JP2001179636A - ブラスト装置 - Google Patents

ブラスト装置

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JP2001179636A
JP2001179636A JP36876699A JP36876699A JP2001179636A JP 2001179636 A JP2001179636 A JP 2001179636A JP 36876699 A JP36876699 A JP 36876699A JP 36876699 A JP36876699 A JP 36876699A JP 2001179636 A JP2001179636 A JP 2001179636A
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arm
work
side wall
chamber
blasting
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JP36876699A
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Koichi Negishi
公一 根岸
Masabumi Yamakawa
正文 山川
Sei Aoki
勢 青木
Tetsuya Kaji
哲也 梶
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Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗膜の剥離に当たり、塗装部品が大型のもの
であっても、作業者を塵埃から有効に保護する。 【解決手段】 閉空間を区画するブラスト1室を、吸引
通路3を介してブロア2に連結し、そのブラスト室内
に、ワーク支持手段4および直線状ガイド手段5をそれ
ぞれ配設し、この直線状ガイド手段5に案内されて移動
するバランスアーム6を設けるとともに、バランスアー
ム6の手首7に、研掃材を噴射する噴射ノズル8を取付
け、ブラスト室1の、少なくとも一の側壁に、ブラスト
室内への作業者の腕の差込みおよび、その腕の移動を許
容するも、塵埃の洩出は阻止するシールカーテン9を設
け、その側壁の隣接壁に透視窓10,11を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車部品、家
電部品等の塗装部品に対する塗膜剥離、表面加工その他
の作業を行うブラスト装置に関するものであり、大型部
品に対する作業にあっても、作業者を塵埃による汚れか
ら十分に解放するものである。
【0002】
【従来の技術】資源の再利用に対する関心の高まりの下
で、たとえば合成樹脂材料からなる上述のような塗装部
品につき、それが新生品であると中古品であるとにかか
わらず、塗装をやり直して使用に供すること、あるい
は、それを破砕して他の種類の成形品その他に再生する
こと等の要求が高まり、これらのいずれの場合にあって
も、塗装部品の初期塗膜を一旦除去することが必要であ
る。
【0003】ところで、このような塗膜の除去に当たっ
ては、ブラスト処理をもってそれを物理的に剥離させる
ことが、有機溶剤をもってその塗膜を化学的に溶解させ
る場合に比して環境に及ぼす影響が少ない利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、塗装部品に対
する従来のブラスト処理は一般に、閉空間を区画するブ
ラスト室内へ腕を差込んだ作業者により、研掃材噴射ノ
ズルおよび塗装部品の少なくとも一方を把持して、手首
および下腕の運動の下に、塗装部品の塗装面全体に研掃
材をむらなく当てることによって行われるので、比較的
小型の塗装部品に対して、作業者は、ブラスト室をもっ
て塵埃から有効に保護されることになる。
【0005】しかるに、ブラスト室に収納不能な、また
は、収納は可能であっても、作業者が、たとえば研掃材
噴射ノズルをより広範囲に移動させることが必要となる
大型の塗装部品に対し、それを切断等することなく、塗
膜の剥離を行うに当たっては、ブラスト室の外側での作
業が不可避となり、これがため作業者が多量の塵埃に曝
されることになるという問題があった。
【0006】この発明は、従来技術が抱えるこのような
問題点を解決することを課題とするものであり、それの
目的とするところは、塗装部品が大型のものであってな
お、作業者を塵埃から有効に保護することができるブラ
スト装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明のブラスト装置
は、閉空間を区画するブラスト室を、吸引通路を介し
て、ブロアその他とすることができる減圧手段に連結
し、そのブラスト室内に、ワークを固定支持または、回
動可能に支持するワーク支持手段ならびに、後述するバ
ランスアームのための直線状ガイド手段のそれぞれを配
設し、この直線状ガイド手段にベース部を掛合されて、
それに移動を案内される、たとえば平衡リンク機構より
なるバランスアームを設け、このバランスアームの先端
部、たとえば手首に、研掃材を噴射する噴射ノズルを取
付け、また、ブラスト室の、少なくとも一の側壁に、ブ
ラスト室内への作業者の腕の差込みおよび、その腕の広
範囲の移動は許容するも、塵埃の洩出は阻止するシール
カーテンを設け、併せて、その側壁および、その側壁の
隣接壁の少なくとも一方に透視窓を設けたものである。
【0008】この装置では、ブラスト室へ差込んだ作業
者の腕を、シールカーテンの作用の下で、塵埃の洩出な
しにより広い範囲にわたって自由に移動させることがで
きるので、ワーク支持手段にて支持されるワーク、いい
かえれば、塗装部品がたとえ大型のものであっても、透
視窓を介した作業者の視認に基づき、そのワークの表面
に研掃材を、圧縮空気とともにむらなく噴射することが
できる。
【0009】ここで、ワーク支持手段が、ワークを固定
支持するものであるときは、作業の途中で、必要に応じ
てワーク姿勢を変更することにより、また、ワークを回
動可能に支持するものであるときは、必要に応じてワー
クを回動変位させることで、ワークの所要表面の全てに
研掃材を噴射することができる。
【0010】ところで、ここにおける研掃材の噴射は、
バランスアームの手首に取付けた噴射ノズルにより行わ
れ、その噴射ノズルは、バランスアームの作用により、
小さな外力をもって所期した通りの位置へ簡単に変位さ
せることができるので、噴射ノズルを広い範囲にわたっ
て大きく繰返し移動させることが必要であっても、作業
者の疲労を十分小ならしめることができる。なおこの場
合において、噴射ノズルの移動を十分円滑にするために
は、バランスアームの手首に一軸以上の回転軸を設ける
ことが好ましく、また、所要の回転軸を適宜にロック可
能とすることが好ましい。
【0011】従ってここでは、ブラスト室へのワークの
収納が可能である限りにおいて、作業者を塵埃から十分
に保護することができる。
【0012】またこの装置では、ブラスト室の側壁に、
ブラスト室からのワークの食み出しを許容するも、塵埃
の洩出は阻止する他のシールカーテンを設けることもで
きる。これによれば、ブラスト室それ自体が、大型のワ
ークを完全に収納し得るほどの容積を有しない場合に、
その一部を他のシールカーテンを介してブラスト室の外
側へ食み出させた状態で、ブラスト室の内側のワーク部
分に、前述したようにして研掃材を噴射して塗膜の除去
を行い、その後は、食み出し部分をブラスト室内へ引込
んだ状態で塗膜の除去を行うことで、シールカーテンの
作用の下に、発生塵埃の、ブラスト室外への洩出を防止
して作業者を塵埃から有効に保護することができる。
【0013】さらにこの装置では、シールカーテンのシ
ール部を、それの輪郭縁部から突出して、少なくとも先
端部分で相互にオーバラップする多数本の弾性毛状部材
により構成することが好ましく、これによれば、弾性毛
状部材を、作業者の腕やワークの外輪郭に正確に倣って
変形させることで、不要の隙間の発生を十分に防止し
て、塵埃の外部洩出を効果的に阻止することができる。
また、この弾性毛状部材は、作業者の腕の移動に対する
抵抗力が低いので、作業者の疲労の増加を有効に防止す
ることができ、しかも、作業者の腕の移動後は、弾性毛
状部材に固有の弾性復元力に基づいて隙間を迅速にかつ
十分に閉止することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下にこの発明の実施の形態を図
面に示すところに基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態を示す概念図であり、図中1は、大型の塗装
部品、すなわちワークWを収納するに足る閉空間を区画
するブラスト室を示し、2は、減圧手段の一例としての
ブロアを示し、3は、ブラスト室1とブロア2とを連結
する吸引通路をそれぞれ示す。
【0015】ここでは、ブラスト室1、図では天井壁
に、ワークW、たとえば乗用車バンパーを吊持ちすると
ともに、回動可能に支持するワーク支持手段4を設ける
とともに、その側壁に、図の上下方向に延在して、後述
するバランスアーム、ひいては、そのベース部の移動を
案内する直線状ガイド手段5、たとえばガイドレールを
取付け、そして、この直線状ガイド手段5に、たとえば
平衡リンク機構をもって構成したバランスアーム6の、
図では円筒状をなすベース部を、ガイド手段5の軸線方
向に摺動自在に嵌め合わせて配置する。
【0016】このようなバランスアーム6の先端部の手
首7には、研掃材を圧縮空気とともに噴射する噴射ノズ
ル8を取付け、好ましくは、この噴射ノズル8を、手首
7の回転軸の作用下で、たとえば、ノズル先端が、図の
上下、左右の他、傾め上下に向く方向に変位可能とす
る。
【0017】かかるバランスアーム6、ひいては、その
ベース部および各関節は、噴射ノズル8を把持する作業
者が、そのノズル8に小さな外力を加えることで、所期
した方向へ所期した量だけ、円滑に移動もしくは回動し
て、そこに噴射ノズル8を位置決め停止させるべく機能
する。
【0018】またここでは、ブラスト室1の一側壁、図
