2の支持体22には、そのスライド方向とは交差(例えば直交)する方向に長い穴(スリット又は凹部)36が形成されている。穴36内には、ピン42が、その軸を第2の支持体22の厚さ方向に平行に向けて配置されている。ピン42は、ギア44に取り付けられている。ピン42の軸は、ギア44の回転軸と平行であるが一致しないように配置されている。こうして、ギア44の回転に伴ってその回転軸の周囲をピン42は公転する。その公転軌跡の直径は、穴36の長さを超えないようになっている。ギア44は、他のギアを介して、アクチュエータ40によって回転させられる。以上の構成によって、アクチュエータ40の回転力は、ギア44に伝達され、ギア44が回転すると、ピン42によって第2の支持体22が往復スライド運動する。また、第2の支持体22に固定されている他の支持体24も、同様に、往復スライド運動する。
(リフト機構50)
ステージ20には、遊技球12を、第1の支持体21の支持面31から第2の支持体22の支持面32に乗り上げさせるリフト機構50が設けられている。
リフト機構50は、図3に示すように、第1の当接部51を含む。第1の当接部51は、遊技球12に側方から接触するように形成されている。第1の当接部51は、第1の支持体21との相対位置が固定されている。第1の当接部51は、第2の支持体22の先端部(遊技盤200から離れる方向の先端部)に対向するように配置されている。第1の当接部51は、第1及び第2の支持体21,22の相対的な往復スライド運動の方向に沿った方向を向いている。第1の当接部51は、遊技球12の上端部に接触しないように形成されている。
リフト機構50は、図3に示すように、第2の当接部52を含む。第2の当接部52は、遊技球12に側方から接触するように第2の支持体22の端部に(例えば、支持面32に接続されるように、あるいは、支持面32から連続的に)形成されている。第2の当接部52は、第1の当接部51の隣に(対向するように)配置されている。第2の当接部52は、遊技球12の上端部に接触しないように形成されている。
第1及び第2の当接部51,52の少なくとも一方(例えば、第2の当接部52)は、遊技球の中心よりも下方の下半球部分のみに接触するように形成されている。第1の当接部51は、支持面31から直角に立ち上がっていてもよい。例えば、第1の当接部51は、遊技球12の上下半球部分の境界部分に接触してもよい(図7(A)参照)。第2の当接部52は、第2の支持体22の端部に形成された傾斜面(第2の支持体22の内部側の傾斜角度α(図7(A)参照)が鋭角となる傾斜面)であってもよい。その場合、第2の当接部52は、遊技球12の中心よりも上半球部分に接触せず、中心よりも下半球部分に接触する(図7(B)参照)。第2の当接部52から、第2の支持体22の支持面32までの間には、遊技球12の下半球部分以外の部分(すなわち上半球部分及び上下半球部分の境界部分)に接触する部材が存在しない。
第1及び第2の当接部51,52は、第1及び第2の支持体21,22の相対的な往復スライド運動によって接近と離隔を繰り返す。また、第1の当接部51は、第2の当接部52に最も接近したときに、第1及び第2の当接部51,52の間隔(例えば、第2の当接部52の最も高い点と、その点に遊技球12が接触したときの第1の当接部51における遊技球12との接触点と、を水平方向に結んだ直線距離d(図7(D)参照))が遊技球12の半径よりも小さくなる位置に設けられている。
リフト機構50は、遊技球12の受け部(第1の受け部ともいう。)53をさらに含んでもよい。受け部53は、第1及び第2の当接部51,52間の方向への遊技球12の移動を許容する。しかし、受け部53は、第1の支持体21の支持面31に平行(すなわち、支持面31上を転がる方向)であって、第1及び第2の当接部51,52間の方向に対して直交する方向への遊技球12の移動を規制する。例えば、受け部53は、第1の当接部51から形成された凸部であってもよい。例えば、第1の当接部51を挟む両側に受け部53が形成されていてもよい。受け部53を形成することで、遊技球12と第1の当接部51との接触状態を維持しやすい。受け部53は、遊技球12の上端部に接触しないように形成されている。
