JP4688065B2 - スポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法 - Google Patents

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Description

本発明は、研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体を加工対象物に向けて噴射し、加工対象物の表面を粗面化して素地調整するスポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法に関する。
塗装壁面を再塗装する際にその事前工事として、壁面の塗膜を研削し、塗装面を粗面化して素地調整するブラスト作業が行われる。
このようなブラスト作業は、特許文献1等に記載されているようなサンドブラスト工法により行われている。サンドブラスト工法とは、ノズルから高速エアーで噴射したサンド(砂:ブラスト材)を塗装面に衝突させ、その衝撃力で塗装面の塗膜を研削し粗面化する工法である。
しかしながら、サンドブラスト工法では、ブラスト材が強力な力で跳ね返るため、粉塵が飛散するという問題があった。また、ノズルを操作する作業者は、強力な力で跳ね返るブラスト材から身を守るために重装備を強いられ、作業性が悪いという欠点があった。更に、作業者は、飛散した粉塵によって視野が劣悪となるため、作業を均一な品質で行うことが困難であった。
そこで、このような問題を解消するために、研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体を使用した工法、いわゆるスポンジブラスト工法が従来から知られている。
このスポンジブラスト工法によれば、ノズルから高速エアーで噴射したスポンジブラスト媒体が塗装面に衝突するとブラスト媒体が偏平になり、混入した研削材が塗装面に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、塗膜を研削し除去することができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵がスポンジ片中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散を低減できるという利点がある。更に、反発力もスポンジ片によって吸収されるため跳ね返りが激減し、よって、ノズルを操作する作業者の装備も軽くて済むという利点もある。
特開平9−109029号公報
ところで、スポンジブラスト媒体は、数回であるが再利用が可能であるため、噴射したスポンジブラスト媒体を回収し、その中で再利用可能なものを分離選別し、再利用することが望まれている。しかしながら、従来では、ブラスト媒体の回収、分離選別、再利用を効率よく実施するスポンジブラスト装置は提案されていない。
また、従来では、スポンジブラスト工法で使用するブラスト媒体の使用寿命について定量的に評価する評価方法がない。このため、ブラスト媒体の性能をどこまで担保できるか使用者に提示することができず、使用者は、再使用可能なブラスト媒体であることに気づかずにそのブラスト媒体を廃棄してしまったり、再使用不能なブラスト媒体であることに気づかずにその再使用不能なブラスト媒体を再使用して作業効率を低下させたりする原因になっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ブラスト媒体の回収、分離選別、再利用を効率よく実施でき、ブラスト媒体の使用寿命を自動で判断することができるスポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために、研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体をノズルから加工対象物に噴射して、加工対象物を研削加工するスポンジブラスト装置であって、前記ノズルから噴射されたブラスト媒体を吸引回収する回収部と、前記回収部によって吸引回収されたブラスト媒体を再利用可能なブラスト媒体と再利用不可能なブラスト媒体とに選別する選別部と、前記回収部に前記選別部を介して吸引力を与えるブロアと、前記ブロアの吸引力によって前記選別部から排気された排気空気中の塵埃を除去する集塵部と、前記選別部によって選別された再利用可能なブラスト媒体をほぐすほぐし部と、前記ほぐし部によってほぐされた前記再利用可能なブラスト媒体が投入される少なくとも二槽の貯留タンクを備え、二槽のタンクを交互に切り替えてそのタンクに貯留されたブラスト媒体を前記ノズルに連続供給する連続供給部と、前記選別部によって選別された再利用可能なブラスト媒体を前記連続供給部に搬送する搬送部と、を備え、前記ほぐし部は、固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を回転されることによりほぐす回転羽根と、固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を、前記回転羽根の上流側に設置されたホッパ状貯留部にて加温するヒータと、前記回転羽根の回転トルクが所定値以上になると前駆ヒータを駆動する制御部と、を備えていることを特徴とする。
発明によれば、回収部、選別部、集塵部、及びブロアが直列状態で連結されており、すなわち、ブロアの吸引力が集塵部から選別部を介して回収部に伝達され、その吸引力によって回収部がブラスト媒体を回収する。この回収されたブラスト媒体は、選別部において、再利用可能なブラスト媒体と再利用不可能なブラスト媒体とに選別される。そして、再利用可能なブラスト媒体は、選別部から取り出され、例えば搬送部の圧縮エアによるエア搬送によって連続供給部に供給される。この連続供給部は、再利用可能なブラスト媒体が投入される少なくとも二槽の貯留タンクを備えており、一つ目のタンクに貯留されたブラスト媒体をノズルに供給している際には、二つ目のタンクに再利用可能なブラスト媒体が搬送され、一つ目のタンクが空になると、二つ目のタンクに貯留されたブラスト媒体をノズルに供給する。これにより、再利用可能なブラスト媒体をノズルに連続供給部することができる。
一方、ブロアの吸引力によって選別部から排気された排気空気は集塵部を通過することにより、排気空気中に含まれるブラスト媒体の粉塵、その他の塵埃等が除去されて、大気に放出される。よって、作業環境が大幅に改善する。
また、本発明は、ほぐし部によってほぐされたブラスト媒体の一部を取り出し、研削材の粒度、ブラスト媒体の単位体積質量、又はブラスト媒体の投影面積を測定し、一定値以下でブラスト運転を停止する。
また、本発明のスポンジブラスト装置を使用し、ノズルから一定量のブラスト媒体を噴射した時の連続供給部の貯留タンクの圧、ブロアによるブラスト媒体の吸引回収時の吸引圧、選別部内の負圧、及びブロアの圧と風量を、ブラスト媒体の種類毎に最適なデータを取得し、同条件で再噴射する際に、各部の圧、風量の設定値が自動設定され、そのブラスト媒体のブラスト時、最小条件入力で最適運転となるように制御することが好ましい。
また、本発明によれば、前記ほぐし部は、固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を回転されることによりほぐす回転羽根と、固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を、前記回転羽根の上流側に設置されたホッパ状貯留部にて加温するヒータと、前記回転羽根の回転トルクが所定値以上になると前駆ヒータを駆動する制御部と、を備えていることを特徴とする。
更に、本発明は、前記ほぐし部によってほぐされたブラスト媒体の粒度を測定する粒度測定部と、前記粒度測定部によって測定された粒度に基づいて粒度分布を作成する制御部とを有し、前記制御部は、ブラスト媒体の再使用可、不可を判断するためのしきい値と、作成した粒度分布のピーク値とを比較して、ピーク値がしきい値を超えると、媒体使用限界を表示部に表示させることを特徴とする。
本発明に係るスポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法によれば、ブラスト媒体の回収、分離選別、再利用を効率よく実施でき、ブラスト媒体の使用寿命を自動で判断することができる。
以下添付図面に従って、本発明に係るスポンジブラスト装置及びスポンジブラスト方法の好ましい実施の形態について詳説する。