では右側壁の全体に、ブラスト室内への作業者の腕の差
し込みおよび、その腕の広範囲の移動を許容する一方
で、発生した塵埃の洩出は阻止するシールカーテン9を
設け、そして、このシールカーテン9を設けた側壁に隣
接する、たとえば、前後の両側壁のそれぞれに、ガラス
板、合成樹脂板等を主体とする透視窓10,11をそれ
らの全体にわたって設ける。これによれば、作業者は、
適宜の透視窓から、大型ワークWの表面を所要に応じて
視認することができる。
【0019】ところで、上述のような機能を発揮するシ
ールカーテン9の、図示のシール部は、右側壁の前後の
縁部から、多数本の弾性毛状部材12を相互に向き合う
方向へ突出させるとともに、それらの先端部分を十分な
量にわたって相互にオーバラップさせることにより構成
してなり、このシール部は、作業者の腕の、わずかな力
での円滑なる移動を十分に担保するとともに、弾性毛状
部材の復元力に基づき、塵埃が洩出する隙間の発生を防
止すべく機能する。
【0020】なおここで、弾性毛状部材の相互のオーバ
ラップ量は、作業者の腕の、図では水平方向の移動量に
応じて選択することができ、腕がどの位置に存在して
も、相互に対向する弾性毛状部材のそれぞれがともに腕
に接触するオーバラップ量とすることが、腕の移動に伴
う不測の隙間の発生を防止する上で好ましい。
【0021】さらにここでは、吸引通路3に、ブラスト
室側から順次に、研掃材の分離回収手段13および、塵
芥の分離回収手段14を配設し、それらを分離された清
浄空気を、ブロア2から大気に放出可能ならしめる。
【0022】ここにおいて、研掃材の分離回収手段13
は、たとえば分離部13aと、この分離部13aで分離
された研掃材を一時的に貯留する保管部13bと、保管
部13bから受け取った研掃材を加圧下で圧縮空気流に
混入させる供給部13cとを具えてなり、圧縮空気に混
入された研掃材は、再び噴射ノズル8を経てワークWに
向けて噴射される。なお、この分離回収手段13の各種
の開閉弁は、たとえばシーケンス制御に基づいて、所要
に応じて開閉作動させることができる。
【0023】ところで、図示の分離部13aは、ハウジ
ング内を、下端部を残して入側と出側とに二分し、入側
には篩部材を配設し、そして出側には複数枚の邪魔板を
交互に配設することにより構成し、下端部に落下した研
掃材を保管部13bへ流下させることとしているも、こ
の分離部13aを、サイクロンその他の公知の分離手段
により構成することもできる。なお篩部材上に残留する
大型塗膜等は、たとえば、その篩部材を分離回収手段1
3の天井蓋に連結し、その天井蓋の定期的な取り外しに
よって篩部材を外部へ引出すことで簡単に、かつ確実に
除去することができる。ここにおいて、篩部材上への残
留物の監視窓を設けた場合には、その窓を経て残留物の
所定量の堆積が確認されたときにのみ篩部材の外部引出
しを行うことができる。
【0024】また、塵芥の分離回収手段14は、フィル
ター部14aと、それにて分離された異物を一時的に貯
留する保管部14bと、保管部14bの異物を、所要の
タイミングで取込む回収部14cとを具えてなり、回収
部14c内の異物は、所要に応じてそこから取出されて
廃棄される。
【0025】このように構成してなる装置での、ワーク
Wに対する研掃材の噴射は、作業者の腕を、シールカー
テン9を経てブラスト室内へ差込むとともに、手で把持
した噴射ノズル8を、バランスアーム6の作用下で所要
に応じて移動させながら、その噴射ノズル8から圧縮空
気とともに研掃材を噴射させることによって行うことが
でき、研掃材のこのような噴射に当たっては、ブロア2
の作用の下にブラスト室内を減圧状態に維持すること
で、発生塵埃は、シールカーテン9を経てブラスト室内
へ吸入される外部空気とともに、吸引通路3内へ吸引さ
れるので、ブラスト室外への塵埃の洩出を防止して、作
業者を塵埃から十分に保護することができる。
【0026】ここで、ワークWの塗膜の十分な除去のた
めに、ワーク支持手段4で支持したワークWの回動変位
が必要になる場合には、作業者の手によってそのワーク
Wを変位させながら、研掃材の同様の噴射を繰り返すこ
とで、大型のワークWに対しても作業者の腕の、広い範
囲での容易な移動により、ワークWの全体にわたる塗膜
のむらのない剥離を実現することができる。
【0027】この一方で、圧縮空気とともに噴射されて
塗膜の剥離に寄与した研掃材および、剥離された塗膜等
を含む異物は、ブロア2の作用により、ブラスト室1に
開口させた、吸引通路3の回収ノズル15を経て、はじ
めに、研掃材の分離回収手段13へ導かれて研掃材を分
離され、次いで、塵芥の分離回収手段14に導かれて異
物を分離される。そして、供給部13cに回収された研
掃材は、加圧下で圧縮空気流に混入されて再び噴射ノズ
ル8から噴射され、回収部14cに回収された異物は廃
棄される。
【0028】かくしてこの装置では、発生塵埃の、ブラ
スト室1からの洩出を阻止しつつ、作業者の腕の移動領
域を十分大ならしめることにより、大型のワークWに対
する塗膜の剥離に当たっても、作業者を塵埃から十分に