リフト機構50は、遊技球12の他の受け部(第2の受け部ともいう。)55をさらに含んでもよい。受け部55は、第1及び第2の当接部51,52間の方向への遊技球12の移動を許容する。しかし、受け部55は、第1の支持体21の支持面31に平行(すなわち、支持面31上を転がる方向)であって、第1及び第2の当接部51,52間の方向に対して直交する方向への遊技球12の移動を規制する。受け部55は、第2の当接部52の隣に形成される。図3に示す例では、支持体22の先端部(遊技盤200から離れる方向の先端部)に、支持体22の奥行き方向(遊技盤200に近づく方向)に窪むように凹部が形成されている。凹部の奥行き方向の突き当たりに第2の当接部52が形成されており、凹部において第2の当接部52を挟む面が受け部55であってもよい。第2の当接部52に最も接近したときに、第1の当接部51は、凹部内に入り込んでもよい。受け部55を形成することで、遊技球12と第2の当接部52との接触状態を維持しやすく、第1及び第2の当接部51,52間に挟まれた遊技球12を、弾き出さないように持ち上げることができる。受け部55は、遊技球12の上端部に接触しないように形成されている。
(リフト機構50の作用)
図7(A)〜図7(D)は、リフト機構の作用を説明するための図である。ステージ20上を転がり落ちる遊技球12は、図7(A)に示すように、第1の当接部51に当接する場合がある。あるいは、第1の当接部51及び受け部53によって、遊技球12が保持される。その場合、第2の支持体22が一方の方向(遊技盤200から離れる方向)にスライド運動することで、図7(B)に示すように、第1及び第2の当接部51,52の間隔が狭くなっていく。そして、遊技球12が、支持面31並びに第1及び第2の当接部51,52に接触する状態となり、さらに、第1及び第2の当接部51,52の間隔が狭くなっていく。ここで、第1及び第2の当接部51,52の少なくとも一方(例えば、第2の当接部52)は、遊技球の中心よりも下方の下半球部分のみに接触するように形成されている。したがって、遊技球12は、第1及び第2の当接部51,52の接近方向から逃げようとする。このとき、受け部53,55(図3参照)によって、遊技球12が支持面31上を転がる方向へ逃げることが妨げられる。したがって、図7(C)に示すように、遊技球12は、上方に持ち上げられる。
図7(D)に示すように、第1及び第2の当接部51,52が最も接近したときに、その間隔(例えば、第2の当接部52の最も高い点と、その点に遊技球12が接触したときの第1の当接部51における遊技球12との接触点と、を水平方向に結んだ直線距離d)が遊技球12の半径よりも小さくなる。こうして、遊技球12は、第2の支持体22の支持面32に乗り上げることができる。
本実施の形態によれば、遊技球12が第1及び第2の当接部51,52に挟まれて持ち上がるので、第1の支持体21上から第2の支持体22上に、遊技球12を持ち上げることができる。したがって、遊技球12が自重で落下するように形成された遊技領域10で、下から上に遊技球12を移動させるので、遊技領域10を大きくすることなく、遊技時間を長くすることができる。
本実施の形態では、リフト機構50は、第1及び第2の支持体21,22の複数箇所(例えば、水平方向において両端部)に設けられている。これによれば、複数箇所で、遊技球12を持ち上げることができる。
(他の実施の態様)
以上の説明は、支持体21,22を第1及び第2の支持体と定義した場合の例であるが、支持体22,23を第1及び第2の支持体と定義して、リフト機構60(図3参照)を設けてもよい。また、支持体23,24を第1及び第2の支持体と定義して、リフト機構70(図3参照)を設けてもよい。リフト機構60,70には、リフト機構50の内容を適用することができる。
最上段の支持体24には、図3に示すように、押出部80が設けられていてもよい。押出部80には、上述した第1の当接部51の内容を適用することができる。最上段の支持体24は、その上の固定部25と相対的に往復スライド運動する。また、固定部25には、入球口82が形成されている。押出部80によって、遊技球12を入球口82に押し出して落とすことができる。入球口82に入った遊技球12は、ステージ10下方の出球口84(図2参照)から出るようになっている。出球口84の直下には、図1に示すように、始動入賞口206が配置されている。