図1は、実施の形態のスポンジブラスト装置10の全体構成を示した説明図である。
このスポンジブラスト装置10は、スポンジ片状のブラスト媒体を噴射するノズル12、ノズル12から噴射されたブラスト媒体を吸引回収する自走回収装置14(回収部)、自走回収装置14によって吸引回収されたブラスト媒体を再利用可能なブラスト媒体と再利用不可能なブラスト媒体とに選別する固気分離槽(選別部)16、自走回収装置14に固気分離槽16を介して吸引力を与えるブロア18、ブロア18の吸引力によって固気分離槽16から排気された排気空気中の塵埃を除去するバグフィルタ(集塵部)20、固気分離槽16によって選別された再利用可能なブラスト媒体が投入される少なくとも二槽の貯留タンク22、24を備え、二槽のタンク22、24を交互に切り替えてそのタンク22、24に貯留されたブラスト媒体をノズル12に連続供給する連続供給装置(連続供給部)26、及び固気分離槽16によって選別された再利用可能なブラスト媒体を連続供給装置部26にエア搬送するブロア(搬送部)28等から構成される。
まず、スポンジブラスト装置10を用いたスポンジブラスト工法について説明する。
この工法で使用するブラスト媒体は、図2に示すように用途に応じて異なる材質(スチールグリット、アルミナ、スターライト、ユリア樹脂等)の研削材30をスポンジ片32に固着させたものであり、このブラスト媒体34を高圧エアによって加工対象物36の塗膜38に噴射し、塗膜38を研削するとともに塗装面40を粗面化して素地調整を行う。
このスポンジブラスト工法によれば、図2(A)の如くブラスト媒体34が塗膜38に衝突すると、図2(B)の如くブラスト媒体34が偏平になり、固着させた研削材30、30…が塗膜38に直接高速で衝突する。これにより、サンドブラスト工法と同様に、図2(C)の如く塗膜38を研削することができる。また、通常では空中に漂うことになる粉塵42、42…がスポンジ片32の中に取り込まれてそのまま落下するので、粉塵飛散も防止することができる。また、反発力もスポンジ片32によって吸収されるため、ブラスト媒体34の跳ね返りは極めて少ない。
したがって、図3の如くスポンジブラスト装置10を取り扱う作業者44の装備46も軽装で済む。図3は、スポンジブラスト装置10のノズル12近傍のホース48を作業者44が両手で把持し、加工対象物36に向けてブラスト媒体34を噴射している図が示されている。この作業者44は、サンドブラスト工法のようにプロテクタを全身に装備する必要はなく、また、ヘルメット50についても、頭部、顔部全てを覆うフルフェイス型のヘルメットではなく、作業現場で使用する通常のヘルメットに透明アクリル板からなるフェイスプロテクタ52が取り付けられたものが使用され、いたって軽量な装備46となっている。これにより、装備の重量が軽くなるので、作業者44の労力を大幅に低減することができる。
図4は、図1に示した自走回収装置14の拡大斜視図である。この自走回収装置14は図4〜図6に示すようにセンタ台54、リールの機能を有する回転体56、牽引部材として機能する電力供給用ケーブル58、ブラスト媒体34の吸引ホース60、及び吸引口62が設けられた吸引車両64から構成されている。
センタ台54は、ブラスト媒体34が落下するシート66の所定の位置に自身の重量にて設置される。また、センタ台54には不図示のモータと、このモータに電力を供給するバッテリが内蔵されている。前記モータの回転軸68(図6参照)は、センタ台54の上部から突出され、その上部に回転体56が固定されている。したがって、回転体56は、センタ台54に内蔵されたモータの駆動力によって所定の回転数で回転駆動される。
なお、センタ台54及び回転体56は、ブラスト媒体34の照射作業前にシート66上に設置される。この場合、落下してくるブラスト媒体34がセンタ台54及び回転体56に積もるのを防止するため、図6の如く回転体56の上部に傘部材70が取り付けられている。この傘部材70は、回転体56の上部から不図示の軸受を介して配設されたパイプ72に固定されている。また、パイプ72に電力供給用ケーブル58及び吸引ホース60が挿通され、これによって電力供給用ケーブル58及び吸引ホース60が外部から回転体56を介して吸引車両64に配設されている。