保護することができる。
【0029】図2は、他の実施形態を示す要部概念図で
ある。これは、ブラスト室1の容積、とくには長さが、
大型のワークWのそれより小さい場合の実施形態であっ
て、直線状ガイド手段5を天井壁に取付けて水平に延在
させるとともに、図では手前側に位置する一の側壁に、
作業者の腕を差込むシールカーテン9と、このシールカ
ーテン9に隣接する透視窓16とのそれぞれを設け、さ
らに、前記側壁と直交する二側壁のそれぞれに、ワーク
Wの食み出しは許容するも、発生塵埃の洩出は阻止する
他のそれぞれのシールカーテン17,18を設けたもの
であり、また、多孔板底壁19を、ワークWを位置決め
支持するワーク支持手段としても機能させるものであ
る。
【0030】ここで、シールカーテン9,17,18は
先に述べたところと同様に構成できることはもちろんで
あるが、それらの輪郭形状は所要に応じて丸、長円、楕
円形状等の他、長方形状その他の多角形状とすることも
できる。この場合において、たとえば円形等の輪郭縁部
の全てから弾性毛状部材を突出させるときは、毛状部材
の先端を、図3に例示するように、輪郭中心から幾分ず
らせて位置させて、毛状部材が全体として左巻きまたは
右巻きの渦巻状となるように延在させること、または、
毛状部材の先端部分を、輪郭縁部の中心部で、その輪郭
縁部を含む垂直面のいずれか一方側へ突出する姿勢でオ
ーバラップさせることが好ましく、これらによれば、毛
状部材の先端部分のオーバラップ量を多くして、腕、ワ
ーク等の移動に伴う隙間の発生をより有効に防止するこ
とができる。
【0031】ところで、図2に示す装置では、大型のワ
ークWの一方の端部分がシールカーテン17,18から
食み出した状態で、研掃材の噴射による前述したような
塗膜の剥離処理を行っても、それらのシールカーテン1
7,18の作用により、発生塵埃の外部への洩出が十分
に防止されるので、他方の端部分に対する剥離処理を終
えた後に、前記一方の端部分をブラスト室内へ引き込ん
で所要の剥離処理を施すことで、作業者は塵埃による汚
れから十分に保護されることになる。
【0032】従ってこの装置では、それぞれのシールカ
ーテン9,17,18の作用により、作業者の十分なる
保護を図ることができる。なおこの装置においてもま
た、多孔板底壁19から回収ノズル15を経て吸引通路
3へ吸引された異物は、前述したところと同様に処理さ
れることになる。
【0033】
【発明の効果】以上に述べたところから明らかなよう
に、この発明によれば大型の塗装部品の塗膜の剥離にあ
たっても、とくにはシールカーテンの作用に基づき、作
業者を、ブラスト室内に発生する塵埃から十分に保護す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す概念図である。
【図2】 この発明の他の実施形態を示す要部概念図で
ある。
【図3】 弾性毛状体の植設態様を例示する図である。
【符号の説明】
1 ブラスト室 2 ブロア 3 吸引通路 4 ワーク支持手段 5 直線状ガイド手段 6 バランスアーム 7 手首 8 噴射ノズル 9,17,18 シールカーテン 10,11,16 透視窓 12 弾性毛状部材 13 研掃材の分離回収手段 14 塵埃の分離回収手段 15 回収ノズル 19 多孔板底壁

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 閉空間を区画するブラスト室を、吸引通
    路を介して減圧手段に連結し、そのブラスト室内に、ワ
    ーク支持手段および直線状ガイド手段をそれぞれ配設
    し、この直線状ガイド手段に案内されて移動するバラン
    スアームを設けるとともに、バランスアームの先端部
    に、研掃材を噴射する噴射ノズルを取付け、ブラスト室
    の、少なくとも一の側壁に、ブラスト室内への作業者の
    腕の差込みおよび、その腕の移動を許容するシールカー
    テンを設け、前記側壁およびその側壁の隣接壁の少なく
    とも一方に透視窓を設けてなるブラスト装置。
  2. 【請求項2】 ブラスト室の側壁に、ブラスト室からの
    ワークの食み出しを許容する他のシールカーテンを設け
    てなる請求項1に記載のブラスト装置。
  3. 【請求項3】 シールカーテンのシール部を、それの輪
    郭縁部から突出して少なくとも先端部分で相互にオーバ
    ラップする多数本の弾性毛状部材により構成してなる請
    求項1もしくは2に記載のブラスト装置。
JP36876699A 1999-12-27 1999-12-27 ブラスト装置 Withdrawn JP2001179636A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005153069A (ja) * 2003-11-26 2005-06-16 Nec Kansai Ltd 消音ブース及び操作窓用消音装置
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