本実施の形態に係る弾球遊技機において、打ち出された遊技球12がステージ20に導かれる場合、遊技球12は、ステージ20上を転がって行くが、リフト機構50,60,70のいずれかによって、上の段に持ち上げられることがある。その結果、遊技時間を長くすることができる。また、持ち上げられた遊技球12が、最終的に入球口82に入って出球口84から出ることがある。出球口84の直下には始動入賞口206が配置されているので、遊技球12は始動入賞口206に入る。すなわち、入球口82に入った遊技球12は、高い確率で始動入賞口206に入るようになっている。なお、ステージ20へ向かう遊技球12が、直接、入球口82に入り得るようになっていてもよい。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。さらに、本発明は、実施の形態で説明した技術的事項のいずれかを限定的に除外したものであってもよい。あるいは、本発明は、上述した実施の形態から公知技術を限定的に除外したものであってもよい。
本発明の実施の形態に係る弾球遊技機の全体斜視図である。 ステージの拡大斜視図である。 ステージの拡大平面図である。 図3のIV-IV線に沿ってステージを切断して示した断面図である。 図4のV-V線に沿ってステージを切断して示した断面図である。 図5のVI-VI線に沿ってステージを切断して示した断面図である。 同図(A)〜(D)は、リフト機構の作用を説明するための図である。
10 遊技領域 12 遊技球
20 ステージ 21 支持体
22 支持体 23 支持体
24 支持体 25 固定部
26 連結部 28 傾斜面
31 支持面 32 支持面
33 支持面 34 支持面
35 支持面 36 穴
40 アクチュエータ 42 ピン
44 ギア 50 リフト機構
51 第1の当接部 52 第2の当接部
53 受け部 55 受け部
60 リフト機構 70 リフト機構
80 押出部 82 入球口
84 出球口 100 遊技機枠
102 外枠 104 扉
106 上球皿 108 下球皿
110 発射ハンドル 200 遊技盤
202 遊技釘 204 風車
206 始動入賞口 208 アタッカー
210 チャッカー 212 アウト口
214 可動片 216 図柄表示装置
218 外レール 220 内レール
222 飾り部品

Claims (2)

  1. 遊技球が自重で落下するように形成された遊技領域と、
    前記遊技領域に配置されたステージとを有し
    前記ステージは、前記遊技球の支持面がそれぞれに形成されるように下から順に重ねられた第1及び第2の支持体とから構成され、
    前記第1及び第2の支持体を相対的に往復スライド駆動するアクチュエータと、
    前記遊技球を、前記第1の支持体の前記支持面から前記第2の支持体の前記支持面に乗り上げさせるリフト機構とを有し、
    前記リフト機構は、前記遊技球に側方から接触するように前記第1の支持体との相対位置が固定された第1の当接部と、前記第1の当接部の隣で前記遊技球に側方から接触するように前記第2の支持体の端部に形成された第2の当接部とを含み、
    前記第1及び第2の当接部の少なくとも一方は、前記遊技球の中心よりも下方の下半球部分のみに接触するように形成され、
    前記第1及び第2の当接部は、前記第1及び第2の支持体の相対的な往復スライド運動によって接近と離隔を繰り返し、
    前記第1の当接部と前記第2の当接部とが接近するときに、当該第1及び第2の当接部の少なくとも一方に、前記遊技球の中心部分が接触し、他方に、前記遊技球の中心よりも下方の下半球部分に接触し、前記第1及び第2の当接部の間隔が前記遊技球の半径よりも小さくなることにより前記遊技球が前記第2の支持体の前記支持面に乗り上げるように構成されていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 請求項1記載の弾球遊技機において、
    前記第1及び第2の当接部には、
    当該第1及び第2の当接部間の方向への前記遊技球の移動を許容し、かつ、前記第1の支持体の前記支持面に平行で前記第1及び第2の当接部間の方向に対して直交方向への前記遊技球の移動を規制する、前記遊技球の受け部をさらに含むことを特徴とする弾球遊技機。
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