一方、回転体56には、回転体56から吸引車両64に配設されている電力供給用ケーブル58及び吸引ホース60を、回転体56の自転に伴って巻き取り及び巻き戻すリール装置(不図示)が内蔵されている。このリール装置を回転体56の自転に連動させることにより、電力供給用ケーブル58及び吸引ホース60に連結された吸引車両64は、回転軸68を中心に略螺旋状に走行移動される。また、このリール装置は、回転体56が一回転する毎に吸引口62の大きさ(吸引口が円形の場合は直径、矩形状の場合は辺長)の分だけ吸引車両64が径方向に移動するように、電力供給用ケーブル58及び吸引ホース60の巻き取り及び巻き戻し速度を制御している。これにより、シート66に落下したブラスト媒体34を取り残すことなく回収できる。
また、吸引車両64に設けられた吸引口62は、4輪駆動の吸引車両64の前輪74、74と後輪76、76との間の底部に配置されている。なお、吸引口62の数は1個に限定されず、吸引車両64の底部に複数個取り付けてもよい。
図1の如く固気分離槽16は、自走回収装置14の吸引ホース60に連結された吸引部80、吸引部80と槽本体82とを接続するとともに鉛直方向に設けられた鉛直上昇管84、鉛直上昇管84の上部出口に対向配置されたウレタン貼りプレート86、ウレタン貼りプレート86に衝突して速度が低下したブラスト媒体34が落下し、再利用可能なブラスト媒体と再利用不可能なブラスト媒体とを振動して選別する篩88、篩88によって選別された再利用可能なブラスト媒体34の取出装置90、及び再利用不可能なブラスト媒体34の取出装置92等から構成される。
吸引ホース60を介して吸引された使用後のブラスト媒体34は、固気分離槽16の入口である吸引部80に導入され、ブラスト媒体34と供に吸引された比較的大型の塵が、吸引部80に内蔵された不図示のメッシュ又は篩によって分離される。そして、前記メッシュ又は篩を通過したブラスト媒体34は、ブロア18の吸引力(例えば、−47kPa、30m3 /分、30kW)によって鉛直上昇管84を上昇することで速度が落とされ、鉛直上昇管84の出口から上方に噴射される。これにより、ブラスト媒体34は、ウレタン貼りプレート86に衝突し速度が更に低下して、槽本体82の体積の大きい固気分離室94に投入される。ここでブラスト媒体34は終速度以下となり自由落下し、固気分離室94に設置された篩88に落下する。
篩88は、ブラスト媒体34の種類、ブロア18の吸引力等の諸条件に応じてその傾斜角度が最適な角度に設定される。また、篩88の下面の略中央部には、加圧エア式のバイブレータ96が取り付けられ、バイブレータ96によって篩88全体が加振されている。したがって、篩88に落下したブラスト媒体34のうち再利用不可能なブラスト媒体34は、振動する篩88によって篩88を通過し、篩88の下方に形成されたホッパ状貯留部98に落下して貯められる。そして、ホッパ状貯留部98に連結されたロータリーフィーダ100が駆動されることにより、廃棄容器102に排出される。
一方、篩88に落下したブラスト媒体34のうち再利用可能なブラスト媒体34は、篩88を通過することなく、振動する篩88に沿って降下し、槽本体82の後段に設けたホッパ状貯留部104に滑落して貯められる。
ホッパ状貯留部104に貯められたブラスト媒体34は、自己の湿気により塊状となるため、このままの状態では連続供給装置26に供給することができない。そこで、実施の形態では、取出装置90を構成する、ほぐし装置106に落下させ、ここで細かくほぐすようにしている。ほぐし装置106によって、バラバラにほぐされたブラスト媒体34は、ダブルダンパ108を介して正圧供給管110に供給され、この正圧供給管110に連結されたブロア28の圧縮空気によって、連続供給装置26に向けてエア搬送される。
図7は、実施の形態のほぐし装置106の縦断面図である。このほぐし装置106は、ホッパ状貯留部104に貯められて塊状となったブラスト媒体34を、図8に示す上下2段のブレード112、113、剪断用プレート(第1の剪断用プレート)115、剪断用プレート(第2の剪断用プレート)114によって剪断力を与えることによりブラスト媒体34毎にバラバラにほぐす装置である。
このほぐし装置106は、ホッパ状貯留部104に連結され、塊状となったブラスト媒体34が上部入口から落下する上部ホッパ(容器)116、上部ホッパ116の下部に連結され、ブレード回転モータ(回転駆動部)118及び空気ばね式アクチュエータ(隙間調整部)119が設置された筒状の本体部120、及び本体部120の下部に連結され、その下部がダブルダンパ108に連結された下部ホッパ122から構成される。上部ホッパ116の内周面は安息角以上の角度に形成され、この内周面に、複数枚の剪断用プレート115、115が固定されている。
ブレード回転モータ118は、本体部120に固定された空気ばね式アクチュエータ119の可動部119Aに固定される。また、ブレード回転モータ118のスピンドル(回転軸)124の上端には4枚のブレード112、112…が固定され、また、スピンドル124の中段には4枚のブレード113、113…が固定されるとともに、スピンドル124の下端には円盤(回転板)126が固定され、この円盤126上に4枚のL字状剪断用プレート114、114…が固定されている。
したがって、このように構成されたほぐし装置106によれば、ブレード回転モータ118によってブレード112、113、及び剪断用プレート114を約50rpmで回転させると、上部ホッパ116に落下した、例えば一辺が100〜200mmの塊状のブラスト媒体34がブレード112、113の回転と剪断用プレート115との間に生じる剪断力によって、φ30〜50mmの塊に大まかに砕かれる。
そして、大まかに砕かれたブラスト媒体34の塊は、上部ホッパ116の下部出口から、回転中の円盤126上に落下し、円盤126の遠心力によって円盤126の外周に向けて送り出される。
ここで塊状のブラスト媒体34は、回転中の剪断用プレート114から与えられる剪断力によって細かく分離されるとともに、上部ホッパ116の下部出口に設けられた環状のフランジ(水平板)128と円盤126との間の小さな隙間129に押し込まれ、ここでもみほぐされることにより、ブラスト媒体34毎に細かくバラバラに分離される。
そして、分離されたブラスト媒体34は前記隙間から落下し、下部ホッパ122を介してダブルダンパ108に供給される。これにより、連続供給装置26には、塊状のブラスト媒体34が供給されることはなく、ブラスト媒体34毎にバラバラに分離されたブラスト媒体34が供給されるので、正圧供給管110や連続供給装置26、並びにノズル12において、ブラスト媒体34が詰まるという不具合を防止できる。
また、ブレード回転モータ118の電流値は制御部125によって検出され、制御部123は、その電流値の変動をスピンドル124のトルク変動に演算する演算部を有している。また、制御部125は、ブラスト媒体をバラバラに分離するトルクに対応する、スピンドルのトルク(一定の範囲を有するトルク)が記憶されており、演算(検出)したトルクがそのトルク範囲内に入るように空気ばね式アクチュエータ119を制御してフランジ128に対する円盤126の高さ位置を調整し、隙間129を例えば8mm程度に調整している。すなわち、演算したトルクが前記トルク範囲以下であれば、隙間129を小さくしてもみほぐし作用を高める。また、制御部125は、演算したトルクが前記トルク範囲を超えた場合、隙間129を大きくしてトルクを前記トルク範囲に戻す。そしてまた、検出したトルクが前記トルク範囲を大きく超えた場合には、隙間129に詰まりが発生したと認識し、ブレード回転モータ118の運転を停止する。
更にまた、制御部125は、演算したトルクが徐々に大きくなる傾向にある場合には、図1のホッパ状貯留部104に取り付けられたヒータ105を駆動し、ホッパ状貯留部104を介して固結したブラスト媒体34を加温し、ブラスト媒体34の水分を蒸発させる。ブラスト媒体34が吸湿性の高いスポンジ状であるがゆえ、ブラスト媒体34の水分を蒸発させることにより、固結の促進を未然に防止することができる。
ブレード回転モータ118の電流値に基づいて一定以上の範囲内では(ほぐしに力を要している場合)、トルク大にコントロールし、更に、一定値以上では逆転し、通常電流値範囲内で運転制御する。
なお、ブレード112、113の段数や枚数は2段、4枚に限定されるものではなく、3段以上、5枚以上としてもよい。また、ブレード112、113の間の間隔はブラスト媒体34の種類等に応じて適宜設定すればよい。これにより、如何なる形態のブラスト媒体でもバラバラに分離することができる。
ほぐし装置106によって、バラバラにほぐされたブラスト媒体34は、ダブルダンパ108を介して正圧供給管110に供給され、この正圧供給管110に連結されたブロア28の圧縮空気によって、連続供給装置26に向けてエア搬送される。
ダブルダンパ108は、負圧に設定されている固気分離槽16と正圧の正圧供給管110とを遮断するダンパであり、上部ダンパ130と下部ダンパ132とを備えている。
これらのダンパ130、132は閉状態に保持されているが、ほぐし装置106が駆動され、バラバラに分離されたブラスト媒体34がダンパ130に所定量貯まると、ダンパ130が開放される。これにより、ブラスト媒体34がダンパ132上に落下して貯められる。この後、ダンパ130が閉鎖されるとともにダンパ132が開放されると、ブラスト媒体34が正圧供給管110に落下し、落下したブラスト媒体34は、ブロア28からの圧縮空気により、連続供給装置26に向けてエア搬送される。また、ダンパ132上のブラスト媒体34が全て正圧供給管110に落下したタイミングで、ダンパ132は閉鎖される。この動作を繰り返すことにより、再利用可能でバラバラに分離されたブラスト媒体34を続供給装置26に向けて供給することができる。
再利用可能なブラスト媒体34の場合には、送り装置として上述の如くダブルダンパ108を使用することにより、ブラスト媒体34の破損を防止できる。なお、再利用不可能なブラスト媒体34の場合には、破壊してもよいことからロータリーフィーダ100が図1の如く使用されている。
ところで、ほぐし装置106から落下したブラスト媒体34のうち、一部のブラスト媒体34は、バルブ133が開放されることにより、粒度測定機135に送り込まれる。
粒度測定機135は、たとえばブラスト媒体34にX線を照射するX照射部、X線透過画像を三次元処理してブラスト媒体に固着されている研削材30の粒度を測定する粒度測定部、粒度測定部によって測定された粒度に基づいてそのブラスト媒体の再使用可、不可を判断する制御部から構成されている。
制御部は、測定した粒度に基づき図9に示す粒度分布を作成するとともに、その記憶部には、ブラスト媒体の再使用可、不可を判断するための粒度しきい値(使用限界粒度)が記憶されている。また、制御部は、作成した粒度分布のピーク値と使用限界粒度とを比較して、ピーク値が使用限界粒度以下になると、警告灯(表示部)を点灯制御する。なお、粒度測定機135によって再使用可能と判断されたブラスト媒体34は、正圧供給管110に不図示のダブルダンパを介して供給される。
粒度測定機135を使用したブラスト媒体34の寿命評価方法について説明する。
スポンジブラスト装置10の運転中において、篩88により再利用可能と選別されたブラスト媒体34の一部を、ほぐし装置106から回収する。そして、粒度測定機135によってブラスト媒体34の投影直径の平均径を測定し、図9に示した粒度分布を作成する。
図9に示す粒度分布は、新品のブラスト媒体34の研削材30の粒度分布、1回使用後の粒度分布、及び2回使用後の粒度分布を示している。同図によれば、新品のブラスト媒体34の粒度分布の平均粒径(e:e=(a+b+c)/3 )のピーク値はaであり、1回使用後の粒度分布のピーク値はbである。このとき、使用限界径D(約2.8mm)に対して前記bはb>Dであるためそのロットのブラスト媒体34は再使用可能と判断され、正圧供給管110に供給される。
そして、2回目の研削に使用されたブラスト媒体34を粒度測定機135に再度送り込み、粒度測定機135によって粒度を測定するとともに粒度分布を作成する。このときに作成された粒度分布が図9に示した2回使用後の粒度分布である。同図に示す粒度分布のピーク値はcであり、使用限界径Dに対してc>Dであるためそのロットのブラスト媒体34は再使用可能と判断され、正圧供給管110に供給される。この後、3回目、4回目と再使用され、所定回使用後において測定した粒度分布のピーク値がD未満となると、ロッドのブラスト媒体34は再使用不可能と判断される。これにより、警告灯(表示部)が点灯するので、作業者44はそのロッドのブラスト媒体34が寿命であることを確認でき、そのブラスト媒体34、すなわち、篩88によって再利用可能と選別されたブラスト媒体34であっても廃棄して新品のブラスト媒体34と交換する。
これにより、研削材30がスポンジ片32内に固着されたブラスト媒体34の使用寿命を自動で判断することができる。
なお、ブラスト媒体34の寿命評価方法は、ブラスト媒体34の単位体積質量に基づく評価方法、ブラスト媒体34の投影面積による評価方法がある。また、その単位体積質量、又はブラスト媒体の投影面積を測定し、いずれかが一定範囲の値を超えた場合には、ブラスト運転を停止する制御部を有する。
一方、図1に示すように、ブロア18の吸引力によって固気分離槽16から排気された排気空気は、ダクト134を介してバグフィルタ20に導入される。ここで廃棄空気は、バグフィルタ20のフィルタ136、136を通過することにより、排気空気中に含まれるブラスト媒体の粉塵、その他の塵埃等が除去されて大気に放出される。よって、作業環境が大幅に改善する。なお、フィルタ136、136に付着した塵埃は、フィルタ136、136を逆洗処理することによりフィルタ136、136から剥離されて、下部ホッパ138に落下する。そして、下部ホッパ138の蓋140を開放することにより、塵埃をバグフィルタ20から廃棄することができる。
ところで、正圧供給管110にエア搬送されたブラスト媒体34は、連続供給装置26の上流側に設置されたサイクロン142に投入され、ここでエアと分離される。
エアと分離されたブラスト媒体34は、サイクロン142の下部ホッパ144に設けられたダンパ146に落下する。ダンパ146上にブラスト媒体34が所定量貯まると、レベルセンサ(不図示)からの情報に基づきダンパ146が開放される。これにより、ブラスト媒体34がダンパ146の下方に設けられたダンパ148上に落下して貯められる。この後、ダンパ146が閉鎖され、サイクロン142と連続供給装置26とが遮断される。この後にダンパ148が開放されると、ブラスト媒体34が連続供給装置26に落下する。ダンパ148上のブラスト媒体34が全て連続供給装置26に落下したタイミングで、ダンパ148は閉鎖される。この動作を繰り返すことによって、サイクロン142から連続供給装置26にブラスト媒体34が供給される。
連続供給装置26は、サイクロン142からブラスト媒体34が投入される二槽の貯留タンク22、24、二槽のタンク22、24のうち一つのタンク22(24)にブラスト媒体34が投入されるようにサイクロン142からのブラスト媒体34を案内する切替弁147、二槽のタンク22、24を交互に切り替えてそのタンク22(24)に貯留されたブラスト媒体34をノズル12に連続供給するブロア149等から構成されている。
次に、前記の如く構成されたスポンジブラスト装置10の作用について説明する。
まず、このスポンジブラスト装置10は、図1の如く自走回収装置14、固気分離槽16、バグフィルタ20、及びブロア18が直列状態で連結されて構成されている。よって、このスポンジブラスト装置10によれば、ブロア18の吸引力がバグフィルタ20から固気分離槽16を介して自走回収装置14に伝達され、その吸引力によって自走回収装置14がブラスト媒体34を回収する。
この回収されたブラスト媒体34は、固気分離槽16において、再利用可能なブラスト媒体34と再利用不可能なブラスト媒体34とに選別される。そして、再利用可能なブラスト媒体34は、固気分離槽16から取り出され、ブロア28によって連続供給装置26に搬送される。
連続供給装置26では、再利用可能なブラスト媒体34が投入される二槽の貯留タンク22、24を備えており、一つ目のタンク22に貯留されたブラスト媒体34をノズル12に供給している際には、二つ目のタンク24に再利用可能なブラスト媒体が搬送され、一つ目のタンク22が空になると、二つ目のタンク24に貯留されたブラスト媒体をノズル12に供給する。このタンク22、24の切り替えは、タンク22、24内のブラスト媒体量を検知するレベルセンサ(不図示)からの出力により切替弁147を制御することにより自動運転する。したがって、実施の形態のスポンジブラスト装置10によれば、再利用可能なブラスト媒体をノズルに連続供給部することができる。
なお、図1に示した実施の形態のスポンジブラスト装置10では、3台のブロア18、28、149を設置したが、一台のブロアで兼用することが好ましい。
また、図1では、再利用可能なブラスト媒体34をダブルダンパ108を介して正圧供給管110に供給するように構成したが、これに限定されるものではない。
例えば、図10の如く、ほぐし装置106の出口部に正圧供給管110を直結するとともに、正圧供給管110にエジェクタ111を介してブロア28を連結し、ブロア28からの圧縮エアによるエジェクタ効果を利用して、ほぐし装置106から落下したブラスト媒体34を連続供給装置26に向けて搬送してもよい。
スポンジブラスト装置の全体構成図 スポンジブラストのメカニズムを説明した図 スポンジブラストの作業者装備を説明した図 図1のスポンジブラスト装置に適用された自走回収装置の斜視図 図4に示した自走回収装置の平面図 図4に示した自走回収装置の側面図 図1のスポンジブラスト装置に適用されたほぐし装置の縦断面図 図7に示したほぐし装置のブレード構成を示す斜視図 ブラスト媒体の研削材の粒度分布を示した図 スポンジブラスト装置の他の実施の形態の全体構成図
符号の説明
10…スポンジブラスト装置、12…ノズル、14…自走回収装置、16…固気分離槽、18…ブロア、20…バグフィルタ、22、24…貯留タンク、26…連続供給装置、28…ブロア、30…研削材、34…ブラスト媒体、80…吸引部、82…槽本体、84…鉛直上昇管、86…ウレタン貼りプレート、88…篩、90、92…取出装置、94…固気分離室、96…バイブレータ、98…ホッパ状貯留部、100…ロータリーフィーダ、106…ほぐし装置、108…ダブルダンパ、110…正圧供給管、112、113…ブレード、114…剪断用プレート、116…上部ホッパ、118…ブレード回転モータ、119…昇降用シリンダ、126…円盤、128…フランジ

Claims (3)

  1. 研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体をノズルから加工対象物に噴射して、加工対象物を研削加工するスポンジブラスト装置であって、
    前記ノズルから噴射されたブラスト媒体を吸引回収する回収部と、
    前記回収部によって吸引回収されたブラスト媒体を再利用可能なブラスト媒体と再利用不可能なブラスト媒体とに選別する選別部と、
    前記回収部に前記選別部を介して吸引力を与えるブロアと、
    前記ブロアの吸引力によって前記選別部から排気された排気空気中の塵埃を除去する集塵部と、
    前記選別部によって選別された再利用可能なブラスト媒体をほぐすほぐし部と、
    前記ほぐし部によってほぐされた前記再利用可能なブラスト媒体が投入される少なくとも二槽の貯留タンクを備え、二槽のタンクを交互に切り替えてそのタンクに貯留されたブラスト媒体を前記ノズルに連続供給する連続供給部と、
    前記選別部によって選別された再利用可能なブラスト媒体を前記連続供給部に搬送する搬送部と、
    を備え
    前記ほぐし部は、
    固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を回転されることによりほぐす回転羽根と、
    固結して塊状となった前記再利用可能なブラスト媒体を、前記回転羽根の上流側に設置されたホッパ状貯留部にて加温するヒータと、
    前記回転羽根の回転トルクが所定値以上になると前駆ヒータを駆動する制御部と、
    を備えていることを特徴とするスポンジブラスト装置。
  2. 前記ほぐし部によってほぐされたブラスト媒体の粒度を測定する粒度測定部と、
    前記粒度測定部によって粒度を測定して得られた粒度分布に基づき、該粒度分布のピーク値とブラスト媒体の再使用可、不可を判断するためのしきい値とを比較して、前記ピーク値が前記しきい値未満となると、媒体使用限界を表示部に表示させる制御部と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のスポンジブラスト装置。
  3. 請求項1又は2に記載のスポンジブラスト装置を使用して研削材が多孔質弾性体内に固着されたスポンジ片状のブラスト媒体をノズルから加工対象物に噴射して、加工対象物を研削加工することを特徴とするスポンジブラスト方法。
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